JP2005184234A - パケット転送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 実際にマルチキャストパケットの送受信を行う際にその送受信を円滑に行うことができるパケット転送システムを提供すること。
【解決手段】 このパケット転送システム1aは、マルチキャストパケットを扱うことが可能なネットワーク10からマルチキャストパケットを扱うことが可能なネットワーク20へマルチキャストパケットを転送するものであって、ネットワーク10から送信されるマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換する中継装置107と、当該変換されたユニキャストパケットをネットワーク20でマルチキャストパケットに復元する際に、ネットワーク20の他のマルチキャストアドレスと重複しないマルチキャストアドレスを用いてユニキャストパケットをマルチキャストパケットに復元する中継装置205と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 このパケット転送システム1aは、マルチキャストパケットを扱うことが可能なネットワーク10からマルチキャストパケットを扱うことが可能なネットワーク20へマルチキャストパケットを転送するものであって、ネットワーク10から送信されるマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換する中継装置107と、当該変換されたユニキャストパケットをネットワーク20でマルチキャストパケットに復元する際に、ネットワーク20の他のマルチキャストアドレスと重複しないマルチキャストアドレスを用いてユニキャストパケットをマルチキャストパケットに復元する中継装置205と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パケット転送システムに関する。
マルチキャストパケットをサポートしていないネットワークを経由してマルチキャストパケットを送信する方法として、いわゆるトンネリングを利用する方法がある(例えば、下記特許文献1参照。)。この方法では、本来通信を行ないたいプロトコルで記述されたパケットを、別のプロトコルのパケットで包んで(カプセル化)送り届けることにより通信を行なう。パケットのカプセル化とその解除はトンネルの両端の機器が自動的に行なう。
国際公開第20/098063号パンフレット
上述の背景技術ではマルチキャストパケットの送受信に際して、トンネリング化技術を採用するという概念は開示されているものの、実際の運用にあたって問題となる事象には対応できていない。
そこで本発明では、実際にマルチキャストパケットの送受信を行う際にその送受信を円滑に行うことができるパケット転送システムを提供することを課題とする。
本発明者らは、マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムについて検討を行い、当該状況におけるパケット転送システムについて以下に説明する発明をなした。本発明におけるグループという概念は、情報通信可能な装置の集合体として把握されるものであって、狭義のドメインに限定されるものではない。例えば、ルータやファイアウォールで区切られたマルチキャストパケットが到達可能なドメインも本発明のグループの概念に含まれる。
本発明のパケット転送システムは、マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムであって、第一グループから送信されるマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換する変換手段と、当該変換されたユニキャストパケットを第二グループでマルチキャストパケットに復元する際に、第二グループの他のマルチキャストアドレスと重複しないマルチキャストアドレスを用いてユニキャストパケットをマルチキャストパケットに復元する復元手段と、を備える。
本発明のパケット転送システムによれば、第一グループから第二グループへマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換して送信するので、例えば第一グループと第二グループとの間がマルチキャスト伝送に対応していない場合でもパケットの送受信ができる。また、ユニキャストパケットからマルチキャストパケットに復元する際に、その復元するマルチキャストパケットのマルチキャストアドレスを他のマルチキャストアドレスと重複しないように復元するので、第二グループにおいてマルチキャスト配信が円滑に行われる。
本発明のパケット転送システムは、マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムであって、第一グループから送信されるマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換する変換手段と、当該変換されたユニキャストパケットを第二グループで複数のユニキャストパケットとして送信する送信手段と、を備える。
本発明のパケット転送システムによれば、第一グループから第二グループへマルチキャストパケットをユニキャストに変換して送信するので、例えば第一グループと第二グループとの間がマルチキャスト伝送に対応していない場合でもパケットの送受信ができる。また、変換されたユニキャストパケットを第二グループにおいて複数のユニキャストパケットとして送信するので、第二グループにおける配信が円滑に行われる。
本発明のパケット転送システムは、マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへ複数の転送装置を経由してユニキャストパケットに変換したマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムであって、複数の転送装置の内の少なくとも2つの転送装置それぞれの稼動状況を監視する監視手段と、当該監視の結果に基づいて、複数の転送装置のいずれかにおける障害発生の有無を判断する障害判断手段と、当該判断の結果、障害が発生していると判断された転送装置を含む転送経路を、障害が発生していないと判断された転送装置を含む転送経路に変更する経路変更手段と、を備える。
本発明のパケット転送システムによれば、一の転送経路における転送装置に障害が発生した場合に、障害が発生していない転送装置を含む転送経路に変更するので、転送装置に発生した障害による影響を極力低減できる。
また本発明のパケット転送システムでは、経路変更手段は、現に転送を行っている転送装置を含むように転送経路を変更することも好ましい。障害が発生していない転送装置を含む転送経路に変更する際に、現に転送を行っている転送装置を含むように転送経路を変更すれば、パケットの転送効率を低下させずに転送装置に発生した障害による影響を極力低減できる。
本発明のパケット転送システムは、マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへ複数の転送装置を経由してユニキャストパケットに変換したマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムであって、複数の転送装置それぞれの稼動状況を監視する監視手段と、当該監視の結果に基づいて、複数の装置それぞれにおける処理能力の飽和状態を判断する能力判断手段と、当該判断の結果、少なくとも一の転送装置において処理能力が飽和している場合には、当該飽和した処理能力に応じた転送量になるようにユニキャストパケットに変換したマルチキャストパケットの転送量を制限する制限手段と、を備える。
本発明のパケット転送システムによれば、少なくとも一の転送装置における処理能力が飽和した場合には、その処理能力に見合うようにパケットの転送量を制限するので、第一グループと第二グループとの間のマルチキャストパケットの送受信を円滑に行うことができる。
本発明のパケット転送システムを用いると、実際にマルチキャストパケットの送受信を行う際にその送受信を円滑に行うことができる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態であるパケット転送システムについて説明する。図1に本実施形態のパケット転送システム1aの構成を示す。パケット転送システム1aは、ファイアウォール30を介して接続されているネットワーク10及びネットワーク20を含む。尚、本実施形態では理解を容易にするために、ネットワーク10側からネットワーク20側へ情報を配信することを想定している。従って、この想定した状況に直接的に関連性のない構成は説明を省略するために記載していない。
ネットワーク10は、マルチキャストルータ101及びマルチキャストルータ102を含み、その内部でマルチキャストパケットを配信することが可能なように構成されている。ネットワーク20も同様に、マルチキャストルータ201及びマルチキャストルータ202を含み、その内部でマルチキャストパケットを配信することが可能なように構成されている。
ファイアウォール30は、ネットワーク10及びネットワーク20への不正な侵入を防止するためのコンピュータシステムである。ファイアウォール30はネットワーク10及びネットワーク20の間を流れるデータを監視し、不正なアクセスを検出・遮断する。
ネットワーク10には送信装置103及び送信装置104、受信装置105及び受信装置30がそれぞれ接続されている。送信装置103及び送信装置104はマルチキャストルータ101に接続されていて、動画像、静止画像、テキスト等を送信する。例えば、伝達する情報の種別としては交通情報や株価情報がある。送信装置103及び送信装置104から送信されるデータはユニキャストパケット又はマルチキャストパケットであって、マルチキャストルータ101がその送信されるデータのヘッダの記述に基づいて所定の配信を行う。受信装置103及び受信装置104はマルチキャストルータ102にそれぞれ接続されていて、マルチキャストルータ102から送信されるMPEGデータを復号する。
マルチキャストルータ101には更に、中継装置107(変換手段)及び中継装置108(変換手段)が接続されている。中継装置107及び中継装置108は、後述するように管理装置40から送信される指示に基づいて所定の情報通信動作を行う装置である。中継装置107及び中継装置108は、マルチキャストルータ101に対して所定のマルチキャストパケットを送信するように要求し、当該要求に応じて送信されてくるマルチキャストパケットを受信する。より具体的には、中継装置107及び中継装置108は、マルチキャストルータ101に対して、IGMP(Internet Group Management Protocol)メンバシップレポートを要求し、目的とするマルチキャストグループにジョインすることで受け取りたいマルチキャストパケットを受信する。
中継装置107及び中継装置108は、マルチキャストルータ101から送信されるマルチキャストパケットをUDP(User Datagram Protocol)でカプセル化することでユニキャストパケットに変換する。中継装置107及び中継装置108は、このユニキャストパケットに変換したマルチキャストパケットを管理装置40から送信される指示に基づく送信先に向けて送信する。中継装置107及び中継装置108から送信されるユニキャストパケットはマルチキャストルータ101に送信され、マルチキャストルータ101からファイアウォール30へ送信される。
ファイアウォール30は、管理装置40から出力される指示に基づいて、マルチキャストルータ101から送信されるユニキャストパケットを中継装置301又は中継装置302に送信する。ここで、中継装置301及び中継装置302はDMZ(DeMilitarized Zone)に配置されていることになる。ユニキャストパケットを受信した中継装置301及び中継装置302は、管理装置40から出力される指示に基づいて、受信したユニキャストパケットをファイアウォール30に送信する。ファイアウォール30はこの送信されてくるユニキャストパケットをネットワーク20に送信する。
ネットワーク20に送信されてくるユニキャストパケットはマルチキャストルータ201が受信する。マルチキャストルータ201には中継装置205(復元手段)及び中継装置206(復元手段)が接続されていて、マルチキャストルータ201はネットワーク20から送信されたユニキャストパケットを中継装置205又は中継装置206に出力する。中継装置205及び中継装置206は、マルチキャストルータ201から送信されるユニキャストパケットをデカプセル化することでマルチキャストパケットに復元する。中継装置205及び中継装置206は、マルチキャストパケットに復元する際に、管理装置40から送信される指示に基づいて、ネットワーク20内で有効に使用できかつ他と重複しないマルチキャストパケットアドレスを用いる。中継装置205及び中継装置206は、この復元したマルチキャストパケットをマルチキャストルータ201に送信する。マルチキャストルータ201は受信したマルチキャストパケットをマルチキャストルータ202に送信する。マルチキャストルータ202には受信装置203及び受信装置204が接続されている。マルチキャストルータ202は、受信したマルチキャストパケットを受信装置203及び受信装置204に配信する。受信装置203及び受信装置204は受信したマルチキャストパケット(例えばMPEGデータ)を復号する。
上述の各装置の説明では、ネットワーク10からネットワーク20への情報の送信動作について説明したが、本実施形態ではネットワーク10側からの送信要求に応じて順次送信動作が行われる。より具体的には、中継装置205が管理装置40から配信すべき映像リストを取得する。中継装置205は配信すべき映像をどこに要求すべきかの情報を管理装置40に要求し、管理装置40から中継装置301及び中継装置302を指定する情報を受信する。この情報に基づいて中継装置205は、中継装置301及び中継装置302に対して、中継装置301及び中継装置302それぞれが転送中の映像数と、中継装置301及び中継装置302が配信すべき映像を転送しているかどうかの問い合わせを行う。中継装置301及び中継装置302が配信すべき映像を転送していれば、その中継装置に対して転送要求を送信する。一方、中継装置301及び中継装置302が配信すべき映像を転送していなければ、転送中の映像数が少ない方の中継装置に対して転送要求を送信する。この転送要求を受信した中継装置(例えば中継装置301)は、中継装置107及び中継装置108に対して、中継装置107及び中継装置108それぞれが転送中の映像数と、中継装置107及び中継装置108が配信すべき映像を転送しているかどうかの問い合わせを行う。中継装置107及び中継装置108が配信すべき映像を転送していれば、その中継装置に対して転送要求を送信する。一方、中継装置107及び中継装置108が配信すべき映像を転送していなければ、転送中の映像数が少ない方の中継装置に対して転送要求を送信する。この転送要求を受信した中継装置(例えば中継装置107)は、上述したように、マルチキャストルータ101に対して、IGMPメンバシップレポートを要求し、目的とするマルチキャストグループにジョインすることで受け取りたいマルチキャストパケットを受信する。
本実施形態では、中継装置205及び中継装置206は、ユニキャストパケットをデカプセル化してマルチキャストパケットに変換しているが、複数のユニキャストパケットとして送信してもよい。この場合には中継装置205及び中継装置206は、本発明の送信手段として機能する。
上述した、中継装置107及び中継装置108、中継装置301及び中継装置302、中継装置205及び中継装置206はそれぞれが互いの状態を監視している。例えば、中継装置108に障害が発生すると中継装置107にその情報が伝達され、中継装置107は中継装置108に障害が発生したことを示す情報を管理装置40に送信する。中継装置301及び中継装置302、中継装置205及び中継装置206のそれぞれについても同様である。従って、中継装置107、中継装置108、中継装置301、中継装置302、中継装置205、及び中継装置206は、本発明の監視手段として機能している。
引き続いて管理装置40について説明する。管理装置40は、中継装置107、中継装置108、中継装置301、中継装置302、中継装置205、及び中継装置206のそれぞれと情報の送受信を行ってそれらの装置を管理するコンピュータ装置である。管理装置40の機能的な構成を図2に示す。管理装置40は機能的な構成要素として、配信要求受信部401と、アドレス選択部402と、配信制限判断部403と、中継経路選択部404(障害判断手段、能力判断手段)と、配信指示送信部405(経路変更手段、制限手段)と、中継情報更新部406(監視手段)と、アドレス情報格納部451と、配信情報格納部452と、中継情報格納部453とを備える。引き続いて各構成要素について詳細に説明する。
配信要求受信部401は、受信装置203及び受信装置204から送信される情報配信要求を受信する部分である。受信装置203及び受信装置204から送信される情報配信要求は、ネットワーク20のマルチキャストルータ202及びマルチキャストルータ201を経由し、中継装置205又は中継装置206を経由して管理装置40に送信される。この情報配信要求には、配信を希望するデータを特定する情報(例えば映像ID)と、配信先の受信装置203及び受信装置204を特定する情報が含まれる。配信要求受信部401は、受信した情報配信要求をアドレス選択部402と、配信制限判断部403と、中継経路選択部404とにそれぞれ出力する。
アドレス選択部402は、アドレス情報格納部451に格納されている情報に基づいて、ユニキャストパケットをマルチキャストパケットに復元する際のマルチキャストアドレスを選択して配信指示送信部405に出力する部分である。アドレス情報格納部451には図3に示すような情報が格納されている。図3に示す例によれば、各グループごとにグループ内用とグループ外用に分けてマルチキャストアドレスが格納されている。アドレス選択部402は、グループ外用に区分されているマルチキャストアドレスであって使用中でないものを選択して配信指示送信部405に出力する。ここで、グループAは、図1におけるネットワーク10及びそれに接続されている装置を含む情報通信装置の集合を指しており、グループBは、図1におけるネットワーク20及びそれに接続されている装置を含む情報通信装置の集合体を指している。従って、アドレス選択部402は、グループBのグループ外用のマルチキャストアドレスであって、使用中でないものを選択して配信指示送信部405に出力する。
配信制限判断部403は、配信情報格納部452に格納されている情報に基づいて、配信を希望するデータの優先順位を選択し、その選択した優先順位を配信指示送信部405に出力する部分である。配信情報格納部452には図4に示すような情報が格納されている。例えば、配信を希望するデータの映像IDがM001であれば、優先順位「1」を配信指示送信部405に出力する。この優先順位は、配信する帯域が制限される場合に優先的に送信されるべき情報であるかどうかの順位を示す情報である。
中継経路選択部404は、中継情報格納部453に格納されている情報に基づいて、各中継装置の稼動状況を配信指示送信部405に出力する部分である。中継情報格納部453には図4(a)に示すように、「中継装置」と「状態」と「最大配信数」と「実績配信数」とが関連付けられて格納されている。中継経路選択部404は、図4(a)の場合には中継装置301が実績配信数と最大配信数とが等しくなっていることから飽和状態にあると判断し、中継装置301を除いた中継装置を配信経路とするように配信指示送信部405に出力する。
また、中継経路選択部404は、中継情報格納部452に格納されている情報に基づいて、データ転送の経路を変更するように配信指示送信部405に所定の指示を出力する部分でもある。例えば図4(a)に示すように中継装置301と中継装置302とを比較して、中継装置301の負荷が大きい場合には中継装置301が転送しているデータの一部を中継装置302が転送するように指示する情報を配信指示送信部405に出力する。この結果、中継装置301と中継装置302との負荷は平準化されて、図3(b)に示すような状態となる。例えば図4(c)に示すように中継装置206に異常が発生している場合には、中継装置206と並列に設置されている中継装置205が全てのデータを転送するように指示する情報を配信指示送信部405に出力する。この場合、中継装置205が転送できるデータは40チャネル分であるから、中継装置107及び中継装置108はそれぞれ20チャネル、中継装置301及び中継装置302はそれぞれ20チャネル分のデータを転送するように指示する情報を配信指示送信部405に出力する。このように配信の上限が設定された場合には、配信制限判断部403から出力された各データの優先順位に基づいて配信されるデータが制限される。
ここで、中継情報格納部453に格納されている情報は、中継情報更新部406が更新する。中継情報更新部406は、各中継装置から送信されてくる情報に基づいて中継情報格納部453に格納されている情報を更新する。本実施形態の場合には、中継装置107が中継装置108の状態を監視し、自己の状態とともに管理装置40へ情報を送信している。同様に、中継装置301は中継装置302の状態を監視し、自己の状態とともに管理装置40へ情報を送信し、中継装置205は中継装置206の状態を監視し、自己の状態とともに管理装置40へ情報を送信している。これらの送信されてくる情報を中継情報更新部406が受信して中継情報格納部453に格納されている情報を更新する。
配信指示送信部405は、各中継装置に対して配信を希望するデータの転送に関する指示を送信する部分である。中継装置205及び中継装置206に対しては、中継装置301及び中継装置302の状態を送信することで、どちらを使用した転送経路を確立するかの指示を送信する。例えば、中継装置301が故障していれば中継装置302を使用するように指示を送信する。また例えば、中継装置301が現に要求されたデータを転送している場合には中継装置301を使用するように指示を出力する。同様に中継装置301及び中継装置302に対しては、中継装置107及び中継装置108の状態を送信することで、どちらを使用した転送経路を確立するかの指示を送信する。
1a…パケット転送システム、10…ネットワーク、20…ネットワーク、30…ファイアウォール、40…管理装置、101…マルチキャストルータ、102…マルチキャストルータ、103…送信装置、104…送信装置、105…受信装置、106…受信装置、107…中継装置、108…中継装置、201…マルチキャストルータ、202…マルチキャストルータ、203…受信装置、204…受信装置、205…中継装置、206…中継装置、301…中継装置、302…中継装置。
Claims (5)
- マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムにおいて、
前記第一グループから送信されるマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換する変換手段と、
当該変換されたユニキャストパケットを前記第二グループでマルチキャストパケットに復元する際に、前記第二グループの他のマルチキャストアドレスと重複しないマルチキャストアドレスを用いて前記ユニキャストパケットをマルチキャストパケットに復元する復元手段と、
を備えるパケット転送システム。 - マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムにおいて、
前記第一グループから送信されるマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換する変換手段と、
当該変換されたユニキャストパケットを前記第二グループで複数のユニキャストパケットとして送信する送信手段と、
を備えるパケット転送システム。 - マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへ複数の転送装置を経由してユニキャストパケットに変換したマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムにおいて、
前記複数の転送装置の内の少なくとも2つの転送装置それぞれの稼動状況を監視する監視手段と、
当該監視の結果に基づいて、前記複数の転送装置のいずれかにおける障害発生の有無を判断する障害判断手段と、
当該判断の結果、障害が発生していると判断された転送装置を含む転送経路を、障害が発生していないと判断された転送装置を含む転送経路に変更する経路変更手段と、
を備えるパケット転送システム。 - 前記経路変更手段は、現に転送を行っている転送装置を含むように前記転送経路を変更する、請求項3に記載のパケット転送システム。
- マルチキャストパケットを扱うことが可能な第一グループからマルチキャストパケットを扱うことが可能な第二グループへ複数の転送装置を経由してユニキャストパケットに変換したマルチキャストパケットを転送するパケット転送システムにおいて、
前記複数の転送装置それぞれの稼動状況を監視する監視手段と、
当該監視の結果に基づいて、前記複数の装置それぞれにおける処理能力の飽和状態を判断する能力判断手段と、
当該判断の結果、少なくとも一の転送装置において処理能力が飽和している場合には、当該飽和した処理能力に応じた転送量になるように前記ユニキャストパケットに変換したマルチキャストパケットの転送量を制限する制限手段と、
を備えるパケット転送システム。
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