JP2005189647A - 服飾用係止具 - Google Patents

服飾用係止具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005189647A
JP2005189647A JP2003432824A JP2003432824A JP2005189647A JP 2005189647 A JP2005189647 A JP 2005189647A JP 2003432824 A JP2003432824 A JP 2003432824A JP 2003432824 A JP2003432824 A JP 2003432824A JP 2005189647 A JP2005189647 A JP 2005189647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
locking
pin body
stopper member
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003432824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4038175B2 (ja
Inventor
Mamoru Kojima
守 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kiyohara KK
Original Assignee
Kiyohara KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kiyohara KK filed Critical Kiyohara KK
Priority to JP2003432824A priority Critical patent/JP4038175B2/ja
Publication of JP2005189647A publication Critical patent/JP2005189647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4038175B2 publication Critical patent/JP4038175B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)

Abstract

【課題】本発明は服飾用係止具に関し、ゼッケン等の取付と取外しが迅速かつ確実に行えて操作性が良く、また一度取けると、脱落することなく堅牢に取付が行え、さらには服飾用として多用途に使用でき、さらには構造簡単であり、量産可能で、製作コストも安価になすのにある。
【解決手段】平坦面を有する基盤部2の裏面側に係止部3aを有するピン体部3が突成された取付部材1と、前記ピン体部3が係脱可能に係入される挿入孔5を有する合成樹脂製の止め具部材4とからなり、前記取付部材1の基盤部2と前記止め具部材4との間に布地その他の被挟持体Kが挟持されるようにしてなる服飾用係止具であって、前記止め具部材4には前記挿入孔5の周囲に該挿入孔5と連通させて分周的に複数個の切溝部6を形成すると共に各切溝部6間に薄肉部7を形成することにより、前記挿入孔5の周辺に可撓性を備えた係止爪片4Aが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は服飾用係止具に関し、例えばレース等の運動競技やイベントに用いるゼッケン、またスカーフ等を係止したり、バッジ、さらにはシャツの袖口を係止するカフスボタン等に最適に使用されるものである。
従来、例えばマラソンやトラック競技、また運動会等の体育会系のイベント、各種室内競技等に使用されるゼッケンは、長方形に裁断された布帛、合成樹脂シート、不織布等により形成され、出場番号、主催者、後援者、スローガン等が印刷等されることにより表示されていた。
そして、ゼッケンの取付には、体操服の胸部または背部に糸を用いて縫付けたり、安全ピンを用いて係止したり、さらには糊を用いて貼着する等して取付けられていた。
しかしながら、糸を用いてゼッケンを体操服に縫付けたり、糊付けを行う上記従来方法は、取付と取外しに多くの時間と手間がかかり、また、安全ピンを用いて体操服等に取付けるものは、競技中に止金部からピン部の係合が外れ易く、思わぬ怪我を生ずる等、危険であった。
従って、これらの従来のゼッケン等の取付方法を改良する他の従来方法として、例えばゼッケンに装着される雌状の穴部を有する表面ホックと、ゼッケンが重ね合わされる体操服の裏面から前記表面ホックの穴部に嵌脱自在に嵌合させる雄状の係止部を有する裏面ホックとを用いてゼッケンを体操服に着脱自在に取り付けるという方法があった(特許文献1参照)。
特開2003−150063号公報
しかしながら、特許文献1に記載の上記従来のゼッケン等の取付方法は、ゼッケンに装着される雌状の穴部を有する表面ホックと、雄状の係止部を有する裏面ホックとを用いてゼッケンと体操服とが重ね合わされた状態で体操服の裏面から前記表面ホックの穴部に裏面ホックの係止部を嵌入することによりゼッケンを体操服に着脱自在に取付けるものであるので、ゼッケンの取付時にはゼッケンと体操服とが邪魔して表面ホックの穴部に裏面ホックの係止部を嵌入するのを拒むため、取付には多くの時間と手間がかかり、非能率的であった。しかも表面ホックと裏面ホックとを完全な嵌合状態に達成することが難しいので、競技中に表面ホックから裏面ホックが脱嵌し易く、ゼッケンが外れ易いという欠点があった。
本発明は、上記従来の欠点を解決し、ゼッケン等の取付と取外しが迅速かつ確実に行えて操作性が良く、また一度取けると、脱落することなく堅牢に取付が行え、さらには服飾用として多用途に使用でき、さらには構造簡単であり、量産可能で、製作コストも安価な服飾用係止具を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みなされ、請求項1に記載の発明は、平坦面を有する基盤部の裏面側に係止部を有するピン体部が突成された取付部材と、前記ピン体部が係脱可能に係入される挿入孔を有する合成樹脂製の止め具部材とからなり、前記取付部材の基盤部と前記止め具部材との間に布地その他の被挟持体が挟持されるようにしてなる服飾用係止具であって、前記止め具部材には前記挿入孔の周囲に該挿入孔と連通させて分周的に複数個の切溝部を形成すると共に各切溝部間に薄肉部を形成することにより、前記挿入孔の周辺に可撓性を備えた係止爪片が形成されていることを特徴とするという手段を採用した。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、平坦面を有する基盤部の裏面側に係止部を有するピン体部が突成された取付部材と、前記ピン体部が係脱可能に係入される挿入孔を有する合成樹脂製の止め具部材とからなり、前記取付部材の基盤部と前記止め具部材との間に布地その他の被挟持体が挟持されるようにしてなる服飾用係止具であって、前記止め具部材には前記挿入孔の周囲に該挿入孔と連通させて分周的に複数個の切溝部を形成すると共に各切溝部間の外周側に円弧状のスリットを形成することにより、前記挿入孔の周辺に可撓性を備えた係止爪片が形成されていることを特徴とするという手段を採用した。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または2においてピン体部に形成される係止部がピン体部を先端に至るにしたがって大径となるように逆台垂状に形成したものであるという手段を採用した。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1,2,または3の何れかにおいて、前記取付部材および/または止め具部材が、生分解合成樹脂により成形されたものであることを特徴とするという手段を採用した。
また、本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1,2,3,又は4の何れかにおいて、被挟持体に形成した挿通孔に取付部材のピン体を挿通して止め具部材との間に被挟持体を挟持する形式の係止具であることを特徴とするという手段を採用した。
また、本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1,2,3,4又は5の何れかにおいて、被挟持体を取付部材のピン体で止め具部材の挿入孔に押し込むことにより挟持する形式の係止具であることを特徴とするという手段を採用した。
本発明は、上記従来の欠点を解決し、取付と取外しが迅速かつ確実に行えて操作性が良く、また一度取けると、脱落することなく堅牢に取付が行え、さらには服飾用として多用途に使用でき、さらには構造簡単であり、量産可能で、製作コストも安価になる。
以下、図面に従って本発明の実施の最良の形態により、本発明の詳細を説明する。
図1は本発明の服飾用係止具の実施形態1を示す分解斜視図、図2は同じく組付状態を示す拡大断面図、図3は同じく本実施形態1を構成する取付部材を示す拡大背面図、図4は同じく拡大側面図、図5は同じく本実施形態1を構成する止め具部材を示す拡大正面図、図6は同じく拡大断面図である。
本実施形態1は、平坦面を有する基盤部2の裏面側に係止部3aを有するピン体部3が突成された取付部材1と、前記ピン体部3が係脱可能に係入される挿入孔5を有する合成樹脂製の止め具部材4とからなり、前記取付部材1の基盤部2と前記止め具部材4との間に布地その他の被挟持体K、例えば後記ゼッケン9と体操服10とが挟持されるようにしてなる服飾用係止具であって、前記止め具部材4には前記挿入孔5の周囲に該挿入孔5と連通させて分周的に複数個、図1、図5では4個の切溝部6を形成すると共に各切溝部6間に薄肉部7を形成することにより、前記挿入孔5の周辺に可撓性を備えた4個の係止爪片4Aが形成されている。
この実施形態1では、前記取付部材1を合成樹脂により成形するとともに、および前記止め具部材4を合成樹脂の可撓性材料により成形する。そして、この合成樹脂としては、好適には生分解合成樹脂が使用されることにより前記取付部材1と前記止め具部材4とは形成される。生分解合成樹脂としては、例えばポリビニールアルコール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等があげられる。
また、前記基盤部2は、図示する実施形態1では平坦面を有する円盤状に形成されるが、図示するものは代表的な例示であり、その外形状はそのほか例えば四角形、菱形、五角形、六角形、八角形、花形、動物、植物等の外形の適宜形状に形成されるものでもよく、図示するものにとらわれない。
また、前記ピン体部3は、図示する実施形態では、先端部に至るに従って末端部よりも大径をなるように逆台垂状に形成されているが、これに限ることなく、図には示さないがピン体部3は柱状部をなし、しかも係止部3aは該柱状部よりも径大の例えば円錐状や球状に形成されるものであってもよい。また、止め具部材4に設けられる前記挿入孔5と取付部材1に設けられる前記ピン体部3とは、横断面形状が挿入孔5の方がピン体部3よりも僅かに大きい相似形状であることが嵌入時にがたつきや緩みがなく取り付けることができる観点から望ましい。
また、前記切溝部6は、本実施形態1では、図5に示すように平面的に4個が十文字に止め具部材4に形成されているが、その設置長さlは挿入孔5から外周側へ略半分以上に形成されることにより、基盤部2のピン体部3に止め具部材4を係止したり、またはこの止め具部材4をピン体部3から脱嵌したりする場合に、止め具部材4を形成する形成材料自体が発揮する可撓性に加えて充分な可撓性を直径方向および周方向に発揮させることにより嵌脱時の操作性を簡単かつ確実になしている。また、切溝部6の設置長さl、設置幅wの増減変更は止め具部材4に充分に可撓性を発揮するために、増減変更は自由に行える。
8は、前記止め具部材4の前記切溝部6,6相互間の内域に略同心円的に形成される円弧溝であり、この円弧溝8を形成するのは、前記切溝部6を形成することにより止め具部材4に可撓性を発揮するのに加えて止め具部材4に一層の可撓性を発揮させるためのものである。
9は被挟持体Kとしてのゼッケンであり、このゼッケン9は長方形に裁断された布帛、紙、不織布により形成され、表面には出場番号、主催者、後援者、スローガン等が印刷等の適宜手段により表示される。
本発明の実施形態1は以上の構成からなり、例えば布帛、紙、不織布により長方形に裁断して形成された被挟挟体Kとしてのゼッケン9を体操服10に取付けるのには、先ず体操服10の取付個所にゼッケン9を重ね合わす。そして、ゼッケン9の表面から取付部材1の基盤部2の裏面に設けられているピン体部3を内側に向けて押し当てる。次いで止め具部材4を体操服10の裏面側から前記取付部材1に重合してゼッケン9と体操服10とを重ね合わしたままピン体部3を止め具部材4に設けた挿入孔5内に嵌入する。
この際、止め具部材4には、挿入孔5の周囲に図5に示すように放射方向に向けて複数個、本実施形態1では4個の切溝部6が平面的に放射方向に向けて十文字に形成され、しかも切溝部6の設置長さlは挿入孔5から外周側へ略半分以上に形成されるので、止め具部材4を形成するための形成材料自体が発揮する可撓性に加えて充分な可撓性が発揮される。従って、取付部材1の基盤部2に設けるピン体部3を止め具部材4に設ける挿入孔5内に嵌入することによりピン体部3の先端に設ける係止部3aに止め具部材4を簡単かつ確実に係止して抜け止めをはかり、取付部材1に止め具部材4を取付けることができるとともに取付部材1と止め具部材4との間に被挟持体Kとしてのゼッケン9と体操服10とを挟み込んで固定する。
こうした取付操作をゼッケン9の少なくとも上縁の左右2個所、また好ましくはゼッケン9の四隅に行うことにより被挟持具Kとしてのゼッケン9を体操服10の前面および/または背面に取付ることができる。
また、ゼッケン9の取付後等においては、ピン体部3の先端に設ける係止部3aに止め具部材4が係止されて抜け止めがはかられるとともに挿入孔5の周辺に設けられた複数個の係止爪4Aにより周囲からピン体部3は弾力的に把持されることにより不用意な抜け出しが規制されるので、取付部材1と止め具部材4とにより固定されるゼッケン9がずれ動いたり、競技中やイベント中に外れることなく体操服10に対して所定位置にゼッケン9を確実に取付ておくことができる。
また、競技等が終了した使用後においてゼッケン9を体操服10から取外すのには、ゼッケン9と体操服10とを重ね合わしたまま挿入孔5内に係入されているピン体部3を止め具部材4の挿入孔5から引き抜いて脱嵌する。
この際、取付部材1に対向する止め具部材4の切溝部6間に位置する個所には、薄肉部7が設けられることにより取付部材1との間に図2に示すように隙間tを生じているので、止め具部材4と取付部材1との間のこの間隙t内に指の爪先等を容易に差し入れることができる。
そして、止め具部材4と取付部材1との間の間隙t内に差し入れられる爪先等をさらに深く差し入れて止め具部材4と取付部材1との間の間隙tを拡げて行くと、前述のように止め具部材4の挿入孔5の周囲には放射方向に向けて本実施形態1では、図5に示すように平面的に4個の十文字の切溝部6が止め具部材4に形成され、その設置長さlは挿入孔5から外周側へ略半分以上に形成されるので、止め具部材4は形成材料自体が発揮する可撓性に加えて直径方向および周方向に充分な可撓性が発揮されるため、取付部材1のピン体部3を止め具部材4の挿入孔5から係止部3aの係止を解いて引き抜くことができる。こうしてゼッケン9を体操服10の前面および/または背面から取外すことができる。
そして、取付部材1を形成する前記合成樹脂、および前記止め具部材4を形成する合成樹脂よりなる可撓性材料は、例えばポリビニールアルコール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等の生分解合成樹脂により形成されるので、使用後に廃棄処分を行った場合にも環境を汚染することなく、処分が行える。また、ゼッケン9も、例えば布帛、紙等により形成されるものを用いれば環境を汚染することなく、廃棄することができる。
図7に示すものは本発明の実施形態2を示すものである。
前記実施形態1では取付部材1と止め具部材4とを用いて被挟持体Kとしての体操服10にゼッケン9を取付るために用い、しかも取付部材1の基盤部2と止め具部材4とを円盤状に形成したものを使用しているが、本実施形態2では取付部材1と止め具部材4とを用いてバッジを形成するものである。
そして、この実施形態2のうち図7に示すバッジは、取付部材1の外形状が動物の顔に形成されているが、このほかにバッジとして取付部材1を形成する場合には例えば取付部材1の外形状が幾何学図形、花形、植物、動画の主人公等の適宜形状に形成されるものでもよく、図示するものにとらわれない。そして、取付部材1のピン体部3を衣服等の被挟持体Kに設けた挿通孔を介して挿入孔5内に係入することにより取付部材1を衣服の表面側に、また止め具部材4を衣服の裏面側に配置するようにして取付部材1と止め具部材4とで衣服を挟持してバッジとして使用するほかは、前記実施形態1と同様の構成、作用である。
また、図8に示すバッジは、バッジとして取付部材1の表面に印刷表示やラベルを貼着する等し、取付部材1のピン体部3を被挟持体Kに設けた挿通孔を介して被取付部材4の挿入孔5内に係入することにより取付部材1を衣服の表面側に、また被取付部材4を衣服の裏面側に配置するようにして取付部材1と止め具部材4とで衣服を挟持してバッジとして使用するほかは、前記実施形態1と同様の構成、作用である。
上記実施形態1では、取付部材1と止め具部材4とを用いてゼッケン9を体操服10に取付ける場合の係止具について代表的に説明したが、本発明は上記説明に限ることなく、スカーフ、ワッペン、名札、旗、腕章等の係止具、さらにはカフスボタン等の服飾用係止具についても本発明の適用範囲である。
本発明はゼッケン等の取付と取外しが迅速かつ確実に行えて操作性が良く、また一度取けると、脱落することなく堅牢に取付が行え、さらには服飾用として、例えばゼッケン、スカーフ等を固定するための係止具、また被挟持体に形成した挿通孔に取付部材としてのピン体を挿通して止め具部材との間に被挟持体を挟持する形式の例えばバッチ、カフスボタン等の服飾用係止具等、多用途に使用でき、さらには構造簡単であり、量産可能で、製作コストも安価になるという分野・用途に適する。
図1は本発明の服飾用係止具の実施形態1を示す分解斜視図である。 図2は同じく組付状態を示す拡大断面図である。 図3は同じく本実施形態1を構成する取付具を示す拡大背面図である。 図4は同じく拡大側面図である。 図5は同じく本実施形態1を構成する止め具部材を示す拡大正面図である。 図6は同じく拡大断面図である。 本発明の服飾用係止具の実施形態2の一例を示す分解斜視図である。 同じく他例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 取付部材
2 基盤部
3 ピン体部
3a 係止部
4 止め具部材
4A 係止爪体
5 挿入孔
6 切溝部
7 薄肉部
K 被挟持体
t 間隙

Claims (6)

  1. 平坦面を有する基盤部の裏面側に係止部を有するピン体部が突成された取付部材と、前記ピン体部が係脱可能に係入される挿入孔を有する合成樹脂製の止め具部材とからなり、前記取付部材の基盤部と前記止め具部材との間に布地その他の被挟持体が挟持されるようにしてなる服飾用係止具であって、前記止め具部材には前記挿入孔の周囲に該挿入孔と連通させて分周的に複数個の切溝部を形成すると共に各切溝部間に薄肉部を形成することにより、前記挿入孔の周辺に可撓性を備えた係止爪片が形成されていることを特徴とする服飾用係止具。
  2. 平坦面を有する基盤部の裏面側に係止部を有するピン体部が突成された取付部材と、前記ピン体部が係脱可能に係入される挿入孔を有する合成樹脂製の止め具部材とからなり、前記取付部材の基盤部と前記止め具部材との間に布地その他の被挟持体が挟持されるようにしてなる服飾用係止具であって、前記止め具部材には前記挿入孔の周囲に該挿入孔と連通させて分周的に複数個の切溝部を形成すると共に各切溝部間の外周側に円弧状のスリットを形成することにより、前記挿入孔の周辺に可撓性を備えた係止爪片が形成されていることを特徴とする服飾用係止具。
  3. ピン体部に形成される係止部がピン体部を先端に至るにしたがって大径となるように逆台垂状に形成したものであることを特徴とする請求項1または2に記載の服飾用係止具。
  4. 前記取付部材および/または止め具部材が、生分解合成樹脂により成形されたものであることを特徴とする請求項1,2,または3の何れかに記載された服飾用係止具。
  5. 被挟持体に形成した挿通孔に取付部材のピン体を挿通して止め具部材との間に被挟持体を挟持する形式の係止具であることを特徴とする請求項1,2,3,又は4の何れかに記載の 服飾用係止具。
  6. 被挟持体を取付部材のピン体で止め具部材の挿入孔に押し込むことにより挟持する形式の係止具であることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5の何れかに記載の服飾用係止具。
JP2003432824A 2003-12-26 2003-12-26 服飾用係止具、および被挟持体の取付方法 Expired - Fee Related JP4038175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003432824A JP4038175B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 服飾用係止具、および被挟持体の取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003432824A JP4038175B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 服飾用係止具、および被挟持体の取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005189647A true JP2005189647A (ja) 2005-07-14
JP4038175B2 JP4038175B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=34790413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003432824A Expired - Fee Related JP4038175B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 服飾用係止具、および被挟持体の取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4038175B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016111318A1 (ja) * 2015-01-07 2016-07-14 クリップウェア株式会社 留め具
JP6247789B1 (ja) * 2017-09-20 2017-12-13 佐和子 田中 表示体及び表示体の取付構造
US9986794B2 (en) 2009-06-03 2018-06-05 Bibboards, Inc. Fastener
US10420398B2 (en) 2013-06-13 2019-09-24 Michael Robert DRAGE Releasable interlocking fastening devices
WO2021163677A1 (en) * 2020-02-14 2021-08-19 Checkpoint Systems, Inc. Single use hard tag

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9986794B2 (en) 2009-06-03 2018-06-05 Bibboards, Inc. Fastener
US10420398B2 (en) 2013-06-13 2019-09-24 Michael Robert DRAGE Releasable interlocking fastening devices
WO2016111318A1 (ja) * 2015-01-07 2016-07-14 クリップウェア株式会社 留め具
JP6247789B1 (ja) * 2017-09-20 2017-12-13 佐和子 田中 表示体及び表示体の取付構造
JP2019056748A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 佐和子 田中 表示体及び表示体の取付構造
WO2021163677A1 (en) * 2020-02-14 2021-08-19 Checkpoint Systems, Inc. Single use hard tag
EP4103853A4 (en) * 2020-02-14 2024-03-06 Checkpoint Systems, Inc. DISPOSABLE HARD LABEL

Also Published As

Publication number Publication date
JP4038175B2 (ja) 2008-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4344240A (en) Identification snap
US8590121B1 (en) Elastomeric fastener
US5852829A (en) Belt with changeable decorative strips
US10016021B2 (en) Releasable interlocking fastening device for attaching adjacent parts
US4554710A (en) Tie tack
US4941237A (en) Clothing securing device
US10633787B1 (en) Tags for temporarily connecting two items
EP0353364B1 (en) Snap fastener
US20060236509A1 (en) Magnetically Clasping Clothing Fastener for Presenting an Adornment
US6568044B1 (en) Attachment device for pliant material
US20090320173A1 (en) Strap attachment for attaching items to garments
US9986794B2 (en) Fastener
WO2005086921A2 (en) Secure necktie
JP2005189647A (ja) 服飾用係止具
US20090205550A1 (en) Temporary hemming device
CN210124382U (zh) 一种可拆卸徽章和包括该徽章的服装
JP6823405B2 (ja) 裾調節具を有する衣服
US8726470B2 (en) Clothing fastening system
US20050191438A1 (en) Attachable and removable pompon structure
KR102113743B1 (ko) 단추
WO2023089768A1 (ja) 装飾物
JP2007092208A (ja) ワイシャツ等の前立て形状維持具
JP3174296U (ja) 飾り留具付靴下
JP6247789B1 (ja) 表示体及び表示体の取付構造
JP2003150063A (ja) 表示具、その表示具用の係止具及び表示体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050905

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20060919

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20060926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070831

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4038175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees