JP2005209134A - 特売品情報の配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客が本当に必要とする商品の特売品情報を通信コストを抑えて提供する。
【解決手段】 管理センタ(2)の情報処理装置(4)が、情報通信網(6)を通じて顧客の情報端末(8)へ店舗(12)の特売品等に関する特売品情報(A)を配信するため、前記特売品情報を情報処理装置の特売品情報データベース(16)に登録し、前記情報端末の電子メール又はホームページ上から検索対象の商品の一般名または商品分類を文字情報として情報処理装置にテキスト入力し、前記情報処理装置が入力された文字情報に関連する特売品情報を特売品情報データベース内からテキスト検索し、前記情報処理装置が検索した特売品情報を顧客の情報端末にメール送信する。ここで、特売品情報には物流コードが含まれ、顧客の商品分類による検索要求に対しても物流コードから商品分類を把握して該当する商品の特売品情報を提供する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、頻繁に更新されるスーパーマーケット等の特売品や目玉商品の中から、顧客の購買ニーズに合わせて特売品等の情報を配信する特売品情報の配信方法に関するものである。
近年、インターネットの普及により、情報通信端末を利用した情報配信が一般に行われるようになっている。特に、携帯情報端末としての携帯電話やPHSの電子メール機能やホームページ閲覧機能を利用した、様々な情報配信の普及には目覚ましいものがある。
最近では集客数(売上)を向上させるために、顧客の情報通信端末の電子メール機能等を利用して、スーパーマーケット等の店舗(無店舗の通信販売業者なども含む。)における特売品の情報を、顧客にお知らせする情報配信形態が一般化してきている。メール配信によって顧客に特売品情報をお知らせする場合、従来の広告チラシ等を用いる場合と比較して、特売品情報をリアルタイムかつ直接的に顧客に提供できるといったメリットがある。
しかしながら、従来のメール配信による特売品情報の提供は、顧客が受動的な立場にあった。すなわち従来の特売品情報の提供は、予め登録した配信希望の顧客に全特売品情報を一方的に配信するものであり、顧客が本当に必要とする商品だけでなく、不必要な商品についての情報も送信内容に含まれていた。
そのため、顧客にとって必要な情報を見落としてしまうことや、電子メールを読まずに削除してしまうこともあった。また、顧客が複数の競合店の商品価格を比較して、もっとも安い買い物をしようとする場合には、各競合店から配信された複数の電子メールに記載された内容を顧客自らが対比させてその検討を行う必要があった。さらに多数の商品についての特売品情報が配信されるため、情報提供を受ける顧客の通信料の負担が大きくなり(データ受信量に応じて通信コストが請求される場合)、折角特売品情報の配信を受けて商品を購入しても、結果として経済性に欠けることがあった。
顧客に電子メールの内容を読んでもらい集客力の向上を図ることを目的として、特売品情報とともにその特売品を食材としたレシピ情報を配信し、特売品情報に付加価値を付与した特許文献1の「情報配信方法、情報配信システム及び情報配信装置」なども提案されている。
特開2003−216860号公報
しかしながらこの発明も、顧客が本当に必要とする商品の特売品情報だけを提供するものではなかった。また、配信される競合店の特売品の価格比較も容易ではなく、さらに配信される情報量も多いため経済性等に欠けるといった問題を依然として有していた。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、顧客の能動的な行動に対し、その顧客が本当に必要とする商品の特売品情報を通信コストを抑えてリアルタイムに提供し、また、複数の店舗の商品価格や目玉商品等を比較する場合にも、その比較が容易な特売品情報の配信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の特売品情報の配信方法は、管理センタ(2)の情報処理装置(4)が、情報通信網(6)を通じて顧客の情報端末(8)へ店舗(12)の特売品や目玉商品に関する特売品情報(A)を配信する特売品情報の配信方法であって、前記特売品情報を情報処理装置の特売品情報データベース(16)に登録する特売品情報登録段階(S2)と、電子メールにより又は前記情報端末の画面上に表示したホームページ上から、検索対象の商品の一般名または商品分類等が文字情報として情報処理装置にテキスト入力される検索要求段階(S3)と、前記情報処理装置が、入力された文字情報に関連する特売品情報を、特売品情報データベース内からテキスト検索する特売品検索段階(S4)と、前記情報処理装置が検索した特売品情報を顧客の情報端末にメール送信する特売品通知段階(S6)と、を備えたことを特徴とする。
なおここで特売品情報とは、主として安価な商品の情報を指すものであるが、その他にも、キャンペーン商品や質の良い商品の情報など、店舗が売り出したい商品に関する情報を含むものである。
請求項2に記載の特売品情報の配信方法は、管理センタ(2)の情報処理装置(4)が、情報通信網(6)を通じて顧客の情報端末(8)へ店舗(12)の特売品や目玉商品に関する特売品情報(A)を配信する特売品情報の配信方法であって、前記特売品情報を情報処理装置の特売品情報データベース(16)に登録する特売品情報登録段階(S2)と、顧客からの要求に対して前記情報処理装置が、顧客の情報端末に商品分類の一覧を表示し顧客に商品分類の選択を促す検索要求段階(S3’)と、前記情報処理装置が、選択された商品分類に関連する特売品情報を、特売品情報データベース内から検索する特売品検索段階(S4’)と、前記情報処理装置が、検索した特売品情報を顧客の情報端末にメール送信する特売品通知段階(S6)と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の特売品情報の配信方法は、前記情報処理装置(4)が、前記検索要求段階(S3)で入力された文字情報をユーザ情報(B)と関連付けて記録する検索記録段階(S5)と、前記特売品情報データベース(16)の特売品情報(A)が更新されるごとに、情報処理装置が前記検索記録段階で記録した文字情報に関連する特売品情報の再検索を行い、更新された特売品情報の中から該当する特売品情報が見つかった場合に、顧客の情報端末(8)にその特売品情報をメール送信するお知らせ通知段階(S7)と、を更に含む、ことを特徴とする。
請求項4に記載の特売品情報の配信方法は、前記情報処理装置(4)が、前記検索要求段階(S3’)で選択された商品分類をユーザ情報(B)と関連付けて記録する検索記録段階(S5’)と、前記特売品情報データベース(16)の特売品情報(A)が更新されるごとに、情報処理装置が前記検索記録段階で記録した商品分類に関連する特売品情報の再検索を行い、更新された特売品情報の中から該当する特売品情報が見つかった場合に、顧客の情報端末(8)にその特売品情報をメール送信するお知らせ通知段階(S7)と、を更に含む、ことを特徴とする。
請求項5に記載の特売品情報の配信方法は、前記特売品情報登録段階(S2)で特売品情報データベース(16)に登録される特売品情報(A)には、商品に付された物流コードが含まれ、管理センタ(2)の情報処理装置(4)は、物流コードと商品分類とを関連付けた商品分類コードデータベース(18)を用い、該物流コードを商品分類コードと対比して各特売品の商品分類の自動取得を行う、ことを特徴とする。
請求項6に記載の特売品情報の配信方法は、前記特売品情報登録段階(S2)で特売品情報データベース(16)に登録される特売品情報(A)には、商品に付された物流コードが含まれ、前記検索要求段階(S3)では、電子メールにより又は前記情報端末(8)の画面上に表示したホームページ上から、情報処理装置(4)に検索対象の商品の物流コードが入力され、特売品検索段階(S4)では、前記情報処理装置が、入力された物流コードを有する商品に関連する特売品情報を特売品情報データベース内から検索する、ことを特徴とする。
請求項7に記載の特売品情報の配信方法は、情報配信を希望する顧客の電子メールアドレスを含むユーザ情報(B)を情報処理装置のユーザ情報データベース(14)に登録して会員登録を行うユーザ情報登録段階(S1)を含み、前記特売品通知段階(S6)でのメール送信は、会員登録された顧客にのみ行う、ことを特徴とする。
請求項8に記載の特売品情報の配信方法は、前記ユーザ情報(B)には、特売品情報(A)の配信を希望する店舗(12)を特定するための情報が含まれ、前記特売品検索段階(S4,S4’)での特売品情報の検索は、特定された店舗の特売品情報の中から行われる、ことを特徴とする。
請求項9に記載の特売品情報の配信方法は、前記情報処理装置(4)に備えた、調理に使用される食材からその調理法を検索可能な状態で登録したレシピ情報データベース(22)を用い、前記特売品通知段階(S5)又はお知らせ通知段階(S7)で送信する電子メールに、特売品情報(A)の他に、その特売品を食材とする調理法を記載した前記レシピ情報データベースへのリンク先を表示する、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、顧客の情報端末が管理センタの情報処理装置に情報通信網を介して接続されており、顧客の情報端末からの電子メールまたはホームページ上からの入力による特売品検索の要求に対して、管理センタが情報処理装置の特売品情報データベースに登録された特売品情報の中から該当する特売品情報を抽出し、その情報を顧客の情報端末にメール送信(返信)するため、顧客は本当に必要とする商品の特売情報のみをリアルタイムで入手することができ、店舗も顧客の購買を喚起することができる。
また、顧客が複数の店舗の商品価格を比較する場合の利便性を考慮して、検索された特売品についての各店舗の特売品情報を一メールに含めることができるため、顧客は同種の商品について容易にその商品価格を比較することができる。
さらに検索要求のあった商品のみについての特売品情報を電子メールにより配信すれば、顧客がホームページに接続する必要がなく、携帯電話等を利用する場合にも操作性に優れ、特売品情報の掲載されたホームページを閲覧する場合と比較して通信料を低減することができる。なおホームページでの表示によっても、顧客に特売品情報を提供することができることは当然である。
このように顧客に利用しやすい形態で特売品情報を配信することにより、システムの利用促進が達成され、結果として店舗の集客力を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の方法のように顧客のランダムな操作によるテキスト入力に基づき特売品情報の検索を行うのではなく、特売品情報の提供を希望する商品分類を顧客に選択させることで、不適切なテキスト入力による検索要求を回避して、商品分類の特定を適切に顧客に行わせることができる。これにより、顧客は必要とする特売品情報を特売品情報データベースから適切に抽出することができる。
請求項3又は4に記載の発明によれば、顧客の検索要求の内容を記録しておくことにより、検索要求に対して関連する特売品が登録されていない場合や、登録されていても顧客が検索した商品についてさらに特売品情報の配信を希望する場合に、特売品情報が更新されて検索要求のあった商品が新たに特売品になった際に、その情報を顧客にメール送信することができる。そのため、検索要求時に検索対象の商品が特売品になっていない場合等であっても、後日その商品が特売品となった時点で店舗に顧客を来店させるきっかけを作ることができる。また顧客も必要な商品が特売品になったことを知って商品の購入をすることができるとともに、商品の買い忘れも効果的に防ぐことができるようになる。
なお、お知らせ通知段階のメール送信は、1回だけであってもよいし、顧客の希望する期間中、特売品情報が更新され該当商品が特売品になるごとに行ってもよい。
請求項5に記載の発明によれば、各店舗で行われる特売品情報の入力に、例えば、商品に付されるJANコード(登録商標)又は生鮮食品コードなどの物流コードの入力を含めることで、管理センタは物流コードを利用して商品分類の自動取得をした上で、各商品を特売品情報データベースに登録することができる。商品分類を自動取得することで、例えば、「やさい」や「せんざい」といった商品分類による検索要求がなされた場合にも、様々や野菜(キャベツ、トマト、人参など)や異なる用途の洗剤(洗濯洗剤、台所用洗剤、風呂用洗剤など)についても特売品情報の検索が可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、物流コードを用いた検索要求をも可能とすることで、顧客は同一の商品分類に属する商品群の中から具体的な商品を特定して、その商品の特売品情報の提供を受けることができる。
請求項7に記載の発明によれば、特売品情報のメール配信をする顧客を登録会員に限定し、サービス提供に先立って情報配信を希望する顧客に予め会員登録をしてもらうことで、各顧客の購買傾向等を把握することが可能となり、その情報を各店舗におけるマーケティング戦略等に役立てることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ユーザ情報データベースに特売品情報の配信を希望する店舗を特定するための店舗情報を含めたユーザ情報を予め登録しておくことで、顧客は例えば、自宅から遠く買い物に行くことができない店舗の特売品情報の配信をなくして、必要な情報のみを入手することができる。またこれにより、通信料も低減することができるようになる。
請求項9に記載の発明によれば、検索要求に対して電子メールにより特売品情報を提供するだけではなく、その特売品を食材とする調理法(レシピ)を、メール配信を受けた顧客が参照可能な形態で提供することで、メール配信による情報提供に付加価値を付けることができる。これによりシステムの利用促進を図ることができるとともに、調理に必要となる特売品以外の食材を購入してもらうきっかけなども付与することもできる。
以下、本発明の特売品情報の配信方法の好ましい実施例を図面を参照して説明する。本発明の特売品情報の配信方法は、顧客の情報端末、特に携帯電話やPHSに特売品情報のメール配信を行うとともに、特売品を食材としたレシピ情報を提供するものである。
図1は本発明の特売品情報の配信方法に利用される特売品情報配信システムの全体構成図である。この特売品情報配信システム10は、特売品情報Aの処理等を行う管理センタ2の情報処理装置(サーバ)4と、情報通信網6を介して情報処理装置4に接続する顧客の保有する情報端末(携帯電話、パソコン、双方向通信TVなど)8と、情報通信網(インターネット)6を介して管理センタ2の情報処理装置4と接続された食品等を販売する店舗(スーパーマーケット)12のコンピュータ11とから構成されている。
顧客の情報端末8と管理センタ2の情報処理装置4との間では、携帯電話通信独自のプロトコルでデータの授受が行われ、店舗12のコンピュータ11と管理センタ2の情報処理装置4との間では、インターネットプロトコル(TCP/IP)でのデータ授受が行われる。
顧客の保有する携帯電話8は通話機能のほかに、電子メールの送受信機能および所望のURLを入力することでそのホームページにアクセスできるホームページ閲覧機能を有している。
各店舗12のコンピュータ11は、商品名、価格、売出し期間、数量、備考およびJANコードの入力を行うための入力部、入力されたデータの処理を行う入力処理部、出力装置に出力するための制御処理を行う出力制御部、入力データを管理センタの情報処理装置に送信するための送受信部等を備えている。
図2は情報処理装置4の構成を示したブロック図である。管理センタ2は情報配信サービスを希望する顧客の会員登録やメール送信等を実行するための各種アプリケーション・プログラムを提供するアプリケーション・サービス・プロバイダである。管理センタ2の情報処理装置4は、web/メールサーバ23とデータベースサーバ25とから構成されている。
web/メールサーバ23は電子メールの送信及び受信、要求されたURL(Uniform Resource Locator)の表示送信、特売品情報の入力・更新の情報等を受け付ける受送信部23aと、送受信部や後述のデータベースサーバとの間で信号のやり取りを行いその処理を行う第1演算部23bを有している。
データベースサーバ25は、web/メールサーバ23の第1演算部23bからの要求信号に対して必要な情報の検索や抽出、加工を行う第2演算部25aと、各種情報を格納するDB記憶部25bを有している。
DB記憶部25bには、ユーザ情報データベース14、特売品情報データベース16、レシピ情報データベース22、商品分類コードデータベース18が備えられている。ユーザ情報データベース14にはユーザ(顧客)の電子メールアドレス等や検索の履歴などの情報が登録され、特売品情報データベース16には各店舗の特売品に関する情報が登録される。レシピ情報データベース22には多くの料理の調理法(レシピ)をテキスト形式で記載したレシピ情報としての「ケンサクレシピ」が格納されている。
また、商品分類コードデータベース18には財団法人流通開発システム開発センタが提供する商品分類コードであるJICFS/IF−DB(JAN Item Code File Service/Integrated Flexible Data Base)が格納されている。JICFS/IF−DBは、JANコードを商品分類コードに関連付けたデータベースで、全国で実際に流通している商品の情報を収集・整備して商品マスターにまとめたものである。
第2演算部25aは、第1演算部23bからの要求信号に対して、ユーザ情報Bの登録・検索・抽出を行うユーザ情報処理プログラム、特売品情報Aの登録・検索・抽出を行う特売品情報処理プログラム、「ケンサクレシピ」の登録・検索・抽出を行うレシピ情報処理プログラム、商品分類コードの登録・抽出を行う商品分類コード抽出プログラムを実行する。
次にこの特売品情報配信システム10を用いた特売品情報の配信方法について、図面を用いて説明する。図3は管理センタ、顧客、スーパーマーケットの三者間の情報の授受を表したフローである。図4および図5はユーザ情報登録段階で顧客の携帯電話に順次表示される画面を示したフローであり、図6は主として検索要求段階および特売品通知段階に顧客の携帯電話に順次表示される画面を示したフローである。
[ユーザ情報登録段階(S1)]
この段階は、情報提供を希望する顧客が、特売品情報の配信を受けるために、自己の保有する携帯電話を用いて情報処理装置に会員登録をする段階である。
宣伝広告や知人からの紹介によって特売品情報の配信サービスを知った顧客は、自己の携帯電話8を用いて会員登録用に用意された電子メールアドレスに宛てて空電子メール(内容が空欄の電子メール)を送信する(S1−1)。web/メールサーバ23は送受信部23aによりその空電子メールを受信しその情報を第1演算部23bに送る。第1演算部23bはその空電子メールのあて先から会員登録を希望する顧客から送信された電子メールであることを判別し、特売品情報を配信する会員として会員登録を行うためのページへのリンク先(URL)をハイパーテキスト形式で含めた登録電子メールを、送受信部から顧客の携帯電話に返信の電子メールを送信する(S1−2)。また送信者である顧客の携帯電話8の電子メールアドレスを自動的に取得して、その電子メールアドレスをDBサーバ25に送る。第2演算部25aはユーザ情報処理プログラムによりその電子メールアドレスを返信先の電子メールアドレスとしてユーザ情報データベース14に登録するとともに、その電子メールアドレスを基にユーザ情報を管理する。
電子メールを受け取った顧客は、登録電子メール内に表示されたリンク先をクリックして管理センタ2の情報処理装置4にアクセスする。このように空電子メールへの返信にユーザ登録のためのURLを含めることで、面倒な入力作業を省略させることができる。
管理センタ2の情報処理装置4のweb/メールサーバ23は、顧客の携帯電話8にユーザ登録画面のページデータを送信し(S1−3)、顧客は携帯電話に表示された案内に従って利用規約に同意し、情報配信を希望する電子メールアドレスを含む所定事項を入力するとともに、特売品情報の提供を希望するスーパーマーケットの指定を行う(S1−4)。同じスーパーマーケットが複数の店舗を有する場合にはスーパーマーケット名を選択した後にその店舗名の選択を行う。また、顧客が登録内容を後日変更したい場合のために本人確認のために使用するパスワードと、オプションとして選択した店舗の目玉商品情報等(一方的に配信される電子メール広告)の提供の要否の入力も行う(S1−5)。
入力された電子メールアドレス、店舗の選択(希望店舗特定情報)、パスワード等の情報は、DBサーバ25の第2演算部25aのユーザ情報処理プログラムにより処理された後に、ユーザ情報データベース14に格納される。最後に会員登録が完了した旨および特売品情報の検索用に用いられる電子メールアドレスを記載した登録確認の電子メールが情報処理装置4から登録された電子メールアドレスに送信される(S1−6)。このようにして情報処理装置4への会員登録処理が完了する。
なお、このユーザ情報登録段階S1を必須の段階としないこともできる。この場合、第1演算部23bは、送信者である顧客の携帯電話8の電子メールアドレスを自動的に取得し、その電子メールアドレスをDBサーバ25に送る。第2演算部25aはユーザ情報処理プログラムによりその電子メールアドレスを返信先の電子メールアドレスとしてユーザ情報データベース14に登録するとともに、その電子メールアドレスを基にユーザ情報Bを管理して後述の特売品情報A等を提供することになる。
[特売品情報登録段階(S2)]
この段階は、特売品情報Aの顧客への配信を希望する各店舗12が特売品に関する情報の入力を行い、その情報をインターネットを介して管理センタ2の情報処理装置4に登録する段階である。
特売品の売出しを行う店舗12は、その売出し前に各特売品のメーカー名、商品名、価格、売出し期間、数量、備考(セール・フェア品、目玉商品、産地など)およびJANコード(いわゆるバーコードナンバー)等を特売品情報としてCSV形式で入力したデータ一覧を作成し、そのデータを管理センタ2にインターネット6を通じて送信する。ここで一般に、総合スーパーマーケットや食品スーパーマーケットでの商品の管理は、JANコードを用いたPOSシステムにより行われているため、JANコードをバーコードリーダーで読み取ることで特売品情報のデータ一覧の作成時におけるメーカー名や商品名の手入力を省いたシステムを構築すれば、入力作業の労力軽減を図ることもできる。
情報処理装置4のweb/メールサーバ23は、送受信部23aで特売品情報Aのデータ一覧を受信し、第1演算部23bにおいて送信者(店舗12)を特定し、受信した特売品情報Aのデータ一覧および店舗12を特定するための情報をDBサーバ25に送る。DBサーバ25の第2演算部25aではデータ一覧に記載された各特売品の商品名、価格、売出し期間、数量等の情報を店舗ごとに分けて特売品情報データベース16に格納する。
また第2演算部25aは商品分類コード抽出プログラムにより、データ一覧中の各特売品のJANコードを商品分類コードデータベース18に格納された商品分類コードと対比し、商品分類コードデータベース18から各特売品の商品分類を自動的に取得して、この商品分類(例えば、やさい、肉、洗剤などの分類−商品群による分類)を各特売品と関連付けて特売品情報データベースに格納する。このようにして情報処理装置への特売品情報の登録処理が完了する。
なお、生鮮食料品など付される物流コードがスーパーマーケット(店舗)ごとに異なる特売品(商品)については、予め各スーパーマーケットから入手した商品とその商品に付される物流コードとの対応表に基づいて、管理センタの情報処理装置が各特売品に与えられる物流コードが全てのスーパーマーケットについて統一されるように、物流コードの変換を行う。具体的には、図示しない物流コード変換テーブルが格納されたデータベースを用い、物流コード変換プログラムによって、各特売品に物流コードの再付与を行う。各特売品は再付与された物流コードから、上記と同様にその商品分類が自動取得される。
[検索要求段階(S3)]
この段階は、特売品情報Aの配信を希望する顧客が、購入したい商品が特売になっているかどうかを管理センタ2に問い合わせる段階である。
必要な商品の特売品情報Aの入手を希望する登録会員である顧客は、予め通知されている検索用の電子メールアドレスに、その題名に検索したい商品の一般名、商品分類又は具体的な商品名(商標)や物流コードを文字情報としてテキスト入力した電子メール(検索要求電子メール)を送信する(S3−1)。図6の例では「きゃべつ」(商品の一般名)の検索を行っている。
web/メールサーバ23は送受信部23aにより検索要求電子メールを受信し、その情報を第1演算部23bに送る。第1演算部23bはその電子メールのあて先から検索要求電子メールであることを判別し、DBサーバ25に検索要求があった旨、検索する商品の一般名、商品分類または商品名、送信者の電子メールアドレス等の情報を送る。
DBサーバ25の第2演算部25aでは、まず検索要求電子メールが会員登録された顧客からの電子メールであるかどうかを、送信者の電子メールアドレスとユーザ情報データベース14のユーザ情報Bと照らし合わせることで判断する。会員登録した顧客からの電子メールである場合には下記の[特売品検索段階(S4)]に進む。未登録の顧客からの検索要求電子メールである場合には、その情報をweb/メールサーバ23に送り、第1演算部23bは、会員登録のページへのリンク先(URL)をハイパーテキスト形式で含めた登録電子メール作成し、顧客の携帯電話に返信の電子メールを送信し会員登録を促す。
[特売品検索段階(S4)および検索記録段階(S5)]
この段階は、管理センタ2の情報処理装置4が、登録会員からの特売品情報Aの検索要求に対して、特売品情報データベース16に格納された特売品情報Aの中から該当する特売品があるかどうかを検索し、また検索の履歴を記録する段階である。
検索要求に対して第2演算部25aはまず、ユーザ情報処理プログラムを用いて、登録会員が指定した特売品情報Aの提供を希望するスーパーマーケットや店舗12を特定し、検索対象となる特売品情報Aを限定した上で特売品検索を行うよう情報の処理を行う。
登録会員からの商品の一般名(例えば「きゃべつ」)による検索要求に対して、第2演算部25aは、特売品情報処理プログラムにより特売品情報データベース16の中からその商品の一般名の文字列を含む特売品情報Aを抽出してweb/メールサーバ23に送るとともに(S4)、この検索要求された商品の一般名をユーザ情報と関連付けて検索履歴としてユーザ情報データベースに記録する(S5)。
また、商品分類(例えば「やさい」)による検索要求に対しても、第2演算部25aは、特売品情報処理プログラムにより特売品情報データベース16の中からその商品分類に属する特売品情報Aを抽出してweb/メールサーバ23に送るとともに(S4)、この検索要求された商品分類をユーザ情報Bと関連付けて検索履歴としてユーザ情報データベースに記録する(S5)。
さらに具体的な商品名(商標)による検索要求に対しても、商品の一般名や商品分類による場合と同様に特売品情報Aの抽出、検索履歴の記録が行われる。
ここで、検索要求に対して登録された特売品情報Aが見つからない場合には、第2演算部25aは、ユーザ情報処理プログラムを用いて、ユーザ情報データベース14に、検索要求された商品(商品の一般名、商品分類又は具体的な商品名)と検索時にその商品が特売品情報の中に見つからなかった旨の識別子が検索履歴として登録するとともに、該当する特売品情報がない旨の情報をweb/メールサーバ23に送る。
[特売品通知段階(S6)]
この段階は、管理センタ2の情報処理装置4が、登録会員の携帯電話8に特売品情報Aを内容とする電子メールを送信する段階である。
DBサーバ25からの情報を受けた第1演算部23bは、各スーパーマーケット、店舗12の検索要求に合致する特売品情報Aを一の電子メールに含めるように加工し、登録会員にメール送信する(S6−1)。例えば、検索要求した商品が「きゃべつ」である場合には、各スーパーマーケット等における「きゃべつ」の価格や数量(1/2カットなど)、備考(産地等)、売出し期間を羅列した電子メールを送信する。
検索要求した商品が「やさい」である場合にも、各スーパーマーケット等における商品分類「やさい」に属する各種野菜の特売品情報が送信されるが、該当する商品の特売品情報が多くなりすぎる場合(例えば該当する特売品のJICFSコードが10件以上)には、第1演算部23bは、検索要求の文字情報の入力「やさい」は対象が広すぎるため、対象を絞った文字入力(例えば商品の一般名「きゃべつ」)による検索要求を求める旨および再検索ためのページのURLを記載した電子メールを作成し送信してもよい(図示せず)。
なお検索要求に対して登録された特売品情報Aが見つからない場合は、下記の[お知らせ通知段階(S7)]に記載のように処理される。
[お知らせ通知段階(S7)]
この段階は、特売品検索段階において、該当する特売品情報が見つからない場合などに、登録会員の希望により、特売品情報が更新されるごとに、検索が行われた商品についてその追跡検索を行い、特売品情報の電子メールを後日配信する段階である。
特売品検索段階S4において、検索要求に対して該当する特売品情報Aが見つからない旨の情報をDBサーバ25から受け取ったweb/メールサーバ23は、その旨と「お知らせメール」への登録の要否を確認するためのURLを表示した電子メールを登録会員の携帯電話8に送信する(S7−1)。ここで「お知らせメール」とは、特売品情報Aが更新されるごとに、検索要求が行われた商品(「きゃべつ」)について追跡検索を行い、その商品(「きゃべつ」)が新たに特売品となった際に、その情報をお知らせする電子メールのことである。
電子メールを受信した登録会員は、お知らせメールの配信を希望する場合には、記載されたURLにアクセスしてお知らせメールの登録を行う(S7−2,S7−3)。
管理センタ2の情報処理装置4は、登録会員を特定し、検索要求があった商品(「きゃべつ」)がお知らせメールの対象商品となったことをユーザ情報データベース14に記録する。そして特売品情報が更新されるごとに、第2演算部25aでお知らせメールの対象商品が新たな特売品情報に含まれていないかを検索し、該当する特売品情報Aが見つかった場合には、web/メールサーバ23からその特売品情報Aをお知らせメールとして登録会員にメール送信する。
また、特売品検索段階S4において該当する特売品情報Aが見つかった場合でも、登録会員の希望により、お知らせメールの配信を行うこともできる。この場合には、特売品通知段階で送信される電子メールに、「お知らせメール」への登録の要否を確認するためのページのURLを表示する(S6−1)。
なお詳細な説明は省略するが、図7に示したように、登録会員はトップページから指定のお知らせメール登録用のURLにアクセスすることで、上記のようなステップを経ずに「お知らせメール」機能のみを利用することもできる。
本実施例は実質的には、上記[実施例1]のお知らせ通知段階(S7)での「お知らせメール」の機能を、独立して顧客の利用に供するためのもので、実施例1の検索要求段階(S3)で説明した電子メールによって行われる文字情報(商品の一般名、商品分類、商品名、物流コード)による検索要求の代わりに、顧客に特売品情報の提供を希望する商品の商品分類の選択を行わせるものである。なお[ユーザ情報登録段階]および[特売品情報登録段階]での処理は上記実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
以下、本実施例の管理センタ、顧客、スーパーマーケットの三者間の情報の授受を表したフローである図8を用いて説明する。
[検索要求段階(S3’)]
必要な商品の特売品情報Aの入手を希望する登録会員である顧客は、予め通知されたURLを入力することにより情報処理装置4にアクセスする。DBサーバ25の第2演算部25aは顧客を特定し、その後web/メールサーバ23は検索用ホームページのページデータを顧客の携帯電話に送信する。
検索要求を行う顧客は、画面上に表示された商品分類の一覧の中から、特売品情報の提供を希望する商品の属する商品分類の選択を行い、その情報を管理センタ2に送信する。
より詳細に説明するため本実施例における検索要求の画面のフローを図9に示した。検索要求を行おうとする顧客は、会員登録時に管理センタから送られてきた登録確認の電子メールに記載された検索用ホームページへハイパーリンクするURLを選択し、情報処理装置にアクセスする(S3’−1)。
DBサーバ25の第2演算部25aは、ログインのIDまたは携帯電話の識別信号からまず会員登録された顧客であるか否かを、ユーザ情報データベース14のユーザ情報Bを参照することによって行い、登録会員からのアクセスである場合には、web/メールサーバ23から検索用ホームページのページデータを顧客の携帯電話に送信する(S3’−3)。一方、登録会員からのアクセスではないものと第2演算部25aが判断した場合には、その情報をweb/メールサーバ23に送り、第1演算部23bは、会員登録のページデータを顧客の携帯電話に送信して会員登録を促す(S3’−2)。
検索用ホームページには、特売品情報Aの提供を希望する商品の商品分類の選択を、優先順位を付けて顧客に行わせるようになっている。すなわち検索用ホームページには、第1希望、第2希望、第3希望の商品登録欄が設けられ、各欄にはポップアップメニューから特売品情報Aの提供を希望する商品の商品分類を選択できるようになっている(S3’−3)。
図9では第1希望に「たまご」、第2希望に「冷凍食品」、第3希望に「牛乳」が選択されている。顧客は、少なくとも1つの商品登録欄についてポップアップメニューから1つの商品分類を選択した後に、「希望商品を登録」ボタンを押してそのデータを情報処理装置4に送信して検索要求を行う。
なお、ポップアップメニューの中には、たまご、牛乳といったものの他に、セール・フェアや生鮮食品といった商品分類も含まれている。
また、第1から第3希望以外についても特売品情報Aの提供を希望する顧客のために、「希望商品を追加」のボタンが用意されている。「希望商品を追加」のボタンを押すと商品分類の一覧が表示され、商品分類の先頭に設けられたチェックボックスにチェックを付けた後にその商品分類を登録することにより、顧客は3種類以上の商品分類についても特売品情報Aの提供を受けることが可能となる(S3’−4)。
[特売品検索段階(S4’)および検索記録段階(S5’)]および[特売品通知段階(S6’)]
検索要求に対して第2演算部25aはまず、ユーザ情報処理プログラムにより登録会員が指定したスーパーマーケットや店舗12を特定し、検索対象となる特売品情報Aを限定した上で特売品検索を行うよう情報の処理を行う。
商品分類の選択による検索要求に対して、第2演算部25aは、検索要求された商品分類をユーザ情報と関連付けて検索履歴としてユーザ情報データベースに記録する(S5’)。また第2演算部25aは、検索要求時に、特売品情報処理プログラムにより特売品情報データベース16の中から、その商品分類に属する特売品情報Aを抽出してweb/メールサーバ23に送る(S4’)。DBサーバ25からの情報を受けた第1演算部23bは、商品分類による検索要求に合致する特売品情報Aを一の電子メールに含めるように加工し、登録会員にメール送信する(S6’)。
[お知らせ通知段階(S7’)]
情報処理装置4の第2演算部25aは、検索履歴記録段階S5’でユーザ情報データベース14に記録された特売品情報の提供を受けるために顧客が選択した商品分類について、新たな特売品情報にその商品分類が含まれていないかを検索することで追跡検索を行う。その追跡検索は特売品情報が更新されるごとに行ってもよいし毎日所定の時間に行ってもよい。
選択・登録された商品分類に属する特売品情報Aが見つかった場合には、web/メールサーバ23は、その特売品情報Aをお知らせメールとして登録会員の携帯電話にメール送信する。
本実施例は、上記[実施例1]の特売品情報提供サービスに、特売品が食品である場合に、その特売品を食材とする調理の調理法(レシピ)の情報を提供するサービスを付加するものである。既述の図3は、本実施例のフローも含んでおり、また図6は、本実施例における携帯電話に表示される画面をも示している。なお、実施例2においても、実施例1と同様に調理法(レシピ)の情報を提供するサービスを付加することもできるが、図8ではその説明を省略している。
上記[特売品検索段階(S4)]において、第2演算部25aは、検索要求のあった商品(「きゃべつ」)の文字列を含む調理法(レシピ−「ケンサクレシピ」)を、レシピ情報処理プログラムによりレシピ情報データベース22から検索・抽出し、数種のきゃべつ料理の「ケンサクレシピ」へのリンク先を、その料理名でハイパーテキスト形式で示したデータを作成し、このページデータへのリンク先(URL)をweb/メールサーバ23に送る。
DBサーバ25からの情報を受けた第1演算部23bは、特売品情報及びきゃべつ料理の「ケンサクレシピ」へのページデータへのリンク先を一の電子メールに含めるように加工し、登録会員にメール送信する(S7−2)。
また、[特売品検索段階(S4)]において該当する特売品情報Aが見つからない場合にも、上記[お知らせ通知段階(S7)]において送信する「お知らせメール」の内容に、きゃべつ料理の「ケンサクレシピ」へのページデータへのリンク先を表示した記載を含めてもよい(S7−1)。
上述のように構成された特売品情報配信システムを利用した特売品情報の提供方法によれば、顧客の情報端末からの電子メールによる特売品検索の要求に対して、該当する特売品情報を顧客の情報端末にメール送信するため、顧客は本当に必要とする商品の特売情報をリアルタイムで入手することができ、店舗も顧客の購買を喚起することができる。また、各店舗の特売品情報を一電子メールに含めるため、顧客は同種の商品について容易にその商品価格を比較することができる。さらに検索要求のあった商品のみについての特売品情報を電子メールにより配信するため、通信のための通信料を低減することができる。このように顧客に利用しやすい形態で特売品情報を配信することにより、システムの利用促進が達成され、結果として店舗の集客力を向上させることができる。
また「お知らせメール」によれば、検索要求時に該当する特売品がない場合等であっても、検索要求のあった商品が新たに特売品になった場合に、その情報を顧客にメール送信することができるので、後日店舗に顧客を来店させるきっかけを作ることができ、顧客も特売品になったことを知って、または、新たな特売品情報を参照して商品の購入をすることができるとともに、商品の買い忘れも効果的に防ぐことができるようになる。
また各店舗で行われる特売品情報の入力時に物流コードの入力を含めることで、特売品情報登録段階での商品分類の自動取得が可能となり、商品分類による検索要求がなされた場合にも、特売品情報の検索・提供が可能となる。
さらに電子メールにより特売品情報の提供に加え、その特売品を食材とする調理法(レシピ)をメール配信を受けた顧客が参照可能な形態で提供することで、メール配信による情報提供に付加価値を付けることができ、システムの利用促進を図ることができるとともに、調理に必要となる特売品以外の食材を購入してもらうきっかけなども付与することもできる。
なお、本発明の本実施形態の各構成は前述したものに限るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができるのは勿論である。
上述したように本発明の特売品情報の提供方法によれば、顧客が本当に必要とする商品の特売品情報を通信コストを抑えて提供し、また、複数の店舗の商品価格を比較する場合にもその比較が容易な特売品情報の配信方法を提供することが可能となる。
本発明は主として顧客の日用品の買い物を支援する特売品情報の提供方法を提案するものであるが、日用品に限らず、顧客が購入したい物やサービスの価格などを比較することができるものであれば、電化製品や車、航空券などの買い物支援にも応用することができる。
本発明に使用される特売品情報配信システムの全体構成を示したイメージ図である。 本発明に使用される情報処理装置の構成を示したブロック図である。 第1実施例における管理センタ、顧客、スーパーマーケットの三者間の情報の授受を表したフローである。 ユーザ情報登録段階で顧客の携帯電話に順次表示される画面を示したフローである。 ユーザ情報登録段階で顧客の携帯電話に順次表示される画面を示したフローである。 検索要求段階、特売品通知段階およびレシピ情報提供時に顧客の携帯電話に順次表示される画面を示したフローである。 お知らせメールのサービスのみを提供する場合に、顧客の携帯電話に順次表示される画面を示したフローである。 第2実施例における管理センタ、顧客、スーパーマーケットの三者間の情報の授受を表したフローである。 第2実施例で顧客の携帯電話に順次表示される商品分類の選択のための画面を示したフローである。
符号の説明
A 特売品情報
B ユーザ情報
2 管理センタ
4 情報処理装置
6 情報通信網(インターネット)
8 情報端末(携帯電話)
10 特売品情報配信システム
11 コンピュータ
12 店舗
14 ユーザ情報データベース
16 特売品情報データベース
18 商品分類コードデータベース
22 レシピ情報データベース
23 web/メールサーバ
23a 受送信部
23b 第1演算部
25 データベースサーバ
25a 第2演算部
25b DB記憶部
S1 ユーザ情報登録段階
S2 特売品情報登録段階
S3 検索要求段階
S4 特売品検索段階
S5 検索記録段階
S6 特売品通知段階
S7 お知らせ通知段階
S8 レシピ情報登録段階

Claims (9)

  1. 管理センタ(2)の情報処理装置(4)が、情報通信網(6)を通じて顧客の情報端末(8)へ店舗(12)の特売品や目玉商品に関する特売品情報(A)を配信する特売品情報の配信方法であって、
    前記特売品情報を情報処理装置の特売品情報データベース(16)に登録する特売品情報登録段階(S2)と、
    電子メールにより又は前記情報端末の画面上に表示したホームページ上から、検索対象の商品の一般名または商品分類等が文字情報として情報処理装置にテキスト入力される検索要求段階(S3)と、
    前記情報処理装置が、入力された文字情報に関連する特売品情報を、特売品情報データベース内からテキスト検索する特売品検索段階(S4)と、
    前記情報処理装置が検索した特売品情報を顧客の情報端末にメール送信する特売品通知段階(S6)と、を備えたことを特徴とする特売品情報の配信方法。
  2. 管理センタ(2)の情報処理装置(4)が、情報通信網(6)を通じて顧客の情報端末(8)へ店舗(12)の特売品や目玉商品に関する特売品情報(A)を配信する特売品情報の配信方法であって、
    前記特売品情報を情報処理装置の特売品情報データベース(16)に登録する特売品情報登録段階(S2)と、
    顧客からの要求に対して前記情報処理装置が、顧客の情報端末に商品分類の一覧を表示し顧客に商品分類の選択を促す検索要求段階(S3’)と、
    前記情報処理装置が、選択された商品分類に関連する特売品情報を、特売品情報データベース内から検索する特売品検索段階(S4’)と、
    前記情報処理装置が、検索した特売品情報を顧客の情報端末にメール送信する特売品通知段階(S6)と、を備えたことを特徴とする特売品情報の配信方法。
  3. 前記情報処理装置(4)が、前記検索要求段階(S3)で入力された文字情報をユーザ情報(B)と関連付けて記録する検索記録段階(S5)と、
    前記特売品情報データベース(16)の特売品情報(A)が更新されるごとに、情報処理装置が前記検索記録段階で記録した文字情報に関連する特売品情報の再検索を行い、更新された特売品情報の中から該当する特売品情報が見つかった場合に、顧客の情報端末(8)にその特売品情報をメール送信するお知らせ通知段階(S7)と、を更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載の特売品情報の配信方法。
  4. 前記情報処理装置(4)が、前記検索要求段階(S3’)で選択された商品分類をユーザ情報(B)と関連付けて記録する検索記録段階(S5’)と、
    前記特売品情報データベース(16)の特売品情報(A)が更新されるごとに、情報処理装置が前記検索記録段階で記録した商品分類に関連する特売品情報の再検索を行い、更新された特売品情報の中から該当する特売品情報が見つかった場合に、顧客の情報端末(8)にその特売品情報をメール送信するお知らせ通知段階(S7)と、を更に含む、ことを特徴とする請求項2に記載の特売品情報の配信方法。
  5. 前記特売品情報登録段階(S2)で特売品情報データベース(16)に登録される特売品情報(A)には、商品に付された物流コードが含まれ、管理センタ(2)の情報処理装置(4)は、物流コードと商品分類とを関連付けた商品分類コードデータベース(18)を用い、該物流コードを商品分類コードと対比して各特売品の商品分類の自動取得を行う、ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の特売品情報の配信方法。
  6. 前記特売品情報登録段階(S2)で特売品情報データベース(16)に登録される特売品情報(A)には、商品に付された物流コードが含まれ、
    前記検索要求段階(S3)では、電子メールにより又は前記情報端末(8)の画面上に表示したホームページ上から、情報処理装置(4)に検索対象の商品の物流コードが入力され、
    特売品検索段階(S4)では、前記情報処理装置が、入力された物流コードを有する商品に関連する特売品情報を特売品情報データベース内から検索する、ことを特徴とする請求項1又は3に記載の特売品情報の配信方法。
  7. 情報配信を希望する顧客の電子メールアドレスを含むユーザ情報(B)を情報処理装置のユーザ情報データベース(14)に登録して会員登録を行うユーザ情報登録段階(S1)を含み、
    前記特売品通知段階(S6)でのメール送信は、会員登録された顧客にのみ行う、ことを特徴とする請求項1乃至6に記載の特売品情報の配信方法。
  8. 前記ユーザ情報(B)には、特売品情報(A)の配信を希望する店舗(12)を特定するための情報が含まれ、
    前記特売品検索段階(S4,S4’)での特売品情報の検索は、特定された店舗の特売品情報の中から行われる、ことを特徴とする請求項1乃至7に記載の特売品情報の配信方法。
  9. 前記情報処理装置(4)に備えた、調理に使用される食材からその調理法を検索可能な状態で登録したレシピ情報データベース(22)を用い、
    前記特売品通知段階(S5)又はお知らせ通知段階(S7)で送信する電子メールに、特売品情報(A)の他に、その特売品を食材とする調理法を記載した前記レシピ情報データベースへのリンク先を表示する、ことを特徴とする請求項1乃至8に記載の特売品情報の配信方法。
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