JP2005191496A - 濃度測定機構、露光装置、デバイスの製造方法 - Google Patents

濃度測定機構、露光装置、デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 露光装置内の微量な酸素濃度を測定する装置において、大気などの高濃度の酸素から保護する構造を設け、高濃度の酸素にさらされた際の酸素ショックを防ぎ、常に高精度測定が行なえる濃度測定器を構成する。
【解決手段】 露光装置内で酸素濃度計を隔離する手段を有し、露光装置を大気開放した際、酸素濃度計を隔離して、その隔離された空間に不活性ガスを供給することによって、酸素濃度計を高濃度ショックから守る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、露光装置等の光学機器において、光源からレチクル等を介して被露光体に至る光路中の少なくとも一部において、不活性ガス等でパージを行っている部分を有する光学機器及び露光装置、又はその不活性ガス中に含まれるある気体濃度を測定する濃度測定器に関するものである。
近年、半導体集積回路はますます集積度を高め、現在ナノオーダーの微細加工を要求されるようになっている。そのため露光装置は、微細加工の手段として露光光源であるレーザーの短波長化を行ない、安定した露光性能を維持するために高いクリーン度を保つように設計され、クリーンルーム等のきれいな環境で使用されている。だが、露光光源レーザーの短波長化に伴い、露光光が露光装置内部の不純物を酸素(O2)と光化学反応させるようになり、その生成物が光学素子(レンズやミラー等)に付着してレンズやミラーを曇らせ、照度劣化を引き起こすことが問題視された。
そのため、これまでのKrF、ArFエキシマレーザを光源にもつ露光装置では、前記不純物がレンズやミラー等に付着することによる照度劣化や、光路上雰囲気に含まれる酸素等の光吸収作用による透過率の減少を防ぐために、レーザー光路上に配置された光学素子を、不活性ガスでパージした空間に納める手段が取られている。そして、その内部空間の酸素濃度を監視することによって、内部空間のパージの度合いを見極め、露光環境を満たしているかを判断していた。
例えば、図8は露光装置の一部を抜粋し簡略化した図である。101は露光装置光学系の一部の構造体で、内部にレンズ群102を有し、シールガラス103を介してレーザー光源105からの露光光106を、構造体外部まで導いている。この内側を107a、107bのような配管の片方から不活性ガスを供給、もう片方から排気が行なわれ、常にクリーンな不活性ガスによってパージしている。108は回転部材であり、106(露光光)を調光するフィルター109が取り付けられ、この108(回転部材)を駆動させるためモーターが110である。111はモーターホルダーであり、これによって110(モーター)を露光装置に固定している。このような構成のユニットは、前記光化学反応による付着物が10レンズ群2や109(調光フィルター)を曇らせた場合、102、109を新しい物へ交換するためや、露光光の出力を調整するために調光フィルターを様々な種類の物へと変更を行なうため、しばしば大気開放を行なう。そのため、酸素濃度が高くなる機会が頻繁にある。
また、露光装置では光学素子の付着した汚れを取り除くために、露光光路上の空間に酸素を注入することでオゾンを発生させ、そのオゾンの力で付着物を取り除く光洗浄を行なっている。このようなメンテナンスの後も、101内部の酸素濃度が高くなってしまう。
そのため、酸素濃度を測定するために酸素濃度計が112、もしくは図9の113のように取り付けてあり、101内部の酸素濃度を測定することで、1内部の雰囲気が十分に不活性ガスに置換されて露光性能に影響が無いことを確認し、大気解放後からの露光開始の判断をしていた。
例えば、特許文献1には、酸素濃度計を露光装置内部に備えつけ、酸素濃度を監視することで安定した露光性能を維持する露光装置に関する開示がある。
これまでの露光装置で用いられてきた短波長レーザーの中で、酸素によって光が吸収されてしまう性質を持つArFレーザーでも、酸素濃度50〜100ppm程度で十分の透過率が得られる。このレンジの酸素濃度を測定する濃度計の場合、測定精度は±10〜50ppm程度で十分であった。つまり、これまでの露光装置においては、微小な酸素濃度の測定が必要なかったため、微量の酸素濃度の測定については考慮されていなかった。従って、酸素濃度計が大量の酸素を含む大気に触れてしまったとしても、酸素濃度計の元々の測定誤差が大きいために、濃度測定器が測定可能上限を超える高濃度な雰囲気に暴露されることで測定値の精度異常が生じる現象(以下これを、高濃度ショックという)による誤差の影響も小さく、この高濃度ショックを考慮する必要が無かった。
特開平11−087230号公報
しかしながら、次世代の露光装置で用いられるF2レーザーは、酸素による光の吸収率がArFレーザーの100倍以上に大きくなる。さらに酸素ばかりでなく、水分によってもその光が吸収されてしまう。このため、F2レーザーでArFレーザーと同等の照度を得るためには、酸素濃度、水分濃度を共に10ppm未満程度にすることが必要であり、露光装置のレーザー光路の酸素濃度、水分濃度を管理し、極めて低い濃度に維持する必要がある。そのためには、微量の濃度を高精度(例えば0.1ppm単位まで)に測定する必要があるが、微量な濃度を測定できる高性能の濃度測定器ほど、高濃度の気体にさらされた場合の高濃度ショックが大きく、正確な測定が行なえるまでに長時間の回復時間が掛かってしまう。
例えば図7は、不活性ガスでパージしたチャンバー内部の酸素濃度を測定した実験値(破線)と、チャンバー内部での酸素濃度の計算値(一点鎖線)とを比較したグラフである。不活性ガスでパージしたチャンバーを数分開放して再びパージを行ない、その雰囲気の酸素濃度を測定した。従来方式では、チャンバー開放中に測定器を放置した状態で再パージ後の測定を行なったものである。この図7から、メンテナンスやフィルター交換のために露光装置を大気開放してしまうと、大気にさらされた酸素濃度計が高濃度酸素ショックにより、再び正確な測定値を示すまで長時間かかってしまう。場合によっては、故障してしまうことも考えられる。
また、例えば、図7のA点の酸素濃度が露光開始条件だとする。この場合、従来の測定方法では濃度計が高濃度ショックから回復していないため、実際の濃度よりも高い値を示してしまう。このため、未だ酸素濃度が十分下がりきっていないと誤認識してしまい、露光を開始することができない。これにより、露光装置のダウンタイムを必要以上に長くとってしまい、装置停止状態が長時間続くことになってしまう。
よって、本出願に係る発明の目的は、例えば酸素(水分でも他の物質でも構わない)等の濃度を高精度に測定可能な濃度測定器を高濃度ショックから守り、常に精度の高い濃度測定を行えるようにした、濃度測定器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の一側面としての濃度測定機構は、密閉空間内の所定気体の濃度を測定する濃度測定機構であって、前記密閉空間内の所定気体の濃度を測定する第1濃度測定器の少なくとも一部を、前記密閉空間に対し隔離された隔離空間内に隔離する隔離手段を有しており、前記隔離手段は、前記濃度測定器の少なくとも一部を、前記密閉空間に対して開放することが可能であることを特徴としている。
また、本発明の別の側面としての濃度測定機構は、密閉空間内の所定気体の濃度を測定する濃度測定機構であって、前記密閉空間内の前記所定気体の濃度を測定する第1測定部を有する第1濃度測定器と、前記測定部を格納し、前記密閉空間に対して開放と隔離とを切り替え可能な隔離空間とを有することを特徴としている。
ここで、前記隔離空間に前記所定気体とは異なるを供給する気体供給手段を有していたり、前記隔離空間内の気体を前記所定気体とは異なる気体で置換する置換手段を有していたりしても構わない。
また、前記隔離空間を前記密閉空間に対して隔離したとき、該隔離空間の圧力が、前記密閉空間の圧力よりも高いことが好ましい。
また、前記所定気体の濃度を測定する第2濃度測定器を有しており、該第2濃度測定器の測定可能範囲と前記第1濃度測定器の測定可能範囲とが互いに異なることが望ましい。また、前記第2濃度測定器の測定可能範囲の上限値が、前記第1濃度測定器の測定可能範囲の上限値より高いことが望ましい。また、前記第2濃度測定器の測定可能範囲と前記第1濃度測定器の測定可能範囲とが全く重ならないことが望ましい。
また、前記所定気体の濃度を測定する第2濃度測定器を有しており、前記第2濃度測定器の前記所定気体を測定する第2測定部が、前記密閉空間内で且つ前記隔離空間外に配置されていることが望ましい。
また、本発明の別の側面としての濃度測定機構は、密閉空間内の所定気体の濃度を測定する濃度測定機構であって、前記密閉空間内の前記所定気体の濃度を測定する第1測定部を有する第1濃度測定器と、前記測定部を格納する隔離空間を、前記密閉空間に対して開放と隔離とに切り替え可能な隔離手段と、前記隔離空間に前記所定気体とは異なるを供給する気体供給手段とを有していることを特徴としている。
ここで、前記所定気体の濃度を測定する第2濃度測定器を有しており、該第2濃度測定器の測定可能範囲の下限値が前記第1濃度測定器の測定可能範囲の上限値よりも高いことが望ましい。
ここで、前記所定気体が酸素である、または前記所定気体が水分であることが望ましい。勿論他の物質であっても構わないが、短波長の紫外線、特に100〜200nmの光を吸収する物質であることが望ましい。
前記隔離手段は、前記密閉空間と前記隔離空間との間に設けられたバルブであることが望ましい。
本発明の一側面としての露光装置は、光源からの光でレチクルのパターンを照明し、前記レチクルのパターンを被露光体上に形成する露光装置であって、上述の濃度測定機構を有することを特徴としている。
また、本発明の別の側面としての露光装置は、光源からの光でレチクルのパターンを照明する照明光学系と、前記レチクルのパターンを被露光体に投影する投影光学系と、上述の濃度測定機構とを有する露光装置であって、前記密閉空間が可動な光学素子を含む空間であることを特徴としている。
また、本発明の一側面としてのデバイスの製造方法は、上述の露光装置を用いて前記被露光体を露光する工程と、前記露光された被露光体を現像する工程とを有することを特徴とするデバイスの製造方法。
上記のように構成すれば、測定対象の装置の初回立ち上げ時や、メンテナンス後の立ち上げ時に、早い段階で濃度の測定を行うことができる。
以下、図面を用いて各実施例を説明する。
図1は、内部が不活性ガスによってパージされている露光装置の光学系内部にある酸素濃度計(第1酸素濃度計)を、前記露光装置の光学系内部から隔離出来る構造を設け、前記光学系内部を大気開放した際、酸素濃度計を前記光学系内部から隔離し、大気から保護する本発明を適用した実施例である。
1は露光装置光学系の一部の構造体であり、内部にレンズ群2と回転部材3を有し、構造体内部は4a、4bの配管によって不活性ガスでパージされている。そして、レーザー光源5からの露光光6は、シールガラス7とレンズ群2と、回転部材3に取り付けられた第1調光フィルター8aを介すことで、目的に応じた照明光を作り出し、構造体外部へ導かれる。
回転部材3は、モーターホルダー9に取り付けられたモーター10によって駆動し、必要に応じて第1調光フィルター8aと第2調光フィルター8bを切り替える。これらで構成された1内部の酸素濃度を測定するための酸素濃度計が11であり、これによって構造体1内部のパージ状況を監視している。12はメンテナンス用のドアであり、レンズ群2に曇りが生じ交換が必要になった時や、調光フィルター8を目的に応じて変更する時に、このドア12を開放しメンテナンスを行なう。
メンテナンスのためにドア12が開放されると、構造体1内部が大気雰囲気にさらされるため、1内部の酸素濃度は約20万ppm(大気雰囲気で酸素濃度20%と仮定した場合)となる。本実施例で用いる高精密濃度測定器の場合は、測定レンジがおよそ0.01〜100ppmであり、このまま放置しておくと酸素濃度計が高濃度ショックを受けてしまう。(本実施例は、測定対象の気体、ガスの濃度が大気雰囲気内に含まれる測定対象の濃度の100分の1以下、もしくは1000分の1以下しか含まないような場合の、濃度測定手段、濃度測定機構である。)そのため、構造体1の内部空間が大気開放されている間、エアオペレートバルブ13によって隔離空間を形成し、その隔離空間内に酸素濃度計11(特に酸素濃度計の測定部、検出部)を収納することによって、この酸素濃度計11を大気開放されている空間に対して隔離する。そしてメンテナンスが終了し、再びドア12が閉じられ不活性ガスによるパージが開始されると、このエアオペレートバルブ13が開放され、構造体1内部の酸素濃度の測定を開始することができる。このため、酸素濃度計11を大気にさらすことなくメンテナンスを行なうことができるため、高濃度ショックを防止することができる。また、エアオペレートバルブ13は任意に開閉することができるので、構造体1内部の濃度が所定の濃度に達してから開放し、濃度測定を開始することで更に安全で正確な測定を行なうことができる。例えば、再パージ開始直後で、1内部の酸素濃度が測定限界値である1000ppm以上の間はエアオペレートバルブ13を開放せずに、所定の濃度に達した後、例えば測定レンジ(測定可能範囲)である500〜1000ppmになった後に開放し、測定を開始することで、確実に高濃度ショックを防止することができる。
ここで、構造体1の内部の濃度を測定できる別の酸素濃度計(第2酸素濃度計)によって、構造体1の内部の濃度を測定できるようにしておくと良い。この別の酸素濃度計は勿論前述の隔離空間の外側に配置されており、測定レンジは500〜1000ppmより高い値とする。好ましくは、隔離空間内に配置されている酸素濃度計の測定レンジの上限値より高い濃度を、つまり酸素濃度計の測定レンジの上限値から大気中の酸素濃度までを含む酸素濃度範囲を測定レンジとする酸素濃度計であることが好ましいが、その中の酸素濃度範囲の少なくとも一部を測定レンジとする酸素濃度計であれば構わない。また、第2酸素濃度計の下限値が第1酸素濃度計の上限値よりも高い、及び/又は第1酸素濃度計の測定レンジの上限値が第2酸素濃度計の測定レンジの上限値より高い、及び/又は第1酸素濃度計の測定レンジと第2酸素濃度計の測定レンジとが全く重ならない状態であることが望ましい。尚、測定部、検出部とは、濃度計と言っても、勿論濃度計に接触しているすべての空間の濃度を測定する訳ではなく、ある特定の部位に接触している領域の酸素(気体)濃度を測定している訳であり、その特定の部位のことを濃度計の測定部(検出部)と称している。
ここで、高濃度域の濃度変化は線形的な変化であり、容易に予測することが可能なため、メンテナンス等の作業(つまりパージ空間の大気開放)が終了した後のパージ開始後、所定時間経過した段階でバルブを自動開放し、酸素濃度の測定を開始してもよい。
更に望ましい形としては、図1に示すように、エアオペレートバルブ13によって酸素濃度計を隔離した空間(以後、濃度計隔離空間と記す)に、配管22a、22bを取り付ける。これによって、構造体1内部空間と別々に、濃度計隔離空間の不活性ガスによるパージができるようになっている。これよって、構造体1を大気開放した際にも、濃度計隔離空間は常に不活性ガスの供給、排気が行なわれているので、より確実に酸素濃度計11を保護することが可能となる。
また、濃度計隔離空間に配管22a,22bから不活性ガスを供給し、濃度計隔離空間の圧力を構造体1の内部圧よりも高くしておくことで、仮に構造体1が大気開放を行なっている際にエアオペレートバルブ13がリークを起こしても、大気からの影響を低減することが可能となる。
この第1の実施例を適用することにより、メンテナンス等で構造体を大気開放する場合、大気のような高濃度の酸素から測定器を保護することができるため、高濃度酸素ショックを防ぐことができる。そのため、メンテナンス終了直後から正確な酸素濃度測定が可能となる。
具体的には、図7を用いて説明する。図7は、不活性ガスでパージしたチャンバー内部の酸素濃度を測定した実験値(破線)と、チャンバー内部での酸素濃度の計算値(一点鎖線)と、保護方式(実施例1の方式)での酸素濃度(実線)とを比較したグラフである。不活性ガスでパージしたチャンバーを数分開放して再びパージを行ない、その雰囲気の酸素濃度を測定した。従来方式では、チャンバー開放中に測定器を放置した状態で再パージ後の測定を行なったものである。この図7から明らかなように、実施例1において、酸素濃度計は明らかに高濃度ショックから守られており、常に精度の高い濃度測定を行える状態であることが分かる。つまり、保護方式(実線)はチャンバー開放中に測定器を個別パージによって保護し、再パージ後の測定を行なったものである。従来方式は理論値と大きな差があるのに対して、保護パージを行なった場合、計算値とほぼ一致する。完全に一致しないのは、理論値を求めた計算式は、チャンバーからのアウトガス量等を考慮していないためである。この結果からも分かるように、たった数分でも大気の影響を受けると測定値が大きく狂ってしまうことが分かる。
図2は、図9の従来例2の濃度測定器を使用した場合に、前記光学系内部を大気開放した際、酸素濃度計を前記光学系内部から隔離し、大気から保護する本発明を適用した実施例である。第1の実施例の構造と同様に、30は露光装置光学系の一部の構造体であり、構造体30内部は31a、31b、配管によって不活性ガスでパージされている。そして、31bから排気されるガスを測定する酸素濃度計が32である。この酸素濃度計32の吸気側、排気側の両方に密閉用バルブ33、34を設け、30内部が大気開放された際に、このバルブを閉じることで濃度計保護のための隔離空間を作り出すことができる。また、構造体30を再び不活性ガスによりパージした時、内部の酸素濃度が所定の濃度になるまでバルブ33に設けられた排気管35より排気を行ない、高濃度ショックが起こらない濃度まで酸素濃度計32を保護することも可能である。第1の実施例でも述べたが、高濃度域の濃度変化は容易に予測することが可能なため、パージ開始後、所定の時間でバルブを自動で切り替え、濃度の測定を開始してもよい。
更に望ましい形としては、図2のように、構造体30に不活性ガスの供給、排気を行なうための配管31a、31bに連絡配管40を設け、構造体30へ不活性ガスの供給を行なわない場合には、バルブ41、33を閉じ、40に設けられたバルブ42を開けることで、酸素濃度計に不活性ガスを供給することが可能である。この第2の実施例を適用することにより、従来例2のような測定器の場合にも、大気から保護することが可能となる。
第2の実施例の変形例として、図3のような構成でも良い。この図3は、第2の実施例の機能を酸素濃度計に組み込んだ実施例である。
酸素濃度計50には、流路切り替え機能と、遮断機能を兼ね備えたバルブ51,52,53が構成され、それぞれに配管を取り付けることが可能である。30内部の濃度測定を行なう場合にはバルブ51,52を開くことで、ガスを測定する。30を大気開放する場合は、バルブ51,52,53を閉じ50内部を密閉するか、バルブ52,53を開き、50に不活性ガスを供給することで、50内部の測定部が大気に触れることを防止できる。また、構造体内部を再び不活性ガスによってパージを開始し濃度を測定する場合にも、バルブ51に設けられた不図示の排気弁により排気を行ない、所定の濃度に達してから測定を開始することが可能である。
この変形例のように、測定器に保護機能を取り入れることによって、測定対象側に特別に密閉機構を設けなくても、高濃度酸素ショックを防ぐことができ、高精度な濃度測定が可能となる。
この第2の実施例適用することにより、従来例2のような測定器の場合にも第1の実施例と同様に濃度測定器を大気から保護することが可能となり、メンテナンス等で構造体を大気開放する場合、大気のような高濃度の酸素から測定器を保護することができるため、高濃度酸素ショックを防ぐことができる。
図4は、第1、第2の実施例を同時に適用した図である。
例えば、レンズ群2や調光フィルター8を交換するためにドア12を開けたとする。この時、エアオペレートバルブ13が閉じ、粗測定用酸素濃度計56を隔離する。これと同時に、酸素濃度計50に設けられた51(バルブ)を閉じて大気を遮断し、さらにバルブ53によって不活性ガスの流路を切り替え、酸素濃度計50へ不活性ガスを供給し、大気からの保護を開始する。
メンテナンスが終了し12が閉じられたら、53を切り替え、構造体57内部にも不活性ガスを供給する。そしてエアオペレートバルブ13を開放し、粗測定用酸素濃度計56によって57内部の濃度を測定し、その濃度が50の測定レンジになったところで、53による不活性ガスの供給を停止、51を開放し、50による精密測定を開始する。
パージしたチャンバー内部の濃度変化は、高濃度域時の濃度変化の予測は容易であるが、濃度が微少になればなるほどその予測は難しくなる。そのため、例えば100ppm以下での使用が望ましいような精密酸素濃度計を用いる場合には、時間予測ではなく高濃度域の測定レンジを持つ酸素濃度計で粗測定を行ない、精密酸素濃度計が高濃度ショックを受けない濃度かどうかの確認を行なった方が確実に高濃度ショックを回避できるようになる。そこで、第3の実施例の構成を用いることで、この問題にも完全に対応できるようになる。
この第3の実施例適用することにより、高濃度ショックを受ける濃度を回避することが確実に行なえるようになり、高濃度ショックを完全に防ぐことがでる。このため、大気開放が必要なメンテナンスの終了直後からでも精密な濃度測定が可能となる。
図5は、本発明を適用した濃度測定器の配管系統図である。59は測定対象を取り付けるための取り付け口であり、測定ガスは3方向弁60を経由して、調節バルブ67、68によって最適な流量に調節され、酸素濃度計61a、水分濃度計61bへ導かれる。ここでは、酸素濃度計と水分濃度計についてしか述べないが、測定したいガス成分の濃度計を並列して接続しても良い。
バルブ62,63は測定対象が大気開放を行なっている場合には、61a、61bに影響を及ぼさないために、閉じることができる。測定対象が大気開放から再びパージを開始した直後であったり、測定ガスの酸素濃度が高いことが予想される場合は、バルブ63を開放し、粗測定用の酸素濃度計61cによって濃度が監視でき、測定対象のガスが所定の濃度になるまで排気することが可能である。64は不活性ガス供給装置であり、供給ガスはバルブ65と圧力調節器である66によって調節され、60(3方向弁)を切り替えることによって61a、61bへ供給することができる。この構成によって濃度測定器は大気にさらされること無く常に酸素濃度や水分濃度を低濃度な状態を保っている。
この第4の実施例適用することにより、常に高精度な測定が行なえる濃度測定器を構成することができる。
図6は、露光装置の光学系を簡略化した図である。レーザー光源70から照射された光は、ミラー71によって、照明系ユニットである72に入る。72内部には、レンズ73等が内部に配置された照明系鏡筒74、75、76が配置されており、露光光はこの鏡筒やミラー77、78によって、レチクル79へ導かれる。その後、投影系ユニット80によって、レチクル79のパターンをウェハー面81に照射する。
このような前記露光装置の74、75、76又は投影系ユニット80に、第1乃至4の実施例の濃度測定器82a、82b、82c、82dを用いることで、露光装置内部の雰囲気の正確な濃度測定を可能とする。
さらに、この図8のように、各チャンバーごとに濃度計が設置することによって、例えば74をメンテナンスで開放した場合には、82aのみを保護する。そして、この82へ供給する保護用のパージガスは、他のユニットをパージした後の排気ガスを利用することで、パージに用いる不活性ガスの節約も可能となる。
この第5の実施例適用することにより、実施例1乃至4の装置を、図6のような光学系に用いることによって、露光雰囲気の正確な酸素濃度が測定することができるため、装置の稼働率を向上させることができる。
次に、図10及び図11を参照して、上述の露光装置を利用したデバイス製造方法の実施例6を説明する。
図10は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。本実施形態においては、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
図11は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上説明したように、本実施例によれば、露光装置に使用されている酸素濃度計などの高精度濃度測定器を、メンテナンス等で測定対象物を大気開放した際に大気から濃度測定器を保護し、高濃度ショックを防止することができ、再び高精度な測定を即座に開始することができる。
特に、酸素、水分によってその光が吸収されてしまうF2レーザーのような短波長のレーザーを用いた露光装置において、メンテナンス直後から微量の酸素濃度を正確に測定するが可能となり、濃度測定器が回復するまでの無駄な待ち時間を省くことができる。
この効果から、露光装置の初回立ち上げ時や、メンテナンス後の立ち上げ時間を短縮させることができる。したがって、本発明によれば、露光装置の稼働率の向上、信頼性の向上を実現することができる。
また、前記密閉空間を大気開放した際にも、測定器保護のための前記隔離空間へ不活性ガスが供給できるため、隔離構造からのリークや、アウトガスによる隔離空間内部の酸素濃度、水分濃度の上昇を防ぐことが可能となる。これにより、高濃度ショック防止を確実に行えることができる。また、上記の構成において、仮に隔離後の密閉度が不十分でリークが生じた場合にも、測定器側へ大気が入り込むことを低減できる。上記の気体交換手段と併用することで、測定器をより安全に保護することが可能となる。
また、密閉空間の濃度を、粗測定することが可能となり、精密測定用による測定を行なう前に、精密濃度計に悪影響が無い濃度かどうかの判断が可能となる。これにより、高濃度ショックの影響を大きく受ける精密測定用の酸素濃度計による測定を、安全に行なうことができる。
また、濃度計自体に保護機構が備えつけられているために、測定対象側に特別な構造が必要とされなくなる。このため、測定対象の構造に左右されずに精密測定を行なうことが可能となる。
また、メンテナンス等により露光装置を大気開放した際に、メンテナンス直後から微量の酸素濃度を正確に測定するが可能となり、濃度測定器が高濃度ショックから回復するまでの無駄な待ち時間を省くことができ、高信頼性、高稼働率の露光装置を実現することができる。
本発明の第1の実施例に係る、不活性ガス空間内部にある酸素濃度計を、前記空間内部を大気開放した際、酸素濃度計を前記光学系内部から隔離し、前記隔離空間を不活性ガスでパージする構成を説明する図 本発明の第2の実施例に係る、不活性ガス空間の酸素濃度を測定する酸素濃度計を、前記空間を大気開放した際、酸素濃度計を不活性ガスによってパージする構成を説明する図 本発明の第2の実施例の変形例に係る、第2の実施例の構成を、酸素濃度計に組み込んだ構成を説明する図 本発明の第3の実施例に係る、第1の実施例と第2の実施例の構成を、酸素濃度計に組み込んだ構成を説明する図 本発明の第4の実施例に係る、本発明を適用した濃度測定器の配管系統図 本発明の第3の実施例に係る、第1の実施例と第2の実施例の構成を、同時に適用した構成を説明する図 酸素濃度測定の実験値、計算値の比較図 従来例1を説明する図 従来例2を説明する図 実施例6のデバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図10に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
1 構造体
2 レンズ群
3 回転部材
4a 不活性ガス排気用配管
4b 不活性ガス供給用配管
5 レーザー光源
6 露光光
7 シールガラス
8a 調光フィルター
8b 調光フィルター
9 モーターホルダー
10 モーター
11 酸素濃度計
12 ドア
13 エアオペレートバルブ
22a 濃度計用不活性ガス排気用配管
22b 濃度計用不活性ガス供給用配管
30 構造体
31a 不活性ガス供給用配管
31b 不活性ガス排気用配管
32 酸素濃度計
33,34 バルブ
35 排気管
40 不活性ガス連絡用配管
41,42 バルブ
50 酸素濃度計
51〜53 バルブ
55a 不活性ガス供給用配管
55b 不活性ガス排気用配管
56 粗測定用酸素濃度計
57 構造体
59 測定対象取り付け口
60 3方向弁
61a 精密酸素濃度計
61b 水分濃度計
61c 粗測定用酸素濃度計
62〜63 バルブ
64 不活性ガス供給装置
65 バルブ
66 圧力調節器
67,68 流量調節バルブ
69 バルブ
70 レーザー光源
71 反射ミラー
72 照明系ユニット
73 レンズ
74〜76 鏡筒
77,78 反射ミラー
79 レチクル
80 投影系ユニット
81 ウェハー
82 酸素濃度計
101 構造体
102 レンズ群
103 シールガラス
105 レーザー光源
106 露光光
107a 不活性ガス供給用配管
107b 不活性ガス排気用配管
108 回転部材
109a 調光フィルター
109b 調光フィルター
110 モーター
111 モーターホルダー
112 酸素濃度計
113 酸素濃度計
114 ドア

Claims (17)

  1. 密閉空間内の所定気体の濃度を測定する濃度測定機構であって、
    前記密閉空間内の所定気体の濃度を測定する第1濃度測定器の少なくとも一部を、前記密閉空間に対し隔離された隔離空間内に隔離する隔離手段を有しており、
    前記隔離手段は、前記濃度測定器の少なくとも一部を、前記密閉空間に対して開放することが可能であることを特徴とする濃度測定機構。
  2. 密閉空間内の所定気体の濃度を測定する濃度測定機構であって、
    前記密閉空間内の前記所定気体の濃度を測定する第1測定部を有する第1濃度測定器と、
    前記測定部を格納し、前記密閉空間に対して開放と隔離とを切り替え可能な隔離空間とを有することを特徴とする濃度測定機構。
  3. 前記隔離空間に前記所定気体とは異なるを供給する気体供給手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の濃度測定機構。
  4. 前記隔離空間内の気体を前記所定気体とは異なる気体で置換する置換手段を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の濃度測定機構。
  5. 前記隔離空間を前記密閉空間に対して隔離したとき、該隔離空間の圧力が、前記密閉空間の圧力よりも高いことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の濃度測定機構。
  6. 前記所定気体の濃度を測定する第2濃度測定器を有しており、該第2濃度測定器の測定可能範囲と前記第1濃度測定器の測定可能範囲とが互いに異なることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の濃度測定機構。
  7. 前記第2濃度測定器の測定可能範囲の上限値が、前記第1濃度測定器の測定可能範囲の上限値より高いことを特徴とする請求項6に記載の濃度測定機構。
  8. 前記第2濃度測定器の測定可能範囲と前記第1濃度測定器の測定可能範囲とが全く重ならないことを特徴とする請求項6又は7に記載の濃度測定機構。
  9. 前記所定気体の濃度を測定する第2濃度測定器を有しており、前記第2濃度測定器の前記所定気体を測定する第2測定部が、前記密閉空間内で且つ前記隔離空間外に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の濃度測定機構。
  10. 密閉空間内の所定気体の濃度を測定する濃度測定機構であって、
    前記密閉空間内の前記所定気体の濃度を測定する第1測定部を有する第1濃度測定器と、
    前記測定部を格納する隔離空間を、前記密閉空間に対して開放と隔離とに切り替え可能な隔離手段と、
    前記隔離空間に前記所定気体とは異なるを供給する気体供給手段とを有していることを特徴とする濃度測定機構。
  11. 前記所定気体の濃度を測定する第2濃度測定器を有しており、該第2濃度測定器の測定可能範囲の下限値が前記第1濃度測定器の測定可能範囲の上限値よりも高いことを特徴とする請求項10記載の濃度測定機構。
  12. 前記所定気体が酸素であることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項記載の濃度測定機構。
  13. 前記所定気体が水分であることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項記載の濃度測定機構。
  14. 前記隔離手段は、前記密閉空間と前記隔離空間との間に設けられたバルブであることを特徴とする請求項1乃至13いずれかに記載の濃度測定器。
  15. 光源からの光でレチクルのパターンを照明し、前記レチクルのパターンを被露光体上に形成する露光装置であって、請求項1乃至14いずれか1項に記載の濃度測定機構を有することを特徴とする露光装置。
  16. 光源からの光でレチクルのパターンを照明する照明光学系と、前記レチクルのパターンを被露光体に投影する投影光学系と、請求項1乃至14いずれか1項に記載の濃度測定機構とを有する露光装置であって、前記密閉空間が可動な光学素子を含む空間であることを特徴とする露光装置。
  17. 請求項15又は16に記載の露光装置を用いて前記被露光体を露光する工程と、前記露光された被露光体を現像する工程とを有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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