JP2005172259A - ヒートポンプ式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性に優れ、給湯効率の良いヒートポンプ式給湯機を提供する。
【解決手段】第一の圧縮機22、第一の放熱器23、第一の蒸発器25を順次接続した第一の冷媒循環回路26と、放熱器23に水道水を供給する給水管29と、第一の放熱器23から給湯端末へ通水する給湯管47と、第一の放熱器23で熱交換されて暖められた水道水を貯湯する貯湯タンク28を内蔵した第1の本体ユニット21を備え、第1の本体ユニット21に、第一の本体ユニット21と独立しかつ第二の冷媒循環回路36を備えた第二の本体ユニット31の第二の放熱器33と、給水管29と給湯管47のそれぞれと連通させる給水・給湯接続部51、53を設けたもので、各ユニットが小型化され搬送性が向上し、給湯負荷に応じて個々のユニットを運転して、瞬間湯沸かし機能の瞬時性の向上が図れる。
【選択図】図3

Description

本発明は、瞬間湯沸し給湯機能を備えたヒートポンプ式給湯機に関するものである。
瞬間湯沸し型給湯機としては、ガスや石油を燃料として用い、その燃焼熱で水道水を加熱する給湯機が従来より使用されてきた。これらは、速湯性に優れているという利点がある半面、ガス、石油といった燃料の供給が不可欠であり、また、燃焼後の排気ガスが大気に放出されることによる大気汚染や、燃焼させるということでの不安全性並びに、燃焼時の音が大きい等といった課題があった。
一方、エネルギー源を全て電気で賄うといったオール電化の住宅、マンションが近年増えつつあるが、そこでは燃料を供給する方法、手段がないため、ガス、石油等を用いる瞬間湯沸し型給湯機が使用できないケースも増えてきているのが現状である。
そこで、燃焼による給湯機の問題を解決し、オール電化の住宅、マンションでも新たなインフラ整備を必要とせず手軽に設置することが出来る、貯湯タンクを備えた貯湯式のヒートポンプ式給湯機が開発されてきている。これは、ヒートポンプ式で入力に対する能力は3倍以上確保することが可能となるなど熱効率が良く、しかも安価な深夜電力を用いて、貯湯タンクに高温の湯を貯めることが可能となるなど、ランニングコストも安価となる特徴を持ち、徐々に普及してきている。
しかし、上記貯湯タンクユニットは非常に大きく(例えば、幅650mm×奥行700mm×高さ2150mm程度)、かつ重量も重く(例えば、貯湯タンク水量満了時560kg)、さらに、ヒートポンプユニット(例えば、幅800mm×奥行320mm×高さ700mm、60kg程度)が必要となるために、広い設置スペースが必要となり、その上施工も複雑になるなど、設置性、施工性の面で課題を有していた。
さらに、貯湯タンク内の湯量が限られるため、人が多く集まった際などには、使用湯量が多くなり、貯湯タンク内の湯がなくなってしまう場合があり、その際には再度沸き上げを行う必要があるが、元来深夜電力を用いて、少能力で長時間かけて湯を貯めるという商品であるために、貯湯するまでに相当長い時間が必要となり、時には、コストの高い昼間の電力を用いて運転を行うため、深夜電力利用のメリットがなくなり、電気代が多くかかってしまうなど、使い勝手が非常に悪かった。
このような問題を解決するために、ヒートポンプによる瞬間湯沸しの発想は従来よりあったが、ヒートポンプの場合は燃焼給湯機と違い、気温や湿度や水温などの自然条件によって給湯能力が大きく変動し、しかも、給湯流量が変化する条件下で幅広い給湯能力をカバーし、素早く一定の出湯温度を維持することが難しかった。
この問題を解決するために、図5に示すようなヒートポンプ式給湯装置が提案されている。
図において、閉回路に構成される冷媒流路1で圧縮機2、放熱器3、減圧手段4、吸熱器5が接続された冷媒循環回路7と、放熱器3の冷媒流路8と熱交換を行う水流路9を備えた熱交換器10と、この水流路9に水道水を供給する給水管11と、前記水流路9とシャワーや蛇口等の給湯端末12とを接続する給湯回路13と、給湯回路13に設け給湯温度を検出する温度センサ14と、圧縮機2の回転数を制御するインバータ15と、前記温
度センサ14の出力に応じてインバータ15を制御する制御回路16を備え、温度センサ14の検出温度と設定温度との差に応じてインバータ15の出力周波数を変換し、圧縮機2の回転数を制御していた。すなわち従来の給湯装置では設定温度に対して給湯温度が低い場合は圧縮機2の回転数を上げ、給湯温度が高い場合は回転数を下げるように制御するようにしていた。
瞬間湯沸し型では給湯時における給湯負荷が一定ではない。特に流量は使用者が給湯目的によってさまざまに変化させるために給湯負荷は大きく変ってしまう。例えば家庭用の給湯の場合、シャワーや風呂への湯張りに給湯する場合は10〜20L/minの大流量となるが、台所で食器を洗う場合や洗面用の給湯では3〜5L/minと少流量であり、また、季節による給水温度の変化によっても給湯負荷は大きく変る。
こうした流量や水温の変化により大きくかわる給湯負荷を、従来のヒートポンプ式給湯装置のように単一の熱交換器10や吸熱器5に対して単一の圧縮機2の回転数を変えるだけで給湯熱量を制御しようとした場合、まずシャワー等の大流量の給湯負荷に対応するために大型の圧縮機2に大型の熱交換器10や吸熱器5が必要となる。しかし、こうした大型の装置では温度や圧力の立ち上がりが遅く、さらに小さな給湯負荷用に能力を低下させる場合に限界があり、低負荷に対応しにくくなるという不都合が生じてくる。このように、従来のヒートポンプ式給湯装置では、大型の装置で単一の圧縮機の回転数を変えるだけの制御では能力変更幅に限界があり、例えば冬場のシャワーと風呂の湯張りの同時使用といった大能力から、夏場の食器洗いなどの微小能力までの幅広い給湯能力をカバーできなかった。そのためシャワー温度が低下したり、食器洗いで熱い湯がでたりするなどの問題があった。
また、気温、水温、給湯負荷によりヒートポンプサイクルの運転条件が変ると、運転効率も変化するが、従来のヒートポンプ式給湯装置では給湯温度に応じて大型の圧縮機の回転数を変えるだけなので、温度立上りが遅くなるだけでなく、給湯負荷が小さい場合でも大型圧縮機を運転するために機械損失が大きく運転効率の悪い条件で運転されていた。したがって条件によっては極端に効率が悪化し、能力が発揮できなくなるばかりでなく、ランニングコストも高いものなるという欠点を有していた。
以上のように従来のヒートポンプ式給湯装置では給湯負荷や外気条件の大小に関わりなく単一の熱交換器や吸熱器に対して単一の圧縮機により運転を行うために幅広い給湯負荷への対応が困難であり、応答性が悪化したり、効率が悪化するなどの問題があった(例えば、特許文献1参照)。
そこで、上記問題を解決するために、圧縮機、放熱器、減圧手段を二つづつ備え、それらを一体型の本体に収納することにより、幅広い給湯負荷や外気条件に対応して、圧縮機の運転周波数、運転台数を変化させて対応するという瞬間湯沸かし型のヒートポンプ式給湯機が商品化されてきている(例えば、非特許文献1参照)。
特開平2−223767号公報 週間エアコン流通人2003年5月15日号(VOL.24−No.896)
しかしながら、上記従来の圧縮機、放熱器、減圧手段を二つづつ備え、それを一体型の本体に収納し、幅広い給湯負荷や外気条件に対応して、圧縮機の運転周波数、運転台数を可変する事により対応するという瞬間湯沸かし型のヒートポンプ給湯機の構成では、圧縮機2ケと放熱器2ケ、減圧手段2ケ、蒸発器2ケで構成した冷媒循環回路と貯湯タンク、
給水管、給湯管を全て一つの本体に収納した一体型で構成しているために、本体が大きくなり、重量も重くなり、搬送性が非常に悪かった。例えば、非特許文献1に記載されたヒートポンプ式給湯機の例では、重量が180kg、全高が1900mmもあるために、二人の作業員では到底運搬できず、3、4人或いはそれ以上のい作業員が必要となり、特にマンション等に設置する場合は、クレーンリフトで搬送しなくてはならず、設置、施工に多大な費用を要し、コストアップにつながってた。さらに、性能面でも、一つの本体に全ての機能部品を収納させるため、給湯性能に大きく影響を与える蒸発器の大きさを十分確保することができず、能力が低下し、瞬間湯沸かし器としては、能力的に不十分であった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、搬送性と設置性を向上させ、二人の作業員でも施工工事が可能で、しかも瞬間湯沸かし性能に優れ、広い能力幅と、優れた制御性を有するヒートポンプ式給湯機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式給湯機は、閉回路に構成され冷媒を搬送する圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を順次接続した冷媒循環回路と、前記放熱器に水道水を供給する給水管と、前記放熱器から給湯端末へ通水する給湯管と、前記給湯管に連通するとともに前記放熱器で熱交換されて暖められた水道水を貯湯する貯湯タンクを内蔵した第1の本体ユニットを備え、前記第1の本体ユニットに、前記第一の本体ユニットと独立しかつ第二の圧縮機、第二の放熱器、第二の減圧手段、第二の蒸発器を順次接続した第二の冷媒循環回路を備えた第二の本体ユニットの前記第二の放熱器と、前記給水管と前記給湯管のそれぞれと連通させるための給水接続部及び給湯接続部を設けたもので、前記第一の本体ユニットと第二の本体ユニットの接続は給水接続部及び給湯接続部で簡単にできるとともに、給湯負荷の少ない場合は、貯湯タンクを含んだ第一の本体ユニットのみを運転するだけで良く、運転時の消費電力の低減、運転騒音の低減が可能となり、また給湯負荷が大きい場合は、 第一の本体ユニット、第二の本体ユニットの両方を運転すれば良い。また、ヒートポンプ式給湯機が第一の本体ユニットと第二の本体ユニットと分割されて個々のユニットが小型化できるので、搬送性、設置性が大幅に向上する。また、蒸発器は第一の本体ユニット、第二の本体ユニットのそれぞれに設けられているので、蒸発能力を増すことができ、給湯能力の向上、瞬間湯沸かし機能の瞬時性の向上が図れるとともに、使い勝手が大幅に向上するものである。
また、本発明のヒートポンプ式給湯機は、閉回路に構成され冷媒を搬送する圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を順次接続した冷媒循環回路と、前記放熱器に水道水を供給する給水管と、前記放熱器で熱交換されて暖められた水道水を送出する給湯管と、別設の貯湯タンクと前記給湯管とを連結するための給湯接続部を備えたもので、貯湯タンクと本体ユニットが分離されているので、一体にしたものより、個々の質量は、はるかに軽く、また小型になるので、搬入、設置が極めて容易で、しかも後日給湯能力を増強したい場合は、例えば特許請求項1に記載された第一の本体ユニットと給湯接続部を介して簡単に接続できるので、対応性、使用勝手が良いものである。
本発明のヒートポンプ式給湯機は、搬送性と設置性に優れ、二人の作業員でも施工工事が可能で、しかも瞬間湯沸かし性能に優れ、広い能力幅と、優れた制御性を有するものである。
第1及び第2の発明は、閉回路に構成され冷媒を搬送する圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を順次接続した冷媒循環回路と、前記放熱器に水道水を供給する給水管と、前記放
熱器から給湯端末へ通水する給湯管と、前記給湯管に連通するとともに前記放熱器で熱交換されて暖められた水道水を貯湯する貯湯タンクを内蔵した第1の本体ユニットを備え、前記第1の本体ユニットに、前記第一の本体ユニットと独立しかつ第二の圧縮機、第二の放熱器、第二の減圧手段、第二の蒸発器を順次接続した第二の冷媒循環回路を備えた第二の本体ユニットの前記第二の放熱器と、前記給水管と前記給湯管のそれぞれと連通させるための給水接続部及び給湯接続部を設けたもので、前記第一の本体ユニットと第二の本体ユニットの接続は給水接続部及び給湯接続部で簡単にできるとともに、給湯負荷の少ない場合は、貯湯タンクを含んだ第一の本体ユニットのみを運転するだけで良く、運転時の消費電力の低減、運転騒音の低減が可能となり、また給湯負荷が大きい場合は、 第一の本体ユニット、第二の本体ユニットの両方を運転すれば良い。また、ヒートポンプ式給湯機が第一の本体ユニットと第二の本体ユニットと分割され個々のユニットが小型化できるので、搬送性、設置性が大幅に向上する。また、蒸発器は第一の本体ユニット、第二の本体ユニットのそれぞれに設けられているので、蒸発能力を増すことができ、給湯能力の向上、瞬間湯沸かし機能の瞬時性の向上が図れるとともに、使い勝手が大幅に向上するものである。
第3の発明は、特に、第2の発明の第一の本体ユニットの側方に第二の本体ユニットを配設したもので、全高を低く抑えられるので、窓下に本体を設置することが可能となり、家の内部から給湯機が見えることにより受ける圧迫感をなくすことが可能となり、さらに外部から給湯機が見えてしまうと言ったエクステリア性の悪化と言った問題をなくすことができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の蒸発器及び第二の蒸発器のそれぞれを略L字状に形成し、第一の本体ユニットの側方に第二の本体ユニットを配置した時に、貯湯タンクが略中央に位置し、さらに両蒸発器の前方延伸部のそれぞれが左右の端部に位置するようにしたもので、L字状の蒸発器が対象に配設され、蒸発器を大きくすることが可能となり、その面積を最大限に生かすことができ、蒸発能力を高め、給湯能力の向上、ヒートポンプ給湯機で過大となる出湯までの立ち上がり時間の短縮化も可能となる。
第5の発明は、閉回路に構成され冷媒を搬送する圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を順次接続した冷媒循環回路と、前記放熱器に水道水を供給する給水管と、前記放熱器で熱交換されて暖められた水道水を送出する給湯管と、別設の貯湯タンクと前記給湯管とを連結するための給湯接続部を備えたもので、貯湯タンクと本体ユニットが分離されているので、一体にしたものより、個々の質量は、はるかに軽く、また小型になるので、搬入、設置が極めて容易で、しかも後日給湯能力を増強したい場合は、例えば特許請求項1に記載された第一の本体ユニットと給湯接続部を介して簡単に接続できるので、対応性、使用勝手が良いものである。
第6の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の冷媒として炭酸ガスを用いたもので、冷媒循環回路は、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルであり、臨界圧力以上に昇圧された冷媒により放熱器の水流路の流水を加熱する構成となり、放熱器を流れる冷媒は、圧縮機で臨界圧力以上に加圧されているので、放熱器の水流路の流水により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがなく、放熱器全域で冷媒と水とに温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ熱交換効率を高くできる。加えて、炭酸ガスにより、例え冷媒が外部に漏れたとしても、地球温暖化に及ぼす影響を、一般的エアコン等に用いられているR−410Aの冷媒に比し大幅に低減することができ、環境にも優しいヒートポンプ式給湯機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ式給湯機の第一の本体ユニットの概略図、(b)同ヒートポンプ式給湯機の第二の本体ユニットの概略図、図2は、同ヒートポンプ式給湯機を一体化した例を示す概略図、図3は、同ヒートポンプ式給湯機の構成図、図4は同ヒートポンプ式給湯機の他の接続例を示す概略図である。
図1において、21は第一の本体ユニットであり、本体ユニット21には、第一の圧縮機22、第一の放熱器23、第一の減圧手段24、略L字状の第一の蒸発器25が内蔵されている。なお、第一の減圧手段24としては、電動膨張弁が使用される例が多い。
そして、第一の圧縮機22から、第一の放熱器23、第一の減圧手段24、第一の蒸発器25は接続され、第一の冷媒循環回路26を構成している。27は、第一の蒸発器25に風を当て、蒸発能力を高めるための送風ファンであり、28は貯湯タンクであり、ヒートポンプ機能で加熱され高温となった水道水を貯めておくものであり、第一の蒸発器25の前方延伸部25aの反対側に配設されている。29は貯湯タンク28に水道水を給水するための給水管であり、30は、貯湯タンク28に貯湯する場合に用いるもので、貯湯タンク28に給水するための積層ポンプである。
31は、第二の本体ユニットであり、本体ユニット31内には、第二の圧縮機32、第二の放熱器33、第二の減圧手段34が配されている。35は、略L字状の第二の蒸発器で、図2に示すように、その前方延伸部35aは右端に位置し、貯湯タンク28を間に挟んで、第一の蒸発器25と対象形の形状になるように配設されている。そして、第二の圧縮機32から、第二の放熱器33、第二の減圧手段34、第二の蒸発器35は環状に接続され、第二の冷媒循環回路36を構成している。37は、第二の蒸発器35に風を当て、蒸発能力を高めるための送風ファンである。なお、第二の減圧手段34として、電動膨張弁が使用される例が多い。
第一の本体ユニット21と第二の本体ユニット31は、工場での本体組立時、梱包時、そして施工時には分割されているが、実際に使用する際には、図2に示すように第一の本体ユニット21の側方に第二の本体ユニット31を配設し、両者を接続して一体化するようにしている。
図3において、38は給水管29の中途に設けられた給水流量センサーであり、39は水道水供給管、40は熱交給水管、41は貯湯給水管、42は給水逆止弁、43は第一の放熱器23の給水管29側に設けられた流量調整弁である。44は貯湯逆止弁、45は貯湯三方弁、46は給湯三方弁、47は給湯管である。そして、これら給水、給湯関連の部品は、第一の本体ユニット21内に含まれている。48は給湯管45の先端に設けられた蛇口であり、ここから加熱された温水が供給される。
49は、第一の本体ユニット21の第一の放熱器23と、第二の本体ユニット31の第2の放熱器33に分岐するためのT字管であり、積層ポンプ30と給水逆止弁42の混合部に配設されている。
50は第二の給水管で、第一の本体ユニット21に設けられた給水接続部51を介して第二の放熱器33とT字管49とを連結し、給水管29からの水道水を第二の放熱器33に導くようにしている。
52は第二の給湯管であり、第一の本体ユニット21に設けられた給湯接続部53を介して接続され、第二の本体ユニット31内部にて加熱された温水を、第一の本体ユニット
21の第一の放熱器23にて加熱された温水と合流するようにしている。
以下図面に基づいて、上記ヒートポンプ式給湯機の動作を説明する。
給水管29から、水道圧にて供給された水道水は、水道水供給管39と、熱交給水管40、貯湯給水管41に分流される。第一の圧縮機22が運転すると、高圧まで圧縮されて吐出された冷媒は、第一の放熱器23に送られ、熱交給水管40を通ってきた水道水を熱交換して放熱される。これにより、貯湯三方弁45に流れる水は高温になる。
第一の放熱器23から流出する冷媒は、第一の減圧手段24にて減圧膨張され、第一の蒸発器25に送られ、第一の送風ファン27にて送られた空気と熱交換して、この第一の蒸発器25を通過する間に、蒸発しガス化される。このガス化された冷媒は、再度第一の圧縮機22に吸入され、再度圧縮される過程を繰り返し、徐々に水道水が加熱されることとなる。
第二の本体ユニット31においても以下のように同じことが行われる。
即ち、第二の圧縮機32が運転すると、高圧まで圧縮されて吐出された冷媒は、第二の放熱器33に送られ、給水管29から水道圧にて供給されT字管49で分流して流入する水道水を熱交換して放熱される。これにより、第一の放熱器23にて加熱された温水と合流する水は高温になる。第二の放熱器33から流出する冷媒は、第二の減圧手段34にて減圧膨張され、第二の蒸発器35に送られ、第二の送風ファン37にて送られた空気と熱交換して、この第二の蒸発器35を通過する間に、蒸発しガス化される。このガス化された冷媒は、再度第二の圧縮機32に吸入され、再度圧縮される過程を繰り返し、徐々に水道水が加熱されることとなる。
そして、貯湯タンク28に、貯湯三方弁45を通って高温に加熱された温水が貯湯される。これは、ヒートポンプ式給湯機の立ち上がりの悪さを補うもので、ヒートポンプ式給湯機が所定の温度の給湯を行うまでは、貯湯タンク28内の温水を、水道水供給管39を通過してきた水道水と、給湯三方弁46で混合比を変えつつ混合させ、所定の温度の温水を蛇口48から供給するようにしている。この場合も、積層ポンプ30にて、貯湯タンク28内の貯湯水を、第一の放熱器23、第二の放熱器33に送り、そこで熱交換を行い、高温にして貯湯するものである。
以上のように、本実施の形態によれば、ヒートポンプ式給湯機にて、工場での組立時、梱包時、搬送時は、第一の本体ユニット21と第二の本体ユニット31との二つに分割して行ない、実際に設置するときには、第一の本体ユニット21と第二の本体ユニット31を合体させて一つの本体とすることにより、工場での生産に於いては、極端に大きな製品を作る必要がなくなり、工数の削減、生産設備の共用化、工程の簡素化が可能となり、コストダウンを実現できる。
また、現場での設置に於いても、それぞれの本体ユニットが軽量化され(概算では100kg程度)、二人で搬送することが可能となり、大幅な施工性の向上が図れる。さらに、マンション等の設置の場合は、従来リフトの使用が不可欠であったが、本実施の形態では、本体が二つに分割されているので、 マンションに設置されたエレベーターでも運べるようになるので、搬送時間の短縮、運搬費用、施工費用を安価にすることができる。
さらに、貯湯タンク28や、給水管29、貯湯三方弁45、給湯三方弁46などの給湯管連の部品は、第一の本体ユニット21に全て納められることにより、一体化は、給水接続部51、給湯接続部53、制御用の電源線(図示せず)、信号線(図示せず)の接続だ
けで完了することができ、設置、施工が極めて容易である。
加えて、第一の蒸発器25はL字状とし、貯湯タンク28を、第一の蒸発器25の前方延伸部部25aの反対側に配設し、第二の本体ユニット31に設けられた第二の蒸発器35もL字状とし、貯湯タンク28を中間に配し、前記第一の蒸発器25と対象に配設することにより、蒸発器用に本体側面、本体後面を含む大きな面積を確保することが可能となり、蒸発能力の向上を図ることができる。それにより、COPが向上し、電気代の削減、立ち上がり性の改善が図ることができる。
また、例えば夏場、温度を上げる必要温度が少なく、給湯負荷が少なくなった場合などは、第一の本体ユニット21のみの運転だけで必要な給湯は可能であり、それにより運転時の消費電力を低減させることができ、さらに、第一の本体ユニット21の送風ファン27、第一の圧縮機22しか運転しないので、運転騒音を低減され、使い勝手が大幅に向上するものである。
さらに、第一の本体ユニット21と第二の本体ユニット31を左右に配設することにより、第一、第二の蒸発器25、35の面積を大きく確保しながら、全高が低く抑えられるので、家屋の窓下に本体を設置することが可能となり、家の内部から給湯機が見えてしまうことによる住居人に与える圧迫感をなくすことも可能となり、さらには、外部からも給湯機が見えてしまうと言ったエクステリア性の悪化と言った問題もなくすことが可能となる。
また、図4に示すように、第一の本体ユニット21に複数の第二の本体ユニット31をつなげることも可能であり、その場合も、給水接続部51、給湯接続部53、電源線、信号線の接続だけで一体化が可能であり、しかもL字状の第二の蒸発器35を用いているので、蒸発性能を損ねることなく面積を拡大することが可能となり、給湯能力を大きくすることが容易にできるものである。勿論、貯湯タンク28を複数並べることもできる。
なお、上記実施の形態では、第一の本体ユニット21に一台若しくは複数の第二の本体ユニット31を接続した例を述べたが、上記実施の形態で述べたように第一の本体ユニット21には貯湯タンク28も含め機能部品が全て備わっているので、 第一の本体ユニット21のみ設置して、給湯管47を蛇口48に接続し、給水管29を水道管に接続し、少能力の瞬間湯沸かし型のヒートポンプ式給湯機として使用できることは言うまでも無い。
特に、近年のマンションでは、一定温度で給水(15〜20℃、季節に関係なし)し、それを少しだけ暖めるという場合が出てきている。あるいは、冷泉が出る場合などは、同様に少しだけ暖めるだけで良いという場合がある。そのような場合には、第一の本体ユニット21のみ設置して使用すれば良い。勿論、それだけで不十分な場合は、後日第二の本体ユニット22を付加すればよく、その設置、接続工事も簡単にできるものである。
なお、上記実施の形態では、貯湯タンク28を第一の本体ユニット21内に設けたが、
貯湯タンク28を単独で外部に設け、それに第二の本体ユニット31を給湯接続部(図示せず)を介して接続して、第二の本体ユニット31をヒートポンプ式給湯機として使用しても良い。この場合は、貯湯タンク28と第二の本体ユニット31が分離されているので、一体にしたものより、個々の質量は、はるかに軽く、また小型になるので、搬入、設置が極めて容易で、しかも後日給湯能力を増強したい場合は、第一の本体ユニット21と給湯接続部を介して簡単に接続できるので、対応性、使用勝手が良いものである。
また、上記実施の形態では、冷媒の種類を特定しなかったが、その冷媒として炭酸ガスを用いるようにすれば、冷媒循環回路は、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒート
ポンプサイクルであり、臨界圧力以上に昇圧された冷媒により放熱器の水流路の流水を加熱する構成となり、放熱器を流れる冷媒は、圧縮機で臨界圧力以上に加圧されているので、放熱器の水流路の流水により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがなく、放熱器全域で冷媒と水とに温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ熱交換効率を高くできる。加えて、炭酸ガスにより、例え冷媒が外部に漏れたとしても、地球温暖化に及ぼす影響を、一般的エアコン等に用いられているR−410Aの冷媒に比し大幅に低減することができ、環境にも優しいヒートポンプ式給湯機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ式給湯機は、運搬、設置工事が容易で、しかも効率の良い少能力運転が可能で、しかも給湯能力の増強が簡単にできるので、一般家庭は勿論、アパート、マンション、店舗、各種商業施設での給湯器、温水器に広く適用できるものである。
(a)本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ式給湯機の第一の本体ユニットの概略図、(b)同ヒートポンプ式給湯機の第二の本体ユニットの概略図 同ヒートポンプ式給湯機の第一の本体ユニットと第二の本体ユニットを一体化した例を示す概略図 同ヒートポンプ式給湯機の構成図 同ヒートポンプ式給湯機の他の接続例を示す概略図 従来のヒートポンプ式給湯機の構成を示す図
符号の説明
21 第一の本体ユニット
22 第一の圧縮機(圧縮機)
23 第一の放熱器(放熱器)
24 第一の減圧手段(減圧手段)
25 第一の蒸発器(蒸発器)
26 第一の冷媒循環回路(冷媒循環回路)
28 貯湯タンク
29 給水管
31 第二の本体ユニット
32 第二の圧縮機
33 第二の放熱器
34 第二の減圧手段
35 第二の蒸発器
36 第二の冷媒循環回路
47 給湯管
51 給水接続部
53 給湯接続部

Claims (6)

  1. 閉回路に構成され冷媒を搬送する圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を順次接続した冷媒循環回路と、前記放熱器に水道水を供給する給水管と、前記放熱器から給湯端末へ通水する給湯管と、前記給湯管に連通するとともに前記放熱器で熱交換されて暖められた水道水を貯湯する貯湯タンクを内蔵した第1の本体ユニットを備え、前記第1の本体ユニットに、前記第一の本体ユニットと独立しかつ第二の圧縮機、第二の放熱器、第二の減圧手段、第二の蒸発器を順次接続した第二の冷媒循環回路を備えた第二の本体ユニットの前記第二の放熱器と、前記給水管と前記給湯管のそれぞれと連通させるための給水接続部及び給湯接続部を設けたヒートポンプ式給湯機。
  2. 第一の本体ユニットと、少なくとも1つの第二の本体ユニットから構成された請求項1記載のヒートポンプ式給湯機。
  3. 第一の本体ユニットの側方に第二の本体ユニットを配設した請求項2記載のヒートポンプ式給湯機。
  4. 蒸発器及び第二の蒸発器のそれぞれを略L字状に形成し、第一の本体ユニットの側方に第二の本体ユニットを配置した時に、貯湯タンクが略中央に位置し、さらに両蒸発器の前方延伸部のそれぞれが左右の端部に位置するようにした請求項3記載のヒートポンプ式給湯機。
  5. 閉回路に構成され冷媒を搬送する圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を順次接続した冷媒循環回路と、前記放熱器に水道水を供給する給水管と、前記放熱器で熱交換されて暖められた水道水を送出する給湯管と、別設の貯湯タンクと前記給湯管とを連結するための給湯接続部を備えたヒートポンプ式給湯機。
  6. 冷媒として炭酸ガスを用いた請求項1〜6のいずれかに1項記載のヒートポンプ式給湯機。
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