JP2005208711A - 離散センサのデータと辞書データの比較方法、紙葉類鑑別装置及び離散センサのデータと辞書データの比較プログラム - Google Patents

離散センサのデータと辞書データの比較方法、紙葉類鑑別装置及び離散センサのデータと辞書データの比較プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、離散センサで検出したデータと辞書データを正確に比較できるようにすることを目的とする。
【解決手段】ラインセンサ14により読み取った紙葉類11の光学的な画像データから、紙葉類11がラインセンサ14と最初に交差する位置(突入位置)と、斜行角度とを計算する(図4,S13)。次に、紙葉類11の突入位置と斜行角度並びにラインセンサ14と離散センサ15の位置関係に基づいて離散センサ15による紙葉類11の読み取り位置(辞書データの比較位置)を算出する(S14)。算出した読み取り位置に対応する位置の辞書データを辞書データ記憶部21から読み出し、その辞書データと離散センサ15で読み取ったデータを比較する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、離散センサのデータと辞書データの比較方法、紙葉類鑑別装置及び離散センサのデータと辞書データの比較プログラムに関する。
銀行等の現金自動預払機(ATM)は、顧客が入金した紙幣の真贋を判定するために、紙幣の幅方向(搬送方向と直交する方向)の1ライン分の画像を読み取るラインセンサと、紙幣の一部の領域を読み取る離散センサとを備えている。
現金自動預払機は、複数の金種の紙幣を入金できるように、紙幣を入金する投入口の幅は、最も長さの長い紙幣の外形寸法より20mm程度大きく設計している。そのため、紙幣が真っ直ぐ投入口に投入されたときと、紙幣が斜めに投入口に投入されたときではセンサによる紙幣の読み取り位置が変化する。
上記のように紙幣が種々の状態で搬送される場合に、紙幣を正確に鑑別するために、特許文献1には、搬送時の紙幣の傾き、横ずれを検出し、その検出された傾きと横ずれに応じて異なる基準パターン(辞書データ)を選択し、その選択した基準パターンと磁気センサ、フォトセンサ等で読み取った紙幣類パターンとを比較することが記載されている。
また、特許文献2には、搬送路の端部から紙幣の端部までの距離を測定し、それぞれの距離に対応する2つの基準パターンを読み出して比較することにより鑑別精度を高めることが記載されている。
特開昭59−68088号公報 特開昭64−9590号公報
上述した従来の方法は、紙幣の傾き、横ずれ、あるいは搬送路の端部からの距離に応じた複数の基準パターンデータを記憶しておく必要があり、データの作成に手間がかかることと、完全に一致する基準パターンデータがない場合には鑑別精度が低下するとい問題点がある。
また、離散センサで読み取ったデータを斜行補正、回転移動させて基準パターンと比較することも行われているが、その場合、センサで読み取ったデータを補正する過程でデータの省略等によりデータの精度が低下するという問題点がある。
本発明の課題は、離散センサで検出したデータと辞書データを正確に比較できるようにすることである。
本発明の離散センサのデータと辞書データの比較方法は、紙葉類の一部の領域を読み取る離散センサにより予め基準となる紙葉類の全面を読み取って得られるデータを辞書データとして記憶部に記憶し、画像センサにより読み取られる紙葉類の全面の画像から算出される紙葉類の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出し、算出された読み取り位置に対応する位置を辞書データの比較位置として算出し、算出された比較位置の辞書データと前記離散センサにより読み取られたデータとを比較する。
この発明によれば、紙葉類がどのような状態で搬送されても、離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出し、離散センサの読み取り位置に対応する位置の辞書データと比較することができるので、常に適正な辞書データと比較することができる。これにより、紙葉類の鑑別精度を向上させることができる。また、離散センサにより読み取られたデータをそまま辞書データと比較しているので、補正処理等によりデータが劣化することがなくなる。
上記の発明において、前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭の位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取り開始位置を算出し、読み取り開始位置と斜行角度とから辞書データの比較先頭位置及び比較最終位置を算出する。
このように構成することで離散センサで読み取った紙葉類の位置と同じ位置の辞書データと比較することができるので鑑別精度が向上する。
上記の発明において、前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取りラインを特定し、特定された読み取りラインに対応するライン上の辞書データと離散センサにより読み取られたデータを比較するようにしても良い。
このように構成することで、離散センサのデータを、離散センサの読み取りラインと正確に一致する位置の辞書データと比較することができる。
上記の発明において、前記離散センサ用の辞書データと、前記画像センサ用の辞書データを組み合わせた組み合わせ画像辞書データを記憶部に記憶し、算出された紙葉類の読み取り位置に基づいて、前記離散センサにより読み取られたデータと、前記ラインセンサにより読み取られた画像を合成し、合成された画像と前記組み合わせ画像辞書データとを比較して紙葉類の真贋を判定するようにしても良い。
このように構成することで、画像と離散センサにより検出されるデータの位置に関連正がある場合に、例えば、画像の特定の模様と離散センサのデータの位置が、組み合わせ画像辞書データの位置と一致するか否かにより真贋の判定を行うことができ、真贋判定の精度を向上させることができる。
上記の発明において、前記離散センサにより読み取った紙葉類の各位置のデータの時間的変化を平均化した統計データを算出し、紙葉類の各位置の前記統計データと、対応する位置の辞書データとの不一致の度合いが所定値以上か否かを判定し、不一致の度合いが所定値以上のときには、前記辞書データを前記統計データに基づいて補正するようにしても良い。
このように構成することで、離散センサの出力の経時的変化があっても、辞書データを離散センサの出力の変化に合わせて補正することができる。
上記の発明において、画像センサにより読み取られた紙葉類の画像の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取りラインを計算し、辞書データの解像度と紙葉類の斜行角度とに基づいて、前記読み取りラインに対応する辞書データの比較位置を示すデジタル線分を計算し、前記離散センサにより読み取られたデータと、前記デジタル線分上の辞書データとを比較する。
このように構成することにより、辞書データの解像度に応じた適正な比較位置の辞書データと離散センサのデータを比較することができ、鑑別精度を向上させることができる。
前記離散センサは、磁気センサ、磁気抵抗素子、蛍光センサ、色差センサまたは近接センサの何れかである。
また、画像センサは、例えば、ラインセンサであり、離散センサは磁気センサである。前記磁気センサにより予め基準となる紙幣の全面を読み取って得られるデータを辞書データとして記憶部に記憶する。
この発明によれば、紙葉類がどのような状態で搬送されても、離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出し、離散センサの読み取り位置に対応する位置の辞書データと比較することができるので、常に適正な辞書データと比較することができる。これにより、紙葉類の鑑別精度を向上させることができる。また、離散センサにより読み取られたデータをそまま辞書データと比較しているので補正処理等によりデータが劣化することがなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、実施の形態の紙葉類鑑別装置(現金自動預払機など)のブロック図である。
図1において、紙葉類投入口12に紙葉類(紙幣等)11が投入されると、投入された紙葉類11は、紙葉類繰り出し部13により装置内部の搬送路に繰り出される。
ラインセンサ(画像センサ)14は、搬送路の幅と等しい長さの読み取り領域を有し、所定周期でサンプリングして、搬送路上を搬送される紙葉類11の全体の画像を読み取る。ラインセンサ14は、CCD等の光学センサで構成される。
離散センサ15は、紙葉類11の一部の領域を検出するセンサであり、ラインセンサ14と搬送方向に所定距離離れて配置されている。離散センサ15としては、磁気センサ、紙葉類の厚み量に応じて変化するローラの変位を角度に変換して出力する角度センサ、紙葉類に印刷された蛍光成分を検出する蛍光センサ、磁界の変化に応じて抵抗値が変化する磁気抵抗素子、多波長受発光素子を有する反射センサにより複数波長の出力差を検出する色差センサ、物体の接近状態を検出する近接センサ等を使用できる。
本実施の形態においては、図1に一点鎖線で囲まれたブロックに示すように、紙葉類11の長辺が搬送方向と直交する方向に搬送される。ラインセンサ14と離散センサ15は、搬送方向に距離aだけ離れて配置されている。
ラインセンサ14は、中央処理装置(CPU)16の制御の基に搬送される紙葉類11を所定周期毎に読み取り、読み取った画像信号を増幅回路部17に出力する。増幅回路17は、画像信号を増幅してA/D変換部18に出力する。A/D変換部18は、増幅回路17から出力されるアナログ信号をデジタルデータに変換して画像処理部19に出力する。
画像処理部19は、A/D変換部18から出力されるデジタルの画像データに対して、画像抽出、画像の端点の補正、斜行補正、座標変換、濃度補正等の各種の画像処理を施す。また、紙葉類11がラインセンサ14と最初に交差する位置(これを突入位置と呼ぶ)と、搬送時の紙葉類11の斜行角度と、離散センサ15の物理的位置とから離散センサ15の紙葉類11の読み取り位置を計算する。
離散センサ15の出力信号は、データの精度が落ちないように画像処理部19での画像処理を行わず、離散センサ15の出力信号がA/D変換されてそのまま辞書判定部20へ出力される。
辞書データ記憶部21は、予め測定器の離散センサ11で読み取った基準となる紙葉類11の全面のデータを辞書データとして記憶すると共に、ラインセンサ14で読み取られる画像データの比較の基準となる辞書データを記憶する。
辞書判定部20は、離散センサ15の読み取り位置に対応する比較位置の辞書データを辞書データ記憶部21から読み出し、その読み出した辞書データと、離散センサ15により読み取ったデータ(例えば、磁気センサにより検出された磁界の分布を示す画像データ)を比較し、両者が一定以上の割合で一致するか否かを判定し、判定対象のデータと判定結果を記憶部22に保存する。また、画像処理部19において処理が施された画像データ(ラインセンサ14で読み取られた画像に補正を施したもの)と、辞書データ記憶部21に記憶されているラインセンサ14用の辞書データを比較して紙葉類11の種類等を判定し、判定した画像データと判定結果を記憶部22に記憶する。
ここで、辞書データ記憶部21に記憶される離散センサ15用の辞書データの作成方法を、図2を参照して説明する。
辞書データの作成は、図示しない測定器を用いて、紙葉類鑑別装置に使用されている離散センサ15と同じ性能の離散センサ15により基準となる紙葉類11の全面を読み取ることにより行う。測定器の離散センサ15は、紙葉類鑑別装置の離散センサ15のスキャン方向と同じ方向に移動可能な構造となっており、測定トレイ31に基準となる紙葉類11を固定し、離散センサ15を図2に矢印で示す方向に移動させて紙葉類11の全面を細かく読み取る。読み取ったデータは、平均値が規定値になるように濃度補正した上で辞書データとして保存される。
上記のようにして紙葉類11の全面(全ての位置)の辞書データを作成することができる。この辞書データの作成を、種類の異なる紙葉類11に対してそれぞれ行って、作成した辞書データを辞書データ記憶部21に格納する。
図3は、ラインセンサ14と離散センサ15との位置関係を示す図である。
離散センサ15は、図3の正面から見て垂直方向に、ラインセンサ14から距離a離れ、ラインセンサ14の左端から距離L2離れた位置に配置されている。
図3に示す例では、紙葉類11の長手方向が水平方向を基準にして時計方向にθ傾いた状態で、かつ紙葉類11の左側先端部(図3の正面から見て)が、ラインセンサ14の左端から距離L1離れた位置を搬送されている。
次に、以上のような構成の紙葉類鑑別装置の鑑別処理を、図4のフローチャートを参照して説明する。この鑑別処理には、離散センサ15のデータと辞書データを比較するプログラムが含まれる。
最初に、ラインセンサ14により紙葉類11が検出されたか否かを判別する(図4,S11)。
紙葉類11が検出されたときには、ステップS12に進み、紙葉類11の全面を読み取るためにラインセンサ14によるサインプリングを開始し、ラインセンサ14で読み取った光学的な画像データをメモリに格納する。
次に、ラインセンサ14により読み取った紙葉類11の光学的な画像データから、紙葉類11がラインセンサ14と最初に交差する位置(突入位置)と、斜行角度を計算する(図4,S13)。斜行角度とは、図3に示すように、紙葉類11の長手方向の水平方向(図3の正面から見て)を基準とした時計方向の角度であり、紙葉類11がどの程度傾いた状態で搬送されているかを示している。
次に、紙葉類11の突入位置と斜行角度並びにラインセンサ14と離散センサ15の位置関係に基づいて離散センサ15による紙葉類11の読み取り位置(辞書データの比較位置)を算出する(図4,S14)。
すなわち、図3において、紙葉類11の右側の先端とラインセンサ14が交差する突入位置P0と、斜行角度θと、紙葉類11の長手方向の長さとから、ラインセンサ14の左端から紙葉類11の左側先端x2までの水平距離L1を計算する。
ラインセンサ14の左端から離散センサ15の中心までの水平距離L2は予め決められているので、L1,L2と斜行角度θから、離散センサ15による紙葉類11の読み取り開始位置x1までの紙葉類11の長手方向の距離Xを計算することができる。距離Xは、「X=(L2−L1)/COSθ」の式から求めることができる。
図5は、紙葉類11の斜行角度がθの場合の辞書データの比較位置の説明図である。
図5に示すように、紙葉類11の左上隅をx、y座標の原点(0,0)とすると、離散センサ15の読み取り開始位置に対応する辞書データの比較先頭位置P1(x1、y1)のx座標x1は、上記の計算から距離X=(L2−L1)/COSθとして求めることができる。また、辞書データの比較最終位置P2のx座標x3は、距離Xと紙葉類11の短辺の長さと斜行角度θとから計算することができる。
従って、上記の比較先頭位置P1と比較最終位置P2を結ぶライン上の辞書データを辞書データ記憶部21から読み出すことで、離散センサ15の読み出しラインに対応する比較ライン上の辞書データを読み出すことができる。これにより、紙幣等の紙葉類11の鑑別を正確な辞書データに基づいて行うことができるので鑑別精度を高めることができる。また、離散センサ15で読み取ったデータに対して斜行補正、回転、移動等の加工を施さず生データを直接辞書データと比較できるので、斜行補正、データの加工処理等により離散センサ15のデータが劣化して誤差が増えるのを防止できる。
なお、辞書データ記憶部21に格納する複数の券種の紙葉類11の辞書データの格納アドレスとして、原点の座標に所定のオフセット値を加えた値を設定してある。これにより、そのオフセット値を加えたアドレスを原点のアドレスとして辞書データを読み出すことで、該当する券種の紙葉類11の原点のアドレスを得ることができる。
図4に戻り、辞書データの比較位置を算出したなら、斜行角度からデジタル線分を算出する(図4,S15)。
デジタル線分とは、図6(A)に示すように垂直方向に角度θ(反時計方向の角度)の傾き有する直線で表される比較ラインを、図6(B)に示すように実際のドットデータからなる線分で表したものである。
図6(A)に示すような斜行角度θの比較ライン上の辞書データを読み出すためには、図6(B)に示すように、辞書データの解像度と斜行角度θにより定まる階段状の軌跡を描く線分上のデータ、つまり距離y進む毎に1ドット右の位置の辞書データを順に読み出す必要がある。
今、辞書データのドット間隔が1mm、斜行角度がθであるとすると、1ドット隣りの辞書データを読み出すまでに進む距離yは、y=1/tanθ、から求めることができる。
従って、辞書データ記憶部21から読み出すべき辞書データの読み出し位置は、図6(B)に示すような階段状の軌跡を有する線分となり、この階段状の線分をデジタル線分と呼んでいる。なお、デジタル線分は1ドットの幅のデータに限らず、任意のデータ幅を有することができる。
辞書データの解像度(ドット間隔)は予め定められているので、斜行角度に対応する、図5に示すようなデジタル線分のy方向の距離を予め計算することができる。
例えば、ドット間隔が1mmで、斜行角度θ=1°の場合に、辞書データの読み出し位置が1ドット隣に移動するまでに進むy方向の距離は、1/y=tan1°、であるから、y=57.29mmとなる。斜行角度θ=10°の場合には、1/y=tan10°、であるから、y=5.67mmとなる。
本実施の形態においては、辞書データの読み出し位置を算出するために、それぞれの斜行角度において、1ドット隣に移動するまでにy方向にどれだけの距離進むかを予め計算した移動テーブルを作成してある。そして、斜行角度θが定まったなら、その移動テーブルから斜行角度θに対応する距離yを読み出し、この距離yからy方向に何ドットのデータを読み出すかを決めている。
図7は、辞書データ記憶部21の辞書データの格納位置の説明図である。図7は、紙葉類11の長辺の長さが150mmの場合の例である。
紙葉類11の左上隅を原点(0,0)としたときに、原点をスタート地点としてx方向(長手方向)に順に辞書データが格納され、1ライン分の辞書データを格納したなら、右端でy方向に+1した位置から折り返して辞書データが格納される。そして、左端の位置の辞書データを格納したなら、左端でy方向に+1した位置で折り返して右端方向に順に辞書データが格納される。
例えば、辞書データの比較最終位置として原点から水平方向に50mmの位置が算出された場合には、斜行角度θと上述した移動テーブルから1ドット隣に比較位置を移動させるまでに進むy方向の距離y2を求め、その距離y2進むまで同じx座標の辞書データを読み出す。そして、デジタル線分上で距離y2進んだなら、次の1ライン下からは1ドット右の辞書データを順に読み出す。上記の処理を繰り返すことで紙葉類11の離散センサ15による比較最終位置から比較先頭位置までのデジタル線分上の辞書データを順に読み出すことができる。
図4に戻り、次に、ラインセンサ14で読み取った画像データに対して斜行補正、回転、移動等の処理を施した画像データと、離散センサ15で読み取ったデータとを重ね合わせて合成画像を得る(図4,S16)。
次に、予め作成してあるラインセンサ14用の辞書データと離散センサ15用の辞書データを組み合わせた組み合わせ画像辞書データと合成画像を比較する(図4,S17)。
次に、合成画像と組み合わせ画像辞書データとの差分が許容範囲内か否かを判別する(図4,S18)。
合成画像と組み合わせ画像辞書データとの差分が許容範囲内であれば(S18,YES)、ステップS19に進み、紙葉類11を真券と判定する。
他方、合成画像と組み合わせ画像辞書データとの差分が許容範囲以上であれば(S18,NO)、ステップS20に進み、紙葉類11を贋券と判定する。
図8(a)は、ラインセンサ14で読み取った画像に対して斜行補正を行った後の画像を示し、図8(b)は、離散センサ15で読み取ったままの生データを示し、図8(c)は、ラインセンサ14用の辞書データと離散センサ15用の辞書データとを合成した組み合わせ画像辞書データを示している。組み合わせ画像辞書データは、ラインセンサ14用の紙葉類11全面の辞書データと、離散センサ15用の紙葉類11全面の辞書データを各画素単位で組み合わせて作成している。
上述したように斜行角度と、ラインセンサ14により検出される紙葉類11の突入位置から、離散センサ15の紙葉類11の読み取り位置に対応する辞書データの比較先頭位置(図5の位置P1)と比較最終位置(図5の位置P2)を算出することができる。
従って、例えば、図8(a)のラインセンサ14で読み取った画像の比較先頭位置と比較最終位置とを結ぶ線分上に、図8(b)の離散センサ15で読み取ったデータを重ねることで、ラインセンサ14で読み取った画像と離散センサ15で読み取ったデータ(画像)を合成した画像を作成することができる。そして、その合成画像と、図8(c)に示す組み合わせ画像辞書データを比較することにより、ラインセンサ14で読み取った光学的画像と離散センサ15読み取ったデータの相対位置が、組み合わせ画像辞書データの画像の相対位置と一致するか否かを判定することができる。これにより、紙葉類11の真贋をより正確に鑑定することができる。
紙幣について言えば、例えば、ラインセンサ14で読み取られる光学的画像と、磁気センサ等の離散センサ15により読み取られる磁性の分布等を示す画像の相対位置が決められているので、合成画像が組み合わせ画像辞書データの相対位置条件を満たすか否かにより真贋の判定を行うことができ、鑑別精度をより高めることができる。
なお、離散センサ15により読み取ったデータと、離散センサ15用の辞書データを比較するラインマッチング処理では、比較位置の辞書データとその近傍の辞書データを同時に読み出し、近傍の辞書データを含めて離散センサ15のデータと比較している。
図9は、比較位置の近傍の辞書データを含めて比較を行うラインマッチング処理の説明図である。
辞書データの現在の比較位置が、図9に白丸(「○」)で示す位置(以下、現在位置という)であるとすると、現在位置のデータ、現在位置の1ライン(水平方向のライン)上の左側の位置(図9の「1」の位置)のデータ、現在位置の1ライン上の真上の位置(図9の「2」の位置)のデータ、現在位置の1ライン上の右側の位置(図9の「3」の位置)のデータを辞書データ記憶部21から読み出す。また、現在位置と同じラインの左側の位置(図9の「4」の位置)のデータ、現在位置と同じラインの右側の位置(図9の「6」の位置)のデータを辞書データ記憶部21から読み出す。さらに、現在位置の1ライン下の左側の位置(図9の「7」の位置)のデータ、現在位置の1ライン下の真下の位置(図9の「7」と「9」の間の黒丸の位置、次の比較位置)のデータ、現在位置の1ライン下の右側の位置(図9の「9」の位置)のデータを、辞書データ記憶部21から読み出す。そして、それらのデータと、離散センサ15の現在位置のデータを比較し、最も一致度が高い比較結果を離散センサ15の現在位置の比較結果として採用する。
このように、離散センサ15の読み取り位置と対応する位置とその近傍の位置の辞書データを同時に比較することにより、比較位置のわずかなずれ等により辞書データと不一致となり、真券が偽造券と判定される判定誤りを少なくできる。これにより、紙幣等の紙葉類11の鑑定精度を向上させることができる。
なお、図4の処理では、ラインセンサ14で読み取った画像と離散センサ15で読み取ったデータの合成画像を、ラインセンサ14用の辞書データと離散センサ15用の辞書データを組み合わせた組み合わせ画像辞書データと比較しているが、それぞれ個別の辞書データと比較しても良い。
例えば、ラインセンサ14で読み取った画像を、ラインセンサ14用辞書データと比較して不一致の度合いが許容範囲内か否かを判定し、その後、離散センサ15で読み取ったデータと、離散センサ15用辞書データの不一致の度合いが許容範囲内か否かを判定し、それらの判定結果に基づいて真贋の判定を行うようにしても良い。
この場合、予め組み合わせ画像辞書データを作成して辞書データ記憶部21に格納しておく必要がないので、辞書データ記憶部21の記憶容量を少なくできる。また、ラインセンサ14と離散センサ15のデータの合成処理が不要となるのでデータ処理に要する時間も少なくてすむ。
次に、図10は、離散センサ15で読み取られるデータを統計的に処理して、離散センサ15の出力の経年変化を補正する辞書データ補正処理のフローチャートである。この辞書データ補正処理は、常時実行される処理ではなく、紙葉類鑑別装置を管理する係員が特定の操作をして辞書データの書き換えを指示したときに実行される。
紙葉類11の所定の領域を離散センサ15により読み取ったデータと、同じ位置を読み取った枚数を記憶部22に保存し、各位置の離散センサ15の出力の時間的変化を平均化した統計データを計算して保存する(図10、S31)。
次に、紙葉類11のx、y座標により定まる各位置の統計データと、対応する位置の辞書データを比較する(図10,S32)。
次に、各位置の統計データと辞書データの値の差が基準値以内か否かを判別する(図10,S33)。
統計データと辞書データの差が基準値以内であるときには(S33,YES)、処理を終了する。
他方、統計データと辞書データの差が基準値以上のときには(S33,NO)、ステップS34に進み、経年変化により離散センサ15の出力レベルが変化したものと判断し、実際に測定されたデータから得られる統計データに基づいて辞書データを補正する。
上述した処理により、経年変化等により離散センサ15の出力が変化した場合でも、離散センサ15で実際に検出されるデータの平均値を統計データとして算出し、その統計データに基づいて辞書データを補正することにより、離散センサ15の出力の経年変化に適合するように辞書データを補正することができる。これにより、経年変化等により離散センサ15の出力レベルが変化する場合でも、真贋の判定を一定の水準に保つことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限らず、以下のように構成しても良い。
上述した実施の形態では、ラインセンサ14の画像と離散センサ15のデータとを合成した画像と組み合わせ画像辞書データとを比較して、紙葉類の真贋の判定を行っているが、ラインセンサ14で読み取った画像と離散センサ15で読み取ったデータの辞書データとの比較は、それぞれ別々に行っても良い。
本発明は、現金自動預払機に限らず、貯金証書、株券等の証書等を鑑別する装置にも適用できる。
(付記1) 紙葉類の一部の領域を読み取る離散センサにより予め基準となる紙葉類の全面を読み取って得られるデータを辞書データとして記憶部に記憶し、画像センサにより読み取られる紙葉類の全面の画像から算出される紙葉類の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出し、算出された読み取り位置に対応する位置を辞書データの比較位置として算出し、算出された比較位置の辞書データと前記離散センサにより読み取られたデータとを比較する離散センサのデータと辞書データの比較方法。(1)
(付記2) 付記1記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭の位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取り開始位置を算出し、読み取り開始位置と斜行角度とから辞書データの比較先頭位置及び比較最終位置を算出する。(2)
(付記3) 付記1または2記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭の位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取りラインを特定し、特定された読み取りラインに対応するラインの辞書データと前記離散センサにより読み取られたデータを比較する。(3)
(付記4) 付記1,2または3記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、前記離散センサ用の辞書データと、前記画像センサ用の辞書データを組み合わせた組み合わせ画像辞書データを記憶部に記憶し、算出された紙葉類の読み取り位置に基づいて、前記離散センサにより読み取られたデータと前記ラインセンサにより読み取られた画像を合成し、合成された画像と前記組み合わせ画像辞書データとを比較して紙葉類の真贋を判定する。(4)
(付記5) 付記1,2,3または4記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、前記離散センサにより読み取った紙葉類の各位置のデータの時間的変化の平均値を統計データとして算出し、紙葉類の各位置の前記統計データと、対応する位置の辞書データとの不一致の度合いが所定値以上となったとき、前記辞書データを前記統計データに基づいて補正する。
(付記6) 付記1乃至5の何れか1項に記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、画像センサにより読み取られた紙葉類の画像の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取りラインを計算し、辞書データの解像度と紙葉類の斜行角度とに基づいて、前記読み取りラインに対応する辞書データの比較位置を示すデジタル線分を計算し、前記離散センサにより読み取られたデータと、前記デジタル線分上の辞書データとを比較する。
(付記7) 付記1乃至6の何れか1項に記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、前記離散センサは、磁気センサ、磁気抵抗素子、蛍光センサ、色差センサまたは近接センサからなる。
(付記8) 付記1乃至6の何れか1項に記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、前記画像センサはラインセンサからなり、前記離散センサは磁気センサからなり、前記磁気センサにより予め基準となる紙幣の全面を読み取って得られるデータを辞書データとして記憶部に記憶する。
(付記9) 紙葉類の一部の領域を読み取る離散センサと、紙葉類の全面の画像を読み取る画像センサと、前記離散センサにより予め基準となる紙葉類の全面を読み取って得られるデータを辞書データとして記憶する辞書データ記憶部と、前記画像センサにより読み取られる紙葉類の全面の画像から算出される紙葉類の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出し、算出された紙葉類の読み取り位置に対応する位置を辞書データの比較位置として算出する算出手段と、前記算出手段により算出された比較位置の辞書データと、前記離散センサにより読み取られたデータを比較する比較手段とを備える紙葉類鑑別装置。(5)
(付記10) 付記9記載の紙葉類鑑別装置において、前記算出手段は、前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭の位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取り開始位置を算出し、算出した読み取り開始位置と斜行角度とから辞書データの比較先頭位置及び比較最終位置を算出する。
(付記11) 付記9または10記載の紙葉類鑑別装置において、前記算出手段は、前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭の位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取りラインを算出し、該読み取りラインを辞書データの比較ラインとして特定し、前記比較手段は、特定された比較ライン上の辞書データを前記辞書データ記憶部から読み出し、読み出した辞書データと前記離散センサにより読み取ったデータとを比較する。
(付記12) 付記9,10または11記載の紙葉類鑑別装置において、前記辞書データ記憶部に、前記離散センサ用の辞書データと、前記画像センサ用の辞書データとを組み合わせた組み合わせ画像辞書データを記憶し、前記比較手段は、算出された紙葉類の読み取り位置に基づいて、前記離散センサにより読み取られたデータと、前記ラインセンサにより読み取られた画像を合成し、合成された画像と前記組み合わせ画像辞書データとを比較して紙葉類の真贋を判定する。
(付記13) 付記9,10,11または12記載の紙葉類鑑別装置において、前記算出手段は、前記離散センサにより読み取った紙葉類の各位置のデータの時間的変化の平均値を統計データとして算出し、前記比較手段は、紙葉類の各位置の前記統計データと、対応する位置の辞書データとの不一致の度合いが所定値以上か否かを判別し、不一致の度合いが所定値以上のときには、前記辞書データを前記統計データに基づいて補正する。
(付記14) 画像センサにより読み取られる紙葉類の全面の画像から算出される紙葉類の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出する処理と、算出された読み取り位置に対応する位置を、紙葉類の一部の領域を読み取る離散センサにより予め基準となる紙葉類の全面を読み取って得られる辞書データの比較位置として算出する処理と、算出された比較位置の辞書データと前記離散センサにより読み取られたデータとを比較する処理とを、コンピュータに実行させる離散センサのデータと辞書データの比較プログラム。
図1は、実施の形態の紙葉類鑑別装置の主要部のブロック図である。 図2は、辞書データの作成方法の説明図である。 図3は、ラインセンサと離散センサの位置関係を示す図である。 図4は、鑑別処理のフローチャートである。 図5は、辞書データの比較位置の説明図である。 図6は、デジタル線分の説明図である。 図7は、辞書データの格納位置の説明図である。 図8は、ラインセンサの画像と離散センサのデータと組み合わせ画像辞書データを示す図である。 図9は、ラインマッチング処理の説明図である。 図10は、辞書データ補正処理のフローチャートである。
符号の説明
14 ラインセンサ
15 離散センサ
16 中央処理装置(CPU)
17 増幅回路部
18 A/D変換部
19 画像処理部
20 辞書判定部
21 辞書データ記憶部
22 記憶部

Claims (5)

  1. 紙葉類の一部の領域を読み取る離散センサにより予め基準となる紙葉類の全面を読み取って得られるデータを辞書データとして記憶部に記憶し、
    画像センサにより読み取られる紙葉類の全面の画像から算出される紙葉類の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出し、算出された読み取り位置に対応する位置を辞書データの比較位置として算出し、
    算出された比較位置の辞書データと前記離散センサにより読み取られたデータとを比較する離散センサのデータと辞書データの比較方法。
  2. 請求項1記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、
    前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭の位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取り開始位置を算出し、読み取り開始位置と斜行角度とから辞書データの比較先頭位置及び比較最終位置を算出する。
  3. 請求項1または2記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、
    前記画像センサで読み取られた画像から算出される紙葉類の先頭の位置と斜行角度とから、前記離散センサによる紙葉類の読み取りラインを特定し、特定された読み取りラインに対応するラインの辞書データと前記離散センサにより読み取られたデータを比較する。
  4. 請求項1,2または3記載の離散センサのデータと辞書データの比較方法において、
    前記離散センサ用の辞書データと、前記画像センサ用の辞書データを組み合わせた組み合わせ画像辞書データを記憶部に記憶し、
    算出された紙葉類の読み取り位置に基づいて、前記離散センサにより読み取られたデータと前記ラインセンサにより読み取られた画像を合成し、
    合成された画像と前記組み合わせ画像辞書データとを比較して紙葉類の真贋を判定する。
  5. 紙葉類の一部の領域を読み取る離散センサと、
    紙葉類の全面の画像を読み取る画像センサと、
    前記離散センサにより予め基準となる紙葉類の全面を読み取って得られるデータを辞書データとして記憶する辞書データ記憶部と、
    前記画像センサにより読み取られる紙葉類の全面の画像から算出される紙葉類の位置と、前記画像センサと前記離散センサの位置関係とに基づいて前記離散センサによる紙葉類の読み取り位置を算出し、算出された紙葉類の読み取り位置に対応する位置を辞書データの比較位置として算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された比較位置の辞書データと、前記離散センサにより読み取られたデータを比較する比較手段とを備える紙葉類鑑別装置。

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