JP2005188887A - 地雷処理機の作業支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知らせ、地雷処理機の操作を可能とするとともに、かつその際の安全性を向上する。
【解決手段】GPSアンテナ27,28、GPS無線機33,34等により地雷処理機1の三次元位置を計測し、モニタ画面51にその計測値に基づいて地雷処理機1の位置と埋設物の位置を表示し、車載コンピュータ51において、地雷処理機1と埋設物との距離を計算し、地雷処理機1と埋設物の距離が短くなるとモニタ画面51にメッセージを表示し、かつ警報出力装置52を作動する。また、地雷処理機1と埋設物の距離が短くなると、地雷処理機1の走行速度を減速する。更に、ロータリカッタ14と埋設物の距離が短くなるとロータリカッタ14の移動速度(旋回速度)を減速する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、地中に埋設されている地雷を処理する地雷処理機の作業支援装置に係り、特に地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示する表示装置を備えた地雷処理機の作業支援装置に関する。
従来、地中に埋設された地雷の処理は移動式機械をべースとした地雷処理機により行うことが考えられており、例えば特開2001−304799号公報では移動式機械をべースとした地雷処理機により地雷探査及び除去作業を行うことが提案されている。また、特開2001−304799号公報に記載のシステムでは、発見した地雷の位置をGPSにより3次元測位し、その位置を管制システムヘ無線で送信し、管制システムにおける制御部の地図上に記録している。これにより地雷を発見したとき、その地雷をその場で処理するだけでなく、後日、制御部の地図上に記録した地雷の埋設データを用いて地雷を処理することも可能となる。
特開2001−304799号公報
しかしながら、上記従来技術には次のような問題がある。
制御部の地図上に記録した地雷の埋設データに基づいて地雷処理機を操作し、地雷を処理する場合、その埋設データと地雷処理機の位置関係が分からなければ地雷を処理することはできない。埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知らせる方法として、地雷処理機の現在位置をGPSにより測定し、地雷処理機の位置と埋設物である地雷の位置をモニタ画面に表示する方法が考えられる。しかし、地雷処理機が移動中に、既に探知され地図上に記録されている地雷に近づいたとき、単なる表示だけでは地雷の埋設情報を見落としてしまう可能性がある。この場合、誤って地雷処理機が地雷に近づきすぎると誤爆のおそれがある。
また、作業アタッチメントで地雷を処理する場合、作業アタッチメントが地雷から離れているときは作業アタッチメントの移動にはある程度の速度が必要であり、作業員は作業アタッチメントを普通に操作することができるが、地雷に近づいてからの作業では慎重な作業が必要であり、作業アタッチメントをの移動速度を遅くし、微操作をする必要がある。作業アタッチメントの移動速度の制御は通常作業アタッチメントの操作手段を操作することにより行う。しかし、操作手段の操作だけで作業アタッチメントの移動速度を落として微操作をすることは、地雷に近づいたかどうかの判断と移動速度の微調整操作を作業員に強いることになり、微操作性に難がある。
本発明の第1の目的は、事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知らせ、地雷処理機の操作を可能とするとともに、その際の安全性を向上することができる地雷処理機の作業支援装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知らせ、地雷処理機の操作を可能とするとともに、その際の安全性と操作性を向上することができる地雷処理機の作業支援装置を提供することである。
(1)上記第1の目的を達成するために、本発明は、車体と作業アタッチメントを備えた地雷処理機の作業支援装置において、前記地雷処理機の三次元位置を計測する計測手段と、前記計測手段の計測値に基づいて前記地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された地雷処理機と埋設物との距離を計算する距離演算手段と、前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて作動する安全手段とを備えるものとする。
このように表示手段を設け、計測手段の計測値に基づいて地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示することにより、作業員は事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知ることができ、その表示を見ながら地雷処理機を操作し、地雷を処理することが可能となる。
また、安全手段を設け、地雷処理機と埋設物の距離に応じて安全手段を作動させることにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷処理機の操作や地雷の処理作業を行う際の地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて前記表示手段に注意を促すメッセージを表示する手段である。
このように表示手段に注意を促すメッセージを表示することにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。
(3)また、上記(1)において、前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて音の警報を出力する手段であってもよい。
このように音の警報を出力することにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。
(4)更に、上記(1)において、前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて前記地雷処理機の走行速度を減速する手段であってもよい。
このように地雷処理機の走行速度を減速することにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。また、地雷処理機が埋設物に近づくと自動で走行速度が減速するため、走行の微操作性が向上し、この点でも安全性が向上する。
(5)また、上記第1及び第2の目的を達成するために、本発明は、上記(1)において、前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて前記作業アタッチメントの移動速度を減速する手段であるものとする。
このように作業アタッチメントの移動速度を減速することにより、作業員は作業アタッチメントが埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。また、作業アタッチメントが埋設物に近づくと作業アタッチメントの移動速度が自動で減速し、作業アタッチメントの微操作性が向上するため、安全性と操作性が向上する。
(6)上記(2)〜(4)において、好ましくは、前記地雷処理機と埋設物の距離は前記車体と埋設物との距離である。
(7)また、上記(5)において、好ましくは、前記地雷処理機と埋設物の距離は前記作業アタッチメントと埋設物との距離である。
(8)また、上記第1の目的を達成するために、本発明は、車体と作業アタッチメントを備えた地雷処理機の作業支援装置において、前記地雷処理機の三次元位置を計測する計測手段と、前記計測手段の計測値に基づいて前記地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された地雷処理機と埋設物との距離を計算する距離演算手段と、前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて前記表示手段へのメッセージの表示、音の警告の少なくとも一方により作業員に注意を促す安全手段とを備えるものとする。
このように表示手段を設け、計測手段の計測値に基づいて地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示することにより、作業員は事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知ることができ、その表示を見ながら地雷処理機を操作し、地雷を処理することが可能となる。
また、安全手段を設け、地雷処理機と埋設物の距離に応じてメッセージの表示或いは音の警告により作業員に注意を促すことにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷処理機の操作や地雷の処理作業を行う際の地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。
更に、メッセージの表示による注意の喚起だけでは気付かない場合もあるが、メッセージの表示と音の警報の両方で作業員に注意を促すことにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことをより確実に知ることができ、安全性が更に向上する。
(9)上記(8)において、好ましくは、前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて前記地雷処理機の走行速度を減速する第2安全手段を更に備える。
このように地雷処理機の走行速度を減速することにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。また、地雷処理機が埋設物に近づくと自動で走行速度が減速するため、走行の微操作性が向上し、この点でも安全性が向上する。
また、第1安全手段によるメッセージの表示や音の警報による注意の喚起だけでは、それに気付かず地雷処理機の走行を続け、誤って地雷を爆発させてしまう可能性もあるが、走行速度の減速を併用することにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことをより確実に知ることができ、安全性が更に向上する。
(10)また、上記第2の目的を達成するために、本発明は、上記(8)又は(9)において、前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて前記作業アタッチメントの移動速度を減速する第3安全手段を更に備えるものとする。
このように作業アタッチメントの移動速度を減速することにより、作業員は作業アタッチメントが埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。また、作業アタッチメントが埋設物に近づくと作業アタッチメントの移動速度が自動で減速し、作業アタッチメントの微操作性が向上するため、安全性と操作性が向上する。
本発明によれば、事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知らせ、地雷処理機の操作が可能となるとともに、その際の安全性を向上することができる。
また、本発明によれば、事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知らせ、地雷処理機の操作が可能となるとともに、その際の安全性と操作性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係わる作業支援装置を搭載した地雷処理機の外観を示す図である。
図1において、1は油圧建設機械として良く知られているクローラ式の油圧ショベルをべースマシンとした地雷処理機であり、地雷処理機1は車体を構成する旋回体2、運転室3、走行体4と、車体に取り付けられたフロント作業機80とを有している。旋回体2は走行体4上に回転可能に装架され、旋回体2の前部左側に運転室3が位置している。走行体4はクローラ式であるが、車輪を有するホイールタイプであってもよい。運転室3の窓ガラスのうち、フロントガラス及びフロアガラスには特殊防弾ガラス10が装着されている。また、運転室3の前面には鋼製綱体によるガード11が設けられている。更に、図示は省略するが、旋回体2及び走行体4の下部には、鉄製のアンダーカバーを設けて機械内部のガードを行っている。
フロント作業機80はブーム5とアーム6を有し、ブーム5は旋回体2の前部中央に上下方向に回転可能に取り付けられ、アーム6はブーム5の先端に前後方向に回転可能に取り付けられ、それぞれブームシリンダ7及びアームシリンダ8によって回転駆動される。
アーム6の先端にはアタッチメント着脱装置9が設けられ、この着脱装置9により図1に示すロータリカッタ装置81とスケルトンバケット(図示せず)等の他のアタッチメントのいずれかが着脱可能に取り付けられる。ロータリカッタ装置81はアーム6に対し前後方向に回転可能であり、アタッチメントシリンダ82によって回転駆動される。
ロータリカッタ装置81はロータリカッタ14と、レーキ16と、フラップ式の飛散防止ブレード17とを有している。ロータリカッタ14は回転ドラム12の周面に適宜間隔でカッタビット13を植設して構成され、レーキ16はロータリカッタ14の横側に突設され、ブレード17はロータリカッタ14の背面側に設けられている。
アーム7の側部にはレーダ式の爆発物探査センサ18が取り付けられている。このセンサ18はテレスコ式の伸縮アーム19によりアーム7の側部に沿って移動可能であり、また、探査センサ用シリンダ20により伸縮アーム19に対して回転可能である。
以上の地雷処理機1の構成及び動作は日本国特許第3016018号公報に詳しい。地雷処理機1はクローラ式の油圧ショベル以外、ホイール式の油圧ショベル、ホイールローダ、ブルドーザ、特開平7−71898号公報に記載のような無限軌道車をべースマシンとしてもよい。
地雷処理機1には、可動部センサとして、旋回体2とブーム5との回転角度(ブーム角度)を検出する角度センサ21(図2参照)、ブーム5とアーム6との回転角度(アーム角度)を検出する角度センサ22、アーム6とロータリカッタ14との回転角度(ロータリカッタ角度)を検出する角度センサ23、伸縮アーム19のストローク(伸縮アームストローク)を検出するストロークセンサ24(図2参照)、伸縮アーム19と爆発物探査センサ18との回転角度(爆発物探査センサ角度)を検出する角度センサ25、旋回体2の前後方向の傾斜角度(ピッチ角度)を検出する傾斜センサ26(図2参照)が設けられている。
また、地雷処理機1には、GPS衛星からの信号を受信する2個のGPSアンテナ27,28、基準局からの補正データ(後述)を受信する無線アンテナ29、計測データを送信する無線アンテナ30が設けられている。2個のGPSアンテナ27,28は旋回体2の後部左右に所定間隔で設置されている。
図2は、本実施の形態に係わる作業支援装置のシステム構成を示す図である。
図2において、作業支援装置は地雷処理機1に搭載される車載装置400と、GPS基準局100とで構成されている。
車載装置400は、上述した可動部センサ21〜26と、基準局100からの補正データ(後述)をアンテナ29を介して受信する無線機31と、無線機31で受信した補正データを分配する分配機32と、分配機32で分配された補正データとGPSアンテナ27及び28により受信されるGPS衛星からの信号とに基づいてGPSアンテナ27及び28の3次元位置をリアルタイムに計測するGPS受信機33及び34と、爆発物探査センサ18の動作をON/OFFする動作スイッチ35と、ロータリカッタの動作をON/OFFする動作スイッチ36と、探査の結果対人地雷が検出されたことを入力するトリガスイッチ37と、探査の結果対戦車地雷が検出されたことを入力するトリガスイッチ38と、探査の結果不発弾が検出されたことを入力するトリガスイッチ39と、対戦車地雷や不発弾を撤去したことを入力するトリガスイッチ41と、GPS受信機33及び34からの位置データと上記の各種可動部センサ21〜26からのデータ、各動作スイッチ35,36、各トリガスイッチ37〜41から得られるデータを集約するコントローラ42と、コントローラ42で集約されたデータに基づき、地雷処理機1の位置及び姿勢と、爆発物探査センサ18の位置と、ロータリカッタ14の位置を演算し、この演算結果に基づいて作業領域の状態及び地雷処理機1の状態を表示するタブレットコンピュータ等の車載コンピュータ51と、車載コンピュータ51に接続された警報出力装置(例えばブザー)52と、車載コンピュータ51からの計測データをアンテナ30を介して送信する無線機43とを備えている。
車載コンピュータ51はICカードが接続可能な入出力装置85、作業データを記憶する主記憶装置としてのハードディスク86、演算結果を表示するモニタ画面87を有している。
また、車載計測装置400は、上記の爆発物探査センサ18と、その探査結果として地下埋設物の形状や材質及び種別等を表示する爆発物探査用モニタ44とを備えている。
更に、車載装置400は、電気レバー装置53,54,55,56から地雷処理機1を動作させるための操作信号が入力され、電磁比例減圧弁57,58,59,60,61,62,…に駆動信号を出力し油圧回路のアクチュエータを駆動するコントローラ63を備えている。コントローラ63には車載コンピュータ51から地雷処理機1の車体と埋設物との距離及びロータリカッタ14と埋設物との距離も入力される。
GPS基準局100は、予め計測された3次元位置データとGPSアンテナ102により受信されるGPS衛星からの信号とに基づき、上述した地雷処理機1に搭載されているGPS受信機33及び34でRTK(リアルタイムキネマティック)計測を行うための補正データを生成するGPS基準局受信機101と、GPS基準局受信機101で生成された補正データをアンテナ104を介して送信するための無線機103とを備えている。
作業中は、GPS受信機33及び34からの位置データと、各可動部センサ21〜26からのデータに基づいて、車載コンピュータ51は地雷処理機1の位置及び姿勢と、爆発物探査センサ18の位置及びロータリカッタ14の位置と、地雷処理機1の車体と埋設物との距離及びロータリカッタ14と埋設物との距離を演算している。演算結果により、車載コンピュータ51のモニタ画面87に対象ブロック(作業領域)の状態及び地雷処理機1の状態が表示される(後述)。
図3は地雷処理機1に備えられる油圧駆動装置を示す図である。
図3において、油圧駆動装置は主油圧ポンプ201と、パイロット油圧ポンプ202と、複数のアクチュエータ203,204,205,…と、主油圧ポンプ201からアクチュエータ203,204,205,…に供給される圧油の流れ(方向と流量)を制御するパイロット操作式の流量制御弁207,208,209,…とを備え、主油圧ポンプ201とパイロット油圧ポンプ202はディーゼルエンジン211によって駆動される。また、油圧駆動装置は、上記の電気レバー装置53,54,55,56、電磁比例減圧弁57,58,59,60,61,62,…、コントローラ63を備えている。パイロット操作式の流量制御弁207,208,209,…はそれぞれパイロット切換部207L,207R,208L,208R,209L,209R,…を備え、パイロット切換部207L,207R,208L,208R,209L,209R,…には電磁比例減圧弁57,58,59,60,61,62,…を介してパイロットポンプ202の吐出ラインが接続されている。
アクチュエータ203,204は例えば走行体4の左右の走行モータであり、アクチュエータ205は例えば旋回体2の旋回モータである。アクチュエータとしてこれ以外に、図1で説明したブームシリンダ7、アームシリンダ8、アタッチメントシリンダ82や、ロータリカッタ14の駆動アクチュエータ等の種々のアクチュエータがあるが、図3では省略している。
電気レバー装置53,54は例えば左右の走行モータ203,204用の操作装置であり、電気レバー装置55は例えばブームシリンダ7及びアタッチメントシリンダ82用の操作装置であり、電気レバー装置56は例えばアームシリンダ8及び旋回モータ205用の操作装置である。
電気レバー装置53,54,55,56はそれぞれポテンショメータを内蔵し、電気レバー装置53,54の操作レバー53a,54aを前後方向に操作すると操作方向と操作量に応じた左右走行用の操作信号(電気信号)XL,XRが生成され、電気レバー装置55の操作レバー55aを前後方向に操作すると操作方向と操作量に応じたブーム用の操作信号(電気信号)XBが生成され、電気レバー装置55の操作レバー55aを左右方向に操作すると操作方向と操作量に応じたアタッチメント用の操作信号(電気信号)XCが生成され、電気レバー装置56の操作レバー56aを前後方向に操作すると操作方向と操作量に応じたアーム用の操作信号(電気信号)XAが生成され、電気レバー装置56の操作レバー56aを左右方向に操作すると操作方向と操作量に応じた旋回用の操作信号(電気信号)XSが生成される。操作信号XL,XR,XB,XC,XA,XSはコントローラ63に入力される。
コントローラ63は、操作レバー53aの前方向操作時は操作信号XLに基づいて駆動信号(電気信号)xl1を生成し、操作レバー53aの後方向操作時は操作信号XLに基づいて駆動信号(電気信号)xl2を生成し、操作レバー54aの前方向操作時は操作信号XRに基づいて駆動信号(電気信号)xr1を生成し、操作レバー54aの後方向操作時は操作信号XRに基づいて駆動信号(電気信号)xr2を生成し、操作レバー56aの左方向操作時は操作信号XSに基づいて駆動信号(電気信号)xs1を生成し、操作レバー56aの右方向操作時は操作信号XSに基づいて駆動信号(電気信号)xs2を生成する。駆動信号xl1,xl2,xr1,xr2,xs1,xs2はそれぞれ電磁比例減圧弁57,58,59,60,61,62に送られる。
電磁比例減圧弁57はパイロット油圧ポンプ202の圧油を一次圧とし、駆動信号xl1の大きさに応じた制御圧力を生成し、この制御圧力がパイロット切換部207Lに導かれ、流量制御弁207を図示右方向に動かし、主油圧ポンプ201の圧油が流量制御弁207を介して左走行モータ203に供給され、左走行モータ203を前進方向に回転する。電磁比例減圧弁58は同様に駆動信号xl2の大きさに応じた制御圧力を生成し、この制御圧力がパイロット切換部207Lに導かれ、流量制御弁207を図示左方向に動かし、左走行モータ203を後進方向に回転する。
電磁比例減圧弁59,60,61,61についても同様であり、駆動信号xr1,xr2,xs1,xs2の大きさに応じた制御圧力を生成し、流量制御弁208,209を動かすことで右走行モータ204を前進方向又は後進方向に回転し、旋回モータ205を図示右方向又は左方向に回転する。
図4は、車載コンピュータ51のモニタ画面87に表示される画面の一例を示す。
図4において、402は詳細表示画面である。詳細表示画面402は作業モード選択ボタン領域403、アタッチメント動作表示領域404、作業状態表示領域405、メッシュ状態表示領域406を有している。作業モード選択ボタン表示領域403には、目視モード、伐採モード、探査モード、撤去モード、処理モードの各ボタンが表示され、マウスやキーボード又はタッチパネル等により所望のモードを選択可能になっている。現在選択されている作業モードは反転表示される。探査センサ及びアタッチメント動作表示領域404には、各動作スイッチ35及び36による爆発物探査センサ18及びロータリカッタ14の動作状況が示され、動作中の部材名は反転表示される。作業状態表示領域405には、日時、車体やアタッチメントの位置、車載GPSの計測状態、爆発物の探査及び処理状況等が表示される。
メッシュ状態表示領域406には、作業ブロックがメッシュの状態とともに表示される。その表示方法は、各メッシュの状態に応じて各メッシュが色分け、模様分け又は記号分け等によって区別されて表示されている。図5では明細書というモノクロ表示でも分かりやすいように模様分けの例で示しており、作業不要領域を黒の塗りつぶし、作業初期状態を白の塗りつぶし、伐採済み領域を黒丸、探査済み領域を二重丸、処理済み領域を丸、対人地雷存在領域を三角、対戦車地雷存在領域を四角、不発弾存在領域をバツで示してある。
また、メッシュ状態表示領域406の画面に重ねて地雷処理機1のワイヤーフレーム画像407が表示される。ワイヤーフレーム両像407は、大きな四角407aが車体(旋回体2、運転室3、走行体4)を表す画像、小さな四角407bがアタッチメント(ロータリカッタ装置81又はスケルトンバケット15)若しくは爆発物探査センサ18を表す画像、大きな四角407aから小さな四角407bへ伸びる線407cがブーム5とアーム6を表す画像である。小さな四角407bの画像は、探査モード以外の動作モードではアタッチメント(ロータリカッタ装置81又は図示しないスケルトンバケット)を表し、探査モードでは爆発物探査センサ18を表す。
詳細表示画面402ではマウスなどの操作により、表示領域の拡大縮小、平行移動及び回転が可能である。
図5は作業対象ブロックの作業データ、図6はメッシュのステータス1の状態、図7は爆発物のステータスの種類及び状態を示す。作業データは例えば、「20020924_PO.CSV」等のCSVファイルとしてICカードに保存され、作業開始時にICカードにより車載コンピュータ51の入出力装置85からハードディスク86ヘコピーされる。
図5において、1,4,7,10,13,16,20,130及び240行目はコメント行である。2及び5行目はグループNo.とエリアNo.をそれぞれ表している。8行目はブロックNo.であり、画面上で上を北、右を東とし、左下を(1,1)とした場合の配列No.を示す。11行目はブロックの原点座標値であり、基準座標系(後述)の値で示されている。14及び17行目はブロック及びメッシュの寸法を示す。21から120行目はメッシュのステータス1を示しており、各数字は図6のNo.に相当する。つまり、ここで各メッシュがどのような状態になっているかが分かる。各数字はそれぞれ、0が作業不要領域、1が作業初期状態、2が伐採済み領域、3が探査済み領域、4が対人地雷存在領域、5が対戦車地雷存在領域、6が不発弾存在領域、7が処理済み領域を示す。また、131から230行目はメッシュのステータス2を示しており、各数字は爆発物の種類毎のNo.である。爆発物の種類毎のNo.とは爆発物にその発見の順番で付される番号である。241行目以降は爆発物のステータスを示しており、爆発物のステータスに示されている種類毎のNo.がメッシュのステータス2に示されている数字に相当する。ここで、爆発物のステータスには種類毎のNo.、種類、状態、検出日時、処理日時、位置x、位置y、位置zが示されている。爆発物の種類及び状態に付されている数字は図7のNo.に相当する。
1ブロックは100×100のメッシュ配列から構成されており、21から120行目のメッシュのステータス1及び131から230行目はメッシュのステータス2は、1ブロックのメッシュ配列(100×100)に対応して100行×100列のデータ配列となっている。よって、11行目のブロックの原点座標値から各メッシュの位置も基準座標系で把握することができる。
ここで、メッシュとは作業領域の最小構成単位であり、作業領域の管理はメッシュを構成単位とするブロック、ブロックを構成単位とするエリア、エリアを構成単位とするグループによって行われる。管理事務所側のサーバPC(図示せず)では全ての範囲が管理可能であるが、車載装置400ではブロック単位でデータを管理する。
1メッシュは例えば1辺が50cmの正方形の平面であり、1ブロックはメッシュを100×100集めた1辺が50mの正方形の平面であり、1エリアはブロックを10個×10個集めた1辺が500mの正方形の平面であり、1グループはエリアを最大100個集めたものである。基本的に1箇所の基準局でカバーできる範囲を1エリアとする。このエリア内で作業の要・不要ブロックを選択し、更に要作業ブロックから当日の作業ブロックを選択して車載装置400に作業指令を出す。東西南北に同数のエリアを隙間無く設定した場合は、1グループでは5km×5kmの範囲をカバーできる。より広範囲若しくは離れた地域を作業する場合は、別グループとして設定する。
図4のメッシュ状態表示領域406におけるメッシュとは、作業領域の最小構成単位としてのメッシュに対応したものであり、メッシュ状態表示領域406には1ブロック分の作業領域が表示される。1ブロックはメッシュを100個×100個集めたものであるため、図3のメッシュ状態表示領域にもこれに対応して100×100のメッシュ配列が示される。図3では図示の都合上メッシュ配列の行数と列数を減らして示している。
図5に示す作業データは作業開始時のものであり、21から120行目のメッシュのステータス1の数字4(対人地雷存在領域)、5(対戦車地雷存在領域)、6(不発弾存在領域)等の事前に取得した埋設データを含んでいる。作業開始後は作業状況に応じてメッシュのステータス1及び2と爆発物のステータスが更新され、作業開始日時と作業終了日時を含んだ作業データが新たに記録される。
図8は作業中に計測され記憶される計測データ及び操作データを示す。この計測データ及び操作データは時系列データとして車載コンピュータ51のハードディスク86に記憶されるとともに、無線機43により管理事務所側に送信される。
図9は、作業中に車載コンピュータ51が一定周期で行う処理を示すフローチャートである。
まず、計測データ及び操作データを入力し、図8に示すような計測及び操作データを作成する(ステップS201)。計測データ及び操作データには、GPS受信機33,34から送られるGPSアンテナ27,28の3次元位置(緯度、経度、高さ)の計測データや可動部センサ21〜25、傾斜センサ26等の計測データ、動作スイッチ35,36、トリガスイッチ37〜41等の操作データが含まれる。
次に、GPS受信機33,34からの位置の計測データと、傾斜センサ26からの計測データに基づいて地雷処理機1の車体の位置及び姿勢を演算する(ステップS202)。この演算は次のように行う。
まず、GPS受信機33,34の計測データ(GPSアンテナ27,28の3次元位置(緯度、経度、高さ))を基準座標系の値に変換する。基準座標系とは例えば準拠楕円体(地球)の中心に原点を持つグローバル座標系である。次いで、その基準座標系でのGPSアンテナ27,28の3次元位置と傾斜センサの計測データと既知の寸法データから基準座標系での地雷処理機1の車体の位置及び姿勢(旋回体2の位置及び姿勢:旋回体2の旋回中心を原点とする座標系)を演算する。
次いで、地雷処理機1の車体の位置及び姿勢と既知の寸法データ及び可動部センサ21〜25の計測値とから基準座標系でのロータリカッタ14又は爆発物探査センサ18の位置を演算する(ステップS204,S207)。ロータリカッタ14の位置の演算はロータリカッタ動作スイッチ35がONになったときに行い(ステップS203)、爆発物探査センサ18の位置の演算は爆発物探査センサ動作スイッチ36がONになったときに行う(ステップS206)。
次に、ステップS204で演算したロータリカッタ14の位置又はステップS207で演算した爆発物探査センサ18の位置を図5に示したブロックの原点座標値とメッシュの配列データに参照させ、ロータリカッタ14又は爆発物探査センサ18の通過メッシュを演算する(ステップS205,S208)。
通過メッシュの演算はロータリカッタ14或いは爆発物探査センサ18とメッシュの重なり判定により行う。
図10は重なり判定を説明するための図である。図10において、145はアタッチメント(ロータリカッタ14或いは爆発物探査センサ18)の判定領域を示す。重なり判定はx−y平面で行なう。アタッチメントの判定領域145の中に中心位置が入っているメッシュを重なっていると判定する。ここでは、メッシュ147〜155がアタッチメントと重なっていると判定される。つまり、メッシュ147〜155がロータリカッタ14或いは爆発物探査センサ18の通過メッシュである。
ここで、図5に示すブロックの原点座標値はロータリカッタ14又は爆発物探査センサ18の位置と同じ基準座標系(グローバル座標系)で定義されており、通過メッシュの位置はブロックの原点座標値とメッシュの配列から容易に特定することができる。
このようにロータリカッタ14又は爆発物探査センサ18の通過メッシュが演算されると、通過メッシュのそのときの状態(ステータス1及び2)やトリガスイッチ37〜41からの信号に基づいて図5に示した作業データを更新する(ステップS209)。
次いで、演算した地雷処理機1の位置及び姿勢と各アタッチメントの位置及び姿勢に基づいて図4に示した詳細表示画面402を表示する(ステップS210)。次に、本発明の警告処理をする(ステップS211)。警告処理の詳細は後述する。
前述したように、詳細表示画面402には作業モード選択ボタン表示領域403があり、作業員はマウスやキーボード等を操作することにより目視モード、伐採モード、探査モード、撤去モード、処理モードの1つを選択可能である。車載コンピュータ51は作業モードの1つが選択されると、それに応じた処理を行う。
図11は、処理モードの処理を示すフローチャートである。処理モードは、埋設物である対人地雷をロータリカッタ14で破壊する処理工程で選択されるモードである。処理モードでは、ロータリカッタ14の重なっている領域のメッシュの表示状態を処理済みの状態(一重丸表示)に変化させる。この処理は対人地雷が埋設されている領域のみではなく、探査済みの全ての領域に対して行う。
図11において、ロータリカッタ14の動作スイッチ36がONになったかどうかを判断し(ステップS281)、動作スイッチ36がONになると図9のステップS205で演算した通過メッシュのステータス1が3(探査済み)又は4(対人地雷存在)かどうかを判断し(ステップS282)、ステータス1が3又は4であれば通過メッシュを処理済みの一重丸表示に変更し、メッシュのステータス1を7(処理済み)にする(ステップS283)。次いで、メッシュのステータス2の爆発物No.が0以外かどうかを判断し(ステップS284)、メッシュのステータス2の爆発物No.が0以外であれば、メッシュのステータス2のNo.に相当する爆発物のステータスの状態を1(処理済み)に更新し、処理日時を記憶して、処理数を加算する(ステップS285)。次いで、メッシュのステータス2の爆発物No.を0にする(ステップS286)。他のモードが選択されると選択されたモードに移行する(ステップS287)。
図12は、図9のステップS211で行われる警告処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、図9のステップS202で演算した地雷処理機1の車体の位置及び姿勢と図5に示す作業データに基づいて地雷処理機1の前方所定範囲に埋設物として対人地雷、対戦車地雷、不発弾のいずれかがあるかどうかを判定する(ステップS301)。具体的には、例えば地雷処理機1の前方所定範囲として、地雷処理機1の旋回体2の前方に位置しかつ旋回中心から所定半径(例えば10m)内の領域を設定し、図5に示す作業データからその領域内のメッシュを選択し、これらメッシュにステータス1の数値が4(対人地雷存在領域)、5(対戦車地雷存在領域)、6(不発弾存在領域)であるメッシュが存在するかどうかを判定する。
ステップS301で地雷処理機1の前方所定範囲に埋設物があると判定されると、地雷処理機1の車体と埋設物との距離を演算する(ステップS303)。地雷処理機1の前方所定範囲に埋設物が複数ある場合は埋設物毎に距離を演算する。ここで、地雷処理機1の車体と埋設物との距離としては旋回体2の旋回中心と埋設物のあるメッシュとの距離を演算する。前述した通り、旋回体2の位置(旋回中心の位置)は基準座標系の値として演算されており、埋設物のあるメッシュの位置も基準座標系の値として容易に求めることができる。よって、旋回体2の旋回中心と埋設物のあるメッシュとの距離はそれら座標値を用いて容易に計算することができる。
次に、ステップS303で計算した距離情報に基づき、地雷処理機1の車体に最も近い埋設物と地雷処理機1との距離が所定距離(例えば5m)より短いかどうかを判定し(ステップS305)、所定距離より短くなるとモニタ画面87に作業員に注意を促すメッセージを表示する(ステップS307)。図13にモニタ画面87に表示するメッセージの一例を示す。この例では、詳細表示画面402のメッシュ状態表示領域406に「地雷注意」の文字を表示している。また、メッセージの表示と同時に、警報出力装置52に信号を送り、警報出力装置52を作動させることで音でも注意を喚起する(ステップS309)。なお、メッセージの表示、警報の一方のみを出力してもよい。
次に、ロータリカッタ動作スイッチ35がONであるとき、ロータリカッタ14と埋設物との距離を演算する(ステップS311)。ロータリカッタ14と埋設物との距離としてはロータリカッタ14と埋設物のあるメッシュとの距離を演算する。前述した通り、ロータリカッタ動作スイッチ35がONになるとロータリカッタ14の位置は基準座標系の値として演算されており(図9のステップS203,S204)、埋設物のあるメッシュの位置も基準座標系の値として容易に求めることができる。よって、ロータリカッタ14と埋設物のあるメッシュとの距離もそれら座標値を用いて容易に計算することができる。
そして、最後に、ステップS303で求めた地雷処理機1の車体と埋設物との距離及びステップS311で求めたロータリカッタ14と埋設物の距離を距離情報として油圧駆動装置のコントローラ63に出力する(ステップS313)。
図14は、油圧駆動装置のコントローラ63で行われる処理内容を示すフローチャートである。
図14において、まず、操作レバー装置53〜56のレバー操作信号XL,XR,XB,XC,XA,XSと車載コンピュータ51からの距離情報(地雷処理機1の車体と埋設物との距離及びロータリカッタ14と埋設物の距離)を入力する(ステップS321)。
次いで、入力したレバー操作信号から電磁比例減圧弁が出力する制御圧力の目標値である目標パイロット圧を演算する(ステップS323)。
次いで、入力したレバー操作信号が走行用、旋回用、それ以外のいずれかであるかを判断し(ステップS325)、走行用であれば、ステップS321で入力した地雷処理機1の車体と埋設物との距離をテーブルに参照させ、そのときの距離に対応するゲインを演算する(ステップS327)。テーブルには、図15に示すように、地雷処理機1の車体と埋設物との距離が第1所定距離D1(例えば5m)以上ではゲインは1であり、距離がD1より小さくなると距離が小さくなるに従ってゲインも小さくなり、距離が第2所定距離D2(例えば2m)になるとゲインが0となる距離とゲインの関係が設定されている。
次いで、走行用の目標パイロット圧にゲインを乗じて補正した目標パイロット圧を算出し(ステップS329)、その目標パイロット圧から出力電流値を演算し(ステップS331)、それを対応する電磁比例減圧弁57又は58,59又は60に駆動信号xl1又はxl2,xr1又はxr2として出力する(ステップS333)。これにより地雷処理機1が埋設物に近づき、埋設物との距離が第1所定距離D1(例えば5m)より短くなると、それに応じて走行速度を減速し、埋設物との距離が第2所定距離D2(例えば2m)になると走行を停止させる。
入力したレバー操作信号が旋回用であれば、入力したロータリカッタ14と埋設物の距離をテーブルに参照させ、そのときの距離に対応するゲインを演算する(ステップS335)。テーブルには、図16に示すように、ロータリカッタ14と埋設物との距離が第3所定距離D3(例えば3m)以上ではゲインは1であり、距離がD3より小さくなると距離が小さくなるに従ってゲインも小さくなり、距離が第4所定距離D4(例えば1m)になるとゲインが1未満の所定値(例えば0.2)となる距離とゲインの関係が設定されている。
そして、旋回用の目標パイロット圧にゲインを乗じて補正した目標パイロット圧を算出し(ステップS337)、その目標パイロット圧から出力電流値を演算し(ステップS331)、それを対応する電磁比例減圧弁61又は62に駆動信号xs1又はxs2として出力する(ステップS333)。これにより旋回操作によりロータリカッタ14を水平方向に移動させるとき、ロータリカッタ14が埋設物に近づき、埋設物との距離が第3所定距離D3(例えば3m)より短くなると、それに応じて旋回速度(ロータリカッタ14の移動速度)を減速し、埋設物との距離が第4所定距離D4(例えば1m)になると旋回速度(ロータリカッタ14の移動速度)が一定の最も減速した速度となる。
入力したレバー操作信号がそれ以外である(走行用でも旋回用でもない)場合は、ステップS323で演算した目標パイロット圧から直接出力電流値を演算し(ステップS331)、それを対応する電磁比例減圧弁(図示せず)に駆動信号として出力する(ステップS333)。
以上において、旋回体2、運転室3、走行体4は地雷処理機1の車体を構成し、フロント作業機80に装着されたロータリカッタ装置81(或いはロータリカッタ14)は作業アタッチメントを構成し、GPSアンテナ27,28、GPS無線機33,34、補正データ受信用無線アンテナ29、無線機31及び分配機32は、地雷処理機1の三次元位置を計測する計測手段を構成し、車載コンピュータ51の図9に示すステップステップS202,S204,S210等の機能及びモニタ画面51は、計測手段の計測値に基づいて地雷処理機1の位置と埋設物の位置を表示する表示手段を構成し、車載コンピュータ51の図12に示すステップS303,S311の機能は、表示手段に表示された地雷処理機1と埋設物との距離を計算する距離演算手段を構成し、車載コンピュータ51の図12に示すステップS305,S307,S309の機能、警報出力装置52、油圧駆動装置コントローラ63の図14に示すステップS321〜S337の機能は、地雷処理機1と埋設物の距離に応じて作動する安全手段を構成する。
また、車載コンピュータ51の図12に示すステップS305,S307,S309の機能及び警報出力装置52は、地雷処理機と埋設物の距離に応じて表示手段へのメッセージの表示、音の警告の少なくとも一方により作業員に注意を促す第1安全手段を構成し、油圧駆動装置コントローラ63の図14に示すステップS321〜S333の機能は、地雷処理機1と埋設物の距離に応じて地雷処理機1の走行速度を減速する第2安全手段を構成し、油圧駆動装置コントローラ63の図14に示すステップS321〜S325,S335,S337,S331,S333の機能は、地雷処理機1と埋設物の距離に応じて作業アタッチメントの移動速度を減速する第3安全手段を構成する。
次に、以上のように構成した本実施の形態の動作を説明する。作業内容としては、事前に取得した埋設データが図5に示し作業データに記録されており、その作業データを用いて埋設物の処理作業を行う場合を想定する。この場合、車載コンピュータ51のモニタ画面87には、詳細表示画面402のメッシュ状態表示領域406に、図4に示すように作業対象ブロックの状態(作業不要領域、作業初期状態、伐採済み領域、探査済み領域、対人地雷存在領域、対戦車地雷存在領域、不発弾存在領域、処理済み領域のいずれであるか)がメッシュ毎に表示される。ここで、対人地雷存在領域、対戦車地雷存在領域、不発弾存在領域の表示は埋設物の表示である。また、メッシュ状態表示領域406には、図4に示すように地雷処理機1のワイヤーフレーム画像407も表示される。
作業員は、まず、詳細表示画面402の表示内容を見ながら、処理しようとする埋設物に向かって地雷処理機1を移動すべく、走行操作を行う。この走行操作は、走行用の電気レバー装置53,54を操作することで走行モータ203,204を駆動し、走行体4を走行させることで行う。走行中、地雷処理機1が目標とする埋設物に近づき、埋設物との距離が所定距離(例えば5m)より短くなると、メッシュ状態表示領域406には図13に示すように作業員に注意を促すメッセージが表示される(図12のステップS307)。また、これと同時に、警報出力装置52が作動し、音でも作業員に注意を喚起する(図12のステップS309)。このようにメッセージの表示及び音の警告により作業員に注意を促すことにより、作業員は地雷処理機1が埋設物に近づいたことを知ることができ、走行操作を注意深く行うようになる。これにより地雷を誤爆させる可能性が低減し、安全性が向上する。
また、地雷処理機1が更に埋設物に近づき、埋設物との距離が第1所定距離(例えば5m)より短くなると、それに応じて走行速度が減速し、埋設物との距離が第2所定距離(例えば2m)になると地雷処理機1は走行を停止する(図14のステップS327,S329)。このように地雷処理機1の走行を減速、停止させることにより、作業員は地雷処理機が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。また、地雷処理機1が埋設物に近づくと自動で走行速度が減速するため、走行の微操作性が向上し、この点でも安全性が向上する。
地雷処理機1が目標とする埋設物に近づき、走行が自動で停止するか、作業員の操作で走行が停止すると、その場所で埋設物の処理作業を行う。埋設物の処理作業には、対戦車地雷及び不発弾の撤去作業と、対人地雷の破壊作業がある。対戦車地雷及び不発弾の撤去作業は対人地雷の破壊作業における安全性確保のため、対人地雷の破壊作業の前に行う。対戦車地雷及び不発弾の撤去作業は詳細表示画面402で撤去モードを選択して行い、対人地雷の破壊作業は詳細表示画面402で処理モードを選択して行う。処理モードでは車載コンピュータ51は図11に示した処理を実行する。
対戦車地雷及び不発弾の撤去作業では、地中の対戦車地雷又は不発弾をフロント作業機80を操作し、レーキ16を用いて撤去する。場合によってはアタッチメントをロータリカッタ装置81からスケルトンバケットに付け替えて行う。対人地雷の破壊作業では、地中の対人地雷をロータリカッタ14で破壊する。この場合、詳細表示画面402のメッシュ状態表示領域406に表示されるロータリカッタ14の位置と対人地雷(埋設物)の位置を確認しながら行う。また、旋回用の電気レバー装置56を操作し、旋回することでロータリカッタ14を水平方向に移動する。このときロータリカッタ14を地表に接触させながら旋回し、カッタビット13の刃先が地下30cmまで達するようにし、対人地雷の存在位置を重点にロータリカッタ14を動かす。
また、対人地雷の破壊作業(処理モード)では、作業員はロータリカッタ14の動作スイッチをONにする。これにより車載コンピュータ51では、ロータリカッタ14の位置が演算され(図9のステップS204)、ロータリカッタ14の通過メッシュが演算される(図9のステップS205で。また、通過メッシュが対人地雷存在領域(メッシュステータス1が4)であれば、メッシュ状態表示領域406の通過メッシュが処理済みの一重丸表示に変更され、図5に示す作業データのメッシュのステータス1が7(処理済み)に書き換えられる(図11のステップS283)。更に、爆発物のステータスの状態の書き換えや、処理日時の記録等が行われる(図11のステップS285,S286)。
一方、対人地雷の破壊作業で旋回操作によりロータリカッタ14を水平方向に移動させるとき、ロータリカッタ14が埋設物に近づき、埋設物との距離が第3所定距離D3(例えば3m)より短くなると、それに応じて旋回速度(ロータリカッタ14の移動速度)が減速し、埋設物との距離が第4所定距離D4(例えば1m)になると旋回速度(ロータリカッタ14の移動速度)は一定の最も減速した速度となる。このようにロータリカッタ14の移動速度を減速することにより、作業員はロータリカッタ14が埋設物に近づいたことを知ることができ、地雷の誤爆の可能性が低減し、安全性が向上する。また、ロータリカッタ14が埋設物に近づくとロータリカッタ14の移動速度が自動で減速し、ロータリカッタ14の微操作性が向上するため、安全性と操作性が向上する。
以上のように本実施の形態によれば、計測手段の計測値に基づいて地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示することにより、作業員は事前に取得した埋設データと地雷処理機の位置関係を作業員に知ることができ、その表示を見ながら地雷処理機を操作し、地雷を処理することが可能となるとともに、その際の安全性と操作性を向上することができる。
なお、以上の実施の形態では、安全手段として、メッセージの表示、音の警報、走行速度の減速、作業アタッチメントの移動速度の減速の4通りを行ったが、そのうちの1つを行ってもよく、この場合でもそのような安全手段を全く設けない場合に比べて地雷処理機1の操作や地雷処理を行う際の安全性を向上することができる。
また、上記の実施の形態では、作業アタッチメントの移動速度として作業アタッチメントを水平方向に動かす旋回の速度を減速させたが、作業アタッチメントを地面を上下に動かすときのブーム5或いはアーム6の動作速度を減速してもよく、この場合は、作業アタッチメントを地面に押し込むときの微操作性と安全性が向上する。
本発明の一実施の形態に係わる作業支援装置を搭載した地雷処理機の外観を示す図である。 本発明の一実施の形態に係わる作業支援装置のシステム構成を示す図である。 地雷処理機に備えられる油圧駆動装置を示す図である。 車載コンピュータのモニタ画面に表示される画面の一例を示す図である。 作業対象ブロックの作業データを示す図である。 作業データにおけるメッシュのステータス1の状態を示す図である。 作業データにおける爆発物のステータスの種類及び状態を示す。 作業中に計測され記憶される計測データ及び操作データを示す図である。 作業中に車載コンピュータが一定周期で行う処理を示すフローチャートである。 重なり判定を説明するための図である。 処理モードの処理を示すフローチャートである。 図9のステップS211で行われる警告処理の詳細を示すフローチャートである。 車載コンピュータのモニタ画面に表示される、埋設物が近くにあるときに注意を促すメッセージが表示されている画面の一例を示す図である。 油圧駆動装置のコントローラで行われる処理内容を示すフローチャートである。 地雷処理機と埋設物との距離とゲインとの関係を示す図である。 ロータリカッタと埋設物との距離とゲインとの関係を示す図である。
符号の説明
1:地雷処理機
2:旋回体
3:運転室
4:走行体
5:ブーム
6:アーム
7:ブームシリンダ
8:アームシリンダ
9:アタッチメント着脱装置
10:特殊防弾ガラス
11:ガード
12:回転ドラム
13:カッタビット
14:ロータリカッタ
16:レーキ
17:飛散防止ブレード
18:爆発物探査センサ
19:伸縮アーム
20:探査センサ用シリンダ
21:角度センサ(ブーム)
22:角度センサ(アーム)
23:角度センサ(ロータリカッタ)
24:ストロークセンサ(伸縮アーム)
25:角度センサ(爆発物探査センサ)
26:傾斜センサ(ピッチ)
27:GPSアンテナ(A)
28:GPSアンテナ(B)
29:無線アンテナ(補正データ受信)
30:無線アンテナ(計測データ送信)
31:無線機(補正データ受信)
32:分配機
33:GPS受信機A
34:GPS受信機B
35:動作スイッチ(爆発物探査センサ)
36:動作スイッチ(ロータリカッタ)
37:トリガスイッチ(対人地雷)
38:トリガスイッチ(対戦車地雷)
39:トリガスイッチ(不発弾)
41:トリガスイッチ(撤去)
42:コントローラ
43:無線機(計測データ送信)
44:爆発物探査用モニタ
51:車載コンピュータ
52:警報出力装置
53〜56:電気レバー装置
57〜62:電磁比例減圧弁
63:油圧駆動装置のコントローラ
80:フロント作業機
81:ロータリカッタ装置
82:アタッチメントシリンダ
85:入出力装置
86:ハードディスク
87:モニタ画面
100:基準局装置
101:GPS基準局受信機
102:GPS基準局アンテナ
103:無線機
104:アンテナ
145:アタッチメントの判定領域
146:アタッチメントの代表位置
147〜55:重なっていると判定されるメッシュ
201:主油圧ポンプ
202:パイロット油圧ポンプ
203〜205:アクチュエータ
207〜209:流量制御弁
211:ディーゼルエンジン
400:車載装置
402:詳細表示画面
403:作業モード選択ボタン領域
404:アタッチメント動作表示領域
405:作業状態表示領域
406:メッシュ状態表示領域
407:ワイヤーフレーム画像

Claims (10)

  1. 車体と作業アタッチメントを備えた地雷処理機の作業支援装置において、
    前記地雷処理機の三次元位置を計測する計測手段と、
    前記計測手段の計測値に基づいて前記地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された地雷処理機と埋設物との距離を計算する距離演算手段と、
    前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて作動する安全手段とを備えることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  2. 請求項1記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて前記表示手段に注意を促すメッセージを表示する手段であることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  3. 請求項1記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて音の警報を出力する手段であることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  4. 請求項1記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて前記地雷処理機の走行速度を減速する手段であることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  5. 請求項1記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記安全手段は、前記地雷処理機と埋設物との距離に応じて前記作業アタッチメントの移動速度を減速する手段であることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  6. 請求項2〜4記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記地雷処理機と埋設物の距離は前記車体と埋設物との距離であることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  7. 請求項5記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記地雷処理機と埋設物の距離は前記作業アタッチメントと埋設物との距離であることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  8. 車体と作業アタッチメントを備えた地雷処理機の作業支援装置において、
    前記地雷処理機の三次元位置を計測する計測手段と、
    前記計測手段の計測値に基づいて前記地雷処理機の位置と埋設物の位置を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された地雷処理機と埋設物との距離を計算する距離演算手段と、
    前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて前記表示手段へのメッセージの表示、音の警告の少なくとも一方により作業員に注意を促す第1安全手段とを備えることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  9. 請求項8記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて前記地雷処理機の走行速度を減速する第2安全手段を更に備えることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
  10. 請求項8又は9記載の地雷処理機の作業支援装置において、
    前記地雷処理機と埋設物の距離に応じて前記作業アタッチメントの移動速度を減速する第3安全手段を更に備えることを特徴とする地雷処理機の作業支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017083423A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 清水建設株式会社 移動局及びこれを用いた埋設物可視化システム
CN109564534A (zh) * 2017-03-28 2019-04-02 日立建机株式会社 工作数据存储装置

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