JP2005185302A - 殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡素な構造によって、短時間で安全、容易且つ効率的に書籍や書類等を殺菌できる殺菌装置を提供する。
【解決手段】 正面に扉12が設けられた殺菌庫2と、殺菌庫2内に設けた殺菌作用を有する紫外線を照射する殺菌灯22と、殺菌灯22の紫外線の波長や照射時間を制御する制御部11と、殺菌庫2内で書籍や書類等の対象物を保持する例えば網状に形成された保持材21とからなり、殺菌庫2の内壁面のうち少なくとも殺菌灯22が設置された位置の対向面が、紫外線を反射する材料で構成されているものとした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、書籍等の殺菌を行う装置に関し、詳しくは、特定または不特定多数の人が接触する書籍や資料、カルテ等を殺菌するために用いられる殺菌装置に関するものである。
近年、マスコミ等から健康に関する多くの情報が発信され、また、O−157やSARS等の細菌やウイルスによる疾病が流行すると、一般の人々の間には、図書館や資料館等の公共施設において不特定多数の人が取り扱う書籍や資料には、細菌やウイルスが多く付着しているのではないかという不安感が持たれるようになり、その不安感が、図書館や資料館の利用率が低下している原因の一つと考えられている。
そのため、図書館では、従来より、手作業によって書籍の表面を拭き取ったり、書籍に抗菌加工を施したカバーを取り付けたりすることが行われてきた。ところが、全ての書籍の拭き取りを行ったり、抗菌カバーを取り付けたりすることは、極めて手間のかかる作業であった。
そこで、例えば古書籍をリサイクルする際に用いられる除菌装置として、書籍を搬送ベルト上で搬送しながら紫外線を照射して殺菌を行うものが提案されている(特許文献1)。ところが、この除菌装置は、搬送装置が備えられているために全体の構造が大がかりとなり、小規模な施設に設置することは困難であった。
また、書籍を収容した殺菌容器内に殺菌ガスを流動させることによって書籍を殺菌する殺菌装置が提案されている(特許文献2)。しかしながら、この殺菌装置においても、殺菌ガスの発生装置や流動装置等が必要とされるため、全体の構造が極めて大がかりなものとなっていた。その上、殺菌ガスの種類によっては、殺菌後に、書籍および殺菌容器内の消臭或いは解毒、中和等の後処理を行わなければ人体に悪影響を及ぼすことがあり、その後処理のためのコストや時間を要していた。更に、安全のためには、後処理を含めた殺菌作業の過程を熟知した担当者が作業を行う必要があった。
登録実用新案第3062281号公報 特開2001−187121号公報
本発明が解決しようとする問題点は、以上述べたように、特定または不特定多数の人が接触する書籍や書類等に付着した細菌やウイルスを手作業で取り除くことは極めて手間がかかり、一方で効率的に殺菌処理を行うための従来の殺菌装置は構造が大がかりであって小規模な施設に設置するのが困難であるということであり、簡素な構造によって、短時間で安全、容易且つ効率的に書籍等を殺菌できる殺菌装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、正面に扉が設けられた殺菌庫と、殺菌庫内に設けた殺菌作用を有する紫外線を照射する殺菌灯と、殺菌灯の紫外線の波長や照射時間を制御する制御部と、殺菌庫内で書籍や書類等の対象物を保持する保持材とからなり、殺菌庫の内壁面のうち少なくとも殺菌灯が設置された位置の対向面が、紫外線を反射する材料で構成されている殺菌装置とした。
請求項2の発明は、請求項1の紫外線を反射する材料が亜鉛メッキ鋼板、ステンレス、アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム又は炭酸マグネシウムであることとした。
請求項3では、紫外線を反射する材料がアルミニウム又は酸化マグネシウムであるものとした。
そして、請求項4では、殺菌庫の内壁面のうち、殺菌灯が設置された位置の対向面を除く少なくとも一面が酸化チタンで構成されているものとした。
また、請求項5では、酸化チタン製のフィルタが、紫外線を透過する物質を介して殺菌庫の内部に隣接して設けられ、フィルタの一端に殺菌庫の排気孔に連結された汚染空気ダクトが接続されるとともに、他端には殺菌庫の給気孔に連結された処理空気ダクトがファンを介して接続されていて、ファンを作動させることにより、殺菌庫内で発生した汚染空気が汚染空気ダクトを通ってフィルタへ送られ、フィルタによって清浄化された空気が処理空気ダクトから殺菌庫内へ送られるものとした。
請求項6は、保持材の正面形状が山形に形成されているものとした。
請求項7は、扉に、紫外線を通さない透明体がはめこまれた窓が設けられているものとした。
請求項8は、殺菌庫内に乾燥機が設置されているものとした。
請求項1の発明によると、保持材に保持された書籍や書類等の対象物に対して、少なくとも対向する二方向から殺菌作用を有する紫外線が照射されるので、効率的な殺菌を行うことができる。しかも、構造が簡素であり、設備費および維持費が安価であるため、小規模な図書館等の施設でも容易に設置することができる。
更に、人体に悪影響を及ぼすような薬剤やガス等を使用しないので、公共施設において、一般の利用者が安全に利用することができる。従って、例えば図書館の利用者自身が殺菌装置を用いて書籍を殺菌することにより、安心して書籍を手にすることができるようになる。
請求項2の発明によれば、紫外線を反射する亜鉛メッキ鋼板、ステンレス又はアルミニウム等の金属材料あるいは酸化マグネシウム、炭酸カルシウム又は炭酸マグネシウムを殺菌庫内の殺菌灯対向面に設けて紫外線を有効に反射させ殺菌効果を高めることができる。
また、請求項3の発明によると、最も紫外線反射率の高い金属材料の一つであるアルミニウムあるいは非金属の酸化マグネシウムを用いることによって、殺菌灯の対向面から十分な量の紫外線を反射し、対象物に照射することができる。
請求項4の発明では、酸化チタンで構成された面に紫外線が照射されることによって触媒反応が起こり、細菌やウイルスを分解するので、殺菌庫内に細菌やウイルスが残存することなく清浄な環境が創出される。また、請求項5の発明では、フィルタによって殺菌庫内の空気が清浄化されるので、殺菌庫の内壁面を全てアルミニウムで構成し、全ての方向から紫外線を反射させるようにすることができる。
請求項6の発明では、山形の保持材に書籍または書類等の対象物を伏せて載せることにより、対象物の表面に様々な角度から紫外線が照射され、効率的な殺菌が行える。
請求項7の発明では、紫外線を漏洩させることなく殺菌庫内の様子を視認できる。
請求項8の発明では、対象物を殺菌と同時に乾燥させることにより、カビや細菌等の繁殖を抑え、更に殺菌効果を高めることができる。
図1乃至図4は本発明の実施の形態を示すものであり、本発明の殺菌装置1は、一台または複数台の殺菌庫2からなり、各殺菌庫2前面の開口部を気密状態で閉じることのできる扉12が、取っ手14の操作によって開閉自在に設けられている。取っ手14は、子供や高齢者、車椅子利用者等、どのような人でも容易に操作できるように、所謂ユニバーサルデザインと呼ばれるタイプのものが好ましく、図4に示すように殺菌庫2の下端部から上端部まで上下に延びた形状であるとともに、大きな力や細かい操作を必要とせずに開閉できるものとされる。
また、外部から殺菌庫2内の様子が視認できるように、扉12には窓13が設けられており、窓13にはガラスやポリカーボネート等の透明体がはめこまれている。尚、窓13から殺菌庫2内を見る際に紫外線が直接目や皮膚に照射されないように、透明体は紫外線を透過しないものとされる。通常、厚さ1mm以上の板ガラスはほとんど紫外線を透過しないが、更に紫外線遮断効果を高める場合や紫外線を透過させる材質の透明体を用いる際には、表面に紫外線カットフィルムを貼ったものを用いる。
殺菌庫2の奥面付近には、紫外線を照射する殺菌灯22が設置されている。殺菌灯22は、殺菌される書籍や書類等の対象物に対して広い角度から紫外線を照射できるように、縦方向に長く延びた形状のものとされる。殺菌灯22から照射される紫外線の波長は、十分な殺菌作用が得られる150nm乃至350nmの範囲、殊に強い殺菌効果が得られると言われている253.7nm前後とし、対象物のみならず、殺菌庫2内の空気を殺菌することもできる。
更に、殺菌庫2の中には、電熱ヒータと送風機とを組み合わせた通常の温風機からなる乾燥機(図示省略)が、殺菌灯22付近の適宜位置に設置され、殺菌灯22と連動して運転される。
扉12の外側には殺菌灯22のスイッチを兼用したタイマ15が設置されていて、利用者がタイマ15をセットすると同時に殺菌灯22による紫外線照射および乾燥機の運転が開始され、所定時間が経過するとタイマ15によって殺菌が終了したことを知らせるとともに紫外線照射および乾燥機の運転が止まる。尚、一回の殺菌における殺菌灯22の紫外線照射時間は、例えば図書館で本を借りる利用者本人が利用する際の利便性を考慮すると、60秒以内が好ましく、60秒以内で十分な殺菌効果が得られるように紫外線照射量が設定される。更に、紫外線照射中に扉12を開けて紫外線を浴びるのを防ぐために、扉12が開くと殺菌灯22の紫外線照射が中断されるような構造とする。紫外線の波長や強さ、タイマの設定による照射時間等は、制御部11によって制御される。
扉12の裏面は、殺菌庫2の奥面付近に設置された殺菌灯22の対向面となり、殺菌灯22から照射される紫外線を反射するために、亜鉛メッキ鋼板やステンレス、アルミニウム等の金属で構成されるが、殊に、253.7nm付近の波長の紫外線に対する反射率が80%を超えるアルミニウムを用いることが好ましい。
このような紫外線を反射する材料としては、上記金属以外に、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム又は炭酸マグネシウム等の非金属材料を用いてもよい。特に酸化マグネシウム(煙着)は、紫外線反射率が93%と高いので有効である。
このような紫外線反射材料を用いることにより、対向する二方向から紫外線が対象物に照射されて、死角が生じにくくなり、短時間で効率の良い殺菌が可能となる。
そして、扉12の裏面を除く殺菌庫2の内壁面のうち少なくとも一面は、酸化チタンの塗装またはフィルム貼りとし、細菌やウイルスを酸化チタンの触媒反応により分解して、殺菌庫2内に清浄な環境が創出されるようにする。
また、殺菌庫2の中には、網状の保持材21が設置されている。保持材21は網状材を折り曲げて形成され、正面形状が山形であって、頂部に書籍3を適宜開いて伏せて載せることにより、書籍3の表紙や裏表紙、背表紙、小口のそれぞれの部分に紫外線を受けることができる。書籍3に付着する細菌やウイルスは、多くの人が接触する表紙や裏表紙、背表紙、および三方の小口部分からなる外表面に集中しているので、これらの外表面全体に紫外線が照射されることで、十分な殺菌効果が得られる。また、山形の保持材21に伏せて載せることにより、厚みが少ない書籍や柔軟性のある雑誌等でも安定して保持させることができる。また、網状材を用いることにより、紫外線を遮ることなく書籍を保持し、十分な殺菌効果が得られる。
上記のような構成を有する殺菌装置1を用いて書籍3を殺菌する際には、先ず、殺菌庫2の扉12を開けて、書籍3を保持材21の上に伏せる。次に、扉12を閉め、タイマ15のスイッチを入れると、殺菌灯22による紫外線の照射および乾燥機の運転が開始される。所定時間が経過すると、タイマ15が知らせるとともに紫外線照射が終了するので、扉12を開いて書籍3を取り出す。殺菌済みの書籍3には有害な残留物がないので、すぐに手に取ることができる。
紫外線は、多くの菌種に対して有効であり、常温で強力な殺菌効果を即時に得ることができる上、耐性菌を作らないという性質を有している。しかも、紫外線は残留性がないので、殺菌後に解毒や中和、消臭等の二次処理を行う必要がなく、殺菌工程が簡単であり短時間で終了する。
また、乾燥機によって書籍3を乾燥させることにより、カビや細菌の繁殖を抑えて、殺菌効果を更に向上させることができる。そして、電熱ヒータと送風機を組み合わせた乾燥機とすれば、書籍3の表面や開いた頁だけではなく、各頁に熱が行き渡って書籍3全体を乾燥させることができる。尚、乾燥機の電熱ヒータによって殺菌庫2内および書籍3が熱くなる場合には、電熱ヒータを止めた後に送風機だけを所定時間運転させ、熱を冷ましてから殺菌処理を終了させるようにする。
このように、殺菌作業は極めて簡単且つ安全であり、図書館等の一般の利用者が殺菌装置1を利用することができるので、書籍3が衛生的であることを自覚し、安心して図書館を利用することができる。
尚、図1乃至図4においては、殺菌装置1は、大型の書籍3を6冊まで同時に殺菌できる大型殺菌庫2aが1台と、大型の書籍3を2冊まで同時に殺菌できる小型殺菌庫2bが2台との組合せからなるものとしたが、殺菌庫2a,2bの大きさや台数はこの例に限らず、例えば小規模な図書館では1台の小型殺菌庫2bからなる殺菌装置を設置したり、多くの書籍や資料等を同時に殺菌する必要がある施設においては複数の大型殺菌庫2bからなる殺菌装置を設置したりすればよい。また、殺菌庫2a,2bの大きさに関しても、上記の例に限るものではない。従って、施設の規模の大小や用途に応じて、適切な大きさの殺菌庫2を1台または複数台組み合わせて設置することができる。
図5は、本発明の異なる実施の形態を示し、殺菌庫2内で発生した汚染空気を清浄化するために、酸化チタン製のフィルタ4が設けられたものである。フィルタ4は殺菌装置1の上部に設けられ、紫外線透過ガラス18を介して殺菌庫2の内部に隣接し、殺菌灯22が照射する紫外線がフィルタ4に届くようにされている。また、フィルタ4の上方は、紫外線透過ガラス8を介して殺菌装置1の外部へ向けられている。
そして、フィルタ4が取り付けられている筒状の空間8の一端には汚染空気ダクト6が連結され、他端にはファン5を介して処理空気ダクト7が連結されている。更に、汚染空気ダクト6は、殺菌庫2の側壁に設けられた排気孔16に接続され、処理空気ダクト7は、殺菌庫2の給気孔17に接続されている。
ファン5が作動すると、汚染空気ダクト6側から処理空気ダクト7側へ空気の流れが制御され、殺菌庫2内で発生した汚染空気が、排気孔16から汚染空気ダクト6を通って空間8に達し、フィルタ4が殺菌庫2内および太陽光等による外部からの紫外線を受けて触媒反応を起こすことにより、汚染空気に含まれる細菌やウイルスが分解される。分解処理された清浄な空気は、処理空気ダクト7を通って給気孔17から殺菌庫2内へ送られる。
このように、酸化チタン製のフィルタ4を設けて殺菌庫2内の空気を清浄化すれば、殺菌庫2の内壁面の一部を酸化チタンにしなくても済むので、全ての内壁面をアルミニウムで構成し、殺菌灯22から照射された紫外線を内壁の全方向から反射させることができる。従って、対象物の表面全体に各方向から紫外線を照射し、更に効率よく殺菌効果を得ることができる。
図6は、殺菌庫2内に設置される保持材21の異なる形状例を示すものである。保持材21a,21b,21c,21d,21e,21fに書籍や書類等の対象物を伏せたり立てかけたりして、対象物が薄い場合や雑誌等のように柔軟性がある場合、絵本等のように非定形な場合、または殺菌庫2内に多くの対象物を収容させたい場合等、様々な状況に合わせて、適宜保持材21a,21b,21c,21d,21e,21fの中から選択して用いられる。これらの保持材21a,21b,21c,21d,21e,21fは、前述の山形の保持材21と同様に網状材で形成してもよいし、或いは棒材や板材または多孔板等で形成してもよい。いずれの場合も、書籍等に照射する紫外線がなるべく遮られない部材が好ましい。
尚、紫外線の照射によって紙等が紫外線焼けを起こす場合があるが、本発明における殺菌時間は極めて短時間であり、外観を著しく損ねるような変色や変質は極めて起こりにくい。また、現在、通常の書籍は紫外線カット効果のあるカバーを装着したものが一般的であるため、カバーに覆われた表面部分が変色する心配はない。また、カルテ等の資料の場合にも、ファイル化されていれば問題がない。
本発明は、特定または不特定多数の人が取り扱う書籍や資料等を貸し出す図書館や資料館での利用に限らず、古書店において販売される古書籍の殺菌の際に利用したり、医療機関において院内感染防止のためにカルテ等の書類を殺菌する際に利用することができる。
また、本発明においては紫外線照射時間が短時間であり、殺菌する対象物の変色や変質がほとんど起こらないので、書籍や書類以外に紫外線照射が可能な物品に関し、中古販売品やレンタル品の殺菌に用いることができる。
本発明の第一の実施の形態を示す正面図。 図1のA−A線に沿った横断面図。 図2のB−B線に沿った縦断面図。 図2のC−C線に沿った縦断面図。 本発明の第二の実施の形態を示す縦断面図。 本発明で用いられる保持材の異なる形状を示す正面図。
符号の説明
1 殺菌装置、2 殺菌庫、3 書籍、11 制御部、12 扉、13 窓、14 取っ手、15 タイマ、21 保持材、22 殺菌灯。

Claims (8)

  1. 正面に扉が設けられた殺菌庫と、前記殺菌庫内に設けた殺菌作用を有する紫外線を照射する殺菌灯と、前記殺菌灯の紫外線の波長や照射時間を制御する制御部と、前記殺菌庫内で書籍や書類等の対象物を保持する保持材とからなり、前記殺菌庫の内壁面のうち少なくとも前記殺菌灯が設置された位置の対向面が、紫外線を反射する材料で構成されていることを特徴とする殺菌装置。
  2. 前記紫外線を反射する材料が亜鉛メッキ鋼板、ステンレス、アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム又は炭酸マグネシウムである請求項1記載の殺菌装置。
  3. 前記紫外線を反射する材料がアルミニウム又は酸化マグネシウムである請求項2記載の殺菌装置。
  4. 前記殺菌庫の内壁面のうち、前記殺菌灯が設置された位置の対向面を除く少なくとも一面が酸化チタンで構成されている請求項1,2または3記載の殺菌装置。
  5. 酸化チタン製のフィルタが、紫外線を透過する物質を介して前記殺菌庫の内部に隣接して設けられ、前記フィルタの一端側に前記殺菌庫の排気孔に連結された汚染空気ダクトが接続されるとともに、他端側には前記殺菌庫の給気孔に連結された処理空気ダクトがファンを介して接続されていて、前記ファンを作動させることにより、前記殺菌庫内で発生した汚染空気が前記汚染空気ダクトを通って前記フィルタへ送られ、前記フィルタによって清浄化された空気が前記処理空気ダクトから前記殺菌庫内へ送られる請求項1,2または3記載の殺菌装置。
  6. 前記保持材の正面形状が山形に形成されている請求項1,2,3,4または5記載の殺菌装置。
  7. 前記扉に、紫外線を通さない透明体がはめこまれた窓が設けられている請求項1,2,3,4,5または6記載の殺菌装置。
  8. 前記殺菌庫内に乾燥機が設置されている請求項1,2,3,4,5,6または7記載の殺菌装置。
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