JP2005183220A - 燃料電池のシール構造およびシール方法 - Google Patents

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Hideto Kanefusa
英人 金房
Nobuaki Akutsu
伸明 阿久津
Masahiko Iiizumi
雅彦 飯泉
Kazuyoshi Takada
和義 高田
Yuji Sakagami
祐治 阪上
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Abstract

【課題】 締め代を一定として組立作業を容易としつつ、シール性を充分確保する。
【解決手段】 固体高分子電解質膜1を一対の電極3,5で挟持した膜電極接合体のさらに外側を、一対のセパレータ7,9で挟持して燃料電池を構成する。固体高分子電解質膜1に、電極3,5の外周縁部からはみ出すはみ出し部1aを設け、はみ出し部1aとセパレータ7,9との間にシール材11を設ける。シール材11は、一対のセパレータ7,9相互の間隔を保持するための鉄芯13を有し、鉄芯13の外側に、熱硬化性樹脂からなる表皮部15をコーティング処理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体電解質膜を一対の電極で挟持した膜電極接合体のさらに外側を、一対のセパレータで挟持して構成した燃料電池のシール構造およびシール方法に関する。
燃料電池は、反応ガスである水素含有ガスなどの燃料ガスと、空気などの酸化剤ガスを電気化学的に反応させることにより、燃料の持つ化学エネルギを、直接電気エネルギに変換する装置であり、エネルギ効率を他のエネルギ機関と比べて高くできること、資源の枯渇問題を有する化石燃料を使う必要がないので排出ガスを発生しないなどの優れた特徴を有している。
このような燃料電池として、例えば固体高分子型燃料電池は、固体高分子電解質膜を一対の電極で挟み込み、この電極に接触して電極からの集電に用いるとともに、電極側にガス供給用のガス流路を、電極と反対側に冷却水流路をそれぞれ有するセパレータを備えている。
このような固体高分子型燃料電池におけるシール構造としては、例えば下記特許文献に記載されたものがある。これは、電極からはみ出した固体高分子電解質膜のはみ出し部に対応するセパレータの溝部に液状シールを塗布した後、これを一対のセパレータで挟持して仮組立を行い、そのままの状態で液状シールを固化させて単位燃料電池を得る。
特開2002−246044号公報
しかしながら、上記した従来の燃料電池のシール構造にあっては、塗布する液状シール自体の寸法ばらつきが発生しやすく、このためシール性が損なわれるという不具合があり、これを避けるためには液状シールのばらつきに対応して締め代を変化させる必要があり、組立作業が煩雑なものとなる。
そこで、本発明は、締め代を一定として組立作業を容易としつつ、シール性を充分確保することを目的としている。
本発明は、固体電解質膜を一対の電極で挟持した膜電極接合体のさらに外側を、一対のセパレータで挟持して燃料電池を構成し、前記固体電解質膜に、前記電極の外周縁部からはみ出すはみ出し部を設け、このはみ出し部と前記セパレータとの間にシール材を設けた燃料電池のシール構造において、前記シール材を、前記一対のセパレータ相互の間隔を保持するための芯部と、芯部の外側を覆うとともに芯部より硬度の低い表皮部とで構成したことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、シール材として表皮部の内側に、表皮部より硬度が高くかつ、一対のセパレータ相互の間隔を保持する芯部を備えているので、このシール材を固体電解質膜のはみ出し部とセパレータとの間に介在させて締め付けたときに、芯部によって締め代のばらつきを抑えることができ、また外側の表皮部によってシール機能を発揮することから、締め代を一定として組立作業を容易としつつ、シール性を充分確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す燃料電池の断面図である。この燃料電池は固体高分子型燃料電池であり、固体高分子電解質膜1を両側から一対の電極3,5で挟持して膜電極接合体を構成し、さらに膜電極接合体の外側を一対のセパレータ7,9で挟持する構造としている。
通常燃料電池は、所定の電力を得るために、上記した膜電極接合体と一対のセパレータ7,9とで構成した一組の単位燃料電池を多数積層して燃料電池スタックとして使用する。
セパレータ7,9は、電極3,5側にガス供給用のガス流路7a,9aをそれぞれ備えるとともに、一方のセパレータ9の電極5と反対側に冷却水流路9bを備えている。一方のセパレータ9のガス流路9aには燃料となる水素を供給し、他方のセパレータ7のガス流路7aには酸化剤となる空気を供給する。
固体高分子電解質膜1は、電極3,5の外周縁部からはみ出すはみ出し部1aを備え、このはみ出し部1aに対向するセパレータ7,9の内面には、凹部7b,9cをそれぞれ形成する。この各凹部7b,9cは、セパレータ7,9の全周にわたり環状に設ける。
そして、このセパレータ7,9の凹部7b,9cと、固体高分子電解質膜1のはみ出し部1aとの間に、シール材11を介装する。シール材11は、内側に位置する円柱形状の芯部13と、芯部13の外側を覆う円筒形状の表皮部15とで構成している。
芯部13は、鉄芯であり、一対のセパレータ7,9相互の間隔を保持するスペーサの機能を果たす。一方、表皮部15は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を鉄芯の周囲にコーティング処理している。
このようなシール材11を用いて上記した単位燃料電池もしくは燃料電池スタックを組み立て、表皮部15を加熱することで、表皮部15を構成する熱硬化性樹脂が溶融後硬化し、図2に示すような状態となる。加熱方法としては、高周波加熱、炉内での加熱、ホットプレスなどを採用できる。
このようなシール構造では、芯部13がスペーサの役目を果たして一対のセパレータ7,9相互の間隔を一定に保持するので、単位燃料電池もしくは燃料電池スタックとして組み立てる際に、芯部13が締め代のばらつきを抑えることができ、また外側の表皮部15によってシール機能を発揮するので、締め代を一定として仮組立をすることなく組立作業を容易としつつ、シール性を充分確保することができる。
また、熱硬化性樹脂からなる表皮部15は芯部13の表面に設けるだけなので、加熱硬化の時間がシール材全体を樹脂部とする場合に比べて短かくなり、製造コスト低下に寄与することができる。また、芯部13を円柱形状とすることで、その外側にコーティング処理する表皮部15の膜厚を均一化しやすく、シール性向上に寄与することができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係わる燃料電池の一部を示す断面図である。この実施形態は、シール材110の芯部130を角柱形状とした点が、第1の実施形態と異なり、その外側を熱硬化性樹脂からなる表皮部150でコーティング処理している。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
この実施形態においても、シール材110を用いて前記した単位燃料電池もしくは燃料電池スタックを組み立て、表皮部150を加熱することで、溶融後硬化し、図4に示すような状態となる。
このようなシール構造では、第1の実施形態と同様に、芯部130がスペーサの役目を果たして一対のセパレータ7,9相互の間隔を一定に保持するので、単位燃料電池もしくは燃料電池スタックとして組み立てる際に、芯部130が締め代のばらつきを抑えることができ、また外側の表皮部150によってシール機能を発揮するので、締め代を一定として仮組立をすることなく組立作業を容易としつつ、シール性を充分確保することができる。
また、熱硬化性樹脂からなる表皮部150を芯部130の表面に設けるだけなので、加熱硬化の時間がシール材全体を樹脂部とする場合に比べて短かくなり、製造コスト低下に寄与することができる。さらに、本実施形態では、シール材110を角柱形状としているので、シール材110のセット作業が第1の実施形態における円柱形状のシール材11に比べて容易であり、組立作業性が向上する。
本発明によれば、シール材の芯部を鉄芯としたので、一対のセパレータ相互の間隔を所望に保持することができる。
また、前記芯部を円柱形状としたので、その外側に設ける表皮部の膜厚を均一化しやすく、シール性向上に寄与することができる。
さらに、前記芯部を角柱形状としたので、シール材のセット作業が容易となり、組立作業性が向上する。こ
前記表皮部は、熱硬化性樹脂とすることで、加熱によって硬化し、シール性を所望に確保することができる。
本発明の第1の実施形態に係わる燃料電池の断面図である。 第1の実施形態による表皮部の加熱硬化後の状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係わる燃料電池の一部を示す断面図である。 第2の実施形態による表皮部の加熱硬化後の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 高分子固体電解質膜(固体電解質膜,膜電極接合体)
1a はみ出し部
3,5 電極(膜電極接合体)
7,9 セパレータ
11,110 シール材
13,130 芯部
15,150 表皮部

Claims (7)

  1. 固体電解質膜を一対の電極で挟持した膜電極接合体のさらに外側を、一対のセパレータで挟持して燃料電池を構成し、前記固体電解質膜に、前記電極の外周縁部からはみ出すはみ出し部を設け、このはみ出し部と前記セパレータとの間にシール材を設けた燃料電池のシール構造において、前記シール材を、前記一対のセパレータ相互の間隔を保持するための芯部と、芯部の外側を覆うとともに芯部より硬度の低い表皮部とで構成したことを特徴とする燃料電池のシール構造。
  2. 前記芯部を鉄芯としたことを特徴とする請求項1記載の燃料電池のシール構造。
  3. 前記芯部を円柱形状としたことを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池のシール構造。
  4. 前記芯部を角柱形状としたことを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池のシール構造。
  5. 前記表皮部を熱硬化性樹脂で構成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の燃料電池のシール構造。
  6. 固体電解質膜を一対の電極で挟持した膜電極接合体のさらに外側を、一対のセパレータで挟持して燃料電池を構成し、前記固体電解質膜に、前記電極の外周縁部からはみ出すはみ出し部を設け、このはみ出し部と前記セパレータとの間にシール材を設けてシールを行う燃料電池のシール方法において、前記シール材を、芯部と、芯部の外側を覆うとともに芯部より硬度の低い表皮部とで構成し、前記芯部により前記一対のセパレータ相互の間隔を保持するとともに、前記表皮部によりシール性を確保することを特徴とする燃料電池のシール方法。
  7. 前記表皮部を、熱硬化性樹脂で構成して加熱により硬化させることを特徴とする請求項6記載の燃料電池のシール方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013149438A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Toyota Motor Corp 燃料電池の製造方法

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