JP2005192006A - 放送受信装置及び放送番組関連情報取得システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 放送番組に関連するウェブページへのアクセスを簡単かつ確実に実行する。
【解決手段】 放送局側で、付加情報に番組に関連するウェブページのアドレス情報を組み込んで伝送し、受信装置で受信した放送信号から付加情報を分離抽出して、関連ウェブページのアドレス情報が含まれていれば、その旨画面表示してユーザに通知し、ユーザがHTMLブラウザを立ち上げることで、関連ウェブページにアクセスしてウェブページの情報をダウンロードして画面表示するように構成した。
また、閲覧中のウェブページのアドレスが、付加情報に含まれるウェブページアドレス情報と一致しない場合に、番組とは関連しないウェブページを閲覧中であることをユーザに通知するようにした。
【選択図】 図6
【解決手段】 放送局側で、付加情報に番組に関連するウェブページのアドレス情報を組み込んで伝送し、受信装置で受信した放送信号から付加情報を分離抽出して、関連ウェブページのアドレス情報が含まれていれば、その旨画面表示してユーザに通知し、ユーザがHTMLブラウザを立ち上げることで、関連ウェブページにアクセスしてウェブページの情報をダウンロードして画面表示するように構成した。
また、閲覧中のウェブページのアドレスが、付加情報に含まれるウェブページアドレス情報と一致しない場合に、番組とは関連しないウェブページを閲覧中であることをユーザに通知するようにした。
【選択図】 図6
Description
本発明は、デジタル放送で放送される番組に関連した情報をウェブ(WWeb)ページから得るようにした放送番組受信装置に関し、特に多重伝送される付加情報に番組放送内容に関連するウェブページのアドレス情報を組み込んで伝送することで、簡単な操作でウェブページにアクセスすることが可能になるようにした放送受信装置及び放送番組関連情報取得システムに関する。
デジタルテレビジョン放送の実施に伴い、ユーザの視聴形態が、提供される番組を一方的に受けるものから、ユーザが放送事業者に対して応答を返すという、情報のやり取りを双方向で行なう形態に変わりつつある。
ユーザが放送事業者に応答を行なう手段としては、電話回線を用いたものが一般であり、テレビジョン受像機に内蔵されたモデムを介して放送事業者に情報を伝送している。
一方で、電話回線を用いたインターネットサービスも一般家庭に広く普及してきており、必要な情報が簡単に取得できるようになってきている。
インターネットを日頃から使っているユーザが、放送番組を視聴した場合に、番組の内容をさらに掘り下げて詳しい情報を取得したという要求は自然の成り行きで発生するものと考えられる。そのような場合、ユーザは、その番組が終わるのを待って、パソコンを立ち上げて、インターネットで情報を取得するという作業を行なうことになる。
電話回線を用いた通信手段を具備したテレビジョン受像機において、折角備えられている通信手段を放送事業者への情報の応答のみに限定して使うことは有効活用とは言えず、例えば受像機内にブラウザソフトを組み込んで、インターネットによって情報を取得できるようにすれば、番組を見ていて詳細を知りたい事項が出てきた場合に、即インターネットにアクセスすることができ、例えば、受像機の画面を2つに分けて、片側でブラウザを表示するように構成すれば、番組を見ながら、情報を取得することができる。
しかしながら、インターネットによる検索は、場合によっては相当な時間が掛かることがあり、より簡単に情報を取得したいという要望も強いものと考えられる。
従来、特許文献1には、放送番組に関連したウェブページに簡単にアクセスできるようにするために、番組に関連したウェブページのアドレス情報を纏めたデータベースを備えたサーバを用意し、このサーバのデータベースから、関連ウェブページのアドレスを取得して、関連情報を提供するウェブページにアクセスして情報を取得するようにした提案がなされている。
しかしながら、この特許文献1の提案の場合、関連ウェブページのアドレスを纏めたデータベース有するサーバが必要であって、装備が複雑になり、データベースのメンテナンスを適正に実行しないと有効な情報を得ることができない。さらにサーバ自身のアドレスが変更になった場合には、データーベースそのものにアクセスすることができなくなるという問題が発生する可能性もある。
特開2003−18575号公報(第14〜19頁、図6)
以上のように、従来、放送番組に関連するウェブページのアドレス情報を蓄えたサーバを用意して、そのサーバから得たアドレス情報で関連ウェブページにアクセスして情報を得るようにした提案がなされているが、サーバが必要で装備が複雑となり、メンテナンスを適正に行なわなければ、有効なシステムとなり得ないという問題を有している。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、デジタル放送番組に多重伝送される付加情報にウェブページアドレス情報を組み込んで伝送し、受信側でこれを受けて、アドレス情報を取得してウェブページにアクセスできるように構成することで、最新かつ適切なアドレス情報を簡単かつ確実に取得して、ウェブページにアクセスすることが可能な放送受信装置及び放送番組関連情報取得システムを提供することを目的とする。
本発明の放送受信装置は、放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号が多重伝送される放送を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段と、この情報抽出手段で抽出されたアドレス情報のウェブページを含むウェブサーバにアクセスして前記抽出されたアドレス情報のページから情報を取得して閲覧する手段と、を具備したことを特徴とする。
また、本発明の放送受信装置は、放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号が多重伝送される放送を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段と、この情報抽出手段で抽出されたアドレス情報を記憶する記憶手段と、ウェブサーバにアクセスして所定のウェブページから情報を取得して閲覧する手段と、前記記憶手段に記憶されたアドレス情報と、前記閲覧中のウェブページのアドレスを比較し、その比較結果を報知する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
さらに、本発明の放送番組関連情報取得システムは、放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号を多重して伝送する送信装置と、前記放送番組と関連する情報を有するウェブページを含むウェブサーバと、前記送信装置で送り出された信号を受信する受信手段及びこの受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段及び前記ウェブサーバにアクセスして前記抽出されたアドレス情報のページから情報を取得して閲覧する手段を有する受信装置と、でなることを特徴とする。
さらにまた、本発明の放送番組関連情報取得システムは、放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号を多重して伝送する送信手段と、この送信手段で送出された信号を受信する受信手段と、前記放送番組と関連する情報を有するウェブページを含むウェブサーバと、この受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段と、この情報抽出手段で抽出されたアドレス情報を記憶する記憶手段と、ウェブサーバにアクセスして所定のウェブページから情報を取得して閲覧する手段と、前記記憶手段に記憶されたアドレス情報と、前記閲覧中のウェブページのアドレスを比較し、その比較結果を報知する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、放送番組に関連するウェブページのアドレス情報が多重伝送されるため、適切なウェブページに確実にアクセスすることができるようになるものである。
以下、図面を参照しながら本発明の放送受信装置の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の放送受信装置100の一実施の形態を示す回路ブロック図である。図1において、101はアンテナであり、放送電波をキャッチして放送信号として導出する。アンテナ101からの放送信号は、アンテナ入力端子102を介してチューナ103に供給され、ここでチャンネルの選局が行なわれ、選択されたチャンネルの受信信号が復調部104で復調されて、誤り訂正等の処理を施され、MPEG(Moving Picture Experts Group)2のTS(Transport Stream)としてデマルチプレクサ105に供給される。
図1は、本発明の放送受信装置100の一実施の形態を示す回路ブロック図である。図1において、101はアンテナであり、放送電波をキャッチして放送信号として導出する。アンテナ101からの放送信号は、アンテナ入力端子102を介してチューナ103に供給され、ここでチャンネルの選局が行なわれ、選択されたチャンネルの受信信号が復調部104で復調されて、誤り訂正等の処理を施され、MPEG(Moving Picture Experts Group)2のTS(Transport Stream)としてデマルチプレクサ105に供給される。
デマルチプレクサ105では、TSを構成する各種パケットをパケット毎に分離抽出して出力する。例えば番組を構成するPES(Packetized Elementary Stream)は、デコーダ106に供給されて、ここでデコードされる。PESに含まれる映像パケットは例えばMPEG2規格に基づいて復号されで、非圧縮のデジタル映像信号として重畳部107に導出される。
重畳部107には、OSD(On Screen Display)信号生成部108からのOSD信号も供給されており、デコーダ106からのデジタル映像信号に、OSD信号生成部108で生成されるOSD信号を重畳して出力する。あるいは、重畳部107は、デコーダ106の出力と、OSD信号生成部108の出力を択一的に切換えて出力するか、または両出力がそれぞれ画面の半分を構成するように組合わせて出力する。
重畳部107の出力は、映像信号処理部109に供給されてここで、適宜処理が施されて、表示部に110に供給されてその画面に表示される。
また、デコーダ106は、PESに含まれる音声パケットもデコードして非圧縮のデジタル音声信号として音声信号処理部111に出力する。音声信号処理部111によって、音声信号に適宜処理を施した後、スピーカ等で構成される音声出力部112から音声として出力する。
以上のようにして、放送番組を受信して、その視聴をすることが可能となるが、実際の放送番組の視聴には、例えばチューナ103による選局チャンネルの特定等、放送受信装置100を構成する各部の動作、機能を調整する必要があり、そのために制御部113が設けられている。
制御部113は、例えばMPU(Micro Processing Unit)で構成され、チューナ103のチャンネル切換え、デマルチプレクサ105のパケット分離抽出、デコーダ106のデコード、重畳部107の制御、映像信号処理部109の制御及び音声信号処理部111の制御等を行なう。このため、制御部113には、各種処理プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)114、ワークメモリとしてのRAM(Random Access Memory)115の他、設定用のデータを保存するための不揮発性メモリ116が接続されている。なお、ROM114には、OSD信号生成部108でOSD信号を生成するための、文字、記号、キャラクタ等のデータも保存されている。
さらに制御部113は、TSに組み込まれる付加情報の例えばSI(Service Information)を、デマルチプレクサ105を介して抽出するSI情報抽出部113aを機能として有し、さらに後述するように放送局側から例えばSIに含めて伝送される番組関連ウェブページのアドレス情報を、SIから抽出するウェブページアドレス抽出部113bを機能として備えている。
また、さらに制御部113は、例えばROM114に格納されたHTML(Hypertext Markup Language)ソフトを起動して、OSD信号生成部108を介して、ブラウザを構成する画像信号を重畳部107に送って、これを表示部110で表示する機能を備える。
さらに、制御部113には、通信I/F(Interface)117が、通信端子118との間に接続されており、この通信I/F117を介してインターネット119と接続されて、インターネット119に接続されたウェブサーバ120にアクセス可能に構成されている。
さらに、制御部113には、赤外線受光部121と操作入力部122が接続されており、赤外線受光部121は、リモートコントローラ123からのリモコン信号を受けてこれを制御部113に導出する。また、操作入力部122は、放送受信装置100の例えば前面パネルに設けられた複数のスイッチ構成され、リモートコントローラ123と併せて、ユーザが放送受信装置100の機能の切換え、調整、動作設定等を行なう際に操作されるものである。
図2にリモートコントローラ123のキー配置の例を示す。図2に示すように、リモートコントローラ123は、チャンネル切換え、あるいは数字データ入力時等に使用する数字キー201と、カーソルキー202と、カーソル202で選択した項目を登録するための決定キー203を有し、さらに、処理を終了させる終了キー204と、表示画面を戻す際等に使用される戻るキー205と及びHTMLブラウザを立ち上げるためのインターネットキー206を有する。
さて、本発明は、放送局側からSIの情報の一つとして、テレビジョン番組に関連するウェブページアドレスが伝送されることが前提となっており、それを実現するための形態の一例を図3に基づいて簡単に説明する。
図3において、送信装置300には、テレビジョン番組の映像信号源301と同じく番組の音声信号源302が設けられ、それぞれ符号化/パケット化部303,304で圧縮符号化されると共にパケット化されてTS多重化部305に導出される。
さらに、SIを含む付加情報を発生する付加情報源306からのデータがパケット化部307でパケットに変換されてTS多重化部305に導出される。SIには、テレビジョン番組を構成する映像あるいは音声に関連するウェブページのURL(Uniform Resource Locator)が含まれる。
さらにデータ放送用のコンテンツ308が用意され、このコンテンツもパケット化部309でパケットに変換されてTS多重化部305に導出される。
TS多重化部305は、供給された各パケットデータを纏めてTSとして構築し、変調器310に供給する。変調器310で変調を施した後、送信部311でRF(Radio Frequency)信号に変換されて送信される。
図3に示す送信装置300によって送り出された放送信号は、前述のように、チューナ103、復調部104,デマルチプレクサ105、デコーダ106、重畳部107、映像信号処理部109を介して、その映像信号が表示部110で表示される。
また、このとき、制御部113は、デマルチプレクサ105の出力から、SI情報抽出部113aによってSIを分離抽出し、これを解読してSIの中に、URLが含まれているか監視する。
そして、URLが含まれていることを検出したら、制御部113は、「関連ウェブページのアドレスを入手できます」とのメッセージ文字列情報をOSD信号生成部108で生成させて、重畳部107でデコーダ106からの映像信号に重畳させて、表示部110で表示させる。
ユーザが、その関連ウェブページの閲覧を要望する場合、リモートコントローラ123のインターネットキー206を操作すると、制御部113は、ウェブページアドレス抽出部113bで抽出された関連ウェブページのURLを不揮発性メモリ116に記憶させた後、HTMLブラウザ113cを立ち上げて、それをOSD信号生成部108を介して重畳部107に送り、表示部110で表示させる。
制御部113は同時に通信I/F117を動作させ、インターネット119を介してウェブサーバ120にアクセスして、不揮発性メモリ116に記憶されたURLのウェブページの情報をダウンロードしてHTMLブラウザ113cを介して、表示部120に表示させる。
図4は、テレビジョン番組視聴中に関連ウェブページのアドレスを入手できる旨のメッセージが表示された例を示すものである。
すなわち、表示部110の表示画面401の左上部分に「関連ウェブページのドレスを入手できます」とのメッセージ402が表示されている。
図4に示すようなメッセージが表示されている状態において、ユーザが例えばリモートコントローラ123のインターネットキー206を操作すると、URLが不揮発性メモリ116に記憶されされると共に、HTMLブラウザ113cが起動し、さらに通信I/F116を介してウェブサーバ120から、そのURLのウェブページの情報がダウンロードされ、HTMLブラウザ113cによって表示部110で表示されるようになる。
図5に、表示部110にHTMLブラウザが表示された例を示す。表示部110の画面501の右半分に、ブラウザ502が表示されており、左半分に放送番組の映像503が表示されている。
ブラウザ502の表示画面の大きさを変える場合には、例えば、カーソルキー202を操作してブラウザ502にカーソルを移動させておいて、決定キー203を操作すれば、ブラウザ502のみの画面表示とすることが可能であり、その逆も可能である。
また、ブラウザ502は、リモートコントローラ123のカーソルキー202と決定キー203を使って、ページ繰り等の操作を行なうことができるものである。
また、HTMLブラウザ113cによる閲覧を停止する場合には、リモートコントローラ123の終了キー204を操作すれば、放送番組のみの画面表示になる。
図6は、以上説明した放送受信装置100の動作を示すフローチャートである。図6において、ステップS601で開始され、ステップS602で放送番組を視聴する。次いで、ステップS603で、SIを分離/解読し、ステップS604でSIに、関連ウェブページアドレス情報(URL)が含まれているか否かの判定が成され、URLが含まれていることが判定されたら、ステップS605で、関連ウェブページのアドレスを入手できる旨の画面表示を行う。
次いで、ステップS606でユーザからウェブページ閲覧要求があったか否かの判定がなされ、ユーザから要求があった場合には、ステップS607で関連ウェブページのURLを不揮発性メモリ116に保存し、ステップS608でHTMLブラウザを立ち上げて、ウェブサーバ120にアクセスして、保存したURLの情報をダウンロードし、ステップS609でそのURLのページを閲覧する。
次いで、ステップS610で、ユーザから閲覧終了要求があったか否かの判定がなされ、終了要求があった場合には、ステップS611で放送番組の表示のみを行い、次いで、ステップS612で放送番組の視聴を終了するか否かの判定がなされ、終了しない場合には、ステップS602に戻り、終了する場合には、ステッブS613で処理を終了する。
以上のように、本発明の放送受信装置によれば、送信局側で、番組に関連するウェブページのアドレス情報を、付加情報としてSIに組み込んで伝送し、受信側でそれを受けて、アドレス情報がSIに含まれていたら、ユーザにその旨を報知するように構成して、ユーザがそのアドレスのウェブページにアクセスして閲覧することができるようにしたので、特許文献1で開示されている提案のような、関連ウェブページのアドレス情報を纏めたデータデースを備えたサーバが不用になり、関連ウェブページを簡単にかつ確実に閲覧することができるようになるものである。
なお、図1に示す放送受信装置100は、テレビジョン番組を視聴していない状態でも、HTMLブラウザ113cによって、テレビジョン番組とは関係のないウェブページにアクセスして、それを閲覧することができるが、そのような状態で、テレビジョン番組の視聴を開始した際には、放送番組とは関係のないウェブページがブラウザ113cで表示されていることになり、したがって、放送番組に関連するウェブページのアドレス情報がSIに組み込まれて伝送されても、そのままでは折角の情報を有効活用できなくなる。
そこで、ブラウザ113cで閲覧中のウェブページのURLと、SIに組み込まれて伝送される関連ウェブページのURLを比較して、異なる場合には、閲覧中のウェブページが放送番組とは関係のないウェブページであることをユーザに報知するようにすれば、使い勝手がよくなるものである。
なお、放送番組とは関係のないウェブページが閲覧されている状態としては、前述のようにブラウザを立ち上げて、所望のウェブページにアクセスしているときに、放送放送番組の視聴を開始した場合の他、関連ウェブページのアドレス情報が入手可能であるとのメッセージに基づいて、ウェブページの閲覧を開始したものの、他のウェブページに移ってしまった場合等が挙げられる。
図1のブロック図で説明すると、不揮発性メモリ116(あるいはRAM115)には、現在閲覧中のウェブページのURLが記憶されており、一方で、制御部113が、受信したチャンネルの放送信号から、そのSIに含まれている関連ウェブページのURLを取得して、現在閲覧中のウェブページのURLと比較する。その結果、URLが異なる場合に、制御部113は、OSD信号生成部108を駆使して、「現在閲覧中のウェブページは放送番組とは関係ない」旨通知するメッセージ文字列を生成して、これを表示部110で表示させるように動作する。
図7は、放送番組とは関係しないウェブページを閲覧中に、表示部110で表示されるメッセージの例である。表示画面701の、ブラウザ表示702に対応して、「このコンテンツは放送番組とは関係ありません」とのメッセージ703が表示されている。
図8は、図7で示した動作を改めて説明するためのフローチャートである。ステッブS801で開始され、ステップS802でHTMLブラウザを立ち上げて、ウェブサーバにアクセスする。次いで、ステップS803でユーザが所望ウェブページの閲覧を行い、ステップS804で、放送番組の視聴を開始し、ステップS805で、受信した放送信号からSIを分離して解読する。
次いで、ステップS806でSIに関連ウェブページアドレス情報が存在するか否かの判定が成され、アドレス情報が存在する場合、ステップS807で関連アドレス情報を保存し、ステップS808で閲覧中のウェブページのアドレスと、SIから取得して保存したアドレスを比較する。
比較の結果、ステップS809で両アドレスが一致したと判定されたら、ステップS804に戻って放送番組の視聴を継続し、一致しないと判定されたら、ステップS810に移って、放送番組とは関係のないウェブページを閲覧している旨画面表示してユーザに報知する。
ついで、ステップS811で、ユーザからウェブページ閲覧要求があったか否かの判定がなされ、要望があった場合に、ステップS812でウェブサーバにSIから取得してメモリに保存したURLのウェブページの閲覧を要求して、ステップS813で放送に関連するウェブページの閲覧を行なって、ステップS814で処理を終了する。
以上説明した実施の形態によれば、放送番組と関連しないウェブページを閲覧中に、放送番組を構成する信号に多重伝送される付加情報にURLが含まれていた場合に、閲覧中のURLと付加情報から取得したURLとを比較して、一致しない場合に、現在ブラウザで閲覧中のウェブページが、放送番組とは関係しないことをユーザに通知するようにしたので、ユーザは、その通知によって、番組に関連するウェブページへアクセスし直すことが簡単にできるようになるものである。
なお、本発明は、以上示した実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々実施することができるものである。例えば、関連ウェブページのアドレスをISに組み込んで送るものとして説明したが、他の付加情報に組み込んで伝送することも可能である。
また、図4に示す関連ウェブページのアドレスを入手可能であるという報知、及び図7に示す閲覧中のウェブページが放送番組とは関係しないという報知は、文字列による画面表示の他、所定の光源を発光させることで報知するようにしてもよく、あるいは音声で報知するように構成することもできるものである。
100…放送受信装置
101…アンテナ
102…アンテナ入力端子
103…チューナ
104…復調部
105…デマルチプレクサ
106…デコーダ
107…重畳部
108… OSD信号生成部
109…映像信号処理部
110…表示部
111…音声信号処理部
112…音声出力部
113…制御部
114…ROM
115…RAM
116…不揮発性メモリ
117…通信I/F
118…通信端子
119…インターネット
120…ウェブサーバ
121…赤外線受光部
122…操作入力部
123…リモートコントローラ
101…アンテナ
102…アンテナ入力端子
103…チューナ
104…復調部
105…デマルチプレクサ
106…デコーダ
107…重畳部
108… OSD信号生成部
109…映像信号処理部
110…表示部
111…音声信号処理部
112…音声出力部
113…制御部
114…ROM
115…RAM
116…不揮発性メモリ
117…通信I/F
118…通信端子
119…インターネット
120…ウェブサーバ
121…赤外線受光部
122…操作入力部
123…リモートコントローラ
Claims (8)
- 放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号が多重伝送される放送を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段と、
この情報抽出手段で抽出されたアドレス情報のウェブページを含むウェブサーバにアクセスして前記抽出されたアドレス情報のページから情報を取得して閲覧する手段と、
を具備したことを特徴とする放送受信装置。 - 放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号が多重伝送される放送を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段と、
この情報抽出手段で抽出されたアドレス情報を記憶する記憶手段と、
ウェブサーバにアクセスして所定のウェブページから情報を取得して閲覧する手段と、
前記記憶手段に記憶されたアドレス情報と、前記閲覧中のウェブページのアドレスを比較し、その比較結果を報知する制御手段と、
を具備したことを特徴とする放送受信装置。 - 前記受信手段で受信した信号中に前記ウェブページのアドレス情報が含まれる場合に、それを報知する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたアドレス情報と、前記閲覧中のウェブページのアドレスが異なる場合に、閲覧中のウェブページが放送番組とは関係がないことを報知するものであることを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
- 放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号を多重して伝送する送信装置と、
前記放送番組と関連する情報を有するウェブページを含むウェブサーバと、
前記送信装置で送り出された信号を受信する受信手段及びこの受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段及び前記ウェブサーバにアクセスして前記抽出されたアドレス情報のページから情報を取得して閲覧する手段を有する受信装置と、
でなることを特徴とする放送番組関連情報取得システム。 - 放送番組と関連するウェブページのアドレス情報を含む付加情報と前記放送番組を構成する信号を多重して伝送する送信手段と、
この送信手段で送出された信号を受信する受信手段と、
前記放送番組と関連する情報を有するウェブページを含むウェブサーバと、
この受信手段で受信された受信信号から前記アドレス情報を分離抽出する情報抽出手段と、
この情報抽出手段で抽出されたアドレス情報を記憶する記憶手段と、
ウェブサーバにアクセスして所定のウェブページから情報を取得して閲覧する手段と、
前記記憶手段に記憶されたアドレス情報と、前記閲覧中のウェブページのアドレスを比較し、その比較結果を報知する制御手段と、
を具備したことを特徴とする放送番組関連情報取得システム。 - 前記受信手段で受信した信号中に前記ウェブページのアドレス情報が含まれる場合に、それを報知する手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の放送番組関連情報取得システム。
- 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたアドレス情報と、前記閲覧中のウェブページのアドレスが異なる場合に、閲覧中のウェブページが放送番組とは関係がないことを報知するものであることを特徴とする請求項6に記載の放送番組関連情報取得システム。
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JP2003432244A JP2005192006A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 放送受信装置及び放送番組関連情報取得システム |
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