JP2005179106A - 高圧水素製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】水素生成装置により生成された高圧の水素ガスから分離された水分に含まれる溶存水素を容易に回収して利用できる高圧水素製造装置を提供する。
【解決手段】水分を含む水素を生成し、所定の圧力で放出する水素生成装置2と、生成された水素から水分を分離して水素を回収する第1の気液分離装置3と、気液分離装置3から分離された水分を減圧して排出する減圧装置4とを備える。減圧装置4から排出される水分から溶存水素を分離して水素を回収する第2の気液分離装置5を備える。気液分離装置5で回収された水素を圧縮して、気液分離装置3で回収された水素に加える水素圧縮装置11を備える。水素圧縮装置11は、固体高分子型水素圧縮装置41である。水素生成装置2は、固体高分子型水電解装置21である。固体高分子型水電解装置21は、固体高分子型水素圧縮装置41と直列かつ一体的に接続されている。
【選択図】 図1
【解決手段】水分を含む水素を生成し、所定の圧力で放出する水素生成装置2と、生成された水素から水分を分離して水素を回収する第1の気液分離装置3と、気液分離装置3から分離された水分を減圧して排出する減圧装置4とを備える。減圧装置4から排出される水分から溶存水素を分離して水素を回収する第2の気液分離装置5を備える。気液分離装置5で回収された水素を圧縮して、気液分離装置3で回収された水素に加える水素圧縮装置11を備える。水素圧縮装置11は、固体高分子型水素圧縮装置41である。水素生成装置2は、固体高分子型水電解装置21である。固体高分子型水電解装置21は、固体高分子型水素圧縮装置41と直列かつ一体的に接続されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、高圧水素製造装置に関するものである。
従来、固体高分子電解質膜を1対の触媒層で挟持すると共に、該触媒層の上にそれぞれ電極を積層した構成を備える水電解セルを用い、該触媒層に水を供給する一方、該電極に電圧を印加することにより水を電気分解して水素を生成する水素生成装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
前記水素生成装置によれば、前記触媒層に例えばKOH等の電解質の水溶液を原料水として供給しながら、前記電極に電圧を印加することにより水の電解が行われ、陽極側に水素イオンと酸素とが生成する。前記電解により生成した水素イオンは、前記固体電解質膜を透過して陰極側に移動しで電子を受け取り、水素を生成する。この結果、陽極側には酸素を含む電解質水溶液が得られ、陰極側には水素ガスが得られる。
前記水素ガスは、前記電極に印加される電圧により強制的に陰極側に移動せしめられるので、陰極側に容易に高圧の水素ガスを得ることができる。ところが、前記水素イオンは前記固体電解質膜を透過する際に水和イオンとなっており水を伴っている。このため、陰極側に得られる前記水素ガスは、水分を含むものとなっている。
そこで、前記水素生成装置の下流に気液分離装置を備え、該気液分離装置の下流にさらに減圧装置を備えた高圧水素製造装置が知られている。前記高圧水素製造装置では、まず、前記気液分離装置により、該水素生成装置の陰極側で得られた前記水素ガスから水分を分離し、高圧の水素ガスだけを取り出す。前記高圧の水素ガスは、自動車等に搭載される燃料電池の燃料として、或いは各種工業用途に供給される。
一方、前記気液分離装置により、前記水素生成装置の陰極側で得られた前記水素ガスから分離された水分は、それ自体高圧であるので、前記減圧装置で常圧に減圧されて排出され、このとき溶存水素を放出する。前記溶存水素を放出した水分は、そのまま廃棄されるか、あるいは前記水素生成装置の原料水として再利用される。
しかしながら、前記溶存水素は、前記気液分離装置から取り出される高圧の水素の約3モル%に相当するので、該水素を回収して利用することが望まれる。
特表2003−523599号公報
特開平9−169501号公報
特開2003−82486号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、水素生成装置により生成された高圧の水素ガスから分離された水分に含まれる溶存水素を容易に回収して利用することができる高圧水素製造装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の高圧水素製造装置は、水分を含む水素を生成し、所定の圧力で放出する水素生成装置と、該水素生成装置で生成された水素から水分を分離して水素を回収する第1の気液分離装置と、該気液分離装置から分離された水分を減圧して排出する減圧装置とを備える高圧水素製造装置において、該減圧装置から排出される水分から溶存水素を分離して水素を回収する第2の気液分離装置を備えることを特徴とする。
本発明の高圧水素製造装置では、前記水素生成装置で生成された所定の圧力の水素は、前記第1の気液分離装置で水分と分離されて回収される。前記第1の気液分離装置で分離された水分は、それ自体前記所定の圧力となっているので、前記減圧装置で減圧して排出される。前記減圧の結果、前記水分に溶解している溶存水素は、該水分から放出される。
このとき、本発明の高圧水素製造装置によれば、前記第2の気液分離装置を備えているので、前記減圧装置から排出された水分を該第2の気液分離装置に供給して気液分離することにより、該水分から放出される前記溶存水素を回収することができる。
前述のようにして回収された水素は、高圧水素製造装置の効率を高めるためには、前記第1の気液分離装置で回収された水素に加えることが望まれる。しかし、前記第2の気液分離装置で回収された水素は、前記第1の気液分離装置で回収された水素よりも低圧であるので、そのままでは該第1の気液分離装置で回収された水素に加えることができない。
そこで、本発明の高圧水素製造装置は、前記第2の気液分離装置で回収された水素を圧縮して、前記第1の気液分離装置で回収された水素に加える水素圧縮装置を備えることを特徴とする。本発明の高圧水素製造装置によれば、前記第2の気液分離装置で回収された水素を前記水素圧縮装置で圧縮して圧を高めることにより、前記第1の気液分離装置で回収された水素に加えることができ、装置の効率を高くすることができる。
前記水素圧縮装置としては、機械式の圧縮機を用いることも考えられるが、該圧縮機は一般に大型であり、水素の流量が小さいと効率が低く、コスト増が避けられない。そこで、本発明の高圧水素製造装置において、前記水素圧縮装置は、固体高分子電解質膜を1対の触媒層で挟持すると共に、該触媒層の上にそれぞれ電極を積層した構成を備える固体高分子型水素圧縮装置であることが好ましい。前記固体高分子型水素圧縮装置は、該電極に電圧を印加することにより陽極側の触媒層に供給した水素を該触媒層でイオン化し、生成した水素イオンを両電極間の電位差により陰極側に強制的に移動せしめ、陰極側の触媒層で電子を与えて再び水素を生成させるというものである(例えば特許文献2,3参照)。前記固体高分子型水素圧縮装置によれば、小型化が容易であり、水素の流量が小さい場合にも効率よく水素の圧縮を行うことができる。
また、本発明の高圧水素製造装置において、前記水素生成装置は、固体高分子型水電解装置であることを特徴とする。前記固体高分子型水電解装置は、固体高分子電解質膜を1対の触媒層で挟持すると共に、該触媒層の上にそれぞれ電極を積層した構成を備えており、前記高分子型水素圧縮装置と共通の構成を備えている。従って、前記水素生成装置として固体高分子型水電解装置を用いることにより、該固体高分子型水電解装置を、前記高分子型水素圧縮装置と直列かつ一体的に接続することができ、高圧水素製造装置全体の構成を簡単なものにすることができる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本発明の第1の実施形態の高圧水素製造装置の構成を示すシステム構成図、図2は図1の水素生成装置の構成を示す説明的断面図、図3は図1の水素圧縮装置の構成を示す説明的断面図である。また、図4は本発明の第2の実施形態の高圧水素製造装置の構成を示すシステム構成図、図5は図4の水素生成装置及び水素圧縮装置の構成を示す説明的断面図である。
次に、図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の高圧水素製造装置1は、水素生成装置2と、水素生成装置2で生成された水素から水分を分離して水素を回収する第1気液分離装置3と、気液分離装置3から分離された水分を減圧して排出する減圧装置4と、減圧装置4から排出される水分から溶存水素を分離して水素を回収する第2気液分離装置5とを備えている。水素生成装置2と気液分離装置3とは第1導管6で接続されており、気液分離装置3は分離された水素を回収する第2導管7と、分離された水分を排出する第3導管8とを備えている。第3導管8は、減圧装置4を経由して気液分離装置5に接続されている。
気液分離装置5は、分離された水素を回収する第4導管9と、分離された水分を排出する第5導管10とを備えている。本実施形態では、第4導管9は気液分離装置3に接続されており、第4導管9の途中に水素圧縮装置11が介装されている。
水素生成装置2としては、図2(a)に示す固体高分子型水電解装置21を用いることができる。固体高分子型水電解装置21は、固体電解質膜22を一対の触媒層23,24で挟持し、触媒層23,24の上にセパレータ25,26を積層し、さらにセパレータ25の上に陽極27、セパレータ26の上に陰極28を積層した構成を備えている。陽極27、陰極28は、図示しない電源装置に接続されている。
セパレータ25には気液通路29が形成されており、気液通路29は下部で給水管30に連通し、上部では排水管31に連通している。また、セパレータ26にはガス通路32が形成されており、ガス通路32は上部で第1導管6に連通している。
固体高分子型水電解装置21では、給水管30からセパレータ25の気液通路29に例えばKOH等の電解質の水溶液を原料水として供給しながら、陽極27、陰極28に電圧を印加することにより、水の電解が行われ、気液通路29に水素イオンと酸素とが生成する。前記電解により生成した水素イオンは、陽極27、陰極28間の電位差により固体電解質膜22を透過して陰極28側に強制的に移動せしめられ、陰極28側で電子を受け取って水素を生成する。この結果、気液通路29には酸素を含む電解質水溶液が得られ、ガス通路32には高圧の水素ガスが得られる。前記酸素を含む電解質水溶液は排水管31から排出され、前記高圧の水素ガスはガス通路32から第1導管5に所定の圧力P1(例えば400気圧)で放出される。
固体高分子型水電解装置21は、図2(b)に示すように、固体電解質膜22、触媒層23,24、セパレータ25,26を1つのセル33として複数のセル33を積層するようにしてもよい。この場合、隣接するセル33の間では、一方のセル33の陰極側のセパレータ26に、他方のセル33の陽極側のセパレータ25を接続することにより、両セル33間の陽極27、陰極28を省略できるので、積層された複数のセル33の両端に陽極27、陰極28を配設すればよい。また、この場合、両セル33間のセパレータ25,26を一体化して、陽極27に近い側にガス通路32、陰極28に近い側に気液通路29を備えるセパレータ34としてもよい。
図2(b)に示す固体高分子型水電解装置21では、給水管30、排水管31は、各セパレータ25,34の気液通路29に並列に接続され、第1導管6は、各セパレータ26,34のガス通路32に並列に接続される。
次に、水素圧縮装置11としては、図3に示す固体高分子型水素圧縮装置41を用いることができる。固体高分子型水素圧縮装置41は、セパレータ25,26にガス通路42,43が形成されており、ガス通路42の下部が第2の気液分離装置5側の第4導管9aに連通し、ガス通路43の上部が第1の気液分離装置5側の第4導管9bに連通していることを除いて、図2(a)に示す固体高分子型水電解装置21と全く同一の構成を備えている。
固体高分子型水素圧縮装置41では、第4導管9aから陽極27側のガス通路42に低圧、例えば常圧の水素を供給しながら陽極27、陰極28に電圧を印加すると、水素が電子を失って水素イオンを生成する。この水素イオンは、陽極27、陰極28間の電位差により、強制的に固体電解質膜22を透過して陰極28側に移動せしめられる。そして、前記水素イオンが陰極28側で電子を受け取って水素を生成することにより、陰極側のガス通路43に、より圧力の高められた水素ガスが得られる。前記圧力の高められた水素ガスは、ガス通路43から第4導管9bに放出される。
次に、本実施形態の高圧水素製造装置1の作動について説明する。
本実施形態の高圧水素製造装置1では、図示しない電源装置が作動することにより、水素生成装置2(固体高分子型水電解装置21)で水素の生成が開始され、生成された水素は所定の圧力P1(例えば400気圧)で第1導管6に放出される。前記のようにして生成された水素は、1モル当たり約5.8モルの水分を含んでいる。
そこで、次に前記圧力P1の水素を第1導管6を介して第1気液分離装置3に供給する。第1気液分離装置3は、前記水素から水分を分離し、高圧の水素だけを第2導管7から放出する。一方、第1気液分離装置3で前記水素から分離された前記水分は、それ自体高圧であるので、第3導管8を介して減圧装置4に供給されて常圧に減圧される。
前記水分は、減圧装置4により常圧に減圧されると、高圧下で溶存していた水素が気化して放出されるが、本実施形態では該水分を第3導管8を介して第2気液分離装置5に供給し、該水分から放出される水素を回収する。前記水分に溶存している水素は、水素生成装置2生成された水素の圧力P1が400気圧である場合、第1気液分離装置3で分離回収される水素の約3モル%に相当する。
第2気液分離装置5で回収された常圧の水素は、そのまま各種工業用途に用いることもできるが、本実施形態では第4導管9aを介して水素圧縮装置11(固体高分子型水素圧縮装置41)に供給される。前記常圧の水素は、水素圧縮装置11で水素生成装置2から第1導管6に放出される水素の圧力P1と同程度まで圧が高められた後、第4導管9bを介して第1気液分離装置3に送られ、水素生成装置2生成された水素と共に、第2導管7から回収される。
また、第2気液分離装置5で分離された常圧の水分は、第5導管10から排出される。前記常圧の水分は、そのまま廃棄してもよく、水素生成装置2の原料水として再利用してもよい。
尚、本実施形態では、水素圧縮装置11として固体高分子型水素圧縮装置41を用いているが、固体高分子型水素圧縮装置41に代えてコンプレッサー等の機械式の圧縮装置を用いるようにしてもよい。但し、前記機械式の圧縮装置を用いるときに、第4導管9aから供給される常圧の水素の流量が小さいと効率が低く、コスト増を招くことがある。
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態の高圧水素製造装置1は、水素生成装置2(固体高分子型水電解装置21)の下流側に水素圧縮装置11(固体高分子型水素圧縮装置41)が直列に接続されて一体化されており、水素圧縮装置11が第1導管6を介して第1気液分離装置3に接続されていることを除いて、図1に示す高圧水素製造装置1と全く同一の構成を備えている。
本実施形態では、固体高分子型水電解装置21と、固体高分子型水素圧縮装置41とは、具体的には図5に示す構造を備えている。固体高分子型水電解装置21は、図2(b)に示すように複数のセル33を備えており、最も下流(陰極側)のセル33に固体高分子型水素圧縮装置41が接続されている。尚、図5では、触媒層23,24は省略して示している。
図5に示す装置では、固体高分子型水電解装置21の最も下流のセル33と、固体高分子型水素圧縮装置41とが共通のセパレータ35を介して接続されており、固体高分子型水電解装置21の最も上流のセル33のセパレータ25に陽極27が積層され、固体高分子型水素圧縮装置41のセパレータ26に陰極28が積層されている。また、セパレータ35は、陽極27に近い側にガス通路32、陰極28に近い側にガス通路42を備えている。固体高分子型水素圧縮装置41のガス通路42は下部で第4導管9に連通し、ガス通路43は上部で第1導管6に連通している。
図5に示す装置では、固体高分子型水電解装置21の部分では、前述のように給水管30から供給される原料水を電解することにより、ガス通路32に水分を含む高圧の水素が生成し、該高圧の水素が第1導管6に放出される。また、固体高分子型水素圧縮装置41の部分では、第4導管9からガス通路42に導入された常圧の水素がイオン化し、陽極27、陰極28間の電位差により固体電解質膜22を透過して陰極28側に強制的に移動せしめられることにより、ガス通路43に高圧の水素が生成する。そして、ガス通路43に生成した高圧の水素は第1導管6に放出され、固体高分子型水電解装置21の部分から放出される高圧の水素に合流して、共に第1気液分離装置3に供給される。
図4の高圧水素製造装置1は、上述の図5の作動以外は、図1の高圧水素製造装置1と全く同一に作動することができる。
1…高圧水素製造装置、 2…水素生成装置、 3…第1の気液分離装置、 4…減圧装置、 5…第2の気液分離装置、 11…水素圧縮装置、 21…固体高分子型水電解装置、 41…固体高分子型水素圧縮装置。
Claims (5)
- 水分を含む水素を生成し、所定の圧力で放出する水素生成装置と、該水素生成装置で生成された水素から水分を分離して水素を回収する第1の気液分離装置と、該気液分離装置から分離された水分を減圧して排出する減圧装置とを備える高圧水素製造装置において、
該減圧装置から排出される水分から溶存水素を分離して水素を回収する第2の気液分離装置を備えることを特徴とする高圧水素製造装置。 - 前記第2の気液分離装置で回収された水素を圧縮して、前記第1の気液分離装置で回収された水素に加える水素圧縮装置を備えることを特徴とする請求項1記載の高圧水素製造装置。
- 前記水素圧縮装置は、固体高分子型水素圧縮装置であることを特徴とする請求項2記載の高圧水素製造装置。
- 前記水素生成装置は、固体高分子型水電解装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の高圧水素製造装置。
- 前記固体高分子型水電解装置は、前記固体高分子型水素圧縮装置と直列かつ一体的に接続されていることを特徴とする請求項4記載の高圧水素製造装置。
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