JP2005174723A - High-pressure mercury lamp and its manufacturing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は高圧水銀ランプに関し、特にリフレクタに組み立てられる高圧水銀ランプの長寿命化を図った技術に関するするものである。 The present invention relates to a high-pressure mercury lamp, and more particularly to a technique for extending the life of a high-pressure mercury lamp assembled on a reflector.
液晶プロジェクタやDLPプロジェクタ等の映像用装置の光源として、近年高圧水銀ランプ(以下、ランプと略称する)が用いられている。図3に概略構成を示すように、この種のランプ1は、発光管10とリフレクタ20とで構成されており、リフレクタ20のほぼ焦点位置に発光管10の発光点が位置されている。発光管10の発光点から出射された光はリフレクタ20によって照明光学系2に集光され、この照明光学系2においてコリメートされて液晶等の表示部3を照明する。照明された表示部3からの光は投射光学系4によって図外のスクリーンに投影されるように構成されている。
In recent years, high-pressure mercury lamps (hereinafter abbreviated as “lamps”) have been used as light sources for video devices such as liquid crystal projectors and DLP projectors. As shown schematically in FIG. 3, this type of
従来の発光管10は、図4にAC型ランプの例を示すように、外形が球状または楕円球状をした発光部11と、この発光部11の両端から両外側に直線的に突出された円筒状の一対の封止管部12,13とで全体がガラスにより構成されており、各封止管部12,13の内部にはそれぞれ導電ステム14,15が内挿され、各導電ステム14,15の内側端には前記発光部11内にそれぞれ電極16,17が配設されている。また、各導電ステム14,15の両外側端は導出端14a,15aとして構成されている。そして、前記発光管10の一対の封止管部12,13のうち一方はリフレクタ20の頂点位置に設けられた開口部21内に挿入ないし貫通され、セメント等の固定材料22によってリフレクタ20に固定支持されている。また、前記リフレクタ20に固定された側の前記封止管部13の導出端15Aには口金18が配設されている。この種のランプとしては、例えば特許文献1や特許文献2に記載の技術がある。
このような従来の発光管10とリフレクタ20とが一体に組み立てられたランプでは、一方の封止管部13はリフレクタに一体的に固定され、他方の封止管部12はリフレクタの内部領域において自由状態とされている。そのため、発光部10での発光により生じた熱は発光部10から両側の封止管部12,13に伝達され、各封止管部12,13から放熱されることになるが、リフレクタ20に固定されている側の封止管部13には発光部10での熱によって加熱されたリフレクタ20の熱も伝達されることになるため、この封止管部13は自由状態の封止管部12よりも熱容量が大きくなり、両封止管部12,13にわたるランプの温度分布は固定側の封止管部13の温度が自由側の封止管部12よりも高くなり、ランプの封止管部12,13の延長方向を左右方向としたときに温度分布が左右非対称となる。このような水銀ランプにおいて両側の電極16,17(以下、左右の電極と称する)間での放電発光、つまり電子の衝突による発光が生じると、電極の材料であるタングステンがランプ内に飛び出ることがあり、この現象は高温になるほど確率が高くなるため左右の封止管部12,13の温度分布が異なると、これらに保持されている左右の電極16,17の変形量、換言すれば電極の劣化程度も異なることになり、これが原因となってランプの寿命が低下するという問題が生じる。前記特許文献1,2においても寿命を長くする技術が提案されているが、いずれも発光部の構造を変更するものであるため、製造が困難になるという問題が残されている。
In such a conventional lamp in which the
本発明の目的は、左右の封止管部での加熱温度を均等にし、左右の電極の劣化を同程度にしてランプの寿命を改善することを可能にしたランプとその製造方法を提供するものである。 An object of the present invention is to provide a lamp capable of improving the lamp life by making the heating temperatures in the left and right sealing tube portions uniform, and making the deterioration of the left and right electrodes comparable, and a method for manufacturing the same. It is.
本発明は、高圧水銀発光管と、前記高圧水銀発光管を固定支持するリフレクタとを備え、前記高圧水銀発光管は、ほぼ球状をした発光部と、前記発光部の両端から両外方向に延長される一対の封止管部と、前記各封止管部を内挿されそれぞれの先端が前記発光部内で対向配置される一対の電極とを備え、前記一対の封止管部の一方が前記リフレクタに固定されている高圧水銀ランプにおいて、前記一対の封止管部のそれぞれの実効的な熱容量を等しく構成したことを特徴とする。すなわち、リフレクタに固定された一方の封止管部の熱容量を他方の封止管部の熱容量よりも小さくし、当該一方の封止管部の熱容量に前記リフレクタの熱容量を加えた熱容量が他方の封止管部の熱容量にほぼ等しくなるように構成する。 The present invention comprises a high-pressure mercury arc tube and a reflector for fixing and supporting the high-pressure mercury arc tube, the high-pressure mercury arc tube extending substantially outwardly from both ends of the light-emitting unit and a substantially spherical light-emitting unit. A pair of sealing tube portions, and a pair of electrodes that are inserted in the respective sealing tube portions and have respective tips opposed to each other in the light emitting portion, and one of the pair of sealing tube portions is the above-mentioned In the high-pressure mercury lamp fixed to the reflector, the effective heat capacities of the pair of sealed tube portions are configured to be equal. That is, the heat capacity of one sealing tube portion fixed to the reflector is made smaller than the heat capacity of the other sealing tube portion, and the heat capacity obtained by adding the heat capacity of the reflector to the heat capacity of the one sealing tube portion is the other. It is configured so as to be approximately equal to the heat capacity of the sealed tube portion.
本発明の製造方法は、ほぼ球状をしたガラス製の発光部と、それぞれ内部に電極が内挿され、前記発光部に熱溶着により接合されて内部を封止する一対のガラス製の封止管部とで構成される高圧水銀発光管を製造するに際し、前記一対の封止管部のうち一方の封止管部を形成するためのガラス管に他方の封止管部を形成するためのガラス管よりも小径のガラス管を用いることを特徴とする。あるいは、前記封止工程では、前記一対の封止管部のうち一方の封止管部を形成するためのガラス管を溶着する際の加熱時間または加熱温度を他方の封止管部を形成するためのガラス管を溶着する際よりも長い加熱時間又は高い加熱温度としたことを特徴とする。 The manufacturing method of the present invention includes a substantially spherical glass light emitting part, and a pair of glass sealing tubes each having an electrode inserted therein and joined to the light emitting part by thermal welding to seal the inside. Glass for forming the other sealing tube portion in the glass tube for forming one sealing tube portion of the pair of sealing tube portions. A glass tube having a smaller diameter than that of the tube is used. Alternatively, in the sealing step, the other sealing tube portion is formed with a heating time or a heating temperature when welding a glass tube for forming one sealing tube portion of the pair of sealing tube portions. Therefore, the heating time or the heating temperature is longer than that when the glass tube is welded.
本発明によれば、一対の封止管部の実効的な熱容量が等しくなるため、ランプに内挿されている一対の電極での温度差が小さくなり、一対の電極の劣化が均等になる。これにより、電極の劣化の偏りによるランプ障害が抑制でき、ランプの長寿命化が図られる。 According to the present invention, since the effective heat capacities of the pair of sealing tube portions are equal, the temperature difference between the pair of electrodes inserted in the lamp is reduced, and the deterioration of the pair of electrodes is equalized. Thereby, the lamp failure due to the bias of electrode deterioration can be suppressed, and the life of the lamp can be extended.
本発明を実施するための最良の形態としては、一方の封止管部の外径寸法を他方の封止管部の外径寸法よりも小さくする。または、一方の封止管部の肉厚寸法を他方の封止管部の肉厚寸法よりも小さくする。 As the best mode for carrying out the present invention, the outer diameter of one sealing tube is made smaller than the outer diameter of the other sealing tube. Or the thickness dimension of one sealing pipe part is made smaller than the thickness dimension of the other sealing pipe part.
次に、本発明の実施例1を図面を参照して説明する。図1は本発明をAC型ランプに適用した実施例1の断面図であり、図4の従来構造のランプと等価な部分には同一符号を付してある。基本的な構成は従来のランプと同様に発光管10とリフレクタ20とで構成されている。前記発光管10は、外形が球状または楕円球状をした発光部11と、この発光部11の両端から両外側に直線的に突出された円筒状の一対の封止管部12A,13Aとで全体がガラスにより構成されており、各封止管部12A,13Aの内部にはそれぞれ導電ステム14,15が内装され、各導電ステム14,15の内端にはそれぞれ発光部11内に配置された電極16,17が接続される。また、前記各導電ステム14,15の両外側端部は導出端14a,14aとして構成される。そして、前記発光管10の一対の封止管部12A,13A、すなわちこれら封止管部の延長方向を左右方向としたときの左右の封止管部のうち同図の右側の封止管部13Aはリフレクタ20の頂点位置に設けられた開口部21内に挿入ないし貫通され、セメント等の固定材料22によってリフレクタ20に固定支持されている。ここで、前記発光管10の左右の封止管部12A,13Aはそれぞれの外径寸法が相違されており、前記リフレクタ20に固定される同図右側の封止管部13Aの外径寸法Rrは、自由状態にある同図左側の封止管部12Aの外径寸法Rlよりも小径に形成されている。また、前記右側の封止管部12Aの端部には前記導電ステム15の導出端15aに接続される口金18が配設されている。
Next,
このようにしてリフレクタ20内に固定された発光管10は、発光部11内の電極16,17間の発光点は前記リフレクタ20のほぼ焦点に位置されている。また、この実施例1では、図3に示したように、発光管10の発光点から出射された発光光はリフレクタ20によって照明光学系2に集光され、照明光学系2においてコリメートされて液晶等の表示部3を照明し、さらに投射光学系4によってスクリーンに映像を投射するように構成されているが、図1ではこの構成の図示は省略している。
In the
以上の構成のランプを製造する場合、特に左右の外径が異なる封止管部12A,13Aを製造する場合には次の方法を採用することが可能である。第1の方法としては、発光管を製造する場合には通常、それぞれ別部材として形成されたガラス球からなる発光部と、予め電極16,17を有する導電ステム14,15を内挿してサブアッセンブリした一対のガラス管からなる封止管部とを熱溶着により接合する封止工程によって形成している。このとき、サブアッセンブリした左右の封止管部12A,13Aの材料となるガラス管としてそれぞれ異なる径寸法のものを用いて発光部11に熱溶着することで、外径の異なる封止管部12A,13Aを製造する方法である。
When manufacturing the lamp having the above-described configuration, the following method can be employed particularly when manufacturing the
第2の方法としては、左右の封止管部12A,13Aの材料となるガラス管には同じ径寸法のものを用いるが、封止工程においてガラス管をバーナ等によって熱溶融しながら溶着を行う際に、外径の小さい右側の封止管部13Aを溶着する際に、バーナの火力を左側よりも大きくして加熱温度を高め、あるいはバーナをガラス管に当てる加熱時間を左側よりも長くすることによりガラス管の熱収縮を進行させ、右側の封止管部13Aの径寸法を小さくする方法である。
As a second method, glass tubes having the same diameter are used as the material of the left and right
第3の方法は第1の方法と第2の方法を併せた方法であり、異なる径寸法の封止管部12A,13Aを溶着する際に左右の封止管部に対してバーナを当てる時間を相違させる方法である。すなわち、右側の封止管部13Aを形成する際に小径のガラス管を採用するとともに、このガラス部に対して当てるバーナの温度を左側よりも高くし、あるいはバーナを当てる時間を左側の封止管部12Aのガラス管に対するよりも長くすることで、右側の封止管部を左側よりもりも小径に製造することが可能になる。
The third method is a method in which the first method and the second method are combined, and the time during which the burner is applied to the left and right sealing tube portions when the sealing
このように、左右の封止管部12A,13Aの外径寸法が相違され、その上で小径側の右側の封止管部13Aをリフレクタ20に固定したランプ構造では、当該右側の小径の封止管部13Aは大径の左側の封止管部12Aよりも体積及び容積が小さくされ、熱容量が小さくされる。そのため、当該右側の封止管部13Aがリフレクタ20に固定された状態で、当該封止管部13Aの熱容量にリフレクタ20の熱容量が加えれたとしても、自由状態にある左側の封止管部12Aの熱容量に近い容量に抑えられる。すなわち、左右の各封止管部12A,13Aにおける実効的な熱容量はほぼ等しくされる。したがって、ランプが点灯して発光部11での発光により生じた熱は発光部11から両側の封止管部12A,13Aに伝達され、また、リフレクタ20に固定されている右側の封止管部13Aには発光部11での熱によって加熱されたリフレクタ20の熱も伝達されるが、この右側の封止管部13Aは小径に形成されているので、結果として左右の封止管部12A,13Aの加熱による温度分布はほぼ均等なものとなる。そのため、発光部10内に配設された左右の電極16,17間での電子の衝突による放電発光が生じ、電極の材料であるタングステンがランプ内に飛び出て各電極16,17が徐々に変形する状態が生じた場合でも、左右の各封止管部12A,13Aの温度分布が均等であるため、左右の電極16,17の変形ないし劣化に偏りが生じることはなく、ランプの寿命を改善することが可能になる。
In this way, in the lamp structure in which the outer diameter dimensions of the left and right sealing
ここで、左右の各封止管部12A,13Aの熱容量値Ql,Qrと、リフレクタ20による熱容量値Qxを考慮した場合に、両者の実効的な熱容量がQl=Qr+Qzとなるように左右の各封止管部12A,13Aの外径寸法Rl,Rrを設定する。一般的にはリフレクタ20の熱容量Qzは各封止管部12A,13Aの熱容量Ql,Qrに比較して大きいため、前記比Rr/Rlは可及的に大きくすることが好ましい。なお、当該リフレクタ20による熱容量が前記比Rr/Rlに対して有限値として考慮できる場合には、前記式を満たすように、左右の各封止管部12A,13Aの外径寸法Rl,Rrを設定する。なお、図1では、封止管部12A,13Aの径寸法の相違に伴って両者の肉厚も相違されているが、両封止管部12A,13Aの肉厚を等しくした上で両者の外径寸法を相違させるように構成してもよいことは言うまでもない。
Here, when considering the heat capacity values Ql and Qr of the left and right sealed
図2は本発明の実施例2の断面図である。実施例1と等価な部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。この実施例2では、発光管10の左右の封止管部12B,13Bを構成しているガラス管は外径寸法は等しいが、両者の肉厚寸法を相違させている。すなわち、リフレクタ20に固定している右側の封止管部13Bの熱容量を自由状態の左側の封止管部12Bの熱容量よりも小さくし、結果として左右の封止管部12B,13Bの熱容量を均等にすることは実施例1と同じであるが、ここでは右側の封止管部13Bの肉厚を薄くし、左側の封止管部12Bの肉厚をそれよりも厚く形成している。なお、この実施例2では両封止管部12B,13Bの外径寸法は等しくされているが、実施例1と同様に右側の封止管部13Bの外径寸法を左側よりも小径にする構成を組み合わせてもよい。
FIG. 2 is a cross-sectional view of
この構成によれば、右側の封止管部13Bは肉厚が薄い分だけ左側の封止管部12Bよりも熱容量が小さくされるため、当該右側の封止管部13Bをリフレクタ20に固定して熱容量が増加された場合でも左右の封止管部12B,13Bにおける熱容量を均等なものにできる。これにより、左右の各封止管部12B,13Bの温度分布が均等になるため、左右の電極16,17の変形ないし劣化に偏りが生じることはなく、ランプの寿命を改善することが可能になる。
According to this configuration, since the heat capacity of the right sealing tube portion 13B is smaller than that of the left
また、図示は省略するが、発光管の長さ寸法に制約を受けることがないランプの場合には、発光管の左右の封止管部を構成しているガラス管及びその内部に内挿される導電ステムの長さ寸法を相違させるようにしてもよい。すなわち、リフレクタに固定している右側の封止管部の熱容量を自由状態の左側の封止管部の熱容量よりも小さくするために、右側の封止管部の長さを短くし、左側の封止管部の長さをそれよりも長く形成してもよい。 Although not shown, in the case of a lamp that is not restricted by the length of the arc tube, the lamp is inserted into the glass tube constituting the left and right sealing tube portions of the arc tube and the inside thereof. The lengths of the conductive stems may be different. That is, in order to make the heat capacity of the right sealing tube portion fixed to the reflector smaller than the heat capacity of the left sealing tube portion in the free state, the length of the right sealing tube portion is shortened, You may form the length of a sealing pipe | tube part longer than it.
このようによれば、右側の封止管部は長さが短い分だけ左側の封止管部よりも熱容量が小さくされるため、当該右側の封止管部をリフレクタに固定して熱容量が増加された場合でも左右の封止管部における熱容量を均等なものにできる。これにより、左右の各封止管部の温度分布が均等であるため、左右の電極の変形ないし劣化に偏りが生じることはなく、ランプの寿命を改善することが可能になる。 According to this, since the heat capacity of the right sealing tube portion is smaller than that of the left sealing tube portion by the length, the heat capacity is increased by fixing the right sealing tube portion to the reflector. Even in such a case, the heat capacities in the left and right sealing tube portions can be made uniform. Thereby, since the temperature distribution of the left and right sealing tube portions is uniform, there is no bias in the deformation or deterioration of the left and right electrodes, and the life of the lamp can be improved.
ここで本発明は前記実施例1〜3に限定されるものではなく、リフレクタに固定する側の封止管部の熱容量を反対側の封止管部の熱容量よりも小さくする構成であれば、各封止管部を構成しているガラス管に比熱や熱伝導率の異なる材料のものを選択するようにしてもよい。また、本発明はDC型の高圧水銀ランプへの適用も可能である。 Here, the present invention is not limited to the first to third embodiments as long as the heat capacity of the sealing tube portion fixed to the reflector is smaller than the heat capacity of the opposite sealing tube portion. You may make it select the material from which specific heat and heat conductivity differ for the glass tube which comprises each sealing tube part. The present invention can also be applied to a DC type high-pressure mercury lamp.
1 高圧水銀ランプ
2 照明光学系
3 表示部
4 投射光学系
10 発光管
11 発光部
12A 外径の小さい封止管部
13A 外径の大きい封止管部
12B 肉厚の小さい封止管部
13B,肉厚の大きい封止管部
14,15 導電ステム
16,17 電極
18 口金
19 インシュレータ
20 リフレクタ
21 開口部
22 セメント
DESCRIPTION OF
Claims (6)
High pressure composed of a substantially spherical glass light emitting portion and a pair of glass sealing tube portions each having an electrode inserted therein and joined to the light emitting portion by heat welding to seal the inside. When manufacturing the mercury arc tube, in the sealing step, the heating time or heating temperature for welding the glass tube for forming one sealing tube portion of the pair of sealing tube portions is set to the other sealing tube. A method for producing a high-pressure mercury lamp, characterized in that the heating time or the heating temperature is longer than when a glass tube for forming a stop tube portion is welded.
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