JP2005187469A - 亜鉛ピドラートと制汗アルミニウム塩の組合せを含有する脱臭化粧品用組成物 - Google Patents

亜鉛ピドラートと制汗アルミニウム塩の組合せを含有する脱臭化粧品用組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】ヒトの発汗及び腋臭を防止する脱臭化粧用組成物、及びその美容方法を提供する。
【解決手段】a)亜鉛ピドラート、及びb)少なくとも一の制汗アルミニウム塩とを含有し、亜鉛ピドラート/制汗アルミニウム塩の重量比が1/200〜10/1の範囲にある脱臭化粧品用組成物。また、この組成物を用いる、ヒトの発汗及び腋臭を処置するための美容方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、少なくとも:
a)亜鉛ピドラート(zinc pidolate)と、
b)少なくとも一の制汗アルミニウム塩と、
を含有し、亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の重量比が1/200〜10/1の範囲にある脱臭化粧品用組成物に関する。
また本発明は、この組成物を用いる、ヒトの発汗及びヒトの腋臭を処置するための美容方法に関する。
化粧品の分野では、一般的に不快な腋臭を減少させるため、さらには除去するために、制汗タイプ、殺菌タイプ又は臭気吸収タイプの活性物質を含有する脱臭生成物を、局所適用において使用することはよく知られている。
殺菌剤は、腋臭の原因である皮膚微生物叢の成長を抑制する。それらは、既に生じている汗の臭気に対して活性ではないという短所がある。殺菌物質として最も広く用いられているのは、トリクロサン(2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル)であるが、皮膚微生物叢の生態をかなり改変し、例えば化粧品用組成物の処方において一般的に使用されている非イオン性界面活性剤のようなある種の化合物によって阻害されうるという欠点を有している。さらにトリクロサンは水不溶性であるため、本質的に水性の製剤中には導入することができない。
制汗物質には汗が流れ落ちるのを制限する効果がある。それらは一般的にアルミニウム塩からなる。その脱臭効果はそれらを単独で使用する場合には限界がある。さらに高濃度になると、これらの物質は皮膚を刺激するおそれもある。
欧州特許第768080号には、臭気吸収活性剤として、水溶性の亜鉛塩、例えば亜鉛ピドラートとして知られているピロリドンカルボン酸亜鉛、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、乳酸亜鉛、亜鉛ピドラート、及びフェノールスルホン酸亜鉛を含有する水性脱臭組成物、特に水/シリコーンエマルションが開示されている。それらの脱臭効果は、それらを単独で使用する場合には、あまり満足のいくものではない。
米国特許第6426061号には、次の活性剤:(1)アンドロゲンレセプターインヒビター(レスベラトロール、エピガロカテキン-3-ガラート又はフルフェナム酸);(2)抗-DHT活性剤(亜鉛塩、特に硫酸亜鉛);(3)臭気担持タンパク質のインヒビター;(4)制汗アルミニウム塩;(5)抗菌剤、例えばクロルヘキシジンジピドラート又は二酢酸クロルヘキシジンを組合せて含有する、ヒトの皮膚の汗臭の発生に抗する組成物が開示されている。これらの組成物は、特に皮膚微生物叢に活性のある抗菌剤を使用するという欠点を有する。
国際公開第01/52804号には、制汗塩をベースとした脱臭組成物が開示されており、遷移金属キレート剤を添加することが提案されている。これらの処方物は潜在的に生体毒性があり、環境問題を引き起こす。
また国際公開第01/99376号には、アルミニウム塩及び亜鉛ピドラートを挙げることができる、アリールスルファターゼインヒビターを含有する脱臭組成物が開示されている。該公報には、20重量%のアルミニウムクロロハイドレートと0.05%の亜鉛ピドラートを含有する制汗スティックの例が、特に記載されている。この種の組成物は、適用後に高レベルの白色残留物を皮膚上に作り出す。
よって本発明の目的は、その効果が制汗塩及び亜鉛塩を単独で使用した場合よりも高い脱臭系を含有し、上述したような従来の脱臭製品の欠点を持たない、新規な化粧品用組成物を利用可能にすることにある。
本出願人は、亜鉛ピドラート(又はピロリドンカルボン酸亜鉛)と制汗アルミニウム塩とを組合せて使用し、亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の重量比を1/200〜10/1の範囲にすることにより、このような組成物が得られることを見出した。
また本出願人は予期しないことに、この特定の組合せが、活性剤を個々に使用する場合と比較して、臭気強度を低減させる効果を大幅に増大させ、相乗効果さえも生じさせることを見出した。
さらに本出願人は、この特定の組合せを化粧品的に許容可能な脱臭組成物に処方すると、適用時、又は適用して該組成物が乾燥した後の、皮膚上の目に見える残留物のレベルが、現在市販されている脱臭製品より低いか同等であることを見出した。
特に本発明の主題は、少なくとも:
a)亜鉛ピドラート、及び
b)少なくとも一の制汗アルミニウム塩;
を含有し、亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の重量比が1/200〜10/1、好ましくは1/20〜5/1の範囲にある脱臭化粧品用組成物にある。
また本発明は、この組成物を用いる、ヒトの発汗及びヒトの腋臭を処置するための美容方法に関する。
本発明の目的において、「脱臭組成物」なる用語は、汗が流れ落ちるのを低減し、細菌によるヒトの汗の分解に起因する好ましくない臭気をマスキング、吸収、改善及び/又は低減することが可能な任意の組成物を意味する。
「制汗アルミニウム塩」なる用語は、汗が流れ落ちるのを低減又は制限する効果を有する任意の塩又は任意のアルミニウム錯体を意味する。
本発明のアルミニウム塩は、好ましくはアルミニウムハロハイドレート類;アルミニウムジルコニウムハロハイドレート類;及び塩化水酸化ジルコニウムと塩化水酸化アルミニウムのアミノ酸との錯体、例えば米国特許第3792068号に記載されているもので、一般的に「ZAG錯体」として知られているものから選択される。
アルミニウム塩としては、特に活性化又は不活性化形態のアルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス、アルミニウムクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、及び乳酸アルミニウムナトリウムで緩衝された硫酸アルミニウムを挙げることができる。
アルミニウムジルコニウム複塩としては、特にアルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、及びアルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレートを挙げることができる。アルミニウムジルコニウム複塩の例は、リーチ(Reach)AZP-908-SUFの名称でレーヘイス社(Reheis)から販売されている製品である。
塩化水酸化ジルコニウムと塩化水酸化アルミニウムのアミノ酸との錯体は、一般的にZAG(アミノ酸がグリシンである場合)の名称で知られている。これらの生成物としては、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン、及びアルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン錯体を挙げることができる。
制汗アルミニウム塩は、組成物の全重量に対して約0.5重量%〜25重量%の割合で、本発明の組成物に存在してよい。
亜鉛ピドラートは、組成物の全重量に対して約0.05重量%〜10重量%、好ましくは0.1重量%〜5重量%の割合で、本発明の組成物に存在してよい。
美容用途を意図している本発明の脱臭組成物は、エアゾールスプレー、ポンプ式ディスペンサーボトル又はロールオン式で分配される流動ゲル、クリーム又はローションの形態、グリル又はチューブで分配される増粘したクリームの形態;及び棒状(スティック)の形態であってよく、この点で、本発明に記載した亜鉛ピドラート及びアルミニウム塩と干渉しない条件で、この種の製品に一般に使用され当業者によく知られている成分を含みうる。
美容用途を意図している本発明の脱臭組成物は、少なくとも一の水相を含有していてよい。それらは、特に水性ローション、又は油中水型、水中油型エマルション、又は多相エマルション(油中水中油型又は水中油中水型の三相エマルション(例えば、C.F. Foxによる“Cosmetics and Toiletries”,1986年11月、Vol.101、101-112頁に記載され既知であるエマルション)として調製される。
前記組成物の水相は、水、及び一般的には他の水溶性又は水混和性溶媒を含有する。水溶性又は水混和性溶媒には、短鎖モノアルコール類、例えばC-Cのもの、例えばエタノール又はイソプロパノール;ジオール類又はポリオール類、例えばエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、2-エトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル及びソルビトールが含まれる。プロピレングリコール及びグリセロールが特に使用されるであろう。
本発明の特定の形態において、制汗組成物は無水であってよい。
本発明の目的において「無水」なる用語は、自由水又は添加水の含有量が、組成物の全重量に対して3重量%未満、好ましくは添加水の含有量が1重量%未満である組成物を称する。
本発明の組成物は、好ましくは、少なくとも一の水非混和性有機液状相を含有する。この相は、前記相が水非混和性相とさせる、一又は複数の疎水性化合物を一般的に含有する。前記相は室温(20-25℃)で液体である(構造化剤がない場合)。本発明の水非混和性有機液状相は、一般的に油又は油の混合物からなり、25℃で4kPa(30mmHg)を超えない蒸気圧を有する、少なくとも80%の化合物を含有する。
水非混和性有機液状相は、好ましくは一又は複数の揮発性又は非揮発性でシリコーンベース又は炭化水素ベースのエモリエント油を含有する。これらのエモリエント油は、特に米国特許第4822596号及び米国特許第4904463号に記載されている。
揮発性シリコーン類は、公知の方法において、室温で蒸発する化合物として定義されている。このような化合物としては、その鎖に3〜9のシリコーンベースの残基を有する、ジメチルシロキサン型の環状及び直鎖状の揮発性シリコーン類を挙げることができる。シクロメチコーンD、D又はDが好ましく選択される。
非揮発性シリコーン類は、公知の方法において、室温で低蒸気圧を有する化合物として定義されている。これらの化合物としては次のもの:ポリアルキルシロキサン類、特に直鎖状のポリアルキルシロキサン類、例えば直鎖状のポリジメチルシロキサン類、又はジメチコーン類で、ダウ・コーニング社(Dow Corning)から「ダウ・コーニング245フルイド」の名称で販売されているもの;ポリアルキルアリールシロキサン類、例えばダウ・コーニング社から「ダウ・コーニング556フルイド」の名称で販売されているポリメチルフェニルシロキサン類;ポリエーテル及びシロキサンのコポリマー、例えばジメチコーンコポリオールが含まれる。
本発明で使用され得る非揮発性エモリエント油として、挙げることのできる例には、炭化水素ベースの誘導体、鉱物性油、脂肪アルコール、C-C18アルコール類とC-C18酸とのエステル、安息香酸とC12-C18アルコールのエステル及びそれらの混合物、好ましくはグリセロール、プロピレングリコール又はソルビトールから選択されるC-Cポリオール類、ポリアルキレングリコールポリマーが含まれる。
エモリエント油は、組成物の全重量に対して好ましくは1重量%〜50重量%、より好ましくは5重量%〜40重量%の範囲の量で存在する。
本発明の脱臭化粧品用組成物は、一又は複数の付加的な脱臭活性剤、例えば静菌剤又は殺菌剤、例えば2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)、2,4-ジクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル、3',4',5'-トリクロロサリチルアニリド、1-(3',4'-ジクロロフェニル)-3-(4'-クロロフェニル)尿素(トリクロカーバン)又は3,7,11-トリメチルドデカ-2,5,10-トリエノール(ファルネゾール(Farnesol));第4級アンモニウム塩、例えばセチルトリメチルアンモニウム塩又はセチルピリジニウム塩;クロルヘキシジン及びその塩;モノカプリン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ジグリセリル又はモノラウリン酸グリセリル;ポリヘキサメチレンビグアニド塩を含有してよい。
生成物の均質性を改善するために、好ましくは疎水性変性モンモリロナイトクレー、例えば疎水性変性ベントーン類又はヘクトライト類から選択される、一又は複数の懸濁剤を使用することもできる。挙げることのできる例にはステアラルコニウムベントナイト(CTFA名)(ベントナイトと第4級アンモニウムステアラルコニウムクロリドとの反応による生成物)、例えばスドー・ケミー・レオロジカルズ(Sud Chemie Rheologicals)、ユナイテッド・キャタリスツ・インク(United Catalysts Inc.)からチコゲル(Tixogel)MP250の名称で販売されている市販品、又はベントーン38の名称で販売されている製品ジステアルジモニウムヘクトライト(CTFA名)(ヘクトライトとジステアリルジモニウムクロリドとの反応による生成物)、又はエレメンティス・スペシャリティーズ社(Elementis Specialities)のベントーンゲルが含まれる。
懸濁剤は、組成物の全重量に対して好ましくは0.1重量%〜5重量%、より好ましくは0.2重量%〜2重量%の範囲の量で存在する。
本発明の組成物は少なくとも一の有機パウダーをさらに含有していてもよい。
本発明で使用され得るフィラーとしては、有機パウダーを挙げることができる。本特許出願において、「有機パウダー」なる用語は、室温(25℃)で媒体に不溶である任意の固体を意味する。
本発明の組成物に使用され得る有機パウダーとして挙げることのできる例には、ポリアミド粒子、特にアトケム社(Atochem)からオルガソール(Orgasol)の名称で販売されているもの;ポリエチレンパウダー;アクリルコポリマーをベースにしたミクロスフェア、例えばダウ・コーニング社からポリトラップ(Polytrap)の名称で販売されているジメタクリル酸エチレングリコール/メタクリル酸ラウリルのコポリマー;ワックハー社(Wackherr)からコバビード(Covabead)LH85の名称で、マツモト社(Matsumoto)からミクロスフェアM-100の名称で販売されているポリメチルメタクリラートミクロスフェア;エチレン-アクリラートコポリマーのパウダー、例えば住友精化株式会社(Sumitomo Seika Chemicals)からフロービーズ(Flobeads)の名称で販売されているもの;膨張パウダー、例えば中空のミクロスフェア、特にケマノルド・プラスト社(Kemanord Plast)からエクスパンセル(Expancel)の名称で販売されている、塩化ビニリデン、アクリロニトリル及びメタクリラートのターポリマーから形成されるミクロスフェア、参照名551DE12(約12μmの粒子径で、40kg/mの密度であるもの)、551DE20(約30μmの粒子径で、65kg/mの密度であるもの)、及び551DE50(約40μmの粒子径であるもの)、又はマツモト社からマイクロパール(Micropearl)F80EDの名称で販売されているミクロスフェア;天然の有機物質のパウダー、例えばデンプン、特にトウモロコシデンプン、小麦デンプン又は米デンプンで架橋されていてもいなくてもよいパウダー、例えばコハク酸オクテニル無水物で架橋されたデンプンパウダー、例えばナショナル・スターチ社(National Starch)からドライ-フロ(Dry-Flo)の名称で販売されているもの;シリコーン樹脂のマイクロビーズ、例えば東芝シリコーン社(Toshiba Silicone)からトスパール(Tospearl)の名称で市販されているもの、特にトスパール240;アミノ酸パウダー、例えば味の素社からアミホープ(Amihope)LL-11の名称で販売されているラウロイルリジンパウダー;好ましくは1μm未満、特に0.02μm〜1μmの範囲の平均径を有し、本質的にロウ又はロウの混合物からなるロウのマイクロ分散体の粒子、例えばバイク・セラ社(Byk Cera)からアクアサー(Aquacer)の名称で販売されている製品、特にアクアサー520(合成及び天然ロウの混合物)、アクアサー514又は513(ポリエチレンロウ)、アクアサー511(ポリマーロウ)、例えばジョンソン・ポリマー社(Johnson Polymer)からジョンワックス(Jonwax)120の名称(ポリエチレンロウとパラフィンロウの混合物)で、又はバイク・セラ社からセラフラワー961の名称(微粒化変性ポリエチレンロウ)で販売されている製品;及びそれらの混合物が含まれる。有機パウダー(類)は、例えば所定量で存在してよい。
本発明の化粧品用組成物はロウ、柔軟剤、酸化防止剤、乳白剤、安定剤、保湿剤、ビタミン類、香料、殺菌剤、防腐剤、ポリマー、香料、増粘剤、噴霧剤、又はこの種の適用において化粧品に通常使用されている任意の他の成分から選択される、化粧品用アジュバントをさらに含有していてよい。
言うまでもなく、当業者であれば、考慮される添加により、本発明の化粧品用組成物に固有の有利な特性が悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意して、これ又はこれらの任意の付加的な化合物(類)を選択するであろう。
ロウは、動物性、化石、植物性、鉱物性及び合成ロウから選択され得る。特に、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、サトウキビロウ、モクロウ、オゾケライト、モンタンロウ、マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、及びシリコーンロウ及び樹脂を挙げることができる。
好ましくは非イオン性である増粘剤は、変性又は未変性のグアーガム及びセルロース類、例えばヒドロキシプロピルグアーガム、又はセチルヒドロキシエチルセルロース、シリカ類、例えばNLインダストリーズ社(NL Industries)から販売されているベントーン・ゲルMIO、又はポリプラスティック社(Polyplastic)から販売されているビーガム・ウルトラ(Veegum Ultra)から選択され得る。
本発明の化粧品用組成物に存在し得るこれらの種々の成分の量は、脱臭組成物に従来から使用されている量である。
本発明の組成物は、水非混和性の本発明の有機液状相を構造化又はゲル化するための一又は複数の他の薬剤、例えば直鎖状で固体状の脂肪アルコール類及び/又はロウ類;脂肪酸又はその塩類(ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム又は12-ヒドロキシステアリン酸;ジベンジリデンアルジトール類(DBS);ラノステロール、N-アシルアミノ酸誘導体;ジ-又はトリカルボン酸誘導体、例えばアルキル-N,N'-ジアルキルスクシンアミド類(すなわち:ドデシル-N,N'-ジブチルスクシンアミド);エラストマー性ポリオルガノシロキサン類、例えば国際公開第97/44010号に記載されているものをさらに含有してよい。
本発明の組成物は加圧されていてもよく、エアゾール容器に包装されていてもよい。
本発明の主題は:
(A)上述した脱臭組成物を収容する容器、
(B)少なくとも一の噴霧剤、及び前記エアゾール組成物を分配するための手段、
からなるエアゾール装置にある。
当業者によく知られており、この種の製品に一般的に使用されている噴霧剤は、例えばジメチルエーテル(DME);揮発性炭化水素、例えばn-ブタン、プロパン又はイソブタン、及びそれらの混合物で、少なくとも一の塩化炭化水素及び/又はフッ化炭化水素を有するものであってよく;このようなものとしては、デュポン社(Dupon de Nemours)からフレオン(Freon)(登録商標)及びダイメル(Dymel)(登録商標)の名称で販売されている化合物、特にモノフルオロトリクロロメタン、ジフルオロジクロロメタン、テトラフルオロジクロロエタン、及び1,1-ジフルオロエタン、例えばデュポン社からダイメル152Aの商品名で販売されているものを挙げることができる。二酸化炭素、亜酸化窒素、窒素又は圧縮空気を噴霧剤として使用することもできる。
脱臭活性剤(類)と噴霧剤(類)を含有する組成物は、エアゾール容器の同じ区画又は異なる区画にあってよい。本発明において噴霧剤の濃度は、加圧組成物の全重量に対して、一般的に5重量%〜95重量%、好ましくは50重量%〜85重量%の範囲である。
エアゾール装置の一部を形成する分配手段は、一般的に、それ自体はノズルを含む分配頭部により制御される分配バルブからなり、エアゾール組成物は前記ノズルを介して噴霧される。加圧組成物を収容する容器は不透明でも透明でもよい。それは、場合によっては保護用ラッカーの膜で被覆されたガラス、ポリマー物質又は金属により作製され得る。
また本発明の主題は、上述した組成物を有効量、腋下部分に適用することからなる、ヒトの腋臭を処置するための美容方法にある。
以下の実施例は、本発明を例証するために提供されるものである。
I/トリクロサン/アルミニウム塩とリシノール酸亜鉛/アルミニウム塩の組合せ物に対する、亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の組合せ物の脱臭効果における比較
脱臭効果試験プロトコル
腋下汗の収集を、サウナにおいて、6人のボランティアで行い;個々の汗のサンプルを数時間、氷中で保管したが、この時点では実質的には無臭である。ついでそれらを一緒にして混合し、1mlのアリコートに分割する。活性剤をこれらのアリコートに添加し、ついで37℃のオーブンでインキュベートする。インキュベート24時間後、専門審査員は対照サンプル:薬剤を導入しない1mlの汗をインキュベートしたもの、と比較して臭気強度を評価する。
結果を汗の対照サンプルと比較した臭気強度の変動割合として表す(T24hにおける変動割合の平均)。
Figure 2005187469
ACH:アルミニウムクロロハイドレート(マイクロ・ドライ-レーヘイス社)
(A):亜鉛ピドラート(ゴボビオ(Govobio)G Zn-セピック社(SEPPIC))
(B):トリクロサン(チバ社(Ciba))
(C):リシノール酸亜鉛(グリロ・ウェルケ社(Grillo Werke))
アルミニウム塩に亜鉛ピドラートを添加することにより、アルミニウム塩にトリクロサン及びリシノール酸亜鉛を添加したものと比較して、臭気強度の低減効果がかなり増大することが見出された。
Figure 2005187469
活性剤の全量が0.2mgである亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の組合せ物により、各活性剤が単独で同量使用されているものに対して、臭気強度の低減効果がかなり増大することが見出された。このようにして脱臭活性度に相乗効果が観察される。
II/微生物学的試験:トリクロサンと比較した亜鉛ピドラートの僅かな殺菌活性
プロトコル:
ここで記載する試験法により、最適成長条件下での微生物:すなわち勾配のあるトリプトカゼイン大豆寒天において培養されたコリネバクテリウム・セロシス(Corynebacterium xerosis)(Institut Pasteur collection No 5216);スタフィロコッカス・オミニス(Staphylococcus hominis)(Institut Pasteur collection No 81 57)及び表皮ブレビバクテリウム(Brevibacterium epidermidis)(Institut Pasteur collection No 102110)における組成物の殺菌活性を定量的に測定することができる。試験前日、32gのトリプトカゼイン大豆ブロスを薬瓶に入れ、35℃でインキュベートする。試験当日に4gの試験用組成物を添加し、ボルテックスミキサーを使用して混合物をホモジナイズする。
この試験の間中、微生物が好ましい成長条件下にあることをチェックするために、生成物を含有しない成長対照体を同様の条件下で調製する。
接種物を調製するために、試験開始5日前に、2つの菌株を適切な媒体で継代培養する。それらを35℃で5日間インキュベートする。試験の日、勾配を約9mlの希釈液で洗浄する。得られた懸濁液は108微生物/mlの力価を有している(計測を実施)。4mlの接種物を薬瓶に入れ、これは調製物1グラム当たり107細菌の含有量に相当する。薬瓶を振揺インキュベータ(35℃-200rpm)に配する。
それぞれの接触時間(2、4、6及び24時間)の後、薬瓶の内容物を、ボルテックスミキサーを使用してホモジナイズする。10倍希釈液を調製する。それらを寒天ペトリ皿(ユーゴン(Eugon)LT100培地)の表面に適用する。ペトリ皿を35℃のオーブンで6〜7日インキュベートする。
20より多く、200より少ないコロニーを含有する皿のコロニーを計測する。
同一の結果: ゼロ
1log低減: 低
2log低減: 中
3log低減: 良好
≧4log低減:非常に良好
亜鉛ピドラートを含有する製剤1とトリクロサンを有する製剤2を調製した;脱臭活性剤と適合するように支持体を選択した。
Figure 2005187469
コリネバクテリウム・セロシス、スタフィロコッカス・オミニス及び表皮ブレビバクテリウム菌株に対する製剤1及び2それぞれの殺菌活性を測定し、活性剤を含有しない製剤(プラシーボ)と比較する。得られた結果を次の表に要約する:
Figure 2005187469
製剤1にてトリクロサンの10倍濃度で使用された亜鉛ピドラートは、試験した種々の菌株においては低又はゼロの抗菌活性を有する。よって、トリクロサンよりも殺菌活性スペクトルはかなり狭いが、皮膚微生物叢に関してはより大きいことが示されている。
III/アルミニウム塩をベースとするエアゾールに対する、アルミニウム塩と組合せた亜鉛ピドラートをベースとする無水エアゾールの脱臭活性の比較−インビボ試験
亜鉛ピドラートと組合せることによるアルミニウムクロロハイドレートの脱臭効果における改善性は、制汗無水エアゾール製剤においてインビボで確認された。本発明の製剤3(1/9.5の重量比である亜鉛ピドラートとアルミニウムクロロハイドレートの組合せ物)をアルミニウム塩のみを含有する製剤4と比較する(以下の表に示す)。
Figure 2005187469
脱臭効果試験プロトコル:
1(わずかな強度)〜9(非常に強い強度)の尺度において、中程度で対照的な吸気強度>5を有する30人のボランティアで試験を実施する。
各ボランティアにおいて、一方の腋下に製剤3のみを、他方に製剤4を適用することにより処理する。
適用量は、腋下から15cmで噴霧させた1.2±0.05gである。腋下を拭いて乾燥させた後に、脱臭剤を適用する。1適用後に24時間における、発汗臭の強度及びその不快感は、直接「スニッフテスト」をすることにより評価される。
脱臭効果を次の2つの基準:
(1)発汗臭の強度(1:わずかな強度〜9:非常に強い強度の尺度)は、値が小さくなればなる程、臭気は弱くなり、
(2)快不快値(1:極めて不快な臭気〜9:極めて好ましい)は、値が高くなればなる程、不快感は小さくなる。
亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の組合せ物を含有する本発明の製剤3の臭気強度の変動を、亜鉛ピドラートを含有しない製剤4に対する相対量として測定する。
変動率%=(製剤3の値−製剤4の値)x100/製剤4
Figure 2005187469
適用24時間後、作成されたデータには、腋臭の強度がかなり低減し、快不快値がかない増加している、よって亜鉛ピドラートを含有しない製剤4に対し、亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の組合せ物を含有する本発明の製剤3で試験された腋下の不快感が低減していることが示されている。
実施例5及び6:脱臭スティック
Figure 2005187469
シクロペンタシロキサンを65℃まで加熱する。温度を65-70℃に維持しつつ、他の成分を(ひとつずつ)添加する。混合物を15分間ホモジナイズする(透明溶液)。2つの脱臭活性剤とタルクを添加する。得られた混合物を約55℃(混合物の濃化点よりも2〜3℃上)まで冷却し、スティック状に成形する。スティックを4℃で30分間配する。
適用後、実施例3及び4の白色残留物の付着度合いを、以下に記載する試験法に従い測定する。
プロトコル
ミノルタ(Minolta)CR300機を使用して測定を行う。40cm当たり約1gの生成物がキャンソン(Canson)ミッド-ティントシート型の黒紙上に得られるまで、生成物を擦って適用する。適用直後に測定を行う。2つの測定値の平均をとる。
デルタLを測定する:△L=L生成物−L参照体
キャンソンミッド-ティントシート型の黒紙のL参照体:L参照体=19.45
△Lが35以上で、生成物は白化しており、化粧品的に許容可能できない程であると評価される。
得られた結果を次の表に要約する:
Figure 2005187469
亜鉛ピドラート/アルミニウムクロロハイドレートの組合せ物を1/400の比率で含有する従来技術の組成物5によって、基体上に白色残留物が高レベルで生成されるが、本発明の組成物6では、現在市販されている脱臭スティック、例えばコルゲート社(Colgate)の商品名「レディ・スピード・スティック-クリーン・グライド」、又はプロクター・アンド・ギャンブル社の商品名「シークレット・クリア・ドライ」と比較して、ほとんど白色残留物が生成されない。
実施例7:ロールオン(エマルション)
Figure 2005187469
(B)及び(C)相を、別々に70℃まで加熱する。(B)及び(C)を、5分間、テュラックス(Turrax)攪拌機を使用して一緒に混合し、ついでパドル攪拌しつつ55℃まで冷却する。攪拌しつつ、Aをゆっくりと添加する。混合物を1〜3分間ホモジナイズする。攪拌しつつ35℃まで冷却する。製剤は45℃で2ヶ月間安定している。
白色残留物の量を実施例3及び4で記載した同様の試験法に従い測定する。2に等しい△Lが得られる。
実施例8:ノンエアゾールスプレー(逆相法により得られるエマルション)
Figure 2005187469
ピドラートを水に溶解し、エミュルゲート(Emulgate)CMを中程度に攪拌しつつ添加する。中程度に攪拌しつつ、アルミニウム塩溶液を添加する。製剤は45℃で2ヶ月間安定している。白色残留物の量を実施例5及び6で記載した同様の試験法に従い測定する。0に等しい△Lが得られる。
実施例9:エアゾール
Figure 2005187469
溶媒と疎水性変性クレーを導入し、ついで混合物がホモジナイズされるまで、テュラックス攪拌機を使用して攪拌する。ついで攪拌し続けながら、アルミニウム塩(制汗剤)と亜鉛ピドラートを添加する。ついで噴霧剤を従来からの方法で導入する。白色残留物のレベルを実施例5及び6で記載した同様の試験法に従い測定する。製剤7において4に等しい△Lが得られる。

Claims (28)

  1. 少なくとも:
    a)亜鉛ピドラートと、
    b)少なくとも一の制汗アルミニウム塩と、
    を含有し、亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の重量比が1/200〜10/1の範囲にある脱臭化粧品用組成物。
  2. 亜鉛ピドラート/アルミニウム塩の重量比が1/20〜5/1の範囲にある、請求項1に記載の組成物。
  3. 制汗塩がアルミニウムハロハイドレート類;アルミニウムジルコニウムハロハイドレート類;及び塩化水酸化ジルコニウムと塩化水酸化アルミニウムのアミノ酸との錯体から選択される、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 制汗アルミニウム塩が、活性化又は不活性化形態のアルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス、アルミニウムクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、及び乳酸アルミニウムナトリウムで緩衝された硫酸アルミニウムから選択される、請求項3に記載の組成物。
  5. 制汗アルミニウム塩が、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、及びアルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレートから選択される、請求項3に記載の組成物。
  6. 制汗アルミニウム塩が、グリシンと、塩化水酸化ジルコニウムと塩化水酸化アルミニウムの錯体から選択される、請求項3に記載の組成物。
  7. 制汗アルミニウム塩が、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン、及びアルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン錯体から選択される、請求項6に記載の組成物。
  8. 制汗アルミニウム塩が活性化又は不活性化形態のアルミニウムクロロハイドレートである、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 制汗アルミニウム塩(類)が、組成物の全重量に対して0.5重量%〜25重量%の範囲の量で存在している、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 亜鉛ピドラートが、組成物の全重量に対して0.05重量%〜10重量%、好ましくは0.1重量%〜5重量%の範囲の量で存在している、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. エアゾールスプレー、ポンプ式ディスペンサーボトル又はロールオン式で分配される流動ゲル、クリーム又はローションの形態;グリル又はチューブで分配されるゲル又はクリームの形態;スティック等の棒状の形態であることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 少なくとも一の水相を含有していることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 水性ローションの形態、油中水型又は水中油型エマルションの形態、又は多相エマルションの形態であることを特徴とする、請求項12に記載の組成物。
  14. 水相が、水、及び一又は複数の水溶性又は水混和性溶媒を含有している、請求項13に記載の組成物。
  15. 水溶性又は水混和性溶媒がC-Cモノアルコール類、ジオール類及びポリオール類から選択される、請求項13に記載の組成物。
  16. 無水であることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 少なくとも一の水非混和性有機液状相を含有することを特徴とする、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 前記有機液状相が、一又は複数の揮発性又は非揮発性でシリコーンベース又は炭化水素ベースのエモリエント油を含有する、請求項17に記載の組成物。
  19. エモリエント油が、組成物の全重量に対して1重量%〜50重量%、好ましくは5重量%〜40重量%の範囲の量で存在している、請求項18に記載の組成物。
  20. 一又は複数の付加的な脱臭活性剤をさらに含有していることを特徴とする、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の組成物。
  21. 一又は複数の静菌剤又は殺菌剤をさらに含有していることを特徴とする、請求項20に記載の組成物。
  22. 一又は複数の懸濁剤をさらに含有していることを特徴とする、請求項1ないし21のいずれか1項に記載の組成物。
  23. 少なくとも一の有機パウダーをさらに含有していることを特徴とする、請求項1ないし22のいずれか1項に記載の組成物。
  24. ロウ、柔軟剤、酸化防止剤、乳白剤、安定剤、保湿剤、ビタミン類、香料、殺菌剤、防腐剤、ポリマー、香料、増粘剤、及び噴霧剤から選択される少なくとも一の化粧品用添加剤をさらに含有していることを特徴とする、請求項1ないし22のいずれか1項に記載の組成物。
  25. 水非混和性有機液状相を構造化又はゲル化するための一又は複数の薬剤をさらに含有していることを特徴とする、請求項17ないし24のいずれか1項に記載の組成物。
  26. (A)請求項1ないし25のいずれか1項に記載の脱臭組成物を収容する容器;
    (B)少なくとも一の噴霧剤、及び該エアゾール組成物を分配するための手段;
    からなるエアゾール装置。
  27. 請求項1ないし25のいずれか1項に記載の組成物を有効量、腋下部分に適用することからなる、ヒトの腋臭を処置するための美容方法。
  28. 重量比が1/200〜10/1の範囲にある亜鉛ピドラートと制汗アルミニウム塩との組合せ物の、化粧品用組成物における脱臭活性剤としての使用。
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