JP2005198830A - ゴルフ・クラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造方法が簡素で、重さ及び重心が低いゴルフ・クラブヘッドを提供する。
【解決手段】 上へ向く開口を有している金属製中空枠体と、前記開口を遮蔽している金属以外材料製のカバー体とからなり、前記中空枠体は、ほぼ直立していてボールを打撃するフェースと、前記フェースの前後両端縁と下端縁とから後側へ延伸してなったソールと、前記フェース及び前記ソールの後端部から延伸してなった中空筒状のネック部とから一体に構成され、前記開口は前記フェースと前記ソールと前記ネック部とから囲んでなっており、また、前記ソールには通孔が形成してあり、前記カバー体は、別体として形成され、甲部として前記中空枠体の上方から前記開口及び前記通孔を遮蔽するように前記中空枠体上に結合されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ゴルフ・クラブヘッドに関し、特に金属と非金属との二種材料からなるゴルフ・クラブヘッドに関する。
通常のゴルフ・クラブヘッド1は、図1に示すように、主としてほぼ直立していてボールを打撃するフェース(打撃面)11と、フェース11の前後両端縁111,112と下端縁113とから後側へ延伸したソール12と、フェース11の上端縁114から後側へソール12の上縁と接するまで延伸した甲部13と、フェース11及びソール12の後端部112,121から延伸した中空筒状のネック部14とからなっている。
前記ゴルフ・クラブヘッド全体が金属や非金属中の単一の材料で構成される時、不都合の点があり、例えば全体がチタン合金やアルミ合金などの金属材だけからなる時、重量が重くてプレーヤの手首や腕に負担を掛ける上、弾性が悪く、重心が高いという欠点があり、また全体が例えば炭素繊維や複合材などの非金属材だけからなる時、重量が軽くて打撃距離が短い上、フェースの硬度が足りなくて壊れ易いという欠点があるので、現在は金属材と非金属材とを合わせてゴルフ・クラブヘッドを製造する傾向がある。
前記金属と非金属との二種材料からなるゴルフ・クラブヘッドとしては、日本特願2001−136301において前記フェース、前記ソール及び前記ネック部が金属材からなり、前記甲部が複合材からなるものが開示されている。その製造方法は、まず前記フェースと前記ソールと前記ネック部とからなる分割枠部材を金属により一体に形成し、そして炭素繊維及び樹脂を含んでいる複合材からなる成形可能な密閉中空体を前記分割枠部材内に組み付けてから、空気の導入により前記密閉中空体を膨張させて前記甲部を形成する。それにより形成したゴルフ・クラブヘッドは、重量が適当で、弾性が良いのみならず、上の方にある甲部が軽量の複合材からなるので、重心が低くなり、打撃距離もそれに従って長くなるなどの利点がある。
しかしながら、前記従来のゴルフ・クラブヘッドは、製造工程が多くて複雑であるので、製造コストが高い問題がある。
したがって、上記に鑑みて、本発明は、その製造方法が簡素であるゴルフ・クラブヘッドを提供することを第1の目的とする。
その重さが従来よりも低く、重心が更に低減されるゴルフ・クラブヘッドを提供することを第2の目的とする。
前記目的を達成するために、発明者は、上へ向く開口を有している金属製中空枠体と、前記開口を遮蔽している金属以外材料製のカバー体とからなり、前記中空枠体は、ほぼ直立していてボールを打撃するフェースと、前記フェースの前後両端縁と下端縁とから後側へ延伸してなったソールと、前記フェース及び前記ソールの後端部から延伸してなった中空筒状のネック部とから一体に構成され、前記開口は前記フェースと前記ソールと前記ネック部とから囲んでなっており、また、前記ソールには通孔が形成してあり、前記カバー体は、別体として形成され、甲部として前記中空枠体の上方から前記開口及び前記通孔を遮蔽するように前記中空枠体上に結合されていることを特徴とするゴルフ・クラブヘッドを提供する。
この構成によるゴルフ・クラブヘッドは、粘着や溶接により前記カバー体を前記中空枠体上に結合させるのみにより形成されることができるので、製造方法が簡素である。また、前記従来のゴルフ・クラブヘッドもある開口の外に、前記ソールにも通孔が形成してあるので、重さが更に低減され、重心が従来よりも低く、打撃距離が長くなる。
そして、前記通孔は、前記ソールの前端部及び後端部のいずれかの上縁近くに形成されても良く、前記ソールの前端部の上縁近くにも後端部の上縁近くにもそれぞれ形成されても良い。
前記通孔は、前記ソールの上縁にも開口していることが好ましい。前記フェース及び前記ソールは、それぞれその上縁に沿って前記開口を覆う方向へ突出しているフランジを更に有し、前記カバー体は、前記2つのフランジの上面に保持されていることが好ましい。前記カバー体は、炭素繊維、複合材からなる群より選ばれたもので成形されてなることが好ましい。
本発明のゴルフ・クラブヘッドは、製造方法が簡素である上、重さ及び重心が更に低減されるので、打撃距離が長くなる。
以下、本発明のゴルフ・クラブヘッドの好ましい実施形態を詳しく説明する。なお、以下の説明においては、そのサイズに拘わらず、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図2は、本発明のゴルフ・クラブヘッドの好ましい実施形態を示す分解斜視図であり、図3は、図2の他の方向から見た時の図であり、図4は、図2の組立後の斜視図である。
本発明のゴルフ・クラブヘッドは、図示のように、主として上へ向く開口26を有している金属製中空枠体2と、開口26を遮蔽している金属以外材料製のカバー体3とからなっている。
中空枠体2は、ほぼ直立していてボールを打撃するフェース21と、フェース21の前後両端縁211,212と下端縁213とから後側へ延伸してなったソール22と、フェース21及びソール22の後端部212,222から延伸してなった中空筒状のネック部23とから一体に構成されている。開口26は、フェース21とソール22とネック部23とから囲んでなっている。
また、開口26以外に、ソール22にも通孔が形成してある。本実施形態において前記通孔は二つ(27,28)あり、それぞれソール22の前端部221及び後端部222の上縁近くに形成されている。通孔27,28は、図2及び図3に示すように、ソール22の上縁にも開口している。
そして、フェース21及びソール22は、それぞれその上縁に沿って開口26を覆う方向へ突出しているフランジ24,25を更に有している。
カバー体3は、炭素繊維、複合材からなる群より選ばれたもので、別体として形成され、かつ甲部として中空枠体2の上方から開口26及び2つの通孔27,28を遮蔽するように中空枠体2上に結合されている。すなわち、カバー体3は、2つのフランジ24,25の上面に保持されている。
カバー体3と中空枠体2との結合は、粘着や溶接などの通常の方法で行われることができる。
図5は、本発明のゴルフ・クラブヘッドの他の実施形態の組立後の斜視図である。この実施形態におけるソール22aにも前記実施形態と同様に通孔(図示せず)が開けてあるが、その通孔は前記実施形態の通孔27に当たる通孔の一つだけあるので、そのカバー体3aは、前記実施形態の通孔28に当たる箇所を覆うための部分を有しないように形成されている。そのため、この実施形態の重さが前記実施形態のものと比べてやや大であるが、図4に照らしてみると、そのソール22aの周面におけるカバー体3aからの露出部分が前記実施形態の露出部分より広い。
本発明のゴルフ・クラブヘッドは、金属と非金属との二種材料からなるので、重量が適当でプレーヤの手首や腕に負担を掛けず、弾性が良い。また、上の方にある甲部が軽量の非金属材からなるので、重心が低くなり、打撃距離もそれに従って長くなる。そして、本発明のゴルフ・クラブヘッドは、前記カバー体及び前記中空枠体をそれぞれ成形してから、粘着や溶接により前記カバー体を前記中空枠体上に結合させるだけで形成されることができるので、製造方法が非常に簡素である。また、従来のゴルフ・クラブヘッドもある開口の外に、ソールにも通孔が形成してあるので、重さが更に低減され、重心がさらに低く、打撃距離が長くなる。
以上説明した実施の形態は、あくまでも本発明の技術的内容を明らかにする意図のものにおいてなされたものであり、本発明はそうした具体例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本発明の精神とクレームに述べられた範囲で、いろいろと変更して実施できるものである。
通常のゴルフ・クラブヘッドの斜視図である。 本発明のゴルフ・クラブヘッドの好ましい実施形態を示す分解斜視図である。 図2の他の方向から見た時の図である。 図2の組立後の斜視図である。 本発明のゴルフ・クラブヘッドの他の実施形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
2 中空枠体
21 フェース
211 前端縁
212 後端縁
213 下端部
214 上端部
22、22a ソール
221 前端部
222 後端部
23 ネック部
24、25 フランジ
26 開口
27,28 通孔
3、3a カバー体

Claims (6)

  1. 上へ向く開口を有している金属製中空枠体と、前記開口を遮蔽している金属以外材料製のカバー体とからなり、
    前記中空枠体は、
    ほぼ直立していてボールを打撃するフェースと、
    前記フェースの前後両端縁と下端縁とから後側へ延伸してなったソールと、
    前記フェース及び前記ソールの後端部から延伸してなった中空筒状のネック部とから一体に構成され、前記開口は前記フェースと前記ソールと前記ネック部とから囲んでなっており、
    また、前記ソールには通孔が形成してあり、
    前記カバー体は、別体として形成され、甲部として前記中空枠体の上方から前記開口及び前記通孔を遮蔽するように前記中空枠体上に結合されていることを特徴とするゴルフ・クラブヘッド。
  2. 前記通孔は、前記ソールの前端部の上縁近くに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフ・クラブヘッド。
  3. 前記通孔は、二つあり、それぞれ前記ソールの前端部及び後端部の上縁近くに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフ・クラブヘッド。
  4. 前記通孔は、前記ソールの上縁にも開口していることを特徴とする請求項2または3に記載のゴルフ・クラブヘッド。
  5. 前記フェース及び前記ソールは、それぞれその上縁に沿って前記開口を覆う方向へ突出しているフランジを更に有し、前記カバー体は、前記2つのフランジの上面に保持されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの一項に記載のゴルフ・クラブヘッド。
  6. 前記カバー体は、炭素繊維、複合材からなる群より選ばれたもので成形されてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの一項に記載のゴルフ・クラブヘッド。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014008141A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Dunlop Sports Co Ltd ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP2020006211A (ja) * 2011-08-23 2020-01-16 ナイキ イノベイト シーブイ 空隙を有するゴルフクラブヘッド

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