JP2005168011A - 無線ネットワークにおいて順方向データ・バーストをスケジュールする方法および装置 - Google Patents

無線ネットワークにおいて順方向データ・バーストをスケジュールする方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線ネットワークにおいて順方向データ・バーストをスケジュールする方法および装置を提供すること。
【解決手段】異なるデータ転送速度の恒久的な仮想パイプが、1組のリソースを割り付け一緒にグルーピングすることによって要求しているモバイル端末に対してデータ・バーストを伝送するために順方向補助チャネル上で基地局において用意される。ネットワークから到来するデータ・バーストは、各アクティブ・バーストのうちの少なくとも1つのバースト・セグメントが最高データ転送速度のパイプ上のタイムスロットにスケジュールされるようにすべてのパイプ上のタイムスロットにスケジュールされる。バーストの他のバースト・セグメントは、すべてのパイプ上にスケジュールされ、したがってこれらのバースト・セグメントは、様々な転送速度のパイプを介して移動して、より高速な転送速度のパイプ上におけるすべてのバーストの機会が提供される。
【選択図】図10

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳細には無線ネットワーク上の無線リンク・リソースの効率的な管理に関する。
CDMAベースの無線通信ネットワークが、アナログ伝送技術を使用した第1世代システムと対照されるデジタル技術に基づいた第2世代(2G)システムとして導入されている。2Gシステムはまた、音声呼出しをサポートする上にさらに低速度データ伝送に対するサポートも導入している。第3世代(3G)システムを推進する原動力の1つとして、高速データ伝送がある。3GのCDMA2000システムでは、それぞれ2X、4X、8Xおよび16Xと呼ばれる19.2kbps、38.4kbps、76.8kbpsおよび153.6kbps(およびそのさらに高速)の転送速度のデータ伝送がサポートされ、画像、デジタル・ファイル、ビデオなどの伝送が可能になることになる。基地局とモバイル端末の間に確立されるこれら高速のデータ・チャネルでは、双方向にデータを伝送することができる。この基地局(BS)からモバイル端末に送信されるデータは、「順」方向に送信されると言われ、一方、このモバイル端末から基地局へ送信されるデータは、「逆」方向に送信されると言われる。基地局とモバイル端末の間でより高速のデータを伝送するために使用される無線リンクまたはチャネルは、恒久的なものではなく、データを送信するときに確立する必要がある。基地局とモバイル端末の間の高速データ伝送は、バースト的な性質をもっている。一般に、データは、一定のデータ・ストリームで送信されるのではなくて、ファイル、画像、ウェブ・ページなどの伝送が完了してしまうまで一連のデータ・バーストとして送信される。この動作モードが使用される1つの理由は、無線リソースが制限され、それぞれが進行中のデータ・セッションを有する複数のモバイル端末に対して同時にサービスし続けることができないことである。換言すれば、無線リソース制限があるために、基地局は、これらの高速転送速度を利用した恒久的な専用チャネルを使用することによって、数個のモバイル端末に対してサービスすることができるだけである。したがって、複数のモバイル端末に対してサービスを行うためには、何らかの形のリソース共用を利用する必要がある。
CDMA2000無線ネットワーク上で、高速データ・チャネルは、SCH(Supplemental Channel補助チャネル)と呼ばれる。この補助チャネルは、順方向についても逆方向についても存在し、それぞれF−SCHおよびR−SCHと呼ばれる。バーストを、モバイル端末に送信する準備ができると、基地局は、F−SCH上である時間を割り付け、いつバーストが開始されるかをそのモバイル端末に通知する。モバイル端末とのこの同期は、制御チャネル上で基地局によって伝送されるESCAM(Extended Supplemental Channel Assignment Message拡張補助チャネル割当てメッセージ)を介して実施される。ESCAMのフォーマットは、IS−2000規格中で定義され、基地局の設計者もモバイル端末の設計者も共にこの規格に従っている。
CDMA2000無線システムにおいてデータ・バースト・アクティビティをスケジュールすることは、もし複数のモバイル端末が同時に1つの基地局からのバーストを要求していることがあり得るとすると複雑である。以上で指摘したように、この複雑さは、高速無線チャネルを共用する必要があり、各モバイル端末セッションに対して専用にすることができないことに起因して存在している。さらに、高速データ・チャネルは、物理的な実体のあるものではなくて、それぞれが、時間と共に変化し基地局の構成の中でも変化し得る1組の制約条件をもつ独立したリソースの集まりである。高速でデータを伝送する必要がある基本的なビルディング・ブロックは、(1)1組の隣接したウォルシュ・コード(Walsh code)と、(2)補助チャネルを駆動するための隣接したチャネル・フラグメント(すなわち、CDMA2000 ASIC[Application Specific Integrated Circuit特定用途向け集積回路]上のある隣接した回路面積)と、(3)(MSC(Mobile Switching Centerモバイル交換局)と基地局との間で高速データ・パケットをある方向または逆方向に配信する)基地局とMSCの間のある形態のバックホールと、(4)補助チャネルを駆動するのに必要でモバイル端末の位置に応じて強度が変化し得るあるRF電力量である。これらの要素はすべて、BSがこのバーストを所与のモバイル端末に伝送するときにまさに使用可能となる必要がある。
この複雑さに加えてさらに、1組の有限なリソースを有する複数のモバイル端末に同時にサービスを行う際に公平性を実現するために必要なスケジューリングの複雑さも存在する。現行の方法では、このリソースはますます小さなプールへと分割され、次いでこれらの小さなプールが、サービスを要求している複数のモバイル端末の間に分散される。この結果、モバイル端末は、(19.2kbpsもの低速の)より低速のバーストを受信することになるが、多数のモバイル端末が、同時にバーストを獲得することになる。現在では、もしこのスキーマが多数のより小さなより低い転送速度のチャネルを生成するとすれば、これには大きな処理能力が必要になる。すでにロード済みのシステムに到達する新しいバースト要求は、基地局ソフトウェアに対して多数の複数の既存の低転送速度のバーストを検査してどのようなリソースがこの新しいバーストにとって使用可能であるかを判定するように要求する。一般に、ロード済みのシステムでは、新しいバースト要求には、低転送速度のバースト(19.2kbps)が提供され、大きな処理能力が、この低転送速度のバースト用のリソースを見つけるためだけに必要とされる。また、これらのリソースは、新しい各バースト要求またはバーストの継続に伴って移動する。したがって、新しい任意のバースト要求を受信するときには、新しい1組のウォルシュ・コード、ASICチャネル・フラグメントなどを確保する必要がある。
以上で指摘したように、従来技術のリソース割当ての方法では、使用可能なリソースをますます小さなリソースに分割することによってリソース共用制約条件に対処している。要求するモバイル端末の数が増加するにつれて、このリソースは、2Xの19.2kbpsの転送速度を供給することしかできない可能性のある最小のチャネルに分割される。次いで、これらの2Xチャネルの多くが並列に処理される。新しいバースト要求が、すでに大量にロードされたシステムで受信されると、このバースト要求は、拒否されるか、または後ほどのある時点で2Xチャネルがこれに割り当てられることになる。さらに、あまりにも多数の使用可能性について検査すべき小さなリソース区分があるので、将来のある時間量(バースト・セットアップ・タイム)で使用可能になる2Xリソースを見出すために大量の処理が必要になる。さらに、このバーストはそのバースト・セットアップ・タイムが満了した後に開始されるようにスケジュールすることしかできないはずなので、これらのリソースは、将来、使用可能性が検査され続けることになる。
従来技術はまた、不利なことに使用可能なリソース中にホールが残る可能性がある。これは、リソース区分の性質と、(例えば、ウォルシュ・コードなど)互いに隣接しているある種のリソースに対する制約条件があることからもたらされる。これは、無線チャネル・フラグメンテーションとして知られている。この共用スキームがリソースを分割するときに、このスキームでは、必ずしもいつでも常にこれらのリソースを一緒にして戻すことができるとは限らない。隣接していないリソース(例えばウォルシュ・コード、チャネル・フラグメント)を均質な隣接したリソースへと合体することは、非常に複雑であり、プロセッサを多用するものである。例えば、2つの2Xチャネルが別々に使用可能で、それらが隣接している場合には、それらを使用して4Xバーストを作成することができる時がある。
本発明の一実施形態によれば、システムの初期化時に、1つまたは複数の恒久的な仮想パイプが、順方向の予備チャネル(F−SCH)上のCDMA2000ネットワーク中の基地局において用意される。1組のリソース(すなわち隣接したウォルシュ・コード、隣接したASICの回路面積など)が、割り付けられ、一緒にグループ化されてF−SCH上で基地局からの順方向の高速データ伝送を処理する。基地局の構成によっては、提供されるこれらの仮想パイプは、例えば現在使用されている最大の16X(153.5kbps)のデータ転送速度から2X(19.2bps)のデータ転送速度まで変化するデータ転送速度を取り扱うのに十分に「幅広い」ものとなる。8Xおよび4Xの幅の仮想パイプも、一般に用意される。
仮想パイプが用意された後に、このネットワークから到着しこの基地局のサービス区域におけるモバイル端末に宛てられたデータ・バーストは、ラウンドロビン式にこの仮想パイプの少なくとも1つの上のタイムスロット中へとスケジュールされる。特に、バースト長に応じて、バーストは、タイムスロット存続期間のバースト・セグメントへと分割され、この基地局のサービス区域中の他のモバイル端末に宛てられた他のバースト・セグメントと時間多重化方法でインターリーブされる。所与のタイムスロット/バースト・セグメントにおいて伝送されるデータ量は、その上でその特定のバースト・セグメントが伝送のためにスケジュールされる特定の仮想パイプに依存している。存在する仮想パイプの数よりも存在するアクティブなバーストが少ない場合には、このバースト・セグメントは、最大幅のパイプ上だけにスケジュールされる。しかし、アクティブ・バースト数が提供されたパイプ数を超えた後に、このバースト・セグメントは、ラウンドロビン式に異なる幅のパイプの間でスケジュールされ、各アクティブ・バーストの少なくとも1つのバースト・セグメントが、最大幅のパイプ上のタイムスロットへとスケジュールされることになる。次いで、バーストのうちの他のバースト・セグメントが、すべてのパイプ上へとスケジュールされ、したがってこれらは、より幅の広いパイプ上ですべてのバーストの機会を与えるようにするために様々な幅のパイプを介して移動する。
ソフトウェアで実施されるバースト・セグメント制御構造は、用意された各仮想パイプに関連している。この制御構造は、フレーム・ヘッド・ポインタ・リストおよび複数のバースト・セグメント情報ブロックを含んでいる。各情報ブロックには、関連する仮想パイプ上の特定の将来のタイムスロット中に伝送されるようにスケジュールされる識別されたバースト・セグメントに関連した情報が格納され、この各情報ブロックは、このフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト上の特定のフレームにリンクされる。現行フレーム・ポインタが、このフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト上のフレーム・ヘッド・ポインタごとに固定されたフレーム・レートで移動するときに、この現行フレーム・ヘッド・ポインタが、次いでこの仮想パイプ上で伝送させるためにスケジュールされるバースト・セグメントのバースト・セグメント情報ブロックを指しているかどうかの判定が行われる。もし指している場合には、このポインタで指されたバースト・セグメント情報ブロック中で識別されたバースト・セグメントが伝送される。バースト・セグメントが伝送された後、その関連するバースト・セグメント情報ブロックは、消去される。現行フレーム・ポインタがフレームごとに次の各フレーム・ヘッド・ポインタへと移動するとき、将来フレーム・ポインタは、フレームごとにこの現行フレーム・ポインタが所定のフレーム数では到達しないはずのフレーム・ヘッド・ポインタへと移動する。この将来フレーム・ポインタがあるフレーム・ヘッド・ポインタを指し、このフレーム・ヘッド・ポインタが、次にこの現行フレーム・ポインタが後でこのフレームに到達するときに伝送されることになるバースト・セグメントについてのバースト・セグメント情報ブロックを指すときには、あるESCAMを制御チャネル上に伝送して受信中のモバイル端末に、現行フレーム・ポインタが間もなく同じフレーム・ヘッド・ポインタに到達するときにモバイル端末がこの仮想パイプを介して間もなく受信するはずのバーストに対する準備をさせる。
基地局が、ネットワークからバースト要求を受信するとき、この第1のバースト・セグメントは、現在スケジュールされた各バースト・セグメントの少なくとも1つが伝送された後に将来の決められた時間に最大幅の仮想パイプ上でスケジュールされる。次いで、バースト・セグメント情報ブロックは、情報が格納され、その将来の決められた時間の間、そのフレーム・ヘッド・ポインタに関連づけられるが、すでにスケジュールされている他のどのバースト・セグメントも、シフトされてこの新しいバースト・セグメントを受け入れることができる。他のバースト・セグメントも、将来の決められた時間に用意される他の仮想パイプ上で同様にスケジュールされる。
この高速のデータ・チャネル・リソースは、この高速データ・バーストが、バーストを要求しているすべてのモバイル端末に対して幅の広い高速度のパイプの使用公平性を実現できるようスケジュールされると共に効率的に管理される点が有利である。さらに、任意の所与の時刻に、存在する仮想パイプと同数のバースト・セグメントしかモバイル端末に伝送されず、この点において、リソースがますます細分化され、それによって同時に伝送される非常に多数の低転送速度のバーストが生成される従来技術とは著しく異なっている。他方、本発明のこの実施形態では、さらに多数の幅の狭い低転送速度のパイプを同時に駆動するのではなくて、幅の広いより少数のバーストを使用し幅の広いより高転送速度のパイプ上の時分割技法を使用して公平性を実現するシステムがもたらされる。
本発明の一実施形態は、CDMA2000無線ネットワーク中で動作する各基地局上で実行されるソフトウェアである。図1を参照すると、基地局101および102が、無線ネットワーク100内のMSC103に接続して示されている。モバイル端末104は、それぞれ1次順方向基本チャネル105および2次順方向基本チャネル106上で、基地局101とも基地局102とも順方向に通信していることが示されている。複数の基本チャネルがあるのに対して、順方向の補助チャネル107は1つしかなく、この補助チャネルは基地局101と通信しているモバイル端末104と他のモバイル端末109、110、111のために留保されて1つの基地局101から高速データを受信する。この基本チャネルは、トラフィックを信号で伝えるために留保され、またデータ・パケットを伝送することもできるが、補助チャネルよりも低転送速度でしか伝送できない。この説明している実施形態では、順方向の補助チャネル上でしか動作しない。ネットワーク中の各基地局が、説明すべきスケジューリング・ファンクションを実施するのに対して、高速データは、片足だけで1つの基地局によって順方向補助チャネル107上をモバイル端末104、109、110および111へと伝送される。
本発明の一実施形態によれば、仮想パイプが、データのバーストまたはバースト・セグメントを基地局のサービス区域内のモバイル端末104、109、110および111へと伝送するために基地局で用意される。図2は、16X仮想パイプ201および8X仮想パイプ202の概念を示している。仮想パイプは、それらが割り付けられた後にその場所にとどまる1組のリソースから構成される。16X仮想パイプ201では、割り付けられるリソースは、(1)16X相当の隣接したウォルシュ・コードと、(2)CDMA2000 ASIC上の16X相当の隣接したチャネル・フラグメントと、(3)一般にT1回線のある部分となる、基地局とモバイル交換局の間のあるタイプのバックホール上の16X相当の容量と、(4)可変である使用可能なRF電力のある部分とを含んでいる。8X仮想パイプ202は、16Xパイプ201に比べて、(変化し得るRF電力を除いて)基地局によってそれに割り付けられるこれらのリソースの半分を有し、ちょうど半分のデータ転送速度を処理することができる。図2で指摘しているように、これらの仮想パイプ201および202は、タイムスロットに時分割され、これらのタイムスロットを使用して、かかるバーストを受信するようにスケジュールされるモバイル端末104、109、110および111に対して高速データ・バーストのバースト・セグメントを搬送する。以上で指摘したように、これらの仮想パイプ201および202を形成するリソースは、例えば、これらそれぞれのパイプに恒久的に割り当てられ、解体されるまでは決して再割り当てされることはない。基地局101に用意された1つまたは複数のパイプは、例えば、それによって常に使用可能となり、モバイル端末104、109、110および111用のバースト・セグメントには、1つまたは複数のこれらパイプ上でタイムスロットが割り当てられる。
これらの仮想パイプが用意された後に、データ・バースト要求はバースト・セグメントへと時分割され、場合によっては複数のパイプに割り当てられる可能性がある。図3は、1つのバーストが1つの仮想パイプ301上で伝送される本発明の最も簡素な実施形態を示すものである。時間の流れに従って、通常例えばモバイル端末104によって行われる何らかのデータを求める、より以前の要求に応答して、基地局101は、MSC103から順方向のバースト要求を受信する。tbsut(新しいバーストについてのバースト・セットアップ・タイム)と呼ばれる、バースト・セットアップについての制御信号に関連するある遅延が存在する。図3で指摘するように、ESCAMをモバイル端末に送信するのにかかる時間を表す別の遅延も存在する。以前に指摘したように、このESCAMは、制御チャネル上に送信される信号メッセージであり、これは、特定のF−SCH上で受信している高速データ・バースト中からモバイル端末が受信できる必要がある情報をモバイル端末に提供する。IS−2000規格に従って動作するモバイル端末はどれも、基地局から受信されるこのESCAMを復号化することができ、それに対して応答することができる。このESCAMは、図3におけるt16,1に相当する、受信をいつ開始すべきかをモバイル端末に知らせる。この時刻に基地局101は、例えば16X仮想パイプ201上のF−SCH107上でこのモバイル端末104に第1のバースト・セグメントAを送信する。後ほどのある時点で、この基地局は、別のバースト・セグメントが別のESCAMをモバイル端末104に送信するトリガを獲得しようとしていることを検出するが、今回は「バースト継続」のためのものである。これは、t16,2のΔt前の時点である。これがどのようにトリガされるかについての詳細について以下で説明する。このESCAMは、現行のバーストに対する継続が近づいていること、それがいつ開始されようとしているか、受信すべきものがどの無線リソースによるものかをモバイル端末104に知らせる。時刻t16,2において基地局101は、バースト・セグメントAの送信を開始する。このシーケンスは、この高速バースト全部が伝送されてしまうまで反復される。この簡素な実施形態では、バースト全体が1つの16X仮想パイプを利用して伝送され、これはまた、バースト全体が同じ1組のリソースを利用して伝送されることを意味する。この基地局101のソフトウェアは、これらのリソースを再割付けする際にどのような処理能力も使い果たす必要がなく、単にこのバーストをどのようにしてセグメントに分割すべきか、またESCAMを介してバースト・セグメントの継続をいつ発行すべきかを決定する必要があるだけである。
図4は、1つの仮想パイプが複数のモバイル端末を対象にした複数のバーストをサービスするときの本発明の一実施形態を示している。図4は、1つの仮想パイプ401によってサービスされている2つの同時バースト要求の場合を示している。実際には、基地局の構成によって、複数の仮想パイプが容量を変化できるようにすることができる。図4のシナリオにおいては、例えば、2つの異なるモバイル端末104および109が、それぞれ1つのバーストを同時に要求する。バーストAは、バーストB以前に基地局101に到達する。バーストAの転送の開始を遅らせる有限なバースト・セットアップ・タイムtbsutAが存在する。バーストAが最初にスケジュールされ、ESCAMが送信され、t16,1の開始時刻が基地局101によって選択される。基地局101は、16X仮想パイプ401上でt16,1にモバイル端末104へのバースト・セグメントAの転送を開始する。この時点で、バーストBについてのバースト・セットアップ・タイムも完了するが、仮想パイプ401が現在、バースト・セグメントAをサービスしているので、バーストBの第1のバースト・セグメントを送信することはできない。基地局101は、適切な時刻にトリガを行い、バーストBが対象とするモバイル端末109にESCAMを送信してそのバースト開始時刻および無線リソースをモバイル端末109と同期させる。時刻t16,2において、基地局101は、バースト・セグメントBをモバイル端末109に送信する。t16,3以前のある時刻に、基地局101は、モバイル端末104に別のバースト・セグメントをバーストAから受信するよう準備するように知らせる。16X仮想パイプ401のこの形態の時分割多重化によって、このリソースは、これらを対象とするバーストを有するモバイル端末104と109の両者の間で共用することができるようになる。基地局101では、そのリソースを半分に分割する必要がないので、これらのリソースを再割付けするためにさらにどのような処理もする必要がない。かかる処理および再割付けでは、たった2つの同時バーストしかないので大きな処理能力を要するようには思えないのに対して、10個以上の同時バーストが存在するときには、これ以外の方法で必要とされるはずの処理能力は、かなりのものになるはずである。
図5を参照すると、バースト・セグメント制御構造(Burst Segment Control Structure)500は、各仮想パイプ上でタイムスロットをスケジュールし管理する役割を果たし、ここでこのシステム中の各仮想パイプは、仮想パイプに割り付けられるそれ自体の構造500を有する。かかる構造500は、完全にソフトウェアで実施される。この構造は、2タイプのエレメント、すなわちフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト501と、バースト・セグメント情報ブロック、例えばブロック502、503、504、505、506および507の集合体とから構成される。各バースト・セグメント情報ブロックは、スケジュールされたタイムスロット中にバースト・セグメント制御構造500が関連づけられる仮想パイプ上で特定のバースト・セグメントを適切に配置するために必要なすべての情報を含んでいる。この情報は、例えばバーストID、バースト・セグメント開始時刻、バースト・セグメント存続時間、別のデータ・ブロックへのバースト情報ポインタ、および必要な場合には別の同胞ブロックへの次のブロック・ポイントを含んでいる。
このフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト501は、特定のバースト・セグメント情報ブロックを指すか、あるいはこのフレームに割り当てられた情報ブロックがない場合には、ヌル・ポインタ(Null pointer)となる複数のフレーム・ポインタ508から構成される。このフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト501は、例えば20msの定義された時間期間の、フレーム当たり1つのフレーム・ヘッド・ポインタを含んでいる。これらのフレーム・ヘッド・ポインタを使用して、バースト・セグメント情報ブロック中のその構造に保持される情報を配信し、その結果、各バースト・セグメントは、この例では、20msのフレーム増分した正確な時刻にこの特定のバースト・セグメント制御構造に関連した仮想パイプ上に配置される。バースト・セグメント情報ブロックはまた、バースト・セグメントをそのモバイル端末に送信する時刻に十分に先立つ時刻にターゲット・モバイル端末にESCAMを適切に送信するために使用される情報も含んでいる。ターゲット・モバイル端末に送信すべきバースト長に応じて、ネットワークからのバースト・要求は、複数のバースト・セグメントをもたらすことができ、それによって複数のバースト・セグメント情報ブロックが生成される。以下に説明するように、これらのバースト・セグメントは、1つまたは複数の用意された仮想パイプ上で、特定のバーストの異なるバースト・セグメントが異なる仮想パイプ上で伝送される可能性があるようにスケジュールされる。各仮想パイプ上へのバースト・セグメントのスケジューリングに応じてかかる各仮想パイプについてのバースト・セグメント制御構造500は、バースト・セグメント情報ブロック中に、スケジュールされた時刻にバースト・セグメントを送信するために必要な情報を含んでいる。
フレーム・ヘッド・ポインタ508を使用してこのバースト・セグメント情報ブロック中に保持される情報を配信し、その結果、この情報は、時間的に正しく順序づけされる。次いでこのソフトウェアは、この構造全体に含まれる情報の特定の部分だけしか、詳細には所与の時間の間に対象となるフレーム中にある部分だけしかスキャンしない。このリスト内に含まれるフレーム・ヘッド・ポインタ数は、可変であり、このシステムで使用するように選択されているフレーム・サイズと、ウィンドウ・サイズとの両方に依存しており、ここでウィンドウ・サイズとはフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト中の各フレーム・ポインタを介して繰り返されるためにかかる時間のことである。1秒のウィンドウ・サイズと20msのフレーム・サイズでは、1秒当たりに50フレームのフレーム・レート、または仮想パイプ当たり50個のフレーム・ヘッド・ポインタ508を有するシステムがもたらされる。このフレーム・ヘッド・ポインタ・リストは、ちょうど指摘した1秒間の一例など、時間的に有限なサイズのウィンドウを表すので、この1秒のウィンドウを超える将来にスケジュールされるバースト・セグメント情報ブロックは、このバースト・セグメント制御構造内に「ラップ・アラウンド」される。例えば、1秒間のウィンドウと20msのフレームでは、バースト・セグメントが、ちょうど2.02秒後の将来に開始されるようにスケジュールされる場合には、このバースト・セグメント情報ブロックは、現行のフレームに対してまさしく次のフレームで情報が格納されるが、将来における2ラップ・アラウンド先までスケジュールされることはない。
このラップ・アラウンド性の設計の結果として、複数のバースト・セグメント情報ブロックを同じフレームに関連づけることができるが、この同じフレーム・ヘッド・ポインタにリンクされた以前の関連する情報ブロックの1秒前の時刻までは、送信についてスケジュールされることはない。例えば、図に示すようにそれぞれバーストAおよびDからのバースト・セグメントA、DおよびAについてのバースト・セグメント情報を含むバースト・セグメント情報ブロック503、504および505は、すべて同じフレーム・ヘッド・ポインタ509にリンクされている。これらのバースト・セグメント情報ブロック503、504および505に示すようにバースト・セグメントA、DおよびAは、それぞれ例示の開始時刻180ms、1180msおよび2180msにおいて互いにちょうど1秒ずつ離れている。この図に示すように、これらのブロックはすべて、同じフレーム・ヘッド・ポインタ509中に存在するので、バースト・セグメント情報ブロック505は、先行同胞ブロック504にリンクされ、このブロック504は、次にその先行同胞ブロック503にリンクされている。
次の各タイミング・イベントが、タイミング制御515によって生成されるときに、現在処理中のフレームを指す現行フレーム・ポインタ510は、リスト501上の次のフレーム・ヘッド・ポインタへと移動される。これらのタイミング・イベントは、毎秒50フレームのフレーム・レート、すなわち20msの時間間隔で行われる。現行フレーム・ポインタ510が、このフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト上の最後のフレーム・ヘッド・ポインタに到達すると、このフレーム・ポインタは、このリストの先頭にラップ・アラウンドされて戻る。現行フレーム・ポインタ510が、このフレーム・ヘッド・ポインタのリスト中をフレームごとに移動するとき、このソフトウェアは、この指された現行フレームに関連するすべてのバースト・セグメント情報ブロックを検査し、かかる各ブロックの開始時刻情報を使用して現在スケジュールされている場合には、このブロックに作用し、このブロックの開始時刻が現行フレームに合わせられる将来ブロックであることを示す場合にはこのブロックに作用しないかのいずれであるかを判定する。それが将来ブロックの場合には、その開始時刻はこのウィンドウ・サイズよりも大きく、このバースト・セグメントは、フレーム・ヘッド・ポインタのこの現在の通過中には処理されないことになる。逆に、それが将来ブロックの場合には、現行フレーム・ポインタがウィンドウをラップ・アラウンドしたとき、例えば1秒または2秒後に、このバースト・セグメントは、処理されることになる。それが将来ブロックの場合には、そのウィンドウ・サイズがそのスケジュールされた開始時刻から差し引かれ、その結果、このバースト・セグメントをフレーム・ヘッド・ポインタ・リストを後で通過するときに処理することができる。例えば、現行フレーム・ポインタ510が、503、504および505の情報ブロックを指し示すフレーム・ヘッダ509を指すときに、情報ブロック503は、その開始時刻が180msなのでサービスが行われる。次いで、情報ブロック504中の開始時刻1180ms、および情報ブロック505中の開始時刻2180msから1秒が差し引かれる。したがって、情報ブロック504の開始時刻は180msへと変更され、ブロック505の開始時刻は1180msへと変更される。1秒後のウィンドウの次のパスにおいて、情報ブロック504は、その開始時刻が今や180msなのでサービスされ、情報ブロック505の開始時刻は、1180msから180msへと変更され、その結果、このバースト・セグメントは、次のラップ・アラウンド・サイクル中に処理されることになる。
バースト・セグメントが、その対象となるモバイル端末に伝送するために仮想パイプ上に配置されるとき、そのそれぞれのバースト・セグメント情報ブロックは、この制御構造から削除される。したがって、情報ブロックが所与のフレームについて検査されるとき、満了したバースト・セグメント情報ブロックは消去され、このフレーム・ヘッド・ポインタは、この削除されたブロックの次の順番の同胞ブロックへと再リンクされる。
重いバースト負荷の下でさえ、フレーム・ヘッド・ポインタ・リスト501中には多数のヌル・ポインタが存在する可能性がある。指摘したように、ヌル・ポインタは、そのフレーム・オフセットにおいてバースト・アクティビティに変更がないこと、したがってこのフレームの時間にこの仮想パイプの動作の変更が何も実施される必要がないことを示している。ウィンドウ当たり50フレームを利用するこの例示のシステムでは、たとえ20個のバースト・セグメントが関連する仮想パイプについてスケジュールされる場合でさえ、多数のバースト・セグメントを同じフレーム中に包み込むことができるので、少なくとも30個のフレーム・ヘッダがヌルである。
現行フレーム・ポインタ510は、この仮想パイプ上のバースト・アクティビティに変化を引き起こすことになるバースト・セグメント情報ブロックにリンクしてもリンクしなくてもよい現行フレームを指すが、将来フレーム・ポインタ511は、現行フレーム・ポインタ510が将来のある時刻まで到達しないはずのフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト中の別のフレームを同時に指し示す。この将来の時刻は、現行フレーム・ポインタと将来フレーム・ポインタの間のフレーム・オフセットに等しい。タイミング制御515が、現行フレーム・ポインタ510を次のフレーム・ヘッド・ポインタに移動させるタイミング・イベントを生成するときに、将来フレーム・ポインタ511は、その次に続くフレーム・ヘッド・ポインタに並行して移動させられる。この将来フレーム・ポインタ511を使用してESCAMの伝送を適切にスケジュールしており、このESCAMは、このモバイル端末が基地局から実際のバースト・セグメントを受信するための準備が整うある有限時間前にモバイル端末で受信する必要がある。以上で説明したこの有限時間を、図3にΔtとして示す。Δtが120msでフレーム・サイズが20msの例示のシステムでは、現行フレーム・ポインタ510からの将来フレーム・ポインタ511のフレーム・オフセットは6フレームである。したがって、現行フレーム・ポインタ510が、このフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト中でフレームごとに順次進むとき、将来フレーム・ポインタ511は、6フレーム分先行してフレームごとに並行して順次進む。この将来フレーム・ポインタ511がその開始時刻がウィンドウ・サイズよりも小さいバースト・セグメント情報ブロックに関連するポインタを指すときには、このバースト・セグメントについてのESCAMが生成される。このESCAMは、このようにして現行フレーム・ポインタ510が最終的に同じフレーム・ヘッド・ポインタに到達し、同じバースト・セグメントがその仮想パイプ上で送信されることになる時刻より6フレーム、すなわち120ms先行してこのモバイル端末に送信される。
図6は、基地局によって確立される仮想パイプごとのデータ・バースト・ドライバの動作を詳細に示すフローチャートである。各仮想パイプに関連するデータ・バースト・ドライバは、時間的に同期させられ、フレームごとに(すなわち、20msごとに)目を覚ます。このデータ・バースト・ドライバは、前述の仮想パイプのバースト・セグメント制御構造中に存在する情報に対する厳密なタイミング・制約条件を用いて動作し、バースト・セグメントが完了したときバースト・セグメント情報ブロックを除去する責任を負う。ステップ601で、このタイミング制御によって生成されるタイミング・イベントに応答して、現行フレーム・ポインタおよび将来フレーム・ポインタは、増分されてこのフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト中のこれらのそれぞれ次に続くフレームへと進む。説明しているこの実施形態では、かかるタイミング・イベントは、20msごとに行われる。ステップ602では、新しい現行フレーム・ヘッド・ポインタが、スキャンされる。ステップ603で、現行フレーム・ヘッド・ポインタがヌルであるかどうかの判定が行われる。もしヌルである場合には、この現行フレーム(ステップ604)ではバースト処理が必要とされず、将来フレーム・ポインタ上での処理が以下に説明するように進められる。この現行フレーム・ポインタがヌルでない場合には、次いでステップ605で、この現行フレームに関連するバースト・セグメント情報ブロックのリストがナビゲートされる。ステップ606で、このフレームに関連するバースト・セグメント情報ブロックがフレーム・ウィンドウ・サイズ(例えば、1秒)よりも小さな開始時刻を有する場合には、バースト・セグメントがこの仮想パイプ上に送信される。ステップ607で、この現行フレームにリンクされた古くからのバースト・セグメント情報ブロックが、消去され、ステップ608で、このウィンドウ・サイズが、ちょうど処理されたバースト・セグメント・ブロックの各同胞についての開始時刻から差し引かれる。現行フレームに関連するバースト・セグメントが処理された後に、将来フレーム・ポインタが指すフレームに関連するバースト・セグメント情報ブロックが処理される。したがって、ステップ609で、将来フレーム・ヘッド・ポインタがスキャンされる。ステップ610で、この将来フレーム・ヘッド・ポインタがヌルであるかどうかの判定が行われる。もしヌルである場合には、このフレームについての処理が完了する(ステップ611)。もしヌルでない場合には、次いでステップ612で、このフレーム・ヘッド・ポインタに関連するバースト・セグメント情報ブロックのリストがナビゲートされる。ステップ613で、かかるバースト・セグメント情報ブロックのどれかの開始時刻がこのフレーム・ウィンドウ・サイズよりも小さい場合には、ESCAMが送信される。このポイントのステップ611において、このフレームについての処理が完了している。
フルにロードされたシステムでは、一般に存在する仮想パイプの数よりも多くのバーストが同時にサービスされる必要がある。これらのバーストは、バーストの第1のバースト・セグメントを最大幅の仮想パイプ上に配置するように複数の仮想パイプ上にスケジュールされる。したがって、重い負荷のあるシステムでは、各バーストには、最大幅の最高転送速度のパイプ上で一部のリソースが公平に割り付けられる。図7は、A、B、C、DおよびEとラベル付けされた5つの同時バーストを一緒にサービスする16X仮想パイプ701、8X仮想パイプ702および4X仮想パイプ703を示すものである。これらの各バーストは、バースト・セグメントに分割され、それぞれが添え字を付けて図中に別々に表記されている。16X仮想パイプ701中で、バーストAは、最初に示され、バースト・セグメントB、C、DおよびEがそれに続いている。これらのバースト・セグメントがこのパイプのバースト・セグメント制御構造を用いて仮想パイプ701上にスケジュールされた後、他のバースト・セグメントが、これら各パイプの各バースト・セグメント制御構造を用いて仮想パイプ702および703上にスケジュールされる。したがって、わかるように、バーストAの対象となるモバイル端末では、一時にたった1つのバースト・セグメントしか受信することができないので、バースト・セグメントAは、バースト・セグメントAが伝送を完了した後の時刻に、8X仮想パイプ702上で伝送するためにスケジュールされる。バーストAが16X仮想パイプ701上で終了する前に、8X仮想パイプ702についてのバースト・セグメント制御構造は、現在バースト・セグメントAを受信しているモバイル端末に対してESCAMを送信するようにこのシステムに知らせるバースト・セグメント情報ブロックを処理する。このESCAMは、バースト・セグメントAが、バースト・セグメントAを受信するために使用されている転送速度と異なる転送速度で、新しい1組の無線リソースを用いて後のある時刻に開始されることをこのモバイル端末に通知する。
各バーストの少なくとも第1のバースト・セグメントを受け入れることができるようにリソースを最大幅の最高転送速度のパイプに割り付けることによって、複数の現在アクティブなバーストが、より幅の広いより高速な転送速度のリソースを公平に共用することができる。図7で指摘できるように、次いでラウンドロビン式に他のより低転送速度の使用可能な仮想パイプを介してバーストの配信を循環させ、システムに重い負荷があるときには、バーストの異なるバースト・セグメントを異なる転送速度で伝送し、しかもシステムの負荷が軽いときにも依然としてこれらのバースト・セグメントをより高速な転送速度で伝送できるようにすることができる。
このシステムは、所与のバーストについてタイムスロット・ホールを埋め、またはバースト・セグメントを2倍にするのに十分な情報を有する点が有利である。例えば、バースト・セグメントCおよびCだけから構成されるにすぎないバーストCが、8X仮想パイプ702上でバーストCを送信すると共に完了し、同時にバースト・セグメントBが4X仮想パイプ703上で送信されていることに注目することができよう。バーストCの完了と共に、仮想パイプ703上の次のタイムスロットにはバースト・セグメントBに続くバースト・セグメントCが存在せず、別の方法ではこの次のタイムスロットにホールが生ずるはずである。しかし、このスケジューラでは、これを前もって計算し、4X仮想パイプ703上でバーストBからの2重セグメント(すなわち、バースト・セグメントBに続くバースト・セグメントB)をスケジュールしてこのパイプをフルに利用することができる。このスケジューラは、バースト・セグメント制御構造をナビゲートすることによってすべてのバースト・セグメント情報にアクセスすることができるので、これらのスケジューリングの判定を先験的に実施することができる。
図8を参照すると、バーストが、ラウンドロビン式に最大幅の仮想パイプ上でスケジュールされており、これが「ピザ型(Pizza)」アービタ801を用いてこの図に示されている。ピザ型アービタ801は、16X仮想パイプ802上にバースト・セグメントごとにスケジュールされる4つのアクティブ・バーストA、B、CおよびDを含んでいる。図では、仮想パイプ802上の現行バースト・セグメントは、バースト・セグメントCである。バースト・セグメントAおよびBの伝送は、バースト・セグメントCの伝送に先行して示されている。また、バースト・セグメントD、A、B、C、D、AおよびBは、将来スロットにおいてスケジュールされる。介在するバースト・セグメントが、他の仮想パイプ上で伝送されるが、図には示されていない。現行のバースト・セグメントCが送信されている間に、この基地局が、バーストEについての新しいバースト要求を受信する。このスケジューリング・ソフトウェアは、この新しいバーストの第1のバースト・セグメントEを最大幅のパイプ、すなわち16Xパイプ上にスケジュールする。このピザ型アービタ801を利用してバースト・セグメントEがスケジュールされるタイムスロットを選択する。詳細には、バーストEについての「スライス」がラップ・アラウンドなしに現行のバースト・セグメントからできるだけ遠いアービタ中に挿入される。バーストCからのバースト・セグメントが現在送信中であり、バーストD、AおよびBからのバースト・セグメントが続くようにスケジュールされるので、最も遠いスロットは、バーストCからの別のバースト・セグメントの直前のバーストBからのバースト・セグメントの後となる。アービタ803は、この位置に挿入されたバーストEからのバースト・セグメントを示している。次いでスケジューラは、この16X仮想パイプについてのバースト・セグメント制御構造をスキャンし、バースト・セグメントEについての開始時刻を決定する。このバースト・セグメントには、バースト・セグメントCのために以前に留保されたスロットが割り当てられ、したがって、その開始時刻が修正済みの16X仮想パイプ804上に示すように与えられる。バースト・セグメントCの後で開始されるようにスケジュールされるすべてのバースト・セグメントの開始時刻は、したがってこの挿入されたバースト・セグメントEの存続期間に等しい時間だけシフトされる。さらに、バースト・セグメントEの開始時刻後の開始時刻をもつ他の低転送速度のパイプ上にすでにスケジュールされているバースト・セグメントもシフトされる。例えば、バースト・セグメントCが、バースト・セグメントCに続いた時間に低転送速度のパイプ上に割り当てられている場合には、その開始時刻は、16X仮想パイプ804上で時間シフトされたバースト・セグメントCの終わりと再調整するためにそのパイプ上でシフトする必要がある。これは、以前に指摘したように、同じモバイル端末に対するバースト・セグメントは、どのパイプ上のタイムスロットにおいてもオーバーラップすることができず、モバイル端末は、どの時点でも1つの仮想パイプからしか受信することができないので時間的に分離する必要があることから必要である。
仮想パイプ数にかかわらず、たった1つのラウンドロビン・ピザ型アービタしか必要とされない。このアービタは、新しい各バーストの第1のバースト・セグメントがスケジュールされる最大幅の最高転送速度のパイプについてのみ必要となる。次いで、この新しいバーストの次のバースト・セグメントは、次に最高転送速度のパイプ上に配置され、第1の最高転送速度タイムスロットの完了に続くタイムスロット中にスケジュールされる。これは、次のバースト・セグメントが必要ならその最高転送速度のパイプに折り返し戻されるまで使用可能なパイプ上にカスケードされる。
図9は、ネットワークからの順方向バースト要求を処理するバースト・スケジューラの高レベルのフローチャートである。ステップ901で、基地局はネットワークから順方向のバースト要求を受信する。このバーストは、この基地局のサービス区域における特定のモバイル端末を対象としている。ステップ902で、この基地局における現行のアクティブなバースト負荷がしきい値に対して比較される。ステップ903で、現行のアクティブなバースト負荷がしきい値よりも大きい場合には、このバーストは拒否され、いつこのバースト要求を再試行すべきかを示してバックオフ・タイムがネットワークに送信される。このアクティブ・バースト負荷がしきい値よりも小さい場合には、ステップ904で、電力要件がFCH電力情報に基づいて計算される。ステップ905では、この電力要件に基づいて、この基地局から遠いモバイル端末に宛てられた消費電力の大きなバーストに対して、パイプ使用要件を課してかかるバーストをより低転送速度の仮想パイプに制限することができる。ステップ906で、このバーストは、セグメントに分割される。ステップ907で、第1のバースト・セグメントについてのこのシステム中の最大幅の最高転送速度の仮想パイプ上における可能な最も早いバースト・セグメント開始時刻が、ラウンドロビン式スケジューリングに基づいて計算される。ステップ908で、第1のバースト・セグメントが、バースト・セグメント情報ブロックを割り付けそれに情報を格納することにより最大幅の仮想パイプ上でスケジュールされる。次いで、残りのバースト・セグメントが、必要に応じてラウンドロビン式にすべての仮想パイプ間でスケジュールされる。ステップ909で、既存のバースト・セグメント情報ブロックが、必要に応じてシフトされる。したがって、前述のように、スケジューラが、最大幅のパイプ上で開始時刻をすでに与えられている一部のバースト・セグメントをシフトする必要がある場合には、ESCAMが、かかるバースト・セグメントについてまだ送信されていないかぎり、スケジューラはシフトを行い、必要なときは任意のバースト・セグメント情報ブロックを修正する。シフトすることにより、この新しいバースト・セグメントの挿入ポイントの後にスケジュールされるすべてのバースト・セグメントに影響が及ぶことになるので、バースト・セグメントをシフトすることにより、この制御構造中の新しいフレームに移動されるバースト・セグメント情報ブロックがもたらされる可能性がある。したがって、このソフトウェアは、この制御ブロックをナビゲートし、すべての影響を受けるバースト・セグメント情報ブロックを更新する。前述のように、これによって、この同じ影響を受けたバーストについてバースト・セグメントがスケジュールされる他の仮想パイプ制御構造中にカスケードされる。このポイントのステップ910で、すべてのシフトが実施された後に、バースト・スケジューラは、必要に応じてこの既存のバースト・セグメントについてのバースト情報制御ブロックを更新しており、したがって、この新しいバースト要求についての処理を完了している。各仮想パイプについてのバースト・セグメント制御構造中の情報は、したがって今や最新になっており、以前から存在したバースト・セグメントについての更新された情報と共に最新のバースト要求も含んでいる。次いで、このスケジューラは、次の新しいバースト要求を待つ。
図10の基地局1001のブロック図を参照すると、様々な以前に説明したソフトウェア構成要素とハードウェア構成要素との間の相互作用が説明されている。MSC(図示せず)からの制御チャネル1003上で受信されるバースト要求に応答して、バースト・スケジューラ1002は、バースト要求中に示されるバースト長に従って各受信バーストをバースト・セグメントに分割する。次いで、バースト・スケジューラ1002は、基地局において以前に用意されている仮想パイプの1つの上で各バースト・セグメントをスケジュールする。例示の目的にすぎないが、16X仮想パイプ、8X仮想パイプ、4X仮想パイプおよび2X仮想パイプが、基地局1001において用意されて示され、これらは、この基地局のCDMA2000 ASIC1008上のリソース1004、1005、1006および1007として示されている。各バースト・セグメントでは、バースト・スケジューラ1002は、バースト・セグメントがスケジュールされている仮想パイプに関連する特定のバースト・セグメント制御構造1009内のバースト・セグメント情報ブロックに情報を格納する。この例では、したがって、それぞれが用意された各仮想パイプに関連づけられた4つのバースト・セグメント制御構造1009が存在する(かかる構造のうちの2つだけが図には示されている)。前述のように、各バースト・セグメント情報ブロックは、関連するバースト・セグメントに関連した情報が格納され、このバースト・セグメントのスケジュールされた送信時刻に従ってこのバースト・セグメント制御構造内のフレーム・ヘッド・ポインタ・リスト上の特定のフレームにリンクされる。例示の20msのレートにおけるクロック1011によって駆動されるタイミング・イベントに応答して、バースト・データ・ドライバ1010は、各バースト・セグメント制御構造1009内のバースト・セグメント情報ブロックを読み取る。このバースト・データ・ドライバは、「ライブ」バースト・セグメント情報ブロックに出会うと、高速トラフィック・チャネル1012上でASIC1008に到達した関連するバースト・セグメントを送信する。このバースト・セグメントは、それがスケジュールされている個々の仮想パイプ1004〜1007を介してこのF−SCH1013上でその宛先のモバイル端末にそのスケジュールされた時刻に送信される。バースト・データ・ドライバ1010は、バースト・セグメント制御構造1009内のライブ・バースト・セグメント情報ブロックを処理した後に、この今やデッド状態のブロックを削除し、任意の同胞バースト・セグメント情報ブロックのこのスケジュールされたバースト・セグメント開始時刻を調整する。前述したように、これによって同胞バースト・セグメント情報ブロックを、このバースト・セグメント制御構造のフレーム・ヘッド・ポインタ・リストを通過する後続のパス上で処理することができる。さらに、このバースト・データ・ドライバ1010は、将来の所定の時刻に送信されるようにスケジュールされるバースト・セグメントに出会うと、将来のバースト・セグメントが対象とするモバイル端末に対して、このモバイル端末でこのバースト・セグメントを受信する準備をするようにESCAMを送信する。
CDMA2000システムに関連して説明してきたが、本発明は、データがバーストでモバイル端末に対して伝送される他の任意タイプの符号分割多重化無線通信システムにおいても使用することができる。
この特定の発明を例示の実施形態を参照して説明してきたが、この説明は、限定的な意味に解釈すべきことを意味するものではない。本発明について説明してきたが、例示の実施形態についての様々な変更形態ならびに本発明の追加の実施形態が、添付特許請求の範囲に記載の本発明の趣旨を逸脱することなく、この説明を参照すれば当業者には明らかとなろう。したがって、この方法、システムおよび説明した方法およびシステムの一部分は、無線ユニット、基地局、基地局制御装置および/またはモバイル交換局などの異なるロケーションにおいて実装することができる。さらに、この説明したシステムを実装し使用するために必要な処理回路は、当業者なら本開示を利用して理解するように、特定用途向け集積回路、ソフトウェア駆動処理回路、ファームウェア、プログラム可能ロジック・デバイス、ハードウェア、ディスクリート構成要素、または上記構成要素からなる装置として実装することができる。本明細書中で図に示し説明した例示の用途に厳密に従うことなく、また本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、本発明に対してこれらおよび他の様々な変更、構成および方法を施すことができることが当業者には容易に理解されよう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲内に含まれる、かかる任意の変更形態または実施形態をも包含することになることが企図されている。
本発明の一実施形態が使用される無線ネットワークを示すブロック図である。 図1のネットワーク中の基地局によって用意された例示的な恒久的な仮想パイプを示す図である。 仮想パイプ上の1つのバーストの伝送を示す図である。 1つの仮想パイプ上の2つのバーストの伝送を示す図である。 仮想パイプ上でタイムスロットをスケジュールし管理するバースト・セグメント制御構造を示す図である。 基地局によって用意される各仮想パイプごとのデータ・バースト・ドライバの動作の細部を示すフローチャートである。 複数の同時に起きるバーストをサービスする、異なる転送速度の3つの仮想パイプを示す図である。 仮想パイプ上でどのようにして新しいバーストがスケジュールされるかを示す図である。 仮想パイプ上でどのようにしてバースト・スケジューラがバースト・セグメントをスケジュールするかを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による基地局の高レベル・ブロック図である。

Claims (10)

  1. 高速順方向チャネル(107)上でデータ・バーストを伝送する符号分割多元接続無線ネットワーク(100)中の基地局(101、102)における方法であって、
    前記データ・バーストを伝送するための前記高速順方向チャネル上で少なくとも1つの恒久的な仮想パイプ(701、702、703)を提供する工程、
    異なるデータ・バースト間でラウンドロビン式に前記少なくとも1つの恒久的な仮想パイプ上で前記データ・バーストのバースト・セグメントの伝送をスケジュールする工程、
    前記スケジュールする工程に従って前記少なくとも1つの仮想パイプ上で前記バースト・セグメントを伝送する工程
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記少なくとも1つの恒久的な仮想パイプを提供する工程が、前記少なくとも1つの仮想パイプに対して所定のチャネル・リソースを用意する工程を含み、前記所定のチャネル・リソースが、所定数の隣接したウォルシュ・コードと所定量の前記基地局のCDMA ASIC上の隣接した回路面積とを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの恒久的な仮想パイプが、複数の異なる幅の仮想パイプを含み、前記複数の仮想パイプのうちの少なくとも1つが、前記仮想パイプのうちの別のものより幅が広く、各データ・バーストのうちの少なくとも1つのバースト・セグメントが、前記最大幅の仮想パイプ上で伝送するためにスケジュールされる、請求項1に記載の方法。
  4. ラウンドロビン式に前記異なる幅の仮想パイプ間でデータ・バーストの前記バースト・セグメントの伝送をスケジュールする工程をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. バースト・セグメントを伝送する所定の時間間隔以前にESCAMを伝送する工程をさらに含み、前記ESCAMが、前記バースト・セグメントを受信することについての情報を提供する、請求項1に記載の方法。
  6. 高速順方向チャネル(1013)上でデータ・バーストをモバイル端末(104)に伝送する符号分割多元接続無線ネットワーク(100)中の基地局(101)であって、
    前記高速順方向チャネル(1002)上で少なくとも1つの恒久的な仮想パイプを提供する手段(1004、1005、1006、1007)、
    異なるデータ・バースト間でラウンドロビン式に前記少なくとも1つの恒久的な仮想パイプ上で前記データ・バーストのバースト・セグメントの伝送をスケジュールするスケジューリング手段(1002)、
    バースト・セグメントが伝送のためにどの時刻にスケジュールされるかに従って前記少なくとも1つの仮想パイプ上で各バースト・セグメントを伝送する手段(1008)
    を備えることを特徴とする基地局。
  7. 各バースト・セグメントが伝送のためにいつスケジュールされているかを記憶するための、前記少なくとも1つの恒久的な仮想パイプに関連するバースト・セグメント制御手段(1009)をさらに備え、バースト・セグメントがスケジュールされる時刻に前記バーストを伝送するための前記バースト・セグメント制御手段からの信号に応答して前記伝送手段が、バースト・セグメントを伝送する、請求項6に記載の基地局。
  8. 少なくとも1つの恒久的な仮想パイプを提供する前記手段が、前記少なくとも1つの仮想パイプに所定のチャネル・リソースを用意することを含み、前記所定のチャネル・リソースが、所定数の隣接したウォルシュ・コードと、所定量のCDMA ASIC上の隣接した回路面積とを含む、請求項6に記載の基地局。
  9. 前記少なくとも1つの恒久的な仮想パイプが、複数の異なる幅の仮想パイプを含み、前記複数の仮想パイプのうちの少なくとも1つが、前記仮想パイプのうちの別のものより幅が広く、各データ・バーストのうちの少なくとも1つのバースト・セグメントが、前記最大幅の仮想パイプ上で伝送するためにスケジュールされる、請求項6に記載の基地局。
  10. 前記スケジューリング手段が、ラウンドロビン式に前記異なる幅の仮想パイプ間でデータ・バーストの前記バースト・セグメントの伝送をスケジュールする、請求項9に記載の基地局。
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