JP2005181050A - 原子炉炉内構造物の診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】原子力発電プラントにおいて、原子炉炉内構造物が中性子の照射を受けると、照射誘起応力腐食割れ感受性の増大などの材料特性変化を生じるため、精度良く診断を行い、適切な保全、補修を行う必要がある。
従来の診断方法は、対象部位の中性子フラックスを中性子輸送計算結果から抽出し、運転時間との積から中性子照射量を解析し、これを基に対象部位ごとの診断、評価を行っているため作業が面倒で、多大な時間を要している。
【解決手段】あらかじめ中性子輸送計算により解析しておいた中性子照射フラックスの空間データベース5に基いて原子炉炉内構造物の照射量分布や材料特性分布、ヘリウム生成量分布、溶接可否の解析を原子力発電プラントの種類1や原子炉炉内構造物の種類2、運転年数3に応じて分布解析を行い、コンピュータで三次元画面8に表示し、立体的に診断を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、軽水炉型原子炉などを有する原子力発電プラントにおいて、中性子照射を受けるために生じる原子炉炉内構造物の材料特性変化についての診断、評価を行う原子炉炉内構造物の診断システムに関する。
原子力発電プラント(以下単にプラントと称する)においては、運転中に原子炉炉内構造物は中性子の照射を受ける。中性子照射を受けた原子炉炉内構造物を形成するステンレス鋼、ニッケル基合金、あるいは低合金鋼などの材料には照射誘起応力腐食割れ(IASCC:Irradiation Assisted Stress Corrosion Cracking)感受性の増大、照射ぜい化、および核変換ヘリウムの生成による溶接性の低下等の材料特性変化(材質変化)が生じる。
したがって、プラントにおいて、こうした原子炉炉内構造物特有の材料特性変化の発生を精度よく診断し、適切な保全、補修を行うことがプラントの安全性や経済性の向上のために重要な課題である。
中性子照射による原子炉炉内構造物の材料特性変化を診断、評価するためには、原子炉炉内構造物の評価対象部位への中性子照射量を知る必要がある。
原子炉炉内構造物への中性子照射量は、炉心を線源とする中性子の挙動を計算する輸送計算により解析される。具体的には評価対象部位への中性子フラックスの量を輸送計算により求め、中性子フラックスの量と原子炉の運転時間との積から中性子照射量を計算する。
中性子フラックスの量は原子炉炉内構造物の位置によって異なり、燃料との距離、および炉水の有無等の影響を受ける。そして中性子照射に伴う材料特性変化、すなわち照射誘起応力腐食割れ感受性の増大や、照射ぜい化、材料中の核変換ヘリウム生成量等を中性子照射量から推定する必要がある。
従来の原子炉炉内構造物の診断方法においては、原子炉炉内構造物の評価対象部位の中性子フラックス量を中性子輸送計算結果から抽出し、原子炉の運転時間との積から中性子照射量を計算し、予め求めている材料変化特性と中性子照射量との関係を示す参照データから評価対象部位の材料変化特性を診断、評価していた。
しかしこの診断方法であると、原子炉炉内構造物の立体形状に対する中性子照射量や、材料変化特性の分布を求めるためには、評価対象部位ごとにそれぞれの中性子フラックスを抽出する作業が必要となり、診断、評価に多大な時間を要し、面倒であった。
本発明は、プラントにおいて、原子炉炉内構造物の材料が受ける中性子照射量や材料変化特性の三次元分布を迅速に、短時間に、容易に診断、評価することのできる原子炉炉内構造物の診断システムを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて原子炉炉内構造物の中性子照射量分布の解析を行う中性子照射量分布解析手段とからなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて原子炉炉内構造物の中性子照射量分布の解析を行う中性子照射量分布解析手段と、原子炉炉内構造物を形成する材料の材料特性を記憶している材料特性記憶手段と、予め材料特性値と中性子照射量との関係を定式化したマスターカーブデータを備えたマスターカーブデータベースと、前記中性子照射量分布解析手段からの中性子照射量分布データと前記材料特性記憶手段からのデータが入力され、前記マスターカーブデータベースに基いて原子炉炉内構造物の材料特性分布の解析を行う材料特性分布解析手段とからなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、原子炉炉内構造物を形成する材料の材料化学成分を記憶している材料化学成分記憶手段と、前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段、および材料化学成分記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布の解析を行うヘリウム生成量分布解析手段とからなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、原子炉炉内構造物を形成する材料の材料化学成分を記憶している材料化学成分記憶手段と、前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段、および材料化学成分記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布の解析を行うヘリウム生成量分布解析手段と、原子炉炉内構造物の補修溶接条件を記憶している補修溶接条件記憶手段と、前記ヘリウム生成量分布解析手段からのヘリウム生成量分布データと前記補修溶接条件記憶手段からのデータが入力され、溶接時のヘリウム気泡径および数密度の時間変化の解析を行う溶接時のヘリウム気泡径/数密度の時間変化解析手段と、解析された溶接時のヘリウム気泡径および数密度の時間変化から溶接可否の判定を行う溶接可否解析手段とからなることを特徴とする。
本発明によれば、中性子照射を受けた原子炉炉内構造物の材料特性変化やヘリウム生成量の評価が容易かつ立体的に診断することができ、原子炉の長寿命化や予防保全に有効であり、原子炉の信頼性を向上させることができる。
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムの構成と動作フローを示すブロック図で、図1において、1〜3は診断、評価要素を記憶しているファイルで、1は沸騰水型原子炉、加圧水型原子炉等のプラントの種類を記憶しているプラント種類記憶ファイル、2は炉心シュラウド、気水分離器、蒸気乾燥器等の原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶ファイル、、3はプラントの運転年数を記憶している運転年数記憶ファイルである。4は中性子照射量分布解析手段である。
これらの診断、評価要素のファイル1〜3からそれぞれ診断、評価するプラントの種類および原子炉炉内構造物の種類を選択するとともに、プラントの運転年数を選択し、中性子照射量分布解析手段4に入力する。
5は予め中性子輸送計算により解析しておいた中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースで、前記中性子照射量分布解析手段4にデータが入力され、この空間分布データと併せて前記プラント種類記憶ファイル1、構造物種類記憶ファイル2、運転年数記憶ファイル3のデータに基いて、原子炉炉内構造物の中性子照射量分布の解析を行う。
中性子照射量分布解析手段4で解析された原子炉炉内構造物の中性子照射量分布データは表示装置6によって表示が行われる。
図2は、本発明の第1の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムにおいて、本診断システムをコンピュータに搭載できるように開発したソフトの解析結果出力画面例を示す図である。
本ソフトでは、診断、評価するプラントの種類および原子炉炉内構造物の種類を選択した後、プラントの運転年数を画面上の指定欄7で設定することにより、コンピュータの画面上に中性子照射量の三次元分布8を表示することができる。
図2の例は、炉心シュラウド内面の0〜90°の範囲の高速中性子照射量(E>1MeV)をコンター表示しており、中性子照射量が部位により分布を持つことが三次元的によく理解することができる。
さらに画面上に指定したカーソル位置における中性子照射量の数値を表示する機能や、画面を拡大、縮小、回転する機能や、実測データに基いて中性子照射量の解析結果を補正する機能も有している。
ここで中性子照射量分布を解析する方法の一例を説明すると、予めプラントの炉内構造物ごとに解析しておいた中性子フラックスの空間分布φ(x,y,z)に運転時間t(秒)を乗じ、中性子照射量の空間分布φt(x,y,z)を求める。そして画面上に中性子照射量を三次元表示する。
このような診断システムにより、一般技術者が煩雑な計算を行わずに原子炉炉内構造物の中性子照射量の三次元分布を短時間のうちに、容易に解析することが可能となり、中性子照射に起因する材料特性変化を評価対象部位ごとに診断、評価することが可能となる。
次に本発明の第2の実施の形態について図3を参照して説明する。なお、以下の実施の形態の説明において、図1および図2に示す第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3において、診断、評価するプラントの種類および原子炉炉内構造物の種類を選択するとともに、プラントの運転年数を中性子照射量分布解析手段4に入力する。
空間分布データベース5から中性子照射フラックスの空間分布データが前記中性子照射量分布解析手段4に入力され、この空間分布データと併せてプラント種類記憶ファイル1、原子炉炉内構造物種類記憶ファイル2、運転年数記憶ファイル3のデータに基いて、原子炉炉内構造物の中性子照射量分布の解析を行う。
9は原子炉炉内構造物の材料特性を記憶した材料特性ファイル、10は予め取得した材料特性値と中性子照射量との関係を定式化したマスターカーブデータを備えたマスターカーブデータベースである。
前記中性子照射量分布解析手段4により解析された原子炉炉内構造物の中性子照射量分布データ11と、診断、評価する材料の材料特性を選択し、マスターカーブデータベース10のマスターカーブに基いて材料特性分布解析手段12により診断、評価する材料特性に関する原子炉炉内構造物の材料特性分布の解析を行う。
材料特性分布解析手段12により解析された原子炉炉内構造物の材料特性分布データは表示装置13によって表示が行われる。
このような診断システムにより、中性子照射による材料特性変化を対象部位ごとに解析し、表示することが可能となり、プラントの信頼性評価を高めることができる。
次に本発明の第3の実施の形態について図4および図5を参照して説明する。
図4において、14は原子炉炉内構造物を形成する材料の化学成分を記憶した材料化学成分記憶ファイルである。
診断、評価するプラントの種類1および原子炉炉内構造物の種類2を選択するとともに、診断、評価するプラントの運転年数3、および材料化学成分記憶ファイル14より原子炉炉内構造物を形成する材料科学成分をヘリウム生成量分布解析手段15に入力し、予め中性子輸送計算により解析しておいた中性子照射フラックスの空間分布データベース5に基いて、原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布の解析を行う。
ヘリウム生成量分布解析手段15で解析された原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布データは表示装置16によって表示が行われる。
図5は、本発明の第3の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムにおいて、原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布について診断するソフトの解析結果出力画面例を示す図である。
診断、評価するプラントの種類および原子炉炉内構造物を選択した後、運転年数を指定欄7で設定し、さらに、材料化学成分としてヘリウム生成量を支配するボロン(B)およびニッケル(Ni)を指定欄17で設定することにより、コンピュータの画面上にヘリウム生成量の三次元分布表示18を行うことができる。
図5は、炉心シュラウド外面における0〜90°の範囲のヘリウム生成量をコンター表示しており、ヘリウム生成量が部位により分布を持つことが三次元的によく理解することができる。
さらに画面上に指定したカーソル位置におけるヘリウム生成量の数値を表示する機能や、画面を拡大、縮小、回転する機能や、実測データに基づいて解析結果を補正する機能も有する。
ここでヘリウム生成量を解析する方法の一例を説明すると、核変換ヘリウムは、熱中性子と10−B(ボロン10)の(n,α)反応および58−Ni(ニッケル58)の2段反応により主に生成されることに着目し、材料中のBおよびNi量を入力データとして、部位ごとの熱中性子照射量φn・t(x,y,z)から、ヘリウム生成量分布NHe(x,y,z)を核変換反応解析より求める。そして画面上にヘリウム生成量を三次元表示する。
このような診断システムにより、中性子照射によるヘリウム生成量を対象部位ごとに解析し、表示することが可能となり、プラントの信頼性評価を高めることができる。
次に本発明の第4の実施の形態について図6を参照して説明する。
図6において、19は原子炉炉内構造物の補修溶接条件を記憶した補修溶接条件記憶ファイルである。
診断、評価するプラントの種類1および原子炉炉内構造物の種類2を選択するとともに、診断、評価するプラントの運転年数3、および材料化学成分ファイル14より原子炉炉内構造物を形成する材料科学成分をヘリウム生成量分布解析手段15に入力し、予め中性子輸送計算により解析しておいた中性子照射フラックスの空間分布データベース5に基いて、原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布の解析を行う。
20は溶接時のヘリウム気泡径および数密度の時間変化解析手段で、ヘリウム生成量分布解析手段15で解析された原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布データ21と原子炉炉内構造物の補修溶接条件記憶ファイル19のデータとを入力情報として溶接時のヘリウム気泡径および数密度の時間変化解析を行い、解析された溶接時のヘリウム気泡径および数密度の時間変化から溶接可否解析手段22により溶接可否の判定を行う。
溶接可否の判定は表示装置23によって表示が行われる。
ここで原子炉炉内構造物のヘリウム生成量と補修溶接条件から溶接可否の解析を行う方法としては、例えばJournal of Nuclear Materials 258-263(1998)2008-2012、および、特開平10−111380公報などに公開される手法が挙げられる。
このような診断システムにより、一般技術者が核変換ヘリウムに起因する溶接性の変化を容易に解析することが可能となり、プラントの信頼性評価を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムを示すブロック図。 本発明の第1の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムの解析結果出力画面例を示す図。 本発明の第2の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムを示すブロック図。 本発明の第3の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムを示すブロック図。 本発明の第3の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムの解析結果出力画面例を示す図。 本発明の第4の実施の形態による原子炉炉内構造物の診断システムを示すブロック図。
符号の説明
1…プラント種類記憶ファイル、2…構造物種類記憶ファイル、3…運転年数記憶ファイル、4…中性子照射量分布解析手段、5…中性子照射フラックスの空間分布データベース、6…表示装置、7…指定欄、8…中性子照射量の三次元分布表示、9…材料特性ファイル、10…マスターカーブデータベース、11…中性子照射量分布データ、12…材料特性分布解析手段、13…表示装置、14…材料化学成分記憶ファイル、15…ヘリウム生成量分布解析手段、16…表示装置、17…指定欄、18…ヘリウム生成量の三次元分布表示、19…補修溶接条件記憶ファイル、20…溶接時のヘリウム気泡/数密度の時間変化解析手段、21…ヘリウム生成量分布データ、22…溶接可否解析手段、23…表示装置。

Claims (4)

  1. 原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて前記原子力発電プラントの種類、運転年数に応じた原子炉炉内構造物の中性子照射量分布の解析を行う中性子照射量分布解析手段とからなる原子炉炉内構造物の診断システム。
  2. 原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて前記原子力発電プラントの種類、運転年数に応じた原子炉炉内構造物の中性子照射量分布の解析を行う中性子照射量分布解析手段と、原子炉炉内構造物を形成する材料の材料特性を記憶している材料特性記憶手段と、予め材料特性値と中性子照射量との関係を定式化したマスターカーブデータを備えたマスターカーブデータベースと、前記中性子照射量分布解析手段からの中性子照射量分布データと前記材料特性記憶手段からのデータが入力され、前記マスターカーブデータベースに基いて原子炉炉内構造物の材料特性分布の解析を行う材料特性分布解析手段とからなる原子炉炉内構造物の診断システム。
  3. 原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、原子炉炉内構造物を形成する材料の材料化学成分を記憶している材料化学成分記憶手段と、
    前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段、および材料化学成分記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて前記原子力発電プラントの種類、運転年数に応じた原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布の解析を行うヘリウム生成量分布解析手段とからなる原子炉炉内構造物の診断システム。
  4. 原子力発電プラントの種類を記憶しているプラント種類記憶手段と、原子炉炉内構造物の種類を記憶している構造物種類記憶手段と、原子力発電プラントの運転年数を記憶している運転年数記憶手段と、予め中性子輸送計算により解析した中性子照射フラックスの空間分布データを備える空間分布データベースと、原子炉炉内構造物を形成する材料の材料化学成分を記憶している材料化学成分記憶手段と、前記プラント種類記憶手段、構造物種類記憶手段、運転年数記憶手段、および材料化学成分記憶手段からのデータが入力され、前記空間分布データベースに基いて前記原子力発電プラントの種類、運転年数に応じた原子炉炉内構造物のヘリウム生成量分布の解析を行うヘリウム生成量分布解析手段と、原子炉炉内構造物の補修溶接条件を記憶している補修溶接条件記憶手段と、前記ヘリウム生成量分布解析手段からのヘリウム生成量分布データと前記補修溶接条件記憶手段からのデータが入力され、溶接時のヘリウム気泡径および数密度の時間変化の解析を行う溶接時のヘリウム気泡径/数密度の時間変化解析手段と、解析された溶接時のヘリウム気泡径および数密度の時間変化から溶接可否の判定を行う溶接可否解析手段とからなる原子炉炉内構造物の診断システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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