JP2005167761A - パケット通信ノード装置 - Google Patents

パケット通信ノード装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005167761A
JP2005167761A JP2003405504A JP2003405504A JP2005167761A JP 2005167761 A JP2005167761 A JP 2005167761A JP 2003405504 A JP2003405504 A JP 2003405504A JP 2003405504 A JP2003405504 A JP 2003405504A JP 2005167761 A JP2005167761 A JP 2005167761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
module
service
modules
received packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003405504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4365672B2 (ja
JP2005167761A5 (ja
Inventor
Kunihiko Higashimura
邦彦 東村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003405504A priority Critical patent/JP4365672B2/ja
Priority to US10/929,795 priority patent/US7567561B2/en
Priority to CN2004100749651A priority patent/CN1625154B/zh
Publication of JP2005167761A publication Critical patent/JP2005167761A/ja
Publication of JP2005167761A5 publication Critical patent/JP2005167761A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4365672B2 publication Critical patent/JP4365672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/35Switches specially adapted for specific applications
    • H04L49/355Application aware switches, e.g. for HTTP
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/58Association of routers
    • H04L45/583Stackable routers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/10Packet switching elements characterised by the switching fabric construction
    • H04L49/102Packet switching elements characterised by the switching fabric construction using shared medium, e.g. bus or ring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】 機能拡張モジュールの追加により実現可能な通信サービス処理の種類(アプリケーション種類)を豊富にしたパケット通信ノード装置を提供すること。
【解決手段】 複数のインタフェースモジュール10と、受信パケットに応答して所定の通信サービス処理を実行する複数のサービスモジュール30と、受信パケットを上記何れかのサービスモジュールまたは何れかのインタフェースモジュールに転送するためのパケット転送モジュール20と、上記複数のモジュールを相互接続するパケットスイッチ部40とからなり、各インタフェースモジュールが、ネットワークからの受信パケットを上記パケット転送モジュール、サービスモジュール、または他のインタフェースモジュールのうちの1つに選択的に転送するルーティング手段を備えたパケット通信ノード装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パケット通信ノード装置に関し、更に詳しくは、機能モジュールの追加によって装置機能を拡張可能にしたパケット通信ノード装置に関する。
パケット通信ネットワークを構成しているルータ等の通信ノード装置は、ネットワーク回線間でのパケットの中継あるいは転送を主たる機能としている。これらの通信ノード装置に、従来、通信ネットワークに接続されたサーバまたはデータ処理装置で行われていた通信サービス機能の一部を持たせることができれば、ユーザ端末への応答を迅速化し、ネットワーク上でのトラフィックを軽減できると言う利点が生まれる。この場合、通信ノード装置に追加される通信サービス機能は、ユーザや市場ニーズに応じて柔軟に拡張可能にしておくことが望まれる。
通信サービス機能の拡張を可能とした従来のパケットノード装置として、例えば、特開2002−281072号公報(特許文献1)には、上位バスで相互に接続された複数のルーティングモジュールと、各ルーティングモジュールに下位バスで結合された回線制御モジュールからなるインターネットワーク装置において、ネットワーク回線を収容する回線制御モジュールのうちの1つを機能拡張モジュールに置き換え、各回線制御モジュールからルーティングモジュールに転送されたIPパケットのうち、ヘッダ情報が予め検出条件テーブルで指定された条件を満たすIPパケットを上位バス経由で上記機能拡張モジュールを収容したルーティングモジュールに転送し、該ルーティングモジュールが受信パケットを機能拡張モジュールに出力することによって、機能拡張モジュールによるサービス処理、例えば、受信パケットに対する暗号処理を施すことを提案している。
特開2002−281072号公報
上記特許文献1に記載されたパケットノード装置は、ルーティングモジュールの機能を一部変更し、回線制御モジュールの一部を機能拡張モジュールに置き換えることによって、ノード装置に新たなサービス処理機能を付加できるため、ノード装置の機能拡張をスケーラブルに実現できると言う利点がある。
しかしながら、受信パケットの高速処理が必要となる各ルーティングモジュールでは、受信パケットのペイロード解析ができないため、上述した検出条件テーブルでは、例えば、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、TCPポート番号のように、パケットヘッダから抽出可能なヘッダ情報のみに基づいて、機能拡張モジュールに転送すべき受信パケットを選択せざるを得ない。従って、上記特許文献1のように、回線制御モジュールに結合されたルーティングモジュールで機能拡張モジュールへのパケット転送を制御する方式では、ペイロードの解析を前提とした高精度のパケットの振り分けが困難であり、ノード装置に接続可能な機能拡張モジュールの種類に制約がある。
本発明の目的は、機能拡張モジュールの追加により実現可能な通信サービス処理の種類(アプリケーション種類)を豊富にしたパケット通信ノード装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の機能拡張モジュールによる負荷分散によって、通信サービス処理を高速に実行できるパケット通信ノード装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、受信パケットのペイロード解析結果に従って、受信パケットを適切な機能拡張モジュール(サービスモジュール)に高精度に振り分け可能なパケット通信ノード装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のパケット通信ノード装置は、それぞれネットワーク回線に接続された複数のインタフェースモジュールと、それぞれ受信パケットに応答して所定の通信サービス処理を実行する複数のサービスモジュール(機能拡張モジュール)と、受信パケットを上記何れかのサービスモジュールまたは何れかのインタフェースモジュールに転送するためのパケット転送モジュールと、上記複数のモジュールを相互接続してモジュール間でパケット交換を行うスイッチ部とからなり、上記各インタフェースモジュールが、ネットワーク回線からの受信パケットを上記スイッチ部を介して上記パケット転送モジュール、サービスモジュール、または宛先アドレスと対応した他の何れかのインタフェースモジュールのうちの1つに選択的に転送するためのルーティング手段を備えたことを特徴とする。
本発明の1つの特徴は、各サービスモジュール(機能拡張モジュール)が、スイッチ部からの受信パケットのペイロードをチェックし、自モジュールで対応できないと判明した受信パケットをパケット転送モジュール、または宛先アドレスと対応した何れかのインタフェースモジュールに選択的に転送するためのルーティング手段を備えたことにある。
本発明の1実施例では、各サービスモジュールのルーティング手段が、受信パケットに対して自モジュールでは対応できないと判明した時、上記スイッチ部に自モジュールと同類のアプリケーションを実行する他のサービスモジュールが接続されていなければ、該受信パケットを宛先アドレスと対応した何れかのインタフェースモジュールに転送する。
本発明の1つの特徴は、スイッチ部に収容される複数のサービスモジュールのうちの少なくとも2つが、互いに同類アプリケーションの通信サービス処理機能を有し、これらのサービスモジュールへの受信パケットの振り分けが上記パケット転送モジュールを介して行われるようにしたことにある。
更に詳述すると、本発明のパケット通信ノード装置は、各インタフェースモジュールが、パケットの特定のヘッダ項目の組み合せに対応して転送先モジュールを定義した拡張モジュール検索テーブルと、パケットの宛先情報に対応して転送先モジュールを定義したルーティングテーブルとを有し、上述した各インタフェースモジュールのルーティング手段が、ネットワーク回線からの受信パケットのヘッダ情報と上記拡張モジュール検索テーブルに基づいて、各受信パケットの転送先となるパケット転送モジュールまたはサービスモジュールを特定し、受信パケットのヘッダ情報が上記拡張モジュール検索テーブルで定義されたヘッダ項目の組み合せに該当しない場合に、上記ルーティングテーブルに従って各受信パケットの転送先となるインタフェースモジュールを特定することを特徴とする。
また、本発明のパケット通信ノード装置は、パケット転送モジュールが、受信パケットの特定のヘッダ項目とペイロード情報との組み合せに対応して転送先モジュールを定義したサービスモジュール検索テーブルと、パケットの宛先アドレスに対応して転送先モジュールを定義したルーティングテーブルとを有し、上記サービスモジュール検索テーブルに基づいて、各受信パケットの転送先サービスモジュールを特定し、受信パケットのヘッダ項目とペイロード情報が上記サービスモジュール検索テーブルの定義に該当しない場合に、上記ルーティングテーブルに従って各受信パケットの宛先アドレスと対応したインタフェースモジュールを特定することを特徴とする。
本発明によれば、パケットのペイロード解析によって転送先サービスモジュールを特定すべき受信パケットは、各インタフェースモジュールからパケット転送モジュールに転送し、パケット転送モジュールでペイロード解析を行うことによって、受信パケットを適切なサービスモジュールに精度良く振り分けることができる。
また、上記パケット転送モジュールを設けたことよって、本発明のパケット通信ノード装置は、機能拡張モジュールで実現可能な通信サービス処理の種類を豊富になり、且つ、同類のアプリケーションをもつ複数のサービスモジュールを収容できるため、複数の機能拡張モジュールによる負荷分散による通信サービス処理の高速化が可能となる。
更に、本発明によれば、各インタフェースモジュールで転送先サービスモジュールが特定可能な受信パケットは、インタフェースモジュールからサービスモジュールに直接的に転送し、各インタフェースモジュールでは転送先サービスモジュールを特定できない受信パケットについては、パケット転送モジュール経由で転送先サービスモジュールに振り分けることによって、パケット転送モジュールにおける負荷とパケット転送遅れを軽減した通信サービス処理が可能となる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるパケット通信ノード装置の全体構成を示す。ここに示したパケット通信ノード装置は、複数のインタフェースモジュール10(10−1〜10−n)と、パケット転送モジュール20と、複数のサービスモジュール30(30−1〜30−m)と、これらのモジュール間でパケットを交換するスイッチ部40と、制御部41とからなり、ルータとしての機能を備える。
インタフェースモジュール10−i(i=1〜n)は、ネットワーク回線L−iとポート番号P1−iをもつスイッチポートとの間に接続され、ネットワーク回線L−iからの受信パケットを内部ヘッダをもつパケット(以下、内部パケットと言う)に変換し、スイッチ部40に接続された他の何れかのモジュールに転送すると共に、スイッチ部40を介して受信した他のモジュールからの受信パケット(内部パケット)を通常の送信パケットに変換して、ネットワーク回線L−iに送出する。
パケット転送モジュール20は、ポート番号P3−0をもつスイッチポートに接続され、スイッチ部40を介して各インタフェースモジュール10から内部パケットを受信すると、受信パケットのペイロード部(データ部)の内容を解析し、該パケットを何れかのサービスモジュール30−j(j=1〜m)、または何れかのインタフェースモジュール10−i(i=1〜n)に転送する。
サービスモジュール30−j(j=1〜m)は、例えば、Webサーバ、DNSサーバ、電子メールサーバ、あるいはセキュリティサーバ等の通信サービス機能を有し、ポート番号P3−jをもつスイッチポートを介してスイッチ部40から内部パケットを受信すると、それぞれ所定のサービス処理を実行する。
制御部41は、上述した複数のモジュール10、20、30による内部パケットの転送タイミングを制御する。スイッチ部40は、複数の物理的ポート間でパケット交換を行うスイッチファブリック、または、複数の論理的ポート間でパケット交換を行うバス型のスイッチからなり、内部パケットに付されたモジュール識別子(この例では、スイッチポート番号)に従って、各モジュール間でのパケット交換を実現する。
以下の説明では、パケット通信ノード装置が、サービスモジュール30−j(j=1〜m)として、それぞれキャッシュファイルの蓄積情報を利用して受信パケットに応答するWebサービスモジュール、DNSサービスモジュールと、電子メールサービスモジュールを備えた場合を想定する。
図2は、インタフェースモジュール10−iがネットワーク回線L−iで送受信するIPパケット50のフォーマットを示す。IPパケット50は、IPヘッダ51と、TCP/UDPヘッダ52と、ペイロード(データ部)53とからなり、IPヘッダ51には、送信元アドレス511、宛先アドレス512、プロトコル識別子513が含まれる。また、TCP/UDPヘッダ52には、適用アプリケーションの種類を特定する送信元ポート番号521と宛先ポート番号522とが含まれる。
本発明のパケット通信ノード装置動作の理解を容易にするために、IPパケットペイロード53の1例として、図3にHTTPのコンテンツ取得要求メッセージ70のフォーマット、図4にアドレス問合せに使用されるDNSメッセージ80のフォーマットを示す。
HTTPのコンテンツ取得要求メッセージ70は、図3に示すように、リクエスト種別71としてコンテンツ取得を示す文字列“GET”を含み、リクエスト種別71の後で、ファイル名72とホスト名73を指定している。
一方、DNSメッセージ80は、図4に示すように、ヘッダ部81と、問合せ部82と、回答部83と、権威部84と、付加情報部85とからなる。ヘッダ部81は、識別子811、メッセージ種別812、問合せ部の長さ情報813、回答部の長さ情報814、権威部の長さ情報815、付加情報部の長さ情報816を含み、問合せ部82は、問合せ内容821、タイプ822、クラス823を含む。IPアドレス問合せメッセージは、回答部83、権威部84、付加情報部85を必要としないため、ヘッダ部の長さ情報フィールド814〜816には“0”が設定され、問合せ部82において、問合せ内容821として目的ホスト名を指定し、タイプ822とクラス823に問合せタイプと問合せクラスの値を指定した内容となる。
図5は、スイッチ部40によって転送される内部パケット60のフォーマットを示す。内部パケット60は、IPパケット50の先頭に内部ヘッダ54を付加したものであり、内部ヘッダ54には、スイッチポート番号と、後述する確定フラグの値が設定される。
図6は、インタフェースモジュール10−iのブロック構成の1例を示す。ここに示したインタフェースモジュール10−iは、入力回線インタフェース10A−iと出力回線インタフェース10B−iとからなっている。
入力回線インタフェース10A−iは、ネットワークの入力回線に接続されたパケット受信部11Aと、受信パケットを一時的に蓄積する受信バッファ12Aと、プロセッサ13Aと、プログラムメモリ14Aと、送信バッファ17Aと、スイッチインタフェース18Aと、データメモリ19Aとからなり、要素12A〜17Aと19Aは内部バスで接続されている。また、データメモリ19Aには、ルーティングテーブル15と、拡張モジュール検索テーブル16とが形成されている。
プロセッサ13Aは、後述するように、プログラムメモリ14Aに用意された受信パケット処理ルーチンに従って、受信バッファ12Aに蓄積された受信パケットを読み出し、受信パケットに転送先スイッチポート番号を示す内部ヘッダを付加して、送信バッファ17Aに出力する。受信パケットの転送先スイッチポート番号は、拡張モジュール検索テーブル16およびルーティングテーブル15を参照することによって特定される。スイッチインタフェース18Aは、制御部41からの制御信号に従って、送信バッファ17Aから内部パケットを読み出し、スイッチ部40に転送する。
出力回線インタフェース10B−iは、スイッチインタフェース18Bと、スイッチ部40から受信した内部パケットを一時的に蓄積する受信バッファ12Bと、プロセッサ13Bと、プログラムメモリ14Bと、ネットワークの出力回線に接続されたパケット送信部11Bと、データメモリ19Bとからなり、要素11B〜12Bと19Bは内部バスで接続されている。
スイッチインタフェース18Bは、スイッチ部40から出力されたスイッチポート番号P1−iをもつ内部パケットを受信して、受信バッファ12Bに一時的に蓄積する。プロセッサ13Bは、プログラムメモリ14Bに用意された送信パケット処理ルーチンに従って、受信バッファ12Bから内部パケットを読み出し、内部ヘッダを除去して、送信パケットとしてパケット送信部11Bに出力する。パケット送信部11Bは、送信パケットを所定の信号形式でネットワークの出力回線に送信する。
ここでは、インタフェースモジュール10−iを入力回線インタフェース10A−iと出力回線インタフェース10B−iに分け、受信パケットと送信パケットを別個のプロセッサで処理しているが、1つのプロセッサで受信パケットと送信パケットを時分割で処理するようにしてもよい。
図7は、パケット転送モジュール20のブロック構成の1例を示す。
パケット転送モジュール20は、スイッチ部40に接続されたスイッチインタフェース21と、スイッチ部40から受信した内部パケットを一時的に蓄積する受信バッファ22と、プロセッサ23と、プログラムメモリ24と、送信バッファ27と、データメモリ29とからなる。データメモリ29には、ルーティングテーブル25と、サービスモジュール検索テーブル26とが形成されている。スイッチインタフェース21は、スイッチ部40からスイッチポート番号P3−0をもつ内部パケットを受信し、受信バッファ22に蓄積すると共に、制御部41からの制御信号に従って、送信バッファ17から内部パケットを読み出し、スイッチ部40に転送する。プロセッサ23が実行するパケット転送処理ルーチンと、サービスモジュール検索テーブル26の詳細については後述する。
図8は、サービスモジュール30−jのブロック構成の1例を示す。
パケット転送モジュール30−jは、スイッチ部40に接続されたスイッチインタフェース31と、スイッチ部40から受信した内部パケットを一時的に蓄積する受信バッファ32と、プロセッサ33と、プログラムメモリ34と、ファイル36と、送信バッファ37と、ルーティングテーブル35が形成されたデータメモリ39とからなる。スイッチインタフェース31は、スイッチ部40からスイッチポート番号P3−jをもつ内部パケットを受信し、受信バッファ32に蓄積すると共に、制御部41からの制御信号に従って、送信バッファ37から内部パケットを読み出し、スイッチ部40に転送する。
ファイル36には、サービスモジュール30−jの機能に応じた情報が蓄積される。サービスモジュール30−jが、WebサービスモジュールまたはDNSサービスモジュールの場合、ファイル36は、ネットワークに接続されたWebサーバまたはDNSサーバから取得したキャッシュ情報を蓄積するキャッシュファイルとして使用される。サービスモジュール30−jが、電子メールサービスモジュールの場合、ファイル36には、ユーザのメールアドレスと対応して電子メール情報を蓄積するために利用される。プロセッサ33が実行するサービス処理ルーチンと、ファイル36の内容については後述する。
図9は、インタフェースモジュール10−iが備える拡張モジュール検索テーブル16の内容の一例を示す。
拡張モジュール検索テーブル16には、パケット転送モジュール20またはサービスモジュール30−1〜30−mに転送すべき受信パケットを特定するための属性情報と、転送先となる拡張モジュールのスイッチポート番号との関係を示す複数のエントリ160(160−1、160−2、…)が登録されている。上記拡張モジュールは、スイッチ部40に接続されているパケット転送モジュール20とサービスモジュール30−1〜30−mのうちの1つを意味している。
本実施例では、拡張モジュール検索テーブルの各エントリ160は、サービス対象パケットが持つべき属性情報として、宛先アドレス161と、プロトコル番号162と、宛先ポート番号163を指定しており、これらのパケット属性情報と対応して、内部ヘッダに設定すべき転送先モジュールのスイッチポート番号164と、確定フラグ165の値を特定している。確定フラグ165は、パケット属性情報によってパケット転送先のサービスモジュールを一義的に決定できる場合に“1”となる。良く知られているように、宛先ポート番号は、例えば、「80」がHTTPのWebサーバ、「53」がDNSサーバ、「25」が電子メールサーバと対応している。
各インタフェースモジュールのプロセッサ13Aは、ネットワークから受信したパケットのIPヘッダ51とTCP/UDPヘッダ52から、宛先アドレス512、プロトコル番号513、宛先ポート番号522の値を抽出し、拡張モジュール検索テーブルから、これらの抽出値の組み合せに該当するエントリを検索する。もし、該当するエントリが見つかった場合、受信パケットは、上記エントリが指定している拡張モジュールのスイッチポート番号164宛に転送される。該当エントリが見つからなかった場合、受信パケットは、ルーティングテーブル15に基づいて、他の何れかのインタフェースモジュールに転送される。ここに示した例では、属性情報がエントリ160−1またはエントリ160−2に該当した受信パケットは、スイッチポート番号P3−0をもつパケット転送モジュール20に転送され、エントリ160−3に該当した受信パケットは、スイッチポート番号P3−5をもつ電子メールサービスモジュールに転送される。
本実施例では、パケット転送モジュール20は、サービスモジュール検索テーブル26として、サービスモジュールのアプリケーションタイプに応じた複数種類の検索テーブルを備えている。サービスモジュール検索テーブル26の1例として、図10の(A)にWebサービスモジュール用の検索テーブル26A、図10の(B)にDNSサービス用の検索テーブル26Bを示す。
Webサービスモジュール検索テーブル26Aのエントリ26A−1、26A−2、…は、ホスト名261とファイル名262との組み合せと対応して、パケットの転送先となる拡張モジュールのスイッチポート番号263を指定している。一方、DNSサービス用の検索テーブル26Bのエントリ26B−1、26B−2、…は、DNSのIPアドレス問合せメッセージが示す問合せ内容264と対応して、パケットの転送先となる拡張モジュールのスイッチポート番号265を指定している。
パケット転送モジュール20のプロセッサ23は、スイッチ部40からの受信パケットのPCT/UDPヘッダが示す宛先ポート番号522の値に従って、適用すべきサービスモジュール検索テーブルを選択する。プロセッサ23は、受信パケットペイロードから上記サービスモジュール検索テーブルに適合した検索キー情報を抽出して、テーブル検索を実行する。検索キーにマッチしたエントリが見つかった場合は、該エントリでパケットの転送先拡張モジュールとして指定されたサービスモジュール(スイッチポート番号)宛に受信パケットを転送する。検索キー情報に該当するエントリが見つからなかった場合、プロセッサ23は、ルーティングテーブル25に従って、受信パケットを宛先アドレス512と対応した何れかのインタフェースモジュールに転送する。
図11は、Webサービスモジュールが備えるWebキャッシュファイル36Wの1例を示す。Webキャッシュファイル36Wには、それぞれファイル名361とWebコンテンツ362を含む複数のレコード36W−1、…が蓄積されている。パケット通信ノード装置が、複数のWebサービスモジュールを備えていた場合、Webキャッシュファイルの構成は、Webサービスモジュール毎に異なっていてもよい。
図12は、DNSサービスモジュール、例えば、スイッチポート番号P3−3に接続されたサービスモジュール30−3が備えるDNSキャッシュファイル36Dの1例を示す。DNSキャッシュファイル36Dには、それぞれDNSメッセージの問合せ部で指定される問合せ内容363とクラス363に対応して、要求元に回答すべきアドレス365を示す複数のレコード36D−1、36D−2、…が蓄積されている。
以下、図13〜図17に示すフローチャートを参照して、図1に示したパケット通信ノード装置の動作について詳述する。
図13は、インタフェースモジュール10−i(i=1〜n)のプロセッサ13Aが実行する受信パケット処理ルーチン100のフローチャートを示す。
受信パケット処理ルーチン100では、受信バッファ11Aから1つの受信パケットを読み出し(ステップ101)、受信バッファ11Aに受信パケットが無ければ(102)、このルーチンを終了する。受信パケットが読み出された場合は、該パケットヘッダを解析して、宛先アドレス、プロトコル番号、宛先ポート番号を抽出し(103)、これらの抽出情報を検索キーとして、拡張モジュール検索テーブル16を検索する(104)。検索の結果(105)、検索キーにマッチしたエントリが見つかった場合は、該エントリでパケット転送先として指定された拡張モジュールのスイッチポート番号164と、確定フラグ165の値を含む内部ヘッダを生成し、これを受信パケットに付加し(106)、内部パケットとして送信バッファに17A出力する(109)。
拡張モジュール検索テーブル16に検索キーに該当するエントリが無かった場合は、受信パケットの宛先アドレスに従って、ルーティングテーブル15を検索する(107)。この後、ルーティングテーブル15で転送先として指定されたインタフェースモジュールのスイッチポート番号を含む内部ヘッダを生成し、これを受信パケットに付加し(108)、内部パケットとして送信バッファに出力する(109)。
上記受信パケット処理ルーチン100によって、本発明のパケット通信ノード装置では、各インタフェースモジュール10が、拡張モジュール検索テーブル16に予めエントリ登録された属性情報をもつ受信パケットをパケット転送モジュール20、または何れかのサービスモジュール30に選択的に転送し、その他の受信パケットをルーティングテーブル15が示す他の何れかのインタフェースモジュールに選択的に転送することが理解できる。
尚、プロセッサ13Aが、入力回線インタフェース10A−iに専用のプロセッサの場合は、内部パケットを送信バッファ17Aに出力(109)した後、ステップ101に戻って次の受信パケットを処理すればよい。また、プロセッサ13Aが、入力回線インタフェース10A−iと出力回線インタフェース10B−iに共用のプロセッサの場合は、上述した受信パケット処理ルーチン100と、受信バッファ12Bから読み出した内部パケットから内部ヘッダを除去し、送信パケットとしてパケット送信部11Bに出力する送信パケット処理ルーチン(図示せず)とを交互に実行すればよい。
図14は、パケット転送モジュール20のプロセッサ23が実行するパケット転送処理ルーチン200のフローチャートを示す。
パケット転送処理ルーチン200では、受信バッファ22から1つのパケットを読み出し(ステップ201)、受信バッファにパケットが無ければ(202)、ステップ201に戻り、パケットが受信されるまで、同様の動作を繰り返す。パケットが読み出された場合は、該パケットから内部ヘッダを除去し、パケットヘッダを解析して、宛先ポート番号を抽出する(203)。宛先ポート番号を判定し(204)、宛先ポート番号の値が、HTTPのWebサーバ用アプリケーションを示す「80」の場合は、パケットのペイロードを解析して(205)、HTTPメッセージのリクエスト種別71が、コンテンツ要求を示す「GET」か否かを判定する(206)。
リクエスト種別が「GET」の場合は、HTTPメッセージが示すホスト名73とファイル名72を検索キーとして、Webサービスモジュール検索テーブル26Aを検索する(207)。検索の結果(208)、検索キーにマッチしたエントリが見つかった場合は、このエントリで転送先として指定された拡張モジュールのスイッチポート番号263と、確定フラグ=“1”とを含む内部ヘッダを生成し、これをパケットに付加し(209)、内部パケットとして送信バッファ17Aに出力する(212)。
リクエスト種別が「GET」以外の場合、またはWebサービスモジュール検索テーブル26Aに検索キーにマッチするエントリが無かった場合は、上記パケットの宛先アドレスに従って、ルーティングテーブル25を検索する(210)。この後、ルーティングテーブル25で転送先として指定されたインタフェースモジュールのスイッチポート番号を含む内部ヘッダを生成し、これを上記パケットに付加し(211)、送信バッファに出力(212)した後、ステップ201に戻る。
ステップ204で、宛先ポート番号の値が「80」でなかった場合は、宛先ポート番号の値が、DNSサーバ用アプリケーションを示す「53」か否かを判定する(213)。宛先ポート番号の値が「53」の場合は、図15に示すQNS問合せパケット転送処理ルーチン220を実行し、新たな内部ヘッダをもつ内部パケットを送信バッファ17Aに出力する(212)。宛先ポート番号の値が「53」でなければ、上述したステップ210〜212を実行する。
DNS問合せパケット転送処理ルーチン220では、図15に示すように、パケットのペイロードを解析し(221)、DNSメッセージヘッダに含まれるメッセージ種別812の上位5ビットが全て“0”となっているか否かを判定する(222)。上位5ビットが全て“0”の場合は、DNSメッセージの問合せ部82から問合せ内容821を抽出し、これを検索キーとして、DNSサービスモジュール検索テーブル26Bを検索する(223)。検索の結果(224)、検索キーにマッチしたエントリが見つかった場合は、このエントリで転送先として指定された拡張モジュールのスイッチポート番号265と、確定フラグ=“1”とを含む内部ヘッダを生成し、これをパケットに付加し(225)、このルーチンを終了する。
DNSサービスモジュール検索テーブル26Bで検索キーにマッチしたエントリが見つからなかった場合、またはステップ222で、メッセージ種別812の上位5ビットがオール“0”以外の場合は、上記パケットのIPヘッダの宛先アドレスに従って、ルーティングテーブル25を検索し(226)、ルーティングテーブル25で転送先として指定されたインタフェースモジュールのスイッチポート番号を含む内部ヘッダを生成し、これを上記パケットに付加し(211)、このルーチンを終了する。
上記パケット転送処理ルーチン200によって、本発明のパケット通信ノード装置では、パケット転送モジュール20が、サービスモジュール検索テーブル26(26A、26B)に予めエントリ登録された条件を満たす受信パケットを何れかのサービスモジュール30に選択的に転送し、その他の受信パケットをルーティングテーブル25が示すインタフェースモジュールに選択的に転送することが理解できる。
図16は、Webサービスモジュール30−1、30−2のプロセッサ33が実行するWebサービス処理ルーチン300のフローチャートを示す。
Webサービス処理ルーチン300では、受信バッファ32から1つのパケットを読み出し(ステップ301)、受信バッファにパケットが無ければ(302)、ステップ301に戻り、パケットが受信されるまで、同様の動作を繰り返す。パケットが読み出された場合は、内部ヘッダが示す確定フラグの値を記憶した後、受信パケットから内部ヘッダを除去し、パケットのペイロードを解析して、HTTPメッセージ(コンテンツ取得要求)に含まれるファイル名72とホスト名73を抽出する(303)。
確定フラグの値が“1”となっていた場合は、HTTPメッセージで指定されたファイル名72を検索キーとして、Webキャッシュファイル36Wを検索する(310)。確定フラグの値が“0”となっていた場合は、HTTPメッセージで指定されたホスト名73が自モジュールのホスト名に一致しているか否かを判定し(305)、一致していれば、Webキャッシュファイル36Wを検索する(310)。
Webキャッシュファイル検索の結果(311)、指定ファイル名72に該当するコンテンツが見つかった場合は、検索コンテンツを含むHTTP応答メッセージを生成し、該応答メッセージをペイロード部とするコンテンツ取得要求元宛の応答パケットを生成する(312)。この後、上記受信パケットのIPヘッダの送信元アドレスに従って、ルーティングテーブル35を検索し、コンテンツ取得要求元と対応する宛先インタフェースモジュールのスイッチポート番号を求め(313)、上記スイッチポート番号を含む内部ヘッダを応答パケットに付加して(314)、送信バッファ37に出力する(324)。
ステップ311で、Webキャッシュファイルに指定ファイル名72に該当するコンテンツが無かった場合は、受信パケットの宛先アドレスに従って、ルーティングテーブル35を検索し、該パケットの宛先Webサーバと対応する宛先インタフェースモジュールのスイッチポート番号を求める(321)。この後、受信パケットに上記スイッチポート番号を含む内部ヘッダを付加し(322)、内部パケットとして送信バッファ37に出力して(324)、最初のステップ301に戻る。
ステップ305で、指定ホスト名73が自モジュールのホスト名に一致していなかった場合は、パケット通信ノード装置に自モジュール以外の他のWebサービスモジュールが存在するか否かを判定する(320)。他のWebサービスモジュールの有無は、例えば、データメモリ39に用意された構成パラメータ(サービスモジュール構成情報)を参照することによって判定できる。パケット通信ノード装置に自モジュール以外のWebサービスモジュールが存在していなければ、ステップ321〜324を実行して、最初のステップ301に戻る。
パケット通信ノード装置に自モジュール以外の他のWebサービスモジュールが存在していた場合は、予め既知となっているパケット転送モジュール20のスイッチポート番号と、確定フラグ“0”とを含む内部ヘッダを生成し、これを受信パケットに付加して(323)、送信バッファ37に出力する(324)。
上記Webサービス処理ルーチン300によって、本発明のパケット通信ノード装置では、スイッチ部40に収容されたWebサービスモジュールが、ネットワークに接続されているWebサーバに代わって、コンテンツ取得要求に応答可能となる。また、インタフェースモジュール10によるコンテンツ取得要求パケットの転送先が適切でなかった場合でも、Webサービスモジュールからパケット転送モジュール20に要求パケットを転送でき、キャッシュファイルに目的コンテンツがなかった場合は、要求パケットをネットワーク側の適切なWebサーバに転送できることが理解できる。
図17は、DNSサービスモジュール30−3、30−4のプロセッサ33が実行するDNSサービス処理ルーチン400のフローチャートを示す。
DNSサービス処理ルーチン400では、受信バッファ32から1つのパケットを読み出し(ステップ401)、受信バッファにパケットが無ければ(402)、ステップ401に戻り、パケットが受信されるまで、同様の動作を繰り返す。パケットが読み出された場合は、内部ヘッダが示す確定フラグの値を記憶した後、受信パケットから内部ヘッダを除去し、パケットのペイロードを解析して、DNSPメッセージ(アドレス要求)のヘッダ部に含まれるメッセージ種別812と、問合せ部82に含まれる問合せ内容821(ホスト名)およびクラス823を抽出する(403)。
確定フラグの値が“1”となっていた場合は、DNSメッセージで指定された問合せ内容とクラスを検索キーとして、DNSキャッシュファイル36Dを検索する(410)。確定フラグの値が“0”となっていた場合は、メッセージ種別812の上位5ビットをチェックする(405)。もし、上位5ビットが全て“0”の場合、問合せ内容の末尾が自モジュールのドメイン名に一致しているか否かを判定し(406)、一致していれば、DNSメッセージで指定された問合せ内容とクラスを検索キーとして、DNSキャッシュファイル36Dを検索する(410)。
DNSキャッシュファイルに、検索キーに該当するエントリが見つかった場合は(411)、該エントリが示すアドレス365を含むDNS応答メッセージを生成し、該応答メッセージをペイロード部とするアドレス要求元宛の応答パケットを生成する(412)。この後、図16のステップ313、314と同様、ルーティングテーブル35を検索して、宛先インタフェースモジュールのスイッチポート番号を求め(413)、上記スイッチポート番号を含む内部ヘッダを応答パケットに付加し(414)、送信バッファ37に出力(424)した後、ステップ401に戻る。
ステップ411で、DNSキャッシュファイルに検索キーに該当するエントリが無かった場合は、図16のステップ321、322と同様、ルーティングテーブル35を検索して、受信パケットの宛先DNSサーバと対応する宛先インタフェースモジュールのスイッチポート番号を求め(421)、受信パケットに上記スイッチポート番号を含む内部ヘッダを付加し(422)、内部パケットとして送信バッファ37に出力して(424)、最初のステップ301に戻る。
ステップ406で、問合せ内容の末尾が自モジュールのドメイン名に一致していなかった場合は、例えば、データメモリ39に用意された構成パラメータを参照して、パケット通信ノード装置に自モジュール以外の他のDNSサービスモジュールが存在するか否かを判定する(420)。自モジュール以外のDNSサービスモジュールが存在していなければ、ステップ421〜424を実行して、最初のステップ401に戻る。パケット通信ノード装置に自モジュール以外の他のDNSサービスモジュールが存在していた場合は、予め既知となっているパケット転送モジュール20のスイッチポート番号と、確定フラグ“0”とを含む内部ヘッダを生成し、これを受信パケットに付加して(423)、送信バッファ37に出力する(424)。
上記DNSサービス処理ルーチン300によって、本発明のパケット通信ノード装置では、スイッチ部40に収容されたDNSサービスモジュールが、ネットワークに接続されているDNSサーバに代わって、アドレス取得要求に応答可能となる。また、インタフェースモジュール10によるコンテンツ取得要求パケットの転送先が適切でなかった場合でも、要求パケットをパケット転送モジュール20に転送でき、キャッシュファイルに目的データがなかった場合は、要求パケットをネットワーク側の適切なDNSサーバに転送できることが理解できる。
以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、パケット通信ノード装置に収容されるモジュールの1つとして、受信パケットのペイロード解析結果によって受信パケットの転送先を決定するパケット転送モジュール20を備えているため、パケット通信ノード装置の拡張モジュールとして、同一または同類のサービスアプリケーション機能をもつ複数のサービスモジュールが存在した場合でも、各インタフェースモジュールが、これらのサービスモジュールで処理すべき受信パケットを上記パケット転送モジュール20を経由させることによって、受信パケットを適切なサービスモジュールに精度よく配信することが可能となる。従って、パケット通信ノード装置内で、複数のサービスモジュールで負荷を分散した迅速なサービス処理が可能となる。
上述した実施例では、WebサービスモジュールとDNSサービスモジュールが、それぞれ複数個ずつ存在する場合を想定したが、仮にDNSサービスモジュールが1個の場合は、各インタフェースモジュール10が備える拡張モジュール検索テーブル16において、DNS用エントリのパケット転送先拡張モジュール(スイッチポート番号)164でDNSサービスモジュールを指定しておけばよい。
この場合、DNSサービスモジュールは、自分が受信パケットに応答できる場合は、DNSサービスを実行し、受信パケットが自分には不適切なパケットと判明した場合は、パケット通信ノード装置内に他のDNSサーバがいないため、受信パケットをその宛先アドレスが示すネットワーク側の適切なDNSサーバに転送すればよい。このように拡張モジュール検索テーブル16の内容を拡張モジュール群の構成に応じて更新することによって、パケット転送モジュール20の負荷と、パケット通信ノード装置内でのパケットのスイッチイング負荷を軽減した柔軟なサービス提供が可能となる。
実施例では、パケット転送モジュール20の機能が、専ら各インタフェースモジュールからの受信パケットをサービスモジュールまたはインタフェースモジュールに転送する機能に限定されているが、パケット転送モジュール20にも特殊なサービス機能を持たせることもできる。例えば、図14に示したフローチャートにおいて、受信パケットがWebコンテンツ取得要求と判明した時(ステップ206)、予め用意されたフィルタリングテーブルを参照し、上記要求が予め禁止された特定Webサイトからのコンテンツ取得を要求するものであった場合、要求パケットを破棄するようにしてもよい。
尚、実施例では、説明を簡単化するために、パケット転送処理ルーチン200で受信パケットの宛先ポート番号を順次に判定して、受信パケットの転送先(Webサービスモジュール、DNSサービスモジュールまたはインタフェースモジュール)を判定したが、拡張モジュールのスケーラブルな追加を許容するためには、例えば、宛先ポート番号と転送先判定ルーチンとの対応関係を示す複数のエントリが登録される判定ルーチン管理テーブルを用意しておき、パケット転送処理ルーチンでは、上記管理テーブルから受信パケットの宛先ポート番号と対応するエントリを検索し、該当するエントリが登録済みの場合は、そのエントリで指定された判定ルーチンに従って受信パケットの転送先を特定し、宛先ポート番号に該当するエントリが未登録の場合は、ルーティングテーブルに従って、受信パケットの宛先アドレスと対応した転送先インタフェースモジュールを特定するようにすればよい。
また、実施例では、1対の入出力回線に対して1つのインタフェースモジュールを備えるパケット通信ノード装置について説明したが、本発明は、1つのインタフェースモジュールが複数対の入出力回線を収容し、複数の各入力回線からの受信パケットを順次に受信バッファに蓄積してルーティングする形式のパケット通信ノード装置に対しても適用できる。
本発明によるパケット通信ノード装置の構成を示す図。 ネットワークからの受信パケットのフォーマットの1例を示す図。 受信パケットのペイロードに含まれるHTTPメッセージのフォーマットを示す図。 ネットワークからの受信パケットのペイロードに含まれるDNSメッセージのフォーマットを示す図。 スイッチ部40で転送される内部パケットのフォーマットを示す図。 インタフェースモジュール10−iの1実施例を示すブロック構成図。 パケット転送モジュール20の1実施例を示すブロック構成図。 サービスモジュール30−jの1実施例を示すブロック構成図。 インタフェースモジュール10−iが備える拡張モジュール検索テーブルの内容の1例を示す図。 パケット転送モジュール20が備えるWebサービスモジュール検索テーブル26AとDNSサービスモジュール検索テーブル26Bの内容の1例を示す図。 Webサービスモジュールが備えるWebキャッシュファイル36Wの内容の1例を示す図。 DNSサービスモジュールが備えるDNSキャッシュファイル36Dの内容の1例を示す図。 インタフェースモジュール10−iが実行する受信パケット処理ルーチン100の1例を示すフローチャート。 パケット転送モジュール20が実行するパケット転送処理ルーチン200の1例を示すフローチャート。 図14におけるDNS問合せパケット転送処理ルーチン220の1例を示すフローチャート。 Webサービスモジュールが実行するWebサービス処理ルーチン300の1例を示すフローチャート。 DNSサービスモジュールが実行するDNSサービス処理ルーチン400の1例を示すフローチャート。
符号の説明
10:インタフェースモジュール、20:パケット転送モジュール、
30:サービスモジュール、40:スイッチ部、41:制御部、
11A:パケット受信部、12A、12B、22、32:受信バッファ、
13A、13B、23、33:プロセッサ、
14A、14B、24、34:プログラムメモリ、
15、25、35:ルーティングテーブル、16:拡張モジュール検索テーブル、
17A、27、37:送信バッファ、
18A、18B、21、31:スイッチインタフェース、
19A、19B、29、39:データメモリ、26:サービスモジュール検索テーブル。

Claims (8)

  1. それぞれネットワーク回線に接続された複数のインタフェースモジュールと、
    それぞれ受信パケットに応答して所定の通信サービス処理を実行する複数のサービスモジュールと、
    受信パケットを上記何れかのサービスモジュールまたは何れかのインタフェースモジュールに転送するためのパケット転送モジュールと、
    上記複数のモジュールを相互接続してモジュール間でパケット交換を行うスイッチ部とからなり、
    上記各インタフェースモジュールが、ネットワーク回線からの受信パケットを上記スイッチ部を介して上記パケット転送モジュール、サービスモジュール、または宛先アドレスと対応した他の何れかのインタフェースモジュールのうちの1つに選択的に転送するためのルーティング手段を備えたことを特徴とするパケット通信ノード装置。
  2. 前記各サービスモジュールが、前記スイッチ部からの受信パケットのペイロードをチェックし、自モジュールで対応できないと判明した受信パケットを前記パケット転送モジュールまたは宛先アドレスと対応した前記何れかのインタフェースモジュールに選択的に転送するためのルーティング手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパケット通信ノード装置。
  3. 前記各サービスモジュールのルーティング手段が、受信パケットに対して自モジュールでは対応できないと判明した時、前記スイッチ部に自モジュールと同類のアプリケーションを実行する他のサービスモジュールが接続されていなければ、該受信パケットを宛先アドレスと対応した前記何れかのインタフェースモジュールに転送することを特徴とする請求項1に記載のパケット通信ノード装置。
  4. 前記複数のサービスモジュールのうちの少なくとも2つが、互いに同類アプリケーションの通信サービス処理機能を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のパケット通信ノード装置。
  5. 前記各インタフェースモジュールが、パケットの特定のヘッダ項目の組み合せに対応して転送先モジュールを定義した拡張モジュール検索テーブルと、パケットの宛先情報に対応して転送先モジュールを定義したルーティングテーブルとを有し、
    前記各インタフェースモジュールのルーティング手段が、ネットワーク回線からの受信パケットのヘッダ情報と上記拡張モジュール検索テーブルに基づいて、各受信パケットの転送先となるパケット転送モジュールまたはサービスモジュールを特定し、受信パケットのヘッダ情報が上記拡張モジュール検索テーブルで定義されたヘッダ項目の組み合せに該当しない場合に、上記ルーティングテーブルに従って各受信パケットの転送先となるインタフェースモジュールを特定することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のパケット通信ノード装置。
  6. 前記各インタフェースモジュールのルーティング手段が、前記拡張モジュール検索テーブルとルーティングテーブルから受信パケットの転送先モジュールを示す識別子を取得し、各受信パケットに上記転送先モジュール識別子を含む内部ヘッダを付加し、内部パケットとして前記スイッチ部に出力し、
    前記パケット転送モジュールが、前記スイッチ部からの受信パケットを内部ヘッダに前記何れかのサービスモジュールまたは何れかのインタフェースモジュールを示す新たなモジュール識別子を含む内部パケットとして、前記スイッチ部に出力し、
    前記各サービスモジュールが、前記スイッチ部からの受信パケットまたは通信サービス処理の実行結果として生成された応答パケットを内部ヘッダに新たな転送先モジュールのモジュール識別子を含む内部パケットとして、前記スイッチ部に出力し、
    前記スイッチ部が、前記各モジュールから受信した内部パケットを内部ヘッダが示すモジュール識別子に従って交換することを特徴とする請求項5に記載のパケット通信ノード装置。
  7. 前記各インタフェースモジュールのルーティング手段が、前記拡張モジュール検索テーブルとルーティングテーブルから受信パケットの転送先モジュールを示す識別子を取得し、各受信パケットに上記転送先モジュール識別子を含む内部ヘッダを付加し、内部パケットとして前記スイッチ部に出力し、
    前記パケット転送モジュールが、前記スイッチ部からの受信パケットを内部ヘッダに前記何れかのサービスモジュールまたは何れかのインタフェースモジュールを示す新たなモジュール識別子を含む内部パケットとして、前記スイッチ部に出力し、
    前記各サービスモジュールが、前記スイッチ部からの受信パケットまたは通信サービス処理の実行結果として生成された応答パケットを内部ヘッダに新たな転送先モジュールのモジュール識別子を含む内部パケットとして、前記スイッチ部に出力し、
    前記各インタフェースモジュールが、前記スイッチ部からの出力パケットを内部ヘッダが示すモジュール識別子に従って選択的に受信し、内部ヘッダを除去してそれぞれのネットワーク回線に送信することを特徴とする請求項5に記載のパケット通信ノード装置。
  8. 前記パケット転送モジュールが、受信パケットの特定のヘッダ項目とペイロード情報との組み合せに対応して転送先モジュールを定義したサービスモジュール検索テーブルと、パケットの宛先アドレスに対応して転送先モジュールを定義したルーティングテーブルとを有し、上記サービスモジュール検索テーブルに基づいて、各受信パケットの転送先サービスモジュールを特定し、受信パケットのヘッダ項目とペイロード情報が上記サービスモジュール検索テーブルの定義に該当しない場合に、上記ルーティングテーブルに従って各受信パケットの宛先アドレスと対応したインタフェースモジュールを特定することを特徴とする請求項5に記載のパケット通信ノード装置。
JP2003405504A 2003-12-04 2003-12-04 パケット通信ノード装置 Expired - Fee Related JP4365672B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405504A JP4365672B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 パケット通信ノード装置
US10/929,795 US7567561B2 (en) 2003-12-04 2004-08-31 Packet communication node apparatus with extension modules
CN2004100749651A CN1625154B (zh) 2003-12-04 2004-09-01 包通信节点装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405504A JP4365672B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 パケット通信ノード装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005167761A true JP2005167761A (ja) 2005-06-23
JP2005167761A5 JP2005167761A5 (ja) 2006-06-15
JP4365672B2 JP4365672B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=34728153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003405504A Expired - Fee Related JP4365672B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 パケット通信ノード装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7567561B2 (ja)
JP (1) JP4365672B2 (ja)
CN (1) CN1625154B (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067833A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Hitachi Ltd パケット通信装置
JP2007201840A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Hitachi Ltd 複合型情報プラットフォーム装置およびその通信帯域保証方法
JP2007243849A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Hitachi Ltd 複合型情報プラットフォーム装置および複合型情報プラットフォーム装置の管理方法
JP2008178001A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Alaxala Networks Corp ネットワーク転送システム
JP2009259200A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Fujitsu Ltd データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
US7830895B2 (en) 2005-03-09 2010-11-09 Hitachi, Ltd. Packet communication apparatus with function enhancement module
US7856559B2 (en) 2004-10-20 2010-12-21 Hitachi, Ltd. Packet communication node apparatus for authenticating extension module
JP2011028669A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信装置および通信装置における情報処理方法
WO2011074559A1 (ja) * 2009-12-17 2011-06-23 日本電気株式会社 ネットワークシステム、ネットワーク制御装置、及び制御方法
JP2013062680A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Hitachi Ltd ノード装置、システム、及び、パケット処理方法
JP2013535922A (ja) * 2010-08-04 2013-09-12 アルカテル−ルーセント マルチシャーシリンクアグリゲーションのためのシステムおよび方法
JP2015050469A (ja) * 2013-08-29 2015-03-16 株式会社日立製作所 データ・パケット通信装置を制御する方法、およびデータ・パケット通信装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8477605B2 (en) * 2004-09-29 2013-07-02 Rockstar Consortium Us Lp Preventing illicit communications
JP2006229830A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Hitachi Ltd パケット通信装置
JP4759389B2 (ja) * 2006-01-10 2011-08-31 アラクサラネットワークス株式会社 パケット通信装置
US7895657B2 (en) * 2006-05-05 2011-02-22 Broadcom Corporation Switching network employing virus detection
US20070258437A1 (en) * 2006-05-05 2007-11-08 Broadcom Corporation, A California Corporation Switching network employing server quarantine functionality
US20070258469A1 (en) * 2006-05-05 2007-11-08 Broadcom Corporation, A California Corporation Switching network employing adware quarantine techniques
US20070258468A1 (en) * 2006-05-05 2007-11-08 Broadcom Corporation, A California Corporation Intermediate network node supporting packet analysis of encrypted payload
US7596137B2 (en) * 2006-05-05 2009-09-29 Broadcom Corporation Packet routing and vectoring based on payload comparison with spatially related templates
US7948977B2 (en) * 2006-05-05 2011-05-24 Broadcom Corporation Packet routing with payload analysis, encapsulation and service module vectoring
US8856205B2 (en) * 2007-07-24 2014-10-07 Ricoh Company, Ltd. Extensible web services system
KR100912545B1 (ko) * 2007-09-21 2009-08-18 한국전자통신연구원 패킷 처리 장치 및 방법
JP5753372B2 (ja) * 2009-12-22 2015-07-22 キヤノン株式会社 データ処理装置およびその制御方法
JP5389193B2 (ja) * 2010-02-04 2014-01-15 日本電信電話株式会社 パケット転送処理装置、方法及びプログラム
CN103346974B (zh) * 2013-06-03 2015-04-08 华为技术有限公司 一种业务流程的控制方法及网络设备
US10348626B1 (en) * 2013-06-18 2019-07-09 Marvell Israel (M.I.S.L) Ltd. Efficient processing of linked lists using delta encoding
CN106789756A (zh) * 2016-12-26 2017-05-31 腾讯科技(深圳)有限公司 一种基于操作系统内核网桥的数据发送方法和装置
CN107040523B (zh) * 2017-03-21 2020-09-11 百富计算机技术(深圳)有限公司 交易数据传输方法、装置和电子设备

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4885739A (en) * 1987-11-13 1989-12-05 Dsc Communications Corporation Interprocessor switching network
EP0456947B1 (en) * 1990-05-15 1995-02-22 International Business Machines Corporation Hybrid switching system for a communication node
EP0532792B1 (de) 1991-09-20 1997-11-19 Siemens Aktiengesellschaft Digitale Fernmeldevermittlungsanlage
JP4481517B2 (ja) * 2001-03-19 2010-06-16 株式会社日立製作所 インターネットワーク装置及びインターネットワーク方法
JP2956608B2 (ja) 1996-09-17 1999-10-04 日本電気株式会社 Atm伝送装置
US7024450B1 (en) * 1997-10-06 2006-04-04 Mci, Inc. Method and apparatus for deploying service modules among service nodes distributed in an intelligent network
US6377574B1 (en) * 1997-10-24 2002-04-23 Hitachi, Ltd. Packet switch and method for relaying management cells and data cells in a form of IP packet
US6973093B1 (en) * 2000-12-29 2005-12-06 Cisco Technology, Inc. Switching fabric for interfacing a host processor and a plurality of network modules
JP4023281B2 (ja) * 2002-10-11 2007-12-19 株式会社日立製作所 パケット通信装置及びパケットスイッチ
JP4704729B2 (ja) * 2004-10-20 2011-06-22 株式会社日立製作所 パケットデータ処理ノード装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856559B2 (en) 2004-10-20 2010-12-21 Hitachi, Ltd. Packet communication node apparatus for authenticating extension module
US7830895B2 (en) 2005-03-09 2010-11-09 Hitachi, Ltd. Packet communication apparatus with function enhancement module
JP2007067833A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Hitachi Ltd パケット通信装置
JP4585944B2 (ja) * 2005-08-31 2010-11-24 株式会社日立製作所 パケット通信装置
JP2007201840A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Hitachi Ltd 複合型情報プラットフォーム装置およびその通信帯域保証方法
JP4609331B2 (ja) * 2006-01-27 2011-01-12 株式会社日立製作所 複合型情報プラットフォーム装置およびその通信帯域保証方法
JP4626544B2 (ja) * 2006-03-13 2011-02-09 株式会社日立製作所 複合型情報プラットフォーム装置および複合型情報プラットフォーム装置の管理方法
JP2007243849A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Hitachi Ltd 複合型情報プラットフォーム装置および複合型情報プラットフォーム装置の管理方法
JP2008178001A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Alaxala Networks Corp ネットワーク転送システム
JP2009259200A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Fujitsu Ltd データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP2011028669A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信装置および通信装置における情報処理方法
WO2011074559A1 (ja) * 2009-12-17 2011-06-23 日本電気株式会社 ネットワークシステム、ネットワーク制御装置、及び制御方法
JP5672558B2 (ja) * 2009-12-17 2015-02-18 日本電気株式会社 ネットワークシステム、ネットワーク制御装置、及び制御方法
JP2013535922A (ja) * 2010-08-04 2013-09-12 アルカテル−ルーセント マルチシャーシリンクアグリゲーションのためのシステムおよび方法
JP2013062680A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Hitachi Ltd ノード装置、システム、及び、パケット処理方法
JP2015050469A (ja) * 2013-08-29 2015-03-16 株式会社日立製作所 データ・パケット通信装置を制御する方法、およびデータ・パケット通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1625154B (zh) 2010-12-15
CN1625154A (zh) 2005-06-08
US7567561B2 (en) 2009-07-28
JP4365672B2 (ja) 2009-11-18
US20050232262A1 (en) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4365672B2 (ja) パケット通信ノード装置
US7574522B2 (en) Communication data relay system
US8094660B2 (en) VLAN server
KR100624681B1 (ko) 분산 구조 라우터의 포워딩 테이블 조합 장치 및 방법
US7382778B2 (en) Link layer emulation
US6683885B1 (en) Network relaying apparatus and network relaying method
JP4157403B2 (ja) パケット通信装置
US7664116B2 (en) Network based routing scheme
US20030219023A1 (en) Packet transfer apparatus performing address translation
US7532620B2 (en) Routing table synchronization method, network apparatus, and routing table synchronization program
JP2001510947A (ja) コンピュータシステムにおけるネットワークパケットの高速転送及びフィルタリング
JP2006157537A (ja) パケット転送装置
US20180331998A1 (en) Control apparatus, communication system, communication method, and program
JP4599429B2 (ja) 通信システム及び通信方法
KR100475436B1 (ko) 분산형 라우터 및 그 분산형 라우터의 에이알피 패킷 처리방법
KR100748090B1 (ko) 고속 라우터에서의 패킷 처리 장치 및 그 방법
Cisco access-list (IPX extended) to ipx broadcast-fastswitching
Cisco Novell IPX Commands
CN114257473B (zh) 资源池中多个透明桥的实现方法、装置、设备和介质
JP4443266B2 (ja) パケット更新装置
JP3475192B2 (ja) インタネットワーク装置およびルータ
JPH07219917A (ja) ネットワ−クシステム
KR100772182B1 (ko) 라우터 및 그의 외부 트래픽과 내부 트래픽을 구분한IPv4 패킷 처리 방법
JP3435130B2 (ja) インタネットワーク装置
JP2003244216A (ja) 特定フレーム強制廃棄システム及び特定フレーム強制廃棄方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060420

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090629

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090821

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees