JP2005203222A - 燃料電池の運転方法 - Google Patents

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滋 稲井
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Abstract

【課題】構成を有効に小型化且つ簡素化するとともに、発電性能及び耐久性を向上させることを可能にする。
【解決手段】先ず、イグニションスイッチがONされると(ステップS1)、水素供給流路に設けられた濃度計を介して、燃料ガス流路に透過して残留する対極ガスである酸素の濃度が検出される(ステップS2)。この検出された酸素濃度が所定値よりも大きいと判断されると(ステップS2中、YES)、ステップS3に進んで、減圧排気処理が行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電解質の両側にアノード側電極とカソード側電極とを設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持するとともに、前記アノード側電極と前記セパレータとの間に燃料ガス流路が形成される一方、前記カソード側電極と前記セパレータとの間に酸化剤ガス流路が形成されて燃料ガス及び酸化剤ガスの反応により発電する燃料電池の運転方法に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側にそれぞれアノード側電極及びカソード側電極を配置した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持している。この燃料電池は、通常、電解質膜・電極構造体及びセパレータを所定数だけ積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池において、燃料ガス流路を介してアノード側電極に供給された燃料ガス、例えば、水素含有ガスは、電極触媒上で水素イオン化され、適度に加湿された電解質膜を介してカソード側電極へと移動し、その移動の間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。カソード側電極には、酸化剤ガス流路を介して酸化剤ガス、例えば、エア等の酸素含有ガスが供給されているために、このカソード側電極において、水素イオン、電子及び酸素ガスが反応して水が生成される。
ところで、このような燃料電池では、運転を停止した時に燃料ガス流路に燃料ガスが残留していると、酸化剤ガス流路に残留する酸化剤ガスとの間で反応して高電位が保持され、セパレータや電極触媒が腐食するという問題がある。
しかも、電解質膜自体がガス透過性を有するために、発電停止時には、ガスの透過により燃料ガスと酸化剤ガスとが同一極に混在するおそれがある。これにより、始動時に、例えば、燃料ガス流路に透過していた酸化剤ガスに燃料ガスが混入し、アノード側電極で燃焼及び高電位による腐食が惹起されるという問題がある。特に、車載用燃料電池では、始動及び停止が繰り返し行われるため、同一極で燃料ガスと酸化剤ガスとの混合が頻繁に発生し、性能や耐久性が著しく低下するという問題が指摘されている。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池システムの制御装置が知られている。この制御装置では、窒素等の不活性ガスボンベを有しており、運転を停止するときには、反応ガス供給用開閉弁が閉じられて燃料電池に対する反応ガスの供給が停止される。その後、直ちに不活性ガス供給用開閉弁及び排気用開閉弁が一定時間だけ開かれ、燃料電池内の反応ガスが不活性ガスにより置換されて発電が停止される。
特開平7−272740号公報(図1)
しかしながら、上記の特許文献1では、不活性ガスボンベのような大型な設備が搭載されており、燃料電池システム全体が相当に大型化してしまう。これにより、特に、小型化が望まれる車載用燃料電池としての使用には適さないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、構成を有効に小型化且つ簡素化するとともに、発電性能及び耐久性を向上させることが可能な燃料電池の運転方法を提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側にアノード側電極とカソード側電極とを設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持するとともに、前記アノード側電極と前記セパレータとの間に燃料ガス流路が形成される一方、前記カソード側電極と前記セパレータとの間に酸化剤ガス流路が形成されて燃料ガス及び酸化剤ガスの反応により発電する燃料電池の運転方法である。そして、燃料電池を起動する際に、燃料ガス流路又は酸化剤ガス流路の少なくとも一方に残留するガスを強制的に排気処理している。
また、燃料ガス流路に透過して残留する酸化剤ガス又は酸化剤ガス流路に透過して残留する燃料ガスの少なくとも一方の残留量が所定量以下になったと判断された際、排気処理を解除して前記燃料ガス流路に前記燃料ガスを供給するとともに、前記酸化剤ガス流路に前記酸化剤ガスを供給して発電を行うことが好ましい。
さらに、燃料ガス流路又は酸化剤ガス流路の少なくとも一方の残留ガス圧力が所定値以下になったと判断された際、排気処理を解除して前記燃料ガス流路に燃料ガスを供給するとともに、前記酸化剤ガス流路に酸化剤ガスを供給して発電を行うことが好ましい。
さらにまた、燃料電池の停止期間が所定期間を超えたと判断された際、前記燃料電池の起動時に燃料ガス流路又は酸化剤ガス流路の少なくとも一方に残留するガスを強制的に排気処理することが好ましい。
また、燃料電池を停止する際に、燃料ガス又は酸化剤ガスの少なくとも一方の供給を停止した状態で、所定の時間だけ発電を行うことが好ましい。
本発明によれば、燃料ガス流路又は酸化剤ガス流路の少なくとも一方に残留するガスが強制的に排気処理されるため、発電停止後に一方の極側から他方の極側に透過したガス(以下、対極ガスともいう)が存在していても、該対極ガスを確実に排気することができる。これにより、始動時には、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合することがなく、燃焼や高電位によるセパレータ及び電極触媒の腐食が良好に阻止されるとともに、発電性能及び耐久性を向上させることが可能になる。しかも、対極ガスを強制的に排気処理する際に、残留水の除去も行われるため、始動性の向上が図られる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の運転方法を実施するための燃料電池システム10の概略構成図である。
燃料電池システム10は、例えば、自動車等の車両に搭載されており、燃料電池12を備える。この燃料電池12は、複数の発電セル14を矢印A方向に積層するとともに、積層方向両端にエンドプレート16a、16bが配置されており、前記エンドプレート16a、16bは、図示しない締め付けボルトにより積層方向に締め付けられている。
発電セル14は、例えば、固体高分子電解質膜18の両側にアノード側電極20とカソード側電極22とを配置した電解質膜・電極構造体24と、前記電解質膜・電極構造体24を挟持する一対の金属セパレータ26、28とを備える。アノード側電極20と金属セパレータ26との間には、燃料ガスとして、例えば、水素ガスを供給するための燃料ガス流路30が形成される一方、カソード側電極22と金属セパレータ28との間には、酸化剤ガスとして、例えば、酸素を含む空気を供給するための酸化剤ガス流路32が形成される。
エンドプレート16aには、各発電セル14の燃料ガス流路30に水素ガスを供給するための水素供給口34aと、前記燃料ガス流路30から排出される未使用の水素ガスを含む排ガスを燃料電池12から排出するための水素排出口34bとが設けられる。エンドプレート16bには、各発電セル14の酸化剤ガス流路32に空気を供給するための空気供給口36aと、前記酸化剤ガス流路32から排出される未使用の酸素を含む空気を燃料電池12から排出するための空気排出口36bとが設けられる。
燃料電池システム10は、燃料電池12に水素ガスを供給する水素供給流路38と、前記燃料電池12から排出される未使用の水素ガスを含む排ガスを、前記水素供給流路38の途上に戻して該燃料電池12に供給するための水素循環流路40とを備える。
水素供給流路38には、高圧水素を貯留する水素タンク42と、前記水素タンク42から供給される水素ガスの圧力を調圧する供給弁44と、調圧された前記水素ガスを燃料電池12に供給するとともに、水素循環流路40から排ガスを吸引して前記燃料電池12に戻すためのエゼクタ46と、燃料ガス流路30に透過して残留する酸素(対極ガス)の濃度を検出するための濃度計48とが配設される。水素循環流路40には、排気流路50が接続されるとともに、前記排気流路50には、バルブ52を介して減圧排気用ポンプ54が連結される。
燃料電池システム10は、燃料電池12に空気を供給する空気供給流路56と、前記燃料電池12から排出される未使用の空気を含む排ガスを、外部に廃棄するための空気排出流路58とを備える。空気供給流路56には、空気を圧縮して供給するためにスーパーチャージャ(又はポンプ)60が設けられる。
燃料電池12には、キャパシタ62が接続されるとともに、各発電セル14の発生電圧を検出する電圧計64が設けられる。電圧計64は、検出電圧をコントローラ66に送る一方、前記コントローラ66には、イグニションスイッチ68からON信号及びOFF信号が送られる。このコントローラ66は、供給弁44、ポンプ54及びスーパーチャージャ60等を制御する。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、本実施形態に係る燃料電池の運転方法との関連で、図2及び図3に示すフローチャートに沿って以下に説明する。
先ず、イグニションスイッチ68がONされると(図2中、ステップS1)、水素供給流路38に設けられた濃度計48を介して、燃料ガス流路30に透過して残留する酸素の濃度が検出される(ステップS2)。この検出された酸素濃度が所定値よりも大きいと判断されると(ステップS2中、YES)、ステップS3に進んで、減圧排気処理が行われる。
すなわち、図1に示すように、スーパーチャージャ60がOFFされるとともに、供給弁44が閉じられ且つバルブ52が開放された状態で、ポンプ54が駆動される。このため、水素循環流路40が吸引され、この水素循環流路40に水素排出口34bを介して連通する燃料ガス流路30が吸引される。従って、酸化剤ガス流路32から固体高分子電解質膜18を透過して燃料ガス流路30に残存している空気は、この燃料ガス流路30から強制的に排気処理されて排気流路50を介し外部に放出される。
次いで、濃度計48により検出される酸素濃度が所定値以下になると(ステップS4中、YES)、起動処理に移行する(ステップS5)。この起動処理では、供給弁44が開放されるとともに(ステップS6)、スーパーチャージャ60がONされる(ステップS7)。これにより、燃料ガス流路30に水素ガスが供給される一方、酸化剤ガス流路32に空気が供給されて燃料電池12の発電が開始される(ステップS8)。
上記の起動時には、水素タンク42から水素供給流路38に供給される水素ガスは、供給弁44を介して所定の圧力に減圧され、エゼクタ46を通って燃料電池12の水素供給口34aに供給される。水素供給口34aに供給された水素は、各発電セル14を構成する燃料ガス流路30に供給されてアノード側電極20に沿って移動する。そして、未使用の水素を含む排ガスは、水素排出口34bから水素循環流路40に排出され、エゼクタ46の吸引作用下に、水素供給流路38の途上に戻された後、再度、燃料電池12内に燃料ガスとして供給される。
一方、スーパーチャージャ60を介して空気供給流路56に空気が供給される。この空気は、空気供給口36aから各発電セル14の酸化剤ガス流路32に供給されてカソード側電極22に沿って移動する。さらに、未使用の空気を含む排ガスは、空気排出口36bから空気排出流路58に排出される。これにより、各発電セル14では、アノード側電極20に供給される水素と、カソード側電極22に供給される空気中の酸素とが反応して発電が行われる。
この場合、第1の実施形態では、特に燃料電池12を長期間にわたって停止することにより燃料ガス流路30に空気が透過して残留していても、対極ガスであるこの空気がポンプ54の減圧作用下に前記燃料ガス流路30から強制的に排気処理される。これにより、始動時には、燃料ガス流路30で水素ガスと空気とが混合することがなく、燃焼や高電位による金属セパレータ26及びアノード側電極20の腐食が良好に阻止されるとともに、発電性能及び耐久性を向上させることが可能になる。
しかも、対極ガスを強制的に排気処理する際に、残留水の除去も行われるため、始動性の向上が図られるという効果が得られる。さらに、不活性ガスボンベ等の大型な設備が不要になり、燃料電池システム10全体が相当に小型化され、車載用に適するという利点がある。
次いで、燃料電池12の発電を停止させる際には、図3に示すように、先ず、イグニションスイッチ68がOFFされる(ステップS11)。コントローラ66は、供給弁44を閉じて水素ガスの供給を停止させる(ステップS12)。このため、燃料電池12では、残存する水素ガスとスーパーチャージャ60を介して供給される空気とにより反応が継続され、前記水素ガスが減少するに従って発生する電圧が低下する。
そこで、電圧計64により各発電セル14又は所定の発電セル14の発生電圧を検出し、その検出結果がコントローラ66に送られる。コントローラ66では、残電圧が所定値よりも高いと判断すると(ステップS13、YES)、ステップS14に進んで、キャパシタ62による回生(充電)が行われる。そして、残電圧が所定値以下になると(ステップS13中、NO)、ステップS15に進んで、スーパーチャージャ60がOFFされて燃料電池12の発電が停止される。
この場合、第1の実施形態では、燃料電池12の停止時に、燃料ガス流路30に残存する水素ガスが良好に消費される。このため、燃料電池12の停止後に、燃料ガス流路30に酸素が透過しても、この燃料ガス流路30で水素ガスと酸素とが混合することがない。これにより、燃焼や高電位が発生することがなく、発電性能及び耐久性を向上させることが可能になる。特に、車載用燃料電池システム10のように始動及び停止が繰り返し行われる際、良好に機能することができる。
なお、第1の実施形態では、燃料ガス流路30に透過して残存する酸素(対極ガス)の量を検出するために濃度計48を設けているが、これに代えて、あるいはこれと共に、例えば、酸化剤ガス流路32に透過して残存する水素ガス(対極ガス)の量を検出してもよい。その際、空気排出流路58にも減圧排気用ポンプ(図示せず)を設け、酸化剤ガス流路32に透過して残存する水素ガスを強制的に排気処理すればよい。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の運転方法を実施するための燃料電池システム80の概略構成図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池システム10と同様の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池システム80は、濃度計48に代えて圧力計82を備え、燃料ガス流路30に残留するガス圧力を検出する。具体的には、図5のフローチャートに示すように、イグニションスイッチ68がONされた後(ステップS1a)、圧力計82を介して燃料ガス流路30の残留ガス圧力が検出される(ステップS2a)。
そして、検出される残留ガス圧力が所定値以下になるまで、ポンプ54を介して燃料ガス流路30内の減圧排気処理が行われた後、起動が開始される(ステップS2a〜S5a)。さらに、ステップS6a〜S8aに進んで、燃料電池12の発電が行われる。
このように、第2の実施形態では、対極ガスが良好に排気されるため、燃料ガス流路30で水素ガスと空気とが混合することがなく、簡単な設備で、発電性能及び耐久性を向上させることが可能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の運転方法を実施するための燃料電池システム90の概略構成図である。
燃料電池システム90は、コントローラ66にタイマ92を設けており、燃料電池12の停止時間を経時する。具体的には、図7のフローチャートに示すように、イグニションスイッチ68がONされた後(ステップS1b)、タイマ92による経時時間、すなわち、燃料電池12の停止時間が所定時間を超えたか否かが判断される(ステップS2b)。
そして、停止時間が所定時間を超えたと判断された際(ステップS2b中、YES)、ステップS3bに進んで、燃料ガス流路30内の減圧排気処理が行われる。減圧排気処理が設定時間だけ遂行された後(ステップS4b)、起動が開始されて発電が行われる(ステップS5b〜S8b)。
このように、第3の実施形態では、燃料電池12の発電が長期間にわたって停止された際にも、対極ガスが確実に排気されるため、燃料ガス流路30で水素ガスと空気とが混合することがない。これにより、簡単な設備で、発電性能及び耐久性を向上させることが可能になる等、第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の運転方法を実施するための燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池を起動させる際のフローチャートである。 前記燃料電池を停止させる際のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の運転方法を実施するための燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池を起動させる際のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の運転方法を実施するための燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池を起動させる際のフローチャートである。
符号の説明
10、80、90…燃料電池システム 12…燃料電池
14…発電セル 18…固体高分子電解質膜
20…アノード側電極 22…カソード側電極
24…電解質膜・電極構造体 26、28…金属セパレータ
30…燃料ガス流路 32…酸化剤ガス流路
34a…水素供給口 34b…水素排出口
36a…空気供給口 36b…空気排出口
38…水素供給流路 40…水素循環流路
42…水素タンク 44…供給弁
46…エゼクタ 48…濃度計
50…排気流路 52…バルブ
54…ポンプ 56…空気供給流路
58…空気排出流路 60…スーパーチャージャ
62…キャパシタ 64…電圧計
66…コントローラ 68…イグニションスイッチ
82…圧力計 92…タイマ

Claims (5)

  1. 電解質の両側にアノード側電極とカソード側電極とを設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持するとともに、前記アノード側電極と前記セパレータとの間に燃料ガス流路が形成される一方、前記カソード側電極と前記セパレータとの間に酸化剤ガス流路が形成されて燃料ガス及び酸化剤ガスの反応により発電する燃料電池の運転方法であって、
    前記燃料電池を起動する際に、前記燃料ガス流路又は前記酸化剤ガス流路の少なくとも一方に残留するガスを強制的に排気処理することを特徴とする燃料電池の運転方法。
  2. 請求項1記載の運転方法において、前記燃料ガス流路に透過して残留する酸化剤ガス又は前記酸化剤ガス流路に透過して残留する燃料ガスの少なくとも一方の残留量が所定量以下になったと判断された際、前記排気処理を解除して前記燃料ガス流路に前記燃料ガスを供給するとともに、前記酸化剤ガス流路に前記酸化剤ガスを供給して発電を行うことを特徴とする燃料電池の運転方法。
  3. 請求項1記載の運転方法において、前記燃料ガス流路又は前記酸化剤ガス流路の少なくとも一方の残留ガス圧力が所定値以下になったと判断された際、前記排気処理を解除して前記燃料ガス流路に前記燃料ガスを供給するとともに、前記酸化剤ガス流路に前記酸化剤ガスを供給して発電を行うことを特徴とする燃料電池の運転方法。
  4. 請求項1記載の運転方法において、前記燃料電池の停止期間が所定期間を超えたと判断された際、前記燃料電池の起動時に前記燃料ガス流路又は前記酸化剤ガス流路の少なくとも一方に残留するガスを強制的に排気処理することを特徴とする燃料電池の運転方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の運転方法において、前記燃料電池を停止する際に、前記燃料ガス又は前記酸化剤ガスの少なくとも一方の供給を停止した状態で、所定の時間だけ発電を行うことを特徴とする燃料電池の運転方法。
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