JP2005188827A - ガスファーネス式外気加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室外に設置され外気温が低い状態で使用しても、排気管が腐食されることがないガスファーネス式外気加熱装置を提供する。
【解決手段】本ガスファーネス式外気加熱装置は、室外に設置され換気用空気を加熱して室内に供給するガスファーネス式外気加熱装置において、ガスバーナユニットに連設された燃焼ユニットから排出される排ガスを装置本体外に排出する排気管を有し、この排気管は装置本体内の加熱された換気用空気が通過する流路の側面に近接して配置され、かつ換気用空気に直接当たらないように排気管遮風体により遮風される。
【選択図】 図2
【解決手段】本ガスファーネス式外気加熱装置は、室外に設置され換気用空気を加熱して室内に供給するガスファーネス式外気加熱装置において、ガスバーナユニットに連設された燃焼ユニットから排出される排ガスを装置本体外に排出する排気管を有し、この排気管は装置本体内の加熱された換気用空気が通過する流路の側面に近接して配置され、かつ換気用空気に直接当たらないように排気管遮風体により遮風される。
【選択図】 図2
Description
本発明はガスファーネス式外気加熱装置に係わり、特に屋外に設置するのに適するガスファーネス式外気加熱装置に関する。
一般にガスファーネス暖房機の場合、通常屋内で使用することを前提として設計されているため、屋外設置に対する対応が考慮されていない。
このガスファーネス暖房機を屋外で使用する場合、低外気温での連続運転となることが多く、燃焼ガスと低温の換気用空気の熱交換量が増加して、燃焼ガスの熱量が奪われ、排ガス温度が低下し、さらに、排ガスが流れる排気管が換気用空気と触れて冷却されるため、排ガスが露点以下になり結露し、燃焼ガス中の硫黄分と結露水によりステンレス等の排気管が腐食する問題がある。
なお、室内用温風暖房機として特許文献1に示すものがあるが、室外に設置するのには適さない。
実公平3−28262号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、室外に設置され外気温が低い状態で使用しても、排気管が腐食されることがないガスファーネス式外気加熱装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の1つの態様によれば、室外に設置され換気用空気を加熱して室内に供給するガスファーネス式外気加熱装置において、ガスバーナユニットに連設された燃焼ユニットから排出される排ガスを装置本体外に排出する排気管を有し、この排気管は装置本体内の加熱された換気用空気が通過する流路の側面に近接して配置され、かつ換気用空気に直接当たらないように排気管遮風体により遮風されることを特徴とするガスファーネス式外気加熱装置が提供される。
本発明に係わるガスファーネス式外気加熱装置によれば、室外に設置され外気温が低い状態で使用しても、排気管が腐食されることがないガスファーネス式外気加熱装置を提供することができる。
以下、本発明に係わるガスファーネス式外気加熱装置の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1、図2および図3は本発明に係るガスファーネス式外気加熱装置の設置状態を示す概念図であり、図4は本発明に係るガスファーネス式外気加熱装置斜視図、図5はその縦断面図であり、図6はそのスケルトン図である。
図1〜図3に示すように、本発明に係るガスファーネス式外気加熱装置1は、室外に設置され、換気ダクト21および換気用ファン22を介して、加熱空気を室内に供給するようになっている。
図4〜図6に示すように、外気加熱装置1は、装置本体2と、この装置本体2に収容された燃料ガスを燃焼させるガスバーナユニット3と、このガスバーナユニット3に連設された燃焼ユニット4と、この燃焼ユニット4に一端が開口し他端が排気ヘッダー5の開口する複数本の熱交換パイプ6aからなる熱交換器6を有している。
また、装置本体2の底面には換気用空気の吸込口7が設けられており、上面にはその中央部の加熱された空気の吹出口8が設けられ、側部には燃ガスを装置本体2外に排気する排気管口9が設けられている。
上記排気ヘッダー5は換気用空気に直接当たらないように例えば、金属板からなるヘッダー遮風体10によりその一部あるいは全部が遮風されている。
さらに、装置本体2には、排気ヘッダー5と排気パイプ9pが接続される排気管口9を連通し屈曲した排気管11が設けられている。この排気管11は、例えばステンレス製であり、換気用空気が通過する流路の側面、すなわち装置本体2に設けられた隔壁12に近接して配置されており、さらに、排気管11はこれに沿って形成された例えば金属製箱状の排気管遮風体12によって覆われており、装置本体2内を流れる換気用空気との接触を遮るようになっている。
また、装置本体2には、隔壁によって区画された部品室13が設けられ、この部品室13には、ガス流量をコントロールするダイヤフラム式比例弁を有するガスバルブユニットからなるガスバルブユニット14、バーナに空気を送る送風機15、制御器ユニット16aおよび配線接続部16bからなる電気部品類16などが収容されている。これにより、ガス比例弁はダイヤフラム式のため換気用空気の影響で比例弁部の圧力が変化すると流量が変化してしまうことが防止防止される。燃焼用空気の取入口部(図示せず)が部品室13に設けられることで燃焼用空気も換気用空気の影響を受けることのないようにできる。
次に本実施形態のガスファーネス式外気加熱装置の動作について説明する。
図5中実線矢印で示すように、送風機15を介して送られてきた燃焼用空気及びガスバルブユニット14を介して送られてきた燃料ガスは、ガスバーナユニットで混合され燃焼されて、ガスバーナユニット14、燃焼ユニット4で燃焼し、燃焼ユニット4に一端が開口された熱交換器6の熱交換パイプ6a内を通り、開口された他端から排気ヘッダー5に集められ、さらに、排気管11を通って排気管口9から装置本体2外に排気される。
一方、換気用ファン3の回転により、換気ダクト2を介して装置本体内が負圧になるため、低温の換気用空気が吸込口7を介して装置本体内に吸い込まれる。図1中点線矢印で示すように、吸込口7から装置本体内に吸い込まれた換気用空気は、加熱された排ガスが内部を流れる空気熱交換器6の熱交換パイプ6aと熱交換して、加熱され、吹出口8、換気ダクト2を介して室内に送られる。
このような換気用空気の加熱過程において、排気管11は換気用空気が通過する流路の壁面に近接して配置され、かつ換気用空気に直接当たらないように排気管遮風体12により遮風されているので、排気管11内を流れる排ガスは低温の換気用空気によって熱を奪われることがなく、燃焼ガス(排ガス)が熱交換器6によって熱交換されて、その温度が低下しても、排ガスが露点以下にならず結露がない。また、排気ヘッダー5の一部あるいは全部がヘッダー遮風体10により遮風されているので、排ガスが換気用空気によって冷却されることがない。従って、燃焼ガス中の硫黄分と結露水によりステンレス等の排気管11が腐食する問題は生じない。
上記のように本実施形態のガスファーネス式外気加熱装置によれば、室外に設置され外気温が低い状態で使用しても、排気管が腐食されることがないガスファーネス式外気加熱装置が実現される。
1…ガスファーネス式外気加熱装置、2…装置本体、3…ガスバーナユニット、4…燃焼ユニット、5…排気ヘッダー、6…熱交換器、7…吸込口、8…吹出口、9…排気管口、10…ヘッダー遮風体、11…排気管、12…排気管遮風体、13…部品室、14…ガスバルブユニット、15…送風機、16…電気部品類。
Claims (3)
- 室外に設置され換気用空気を加熱して室内に供給するガスファーネス式外気加熱装置において、ガスバーナユニットに連設された燃焼ユニットから排出される排ガスを装置本体外に排出する排気管を有し、この排気管は装置本体内の加熱された換気用空気が通過する流路の側面に近接して配置され、かつ換気用空気に直接当たらないように排気管遮風体により遮風されることを特徴とするガスファーネス式外気加熱装置。
- 請求項1に記載のガスファーネス式外気加熱装置において、前記ガスバーナユニットで燃焼した排ガスが集められる排気ヘッダーは、換気用空気に直接当たらないようにヘッダー遮風体によりその一部あるいは全部が遮風されることを特徴とするガスファーネス式外気加熱装置。
- 請求項1または2に記載のガスファーネス式外気加熱装置において、前記装置本体内に換気用空気を遮るため区画された部品室が設けられ、この部品室には、ガス流量をコントロールするダイヤフラム式比例弁を有するガスバルブユニット、バーナに空気を送る送風機が収容されることを特徴とするガスファーネス式外気加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003430966A JP2005188827A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | ガスファーネス式外気加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003430966A JP2005188827A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | ガスファーネス式外気加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005188827A true JP2005188827A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34789176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003430966A Pending JP2005188827A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | ガスファーネス式外気加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005188827A (ja) |
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2003
- 2003-12-25 JP JP2003430966A patent/JP2005188827A/ja active Pending
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