JP2005175783A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録が中止するまでの時間を分かり易く表示する。
【解決手段】 情報データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報データを記憶する揮発性メモリと、前記揮発性メモリに記憶されたデータを着脱可能もしくは内蔵の不揮発性メモリに転送して保存記録するデータ記録手段と、前記データ取得手段のデータ取得速度を検出する取得速度検出手段と、前記不揮発性メモリのデータ記録速度を検出する記録速度検出手段と、前記揮発性メモリの残空き容量を検出する空き容量検出手段と、前記データ取得手段のデータ取得速度、前記不揮発性メモリのデータ記録速度及び、前記揮発性メモリの残空き容量から前記揮発性メモリに対して前記情報データを記憶可能な時間を求める記録時間検出手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画データや音声データを記録する記録装置に関する。
従来、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、動画や音声を記録する電子カメラ等のデータ記録装置が知られており、例えば特許文献1に記載されている。これら電子カメラでは、撮影手段により得られた動画データや録音手段により得られた音声データを揮発性メモリ(書き込みバッファ)に置き、そのデータを記録媒体に転送する。
ここで、記録媒体のデータ記録速度が動画データや音声データのデータレートよりも遅い場合、データ記録が進み書き込みバッファの残容量が足りなるとデータを一時的に退避する事が出来なくなるのでデータ記録を中止する。
特開2003−134442
このようなデータ記録装置において、書き込みバッファの残容量を使用者に示すだけでは実際にデータ記録が中止するまでの時間が分かりづらい。
本発明は、取得した情報データを記録媒体に記録する装置であって、前記情報データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報データを記憶する揮発性メモリと、前記揮発性メモリに記憶されたデータを着脱可能もしくは内蔵の不揮発性メモリに転送して保存記録するデータ記録手段と、前記データ取得手段のデータ取得速度を検出する取得速度検出手段と、前記不揮発性メモリのデータ記録速度を検出する記録速度検出手段と、前記揮発性メモリの残空き容量を検出する空き容量検出手段と、前記データ取得手段のデータ取得速度、前記不揮発性メモリのデータ記録速度及び、前記揮発性メモリの残空き容量から前記揮発性メモリに対して前記情報データを記憶可能な時間を求める記録時間検出手段とを備える。
使用者に記録が中止するまでの時間を分かり易く表示可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例の構成を示す図である。
図1において、100は画像処理装置である。図1において、10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、27はD/A変換器26の出力を外部モニタに出力するコネクタである。外部主力コネクタ27にコネクタが挿されている場合は外部出力接続検知手段108によりシステム制御回路50は外部出力状態を知る事が出来る。28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。さらに、画像表示部28は、回転可能なヒンジ部によって画像処理装置100本体と結合されており、自由な向き、角度を設定して電子ファインダー機能や再生表示機能、各種表示機能を使用することが可能である。また、画像表示部28の表示部分を画像処理装置100に向けて格納することが可能であり、この場合は画像表示部開閉検知手段106により、格納状態を検知して画像表示部28の表示動作を停止することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。メモリ30は、記録媒体200や210の書き込みバッファとしても使われる。32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。50は画像処理装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。58は記録媒体200や210のデータ記録速度や、取得するデータのデータレートを測定するために使われるタイマである。60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード(パノラマ撮影モード、動画撮影モード含む)、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。また動画撮影の場合は動画撮影の開始・停止を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。
この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。なお、本実施例では特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
なお、本実施例では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インターフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、画像処理装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
106は画像表示部開閉検知手段であり、画像表示部28が、画像表示部28の表示部分を画像処理装置100に向けて格納した格納状態にあるかどうかを検知することが出来る。
ここで、格納状態にあると検知したならば画像表示部28の表示動作を停止して不要な電力消費を禁止することが可能である。
108は外部出力コネクタ接続検知手段であり、外部出力コネクタ27に外部モニタが接続されているかどうかを検知することが出来る。ここで、接続状態にあると検知したならば画像表示部28の代わりに外部モニタを表示装置として用いることが可能である。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。112は通信手段110により画像処理装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。114はマイクで、音声データ取得手段である。116はマイク114で得られた音声データをシステム制御50で取得するためにA/D変換するA/D変換機である。118はスピーカーで、音声データ再生手段である。120はシステム制御50から出力されるデジタル音声データをスピーカー118で再生するためにD/A変換するD/A変換機である。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのインターフェース204、画像処理装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。また、この記録媒体200がPCMCIA規格のPC−CardやCompactFlash等の場合は、性能が記されている情報記憶回路を内蔵している事もある。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理装置100とのインターフェース214、画像処理装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。また、この記録媒体210がPCMCIA規格のPC−CardやCompactFlash等の場合は、性能が記されている情報記憶回路を内蔵している事もある。
図2乃至図11を参照して、第1の実施例の動作を説明する。
図2及び図3は本実施例の画像処理装置100の主ルーチンのフローチャートを示す。
図2及び図3を用いて、画像処理装置100の動作を説明する。
電池交換やモードダイアル操作等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し(S101)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(S102)。そして、記録媒体200/210のデータ記録速度を取得する(S103)。S103のデータ記録速度取得は、このように電源投入後すぐに行っても良いし、記録媒体の認識後に行っても良いし、また後(S114〜S116)に述べるように、該データ記録装置の負荷が軽い時に行っても良い。このデータ記録速度取得処理S03の詳細は図8を用いて後述する。
システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判断(S111)し、モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モード、記録媒体のデータ記録速度、動作モード毎の取得データレート等を不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後、シャットダウンする(S112)。
モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば(S111)、S114に進む。
モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば(S111)、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S113)、処理を終えたならばS111に戻る。
システム制御回路50は、記録媒体200/210のデータ記録速度を取得(S114)し、動画モードの場合は動画データのデータレートを、録音モードの場合は音声データのデータレートを取得(S115)し、動画モードまたは音声データの場合は、記録可能時間を表示する(S116)。記録媒体のデータ記録速度の測定は、初期化の時に行っていればやる必要は無いし、またS114〜S116で行ったようにデータ記録装置の負荷が軽い時に行う場合も、一回求めれば後は何度も求める必要は無い。
このデータ記録速度取得処理S410の詳細は図8を用いて、動画データレート取得処理S411の詳細は図9を用いて、記録可能時間表示処理S412の詳細は図10を用いて後述する。
システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S121)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S123)、S111に戻る。
電源86に問題が無いならば(S121)、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が画像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(S122)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S123)、S111に戻る。
記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(S122)、表示部54を用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う(S131)。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
システム制御回路50は、クイックレビューON/OFFスイッチ68の設定状態を調べ(S132)、クイックレビューONに設定されていたならばクイックレビューフラグを設定し、(S133)、クイックレビューOFFに設定されていたならばクイックレビューフラグを解除する(S134)。
なお、クイックレビューフラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
続いて、システム制御回路50は、画像表示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S135)、画像表示ONに設定されていたならば、画像表示フラグを設定すると共に(S136)、画像表示部28の画像表示をON状態に設定し(S137)、さらに撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(S138)、S151に進む。
スルー表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実現している。
画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示OFFに設定されていたならば(S135)、画像表示フラグを解除すると共に(S139)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S140)、S151に進む。
画像表示OFFの場合は、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用せず、光学ファインダー104を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
なお、画像表示フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
シャッタースイッチSW1が押されていないならば(S151)、S111に戻る。
シャッタースイッチSW1が押されたならば(S151)、撮影可能条件が満たされているかチェックし(S152)、条件が満たされていなければS111に戻り、満たされていたらS153に進む。
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S153)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して(S154)、S155に進む。
フリーズ表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、フリーズした映像を電子ファインダーに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(S153)、S155に進む。
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(S155)。測光処理に於いて、必要であればフラッシュの設定も行う。
この測距・測光処理S155の詳細は図4を用いて後述する。
測距・測光処理S155を終えたならば、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S156)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S157)、S158に進む。なお、S157でのスルー表示状態は、S138でのスルー状態と同じ動作状態である。
シャッタースイッチSW2が押されずに(S158)、さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば(S159)、S111に戻る。
シャッタースイッチSW2が押されたならば(S158)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S160)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(S161)、S162に進む。
固定色表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(S160)、S162に進む。
システム制御回路50は、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行し、記録媒体200或いは210に記録する(S162)。
この撮影&記録処理S162の詳細は撮影モード毎に図5,6を用いて後述する。
撮影&記録処理S162が終了した際に、シャッタースイッチSW2が押された状態であったならば(S163)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判断し(S164)、連写フラグが設定されていたならば、連続して撮影を行うためにS162に戻り、次の撮影を行う。
連写フラグが設定されていないならば(S164)、シャッタースイッチSW2が放されるまで(S163)、現在の処理を繰り返す。
撮影&記録処理S162が終了した際にシャッタースイッチSW2が放された状態であった、或いは、シャッタースイッチSW2を押し続けてクイックレビュー表示を継続して撮影画像の確認を行った後にシャッタースイッチSW2を放した状態であったならば(S163)、所定のミニマムレビュー時間が経過した後にS166に進む(S165)。
システム制御回路50は、画像表示フラグが設定されていたならば(S166)、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S167)、S169に進む。
この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、次の撮影のために撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態にすることが出来る。
画像表示フラグが解除されていたならば(S166)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S168)、S169に進む。
この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、省電力のために画像表示部28の機能を停止して、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
シャッタースイッチSW1が押された状態であったならば(S169)、システム制御回路50は、S158に戻って次の撮影に備える。
シャッタースイッチSW1が放された状態であったならば(S169)、システム制御回路50は、一連の撮影動作を終えてS111に戻る。
図4は、図3のS155における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行っている。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S202)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(S203)。
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S204)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S205)。
露出(AE)が適正と判断したならば(S202)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S207)。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S206)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(S208)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(S209)。
測距(AF)が合焦と判断したならば(S208)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンS122を終了する。
図5は、通常撮影モードでの図3のS162における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50はモードダイアル60を調べ、通常撮影モードの場合はS301へ行く(S162)。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する(S301、S302)。
フラッシュフラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(S303)、必要な場合はフラッシュを発光させる(S304)。
システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(S305)、シャッター12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S311)。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S312)、画像表示フラグが設定されていたならばクイックレビュー表示を行う(S315)。この場合は、撮影中も画像表示部28が電子ファインダーとして常に表示された状態であり、撮影直後のクイックレビュー表示も行われる。
画像表示フラグが解除されていたならば(S312)、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるクイックレビューフラグの状態を判断し(S313)、クイックレビューフラグが設定されていたならば、画像表示部28の画像表示をON状態に設定し(S314)、クイックレビュー表示を行う(S315)。
画像表示フラグが解除され(S312)、クイックレビューフラグも解除されていたならば(S313)、画像表示部28がOFFの状態のままS316に進む。この場合は、撮影を行った後でも画像表示部28は消えたままであり、クイックレビュー表示も行われない。これは、光学ファインダー104を用いて撮影を続ける場合のように、撮影直後の撮影画像の確認が不要で、画像表示部28の電子ファインダー機能を使用せずに省電力を重視する使用方法である。
システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理(S316)を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理(S317)を行った後、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(S318)。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される音声付帯設定の状態を判断し(S319)、撮影した画像に音声を付帯する設定がされていたならば録音処理を行い(S320)、撮影した画像データと録音した音声データを関連付ける(S321)。この処理により、取得画像と録音データが関連付けられる。この録音処理S320の詳細は図7を用いて後述する。
図6は、動画撮影モードでの図3のS162における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50はモードダイアル60を調べ、動画撮影モードの場合はS401へ行く(S162)。
ユーザーがシャッタースイッチ64によって動画撮影の終了を指示した場合は動画撮影終了処理を行うためにS413へ行く(S401)。ユーザーが動画撮影の終了を指示しなかった場合はS402へ行く(S401)。
マイク114、A/D変換機116を介して得られた音声データを逐次メモリ30に書き込む一連の音声データ録音動作によって得られた音声データが規定量に達したとシステム制御回路50が判断した場合は(S402)、所定の動画フォーマットに沿うように整形し、メモリ30に用意された動画ファイル用書き込みバッファに整形された音声データを書き込む(S403)。
撮像素子14、A/D変換機16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して得られた画像データを圧縮伸長回路32で逐次データ圧縮し、メモリ30に書き込む一連の動画像データ撮影動作によって得られた画像データが1枚でも存在するとシステム制御回路50が判断した場合は(S404)、所定の動画フォーマットに沿うように画像データを整形し、メモリ30に用意された動画ファイル用書き込みバッファに整形された画像データを書き込む(S405)。
システム制御回路50は、所定の転送単位分の動画データがメモリ30に用意されている書き込みバッファに取得されている場合(S406)、その所定量に達した取得データを記録媒体に転送する(S407)。
システム制御回路50は、メモリ30に用意されている書き込みバッファの空き容量及び記録中の記録媒体200または210の空き容量を調べ(S408)、どちらかが規定量に足りない場合はバッファに残っている動画データを全て記録中の記録媒体200または210に転送し(S409)、終了処理S413に行く。
書き込みバッファの空き容量及び記録媒体の空き容量の両方が規定量以上ある場合は(S408)、データ記録速度を取得し(S410)、動画データレートを取得し(S411)、取得したデータ記録速度及び動画データレートより記録可能時間を表示する(S412)。
このデータ記録速度取得処理S410の詳細は図8を用いて、動画データレート取得処理S411の詳細は図9を用いて、記録可能時間表示処理S412の詳細は図10を用いて後述する。
S412の処理が終わったら、S401に戻る。
終了処理S413では、システム制御回路50は、撮影終了後でなければ更新できない値(総撮影時間、総フレーム数、index領域等)を画像ファイルに書き込み、動画ファイルを整形する。
動画ファイルの整形(S413)後、戻る。
図7は、音声録音モードでの図3のS162における録音処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50はモードダイアル60を調べ、音声録音モードの場合はS501へ行く(S162)。
ユーザーがシャッタースイッチ64によって音声録音の終了を指示した場合は音声録音終了処理を行うためにS511へ行く(S501)。ユーザーが動画撮影の終了を指示しなかった場合はS502へ行く(S501)。
マイク114、A/D変換機116を介してえられた音声データを逐次メモリ30に書き込む一連の音声データ録音動作によって得られた音声データが規定量に達したとシステム制御回路50が判断した場合は(S502)、所定の音声フォーマットに沿うように整形し、メモリ30に用意された音声ファイル用書き込みバッファに整形された音声データを書き込む(S503)。
システム制御回路50は、所定の転送単位分の音声データがメモリ30に用意されている書き込みバッファに取得されている場合(S504)、その所定量に達した取得データを記録媒体に転送する(S505)。
システム制御回路50は、メモリ30に用意されている書き込みバッファの空き容量及び記録中の記録媒体200または210の空き容量を調べ(S506)、どちらかが規定量に足りない場合はバッファに残っている音声データを全て記録中の記録媒体200または210に転送し(S507)、終了処理S511に行く。
書き込みバッファの空き容量及び記録媒体の空き容量の両方が規定量以上ある場合は(S506)、データ記録速度を取得し(S508)、音声データレートを取得し(S509)、取得したデータ記録速度及び音声データレートより記録可能時間を表示する(S510)。
このデータ記録速度取得処理S508の詳細は図8を用いて、音声データレート取得処理S509の詳細は図9を用いて、記録可能時間表示処理S510の詳細は図10を用いて後述する。
S510の処理が終わったら、S501に戻る。
終了処理S511では、システム制御回路50は、撮影終了後でなければ更新できない値(総録音時間等)を音声ファイルに書き込み、整形する。音声ファイルの整形(S511)後、戻る。
図8は、図2のS103及びS114、図6のS410、図7のS508におけるデータ記録速度取得処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50はインターフェース90及び94を調査する事で記録媒体200及び210が取り替えられているかを検知し(S601)、メディアが取り替えられていないならば直前に取得したデータ記録速度情報を得(S602)、その後S605へ行く。メディアが取り替えられていたならば(S601)、S603へ行く。
システム制御回路50は記録媒体200または210のメディア内情報記録回路を調べ(S603)、以前に調査した事のあるメディアであったならば以前調査し取得したデータ記録速度情報を得(S604)、S605へ行く。過去に調査した事のないメディアであっても(S603)、S605へ行く。
システム制御回路50は記録媒体200または210のメディア内情報記録回路を調べ、性能記述部分からデータ記録速度情報を得る(S605)。その後、S606へ行く。
システム制御回路50は、現在記録媒体200または210にデータを記録中であるかどうかを調べ(S606)、現在記録中であったならばタイマ58で単位時間を測り、その単位時間内での記録データ量でデータ記録速度を測定し(S607)、S613へ行く。
S607で、“タイマ58で単位時間を測り、その単位時間内での記録データ量でデータ記録速度を測定する”としたが、“所定データ量を記録する時間をタイマ58で測り、その記録時間でデータ記録速度を測定する”としても良い。
現在記録媒体にデータ記録中でなかったならば(S606)、S608へ行く。
システム制御回路50は、現在インターフェース90または94に接続されている記録媒体200または210のデータ記録速度を実測した事があれば(S608)、以前調査したデータ記録速度情報を得(S609)、S613へ行く。
データ記録速度をまだ実測した事が無ければ(S608)、所定量の基準データを記録媒体に書き込む時間をタイマ58で測定するベンチマークテストを行ってデータ記録速度を得(S610)、S613へ行く。
システム制御回路50は、取得したデータ記録速度のうちもっとも遅いものを調査した記録媒体のデータ記録速度とする(S613)。
図9は、図2のS115、図6のS411、図7のS509における取得データレート検出処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50はモードダイアル60及び不揮発性メモリ56を調べ、現動作モードでのデータレートの規定値が用意されているかどうか調べ(S701)、規定値が用意されている場合はその値を現動作モードでのデータレートとして得(S702)、S703へ行く。規定値が用意されていない場合(S701)は直前に調べたデータレートを現動作モードでのデータレートとして得(S703)、S704へ行く。
システム制御回路50は、現在メモリ30に用意された書き込みバッファにデータを取得中であるかどうかを調べ(S704)、取得中ならばタイマ58で単位時間を測り、その単位時間内での取得データ量で取得データレートを測定し(S705)、S706へ行く。
S705で、“タイマ58で単位時間を測り、その単位時間内での取得データ量で取得データレートを測定する”としたが、“所定データ量を取得する時間をタイマ58で測り、その取得時間で取得データレートを測定する”としても良い。
現在書き込みバッファにデータ取得中でなかったならば(S704)、S706へ行く。
システム制御回路50は、検出した取得データレートのうちもっとも速いものを取得データレートとする(S706)。
図10は、図2のS116、図6のS413、図7のS510における記録可能時間表示処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は記録媒体200または210の空き容量と図9の方法にて取得したデータレートから、以下の計算により記録可能時間#1を得(S801)、S802へ行く。
記録可能時間#1=記録媒体空き容量/データレート
システム制御回路50は図8の方法にて取得したデータ記録速度と図9の方法にて取得したデータレートを比べ(S802)、データレートの方が大きければS803へ、そうでなければ記録可能時間#2=∞として(S804)、S805へ行く。
システム制御回路50は図8の方法にて取得したデータ記録速度、図9の方法にて取得したデータレート、メモリ30の書き込みバッファの空き容量から、以下の計算により記録可能時間#2を得(S803)、S805へ行く。
記録可能時間#2=書き込みバッファ空き容量/(データレート−記録速度)
システム制御回路は、計算された記録可能時間#1と#2を比べ(S805)、記録可能時間#1が小さければ記録可能時間#1を画像表示部28または液晶表示部54に表示し(S806)、そうでなければ記録可能時間#2を画像表示部28または液晶表示部54に表示する(S807)。S806またはS807の処理の後、戻る。
図11は、図10のS806及びS807にて記録可能時間を画像表示部28または液晶表示部54に表示している画面の例である。
以上、図1を用いて本発明の実施例の説明を行った。
なお、実施例の説明に於いては取得されるデータは動画と音声であるとしたが、連続的に取得されるデータであれば種類は問わない。
また、記録媒体200または210が不揮発性メモリ内に性能情報記憶回路を持つ事としたが、持っていなくても別の手段にて記録速度を取得しているので問題ない。
また、記録速度検出手段にて複数の方法からデータ記録速度を得ているが、いくつかの検出手段を採用しなくても構わない。また、起動時に必ずデータ記録速度を検出しなければならない事はなく、データ記録装置の負荷が軽い時に行っても良いし、データ記録中にそのデータ記録速度を求める事で行っても構わない。
また、取得データレート検出手段にて複数の方法から取得データレートを得ているが、いくつかの検出手段を採用しなくても構わない。
また、記録可能時間を記録前、記録中ともに表示しているが、どちらかだけでも構わない。更に実施例においては記録可能時間を電子ファインダーと重ねて表示したが、記録可能時間のみを表示しても構わない。
なお、記録媒体200及び210は、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
また、記録媒体200及び210がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
そして、実施例の説明に於いては、記録媒体200及び210は画像処理装置100と分離していて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或いは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定したままとなっていても勿論問題無い。
また、画像処理装置100に記録媒体200或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。
本発明の一実施例の構成ブロック図である。 本実施例の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例の測距・測光ルーチンのフローチャートである。 本実施例の通常撮影ルーチンのフローチャートである。 本実施例の動画撮影ルーチンのフローチャートである。 本実施例の音声録音ルーチンのフローチャートである。 本実施例のデータ記録速度検出ルーチンのフローチャートである。 本実施例の取得データレート検出ルーチンのフローチャートである。 本実施例の記録可能時間表示ルーチンのフローチャートである。 本実施例の記録可能時間の表示例である。

Claims (20)

  1. 情報データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報データを記憶する揮発性メモリと、
    前記揮発性メモリに記憶されたデータを着脱可能もしくは内蔵の不揮発性メモリに転送して保存記録するデータ記録手段と、
    前記データ取得手段のデータ取得速度を検出する取得速度検出手段と、
    前記不揮発性メモリのデータ記録速度を検出する記録速度検出手段と、
    前記揮発性メモリの残空き容量を検出する空き容量検出手段と、
    前記データ取得手段のデータ取得速度、前記不揮発性メモリのデータ記録速度及び、前記揮発性メモリの残空き容量から前記揮発性メモリに対して前記情報データを記憶可能な時間を求める記録時間検出手段とを備える記録装置。
  2. 前記情報データは音声データを含むことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記取得速度検出手段は、前記情報データに規定されたデータ取得速度を前記データ取得速度とすることを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
  4. 前記取得速度検出手段は、前記記録装置が前記データ取得手段から取得するデータ量と取得時間とからデータ取得速度を検出することを特徴とする請求項1から3記載の記録装置。
  5. 情報データを記録媒体に記録する装置であって、
    撮像手段と、
    録音手段と、
    前記撮像手段にて撮像した動画像データと前記録音手段にて録音した音声データとを記憶する揮発性メモリと、
    前記揮発性メモリに記憶されたデータを着脱可能もしくは内蔵の不揮発性メモリに転送して保存記録するデータ記録手段と、
    前記撮像手段により得られた動画像のデータレートと前記録音手段により得られた音声データのデータレートの合計のデータレートを検出するデータレート検出手段と、
    前記不揮発性メモリのデータ記録速度を検出する記録速度検出手段と、
    前記揮発性メモリの残空き容量を検出する空き容量検出手段と、
    前記データレート検出手段により検出されたデータレートと、前記不揮発性メモリのデータ記録速度及び、前記揮発性メモリの残空き容量とに基づいて前記揮発性メモリに対して前記動画データと音声データとを記憶可能な時間を検出する記録時間検出手段とを備える記録装置。
  6. 前記空き容量検出手段は前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに書き込まれたデータのデータ量を考慮して前記残空き容量を検出することを特徴とする請求項1から5記載の記録装置。
  7. 前記記録時間検出手段により検出された記憶可能時間を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1から6記載の記録装置。
  8. 前記記録速度検出手段は、前記不揮発性メモリ内の性能情報記憶回路に記録されている性能情報に基づいて前記データ記録速度に関する情報を得ることを特徴とする請求項1から7記載の記録装置。
  9. 前記記録速度検出手段は、所定量の基準データを前記不揮発性メモリに書き込む回路と、前記基準データを書き込む時間を測定するタイマ回路とを有し、前記基準データ量と前記タイマ回路で測定された時間に基づいて前記記録速度を検出することを特徴とする請求項1から8記載の記録装置。
  10. 前記記録速度検出手段は、前記不揮発性メモリへの転送データ量と転送時間とに基づいて記録速度を検出することを特徴とする請求項1から9記載の記録装置。
  11. 前記記録速度検出手段は、所定量の基準データを前記不揮発性メモリに書き込む時間に基づいて検出した第一の記録速度と、前記不揮発性メモリへの転送データ量と転送時間とに基づいて検出した第二の記録速度のうちの小さい値を記録速度とすることを特徴とする、請求項1から8記載の記録装置。
  12. 前記記録速度検出手段は前記記録装置の起動時に前記記録速度の検出処理を実行することを特徴とする請求項1から11記載の記録装置。
  13. 前記記録速度検出手段は前記不揮発性メモリの認識時に前記記録速度の検出処理を実行することを特徴とする請求項1から12記載の記録装置。
  14. 前記記録速度検出手段は前記記録装置の負荷が軽い時に前記記録速度の検出処理を実行することを特徴とする請求項1から13記載の記録装置。
  15. 前記記録速度検出手段は、前記検出した記録速度を記憶する回路を持ち、前記記録装置の起動時に前記記憶していた記録速度を前記不揮発性メモリのデータ記録速度とすることを特徴とする請求項1から14記載の記録装置。
  16. 前記記録速度検出手段は、前記検出したデータ記録速度を前記不揮発性メモリと対で記憶する回路を持ち、前記不揮発性メモリの認識時にデータ記録速度検出済みの不揮発性メモリならば前記記憶していた記録速度を前記不揮発性メモリのデータ記録速度とすることを特徴とする請求項1から15記載の記録装置。
  17. 前記データレート検出手段は、撮影モードによって規定されたデータレートを前記データレートとすることを特徴とする請求項5から16のいずれかに記載の記録装置。
  18. 前記データレート検出手段は、単位時間当たりに得られる前記動画像データ及び音声データのデータ量に基づいて前記データレートを検出することを特徴とする請求項5から16のいずれかに記載の記録装置。
  19. 前記不揮発性メモリに対する情報データの記録開始前に前記記録可能時間を表示することを特徴とする請求項1から18記載の記録装置。
  20. データ記録中に前記記録可能時間を表示することを特徴とする請求項1から18記載の記録装置。
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