JP2005184341A - 信号切替装置およびそれを用いた信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2相変換回路に対する電源供給用の配線を不要にする。
【解決手段】 入力された単相の制御信号Cbをシフト回路26によってシフトし、信号切替素子21の切替えに必要な第1電圧(アース電位)と第2電圧の間を遷移する第1信号Ccとして第1制御端子21dに入力する。また、抵抗28を介して入力端子と信号切替素子21の第2制御端子21eとの間を接続する。第2制御端子21eとアース間に設けられたスイッチ回路27は、第1信号Ccの電圧が第1電圧のとき開いて、抵抗28から第2制御端子21eに入力される第2信号Cdの電圧を第2電圧とし、第1信号Ccの電圧が第2電圧のとき閉じて、第2制御端子21eに入力される第2信号Cdの電圧をアース電位の第1電圧にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波信号の経路切替を行う信号切替装置において、信号切替のための配線を少なくするための技術に関する。
高周波信号を扱う各種装置、例えば高周波信号を広帯域にわたって発生出力する信号発生器では、出力する信号の純度を高く維持するために、出力周波数帯域を複数に分け、各帯域毎に設けたフィルタによって高調波等の不要信号成分を除去している。
このように帯域毎に設けた複数のフィルタに選択的に高周波信号を入力させるために信号切替装置が必要となる。
この主の信号切替装置として、近年ではリレー等の機械式なものに代わって、MOS−FETのドレイン−ソース間の抵抗値をゲートの印加電圧可変によって制御する半導体型のものが主流となっており、特に数GHz以上の高周波信号を扱う場合、アイソレーション等の特性悪化を防ぐために、1回路1接点型(SPST:Single pole Single Terminal)や1回路2接点型(SPDT:Single pole Double
Terminal)のように、回路数が1で接続端子数が少ないものを用いている。
したがって、例えば、図9に示すフィルタ装置10のように、4個の高周波フィルタF1〜F4のいずれかを選択する場合、入力端子10aと4個の高周波フィルタF1〜F4の入力側との間にSPDT型の3つの信号切替装置11(1)〜11(3)を階層的に設け、同様に高周波フィルタF1〜F4の出力側と出力端子10bとの間に、SPDT型の3つの信号切替装置11(4)〜11(6)を階層的に設けて、これらの各信号切替装置に制御装置13から制御信号Ca(1)〜Ca(6)を与えることで、入力端子10aに入力された信号Saを任意の高周波フィルタFiに入力させ、その高周波フィルタFiによって帯域制限された信号Sbを出力端子10bを介して出力させる。
このような目的で使用される従来の信号切替装置として、次の特許文献1には、MOS−FET等の2つのスイッチング素子とそのスイッチング素子に互いに反転した2値信号を印加するためのインバータとが一体化されているものが開示されている。
この特許文献1では、信号切替装置内のインバータの動作に必要な電源を、LPFを介して入力信号ラインに重畳して、信号切替装置に対する配線数を削減している。
特開2000−124783
しかしながら、上記のように信号入力ラインにコイルを介してインバータの電源を重畳する構成の信号切替装置では、そのコイルのインピーダンスの変化によって高周波信号の伝達特性が乱れるという問題がある。
また、数GHz帯の高周波信号に対して帯域制限処理を行うフィルタは、開放型のストリップラインで構成される場合が多く、このフィルタに対する外部からの信号の飛び込みを防ぐためにシールドケース内に収容される。
したがって、フィルタの切り替えを行うための信号切替装置もシールドケース内に実装する必要があるが、その場合、シールドケース内の信号切替装置に対して制御用と電源供給用の配線を貫通端子(貫通コンデンサ)を介して行う必要があり、上記のように1回路当たりの配線数が多いと、その配線作業が非常に煩雑となり、しかも、ストリップラインで構成されるフィルタの特性への影響も無視できなくなる。また、電源ラインからの高周波信号の漏れも無視できなくなる。
この問題は、フィルタによって高周波信号の帯域制限処理を行う信号処理装置だけでなく、複数の減衰器を切り替えて高周波信号に任意の減衰量を与える減衰装置等の信号処理装置についても同様に発生する。
本発明は、この問題を解決し、2相変換回路に対する電源供給用の配線が不要な信号切換装置およびそれを用いた信号処理装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の信号切替装置は、
信号を入出力するための複数の信号端子(21a〜21c)、第1制御端子(21d)および第2制御端子(21e)とを有し、前記第1制御端子にアース電位の第1電圧(Va)が印加され且つ前記第2制御端子に前記第1電圧に対して第1の電位差(Vs)をもつ第2電圧(Vb)が印加されたとき前記複数の信号端子の接続状態を第1状態とし、前記第1制御端子に前記第2電圧が印加され且つ前記第2制御端子に前記第1電圧が印加されたとき前記複数の信号端子の接続状態を前記第1状態と異なる第2状態にする信号切替素子(21)と、
前記第1電圧および第2電圧に対してそれぞれ第2の電位差(Vu)のある第3電圧(Vc)と第4電圧(Vd)との間で遷移する単相2値の制御信号(Cb)を入力端子(25a)で受け、該制御信号を前記第1電圧と第2電圧との間で遷移する第1信号(Cc)に変換して前記信号切替素子の前記第1制御端子に入力するとともに、前記第1信号に対して反転する第2信号(Cd)を前記信号切替素子の第2制御端子に入力する2相変換回路(25)とを備えた信号切替装置であって、
前記2相変換回路が、
前記入力端子に入力された制御信号を前記第2の電位差分シフトすることにより、前記第1電圧と第2電圧の間を遷移する前記第1信号として前記信号切替素子の前記第1制御端子に入力するシフト回路(26)と、
前記入力端子と前記信号切替素子の前記第2制御端子との間を接続する抵抗回路(28)と、
前記信号切替素子の第2制御端子とアース間に設けられ、前記シフト回路から出力された前記第1信号の電圧が前記第1電圧のとき開いて、前記抵抗回路から前記第2制御端子に入力される前記第2信号の電圧を前記第2電圧とし、前記シフト回路から出力された前記第1信号の電圧が前記第2電圧のとき閉じて、前記第2制御端子に入力される前記第2信号の電圧をアース電位の第1電圧とするスイッチ回路(27)とによって構成されていることを特徴としている。
また、本発明の請求項2の信号切替装置は、請求項1の信号切替装置において、
前記2相変換回路の前記シフト回路は、前記第2の電位差分の降伏電圧を有し前記入力端子に一端側を接続されたツェナダイオード(26a)と、該ツェナダイオードの他端側とアース間に接続された抵抗(26b)とからなり、該ツェナダイオードの他端側から前記第1信号を出力するように構成され、
前記2相変換回路の前記スイッチ回路は、前記信号切替素子の前記第2制御端子とアースにそれぞれコレクタとエミッタが接続されたトランジスタからなり、該トランジスタのベースで前記第1信号を受けて、前記第2制御端子とアース間を開閉し、前記第2制御端子に入力される前記第2信号の電圧を前記第1信号に対して反転させるように構成されていることを特徴としている。
また、本発明の請求項3の信号切替装置は、請求項2の信号切替装置において、
前記第1の電位差と第2の電位差が等しく設定され、
前記2相変換回路の前記抵抗回路は、前記入力端子と前記信号切替素子の前記第2制御端子との間に直列に接続された単一の抵抗で構成されていることを特徴としている。
また、本発明の請求項4の信号切替装置は、請求項1または請求項2の信号切替装置において、
前記第2電圧、第3電圧および第4電圧が負であって、
アース電位の第5電圧(Ve)と該第5電圧より前記第1の電位差分高い正の第6電圧(Vf)との間で遷移する汎用ロジック制御信号(Ca)をシフトして、前記第3電圧と第4電圧の間を遷移する前記制御信号(Cb)に変換して前記2相変換回路の入力端子に入力するインタフェース回路(23)を備えたことを特徴としている。
また、本発明の請求項5の信号処理装置は、
シールドケース(41)と、
前記シールドケース内に設けられ、高周波信号に対する処理を行う受動型の複数の信号処理回路(F1〜F4)と、
前記複数の信号処理回路を切り替えるための複数の信号切替装置(20)とを有する信号処理装置において、
前記複数の信号切替装置を前記請求項1〜4のいずれかに記載の信号切替装置によって構成するとともに、該各信号切替装置の前記信号切替素子と前記2相変換回路とを前記シールドケース内に設け、該2相変換回路に入力するための制御信号を、前記シールドケースを貫通する貫通端子を介して前記シールドケースの外部から供給することを特徴としている。
このように本発明の信号切替装置の2相変換回路は、入力された制御信号を第2の電位差分シフトするシフト回路、抵抗回路およびシフト回路の出力によって信号切替素子の第2制御端子とアース間を開閉するスイッチ回路とで構成され、これらの各回路は電源供給不要な回路で構成することができ、2相変換回路への配線数を減らすことができる。
また、この信号切替装置を複数用いてシールドケース内の複数の信号処理回路の切り替えを行う信号処理装置では、信号切替装置の信号切替素子と2相変換回路をシールドケース内に設け、各2相変換回路に貫通端子を介して制御信号を入力する構造にすることで、シールドケース内の配線数を格段に減らすことができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した信号切替装置20の構成を示している。
この信号切替装置20は、SPDT型の1チップ化された信号切替素子21を制御して、信号経路の切り替えを行う。
信号切替素子21は、前記したようにMOS−FETをスイッチ素子とする半導体型のものであり、高周波信号を入出力するための複数の信号端子として、共通端子21a、共通端子21aに接続可能な第1接続端子21bおよび第2接続端子21cを有し、さらに、第1制御端子21d、第2制御端子21eおよびアース端子21fとを有している。
この信号切替素子21は、第1制御端子21dにアース電位と等しい第1電圧Va=0v(以下小文字vはボルトを表す)が印加され且つ第2制御端子21eに第1電圧Vaに対して第1の電位差Vsをもつ第2電圧Vbが印加されたとき、共通端子21aと第1接続端子21bとの間が閉じ、第2接続端子21cが開放された第1状態となり、第1制御端子21dに第2電圧Vbが印加され且つ第2制御端子21eに第1電圧Vaが印加されたとき、共通端子21aと第2接続端子21cとの間が閉じ、第1接続端子21bが開放された第2状態となる。
なお、この種の1チップ化された信号切替素子21としては、Stamford Microdevices社のSSW−224等があり、上記のような半導体型の信号切替素子21では、一般的に第2電圧Vbとして負の電圧(例えば−5vや−3v)が用いられる。
一方、インタフェース回路23は、制御装置(図示せず)を構成するCPUのバスライン等で用いられる標準的な2値の信号、即ち、0v(第5電圧Veとする)と5v(第6電圧Vfとする)の間を遷移する汎用ロジック制御信号Caの電圧を、信号切替素子21の制御に必要な電圧Va、Vbと同極性(0vも含む)で且つ絶対値が電圧Va、Vbの絶対値以上となる2値の制御信号Cbに変換して後述する2相変換回路25に入力する。
このインタフェース回路23は、例えば図2示すように、10vの降伏電圧を有するツェナダイオード23a、インバータ23bおよび抵抗23cとで構成され、インバータ23bには−5vと−10vの電源が供給されている。
この構成のインタフェース回路23の場合、入力される汎用ロジック制御信号Caが第5電圧Veの0vのとき、ツェナダイオード23aによってインバータ23bへの入力電圧が10v分負側にシフトされて−10vとなり、その反転出力は第3電圧Vcの−5vとなる。
また、入力される汎用ロジック制御信号Caが第6電圧Vfの5vのとき、ツェナダイオード23aによってインバータ23bへの入力電圧が10v分負側にシフトされて−5vとなり、その反転出力は第4電圧Vdの−10vとなる。
なお、ここでは、入力される汎用ロジック制御信号Caに対する電圧の負側へのシフトと反転を行っているが、インバータ23bの代わりにバッファを用いて、論理処理を行わず電圧の負側へのシフト処理だけを行ってもよい。
このインタフェース回路23によって電圧が負側にシフトされた制御信号Cbは、2相変換回路25に入力される。
2相変換回路25は、信号切替素子21の第1制御端子21dと第2制御端子21eに接続され、第1電圧Vaおよび第2電圧Vbに対してそれぞれ第2の電位差Vu(この場合5v)のある第3電圧Vc(=−5v)と第4電圧Vd(=−10v)との間で遷移する単相2値の制御信号Cbを入力端子25aで受け、その入力端子25aに入力された制御信号Cbが一方の電圧、例えば第3電圧Vcのとき信号切替素子21の第1制御端子21dに与える第1信号Ccの電圧を第1電圧Vaとするとともに第2制御端子21eに与える第2信号Cdを第2電圧Vbとする。
また、入力端子25aに入力された制御信号Cbが他方の電圧、例えば第4電圧Vdのとき、信号切替素子21の第1制御端子21dに与える第1信号Ccの電圧を第2電圧Vbとするとともに第2制御端子21eに与える第2信号Cdの電圧を第1電圧Vaとする。
2相変換回路25は、図1に示しているように、入力される制御信号Cbを第2の電位差Vu(5v)分、正側にシフトして第1電圧Vaと第2電圧Vbとの間で遷移する第1信号Ccに変換して信号切替素子21の第1制御端子21dに入力するシフト回路26、シフト回路26から出力される第1信号Ccの電圧が第1電圧Vaのとき開き、第1信号Ccの電圧が第2電圧Vbのとき閉じて第2制御端子21eをアースラインに接続するスイッチ回路27およびシフト回路26の入力側とスイッチ回路27と間に直列に挿入された抵抗28によって構成されている。
この構成の2相変換回路25では、入力される制御信号Cbが第3電圧Vcの−5vのとき、シフト回路26から信号切替素子21の第1制御端子21dに出力される第1信号Ccは第1電圧Vaの0v(=−5+5)となる。また、このとき、スイッチ回路27は開いており、信号切替素子21の各制御端子の入力抵抗は極めて大きく抵抗28による電圧降下が無視できるので、第2制御端子21eに入力される第2信号Cdは第2電圧Vbの−5vとなる。
また、入力される制御信号Cbが第4電圧Vdの−10vのとき、シフト回路26から信号切替素子21の第1制御端子21dに出力される第1信号Ccは第2電圧Vbの−5v(=−10+5)となる。また、このとき、スイッチ回路27は閉じるので、第2制御端子21eに入力される第2信号Cdは第1電圧Vaの0vとなる。なお、閉じたスイッチ回路27に流れる電流は、抵抗28によってインタフェース回路23の許容出力電流以内に制限される。
上記のように、インタフェース回路23によって汎用ロジック制御信号Caを、信号切替素子21の制御に必要な電圧Va、Vbと同極性(0vも含む)で、その絶対値が電圧Va、Vbの絶対値以上の制御信号Cbに変換しているので、2相変換回路25を構成するシフト回路26およびスイッチ回路27は電源を必要としない受動的な回路で構成することが可能となる。
例えば、図3に示すように、シフト回路26として、第2の電位差Vu(5v)分の降伏電圧を有し入力端子25aに一端側を接続されたツェナダイオード26aと、そのツェナダイオード26aの他端側とアース間に接続された抵抗26bとで構成して、ツェナダイオード26aの他端側から第1電圧Va(0v)と第2電圧Vb(−5v)との間で遷移する単相2値の第1信号Ccを第1制御端子21dに入力する。
また、スイッチ回路27としては、信号切替素子21の第2制御端子21eとアースにそれぞれコレクタとエミッタが接続されたPNP型のトランジスタ27aと、そのトランジスタ27aのベースとシフト回路26の出力との間を接続する抵抗27bとで構成し、単相2値の第1信号Ccを抵抗27bを介してトランジスタ27aのベースに与えてトランジスタ27aをオンオフし、第2制御端子21eとアース間を開放あるいは短絡させて、第2制御端子21eに第1信号Ccに対して反転する第2信号Cdを入力する。
以上のように構成された信号切替装置20に対して、信号切替素子21の状態を切り替えるための汎用ロジック制御信号Caが、例えば図4の(a)に示しているように第5電圧Ve(0v)で入力されたとき、インタフェース回路23から出力される制御信号Cbの電圧は、図4の(b)のように第3電圧Vc(−5v)となり、2相変換回路25から信号切替素子21の第1制御端子21dに入力される第1信号Ccの電圧は、図4の(c)のように第1電圧Va(0v)となり、信号切替素子21の第2制御端子21eに入力される第2信号Cdの電圧は、図4の(d)のように第2電圧Vb(−5v)となる。
このため、信号切替素子21は、その共通端子21aと第1接続端子21bとの間が接続された第1状態となる。
また、汎用ロジック制御信号Caが第6電圧Vf(5v)になると、インタフェース回路23から出力される制御信号Cbの電圧は第4電圧Vd(−10v)となり、2相変換回路25から信号切替素子21の第1制御端子21dに入力される第1信号Ccの電圧は、第2電圧Vb(−5v)となり、信号切替素子21の第2制御端子21eに入力される第2信号Cdの電圧は第1電圧Va(0v)となる。
このため、信号切替素子21は、その共通端子21aと第2接続端子21cとの間が接続された第2状態となる。
このように、実施形態の信号切替装置20では、電源を要しない回路で構成可能な2相変換回路25によって、単相の制御信号Cbを互いに反転した2相の信号Cc、Cdに変換して信号切替素子21の各制御端子21d、21eに与えている。
したがって、信号ラインに電源を重畳することなく、単相の制御信号Cbのみで高周波信号の経路切替が可能となり、高周波信号の伝達特性を乱すことなく、2相変換回路への配線数を減らすことができる。
次に、この信号切替装置20を用いた信号処理装置の実施例を説明する。
図5は、信号切替装置20を用いてフィルタの切替を行う信号処理装置40の構成例を示している。
この信号処理装置40は、高周波信号の外部からの侵入および内部からの漏れを防ぐシールドケース41を有し、そのシールドケース41の外周部には、高周波信号を入出力するための入力端子42と出力端子43とが取り付けられている。
シールドケース41内には、例えばGHz帯の高周波信号に対する帯域制限処理を行うための複数(ここでは4個)のフィルタF1〜F4がストリップライン等で形成されている。
シールドケース41内で、入力端子42とフィルタF1〜F4の一端側の間および出力端子43とフィルタF1〜F4の他端との間には、前記した信号切替装置20の信号切替素子21と2相変換回路25が複数組(この例では6組)設けられている。
即ち、入力端子42は第1の信号切替素子21(1)の共通端子21a(図5〜7で矢印の基の白丸:以下同様)に接続され、第1の信号切替素子21(1)の第1接続端子21b(矢印の先の白丸:以下同様)は、第2の信号切替素子21(2)の共通端子21aに接続され、第1の信号切替素子21(1)の第2接続端子21c(黒丸で示す:以下同様)は、第3の信号切替素子21(3)の共通端子21aに接続されている。
そして、第2の信号切替素子21(2)の第1接続端子21bがフィルタF1の入力端に接続され、第2の信号切替素子21(2)の第2接続端子21cがフィルタF2の入力端に接続され、第3の信号切替素子21(3)の第1接続端子21bがフィルタF3の入力端に接続され、第3の信号切替素子21(3)の第2接続端子21cがフィルタF4の入力端に接続されている。
同様に、出力端子43は第4の信号切替素子21(4)の共通端子21aに接続され、第4の信号切替素子21(4)の第1接続端子21bは、第5の信号切替素子21(5)の共通端子21aに接続され、第4の信号切替素子21(4)の第2接続端子21cは、第6の信号切替素子21(6)の共通端子21aに接続されている。
そして、第5の信号切替素子21(5)の第1接続端子21bがフィルタF1の出力端に接続され、第5の信号切替素子21(5)の第2接続端子21cがフィルタF2の出力端に接続され、第6の信号切替素子21(6)の第1接続端子21bがフィルタF3の出力端に接続され、第6の信号切替素子21(6)の第2接続端子21cがフィルタF4の出力端に接続されている。
これら6つの信号切替素子21(1)〜21(6)の第1制御端子21d(白丸で示す:以下同様)と第2制御端子21e(黒丸で示す:以下同様)には、前記した2相変換回路25(1)〜(25)がそれぞれ接続されており、2相変換回路25(1)〜25(6)の各入力端子25a(白丸で示す:以下同様)は、シールドケース41を貫通し且つ高周波信号をシールドケース41にバイパスしてその漏れを防ぐ貫通端子(貫通コンデンサ)44(1)〜44(6)にリード線L1〜L6を介して接続されている。
そして、シールドケース41に取り付けられた各貫通端子44(1)〜44(6)は、シールドケース41の外側に設けられたインタフェース回路23(1)〜23(6)の出力端に接続され、各インタフェース回路23(1)〜23(6)には、マイクロコンピュータ等によって構成されている制御装置50からの汎用ロジック制御信号Ca(1)〜Ca(6)がバスライン等を介して入力される。
制御装置50は、フィルタF1による帯域制限が必要なとき、汎用ロジック制御信号Ca(1)、Ca(2)、Ca(4)、Ca(5)の各電圧を第5電圧Ve(0v)にする。
これによって、インタフェース回路23(1)、23(2)、23(4)、23(5)からシールドケース41内の2相変換回路25(1)、25(2)、25(4)、25(5)に第3電圧Vc(−5v)が入力される。
このため、各信号切替素子21(1)、21(2)、21(4)、21(5)の共通端子21aが第1接続端子21bに接続されて、入力端子42とフィルタF1の入力端との間およびフィルタF1の出力端と出力端子43との間が接続され、入力端子42に入力される信号SaがフィルタF1によって帯域制限されて、その帯域制限された信号Sbが出力端子43から出力される。
また、フィルタF2による帯域制限が必要なときには、汎用ロジック制御信号Ca(1)、Ca(4)の各電圧を第5電圧Ve(0v)にし、汎用ロジック制御信号Ca(2)、Ca(5)の各電圧を第6電圧Vf(5v)にすれば、入力端子42に入力される信号SaをフィルタF2によって帯域制限し、その帯域制限された信号Sbを出力端子43から出力させることができる。
同様に、汎用ロジック制御信号Ca(1)、Ca(4)の各電圧を第6電圧Vf(5v)にし、汎用ロジック制御信号Ca(3)、Ca(6)の各電圧を第5電圧Ve(0v)にすれば、入力信号Saに対してフィルタF3による帯域制限が可能となり、汎用ロジック制御信号Ca(1)、Ca(3)、Ca(4)、Ca(6)の各電圧を第6電圧Vf(5v)にすれば、入力信号Saに対してフィルタF4による帯域制限が可能となる。
なお、上記した信号処理装置40では、フィルタF1〜F4の入力側の各信号切替素子21(1)〜21(3)と出力側の信号切替素子21(4)〜21(5)とが対称関係にあり、信号切替素子21(1)、21(4)同士、信号切替素子21(2)、21(5)同士および信号切替素子21(3)、21(6)同士は同一状態でよい。
したがって、図6に示すように、制御装置50から3つのインタフェース回路23(1)〜23(3)に汎用ロジック制御信号Ca(1)〜Ca(3)を与え、インタフェース回路23(1)の出力信号Cb(1)を2つの貫通端子44(1)、44(4)に共通に入力し、インタフェース回路23(2)の出力信号Cb(2)を2つの貫通端子44(2)、44(5)に共通に入力し、インタフェース回路23(3)の出力信号Cb(3)を2つの貫通端子44(3)、44(6)に共通に入力してもよい。
また、図7に示すように、貫通端子も3つの貫通端子44(1)〜44(3)に共通化し、シールドケース41内で貫通端子44(1)と2相変換回路25(1)、25(4)の各入力端子25aの間を配線接続し、貫通端子44(2)と2相変換回路25(2)、25(5)の各入力端子25aの間を配線接続し、貫通端子44(3)と2相変換回路25(3)、25(6)の各入力端子25aの間を配線接続してもよい。
上記いずれの場合であっても、シールドケース41の内部において、各貫通端子に配線するリード線の本数は2相変換回路25の数分(この例では6本)だけで済み、その配線作業が格段に容易となる。
また、上記実施形態では、信号切替素子21の第1制御端子21dと第2制御端子21eに与える信号Cc、Cdが0vと−5vの間を遷移する2値信号で、且つ汎用ロジック制御信号Caが0vと5vの間を遷移する2値信号の場合について説明したが、2値間の電位差が等しければ他の電圧値であってもよい。
例えば、信号切替素子21の第1制御端子21dと第2制御端子21eに与える信号Cc、Cdが0vと−3vの間を遷移する2値信号で、且つ汎用ロジック制御信号Caが0vと3vの間を遷移する2値信号の場合、インタフェース回路23は、汎用ロジック制御信号Caを−6vと−3vの間を遷移する単相2値の制御信号Cbに変換して2相変換回路25に入力する。
そして、2相変換回路25のシフト回路26は、制御信号Cbを3v分だけ正側にシフトして、−3vと0vの間で遷移する第1信号Ccに変換して信号切替素子21の第1制御端子21dに与え、スイッチ回路27と抵抗28によって制御信号Cbを−3vと0vの間で遷移し第1信号Ccに対して反転する第2信号Cdに変換して信号切替素子21の第2制御端子21eに与えればよい。
また、上記実施形態では、2相変換回路25に入力される制御信号Cbの第3電圧Vc(−5v)と、信号切替素子21の各制御端子に与える信号Cc、Cdの一方の電圧Vbとが等しい場合について説明したが、これは本発明を限定するものではない。
例えば、信号切替素子21の制御端子に与える信号Cc、Cdの電圧が0vと−5vの間で遷移する場合で、2相変換回路25に入力される制御信号Cbが−7vと−12vの間で遷移する場合には、2相変換回路25のシフト回路26のシフト電圧を7vにすれば、−5vと0vの間で遷移する第1信号Ccを第1制御端子21dに与えることができ、さらに、図7に示しているように、抵抗28と、その抵抗28の他端側とアースとの間に接続した抵抗29とからなる抵抗回路(分圧回路)によって、−7vの制御信号Cbを−5vに分圧して、これを第2信号Cdとして第2制御端子21eに与えれば、前記同様の切替制御が行える。
つまり、制御信号Cbがとる電圧Vc、Vdは、互いの電位差が電圧Va、Vbの電位差と等しく、0Vを含めて電圧Va、Vbと同極性で、且つその絶対値が電圧Va、Vbの絶対値以上であれば、上記した電源不要の2相変換回路25によって信号切替素子21の制御に必要な2相の信号Cc、Cdを得ることができる。
また、上記信号処理装置40は、複数のフィルタF1〜F4を選択的に切り替えて信号Saに対する帯域制限処理を行うものであったが、信号切替素子を用いて複数の減衰器のなかから任意の減衰器を選択したり、任意に組合せることで、信号に対する減衰量の可変処理を行う信号処理装置等についても、本発明を同様に適用できる。
また、前記説明では、信号切替素子21として1回路2接点(SPDT)型のものを用いていたが、これは本発明を限定するものでなく、信号を入出力するための信号端子が2つの1回路1接点型のものや、信号端子が4つ以上でその接続状態が2つの2回路2接点以上のものについても本発明を同様に適用することができる。
本発明の信号切替装置の実施形態を示す図 実施形態のインタフェース回路の構成例を示す図 実施形態の2相変換回路の構成例を示す図 実施形態の動作説明図 本発明の信号処理装置の構成例を示す図 信号処理装置の別の構成例を示す図 信号処理装置の別の構成例を示す図 2相変換回路の変形例を示す図 従来の信号処理装置の構成例を示す図
符号の説明
20……信号切替装置、21……信号切替素子、21a……共通端子、21b……第1接続端子、21c……第2接続端子、21d……第1制御端子、21e……第2制御端子、23……インタフェース回路、23a……ツェナダイオード、23b……インバータ、25……2相変換回路、26……シフト回路、26a……ツェナダイオード、27……スイッチ回路、27a……トランジスタ、28……抵抗、40……信号処理装置、41……シールドケース、42……入力端子、43……出力端子、44……貫通端子、50……制御装置

Claims (5)

  1. 信号を入出力するための複数の信号端子(21a〜21c)、第1制御端子(21d)および第2制御端子(21e)とを有し、前記第1制御端子にアース電位の第1電圧(Va)が印加され且つ前記第2制御端子に前記第1電圧に対して第1の電位差(Vs)をもつ第2電圧(Vb)が印加されたとき前記複数の信号端子の接続状態を第1状態とし、前記第1制御端子に前記第2電圧が印加され且つ前記第2制御端子に前記第1電圧が印加されたとき前記複数の信号端子の接続状態を前記第1状態と異なる第2状態にする信号切替素子(21)と、
    前記第1電圧および第2電圧に対してそれぞれ第2の電位差(Vu)のある第3電圧(Vc)と第4電圧(Vd)との間で遷移する単相2値の制御信号(Cb)を入力端子(25a)で受け、該制御信号を前記第1電圧と第2電圧との間で遷移する第1信号(Cc)に変換して前記信号切替素子の前記第1制御端子に入力するとともに、前記第1信号に対して反転する第2信号(Cd)を前記信号切替素子の第2制御端子に入力する2相変換回路(25)とを備えた信号切替装置であって、
    前記2相変換回路が、
    前記入力端子に入力された制御信号を前記第2の電位差分シフトすることにより、前記第1電圧と第2電圧の間を遷移する前記第1信号として前記信号切替素子の前記第1制御端子に入力するシフト回路(26)と、
    前記入力端子と前記信号切替素子の前記第2制御端子との間を接続する抵抗回路(28)と、
    前記信号切替素子の第2制御端子とアース間に設けられ、前記シフト回路から出力された前記第1信号の電圧が前記第1電圧のとき開いて、前記抵抗回路から前記第2制御端子に入力される前記第2信号の電圧を前記第2電圧とし、前記シフト回路から出力された前記第1信号の電圧が前記第2電圧のとき閉じて、前記第2制御端子に入力される前記第2信号の電圧をアース電位の第1電圧とするスイッチ回路(27)とによって構成されていることを特徴とする信号切替装置。
  2. 前記2相変換回路の前記シフト回路は、前記第2の電位差分の降伏電圧を有し前記入力端子に一端側を接続されたツェナダイオード(26a)と、該ツェナダイオードの他端側とアース間に接続された抵抗(26b)とからなり、該ツェナダイオードの他端側から前記第1信号を出力するように構成され、
    前記2相変換回路の前記スイッチ回路は、前記信号切替素子の前記第2制御端子とアースにそれぞれコレクタとエミッタが接続されたトランジスタからなり、該トランジスタのベースで前記第1信号を受けて、前記第2制御端子とアース間を開閉し、前記第2制御端子に入力される前記第2信号の電圧を前記第1信号に対して反転させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の信号切替装置。
  3. 前記第1の電位差と第2の電位差が等しく設定され、
    前記2相変換回路の前記抵抗回路は、前記入力端子と前記信号切替素子の前記第2制御端子との間に直列に接続された単一の抵抗で構成されていることを特徴とする請求項2記載の信号切替装置。
  4. 前記第2電圧、第3電圧および第4電圧が負であって、
    アース電位の第5電圧(Ve)と該第5電圧より前記第1の電位差分高い正の第6電圧(Vf)との間で遷移する汎用ロジック制御信号(Ca)をシフトして、前記第3電圧と第4電圧の間を遷移する前記制御信号(Cb)に変換して前記2相変換回路の入力端子に入力するインタフェース回路(23)を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の信号切替装置。
  5. シールドケース(41)と、
    前記シールドケース内に設けられ、高周波信号に対する処理を行う複数の信号処理回路(F1〜F4)と、
    前記複数の信号処理回路を切り替えるための複数の信号切替装置(20)とを有する信号処理装置において、
    前記複数の信号切替装置を前記請求項1〜4のいずれかに記載の信号切替装置によって構成するとともに、該各信号切替装置の前記信号切替素子と前記2相変換回路とを前記シールドケース内に設け、該2相変換回路に入力するための制御信号を、前記シールドケースを貫通する貫通端子を介して前記シールドケースの外部から供給することを特徴とする信号処理装置。
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