JP2005198359A - 電磁駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化と高駆動力化或いは可動ロッドの大動作量化を図る。
【解決手段】 軸方向の両端部2a,2bが異なる磁極となるように着磁され一端部2aが被駆動部7の駆動部とされてなる可動ロッド2と、ボビン孔10,13内に可動ロッド2の端部2a,2bを嵌挿させる第1電磁コイル体5及び第2電磁コイル体6とを備え、これら第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とが、駆動電流供給部4から異なる方向の駆動電流を供給されることによって可動ロッド2の動作領域に互いに異なる磁極の磁界を発生させ、可動ロッド2の磁極との間に作用する磁気吸引力と磁気斥力とによって可動ロッド2が駆動される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、両端部が異なる磁極となるように着磁された可動ロッドと、この可動ロッドの両端部をそれぞれボビン孔に嵌挿させた第1電磁コイル体と第2電磁コイル体とを有して、可動ロッドの磁極と第1電磁コイル体及び第2電磁コイル体のボビン孔に発生された磁界の磁極との間に生じる磁気吸引力と磁気斥力とによって可動ロッドを駆動する電磁駆動装置に関する。
電磁駆動装置は、例えば特許文献1に開示されるように、電磁コイル体と、この電磁コイル体のボビン孔に嵌挿される可動ロッドと、この可動ロッドを初期位置へと付勢する弾性部材とを備える。電磁駆動装置は、電磁コイル体のコイルに駆動電流を供給することによって磁界を発生させ、可動ロッドを弾性部材の弾性力に抗して吸引してスライド動作させることによりこの駆動ロッドを介して被駆動部を駆動する。
電磁駆動装置は、高応答性、低騒音性或いは簡易な制御性等の特徴を有し、構成部材も少なく簡易に構成される。電磁駆動装置は、かかる特性を有することから例えばオーディオ装置のディスク装填部に設けられる扉開閉機構の駆動装置等の種々の駆動機構として採用されている。
実開平7−36410号公報
ところで、電磁駆動装置においては、可動ロッドが電磁コイル体のボビン長によってスライド量が規定されることから、大きな動作量を確保することが困難であるといった問題があった。また、電磁駆動装置においては、小型化を図る場合に電磁コイル体を小型に形成する対応が図られるが、電磁コイル体によって発生される磁界の強さも小さくなり可動ロッドを駆動するための駆動力が低下するといった問題があった。
また、電磁駆動装置は、可動ロッドのスライド動作によって被駆動部を駆動することから、例えば被駆動部を回転動作させるような場合にリンク機構等の伝達変換機構が必要となる。電磁駆動装置においては、伝達変換機構が可動ロッドの負荷となり大きな駆動力が必要となると大きな電磁コイル体を必要として装置が大型化するといった問題があった。
したがって、本発明は、小型化と高駆動力化或いは可動ロッドの大動作量化を図った電磁駆動装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかる電磁駆動装置は、軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁され少なくとも一端部が被駆動部の駆動部とされてなる可動ロッドと、ボビン孔を互いに同軸上に位置させるようにして対向配置されてそれぞれのボビン孔内に可動ロッドの端部を軸方向に対してスライド自在に嵌挿させる第1電磁コイル体及び第2電磁コイル体とを備える。電磁駆動装置においては、第1電磁コイル体と第2電磁コイル体とが、電流供給源から異なる方向の駆動電流を供給されることによってそれぞれのボビン孔内が互いに異なる磁極となる磁界を発生させ、これらボビン孔内に嵌挿された可動ロッドの磁極との間に生じる磁気吸引力と磁気斥力とによってこの可動ロッドを軸方向にスライド動作させる。
また、電磁駆動装置は、可動ロッドが、磁性材によって形成されるとともに第1電磁コイル体と第2電磁コイル体との間に位置して外周部に軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁された筒状のマグネット体が固定されてなる。電磁駆動装置においては、マグネット体によって軸方向の両端がそれぞれ異なる磁極となるように磁化される。
さらに、電磁駆動装置においては、可動ロッドが、磁気力を保持する永久磁石材或いは半硬磁材によって形成され、軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁処理が施されてなる。
本発明にかかる電磁駆動装置は、曲率中心部に支点部が一体に形成されることによって支持部に対して回動自在に支持されその一部が被駆動部の駆動部とされてなる略円弧状の可動ロッドと、ボビン孔内に可動ロッドの一端部を軸方向に対してスライド自在に嵌挿させる第1電磁コイル体と、ボビン孔内に可動ロッドの他端部を軸方向に対してスライド自在に嵌挿させる第2電磁コイル体とを備える。電磁駆動装置においては、可動ロッドが両端部をそれぞれ異なる磁極となるように着磁されるとともに、第1電磁コイル体と第2電磁コイル体とが電流供給源から異なる方向の駆動電流を供給されることによってそれぞれのボビン孔内に異なる磁極の磁界を発生させる。電磁駆動装置においては、可動ロッドの両端部の磁極と、第1電磁コイル体と、第2電磁コイル体のそれぞれのボビン孔との磁極との間に生じる磁気吸引力と磁気斥力とによって、可動ロッドが回動動作する。
また、電磁駆動装置は、可動ロッドが、磁性材によって形成されるとともに第1電磁コイル体と第2電磁コイル体との間に位置して外周部に軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁された筒状のマグネット体が固定されてなる。電磁駆動装置においては、マグネット体によって軸方向の両端がそれぞれ異なる磁極となるように磁化される。
さらに、電磁駆動装置は、可動ロッドが、磁気力を保持する永久磁石材或いは半硬磁材によって形成され、軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁処理が施されてなる。
以上のように構成された本発明にかかる電磁駆動装置によれば、可動ロッドの両端部位において相対して配置された第1電磁コイル体と第2電磁コイル体とに異なる方向の駆動電流を供給することによって可動ロッドの両端部が嵌挿されるそれぞれのボビン孔内に互いに異なる磁極の磁界を発生させて、可動ロッドとの間に磁気吸引力と磁気斥力とを生じさせて駆動するように構成される。したがって、電磁駆動装置によれば、可動ロッドに対して磁気吸引力と磁気斥力とによる大きな駆動力を作用させることが可能となり、可動ロッドによって大重量或いは大型の被駆動部も駆動されるようになる。電磁駆動装置によれば、可動ロッドの往復動作に際してそれぞれ被駆動部を駆動することも可能であり、高速処理化或いは高精度化の対応が図られるようになる。
また、電磁駆動装置によれば、可動ロッドを大きなストローク量を以ってスライド動作させることを可能とするとともにストローク量の調整も適宜設定することが可能であり、被駆動部を設置するための条件を大幅に緩和する。さらに、電磁駆動装置によれば、可動ロッドを回転動作させることで、リンク機構等を介在させることなく被駆動部を直接回転させることも可能となり、小型化や高速処理化が図られるようになる。
以下、本発明の実施の形態として示す電磁駆動装置1について、図面を参照して詳細に説明する。電磁駆動装置1は、図1に示すように、磁性材によって軸状に形成された可動ロッド2と、この可動ロッド2に軸装された円筒状のマグネット体3と、駆動電流供給部4からそれぞれ駆動電流が供給される一対の第1電磁コイル体5及び第2電磁コイル体6とを備える。電磁駆動装置1は、可動ロッド2が図示しないケース体に一体に形成されたスライド軸受け部に軸方向に対してスライド自在に支持され、その一端部2a(第1端部2a)側がケース体から出入り自在とされて適宜の被駆動部7を駆動する駆動部を構成する。
可動ロッド2には、軸方向の略中央部に位置してマグネット体3の軸長とほぼ等しい間隔を以って一対の嵌合溝8a、8bが周回りに形成されている。可動ロッド2には、その外径とほぼ等しい内径の軸孔を有するマグネット体3が、一端側から嵌合溝8a、8b間に位置して外周部に嵌め合わされる。可動ロッド2は、嵌合溝8a、8bに抜止めリング9a、9bが嵌合されることによって、マグネット体3を軸方向の略中央部に位置して固定する。なお、可動ロッド2は、マグネット体3を接着剤によって外周部に固定するようにしてもよい。
マグネット体3は、例えばフェライト材等の永久磁石材料によって形成され、両端面3a、3bが互いに異なる磁極となるように着磁処理が施されている。マグネット体3は、可動ロッド2の外周部に軸装されることによって、この可動ロッド2が軸方向の両端部が互いに異なる磁極となるように磁化する。なお、マグネット体3は、例えば軸孔を有する円盤状に形成されていてもよい。
マグネット体3は、例えば第1電磁コイル体5と対向する第1端面3a側がN極、第2電磁コイル体6と対向する第2端面3b側がS極となるように着磁されている。したがって、マグネット体3は、可動ロッド2を、第1端部2a側がS極となるように磁化するとともに第2端部2b側がN極となるように磁化する。
第1電磁コイル体5は、ボビン孔10を有するコイルボビン11の外周部にコイル線12の巻き線処理を施して形成してなる。第1電磁コイル体5は、ケース体に一体に形成した取付部にコイルボビン11が取り付けられることによって軸方向の位置を固定される。第1電磁コイル体5は、ボビン孔10がその内径を可動ロッド2の外径よりもやや大径に形成され、この可動ロッド2の一端部2aを嵌挿させる。第1電磁コイル体5は、可動ロッド2を嵌挿させることによって、マグネット体3と同心でかつ第1端面3aと所定の対向間隔を以って対向している。
第1電磁コイル体5は、コイル線12の両端が駆動電流供給部4と接続されており、この駆動電流供給部4から駆動電流が供給されることによってコイル線12が磁化してボビン孔10内に可動ロッド2と平行方向の磁界が発生される。第1電磁コイル体5は、この平行磁界によってボビン孔10の開口部において可動ロッド2の第1端部2aに着磁された磁極と異なる磁極が発生されるよう構成される。すなわち、第1電磁コイル体5は、駆動電流が供給されることによってボビン孔10の開口部がN極となる磁界が発生する。
第2電磁コイル体6も、上述した第1電磁コイル体5と同様に構成され、ボビン孔13を有するコイルボビン14の外周部にコイル線15の巻き線処理を施して形成してなる。第2電磁コイル体6も、ケース体に一体に形成した取付部にコイルボビン14が取り付けられることによって軸方向の位置を固定される。第2電磁コイル体6も、ボビン孔13がその内径を可動ロッド2の外径よりもやや大径に形成され、この可動ロッド2の第2端部2bを嵌挿させる。第2電磁コイル体6は、可動ロッド2を嵌挿させることによって、マグネット体3と同心でかつ第2端面3bと所定の対向間隔を以って対向している。
第2電磁コイル体6は、ケース体に取り付けられた状態において、それぞれのボビン孔10、13が互いに同軸上に位置して第1電磁コイル体5と所定の対向間隔を以って対向されてなる。第2電磁コイル体6も、コイル線15の両端が駆動電流供給部4と接続されており、この駆動電流供給部4から第1電磁コイル体5に供給される駆動電流と逆向きの駆動電流が供給されることによってコイル線15が磁化してボビン孔13内に可動ロッド2と平行方向の磁界が発生される。第2電磁コイル体6は、この平行磁界によってボビン孔13の開口部において可動ロッド2の第2端部2bに着磁された磁極と同一となる磁極が発生されるよう構成される。すなわち、第2電磁コイル体6は、駆動電流が供給されることによってボビン孔13の開口部がS極となる磁界が発生する。
電磁駆動装置1においては、第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6との対向空間部にマグネット体3が位置するようにして可動ロッド2がケース体にスライド自在に支持されるように構成されてなる。電磁駆動装置1においては、例えば第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とに対して、駆動電流供給部4から保持電流を供給することによってマグネット体3を介して可動ロッド2を位置決めするようにしてもよい。電磁駆動装置1においては、保持電流が供給されることによって、マグネット体3の両端面3a、3bと第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6との相対する端部とが互いに異なる磁極となって磁気吸引力が作用されるようにする。電磁駆動装置1においては、マグネット体3が両側から作用される磁気吸引力によってバランスして位置決めされ、可動ロッド2を初期位置に位置決めする。
以上のように構成された電磁駆動装置1においては、図1に示す初期位置の状態において、駆動電流供給部4から第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とに対してそれぞれ駆動電流が供給される。電磁駆動装置1においては、駆動電流の供給によって上述したよう、第1電磁コイル体5においてボビン孔10の開口部がN極となる磁界が発生するとともに、第2電磁コイル体6においてボビン孔13の開口部がS極となる磁界が発生する。
電磁駆動装置1においては、N極となる第1電磁コイル体5のボビン孔10の開口部とS極に磁化された可動ロッド2の第1端部2aとの間に図2矢印Aで示す磁気吸引力が発生する。また、電磁駆動装置1においては、N極となる第2電磁コイル体5のボビン孔13の開口部とN極に磁化された可動ロッド2の第2端部2bとの間に図2矢印Bで示す磁気斥力が発生する。電磁駆動装置1においては、この磁気吸引力と磁気斥力との和による軸方向の駆動力によって可動ロッド2が第1電磁コイル体5側へとスライド動作して被駆動部7を駆動する。
電磁駆動装置1においては、被駆動部7が所定の動作を行った後に駆動電流供給部4から第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とに対してそれぞれ保持電流が供給されることにより、可動ロッド2が復帰動作し、マグネット体3に作用する磁気力がバランスする初期位置において保持される。
電磁駆動装置1においては、上述したように可動ロッド2の両端部位2a、2bに対して互いに相対する第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とを配置するとともに、これら第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とに対して駆動電流供給部4から異なる方向の駆動電流を供給してそれぞれのボビン孔10、13の開口部が異なる磁極となる磁界を発生させる。電磁駆動装置1においては、可動ロッド2を磁気吸引力と磁気斥力との和による軸方向の駆動力によって駆動することにより、大きな駆動力で駆動することが可能とされる。電磁駆動装置1においては、小型の第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とを用いても、充分に大きな駆動力が得られるようになり、小型化或いは低電力消費化が図られるようになる。
また、電磁駆動装置1においては、第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6との対向間隔を充分に保持することにより、可動ロッド2を大きなストローク量を以って駆動することが可能となる。電磁駆動装置1においては、大型の第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とを用いることなく可動ロッド2のストローク量と駆動力とを確保することが可能となる。したがって、電磁駆動装置1においては、可動ロッド2によって大重量或いは大型の被駆動部7を駆動することが可能とされる。
なお、電磁駆動装置1においては、被駆動部7を可動ロッド2の第1端部2a側に設けるようにしたが、第2端部2b側に設けるようにしてもよい。また、電磁駆動装置1においては、動作方向が左右対称となるが、被駆動部7を可動ロッド2の両端部2a、2bに設けるようにしてもよい。さらに、電磁駆動装置1においては、被駆動部7を可動ロッド2が往復動作する際にそれぞれ所定の動作が行われるように駆動してもよい。
図3に第2の実施の形態として示した電磁駆動装置20は、上述した電磁駆動装置1において可動ロッド21を永久磁石素材によって形成することにより、マグネット体3及び抜止めリング9を不要とした構成に特徴を有している。電磁駆動装置20は、駆動電流供給部4や第1電磁コイル体5或いは第2電磁コイル体6の基本的な構成を上述した電磁駆動装置1と同様とすることから、対応する部材に同一符号を付してその説明を省略する。
電磁駆動装置20においては、可動ロッド21が、永久磁石材料によって所定の長さを有する棒状に形成されるとともに、両端部21a、21bが互いに異なる磁極となるように着磁処理が施されてなる。可動ロッド21は、具体的には永久磁石の材料として一般的に用いられる希土類磁石材料、フェライト磁石材料或いは合金磁石材料によって形成される。また、可動ロッド21は、例えばマルテンサイト鋼のような半硬質磁性材料も好適に用いられる。
可動ロッド21は、上述した永久磁石材料によって形成した棒状部材に対して周知の着磁処理を施すことによって、例えば第1端部21a側がS極に、また第2端部21b側がN極となるように着磁されてなる。可動ロッド21は、第1電磁コイル体5及び第2電磁コイル体6のボビン孔10、13の内径よりもやや小径とされ、その両端部21a、21bがボビン孔10、13に嵌挿されるようにしてケース体に対してスライド自在に支持される。可動ロッド21には、第1端部21aが被駆動部7を駆動する駆動部を構成する。
上述した可動ロッド21を有する電磁駆動装置20においても、駆動電流供給部4から第1電磁コイル体5と第2電磁コイル体6とに対してそれぞれ駆動電流が供給される。電磁駆動装置20においては、駆動電流の供給によって第1電磁コイル体5においてボビン孔10の開口部がN極となる磁界が発生するとともに、第2電磁コイル体6においてボビン孔13の開口部がS極となる磁界が発生する。電磁駆動装置20においては、N極となる第1電磁コイル体5のボビン孔10の開口部とS極に着磁された可動ロッド21の第1端部21aとの間に磁気吸引力が発生する。また、電磁駆動装置20においては、N極となる第2電磁コイル体5のボビン孔13の開口部とN極に着磁された可動ロッド21の第2端部21bとの間に磁気斥力が発生する。電磁駆動装置20においては、この磁気吸引力と磁気斥力との和による軸方向の駆動力によって、可動ロッド21が第1電磁コイル体5側へとスライド動作して被駆動部7を駆動する。
電磁駆動装置20においては、可動ロッド21が永久磁石材料によって形成されることから、上述した電磁駆動装置1のようにマグネット体3や、これを固定するための抜止めリング9が不要となる。したがって、電磁駆動装置20においては、部品やその組立工程の削減が図られるとともに構造の簡易化によるコスト低減が図られる。また、電磁駆動装置20においては、可動ロッド21の軽量化により、第1電磁コイル体5及び第2電磁コイル体6の小型化或いは低電力消費化が図られるようになる。
図4に第3の実施の形態として示した電磁駆動装置30は、可動ロッド31が回動動作されるようにした構成に特徴を有している。電磁駆動装置30も、磁性材によって形成された可動ロッド31と、この可動ロッド31に軸装された円筒状のマグネット体32と、駆動電流供給部4からそれぞれ駆動電流が供給される一対の第1電磁コイル体33及び第2電磁コイル体34とを備える基本的な構成について、上述した電磁駆動装置1と同様とする。
可動ロッド31は、図示するように略半円弧状を呈して形成され、その曲率中心部に位置して複数のアーム部35によって一体に連設されてハブ状の支点部36が形成されている。可動ロッド31は、支点部36の軸孔36aに、図示しないケース体に支持した支軸37が嵌挿されることにより、この支軸37に対して回動自在に支持される。可動ロッド31は、その一部が被駆動部7の駆動部として構成されている。
可動ロッド31には、円周長の略略中央部に位置してマグネット体32が接着剤によって接合固定されている。なお、可動ロッド31は、上述した可動ロッド2のように円周方向に所定の間隔を以って嵌合溝を形成し、これら嵌合溝間にマグネット体32を装着するとともに抜止めリングによって固定するようにしてもよい。
マグネット体32も、例えばフェライト材等の永久磁石材料によって形成され、その両端面32a、32bが互いに異なる磁極となるように着磁処理が施されている。マグネット体32は、可動ロッド31の外周部に軸装されることによって、この可動ロッド31が軸方向の両端部が互いに異なる磁極となるように磁化する。なお、マグネット体32は、例えば軸孔を有する円盤状に形成されていてもよい。
マグネット体32は、例えば第1電磁コイル体33と対向する第1端面32a側がN極に、また第2電磁コイル体34と対向する第2端面32b側がS極となるように着磁されている。したがって、マグネット体32は、可動ロッド31を、第1端部31a側がS極となるように磁化するとともに第2端部31b側がN極となるように磁化する。
第1電磁コイル体33も、上述した第1電磁コイル体5と同様に、ボビン孔38を有するコイルボビン39の外周部にコイル線40の巻き線処理を施して形成してなる。第1電磁コイル体33は、ケース体に一体に形成した取付部にコイルボビン39が取り付けられることによって軸方向の位置を固定される。第1電磁コイル体33は、ボビン孔38がその内径を可動ロッド31の外径よりもやや大径に形成され、この可動ロッド31の第1端部31aを嵌挿させる。第1電磁コイル体33は、可動ロッド31を嵌挿させることによって、マグネット体32と同心でかつ第1端部32aと所定の対向間隔を以って対向している。
第1電磁コイル体33は、コイル線40の両端が駆動電流供給部4と接続されており、この駆動電流供給部4から駆動電流が供給されることによりコイル線40が磁化してボビン孔38内に可動ロッド31と平行方向の磁界が発生される。第1電磁コイル体33は、この平行磁界によってボビン孔38の開口部において可動ロッド31の第1端部31aに着磁された磁極と異なる磁極が発生されるよう構成される。すなわち、第1電磁コイル体33は、駆動電流が供給されることによってボビン孔38の開口部がN極となる磁界が発生する。
第2電磁コイル体34も、上述した第1電磁コイル体33と同様に構成され、ボビン孔41を有するコイルボビン42の外周部にコイル線43の巻き線処理を施して形成してなる。第2電磁コイル体34も、ケース体に一体に形成した取付部にコイルボビン42が取り付けられることによって軸方向の位置を固定される。第2電磁コイル体34も、ボビン孔41がその内径を可動ロッド31の外径よりもやや大径に形成され、この可動ロッド31の第2端部31bを嵌挿させる。
第2電磁コイル体34は、ケース体に取り付けられた状態において、それぞれのボビン孔10、13が互いに同軸上に位置して第1電磁コイル体5と所定の対向間隔を以って対向されてなる。第2電磁コイル体6も、コイル線15の両端が駆動電流供給部4と接続されており、この駆動電流供給部4から第1電磁コイル体5に供給される駆動電流と逆向きの駆動電流が供給されることによってコイル線15が磁化してボビン孔13内に可動ロッド2と平行方向の磁界が発生される。第2電磁コイル体6は、この平行磁界によってボビン孔13の開口部において可動ロッド2の端部2bに着磁された磁極と同一となる磁極が発生されるよう構成される。すなわち、第2電磁コイル体6は、駆動電流が供給されることによってボビン孔13の開口部がS極となる磁界が発生する。
電磁駆動装置30においては、第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とを、半円弧状に形成された可動ロッド31の両端部31a、31bを嵌挿させるようにしてそれぞれケース体に配置してなる。したがって、電磁駆動装置30においては、第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とが、図4に示すように支軸37に対して同じ側に位置して互いに所定の角度を以って配置されるようになる。電磁駆動装置30においては、このようにして第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とをケース体に配置することによって小型化が図られるようにする。
電磁駆動装置30においては、第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34との間において、円弧状の可動ロード31が回動動作する空間部を構成する。電磁駆動装置30においては、この対向空間部にマグネット体32が位置するようにして可動ロッド31がケース体に回動自在に支持して構成されてなる。電磁駆動装置30においては、保持電流が供給されることによって、マグネット体32の両端面32a、32bと第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34との相対する端部とが互いに異なる磁極となって磁気吸引力が作用されるようにする。電磁駆動装置30においては、マグネット体32が両側から作用される磁気吸引力によってバランスして位置決めされ、可動ロッド31を初期位置に位置決めする。
以上のように構成された電磁駆動装置30においては、図4の実線で示す初期位置の状態において、駆動電流供給部4から第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とに対してそれぞれ駆動電流が供給される。電磁駆動装置30においては、駆動電流の供給によって上述したよう、第1電磁コイル体33においてボビン孔38の開口部がN極となる磁界が発生するとともに、第2電磁コイル体34においてボビン孔41の開口部がS極となる磁界が発生する。
電磁駆動装置30においては、N極となる第1電磁コイル体33のボビン孔38の開口部とS極に磁化された可動ロッド31の第1端部31aとの間において磁気吸引力が発生する。また、電磁駆動装置30においては、N極となる第2電磁コイル体34のボビン孔41の開口部とN極に磁化された可動ロッド31の第2端部31bとの間において磁気斥力が発生する。電磁駆動装置30においては、この磁気吸引力と磁気斥力との和による軸方向の駆動力により、可動ロッド31が第1電磁コイル体33側へと吸引される。電磁駆動装置30においては、可動ロッド31が支軸37を支点として図4に鎖線で示すように反時計方向に回動動作して被駆動部7を駆動する。
電磁駆動装置30においては、被駆動部7が所定の動作を行った後に駆動電流供給部4から第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とに対してそれぞれ保持電流が供給されることにより、可動ロッド31が時計方向へと復帰回動してマグネット体32に対する磁気力がバランスする初期位置に保持される。
電磁駆動装置30においては、上述したように半円弧状に形成した可動ロッド31の両端部位31a、31bに対して互いに相対する第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とを配置するとともにこれら第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34に対して駆動電流供給部4から異なる方向の駆動電流を供給してそれぞれのボビン孔38、41の開口部が異なる磁極となる磁界を発生させる。電磁駆動装置30においては、可動ロッド31を磁気吸引力と磁気斥力との和による軸方向の駆動力によって駆動することにより、大きな駆動力で駆動することが可能とされる。電磁駆動装置30においては、小型の第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とを用いても、充分に大きな駆動力が得られるようになり、小型化或いは低電力消費化が図られるようになる。
また、電磁駆動装置30においては、可動ロッド31が支点部36を中心として同一円周上を回動することで、全体の小型化が図られるようにするとともに例えば被駆動部7を回転させる場合でもリンク機構等を不要とする。電磁駆動装置30においては、小型の第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とを用いても可動ロッド31を大きな駆動力によって回動させることを可能とする。電磁駆動装置30においては、可動ロッド31によって大重量或いは大型の被駆動部7を駆動することが可能とされる。
図5に第4の実施の形態として示した電磁駆動装置50は、上述した電磁駆動装置30において可動ロッド51を永久磁石素材によって形成することにより、マグネット体32を不要とした構成に特徴を有している。電磁駆動装置50は、駆動電流供給部4や第1電磁コイル体33或いは第2電磁コイル体34の基本的な構成を上述した電磁駆動装置30と同様とすることから、対応する部材に同一符号を付してその説明を省略する。
電磁駆動装置50においては、可動ロッド51が、永久磁石材料によって半円弧状を呈して形成されるとともに、両端部51a、51bが互いに異なる磁極となるように着磁処理が施されてなる。可動ロッド51は、具体的には永久磁石の材料として一般的に用いられる希土類磁石材料、フェライト磁石材料或いは合金磁石材料によって形成される。可動ロッド51は、例えばマルテンサイト鋼のような半硬質磁性材料も好適に用いられる。
可動ロッド51は、上述した永久磁石材料によって形成した棒状部材に対して周知の着磁処理を施すことによって、例えば第1端部51a側がS極に、また第2端部51b側がN極となるように着磁されてなる。可動ロッド51は、第1電磁コイル体33及び第2電磁コイル体34のボビン孔38、41の内径よりもやや小径とされ、その両端部51a、51bがボビン孔10、13に嵌挿されるようにしてケース体に対して回動自在に支持される。可動ロッド51には、第1端部51aが被駆動部7を駆動する駆動部を構成する。
上述した可動ロッド51を有する電磁駆動装置50には、駆動電流供給部4から第1電磁コイル体33と第2電磁コイル体34とに対してそれぞれ駆動電流が供給される。電磁駆動装置50においては、駆動電流の供給によって第1電磁コイル体33においてボビン孔138の開口部がN極となる磁界が発生するとともに、第2電磁コイル体34においてボビン孔41の開口部がS極となる磁界が発生する。電磁駆動装置50においては、N極となる第1電磁コイル体33のボビン孔38の開口部とS極に着磁された可動ロッド51の第1端部51aとの間に磁気吸引力が発生する。また、電磁駆動装置50においては、N極となる第2電磁コイル体34のボビン孔41の開口部とN極に着磁された可動ロッド51の第2端部51bとの間に磁気斥力が発生する。電磁駆動装置50においては、この磁気吸引力と磁気斥力との和による軸方向の駆動力によって、可動ロッド51が第1電磁コイル体33側へと反時計方向に回動動作して被駆動部7を駆動する。
電磁駆動装置50においては、可動ロッド51が永久磁石材料によって形成されることから、上述した電磁駆動装置30のようにマグネット体32や、これを固定する組立工程の削減が図られるとともに構造の簡易化によるコスト低減が図られる。また、電磁駆動装置50においては、可動ロッド51の軽量化により、第1電磁コイル体33及び第2電磁コイル体34の小型化或いは低電力消費化が図られるようになる。
なお、電磁駆動装置50は、図5に示すように支点部36に適宜の構造によって被駆動部7が連結される。電磁駆動装置50は、かかる構造によって被駆動部7を直接回動動作させることが可能となり、連結機構等を不要とすることによって装置全体の小型化が図られるようになる。なお、かかる構造は、上述した電磁駆動装置30にも採用することが可能である。
本発明の実施の形態として示す電磁駆動装置の要部縦断面図である。 電磁駆動装置の動作状態の要部縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態として示す電磁駆動装置の要部縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態として示す電磁駆動装置の要部縦断面図である。 電磁駆動装置の動作状態の要部縦断面図である。
符号の説明
1 電磁駆動装置
2 可動ロッド
3 マグネット体
4 駆動電流供給部
5 第1電磁コイル体
6 第2電磁コイル体
7 被駆動部
10 ボビン孔
11 コイルボビン
20 電磁駆動装置
21 可動ロッド
30 電磁駆動装置
31 可動ロッド
32 マグネット体
33 第1電磁コイル体
34 第2電磁コイル体
36 支点部
37 支軸
38 ボビン孔
39 コイルボビン
41 ボビン孔
42 コイルボビン
50 電磁駆動装置
51 可動ロッド

Claims (6)

  1. 軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁され、少なくとも一端部が被駆動部の駆動部とされてなる可動ロッドと、
    ボビン孔を互いに同軸上に位置させるようにして対向配置されて、それぞれの前記ボビン孔内に前記可動ロッドの端部を軸方向に対してスライド自在に嵌挿させる第1電磁コイル体及び第2電磁コイル体とを備え、
    前記第1電磁コイル体と前記第2電磁コイル体とが、電流供給源から異なる方向の駆動電流を供給されることによってそれぞれのボビン孔内が互いに異なる磁極となる磁界を発生させ、これらボビン孔内に嵌挿された前記可動ロッドの磁極との間に生じる磁気吸引力と磁気斥力とによってこの可動ロッドを軸方向にスライド動作させることを特徴とする電磁駆動装置。
  2. 前記可動ロッドが、磁性材によって形成されるとともに前記第1電磁コイル体と前記第2電磁コイル体との間に位置して外周部に軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁された筒状のマグネット体が固定されてなり、
    前記マグネット体によって軸方向の両端がそれぞれ異なる磁極となるように磁化されることを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動装置。
  3. 前記可動ロッドが、磁気力を保持する永久磁石材料によって形成され、軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁処理が施されることを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動装置。
  4. 曲率中心部に支点部が一体に形成されることによって支点部に対して回動自在に支持され、その一部が被駆動部の駆動部とされてなる略円弧状の可動ロッドと、
    ボビン孔内に前記可動ロッドの一端部を軸方向に対してスライド自在に嵌挿させる第1電磁コイル体と、
    ボビン孔内に前記可動ロッドの他端部を軸方向に対してスライド自在に嵌挿させる第2電磁コイル体とを備え、
    前記可動ロッドが両端部をそれぞれ異なる磁極となるように着磁されるとともに、前記第1電磁コイル体と前記第2電磁コイル体とが電流供給源から異なる方向の駆動電流を供給されることによってそれぞれのボビン孔内に異なる磁極の磁界を発生させ、
    前記可動ロッドの両端部の磁極と前記第1電磁コイル体と前記第2電磁コイル体のそれぞれのボビン孔との磁極との間に生じる磁気吸引力と磁気斥力とによって、前記可動ロッドが支持部を支点として回動動作することを特徴とする電磁駆動装置。
  5. 前記可動ロッドが、磁性材によって形成されるとともに前記第1電磁コイル体と前記第2電磁コイル体との間に位置して外周部に軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁された筒状のマグネット体が固定されてなり、
    前記マグネット体によって軸方向の両端がそれぞれ異なる磁極となるように磁化されることを特徴とする請求項4に記載の電磁駆動装置。
  6. 前記可動ロッドが、磁気力を保持する永久磁石材料によって形成され、軸方向の両端部がそれぞれ異なる磁極となるように着磁処理が施されることを特徴とする請求項4に記載の電磁駆動装置。
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