JP2005201744A - 宝石観察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】宝石のカット軸と観察軸との両軸の一致を容易にする。
【解決手段】宝石をそのテーブル面を表に向けてセットするための凹部3bを有する宝石載置台5の下部に部分球面からなる姿勢調整台6を設け、ガイド支持台3の貫通孔3aの周縁部により姿勢調整台の球面を支持する。姿勢調整台に下方に延びる制御軸9を突設し、装置の基台1に調整レバー12を挿抜かつ揺動可能に設けると共にその先端部と制御軸とを係合させる。宝石を凹部にセットすることによりテーブル面と観察軸との交点が姿勢調整台の揺動中心と一致状態になり、カット軸と観察軸とが一致しない場合であっても、テーブル面上に揺動中心が一致状態になるようにして姿勢調整台を傾けることができることから、観察軸とカット軸とを容易に一致させることができ、その状態で光源により照射することによりカットのパターンを確実に観察することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイヤモンドなどの宝石のカット状態を観察する宝石観察装置に関するものである。
宝石にはその品質レベルを決定するいくつかの要素があるが、装飾品としてのダイヤモンドについては、カットの正確さすなわち各研磨面の基準となるカット軸に対する対称性が特に重要視される。研磨(カット)が設計通りに行われたか否かの研磨の良否を確認する方法としては、ダイヤモンドを載置台上に載置しかつそのカットの中心軸と同軸上に一定条件の光源を配置し、その光源により照射されたダイヤモンドをそのカット軸に一致させた観察軸上で拡大鏡により拡大して観察するようにしたものがある(例えば特許文献1参照。)。
正しく研磨されたダイヤモンドの場合には、上記方法による観察によれば、一定の位置で点対称の一定パターンの美しい模様を視認することができる。ダイヤモンドの品質にあっては、上記パターンの対称性の正確さが最重要点であり、それは研磨の正確さを確認することに通じる。
特開平2−290542号公報(第11頁、第9図)
ダイヤモンド、特に研磨された単体の宝石を観察する場合、上記の目的からダイヤモンドのカット軸の延長線上から正確に観察する(カット軸と観察軸を一致させる)必要がある。しかしながら、ダイヤモンドはその性質上極めて小さくかつ取り扱いに十分な注意が必要なため、観察装置において予め設定されている観察軸上にダイヤモンドのカット軸を一致させることは非常に困難である。
上記困難な理由の大きな点は、仮に方向を調整できてもその中心が観察軸から外れてしまったり、またカット軸が観察軸と平行になったりしても、それら軸同士の位置ずれが生じた場合には良好な観察が不可能なためである。ただし、それを一致させない限り、正確な研磨の状態を確認することはできない。
また、観察した宝石を撮影して、ハードコピーとして残しておきたいという要望もある。写真を見ることにより、宝石の品質を容易に視認することができるためである。
このような課題を解決して、宝石のカット軸と観察軸との両軸の一致を容易に行うことができると共に撮影装置による撮影も容易に行い得ることを実現するために本発明に於いては、宝石をそのテーブル面を表に向けてセットするための宝石載置台と、前記テーブル面を照射するための光源体とを有する宝石観察装置であって、前記宝石載置台が、装置側の支持体に揺動機構を介して揺動自在に支持された姿勢調整台と、前記宝石をセットするべくそのカット形状に合わせた凹部を有しかつ前記姿勢調整台に交換可能に一体化される被検査物載置台とを有し、前記揺動機構が、前記凹部にセットされた前記宝石のテーブル面と観察軸との交点に揺動中心を一致状態にして前記宝石載置台を揺動させると共に任意の揺動位置に調整する揺動位置調整手段を有するものとした。
特に、前記光源体が光の三原色を個別に発光可能な発光体からなると共に、前記三原色を個別に発光制御する制御手段を有すると良い。
このように本発明によれば、被検査物載置台にセットした宝石のカット軸と観察軸とが一致しない(テーブル面が観察軸に対して正対しない)場合であっても、テーブル面上に揺動中心が一致状態になるようにして姿勢調整台を傾けることができることから、観察軸とカット軸とを容易に一致させることができ、その状態で光源により照射することによりカットのパターンを確実に観察することができる。また、観察軸上に例えば電子カメラを設置して撮影することにより、液晶やCRT等のモニタに映し出すことができるため、観察が容易になる。また、電子カメラの出力を磁気媒体などに記録することにより容易に観察データを保存しておくことができると共に、撮影時の出力またはそのデータ出力をハードコピーして客に譲渡することもできる。
また、従来の観察器で自然光や単色の照明を光源としているものにあってはその観察において宝石全体の中にパターンが1色として表れるのに対して、光の三原色(赤R・緑G・青B)を個別に発光させることにより、従来では表現できなかった色彩によるパターンの確認によりパターンを認識し易くすることができると共に、それら三原色の混合割合を調整することにより、あらゆる色彩による表現が可能となり、客の好みの色彩に合わせた観察及びそのハードコピーが可能である。これは、宝石の奢侈品という性質から、客の派手な見栄えを喜ぶという傾向に対応することができるものとなり、観察装置による機能拡大となるため、観察装置の付加価値が高まる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用された宝石観察装置の全体を示す側断面図である。図に示されるように、本宝石観察装置は、図示されないテーブルなどの上に安定して載置するための基台1と、基台1に組み付けられた上部ケース2とにより全体の外形が形成されている。基台1により底面側が遮蔽され、上部ケース2により側面(周壁面)及び上面が遮蔽されて、装置内部に空間が形成されている。
基台1は、外に同軸的に一体化された外側ケース1aと内側ケース1bとからなる。なお、加工上別体としただけであり、一体物であっても良い。内側ケース1bは有底筒状をなし、その高さ方向中間部に板状のガイド支持体3が水平に掛け渡された状態に固定されている。ガイド支持体3の中央部には貫通孔3aが設けられており、被検査物である宝石としてのダイヤモンド4をセットするための宝石載置台5がその下部の一部を孔3a内に沈めた状態で孔3aの周縁部により支持されている。
図2に良く示されるように、宝石載置台5は、その下部となる部分であって半径Rの部分球面からなる下面を有する姿勢調整台6と、その上面に一体化された皿状の装着台受け7とからなると共に、装着台受け7の中央部分に形成した凹設部7a内に整合状態に収容された被検査物装着台8を一体化してなる。なお、被検査物装着台8は、装着台受け7の凹設部7aに整合する本体部分と本体部分の上面から上方に突出する凸部8aとを有する。被検査物装着台8を凹設部7aに対して挿抜する場合には、凸部8aを把持することにより容易に作業することができる。なお、凸部8aにあっては、円環状周壁形状や複数本の柱状形状に形成するものであって良い。
なお、ガイド支持体3に設けられた孔3aの周縁部は、姿勢調整台6の部分球面からなる下面と同じ半径となる曲率の円環状凹面となるように形成されていると良い。これにより、姿勢調整台6の下面と孔3aの周縁部とが互いに整合し、姿勢調整台6が傾いても半径Rの中心が常に一点に位置することができる。なお、姿勢調整台6の下面が孔3aの周縁部に対して円滑に摺接するように各材質の関係を設定しておくと良い。または、潤滑剤を用いても良い。
姿勢調整台6の下面の中心には図における下方に向けて制御軸9が突設されており、その制御軸9の姿勢調整台6側にはスライド固定板11が貫通状態に装着されている。そのスライド固定板11と、制御軸9の突出端(下端)近傍に例えば接着固定されたばね受けとの間には圧縮コイルばね10が初期荷重をもって制御軸9と同軸的に介装されている。これにより、スライド固定板11の外周部がガイド支持体3の図における下面に弾発的に当接すると共に、制御軸9がスライド固定板11から離反する向きに弾発付勢されて姿勢調整台6の下面が孔3aの周縁部に弾発的に押し付けられるため、姿勢調整台6とスライド固定板11とによりガイド支持体3を弾発的に挟んでその姿勢を保持し得る。なお、孔3aは姿勢調整台6が所定の角度傾いた場合の制御軸9の変位を許容する大きさに形成されており、その範囲内で全方向に姿勢調整台6が傾く(揺動する)ことができる。このようにして、揺動機構が構成されている。
基台1における姿勢調整台6の下方には、姿勢調整台6を任意の角度に傾けるための姿勢調整レバー12が設けられている。姿勢調整レバー12は、基台1の側壁部分を外側から半径方向内向きに挿入されて、基台1の内方に設けられた支点軸13により中間部を支持されている。支点軸13はその軸線回りにのみ回動自在にされており、その支点軸13を直交する向きに姿勢調整レバー12が貫通している。基台1の内部に位置する姿勢調整レバー12の先端部には係合孔12aが設けられており、その係合孔12aに制御軸9の先端部が遊びをもって挿通している。なお、姿勢調整レバー12における基台1の外方に位置する後端部には手動操作を容易にするための把持部12bが設けられている。これにより、姿勢調整レバー12を、支点軸13を揺動中心として図1における表裏方向(矢印A)に揺動し得ると共に、長手方向である支点軸13に直交する向き(矢印B)に任意に変位させることができる。このようにして、姿勢調整台6すなわち宝石載置台5を任意の揺動位置に動かすことができるようにした揺動位置調整手段が構成されている。
被検査物装着台8の中央部には観察対象のダイヤモンド4のカットに対応させた凹部8bが設けられている。なお、被検査物装着台8にあっては、宝石のカットに合わせて設けた凹部8bを有するものを各種用意し、上記半径Rの中心が宝石の上面(テーブル面)の中心と一致させるように凹部8bを形成する。これにより、姿勢調整台6がどの方向に傾いても宝石の上面の中心位置が変化しないようにすることができる。なお、カット形状の個々に違う大きさの全てに合わせて多種用意する必要はなく、上記テーブル面の中心と半径Rの中心とのずれが姿勢調整台6の姿勢変化により大きくずれない(カットパターンの良否判定に影響しない程度)範囲でカット形状の大きさの違うものを用意すれば良い。
上部ケース2は、その半径方向内側に設けられたガイド筒14と、その外側に設けられたカム筒15とからなる。ガイド筒14にはカメラのレンズ繰り出し機構と同様であって良いヘリコイド状のガイド溝14a(図1では一部を図示)が例えば対称位置に一対設けられ、カム筒15の内周面側には各ガイド溝14aに突入する一対の半径方向内向きのガイドピン15aが突設されている。これにより、カム筒15を回すことにより、ガイド溝14aにガイドピン15aがガイドされるため、上部ケース2の軸線方向である上下方向にカム筒15が変位し得る。
なお、カム筒15の任意の高さでの保持力は、ガイド筒14の外周面とカム筒15の内周面との間や、ガイド溝14aとガイドピン15aとの間の摩擦抵抗によるものであって良い。また、カム筒15の外周面には手で把持し易いように例えばゴム製グリップ19が取り付けられている。
上部ケース2の上面を形成するようにカム筒15には天板部15bが形成されており、その天板部15bの中央部には所定の大きさの観察窓15cが設けられている。観察窓15cの中心は観察装置の軸心と一致し、すなわち半径Rの中心と同軸的に位置している。天板部15bの下面(観察装置内側)であって観察窓15cの外周側には三色光源体(例えばLED)16が所定数配設されている。なお、三色光源体16の数は任意であって良く、外部の制御装置17により点灯制御されるようになっている。
三色光源体16は、例えば、光の三原色(赤R・緑G・青B)別に発光するものであり、各色に対応した信号が制御装置17から入力し、それに応じて各色を個別かつ光量を変えて発光させることができるものである。さらに、上部ケース2の天板部15b近傍には、三色光源体16による点光源を面光源にするために例えば2枚のディフューザ18a・18bが積層状態に配設されている。各ディフューザ18a・18bの各中央部には貫通孔が設けられている。なお、図示例では、上側ディフューザ18aが天板部15b(カム筒15)に固設され、下側ディフューザ18bがガイド筒14に固設されているが、そのような固設状態に限定されるものではなく、また1枚であっても良い。
次に、本宝石観察装置の使用要領について以下に示す。まず、観察するダイヤモンド4に対応した被検査物装着台8に対して、ダイヤモンド4をそのテーブル面を上にして凹部8bに嵌め込むように置く。その被検査物装着台8を装着台受け7の凹設部7aに挿入して装着する。この時、凸部8aを把持することにより装着作業を容易に行うことができる。被検査物装着台8を装着台受け7に装着することにより、観察軸Ckとダイヤモンド4のテーブル面4aとの交点が姿勢調整台6の半径Rの中心とが一致状態になる。
上記したようにしてダイヤモンド4をセットしたら、制御装置17の図示されないスイッチを操作して三色光源体16を発光させる。三原色の全てを発光させたり、任意の単色または2色を組み合わせたりして発光させるようにしても良い。3色全てを発光させた場合には白色光となり、自然光を照射した場合と同様の観察を行うことができる。なお、観察窓15cの中心と半径Rの中心とを通る観察軸上であって装置の外方の所定位置に拡大レンズ20を配置することにより、ダイヤモンド4を拡大して観察することができる。
図示例の場合には、装置の外形を形成するケース部分により内部に外光が入らないようにされており、このような状態でディフューザ18a・18bにより照射するとダイヤモンド4のカットのパターンのみを好適に観察することができる。特に、任意の単色を強調するように照射した場合には、ダイヤモンド4の代表的な点対称のカットパターンのみならず、種々の宝石における様々なカットパターンを好適に観察することができる。そして、3色いずれかの色を強調した色付けでパターンを表現できることから、パターンに適切な色や各個人において見易い色を指定することができ、パターンの良否の判別を熟練者でなくても容易かつ確実に行うことができる。
また、小さなダイヤモンドにあっては、たとえ正確にカットされていても、凹部8aに置いた場合に観察軸Ck上にカット軸が一致するとは限らない。例えば図3の実線に示されるようにあるカット面が凹部8aの傾斜面に対して浮いた状態になることが考えられる。そのような場合には観察軸Ckに対してカット軸がずれてテーブル面4aが観察軸Ckに対して直交する正対位置から傾いてしまう。図示例の場合には姿勢調整レバー12を操作して宝石載置台5を矢印Cに示される向きに傾けて、図の想像線に示されるようにテーブル面4aを観察軸Ckに対して直交する正対位置にする。このようにして、宝石載置台5を傾けて観察軸Ckにカット軸を一致させることができる。また、小さなダイヤモンドにあっては、テーブル面4aの中心とカット中心軸とを一致させて研磨することは極めて困難であり、それに対して凹部8bにおけるカット面に対応する傾斜面は高精度に加工可能であり、そのような場合にも上記と同様なずれが生じるが、同様に調整可能である。
上記したように姿勢調整台5の半径Rの中心に対してダイヤモンド4のテーブル面4aの中心が一致状態にあるため、姿勢調整レバー12の挿抜及び揺動操作により、テーブル面4aの中心位置を変化させずにカット軸を傾動させることができる。これにより、観察窓15cの中心を通る観察軸Ck上にカット軸を一致させることができるため、観察窓15cからダイヤモンド4のカットのパターンを容易に観察することができる。
なお、上記姿勢の調整にあっては、観察窓15cから観察しつつ姿勢調整レバー12を操作して、パターンが最も対称形となって表れた位置を同軸位置とすることができ、目視により簡単に調整することができる。
また、図4に示されるように、本観察装置の上面に電子カメラ(電子拡大映像機)21を装着することにより、直視の代わりに電子カメラ21により撮影し、かつその出力を液晶またはCRTのモニタ22上に映し出すことができる。このようにすることにより、大きく拡大した映像を容易に見ることができるため、パターンの観察が容易になり、カット面の研磨の良否を熟練度に頼らずに正確に観察することができる。
さらに、映像を電子データとして保存したり出力したりすることができるため、映像の記録やハードコピーの作成も容易であり、商品の管理や客への説明などに使用することができるなど汎用性が高い。なお、フィルムカメラによる撮影も何ら問題なく行うことができ、高品質な写真を提供し得る。
また、上記三色光源体16における3色(R・G・B)の光源に対しては、制御装置17にボリューム抵抗付スイッチを設けるなどして印加電圧を変えることができる。このようにすることにより、各色別の照度を任意に変えることができると共にスイッチ操作により任意の色の照度違いを含めた組み合わせが可能になることから、あらゆる種類の色彩による観察及び撮影が可能である。
さらに、上記したガイド筒14とカム筒15との関係によりカム筒15すなわち三色光源体16の発光位置を変えることができ、それによりダイヤモンド4に対する照度が変化するため、例えば任意の色に変えた後に見易くするための照度の変化を容易に行うことができる。また、上記電子カメラ21を一体化した場合には、ダイヤモンド4に対する撮影位置を任意に変えることができ、モニタ22で確認しながら最良の位置に設定することができる。
なお、図示例ではダイヤモンドについて示したが、ダイヤモンドに限られるものではなく、種々の宝石の観察に適用可能である。その場合には、各宝石に応じた凹部を有する被検査物装着台を各種用意するだけで良く、本観察装置の汎用性は高い。また、図示例ではテーブル面を上(観察窓15c側)に向けて置いた場合について示したが、パターンの観察においてテーブル面を下向きにして置く場合もある。そのような場合でも、テーブル面に応じた平坦な底面を有すると共にテーブル面側のカット面(ファセット)に合わせた斜面または宝石の外径(ガードル)に合わせた内周面を有する凹部(凹部8aに対応)を形成した宝石載置台5を用意すれば良い。
また、上記姿勢調整台の揺動機構は一例を示しただけであり、テーブル面と揺動中心とが一致状態になるものであれば良い。例えば正確にカットされた宝石におけるテーブル面の中心を水平に通る軸線を有する枢軸を一体に設け、姿勢調整台をその枢軸の軸線回りに揺動自在にすると共に、テーブル面の中心を垂直に通る軸線回りに枢軸を変位可能に支持することで互いに直交する2軸回りに回動させることができ、例えば枢軸の外方にでている端部を把持部として上記2方向の動きを行わせることができる。
本発明が適用された宝石観察装置の全体を示す側断面図である。 宝石載置台を示す部分拡大側断面図である。 観察軸に対してカット軸を一致させる要領を示す要部拡大説明図である。 カメラにより撮影する場合を示す図である。
符号の説明
1 基台
2 上部ケース
3 ガイド支持体、3a 貫通孔
4 ダイヤモンド
5 宝石載置台
6 姿勢調整台
7 装着台受け
8 被検査物装着台、8b 凹部
9 制御軸
12 姿勢調整レバー
15 カム筒、15c 観察窓
16 三色光源体
Ck 観察軸

Claims (2)

  1. 宝石をそのテーブル面を表に向けてセットするための宝石載置台と、前記テーブル面を照射するための光源体とを有する宝石観察装置であって、
    前記宝石載置台が、装置側の支持体に揺動機構を介して揺動自在に支持された姿勢調整台と、前記宝石をセットするべくそのカット形状に合わせた凹部を有しかつ前記姿勢調整台に交換可能に一体化される被検査物載置台とを有し、
    前記揺動機構が、前記凹部にセットされた前記宝石のテーブル面と観察軸との交点に揺動中心を一致状態にして前記宝石載置台を揺動させると共に任意の揺動位置に調整する揺動位置調整手段を有することを特徴とする宝石観察装置。
  2. 前記光源体が光の三原色を個別に発光可能な発光体からなると共に、
    前記三原色を個別に発光制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の宝石観察装置。
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