JP2005204049A - 経路探索方法及び、これを適用するネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なるルートを同時に選択することを可能にし、経路検索処理の性能を高める。
【解決手段】複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおける経路選択方法であって、ルート構成情報を入力し、前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを登録し、
前記登録された木構造ネットワークをもとに、入力される使用候補の発拠点及び受拠点情報において、ある発拠点からある受拠点の全ての必要な組み合わせで配信可能な全ての経路を選択し、使用ネットワーク候補を生成し、前記生成された使用ネットワーク候補から使用する発拠点と受拠点に対応する使用ネットワークを選択する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インターネットのリアル型データ配信や電力送信などネットワークを利用して大量データを雑音の入らない高い信頼性で送ることが必要な通信分野において、経路を探索する方法及び、これを適用するネットワーク装置に関する。
一般に、イーサネット(登録商標)のような同報方式で大量データを送ると、必要でない経路にまでデータが流れ込み、ネットワークリソースの効率的な利用が図れない。このためにインターネットのようなメッシュ型ネットワーク上に発信拠点から受信拠点まで専用の経路を特定した配信方式が必要となる。
また、高信頼なデータ配信においては異なる地域を通る二重経路化が必須である。このために、発信地点から受信地点までの経路を予め選択しておくことが必要であり、このための経路選択方法として、第1の方法は、一の発信拠点から一の受信拠点をダイクストラ(Dijkstra)法のような最適経路選択方法を利用して経路選択した後に、複数の受信拠点の経路をマージしてまとめる方法がある。
さらに、第二の方法としてルート生成パターンの中から優先順位に従い選択する方法(特許文献1)、ネットワ−ク回線割当方式、更に本出願人らが先に提案した同意値のノードを経由しない複数経路の探索を行う方法(特許文献2)等があるが、いずれもルート構成情報(拠点間を結ぶ経路の情報)により一筆書き状態のルートを生成した後、加工評価しているため二種類のルートを生成する場合は、1ルート完成後に別ルートを生成しなければならなかった。
特許第2518264号公報 公開2003-023446号公報
したがって、本発明の目的は、一筆書きではない枝のある木構造型ネットワーク経路を二種類同時に選択可能にするリアルタイム配信システムに適した経路探索方法及び、これを適用するネットワーク装置を提供することにある。
上記の課題を達成する本発明に従う経路探索方法及びこの方法を適用するネットワーク装置の第1の態様は、ルート構成情報を入力し、前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを登録し、前記登録された木構造ネットワークから、使用する発拠点と受拠点情報に対応する使用ネットワークを選択することを特徴とする。
上記の課題を達成する本発明に従う経路探索方法及びこの方法を適用するネットワーク装置の第2の態様は、ルート構成情報を入力し、前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを登録し、前記登録された木構造ネットワークをもとに、入力される使用候補の発拠点及び受拠点情報において、ある発拠点からある受拠点の全ての必要な組み合わせで配信可能な全ての経路を選択し、使用ネットワーク候補を生成し、前記生成された使用ネットワーク候補から使用する発拠点と受拠点に対応する使用ネットワークを選択することを特徴とする。
さらに、上記の課題を達成する本発明に従う経路探索方法及びこの方法を適用するネットワーク装置の第3の態様は、前記第1または、第2の態様において、前記指定方向は、拠点を基準に右回り方向又は、左回り方向を意味することを特徴とする。
さらに、上記の課題を達成する本発明に従う経路探索方法及びこの方法を適用するネットワーク装置の第4の態様は、第3の態様において、使用する発拠点と受拠点情報に対応する使用ネットワークは、右回り方向及び、左回り方向のそれぞれについて選択し、一の使用ネットワークが障害のときに他方の使用ネットワークを用いることにより、障害を回避することを特徴とする。
本発明の特徴は、以下に図面に従い説明される発明の実施の形態例から更に明らかになる。
本発明の適用により、i)メッシュ型のネットワークの中から木構造ネットワークを選
択してデータを配信できるため、大量データの配信においても無駄なくネットワークリソースを利用することができる。ii)木構造ネットワークはグラフ木を利用して生成するため、限られた対象から容易かつ効率的に選択することができる。iii)異なるルートの配信ネットワーク経路を選択できるため、ネットワークの一部に障害が発生しても残り経路でデータを届けることができる。iv)異なるルートは同時に選択することができるため、処理性能が良い。
以下に図面に従い本発明の実施の形態例を説明する。なお、実施の形態例は本発明の理解のためのものであり、本発明の技術的範囲がこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の経路探索方法を実現するシステム構成を説明する図である。経路探索の対象としてのネットワークは、複数の拠点(節、若しくはノードと同様の意味)と、それらの間を接続する接続経路を有し、図1に示す例では、ネットワークは9拠点A〜I、12経路(拠点間の接続本数)102から構成されている。
さらに、図1において、本発明の経路探索方法を実行制御し、各拠点A〜Iを監視・制御するネットワーク装置であるネットワークオペレーションシステム100を備えている。
図2は、本発明の経路探索方法を実現するネットワークオペレーションシステム100における処理の流れを説明する機能及び処理フロー図である。
図3は、図1に示すネットワークにおける方向付けの定義を説明する図である。各拠点(ノード)を接続する経路をネットワーク回線(経路部品)と呼び、この経路部品により接続される方向を右回り方向矢印(CW:一定鎖線で示されている)と、左回り方向矢印(CCW:鎖線で示されている)が実施例として図3に示すように定義されている。
図2に戻り説明する。ネットワークオペレーションシステム100に対し、ルート構成情報101a、発拠点と受拠点の使用候補情報101b及び、発拠点と受拠点の情報101cが入力情報101として入力される。
ルート構成情報101aは、実施例として、図3に示す定義に基づき図4A,4B,4Cに示される。図4Aは、右回り(CW)方向のルート構成であり、図4Bは、左回り(CCW)方向のルート構成であり、図4Cは、設置された物理的なネットワークに方向をつけて右回りと左回りの経路を構築する為の定義である。
図4Aにおいて、例えば、拠点AからのCW方向の経路として、拠点Bに至る1経路のみであること、拠点EからのCW方向の経路として、拠点Fに至る経路と拠点Iに至る経路の2経路を有することが示されている。図4B及び図4Cの情報も同様に理解できる。
このようなルート構成情報101aが入力され、ネットワークオペレーションシステム100において、データベース100aに格納される。ネットワークオペレーションシステム100において、このデータベース100aのルート構成情報に基づいて、木構造のネットワークグラフ候補を生成する(処理工程P1)。
この木構造のネットワークグラフ候補生成の詳細は、図5に示される。図5は、図2のネットワークオペレーションシステム100における機能及び処理フローに対応して示される詳細手順を示すフロー図である。
図5において、(拠点数−1)の経路部品を選択して木構造ネットワークグラフ候補を生成する(ステップS1)。すなわち、ネットワーク内に接続可能な拠点がn個、接続本数がm本の場合、n個の拠点を結ぶ木構造ネットワークグラフは、n−1本の経路を持つ。したがって、m本の中から(n−1)本の経路を選択して、組み合わせをチェックする。
図3の実施の形態例では、接続本数はm=12であり、拠点数は9であるので、8本の経路を選択して可能な組み合わせは、128=495通りとなる。図6は、495通りの組み合わせの木候補T1〜T495を示すテーブルである。
ここで、上記495通りの組み合わせは、任意に経路部品を選択しているためにグラフ木の形にならない木も含まれている。これらは、分離しているもの、ループ状になっているものである。
この様にして全組み合わせの木候補が求められると(ステップS2、Yes)、このテーブルデータがデータベースに格納される(処理工程P100b)。
次いで、木候補のデータテーブル(図6)について、ルート構成情報(100a)に基づいて、木構造ネットワークを生成し(処理工程P2)、木構造ネットワークデータとして格納する(処理工程P100c)。
木構造ネットワーク生成の詳細手順は、図5にステップS3からS6の処理として示される。図5において、ステップS1、S2で求めた木構造ネットワークグラフ候補(図6)を発拠点を固定し、CW方向に順に進む。全8拠点を通過するまで検索する(ステップS3)。全8拠点を通過していれば(ステップS4、Yes)、木構造ネットワークグラフ候補を木構造ネットワークに登録する(ステップS5)。全拠点について、かかる検索を行う(ステップS6、Yes)。
この処理をネットワーク内の全拠点において繰り返し、全拠点からの木構造ネットワークを生成する。CCW方向についても同様に行う
このようにして得られるデータベース100Cに登録される木構造ネットワークグラフは図7A,図7Bに示す如くである。図7AはCW方向、図7BはCCW方向の木構造ネットワークグラフである。図7A,図7Bにおいて、数字は、発拠点から順に拠点を通過する経路部品の順番を示している。
例えば、図7Aに示す様に、CW方向に発拠点Aとする木構造ネットワークグラフは4通りあり、図7AのA(1)、A(2)、A(3)、A(4)が該当する。その内の第1のグラフA(1)は、図8Aに示すような経路を通過する。図8Bは、これに対応する木構造である。さらに、CCW方向については、例えば、発拠点Bとする図7Bの木構造ネットワークグラフB(1)を例にすると、対応する経路順が図9Aに示され、これに対応する木構造は、図9Bに示されるごとくである。
上記のように発拠点ごとに木構造ネットワークを生成することにより、実際に用いる発拠点及び受拠点の情報に基づき、同一の発拠点に対し、所望の受拠点に至る経路が複数ある場合、予め設定した優先度等の選択基準に従い、一の経路を選択することができる。
ここで、予め候補として使用可能性の高い発拠点と受拠点間を使用候補として与え、これにより、ある発拠点からある受拠点の全ての必要な組み合わせで配信可能な全ての使用ネットワーク候補求めておくことが可能である。
これにより、実際に使用する際に与えられる発拠点及び受拠点に対応して所定の選択基準により使用するネットワークを容易に選択することができる。なお、必要な組み合わせとは、よく使用される発受選択指示であって、使用ネットワークの選択を高速に行うために予め用意される。
すなわち、上記のようなデータベース100Cに生成、登録された木構造ネットワークグラフに基づき、入力される使用候補情報(101b)における発拠点及び受拠点情報において、ある発拠点からある受拠点の全ての必要な組み合わせで配信可能な全ての経路を選択し、使用ネットワーク候補を生成し(処理工程P3:ステップS7,8)、使用候補ネットワークとしてデータベース100dに格納する。
この際、木階層順位に従い、目的受拠点レベルより大きなレベルを切り捨てる。
図8BはA発全受けの使用ネットワーク候補であるが、これに受け情報を指定して図10Aを作る時に受拠点までの木階層順位2以上を削除して図10Aの1行目を作る。同様に受拠点がCの時は、木階層順位3以上を削除して図10Aの2行目を作る。
図10A、図10Bは、上記処理工程P3によって生成され、データベース100dに格納された、それぞれCW方向、CCW方向の接続先別の使用ネットワーク候補である。ただし、図10A、図10Bには、発拠点ごとに生成される受拠点の全ての必要な組み合わせのうち、発拠点をAとする場合のみの、全ての受拠点の必要な組み合わせを示している。
ついで、入力される、実際に用いる発拠点及び受拠点の情報101cに基づいて、図10A,図10Bの使用ネットワーク候補から使用ネットワークを選択する(処理工程P4、S9)。図11A及び,図11Bは、実施例として、それぞれ選択された発拠点A及び、受拠点E、Iとする、ネットワークCW方向経路及び、CCW方向経路で異なるルートを同時に選択することができる。このため、一方のネットワークルートの一部に障害が発生しても他方のルートでデータを送ることができる。
図10A,図10Bの使用ネットワーク候補から使用ネットワークを選択する方法は種々の方法が可能である。例えば、先に言及した特許文献1に言及された方法を適用することが可能である。すなわち、図10A,図10Bの使用ネットワーク候補から優先度に従って、優先度に並び替えて優先度の高いネットワークから選択するようにすることができる。
ネットワークオペレーションシステム100は、このように選択された使用ネットワーク100eに従い、ATM(非同期転送モード)などのネットワークインフラを制御し、固定経路を生成し、対応する各拠点にデータを配信することができる。
(付記1)
複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおける経路選択方法であって、
ルート構成情報を入力し、
前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、
前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを登録し、
前記登録された木構造ネットワークから、使用する発拠点と受拠点情報に対応する使用ネットワークを選択する
ことを特徴とする経路選択方法。
(付記2)
複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおける経路選択方法であって、
ルート構成情報を入力し、
前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、
前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを登録し、
前記登録された木構造ネットワークをもとに、入力される使用候補の発拠点及び受拠点情報において、ある発拠点からある受拠点の全ての必要な組み合わせで配信可能な全ての経路を選択し、使用ネットワーク候補を生成し、
前記生成された使用ネットワーク候補から使用する発拠点と受拠点に対応する使用ネットワークを選択する
ことを特徴とする経路選択方法。
(付記3)付記1または、2において、
前記指定方向は、拠点を基準に右回り方向又は、左回り方向を意味することを特徴とする経路選択方法。
(付記4)付記3において、
使用する発拠点と受拠点情報に対応する使用ネットワークは、右回り方向及び、左回り方向のそれぞれについて選択し、一の使用ネットワークが障害のときに他方の使用ネットワークを用いることにより、障害を回避することを特徴とする経路選択方法。
(付記5)
複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおいて、前記複数の拠点を監視制御するネットワーク装置であって、
データベースと処理手段を有し、
前記処理手段により、入力されるルート構成情報を前記データベースに格納し、
さらに、前記処理手段により、前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、
前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを前記データベースに登録し
前記登録された木構造ネットワークをもとに、使用する発拠点と受拠点に対応する使用ネットワークを選択する
ことを特徴とするネットワーク装置。
(付記6)
複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおいて、前記複数の拠点を監視制御するネットワーク装置であって、
データベースと処理手段を有し、
前記処理手段により、入力されるルート構成情報を前記データベースに格納し、
さらに、前記処理手段により、前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、
前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを前記データベースに登録し
前記登録された木構造ネットワークをもとに、入力される使用候補の発拠点及び受拠点情報において、ある発拠点からある受拠点の全ての必要な組み合わせで配信可能な全ての経路を選択し、使用ネットワーク候補を生成し、
前記生成された使用ネットワーク候補から使用する発拠点と受拠点に対応する使用ネットワークを選択する
ことを特徴とするネットワーク装置。
(付記7)付記5または、6において、
前記指定方向は、拠点を基準に右回り方向又は、左回り方向を意味することを特徴とするネットワーク装置。
(付記8)付記7において、
使用する発拠点と受拠点情報に対応する使用ネットワークは、右回り方向及び、左回り方向のそれぞれについて選択し、一の使用ネットワークが障害のときに他方の使用ネットワークを用いることにより、障害を回避することを特徴とするネットワーク装置。
本発明に従う経路探索方法により、従来の方法に比し、異なるルートを同時に選択することができるため、処理性能を高めることができ、更にメッシュ型のネットワークの中から木構造ネットワークを選択してデータを配信できるため、大量データの配信においても無駄なくネットワークリソースを利用することができ、産業上寄与するところ大である。
本発明の経路探索方法を実現するシステム構成を説明する図である。 本発明の経路探索方法を実現するネットワークオペレーションシステム100における処理の流れを説明する機能及び処理フロー図である。 図1に示すネットワークにおける方向付けの定義を説明する図である。 右回り(CW)方向のルート構成を示す図である。 左回り(CCW)方向のルート構成を示す図である。 図4Aと図4Bのルート構成情報を重ねた状態を示す図である。 木構造のネットワークグラフ候補生成の詳細を示す図である。 495通りの組み合わせの木候補T1〜T495を示すテーブルである。 データベース100Cに登録される木構造ネットワークグラフ(CW方向)である。 データベース100Cに登録される木構造ネットワークグラフ(CCW方向)である。 図7Aに示すCW方向に発拠点Aとする木構造ネットワークグラフA(1)に対応する経路図を示す図である。 図8Aに対応する木構造を示す図である。 図7Bに示すCCW方向に発拠点Bとする木構造ネットワークグラフB(1)に対応する経路図を示す図である。 図9Aに対応する木構造を示す図である。 処理工程P3によって生成され、データベース100dに格納されたCW方向の接続先別の使用ネットワーク候補を示す図である。 処理工程P3によって生成され、データベース100dに格納されたCCW方向の接続先別の使用ネットワーク候補を示す図である。 図10Aの使用ネットワーク候補から選択された所定の発拠点から受拠点間の経路を示す図である。 図10Bの使用ネットワーク候補から選択された所定の発拠点から受拠点間の経路を示す図である。
符号の説明
100 ネットワーク装置(ネットワークオペレーションシステム)
101a ルート構成情報
101b 発受拠点候補情報
101c 発受拠点情報
102 経路
A〜I 拠点(ノード)

Claims (5)

  1. 複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおける経路選択方法であって、
    ルート構成情報を入力し、
    前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、
    前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを登録し、
    前記登録された木構造ネットワークから、使用する発拠点と受拠点情報に対応する使用ネットワークを選択する
    ことを特徴とする経路選択方法。
  2. 複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおける経路選択方法であって、
    ルート構成情報を入力し、
    前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、
    前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを登録し、
    前記登録された木構造ネットワークをもとに、入力される使用候補の発拠点及び受拠点情報において、ある発拠点からある受拠点の全ての必要な組み合わせで配信可能な全ての経路を選択し、使用ネットワーク候補を生成し、
    前記生成された使用ネットワーク候補から使用する発拠点と受拠点に対応する使用ネットワークを選択する
    ことを特徴とする経路選択方法。
  3. 請求項1または、2において、
    前記指定方向は、拠点を基準に右回り方向又は、左回り方向を意味することを特徴とする経路選択方法。
  4. 請求項3において、
    使用する発拠点と受拠点情報に対応する使用ネットワークは、右回り方向及び、左回り方向のそれぞれについて選択し、一の使用ネットワークが障害のときに他方の使用ネットワークを用いることにより、障害を回避することを特徴とする経路選択方法。
  5. 複数の拠点がメッシュ状に接続されたネットワークにおいて、前記複数の拠点を監視制御するネットワーク装置であって、
    データベースと処理手段を有し、
    前記処理手段により、入力されるルート構成情報を前記データベースに格納し、
    さらに、前記処理手段により、前記入力されるルート構成情報に基づき、前記複数の拠点の数−1と、前記複数の拠点間を結ぶ経路部品数による全組み合わせの木構造ネットワークグラフ候補を生成し、
    前記生成された木構造ネットワークグラフ候補から前記複数の拠点のそれぞれを発拠点として指定方向に従い検索して木構造ネットワークを前記データベースに登録し
    前記登録された木構造ネットワークをもとに、使用する発拠点と受拠点に対応する使用ネットワークを選択する
    ことを特徴とするネットワーク装置。

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