JP2005186656A - ショッピングカート - Google Patents

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Shoichi Anami
彰一 阿南
Hisami Kokuwa
久美 小桑
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Abstract

【課題】
階段での昇降を楽にする昇降補助機構を付設すると共に、購入品をレジ迄運ぶ買入籠の中の購入品を、持参の持帰籠やバッグに移し入れる迄の手間が大幅に省け、且つ、レジ袋も不要化出来る様にしたショッピングカートを提供する。
【解決手段】
荷台となる車輪付きの底フレームの基端側に、ハンドル付きの立上フレームを連結したものに於いて、底フレームの上に載せた、購入品の持ち帰り用の持帰籠がズレ動くのを防ぐズレ止用部材を付設し、更に、持帰籠の上に積み重ねた、購入品をレジ迄運ぶ買入籠のズレ止手段を付設したことを特徴とする。
又、階段用の昇降補助機構を付設したことも特徴とする。
更に、持帰籠と共に、又は、持帰籠の代用となる、バッグを付属させたことも特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、階段での昇降を楽にする為の昇降補助機構を付設すると共に、購入品をレジ迄運ぶ為に店に常備された買入籠の中の購入品を、持参の持帰籠に移し入れる迄の手間が大幅に省け、且つ、レジ袋も不要化出来る様に工夫されたショッピングカートに関する。
本願発明者は、かなり以前から、階段での登り降りを楽にする為の昇降補助機構を付設した、牽引ハンドル付きの簡易な運搬車の着想を得て、以後継続的にその開発活動を行って来た。その一連の成果の夫々は、特許出願済みである。
例えば、「特開平7−149242:段差対応可能な荷車(特許文献1)」、「特願2002−288797:キヤタピラ付きの階段昇降装置」等が、それである。
上記の特許文献1に記された発明のものは、車輪付きの荷台の手前側の端に立設した、下向きのコ字形フレーム状に形成した牽引ハンドルの手前側に、階段の隣接する踏み面間に跨座させ得る長さのキャタピラを取付けてあり、その踏み面を、ラック状の凹凸面に形成している。
荷車が階段に差し掛かったら、牽引ハンドルを手前側に傾斜させると、キャタピラが、隣接する踏み面間に跨座した状態になる。
この状態で牽引ハンドルを引っ張る(又は押す)と、ラック状の凸部が各踏み面の前縁の角部に順次引っ掛かることによって、キャタピラが転動し、重い荷車を、階段の各角部に沿ってガタ付き無くスムーズに、楽に牽引することが出来る。
次に、「特願2002−288797」の発明のものは、上記のキャタピラの下端側を荷台にピン連結し、上端側はリンク機構を介して、牽引ハンドルにピン連結させている。
キャタピラの使用時には、リンク機構を展開させて、手前側に傾斜させると、無理の無い楽な姿勢で牽引ハンドルを引っ張ることが出来る。
そして、キャタピラの不使用時には、リンク機構を折り畳めば、邪魔になるキャタピラを牽引ハンドルに沿わせた状態に引っ込めることが出来る。
又、リンク機構は、展開状態と、折畳状態とを、夫々確実に固定させる為の固定機能を備えている。
「特開平7−149242:段差対応可能な荷車」
上記の一連の先行発明は、専ら、階段昇降用の補助機構の部分の開発に焦点が置かれていた。
その為、荷車の使い方としては、運搬すべき荷物を、単に、荷台の上に載せて運ぶこと迄しか想定していなかった。
その使い道としては、上記の便利な機能を備えているので、主婦に必須の日常の仕事である、スーパーマーケット等での買い物にも、その使用者が増えつつある。
そこで、本発明の目的は、階段昇降装置付きの荷車の、上記の優れた機能もさることながら、荷車の本来の使い方そのものに就いても、更に発想を展開させて、スーパーマーケット等で、購入品を、レジ迄運ぶ為の買入籠から、持参した持帰籠に移し入れる迄の手間を大幅に省くことが出来、且つ、レジ袋を不要化出来る等の、新たな特徴も付加させたショッピングカートを提供するにある。
上記の目的を達成する為の、本発明によるショッピングカートは、
荷台となる車輪付きの底フレームの基端側に、ハンドル付きの立上フレームを連結したものに於いて、
底フレームの上に載せた、購入品の持ち帰り用の持帰籠がズレ動くのを防ぐ為の、ズレ止用部材を付設したことを特徴とする。
そして、持帰籠のズレ止用部材は、
前後ズレ止材と、左右ズレ止材とを組合わせて構成し、略コ字形のフレーム状に形成した前後ズレ止材は、持帰籠を載せる両脚部分の各自由端を支点として上下に回動自在に底フレームに連結し、先端側は上向きに折曲してズレ止用のストッパーを成形させ、又、略コ字形のフレーム状に形成した左右ズレ止材は、持帰籠を挟み込んで左右ズレを防ぐ両脚部分の各自由端を支点として上下に回動自在に立上フレームの所定高さ位置に連結するとよい。
又、底フレームの上に載せた持帰籠の上に、購入品をレジ迄運ぶ為に店に常備された買入籠を、積み重ねた状態で、買入籠がズレ動くのを防ぐ為の、買入籠ズレ止手段を付設したことも特徴とする。
この買入籠ズレ止手段は、略下向きコ字形を成して、その両脚端を支点として回動自在に、持帰籠の上部に取付けた提げ手と、この提げ手を外向きに傾けた傾斜位置に固定させる為の、提げ手固定部材とで構成し、傾斜位置で固定された提げ手が買入籠を抱え込む様にするとよい。
更に、底フレームは、連結軸を介して、立上フレームに折り重ね可能に連結し、且つ、立上フレームは、その上半部と下半部とをピン連結することにより2つ折り可能にすると共に、立上フレームを使用状態に固定する為の固定手段を付設したことも特徴とする。
そして、底フレームは、全体として略コ字形のフレーム状に形成されており、夫々が略コ字形のフレーム状に形成された前半部と後半部とをピン連結することにより、2つ折り可能に構成したことも特徴とする。
更に、立上フレームの手前側に、階段での登り降りを楽にする為の昇降補助機構を組付けたことも特徴とする。
この昇降補助機構は、階段の各角部に引掛ける為のラック状の踏み面を備えて、隣り合う角部間に跨座させ得る長さのキャタピラを、フレーム部材に組込んだ構成を備えており、
フレーム部材は、その下端側を底フレームにピン連結し、上端側はリンク機構を介して立上フレームにピン連結することにより、昇降補助機構を、立上フレームに対して所定の角度に傾斜させた使用位置と、立上フレームに沿わせた折畳位置とに変位させ、且つ、夫々の位置で固定させられる様に構成するとよい。
又、底フレームの上に載せて用いる、買い物用のバッグが付属されており、このバッグには、立上フレームに係脱自在に掛止させる為の、掛止用部材を取付けたことも特徴とする。
本発明によるショッピングカートは、以下に列挙した如き実用上の優れた特長を備えている。
(a)底フレームの上に載せた、購入品の持ち帰り用の持帰籠が、カートからズレ落ちてしまう恐れを、付設のズレ止用部材によって確実に無くせる。
(b)カートの上の持帰籠の上に、更に、購入品をレジ迄運ぶ為の買入籠を、ズレ止手段よりズレ止した状態で積み重ねることが出来る。
(c)レジでは、購入品を買入籠から取り出して金額をレシートに打ち込んだ後、お買上品を、客が持参した持帰籠に直接入れてあげることが出来る。
(d)その為、店側は、買上品を入れる為の“レジ袋”を、客に一々手渡す手間と経費を省け、然も、資源浪費と、ゴミ処分に伴う問題を軽減出来る。
(e)一方、客側は、購入品を一々レジ袋に移し入れる手間と、持ち帰ってから一々レジ袋から取り出したうえ、袋を処分する手間も省ける。
(f)カートに付設した昇降補助機構によって、重い荷物を積んでいても至極スムーズに楽に、階段を登り降り出来る。
(g)カートは、殆どワンタッチ操作で、コンパクトに折り畳め、且つ、展開させられる。
(h)持帰籠の代わりに、折畳自在の買物用バッグを使えば、嵩張らなくて携行し易い。
(i)又、購入品が持帰籠に入り切らない時に役立つ。
(j)バッグは、付設の掛止用部材によって、簡単迅速にカートに着脱出来る。
以下に、本発明の一実施例に就いて、図1〜図11を参照しながら説明する。
図1に、背面側斜視図として示した、この実施例のショッピングカートAの概略の構成は、前輪1及び後輪2が取付けられて、荷台となる底フレーム10の基端側に、ハンドル付きの立上フレーム20を連結し、立上フレーム20の手前側には、階段での登り降りを楽にする為の昇降補助機構30を組付けている。
このショッピングカートAを、スーパーマーケット等の店内で使う時には、図2に示した様に、先ず、底フレーム10の上に、購入品の持ち帰り用の、自宅から持参した持帰籠Bを載せる。
そして、図3に示した様に、この持帰籠Bの上に、更に、購入品をレジ迄運ぶ為に店に常備された買入籠Cを積み重ねる。
そして、図1〜図3に示した様に、底フレーム10及び立上フレーム20には、持帰籠Bのズレ動きを防ぐ為の、ズレ止用部材40を取付けている。
又、図4に示した様に、持帰籠Bには、その上に積み重ねた買入籠Cのズレ動きを防ぐ為の、買入籠ズレ止手段50を取付けている。
次に、上記の各構成部材の具体的な構成に就いて、順次説明する。
先ず、底フレーム10は、図7に示した様に、その前後方向に2つ折り可能に構成されている。
即ち、底フレーム10は、図1、図2、及び図5に示した様に、夫々略コ字形のフレーム状に形成された前半部11と、後半部12との各両脚部分を、連結ピン13を介して互いに連結させている。
この連結ピン13の挿通孔は、図5に示した様に、前半部11では両脚の自由端に、後半部12では両脚の先端から幾分隔てた個所に夫々設けている。
そして、後半部12の両脚の自由端は、下向きコ字形のフレーム状を成す立上フレーム20の、両脚部分の各下端から幾分隔てた上方個所に、連結ピ14を用いて連結させている。
立上フレーム20の両脚の各下端部に設けた軸孔(図示略)には、後輪2の車軸3を挿通させている。
更に、図5に示した様に、前半部11の両脚の自由端から幾分隔てた個所と、車軸3との間には、連動用バー15をピン連結状態で跨設している。
その為、後半部12の、ハンドルとして機能する先端部分12aを握って上下動させるだけで、底フレーム10を、前述の如く2つ折状に折り畳んだり、使用状態に展開させることが出来る。
次に、立上フレーム20は、図1、図2に示した様に、夫々が下向きの略コ字形に形成された上半部21と、下半部22とを、連結ピン23を介して連結させることにより、上下方向に2つ折り可能にしている。
上半部21の上端の水平バー状の部分は、ショッピングカートAのハンドルの役割を果たすので、この部分にスポンジゴム製でチューブ状のグリップ24を被せている。
折畳式の立上フレーム20は、ショッピングカートAの使用時には、図1に示した展開状態にシッカリ固定させて置く必要があるので、図1、図6に示した様に、その固定手段60を付設している。
この実施例の固定手段60は、立上フレーム20の下半部22の両脚間に、横架バー61を跨設し、上半部21の両脚の夫々に、横架バー61に係脱自在に掛止させる為のフック部材62を、止ピン63の周りに回動自在に取付けた構成を備えている。止ピン63には、掛止側への回動付勢用のつる巻バネ64を組付けている。
左右1組のフック部材62,62間には、それ等を連動して回動させる為の、バー状ハンドル65(図1参照)を架設している。
更に、底フレーム10には、その上に載せた持帰籠Bがズレ動くのを防ぐ為の、前述したズレ止用部材40を付設している。
この実施例のズレ止用部材40は、図1、図2に示した様に、前後ズレ止材41と、左右ズレ止材42とで構成している。
両ズレ止材41及び42は、いずれも略コ字形のフレーム状に形成されている。
そして、前後ズレ止材41は、持帰籠Bを載せる両脚部分の各自由端をL形に折曲したうえで、底フレーム10の前半部11に設けた挿込孔(図示略)に遊嵌させることによって、この挿込孔の周りに上下に回動自在にしている。
又、前後ズレ止材41の先端部分を上向きに折曲して、ズレ止用のストッパーとしている。
一方、左右ズレ止材42は、その両脚の各先端部分を、対向状にL形に折曲したうえで、この折曲部分を立上フレーム20の両脚の所定高さ位置に設けた挿込孔(図示略)に遊嵌させている。
これによって、左右ズレ止材42も、上記の挿込孔の周りに上下に回動自在にしている。
次に、この実施例の持帰籠Bは、図2,図4に示した構造を備えている。
即ち、持帰籠Bの籠本体4には、蓋5がヒンジを介して取付けられている。
ショッピングの際には、ショッピングカートAの底フレーム10上に、上記の如くズレ止状態で載置した持帰籠Bが、店に常備の買入籠Cを載せて置く為の“置台”として役立つことになる。
そこで、持帰籠Bには、その上に載置した買入籠Cがズレ動くのを防ぐ為の、買入籠ズレ止手段50を付設している。
この実施例の買入籠ズレ止手段50は、図3、図4に示した様に、略下向きコ字形に形成されて、夫々の両脚端を籠本体4の左右の上縁部に、幾分かの間隔を隔てて対置状にピン連結させた1組の提げ手51,51を、その本体としている。 そして、図の左側の提げ手51を、図示の様に、外向きに傾けた傾斜位置に固定させて、持帰籠B上に載置した買入籠Cを抱え込める様にする為の、提げ手固定部材52を、持帰籠Bの蓋5に取付けている。
この実施例の提げ手固定部材52は、図4に示した様に、蓋5の上面の隅角個所に組付けた、小帯板片状のスライド板52から成る。
スライド板52は、図4中に実線で示した様に、蓋5の左右の両外側に突出させて、提げ手51を傾斜位置に掛止させる突出位置と、図中に仮想線で示した
様に、蓋5の内側に引っ込ませて、上記の掛止状態を解く引込位置との2位置に切り替えられる様に、図示を省いたガイドレールに嵌め込まれている。
次に、ショッピングカートAを、階段個所でも楽に昇降させられる様にする為の、前述の昇降補助機構30に就いて説明する。
この実施例の昇降補助機構30の基本的な構成は、一部の設計変更個所を除けば、冒頭に記した、本願発明の先願発明である「特願2002−288797:キヤタピラ付きの階段昇降装置」と同じである。
即ち、この昇降補助機構30は、図1,図8に示した様に、立上フレーム20の手前側の下端個所にピン連結状態で組付けられており、図1に示した様に、その不使用時に、立上フレーム20に沿わせた折畳位置と、図8に示した様に、使用時に、立上フレーム20の手前側に傾斜させた展開位置との、各位置に夫々固定させることが出来る。
左右1組の昇降補助機構30の概略の構造は、図9に示した様に、階段の各角部aに引掛ける為のラック状の踏み面を備えて、隣り合う角部a,a間に跨座させ得る長さのキャタピラ31を、図8に示した様に、フレーム部材32に組込んでいる。
そして、フレーム部材32の下端側を、後輪2の車軸3に遊嵌させ、上端側は、リンク機構33を介して、立上フレーム20の横架バー61に連結させている。
リンク機構33は、ワンタッチ操作で、上記の折畳位置と展開位置とに、交互に切り換え、且つ、夫々の位置に固定させる機能を備えている。
次に、ショッピングカートAには、買い物用のバッグDを付属させているので、その一実施例に就いて、図10、図11を参照しながら説明する。
図11に示した様に、底フレーム10の上に載せて用いる、蓋付きのこのバッグDには、図10に示した様に、その背面側の四隅個所の夫々に、立上フレーム20の両脚部分に係脱自在に掛止させる為の、掛止用部材70を取付けている。
この実施例の掛止用部材70は、図示の様に、立上フレーム20の両脚部分に係脱自在に括り付ける為の、左右1組のスナップ付きの固定バンドから成る。
次に、ショッピングカートAの使い方に就いて、各図を参照しながら説明する。
食品・衣類等の日常生活用品を、スーパーマーケット等に買い出しに行く時には、図7に示した様にコンパクトに折り畳んだショッピングカートAと、持帰籠Bと、必要に応じて、バッグDとを、マイカーのトランクルームに入れて置く。
店に着いたら、ショッピングカートAを、図1に示した使用状態に展開させる。それには、立上フレーム20の上半部21のグリップ24を握って、連結ピン23の周りに上向きに停止する迄回動させる。
すると、固定手段60のフック部材62が、自づから横架バー61に引っ掛って、展開状態が確実に固定される。
更に、底フレーム10の後半部12の先端部分12aを握って、前向きに押し倒すと、折り畳まれていた底フレーム10も、一挙に使用状態に展開される。
それと同時に、ショッピングカートAの折畳時に、底フレーム10と立上フレーム20との間に自づから畳み込まれていた(図7参照)、前後ズレ止材41及び左右ズレ止材42が自づから、図1、図2に示した前倒し状態の使用位置にもたらされる。
かくて、ショッピングカートAを使用する為の、前準備が一挙に整う。
そこで、持参した持帰籠Bを、底フレーム10上の前後ズレ止材41の上に載せると、図2から容易に理解される様に、左右ズレ止材42と共同して、持帰籠Bが、移動中のショッピングカートAからズレ落ちない様に、確実に保持してくれる。
次に、このズレ止された持帰籠Bの上に、購入品をレジ迄運ぶ為に店に常備された買入籠Cを、確実なズレ止状態で積み重ねる。
それには、図4に示した様に、持帰籠Bの蓋5に組付けてある小帯板状の1組のスライド板52の夫々を、蓋5の外側にはみ出さない様に、一旦、仮想線で示した引っ込位置にスライドさせて置く。
然かる後、持帰籠Bの1組の提げ手51,51の夫々を、上向きに持ち上げて、実線で示した様に外向き側に半ば傾けた傾斜位置にもたらしたうえで、蓋5の内側に引っ込めて置いたスライド板52を、蓋5の外側にはみ出た位置にスライドさせる。
すると、前側の提げ手51を、図4に示した傾斜位置に固定させることが出来る。又、後側の提げ手51は、立上フレーム20に傾斜状態で寄り掛からせることが出来る。
そこで、買入籠Cを、図3,図4に示した様に、1組の提げ手51,51の内側に納めた状態で持帰籠Bの上に積み重ねると、図から容易に理解される様に、買入籠Cも、確実にズレ止めされる。
かくして、ショッピングカートの使用準備は、上述のいささか込み入った説明文とは異なって、至極、簡単・迅速に終えることが出来る。
予定した買い物を済ませたら、持帰籠Bの上に買入籠Cが載っているショッピングカートAを、店の“レジ”迄移動させる。
そこで、客は、購入品を入れた買入籠Cをレジ台の上に載せ、更に、その隣に、持参の空の持帰籠Bを載せる。
すると、店員は、レシートに金額を打込済のお買上品を、従来の様に、別に用意した空の買入籠Cに移し入れるのではなくて、空の持帰籠Bに、直接移し入れてくれる。
この様にすれば、店側は、購入品の持ち帰り用の“レジ袋”を、客の一人づつに一々手渡す手間と経費を省くことが出来る。
然も、ゴミの排出量と、レジ袋の材料になる石油資源の浪費を減らすことも出来る。
一方、客側は、従来の様に、買入籠Cの中入れられた精算済みの購入品を、店が持ち帰り用に提供してくれたレジ袋の中に移し入れるという、面倒な手間と時間を完全に省くことが出来る。
そして、購入品が持帰籠Bに入り切らなかった時には、持参したバッグDに直接入れてもらえばよい。
その場合、購入品を詰めたバッグDは、ショッピングカートAに載せた持帰籠Bに上に積み重ねたうえ、付属の掛止用部材70を、立上フレーム20の両脚に掛止させて、ズレ落ちない様に持ち帰ることが出来る。
或いは、嵩張る割に容量の小さい持帰籠Bは使わずに、コンパクトに折り畳めるうえに容量も大きい、バッグDだけを使用しても、勿論よい。
本発明の一実施例を示すもので、折畳式のショッピングカートを、付設の昇降補助機構は折り畳んだままで、使用状態に展開させた有様を示す斜視図である。 同上、ショッピングカートの上に、持帰籠をズレ止状態で載せた有様を示す側面図である。 同上、ショッピングカートに載せた持帰籠の上に、更に、買入籠をズレ止状態で積み重ねた有様を示す側面図である。 同上、持帰籠の斜視図で、付設の買入籠ズレ止手段の説明図を兼ねている。 同上、底フレームの折畳機構を模式的に示した側面図である。 同上、立上フレームの2つ折・固定機構を示した部分側面図である。 同上、ショッピングカートを完全に折り畳んだ状態の側面図である。 同上、昇降補助機構を使用時の展開状態で示した、ショッピングカートの斜視図である。 同上、階段個所での、昇降補助機構の機能を説明した側面図である。 同上、ショッピングカートに付属させたバッグの斜視図である。 同上、バッグをショッピングカートに載せた状態の側面図である。
符号の説明
A ショッピングカート
B 持帰籠
C 買入籠
D バッグ
a 階段の角部
1 前輪
2 後輪
3 車軸
4 籠本体
5 蓋
10 底フレーム
11 前半部
12 後半部
12a 先端部分
13,14 連結ピン
15 連動用バー
20 立上フレーム
21 上半部
22 下半部
23 連結ピン
24 グリップ
30 昇降補助機構
31 キャタピラ
32 フレーム部材
33 リンク機構
40 ズレ止用部材
41 前後ズレ止材
42 左右ズレ止材
50 買入籠ズレ止手段
51 提げ手
52 スライド板(提げ手固定部材)
60 固定手段
61 横架バー
62 フック部材
63 止ピン
64 つる巻バネ
65 バー状ハンドル
70 掛止用部材

Claims (9)

  1. 荷台となる車輪付きの底フレームの基端側に、ハンドル付きの立上フレームを連結したものに於いて、
    底フレームの上に載せた、購入品の持ち帰り用の持帰籠がズレ動くのを防ぐ為の、ズレ止用部材を付設したことを特徴とするショッピングカート。
  2. 持帰籠のズレ止用部材は、前後ズレ止材と、左右ズレ止材との組合わせから成り、
    略コ字形のフレーム状に形成された、前後ズレ止材は、持帰籠を載せる両脚部分の各自由端を支点として上下に回動自在に底フレームに連結し、先端側は上向きに折曲してズレ止用のストッパーを成形させており、
    略コ字形のフレーム状に形成された、左右ズレ止材は、持帰籠を挟み込んで左右ズレを防ぐ両脚部分の各自由端を支点として上下に回動自在に立上フレームの所定高さ位置に連結されていることを特徴とする請求項1記載のショッピングカート。
  3. 底フレームの上に載置した持帰籠の上に、購入品をレジ迄運ぶ為に店に常備された買入籠を、積み重ねた状態で、買入籠がズレ動くのを防ぐ為の、買入籠ズレ止手段を付設したことを特徴とする請求項1記載のショッピングカート。
  4. 買入籠ズレ止手段は、略下向きコ字形を成して、その両脚端を支点として回動自在に、持帰籠の上部に取付けた提げ手と、この提げ手を外向きに傾けた傾斜位置に固定させる為の、提げ手固定部材との組合わせから成り、傾斜位置で固定された提げ手が買入籠を抱え込む様に構成されていることを特徴とする請求項3記載のショッピングカート。
  5. 底フレームを、連結軸を介して、立上フレームに折り重ね可能に連結し、且つ、立上フレームは、その上半部と下半部とをピン連結することにより2つ折り可能にすると共に、立上フレームを使用状態に固定する為の固定手段を付設したことを特徴とする請求項1記載のショッピングカート。
  6. 底フレームは、全体として略コ字形のフレーム状に形成されており、夫々が略コ字形のフレーム状に形成された前半部と後半部とをピン連結することにより、2つ折り可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のショッピングカート。
  7. 立上フレームの手前側に、階段での登り降りを楽にする為の昇降補助機構を組付けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のショッピングカート。
  8. 昇降補助機構は、階段の各角部に引掛ける為のラック状の踏み面を備えて、隣り合う角部間に跨座させ得る長さのキャタピラを、フレーム部材に組込んだ構成を備えており、
    フレーム部材は、その下端側を底フレームにピン連結し、上端側はリンク機構を介して立上フレームにピン連結することにより、昇降補助機構を、立上フレームに対して所定の角度に傾斜させた使用位置と、立上フレームに沿わせた折畳位置とに変位させ、且つ、夫々の位置で固定させられる様に構成したことを特徴とする請求項7記載のショッピングカート。
  9. 底フレームの上に載せて用いる、買い物用のバッグが付属されており、このバッグには、立上フレームに係脱自在に掛止させる為の、掛止用部材を取付けたことを特徴とする請求項1記載のショッピングカート。
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