JP2005174362A - リスク評価方法 - Google Patents

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Masanori Kobayashi
政則 小林
Michiyuki Kawada
倫之 川田
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Abstract

【課題】 本発明は銀行の支店等に設置されたATMを利用したリスク評価方法に関し、特に予めリスク評価に基づく設定を行い、ATMを使用して迅速に自動貸越サービス(ローン)設定を行うことができるものである。
【解決手段】 管理センタ1は専用回線又はインターネットを介して各地に設置されたATM2a〜2c、3a〜3c等に接続され、これらのATM2a〜2c、3a〜3cを使用して自動貸越サービス(ローン)設定を行う。この場合、予め顧客に対する与信を行い、これらのデータをデータベースに蓄積しておき、ATMを介して自動貸越サービスの希望があった場合、迅速に自動貸越サービスの契約を行い、例えばカードローンの設定を行う構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、銀行等に設置されたATM(automated-tellermachine )を利用したリスク評価装置に関する。
今日、多くのカードが発行され、当該カードには銀行系、信販係、流通系等の発行元企業の特色を生かしたサービスが付加されている。そして、それぞれのカードはその目的に従って使用され、例えばキャッシュカードは現金を持ち歩くことなく、必要に応じてキャッシングを行える便利なカードである。
そこで、更に当該カードにローン機能を付加できればより便利なカードとなる。特に、今日簡単な手続きで、顧客に負担を掛けることなくカードにローン設定できるシステムの構築が要望されている。しかしながら、この場合ローン設定の際の与信判断を短時間で行う必要がある。
上記のように、従来リスク評価の伴った与信判断を短時間で行うことは難しく、カードにローン機能を付加する際の障害になっている。しかし、今日銀行の支店のみならず、コンビニエンスストア等の多くの場所にATM設備が設置され、これらの設備を利用して自動貸越サービスの設定(ローン設定)ができれば極めて有効な手段となる。
そこで、本発明はATMを使用し、容易かつ短時間でカードに自動貸越サービス(ローン)の設定を行うことを可能とするリスク評価装置を提供するものである。
上記課題は本発明によれば、予め顧客の取引情報を蓄積して記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段によって記憶した蓄積情報に基づいてリスク評価を行うリスク評価手段と、該リスク評価処理による評価結果を前記顧客毎に記憶する第2の記憶手段と、前記顧客からのローン設定の依頼に対して対応する顧客の情報を前記第2の記憶処理から読み出しローン設定の可否を判断する判断手段とを有し、前記取引情報は、ATM外入金額、又はATM出金額、又はCC(カードローン)利用回数、又はクレジットカード利用額、又は預金平均残高、又は流動性資産平均残高(例えば、流動性預金月間平均残高の直近6ヶ月の平均)、又は固定性未残(例えば、固定性預金月末残高の直近6ヶ月の平均)、又は配当金、又は入金額の合計、又は自動振出金額、又は給与振込金額、又は電気、水道等の公共料金金額、又は融資残高、又は年金、又は預金収益(例えば、預金によって銀行が得られる月間収益の直近6ヶ月の平均)、又は貸金収益(例えば、貸金によって銀行が得られる月間収益の直近6ヶ月の平均)、又は現在年齢、又は家族取引人数、又は未既婚、又は統合CIF番号(顧客を識別するための番号であり、同一人であれば複数の店舗と取引があっても1つのCIF番号で管理する)、又は性別コード、又は取引経過期間、又は自動振出決済率(公共料金等の自動振替が遅滞なく決済できている割合)、又はAPT(アパートローン)利用有無、又はASP(アセットプラン)利用有無、又はCRS(クレジットサービス)利用有無、又はHOM(ホームローン)利用、又はCC総合保有有無(カードローン総合口座型商品の契約を行っているか否か)、又はASL保有有無(有担保ローン当座貸越型の契約を行っているか否か)、又はASL利用有無(有担保ローン当座貸越型の利用を行っているか否か)、又は極度消化率(当座貸越型ローンの利用限度額に占める利用額の割合)、又はCC総合利用有無(カードローン総合口座型商品の利用を行っているか否か)、又はCC当座保有有無(カードローン当座貸越型商品の契約を行っているか否か)、又はCC当座利用有無(カードローン当座貸越型商品の利用を行っているか否か)、又はVIP(ローン)保有有無、又はVIP(ローン)利用有無、又は商品利用数であるリスク評価装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、顧客からの自動貸越サービス(ローン設定)の依頼に対して迅速に対応でき、例えばキャッシュカードに自動貸越サービスを付加することができる。
また、上記課題は本発明によれば、予め顧客の取引情報を蓄積して記憶する第1の記憶処理と、該第1の記憶処理に従って記憶した蓄積情報に基づいてリスク評価を行うリスク評価処理と、該リスク評価処理による評価結果を前記顧客毎に記憶する第2の記憶処理と、前記顧客からのローン設定の依頼に対して対応する顧客の情報を前記第2の記憶処理から読み出しローン設定の可否を判断する判断処理とを行い、前記取引情報は、ATM外入金額、又はATM出金額、又はCC(カードローン)利用回数、又はクレジットカード利用額、又は預金平均残高、又は流動性資産平均残高(例えば、流動性預金月間平均残高の直近6ヶ月の平均)、又は固定性未残(例えば、固定性預金月末残高の直近6ヶ月の平均)、又は配当金、又は入金額の合計、又は自動振出金額、又は給与振込金額、又は電気、水道等の公共料金金額、又は融資残高、又は年金、又は預金収益(例えば、預金によって銀行が得られる月間収益の直近6ヶ月の平均)、又は貸金収益(例えば、貸金によって銀行が得られる月間収益の直近6ヶ月の平均)、又は現在年齢、又は家族取引人数、又は未既婚、又は統合CIF番号(顧客を識別するための番号であり、同一人であれば複数の店舗と取引があっても1つのCIF番号で管理する)、又は性別コード、又は取引経過期間、又は自動振出決済率(公共料金等の自動振替が遅滞なく決済できている割合)、又はAPT(アパートローン)利用有無、又はASP(アセットプラン)利用有無、又はCRS(クレジットサービス)利用有無、又はHOM(ホームローン)利用、又はCC総合保有有無(カードローン総合口座型商品の契約を行っているか否か)、又はASL保有有無(有担保ローン当座貸越型の契約を行っているか否か)、又はASL利用有無(有担保ローン当座貸越型の利用を行っているか否か)、又は極度消化率(当座貸越型ローンの利用限度額に占める利用額の割合)、又はCC総合利用有無(カードローン総合口座型商品の利用を行っているか否か)、又はCC当座保有有無(カードローン当座貸越型商品の契約を行っているか否か)、又はCC当座利用有無(カードローン当座貸越型商品の利用を行っているか否か)、又はVIP(ローン)保有有無、又はVIP(ローン)利用有無、又は商品利用数であるリスク評価方法を提供することによって達成できる。
このように構成することによっても、顧客からの自動貸越サービス(ローン設定)の依頼に対して迅速に対応でき、キャッシュカードに短時間で自動貸越サービスを付加することができる。
本発明によれば、ATMを利用したカードローンの設定が可能となる。また、予め顧客毎の自動貸越サービスの有無、貸出限度額の設定等を行っておくことにより、未だ自動貸越サービス(ローン設定)の契約を行っていない顧客に対して、迅速に自動貸越サービスの設定を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のリスク評価に基づくローン設定システムのシステム構成図である。同図において、1は本システムの要となる管理センタであり、本システムの管理サーバが配設されている。この管理センタ1は、各地に設置されたATMに専用線、又はインターネットを介して接続されている。
例えば、同図においては専用回線を介して接続されたATMを2a、2b、2c、・・・で示し、インターネットを介して接続されたATMを3a、3b、3c、・・・で示す。
図2は上記管理センタ1に構築される管理サーバの模式図である。同図において、管理サーバ4は、CPU4a、ROM4b、RAM4c等で構成され、CPU4aはROM4bに登録されたシステムプログラムに従って処理を行い、必要に応じて管理サーバ4に接続された外部記憶装置5をアクセスする。
また、ディスプレイ4dには必要な情報が表示され、通信回線を介して情報の授受が行われる。尚、本例のシステム制御はROM4bに記憶したプログラムに従って実行されるが、同図に示すように管理サーバ4に配設されたメディアドライバ4eにCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、MO等の記録媒体6を装着し、この記録媒体6から上記プログラムを読み込み出して使用する構成としてもよい。
図3は上記管理サーバ4に接続された外部記憶装置5のデータ構造を説明する図である。このデータベースは、登録されたユーザ情報を記憶するものであり、「顧客コード」、「氏名」、「電話番号」、「Eメールアドレス」、「登録内容」の各記憶エリア5a〜5eで構成されている。例えば、エリア5aの「顧客コード」には、銀行口座に加入した順に、「0001」、「0002」、「0003」、・・・のコード番号が付されている。また、「氏名」のエリア5bには上記「顧客コード」に対応した顧客の氏名が記憶される。
また、「電話番号」のエリア5c、及び「Eメールアドレス」のエリア5dには、対応する顧客の電話番号、及びEメールアドレスが記憶される。さらに、「登録内容」のエリア5dには当該顧客の信用情報や後述するが記憶される。
例えば、顧客コード「0001」の場合、氏名が「○○○」であり、電話番号は「03−123・・・」であり、Eメールアドレスは「suruga@ab.・・・」である。また、「登録内容」は当該顧客の信用情報等であり、詳しくは後述する。また、顧客コード「0002」の場合、氏名が「△△△」であり、電話番号及びEメールアドレスは「03−456・・・」であり、Eメールアドレスは「mishima@ab.・・・」であり、「登録内容」として当該顧客の信用情報等が記憶される。
以下、詳述しないが、顧客コード「0003」以降についても同様に各種情報が記憶されている。
以上の構成において、以下に本例の処理を説明する。
図4は本例の処理を説明するフローチャートである。同図において、先ず予め銀行口座を設定し、前述のデータベースに登録を行った顧客は、近くのATMに出向き操作を行う。例えば、図1に示すATM2aを操作し、先ず取引選択画面を表示する(ステップ(以下、STで示す)1がYES)。この画面は、キャッシュカードをATMに挿入した際の初期画面である。
次に、取引キーを押下する(ST2)。尚、この時の取引対象は支払、入金、照会である。上記取引キーの押下により取引が開始され、画面上に表示されるタッチパネルを操作して暗証番号の入力、金額指定、電文送受信等の処理を行う(ST3)。
次に、上記取引の内容確認画面を表示する(ST4)。図5(a)はこの取引内容確認画面の例である。顧客はディスプレイに表示される当該画面を確認し、明細書の要、不要を指示する。
次に、ATM2aは当該顧客がATMの自動貸越サービスの対象者であるか判断する(ST5)。ここで、自動貸越サービスの対象者ではない場合、即ちリスク評価によりローン設定が不可能な顧客である場合(ST5がNO)、例えばディスプレイに「ありがとうございました」等の表示を行い、処理を終了する。一方、自動貸越サービスの対象者、即ちリスク評価により、ローン設定が可能な顧客である場合(ST5がYES)、処理を継続する。
この場合、ディスプレイに取引移行確認画面を表示する(ST6)。図5(b)はこの取引移行確認画面の例である。この取引移行確認画面には、キャッシュカードにローン機能をもたせることができる旨の説明が表示される。この画面表示は所定期間行われ、詳しい内容を知りたい場合「はい」の表示を選択する。一方、ローン機能に興味がない顧客は「いいえ」の表示を選択する。
ここで、上記ローン設定を希望しない場合(ST7がNO)、カードを放出し、取引明細を放出し、更に現金等の放出を行う(ST8)。尚、上記取引選択画面の表示状態から所定期間操作を行わない場合もローン設定を行わないものと判断し、カード等の放出処理等を行い、前述の支払、又は入金、又は照会処理を終了する(ST7がNO、ST8)。
一方、ローン設定を希望する場合(自動貸越サービスの設定を希望する場合)、顧客は前述の図5(b)に示す取引移行確認画面に表示される「はい」の表示を選択し、ローン設定処理に移行する(ST7がYES)。尚、この場合も、先ずカードの放出、取引明細等の放出処理が行われ(ST9)、取引移行中画面に変わる(ST10)。尚、図5(c)は取引移行中画面の表示例である。
次に、カードローンの設定処理が開始される。ここで、処理は分かれ、自動貸越サービス(ローン設定)の商品説明を行う場合には(同図に示す第2フェーズ)、ATMを使用して先ず商品案内を行う(ST11〜ST15)。この場合、顧客はディスプレイの表示に従ってATMを操作し、キャッシュカードの挿入処理、照会情報の送受信処理を行い、ディスプレイに商品説明を表示する(ST12)。例えば、ローン商品の特徴や、返済方法、返済期間、リスク等の表示を行う。
次に、上記説明を読み、ローン契約を選択する場合には後の処理(ST16)に進む(ST13がYES)。一方、契約を選択しない場合、キャッシュカードは返却され、処理を終了する(ST14、ST15)。
一方、前述の取引移行中画面から直接自動貸越サービス(ローン設定)手続きに移行する場合、キャッシュカードを挿入し、暗証番号の入力、紹会情報の送受信、契約内容の確認等の処理を行い、自動貸越サービス(ローン契約)処理を行う(ST16)。
図6はこの処理を詳しく説明するフローチャートである。
先ず、カードローン契約キーを押下し(ステップ(以下、STPで示す)1)、カードローンの契約処理を開始する(STP2)。先ず、キャッシュカード(銀行カード)の挿入画面が表示される(STP3)。図7(a)はこのカード挿入画面であり、顧客はキャッシュカードを挿入し、次に暗証入力画面を表示して暗証番号を入力する(STP4)。この処理によって照会電文が前述の管理サーバ4に送信され、対応する画像情報が受信される(STP5)。上記画像情報は、契約内容確認画面であり、前述の図7(b)に示す画面を表示する(STP6)。
この画面には、同図(b)に示すように、貸越限度額や、利率、貸越方法、契約期間等の確認事項が表示される。顧客はディスプレイに表示される確認画面を確認し、問題がなければ「契約する」を選択する。この情報は前述の管理サーバ4に送信され、管理サーバ4から承諾事項確認画面が送信される(STP7)。
図8(a)、(b)等はこの承諾事項確認画面の例であり、例えば自動貸越サービスの利用方法等が順次表示される。そして、同図(b)に示す最後の確認画面の「同意する」の表示を選択すると、生年月日入力画面に移行する(STP8)。
図9(a)は、この生年月日入力画面の表示例である。顧客はこの表示画面の状態から生年月日を入力する。さらに、電話番号入力画面が表示され(STP9)、同図(b)に示す電話番号入力画面から連絡先の電話番号を入力する。これらの入力データは、管理サーバ4に送信され、契約完了確認画面をディスプレイに表示する(STP10、STP11)。図10は契約完了確認画面の表示例である。顧客はこの画面から契約完了を判断し、カードの返却を受けて処理を終了する(STP12)。
次に、上記自動貸越サービス(ローン設定)の際に管理サーバ4が行う信用確認処理(与信処理)について説明する。この処理は、基本的にPAS(PersonalAssessmentSystem)によるリスク評価に基づくものであり、例えば顧客の取引振りを図11に示す39項目に分けて評価する。尚、同図に示す英文字は、融資商品の略号である。
また、上記1〜39の変数の中で、リスク評価に全ての変数が適用できるわけではなく、顧客との取引状況に応じて、例えば8〜12程度の最も説得力のある変数を選択して使用する。尚、上記各変数の基礎情報は、前述の図3に示す外部記憶装置5内の「登録内容」のエリア5dに予め登録されている。
ここで、例えば遅延回数を使用する場合には、図12に示すようにランク分けが行われる。例えば、4日以上の延滞を延滞と定義し(同図のa)、31日以上の延滞を「月越え延滞」と定義し(同図のb)、4日以上30日以下の延滞を「月中延滞」と定義する(同図のc)。以下、d〜fについても同図に示す通りの定義とする。そして、上記遅延の定義に従って不良化率(F)を計算する。
次に、上記結果から図13に示す顧客のランク分けを行う。例えば、同図に示す「A+」は今後1年間の間に軽度遅滞発生の可能性が1.5%以下であり、「A−」は今後1年間の間に軽度遅滞発生の可能性が1.5%〜3.0%であり、「B+」は今後1年間の間に軽度遅滞発生可能性が3.0%以上であり、中度遅滞発生の可能性が3.0%以下である。また、「B」は今後1年間の間に軽度遅滞発生の可能性が3.0%以上であり、中度遅滞発生の可能性が3.0%〜6.0%以上である。以下、同図に示す通りであり、上記「A+」〜「B−」までを正常債権とし、「C」以下が注意を要する債権である。
したがって、予め顧客毎に上記ランクを作成し、データベースに登録しておくことによって、当該顧客が前述のように自動貸越サービス(ローン設定)を希望する場合、直ちに契約を行うことができる。すなわち、ATMのような端末機器からでも、依頼が有ったときデータベースを参照し、直ちに与信を行い、自動貸越サービスの契約を行うことができる。
例えば、前述の図3に示す顧客コード「0001」(氏名が「○○○」)の顧客がATM2aを使用し、管理サーバ4にアクセスし、自動貸越サービス(ローン設定)の契約依頼を送信する場合、管理サーバ4は当該顧客の「登録内容」のエリア5eを参照し、当該顧客のランクを判断し、例えば上記「A+」〜「B−」であれば自動貸越サービスの契約を行い、「C」以下であれば与信不可として迅速に処理することができる。
このように構成することによって、ATMを利用してローン設定を行う際、短時間で与信を行うことができ、ATMを使用したカードローンの設定が容易となり、カードローン契約の促進に繋がる。
尚、上記与信の際、各顧客に対する貸出限度額の設定や、最長貸出期間の設定、利率の設定等も同様に行われ、顧客の取引状況に従った適切設定が行われている。
尚、上記実施形態の説明では端末機器としてATMを利用したローン設定について説明したが、ATM以外の端末機器、例えば携帯電話や、PDA(personaldigital assistants )、モバイル機器等の端末機器を使用する構成としてもよい。このように構成することにより、顧客はより容易にローン設定を行うことができる。
また、上記説明では、使用する取引情報として返済遅滞の例で説明したが、返済遅滞以外にも、例えば図11に示すように、ATM外入金額やATM出金額、CC(カードローン)利用回数、クレジットカード利用額、預金平均残高、流動性資産平均残高(例えば、流動性預金月間平均残高の直近6ヶ月の平均)、固定性未残(例えば、固定性預金月末残高の直近6ヶ月の平均)、配当金、入金額の合計、自動振出金額、給与振込金額、電気、水道等の公共料金金額、融資残高、年金、預金収益(例えば、預金によって銀行が得られる月間収益の直近6ヶ月の平均)、貸金収益(例えば、貸金によって銀行が得られる月間収益の直近6ヶ月の平均)、現在年齢、家族取引人数、未既婚、統合CIF番号(顧客を識別するための番号であり、同一人であれば複数の店舗と取引があっても1つのCIF番号で管理する)、性別コード、取引経過期間、自動振出決済率(公共料金等の自動振替が遅滞なく決済できている割合)、APT(アパートローン)利用有無、ASP(アセットプラン)利用有無、CRS(クレジットサービス)利用有無、HOM(ホームローン)利用、CC総合保有有無(カードローン総合口座型商品の契約を行っているか否か)、ASL保有有無(有担保ローン当座貸越型の契約を行っているか否か)、ASL利用有無(有担保ローン当座貸越型の利用を行っているか否か)、極度消化率(当座貸越型ローンの利用限度額に占める利用額の割合)、CC総合利用有無(カードローン総合口座型商品の利用を行っているか否か)、CC当座保有有無(カードローン当座貸越型商品の契約を行っているか否か)、CC当座利用有無(カードローン当座貸越型商品の利用を行っているか否か)、VIP(ローン)保有有無、VIP(ローン)利用有無、及び商品利用数の情報を使用してリスク評価を行うことができる。
本実施形態のリスク評価に基づくローン設定システムのシステム構成図である。 管理センタに構築される管理サーバの模式図である。 外部記憶装置に構築されたデータ構造を説明する図である。 本例の処理を説明するフローチャートである。 (a)は取引内容確認画面であり、(b)は取引移行確認画面であり、(c)は取引移行中画面である。 ローン契約の取引を説明するフローチャートである。 (a)はカード挿入画面であり、(b)は契約内容確認画面である。 (a)及び(b)は承諾事項確認画面である。 (a)は生年月日入力画面であり、(b)は電話番号入力画面である。 契約完了確認画面である。 PAS(PersonalAssessmentSystem)によるリスク評価変数を説明する図である。 遅延に基づくランク分けを説明する図である。 与信判断の基礎を説明する図である。
符号の説明
1 管理センタ
2a,2b,2c, ATM
3a,3b,3c, ATM
4 管理サーバ
4a CPU
4b ROM
4c RAM
4d ディスプレイ
4e メディアドライバ
5 外部記憶装置
6 記録媒体

Claims (2)

  1. 予め顧客の取引情報を蓄積して記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段によって記憶した蓄積情報に基づいてリスク評価を行うリスク評価手段と、該リスク評価処理による評価結果を前記顧客毎に記憶する第2の記憶手段と、前記顧客からのローン設定の依頼に対して対応する顧客の情報を前記第2の記憶処理から読み出しローン設定の可否を判断する判断手段とを有し、
    前記取引情報は、ATM外入金額、又はATM出金額、又はCC利用回数、又はクレジットカード利用額、又は預金平均残高、又は流動性資産平均残高、又は固定性未残、又は配当金、又は入金額の合計、又は自動振出金額、又は給与振込金額、又は電気、水道等の公共料金金額、又は融資残高、又は年金、又は預金収益、又は貸金収益、又は現在年齢、又は家族取引人数、又は未既婚、又は統合CIF番号、又は性別コード、又は取引経過期間、又は自動振出決済率、又はAPT利用有無、又はASP利用有無、又はCRS利用有無、又はHOM利用、又はCC総合保有有無、又はASL保有有無、又はASL利用有無、又は極度消化率、又はCC総合利用有無、又はCC当座保有有無、又はCC当座利用有無、又はVIP保有有無、又はVIP利用有無、又は商品利用数であることを特徴とするリスク評価装置。
  2. 予め顧客の取引情報を蓄積して記憶する第1の記憶処理と、該第1の記憶処理に従って記憶した蓄積情報に基づいてリスク評価を行うリスク評価処理と、該リスク評価処理による評価結果を前記顧客毎に記憶する第2の記憶処理と、前記顧客からのローン設定の依頼に対して対応する顧客の情報を前記第2の記憶処理から読み出しローン設定の可否を判断する判断処理とを行い、
    前記取引情報は、ATM外入金額、又はATM出金額、又はCC利用回数、又はクレジットカード利用額、又は預金平均残高、又は流動性資産平均残高、又は固定性未残、又は配当金、又は入金額の合計、又は自動振出金額、又は給与振込金額、又は電気、水道等の公共料金金額、又は融資残高、又は年金、又は預金収益、又は貸金収益、又は現在年齢、又は家族取引人数、又は未既婚、又は統合CIF番号、又は性別コード、又は取引経過期間、又は自動振出決済率、又はAPT利用有無、又はASP利用有無、又はCRS利用有無、又はHOM利用、又はCC総合保有有無、又はASL保有有無、又はASL利用有無、又は極度消化率、又はCC総合利用有無、又はCC当座保有有無、又はCC当座利用有無、又はVIP保有有無、又はVIP利用有無、又は商品利用数であることを特徴とするリスク評価方法。
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