JP2005181643A - 学習装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】学習効果の大きい学習装置を提案する。
【解決手段】過去問題を過去複数年度分から選択して着色したヒント文字と共に問題表示欄及びヒント欄に表示して解答させ、複数年度分の試験問題から問題をランダムに抽出して解答させ、過去の試験問題における頻出度が大きい頻出ワードを重要度に基づいて選択して意味・解説を表示し、外部記録装置から取り込んだテキストデータに含まれる頻出ワードの意味・解説を読解ヘルプ欄に表示する。
【選択図】図1
【解決手段】過去問題を過去複数年度分から選択して着色したヒント文字と共に問題表示欄及びヒント欄に表示して解答させ、複数年度分の試験問題から問題をランダムに抽出して解答させ、過去の試験問題における頻出度が大きい頻出ワードを重要度に基づいて選択して意味・解説を表示し、外部記録装置から取り込んだテキストデータに含まれる頻出ワードの意味・解説を読解ヘルプ欄に表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は学習装置に関し、特に資格試験のための学習に適用して好適なものである。
この種の学習装置として、コンピュータによって処理される学習データをディスプレイに表示させることにより、学習をするようにした構成のものが提案されている(特許文献1)。
特開平9−212073号公報
ところがこの種の学習装置は、学習指導者が立会いせずに、ユーザがディスプレイの画面だけを見ながら学習を進めて行く必要があるため、ユーザの操作が簡単でかつディスプレイの表示内容を簡易に読み取りながら学習をすすめて行けるようにする必要がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、一段と簡便な操作によって学習を進めることができるようにした学習装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、過去に出題された複数年度分の問題のうち、1年度分の試験問題をユーザに選択させ、当該選択された年度分の試験問題をディスプレイ6の問題表示欄P12Aに表示する問題表示手段(SP12、SP13)と、出題・解答モードをユーザに選択させ、問題表示欄と並べて表示した解答欄P12Bを用いてユーザに解答させて解答データを取り込む解答データ取込み手段(SP14、SP15、SP23)と、試験問題で用いられている使用用語について、ユーザにヒント表示モードを選択させ、問題表示欄に表示されている問題のうち使用用語をヒント文字として、当該ヒント文字の色彩を他の文字の色彩とは異なる色に着色して表示するヒント文字色彩変更手段(SP18、SP19)と、ヒント文字の用語・意味・解説を、ヒントとして、問題表示欄及び解答欄と並べて表示したヒント欄P13Cに表示するヒント表示手段(SP17)と、解答データ取込み手段によって取り込んだ解答データを採点表示する採点手段(SP23、SP24)とを設けるようにする。
また本発明においては、それぞれ複数の選択肢でなり、かつ複数のカテゴリの複数の試験問題を過去に出題された1年度分の試験問題とする、複数年度分の試験問題について、複数のカテゴリのうちの1つのカテゴリの試験問題として複数年度分の試験問題の中から1年度分と同数の試験問題をランダムに抽出してディスプレイ6の問題表示欄P22Aに表示する問題表示手段(SP31、SP34)と、出題・解答モードをユーザに選択させ、問題表示欄P22Aと並べて表示した解答欄P22Bを用いてユーザに解答させて解答データを取り込む解答データ取込み手段(SP38、SP40)と、解答データ取込み手段(SP38、SP40)によって取り込んだ解答データを採点表示する採点手段(SP41)とを設けるようにする。
さらに、本発明においては、過去の試験問題における頻出度が大きい頻出ワードについて、頻出ワードが属する複数のカテゴリをディスプレイ6に一覧表示する頻出ワードリスト欄表示手段(SP51)と、頻出ワードリスト欄表示手段(SP51)に表示されている複数のカテゴリの1つを選択させ、当該選択された1つのカテゴリに属する用語の頻出度を重要度として表示することによりユーザに重要度の1つを選択させる重要度選択手段(SP54)と、選択された1つの重要度を有する用語を一覧表示することにより、ユーザに学習したい1つの用語を選択させる用語選択手段(SP56)と、選択された1つの用語の意味・解説を表示する用語意味・解説表示手段(SP58)とを設けるようにする。
さらに、本発明においては、外部記録装置21からユーザが学習しようとするテキストデータを取り込むテキストデータ取込み手段(SP93)と、取り込んだテキストデータをディスプレイ6の本文欄P53Aに表示する本文欄表示手段(SP95)と、本文欄P53Aに表示するテキストデータに使用されている用語のうち、頻出ワード辞書(9、B−1)に格納されている用語と一致する用語の色彩を他の文字の色彩とは異なる色に着色して表示するヘルプ用語選択手段(SP96)と、着色した用語の意味・解説を本文欄と並んで表示される読解ヘルプ欄に表示する読解ヘルプ欄表示手段(SP96)とを設けるようにする。
本発明によれば、過去問題の問題表示欄で用いられている使用用語をヒント文字として着色すると共に、当該ヒント文字の用語・意味・解説を解答欄と並べてヒント欄に表示したことにより、ユーザがヒント欄の記載を参考にしながら過去問題を解くことができることにより、過去問題を大きい学習効果で学習することができる。
また、過去複数年度分の試験問題をランダムに抽出して模擬問題として提示できるようにしたことにより、実際の試験場での試験に近い感覚で模擬問題の学習をすることができる。
さらに、頻出度の程度に応じた重要度に基づいて、ユーザが学習したい用語を選択させて意味・解説を表示するようにしたことにより、頻出ワードを大きい学習効果で学習することができる。
さらに、外部から取り込んだテキストデータに使用されている用語のうち、頻出ワード辞書に格納されている用語と一致する用語を着色表示すると共に、意味・解説を本文欄と並んで表示させるようにしたことにより、外部のテキストデータの読解の助けになるような学習装置を容易に実現し得る。
以下図面について本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)全体構成
図1において、1は全体として学習システムを示し、中央処理ユニット(CPU)2がバス3を介してRAM構成のプログラムメモリ4のプログラムデータに従ってRAM構成の動作メモリ5を用いながら、ディスプレイ6に表示される画面に対して、その各項目を、マウス7によってカーソルを操作することにより指定すると共に、キーボード8によって文字を入力するようになされている。
図1において、1は全体として学習システムを示し、中央処理ユニット(CPU)2がバス3を介してRAM構成のプログラムメモリ4のプログラムデータに従ってRAM構成の動作メモリ5を用いながら、ディスプレイ6に表示される画面に対して、その各項目を、マウス7によってカーソルを操作することにより指定すると共に、キーボード8によって文字を入力するようになされている。
各処理メニューにおいて使用されるデータ及び処理結果データは、バス3を介してデータベース9に格納されると共に、当該格納されたデータをディスプレイ6に表示したり、プリンタ10によってプリントアウトできるようになされている。
CPU2は、ユーザがマウス7によって当該学習処理プログラムの開始を指定入力したとき、図2の学習処理手順RT0に入り、ステップSP1において図3に示すようなトップ画面P1をディスプレイ6に表示する。
トップ画面P1は、「トライアルメニュー」を指定できるボタンとして、「過去問題」ボタン15A、「模擬問題」ボタン15B及び「頻出ワード辞書」ボタン15Cを有し、CPU2は、各ボタンが押されたか否かをステップSP2、SP3及びSP4において確認すると、それぞれサブルーチンとして「過去問題」処理手順RT1、「模擬問題」処理手順RT2及び「頻出ワード辞書」処理手順RT3の処理を実行し、これによりユーザ(学習者)に対して、学習コースを選択させるようになされている。
また、トップ画面P1は「サポートメニュー」として、「読解ヘルプ」ボタン15D及び「プリントアウト」ボタン15Eを有し、CPU2は、ユーザが各ボタンを押したことをステップSP5及びSP6によって確認したとき、それぞれ「読解ヘルプ」処理手順RT4及び「プリントアウト」処理手順RT5を実行し、これによりユーザの学習を支援するようなメニューを提供するようになされている。
さらに、トップ画面P1は「成績管理メニュー」として、「成績管理」ボタン15Fを有し、CPU2は、ステップSP7において当該ボタンが操作されたことを確認すると、「成績管理」処理手順RT6を実行し、これによりこれまで続けた学習成績をユーザに提示するようなメニューを提供するようになされている。
図2に示すサブルーチンの実行は、トップ画面P1の「終了」ボタン15Gをユーザが操作したことを、CPU2がステップSP8において確認したとき、ステップSP9において当該学習処理手順RT0の処理を終了するのに対して、終了操作がされていないときには、各サブルーチンにおけるユーザの新たな操作に応じて上述のステップSP1のトップ画面P1に戻ることができるようになされている。
(2)「過去問題」処理手順
「過去問題」処理手順RT1に入ると、CPU2は、データベース9の過去問題テーブルA−1に格納している過去問題を用いて、図4のステップSP11において、図5に示すような過去問題出題設定画面P11を表示する。
「過去問題」処理手順RT1に入ると、CPU2は、データベース9の過去問題テーブルA−1に格納している過去問題を用いて、図4のステップSP11において、図5に示すような過去問題出題設定画面P11を表示する。
この過去問題出題設定画面P11は出題年度を選択するための「出題試験選択」欄P11Aと、出題の表示モードを選択させるための「表示モード」欄P11Bと、出題の設定の仕方を選択させる「出題設定」欄P11Cと、試験傾向と対策を表示するための「試験傾向と対策」欄P11Dとを有する。
かくして、ユーザは、「出題試験選択」欄P11Aから学習したい年度(この実施の形態の場合、平成12年度から平成15年度までの出題)をカーソルによって択一的に選択することができる。
また、「表示モード」欄P11Bは、出題に対して解答するような表示モードである「出題・解答モード」項目と、問題を閲覧するだけで解答しない表示モードである「問題閲覧モード(解答しない)」項目とを択一的に選択できるように構成されている。
さらに、「出題設定」欄P11Cは、出題と共にヒントも提示する「ヒントを表示する」項目と、実際の問題の選択肢の配列順序を変更する「選択肢の表示順序を変更する」項目と、出題に対する解答時間を制限する「時間を制限する(120分間)」項目とを複数選択できるように構成されている。
かくしてCPU2は、ユーザが過去問題出題設定画面P11を用いて、「平成15年度」分の出題年度を選択すると、これをステップSP12(図4)において確認して、次のステップSP13において図6の過去問題表示画面P12として「平成15年度」の問題を「問題表示」欄P12Aに表示する。
これと共に、ユーザが「表示モード」欄P11Bの「出題・解答モード」項目を選択すると、CPU2は、これをステップSP14において確認して、ステップSP15において過去問題表示画面P12(図6)として「解答」欄P12Bを表示する。
さらに、ユーザが「出題設定」欄の「ヒントを表示する」項目を選択すると、CPU2は、これをステップSP16において確認してステップSP17において過去問題表示画面P12として「ヒント」欄P12Cを表示する。
このように「ヒント」欄P12Cを表示したとき、CPU2は次のステップSP18に移って「ヒント表示」の指定の有無を確認し、「ヒント表示」の指定があったとき、ステップSP19において「問題表示」欄P12Aに表示した問題文のうちから、ヒントを与えることが予め設定されている用語(データベース9の頻出ワード辞書テーブルB−1に格納されている用語)について、これをヒント文字として青色に着色する。
これに対してCPU2は、ステップSP18において「ヒント表示」の指定がないことを確認すると、ステップSP20において文字の色の変更をせずにそのまま表示し続けるような処理をする。
またCPU2は、ステップSP16において「選択肢の表示順序を選択する」項目が選択されたことを確認すると、次のステップSP21に移って「問題表示」欄P12Aに表示されている問題の選択肢の順番を入れ換えるような処理をする。
さらにCPU2は、ステップSP16において「時間を制限する(120分間)」項目が選択されたことを確認すると、次のステップSP22において解答時間を初期設定して過去問題表示画面P12の「残り時間」欄P12Dに残り時間を表示するような処理を実行する。
かくして、ユーザが過去問題出題設定画面P11において各欄の設定を終了して「決定」ボタンP11Eの操作をしたことを確認すると、CPU2はディスプレイ6上に図7に示すような過去問題ヒント指定画面P13を表示する状態になる。
この表示状態においては、ユーザが「出題・解答モード」項目を選択しているので、CPU2は、ユーザが「解答」欄P13Bにおいて解答項目「1」ないし「4」の1つを選択した後、「解答終了・採点開始」ボタンP13Gを操作したとき、これをステップSP23において確認した後、次のステップSP24において解答に対する採点をすると共に採点結果を表示し、かつ当該成績データをデータベース9の「1回ごとの試験履歴」テーブルC−1及び「1回ごとの問題ジャンル別成績履歴」テーブルC−2に取り込む。
かくして「問題表示」欄P13Aに表示された問題についての処理を終了し、CPU2は次のステップSP25においてその他の処理をした後、ステップSP26において当該過去問題処理手順RT1を終了してメインルーチンに戻る。
図7の場合、「問題表示」欄P13Aに表示されている問題には、ヒントを与えるべき用語(これを「ヒント文字」という)として「制限能力者」及び「意思表示」が用いられており、これによりCPU2は「問題表示」欄P13Aの当該ヒント文字「制限能力者」及び「意思表示」を、その他の文字の色彩(黒色)とは異なる色彩(青色)に着色して表示すると共に、「ヒント」欄P13Cに当該ヒント文字と、その読み「せいげんのうりょくしゃ」及び「いしひょうじ」(データベース9の「よみがな」テーブルB−2に格納されている)と、当該「ヒント文字」の定義及び解析を表す文節(データベース9の「過去問題」テーブルA−1に格納されている)と、当該「ヒント文字」の重要度を表す星印とを表示する。
かくしてユーザは、過去問題ヒント指定画面P13によって、学習したい年度の問題を指定してその解答を考えることができると共に、当該問題に含まれるている重要な文字(すなわち過去の出題において使用されている頻度が大きい文字)の読み・定義・解析を、重要度と共にヒントとして知りながら、「解答」欄に解答することができることにより、一段と効果的な学習をすることができる。
かかる学習をするにつき、選択肢の順番を変更することができることにより、問題慣れに基づく学習効果の低下を生じさせるようなおそれのない学習を進めることができる。
さらに、解答時間についての時間制限をすることができることにより、実際の試験と同様の臨場感をもって過去問題の学習をすることができる。
(3)「模擬問題」処理手順
トップ画面P1(図3)においてユーザが「模擬問題」ボタン15Bを操作したとき、CPU2は、図8の「模擬問題」処理手順RT2に入って、先ずステップSP31において図9に示すような模擬問題出題設定画面P21をディスプレイ6に表示することにより、ユーザが学習したいと思って設定した模擬問題を、データベース9の「過去問題」テーブルA−1の過去問題に基づいて作成して提示する。
トップ画面P1(図3)においてユーザが「模擬問題」ボタン15Bを操作したとき、CPU2は、図8の「模擬問題」処理手順RT2に入って、先ずステップSP31において図9に示すような模擬問題出題設定画面P21をディスプレイ6に表示することにより、ユーザが学習したいと思って設定した模擬問題を、データベース9の「過去問題」テーブルA−1の過去問題に基づいて作成して提示する。
模擬問題出題設定画面P21は「出題試験選択」欄P21Aに「模擬問題」の表示をすると共に、「表示モード」欄P21Bに「出題・解答モード」項目を表示し、「出題設定」欄P21Cに「選択肢の表示順序を変更する」項目と、「時間を制限する(120分間)」項目とを表示する。
この模擬問題出題設定画面P21においては、「傾向と対策」欄P21D及び「ヒント」欄P21Fを表示するが、模擬問題の学習については「傾向と対策」情報や「ヒント」情報をユーザに与えることが学習効果を妨げることになるので、「傾向と対策」欄P21Dには、「この試験についての傾向と対策は収録されておりません。」とメッセージを表示すると共に、「ヒント」欄P21Fにはヒント情報を表示しないようになされている。
この模擬問題出題設定画面P21において、ユーザは、「出題試験選択」欄P21Aの「模擬問題」をカーソルによって指定すると共に、「表示モード」欄P21Bの「出題・解答モード」項目を指定し、かつ「出題設定」欄P21Cの「選択肢の表示順序を変更する」項目又は「時間を制限する(120分間)」項目の指定をした後、「決定」ボタンP21Eを操作する。
このときCPU2は、ステップSP31において「模擬問題」が指定されたことを確認すると共に、ステップSP32において「出題・解答モード」項目が指定されたことを確認する。
これと共に、CPU2は、「選択肢順変更」項目又は「時間制限」項目の指定がされたときこれをステップSP33において確認する。
模擬問題表示画面P22は図10に示すように、「模擬問題」欄P22Aと、「解答」欄P22Bと、「ヒント」欄P22Cと、「残り時間」欄P22Dとを有する。
当該確認結果に基づいて、CPU2は、次のステップSP34において模擬問題表示画面P22の「模擬問題」欄P22Aに模擬問題を表示すると共に、次のステップSP35において「選択肢順変更」項目の指定があったか否かの判断をし、変更があったときステップSP36において「模擬問題」欄P22Aの選択肢の順番を変更する。
これに対して選択肢順変更の指定がなかったときCPU2はステップSP37において選択肢の順番を変更せずにそのまま表示する。
また「出題・解答モード」項目が指定されたことを確認すると、CPU2はステップSP38において「解答」欄P22Bを表示する。
さらに「時間制限」項目が指定されたことを確認すると、CPU2はステップSP39において試験時間を初期設定することにより「残り時間」欄P22Dの時刻表示をする。
かくしてCPU2はユーザに対して模擬問題表示画面P22によって模擬問題を提示した状態が得られ、この模擬問題表示画面P22を見ながらユーザは「解答」欄P22Bの選択項目「1」ないし「4」の1つを選択することにより解答をする。
模擬問題表示画面P22においてユーザが「解答終了・採点開始」ボタンP22Hを操作すると、CPU2は、これをステップSP40において確認して、ステップSP41において当該回答結果を採点して採点結果をディスプレイ6に表示するときに、データベース9の「1回ごとの試験履歴」テーブルC−1及び「1回ごとの問題ジャンル別成績履歴」テーブルC−2に取り込む。
その後CPU2は、ステップSP42においてその他の処理を実行して、当該模擬問題処理手順RT2の処理を終了し、ステップSP43からメインルーチンに戻る。
以上の構成によれば、ユーザは実際の試験と同様に何ら判断データを与えられることなく模擬問題に対して解答することにより、強い臨場感を感じながら模擬試験の学習をすることができる。
かくするにつき選択肢の表示順序を変更することにより、慣れによるいわゆるヤマ感の解答の弊害を防止することができる。
また時間を制限することにより、一段と実際の試験に近い状態で学習をすることができることにより、一段と学習効果を高めることができる。
(4)「頻出ワード辞書」処理手順
頻出ワード辞書処理手順RT3は、出題に頻繁に用いられる用語(これを頻出ワードと呼ぶ)に基づいて、頻出度が大きい用語を重要度が大きい用語として注目して、頻出ワード辞書テーブルB−1をデータベース9に構築し、当該頻出ワード辞書テーブルB−1を利用して学習をしようとするものである。
頻出ワード辞書処理手順RT3は、出題に頻繁に用いられる用語(これを頻出ワードと呼ぶ)に基づいて、頻出度が大きい用語を重要度が大きい用語として注目して、頻出ワード辞書テーブルB−1をデータベース9に構築し、当該頻出ワード辞書テーブルB−1を利用して学習をしようとするものである。
頻出ワード辞書処理手順RT3(図2)に入ると、CPU2は、図11のステップSP51において、図12に示すような頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31をディスプレイ6に表示する。
頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31は、「頻出ワードリスト」欄P31Aを有し、この「頻出ワードリスト」欄P31Aに当該試験(例えば宅建試験)において用いられる法令や基準を、例えば「あいうえお」順に一覧表示する。
これと共に、一覧表示された法令又は基準において頻繁に用いられる用語(すなわち頻出ワード)として学習しようとする用語を「用語」欄P31Bに表示すると共に、その重要度を「重要度」欄P31Cにおいて1つ又は3つの星印によって表示すると共に、「用語意味・解説」欄P31Dに、「用語」欄P31Bに表示された用語意味・解説を表示することにより、当該用語に対する学習度を深める。
さらに、「過去問題出題事例」欄P31Eに、「用語」欄P31Bに表示された用語を用いて、出題された過去問題の事例(データベース9の「出題事例」テーブルB−4に格納されている)を表示することにより出題傾向を学習できるようにする。
また、「メモ」欄P31Fを設け、「用語」欄P31Bに表示されている用語についてのユーザの覚書きを「メモ」欄P31Fにメモできるようになされている。
かくして頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31が表示されている状態において、ユーザは、図13の頻出ワード辞書カテゴリ選択画面P32に示すように、「頻出ワードリスト」欄P32Aにおいてカーソルを用いて一覧表示されているカテゴリの1つ(例えば民法)を選択指定できる。
このときCPU2は、ステップSP53においてカテゴリ一覧において選択されたカテゴリを確認した後、ステップSP54に移る。
このときCPU2は当該選択されたカテゴリ(すなわち民法)に含まれる用語の重要度を指定させるために、「最頻出ワード」(重要度が一番大きく、3つの星印によって表される)であるか、「頻出ワード」(2番目の重要度をもつ用語で、2つの星印によって表される)及び「要チェックワード」(第3番目に重要な用語で、1つの星印で表される)を当該選択してワード表示に続いて表示する。
かくしてユーザは選択したカテゴリに含まれる3段階の重要度をもつ用語のうち、どの段階の用語を学習しようとするか指定することができる状態になる。
この状態においてユーザが3つの段階の1つ(例えば「最頻出ワード」)を選択すると、CPU2は、次のステップSP55において当該選択された重要度を確認した後、ステップSP56において図14に示すように、選択された重要度をもつ用語の一覧を「頻出ワードリスト」欄P33Aに表示した頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P33を表示することにより、当該一覧表示された用語の1つをユーザが選択できるような状態になる。
この状態において、ユーザが、図15の頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34に示すように、「頻出ワードリスト」欄P34Aの用語一覧の中から学習しようとする1つの用語(例えば「契約」)をカーソルによって選択すると、CPU2はこれをステップSP57で確認して次のステップSP58に移る。
ここでCPU2は、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34の「頻出ワードリスト」欄P34Aで選択した用語(この場合「契約」)を「用語」欄P34Bに表示すると共に、当該用語の重要度(この場合最も重要度が大きい3つの星)を「重要度表示」欄P34Cに表示する。
さらに、当該用語の意味、詳細解説及び関連用語(データベース9の「関連用語」テーブルB−3から)を「用語意味・解説」欄P34Dに表示する。
さらにCPU2は、当該用語が過去問題として出題された事例(この場合平成15年度の試験の第2問目に用いられていたことを表示する)を「過去問題出題事例」欄P34Eに表示する(データベース9の「出題事例」テーブルB−4から)。
これに加えてCPU2は、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34において「メモ」欄P34Fを表示することにより、ユーザが当該用語についての覚書きを書き込むことができるようにしている。
かくして、ユーザは、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34の内容を読解することにより、最頻出ワードとして最も重要度が大きい用語(「契約」)について、その意味(すなわち定義)やその法律的な内容を学習することができる。
これに加えて、当該用語と関連する法律用語を知ることにより、さらに関連用語の範囲まで学習を拡大することができると共に、過去に出題された実績も確認できる。
さらに、ユーザは、「メモ」欄P34Fを利用して今回の学習によって気が付いた事項についての覚書きを学習した用語と一体にデータベースに蓄積することができると共に、当該頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34を便利に利用できる。
かくしてCPU2は、ステップSP58においてユーザに対して頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34を提供することにより当該頻出ワード辞書処理手順RT3の処理を終了してステップSP59からメインルーチンに戻る。
(5)「用語検索」処理手順
頻出ワード辞書処理手順RT3(図11)において表示される頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31(図12)、頻出ワード辞書カテゴリ選択画面P32(図13)、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P33(図14)及び頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34(図15)には、「用語検索」項目として、「検索用語記入」欄P31G、P32G、P33G及びP34Gと、「検索」ボタンP31H、P32H、P33H及びP34Hとが設けられており、これによりユーザが、いつでも、検索すべき用語を「検索用語記入」欄に記入すると共に、「検索」ボタンを操作することにより用語の検索をすることができる。
頻出ワード辞書処理手順RT3(図11)において表示される頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31(図12)、頻出ワード辞書カテゴリ選択画面P32(図13)、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P33(図14)及び頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34(図15)には、「用語検索」項目として、「検索用語記入」欄P31G、P32G、P33G及びP34Gと、「検索」ボタンP31H、P32H、P33H及びP34Hとが設けられており、これによりユーザが、いつでも、検索すべき用語を「検索用語記入」欄に記入すると共に、「検索」ボタンを操作することにより用語の検索をすることができる。
このときCPU2は、この操作をステップSP61で確認して用語検索処理手順RT8を実行する(図11、図2)。
このときCPU2は、図16に示すように、用語検索処理手順RT8のステップSP71において、入力された検索用語を確認した後、ステップSP72に移って、図17に示す頻出ワード辞書検索画面P41をディスプレイ6に表示することにより、「検索結果」欄P41AX(「頻出ワードリスト」欄P41A内に展開する)と、「用語」欄P41Bと、「重要度」欄P41Cと、「用語意味・解説」欄P41Dと、「過去問題出題事例」欄P41Eと、「メモ」欄P41Fとを表示する。
ここでCPU2は、「検索用語記入」欄P41Gに記入された用語(この場合「宅地建物取引主任者」)をデータベース9の頻出ワード辞書テーブルB−1から検索し、「検索結果」欄P41AXにおいて、当該検索用語が属するカテゴリ(この場合「宅建業法」)を表示すると共に、当該検索用語の重要度は最も重要度が大きいランク(「最頻出ワード」)であることを表示すると共に、当該検索用語「宅地建物取引主任者」を表示する。
これと共にCPU2は、「用語」欄P41Bに、当該検索用語「宅地建物取引主任者」の表示をその読み「たくちたてものとりひきしゅにんしゃ」と共に表示する。
さらに、「重要度」欄P41Cに、重要度が最も大きいことを表す3つの星を表示する。
さらに、「用語意味・解説」欄P41Dに、当該検索用語の意味(すなわち定義)と、詳細解説と、関連用語とを表示する。
さらに、「過去問題出題事例」欄P41Eに過去の試験において実際に使用された出題事例(この場合「平成15年度」の「第30問目」に使用された)を表示する。
この場合CPU2は、「メモ」欄P41Fを表示することにより、当該検索用語についてのユーザの覚書きを記入できるようにすることにより、この用語が表示されるときは、いつも覚書きを表示確認できるようにしている。
かくしてユーザは、自分が確認したい用語を、「検索用語記入」欄P41Gに記入することにより、頻出ワード辞書処理手順RT3の間はいつでも、その内容を学習、確認することができる。
頻出ワード辞書検索画面P41の表示が済むと、CPU2はステップSP73(図16)に移って「メモ」欄P41Fのデータをデータベース9の頻出ワード用メモテーブルD−1に取り込んで、以後当該検索用語が指定されるごとに「メモ」欄のデータを表示できるようにする。
かくしてCPU2は当該用語検索処理手順RT8を終了してステップSP74から上述の頻出ワード辞書処理手順RT3に戻る。
過去問題処理手順RT1の過去問題表示画面P12(図6)及び過去問題ヒント指定画面P13(図7)にも、「検索用語記入」欄P12E及びP13Eと、「検索」ボタンP12F及びP13Fが設けられている。また後述する暗記チェック処理手順RT10の暗記チェックカテゴリ一覧表示画面P35(図19)にも、「検索用語記入」欄P35Eと、「検索」ボタンP35Fが設けられている。
これにより頻出ワード辞書処理手順RT3について上述したと同様にして、各画面において、ユーザが、必要と考える用語の検索をして、検索結果を学習の参考にできる。
(6)暗記チェック処理手順
頻出ワード辞書処理手順RT3(図11)において表示される頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31(図12)、頻出ワード辞書カテゴリ選択画面P32(図13)、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P33(図14)及び頻出ワード辞書ワード選択画面P34(図15)には、「終了」項目として、「暗記チェック」ボタンP31J、P32J、P33J及びP34Jが設けられており、これによりユーザが、いつでも、「暗記チェック」ボタンを操作することにより、ユーザが必要と感じたとき任意に暗記チェック学習コースに入って頻出ワードについて自分がどの程度の理解をしているかを検証できるようになされている。
頻出ワード辞書処理手順RT3(図11)において表示される頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31(図12)、頻出ワード辞書カテゴリ選択画面P32(図13)、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P33(図14)及び頻出ワード辞書ワード選択画面P34(図15)には、「終了」項目として、「暗記チェック」ボタンP31J、P32J、P33J及びP34Jが設けられており、これによりユーザが、いつでも、「暗記チェック」ボタンを操作することにより、ユーザが必要と感じたとき任意に暗記チェック学習コースに入って頻出ワードについて自分がどの程度の理解をしているかを検証できるようになされている。
すなわち、頻出ワード辞書カテゴリ一覧表示画面P31(図12)には、暗記チェックボタンP31Jが表示されており、これにより「頻出ワードリスト」欄P31Aの選択をする段階でユーザが暗記チェック学習ができる。
また、頻出ワード辞書カテゴリ選択画面P32(図13)の暗記チェックボタンP32Jによって、頻出ワードリストP32Aのカテゴリをユーザが選択した段階で暗記チェック学習をすることができる。
さらに、頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P33(図14)の暗記チェックボタンP33Jによって頻出ワードリストP33Aに重要度に応じたワードが一覧表示されている段階でユーザは暗記チェック学習をすることができる。
さらに頻出ワード辞書ワード一覧選択画面P34(図15)の暗記チェックボタンP34Jによって頻出ワードリストP34Aにおいて頻出ワードの用語を選択した段階でユーザは暗記チェック学習をすることができる。
かくして、ユーザが暗記チェックボタンを操作すると、CPU2は図18の暗記チェック処理手順RT10に入って、ステップSP81において図19に示す暗記チェックカテゴリ一覧表示画面P35をディスプレイ6に表示する。
この暗記チェックカテゴリ一覧表示画面P35は「項目選択」欄P35Aを現在表示されている画面上に重ねてウインドウとして表示する。
「項目選択」欄P35Aは、図13の頻出ワード辞書カテゴリ選択画面P32と同様に、頻出ワードのカテゴリを一覧表示することにより、ユーザにカーソルによってカテゴリの1つを指定させると共に、選択ボタンP35Bを操作させることにより選択操作をする。
このとき、CPU2はステップSP82において当該選択されたカテゴリ項目を確認した後、ステップSP83に移って図20に示すような暗記チェック出題画面P36をディスプレイ6に提示することにより、「用語解説」欄P36Bに選択されたカテゴリ項目の暗記チェック問題を、「解答」欄P36Cに並べて、表示する。
暗記チェック出題画面P36は選択された頻出ワードのカテゴリ(この場合「民法」)を「カテゴリ表示」欄P36Aによって表示すると共に、暗記の程度を確認すべき頻出ワードの詳細解説を「用語解説」欄P36Bによって表示する。
かくしてユーザは、「カテゴリ表示」欄P36Aの表示に基づいて特定されたカテゴリについて、「用語解説」欄P36Bに表示された詳細解説に基づいて答えを考えて、これに該当すると思われる語句を「解答」欄P36Cに解答として記入する。
このときCPU2は、ステップSP84において入力された解答の語句を確認した後、ステップSP85において図20の暗記チェック出題画面P36に判定結果を表示すべき「判定」欄P36Dと、正解用語を表示すべき「正解」欄P36Eと、当該正解用語の重要度を表す「重要度」欄P36Fとを表示すると共に、次のステップSP86において、これまで行われた暗記チェック学習の結果を表す「出題数」欄P36G、「正解数」欄P36H、「解答数」欄P36J、「正解率」欄P36K及び「不正解数」欄P36Lをユーザに提示する。
かくしてユーザは、これまでの学習結果を参考にしながら、「解答」欄P36Cに記入した解答がこれで良いか否かを検討し、「入力完了」ボタンP36Mを操作することにより最終的に解答をしたことを入力する。
CPU2は、これをステップSP87で確認した後、次のステップSP88において、図21の暗記チェック解答判定画面P37に示すように、「正解」欄P37Eに正解用語(この場合「過失」)を表示すると共に、「判定」欄P37Dに正否判定結果(この場合「正解マーク○」)を表示し、さらに、次のステップSP89において今回の暗記チェック判定結果を含めて、「出題数」欄P37G、「正解数」欄P37H、「解答数」欄P37J、「正解率」欄P37K及び「不正解数」欄P37Lをユーザに提示した後、ステップSP90からメインルーチンに戻る。
以上の構成によれば、頻出ワード辞書処理手順RT3に基づく頻出ワードについてのユーザの学習成果を、暗記チェック処理手順RT10の処理によって確認することができ、その結果頻出ワードについての学習効果を高めることができる。
(7)読解ヘルプ処理手順
読解ヘルプ処理手順RT5は、ユーザが外部記録装置に蓄積されている、試験に関する文献を学習しようとするとき、その文献のデータをデータベース9に格納された情報を用いて支援しようとするものである。
読解ヘルプ処理手順RT5は、ユーザが外部記録装置に蓄積されている、試験に関する文献を学習しようとするとき、その文献のデータをデータベース9に格納された情報を用いて支援しようとするものである。
読解へルプ処理手順RT5に入ると、CPU2は図22のステップSP91において図23に示すような読解ヘルプ開始画面P51をディスプレイ6に表示する。
読解ヘルプ開始画面P51は「本文」欄P51Aと、「読解ヘルプ」欄P51Bとを有し、ユーザが読解ヘルプ開始画面P51の「ファイル選択」ボタンP51Cを操作したとき、これをステップSP92において確認する。
このときCPU2はステップSP93に移って図24に示す読込みファイル選択画面P52をディスプレイ6に表示する。
読込みファイル選択画面P52は「本文」欄P52A及び「読解ヘルプ」欄P5Bに重ねて「読込みファイル元ファイル選択」欄P52Cを開くようになされ、ユーザが「読込みファイル元ファイル選択」欄P52Cの「ファイル場所」欄P52C1にファイルの場所として「3.5インチFD(A)」のように記録メディアの種類及び記録面などのファイル場所特定情報を書き込むと共に、「テキスト名」欄P52C2にテキスト名(この場合「宅建試験解説テキスト」)を書き込ませる。
さらに、ユーザに「ファイル名」欄P52C3にファイル名を書き込ませると共に、「ファイル種類」欄P52C4にファイルデータの形式(この場合「テキストファイル」)を書き込ませる。
かかるユーザの入力操作の後、ユーザが「テキスト名」欄P52C2のテキスト名「宅建試験解説テキスト」をダブルクリックすると、CPU2は次のステップSP94においてこれを確認して、図1に示すように、伝送ライン20を介して読込みファイル元の外部記録装置21に接続されたインタフェース22を通じてテキストファイルデータを動作メモリ5に書き込むと共に、ステップSP95において、図25に示す読解ヘルプ表示画面P53の「本文」欄P53Aに表示する。
続いてCPU2は、次のステップSP96において、「本文」欄P53Aに表示されているテキストファイルデータで使用されている用語を、データベース9の頻出ワード辞書テーブルB−1の用語と照合し、一致した用語の本文中の色を青色に着色すると共に、その用語の内容(読み、意味、解説、重要度)を、テキストファイルを読解する際の参考として、「読解ヘルプ」欄P53Bに表示する。
この例の場合、「本文」欄P53Aには「平成15年度宅建試験」に関する「ポイント解説及びコメント」がテキストファイルデータとして表示されており、その中に「港湾法」、「自然公園法」……の用語が使用されており、各用語の読み「こうわんほう」、「しぜんこうえんほう」……と、その意味(定義)及び解説と、重要度(星の数によって表される)とが、「読解ヘルプ」欄P53Bに表示される。
かくしてユーザは、外部記録装置21から取り込んだ試験に関する文献を「読解ヘルプ」欄P53Bに表示された頻出ワード辞書(すなわちデータベース9の頻出ワード辞書テーブルB−1)の情報をヒントとして用いながら、当該「本文」欄P53Aの文献の内容を学習することができる状態になり、その後ステップSP97を介して、メインルーチンに戻る。
従って、ヒントが与えられた分、読もうとする文献の内容の学習が一段と容易になることにより学習効果を高めることができる。
この読解ヘルプ処理手順RT4を実行している間に表示される読解ヘルプ開始画面P51(図23)及び解説テキスト画面P53(図25)には、「検索用語記入」欄P51D及びP53D並びに検索ボタンP51E及びP53Eが表示されており、これによりユーザが用語検索を指定したとき、CPU2は、これをステップSP98において確認して上述の用語検索処理手順RT8(図16)の処理を実行し、これによりユーザが文献を読解する際に参考にしたい用語についての検索をすることができることによりさらに学習効果を高めることができる。
(8)その他の処理手順
CPU2はトップ画面P1(図3)を表示している状態において、ユーザが成績管理ボタン15Fを操作すると、これをステップSP7(図2)で判断して成績管理処理手順RT6を実行することにより、データベース9の1回ごとの試験履歴テーブルC−1、1回ごとの問題ジャンル別成績履歴テーブルC−2及び暗記チェック成績履歴テーブルC−3の記録内容に基づいて、ユーザの今までの学習結果をディスプレイ6又はプリンタ10に出力できるようになされている。
CPU2はトップ画面P1(図3)を表示している状態において、ユーザが成績管理ボタン15Fを操作すると、これをステップSP7(図2)で判断して成績管理処理手順RT6を実行することにより、データベース9の1回ごとの試験履歴テーブルC−1、1回ごとの問題ジャンル別成績履歴テーブルC−2及び暗記チェック成績履歴テーブルC−3の記録内容に基づいて、ユーザの今までの学習結果をディスプレイ6又はプリンタ10に出力できるようになされている。
これと共に、CPU2は成長キャラクタ処理手順RT7を実行することにより、成績管理メニューとしてユーザが学習を続けることにより成績が向上したとき、トップ画面P1において、まだ学習が未熟の段階にあるとき、「木の芽」を表す成長キャラクタ16を表示するのに対して、成績が向上するのに従って、5段階に分けて成長キャラクタ16が「木の芽」から「大木」に徐々に成長して行くような成長キャラクタ16の変化を表示するようにし、これによりユーザが視覚的に学習効果が上がっていることを確認できるようになされている。
過去問題処理手順RT1の過去問題表示画面P12及び過去問題ヒント指定画面P13、並びに模擬問題処理手順RT2の模擬問題表示画面P22は、それぞれ「メモ」ボタンP12G及びP13G、並びにP22Gを有し、これらの「メモ」ボタンがユーザによって操作されたとき、CPU2がこれをステップSP9(図2)で確認してメモ処理手順RT9を実行することにより、過去問題表示画面P12及び模擬問題表示画面P22の表示画面上にウインドウを重ねてメモ欄を表示し、又は表示されているメモ欄についてユーザがメモをできるようにし、頻出ワード辞書ワード選択画面においては、常時表示されているメモ欄を使用して、当該メモをデータベース9の頻出ワード用メモテーブルD−1又は試験用メモテーブルD−2に格納することにより、後にユーザが同じ学習をしたとき、当該メモをディスプレイ6によって見ることができるようになされている。
本発明は、資格試験のための学習装置に利用できる。
1……学習システム、2……中央処理ユニット(CPU)、3……バス、4……プログラムメモリ、5……動作メモリ、6……ディスプレイ、7……マウス、8……キーボード、9……データベース、10……プリンタ、15A……「過去問題」ボタン、15B……「模擬問題」ボタン、15C……「頻出ワード辞書」ボタン、15D……「読解ヘルプ」ボタン、15E……「プリントアウト」ボタン、15F……「成績管理」ボタン、15G……「終了」ボタン20……伝送ライン、21……外部記録装置、22……インタフェース。
Claims (4)
- 過去に出題された複数年度分の問題のうち、1年度分の試験問題をユーザに選択させ、当該選択された年度分の上記試験問題をディスプレイの問題表示欄に表示する問題表示手段と、
出題・解答モードをユーザに選択させ、上記問題表示欄と並べて表示した解答欄を用いてユーザに解答させて解答データを取り込む解答データ取込み手段と、
上記試験問題で用いられている使用用語について、ユーザにヒント表示モードを選択させ、上記問題表示欄に表示されている上記問題のうち上記使用用語をヒント文字として、当該ヒント文字の色彩を他の文字の色彩とは異なる色に着色して表示するヒント文字色彩変更手段と、
上記ヒント文字の用語・意味・解説を、ヒントとして、上記問題表示欄及び上記解答欄と並べて表示したヒント欄に表示するヒント表示手段と、
上記解答データ取込み手段によって取り込んだ上記解答データを採点表示する採点手段と
を具えることを特徴とする学習装置。 - それぞれ複数の選択肢でなり、かつ複数のカテゴリの複数の試験問題を過去に出題された1年度分の試験問題とする、複数年度分の試験問題について、上記複数のカテゴリのうちの1つのカテゴリの試験問題として上記複数年度分の試験問題の中から1年度分と同数の試験問題をランダムに抽出してディスプレイの問題表示欄に表示する問題表示手段と、
出題・解答モードをユーザに選択させ、上記問題表示欄と並べて表示した解答欄を用いてユーザに解答させて解答データを取り込む解答データ取込み手段と、
上記解答データ取込み手段によって取り込んだ上記解答データを採点表示する採点手段と
を具えることを特徴とする学習装置。 - 過去の試験問題における頻出度が大きい頻出ワードについて、上記頻出ワードが属する複数のカテゴリをディスプレイに一覧表示する頻出ワードリスト欄表示手段と、
上記頻出ワードリスト欄表示手段に表示されている上記複数のカテゴリの1つを選択させ、当該選択された1つのカテゴリに属する用語の頻出度を重要度として表示することによりユーザに重要度の1つを選択させる重要度選択手段と、
上記選択された1つの重要度を有する用語を一覧表示することにより、ユーザに学習したい1つの用語を選択させる用語選択手段と、
上記選択された1つの用語の意味・解説を表示する用語意味・解説表示手段と
を具えることを特徴とする学習装置。 - 外部記録装置からユーザが学習しようとするテキストデータを取り込むテキストデータ取込み手段と、
上記取り込んだテキストデータをディスプレイの本文欄に表示する本文欄表示手段と、
上記本文欄に表示する上記テキストデータに使用されている用語のうち、頻出ワード辞書に格納されている用語と一致する用語の色彩を他の文字の色彩とは異なる色に着色して表示するヘルプ用語選択手段と、
上記着色した用語の意味・解説を上記本文欄と並んで表示される読解ヘルプ欄に表示する読解ヘルプ欄表示手段と
を具えることを特徴とする学習装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003421641A JP2005181643A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 学習装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020197843A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社フォーサイト | 学習支援システム、学習支援方法、および学習支援プログラム |
JP2021182021A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 株式会社Z会 | 類題出題装置、類題出題方法、プログラム |
-
2003
- 2003-12-18 JP JP2003421641A patent/JP2005181643A/ja active Pending
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