JP2005167349A - 番組コンテンツ送出装置 - Google Patents

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茂 黒田
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Abstract

【課題】本発明は、前処理を重複することなく、検証用のデータ放送コンテンツを提供する番組コンテンツ送出装置を提供する。
【解決手段】内容の一部が重複する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出する番組コンテンツ送出装置100であって、重複コンテンツに相当するTSを記憶する重複コンテンツ記憶部109と、第1及び第2番組コンテンツを記憶するデータ放送コンテンツ記憶部と、第1及び第2番組コンテンツの分析により、各非重複コンテンツを抽出するデータ分離部114と、抽出された各非重複コンテンツのTSを生成する第2パケット化部106と、生成された各TSを記憶する非重複コンテンツ記憶部108と、送出指示に応じて、重複コンテンツ記憶部109の記憶するTSと非重複コンテンツ記憶部108の記憶する何れか1つのTSをそれぞれ送出する第2多重化部112とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送番組を構成する番組コンテンツの内容の検証を受信装置において行うための検証用番組コンテンツ送出装置に関する。
近年、テレビ放送においては、従来の地上波放送に加え、BSデジタル放送という新しい放送形式が普及しつつある。デジタル放送では、映像、音声から成る従来の放送番組に加え、データ放送コンテンツの構成するデータ放送番組を同時放送することができる。
ここで、「データ放送コンテンツ」は、Markup言語で記述されたテキストコードデータのファイル(以下、「BML文書ファイル」という。)、静止画、テキスト、映像、音声等のモノメディアデータのファイル(以下、「素材ファイル」という。)等から構成される、受信装置の表示部の画面に表示される各ページ画像を構成するデータ群のことをいい、BML文書ファイルには、素材ファイルの画面への表示方法や他のページへのリンク先などが記述されている。
従って、放送局側は、デジタル放送を介して、放送中の番組に関連した情報やニュース、天気予報など視聴者にとって有用な付加情報を放送局から提供することが可能となり、視聴者は、1つの放送番組を視聴しながら、同時に放送されるデータ放送コンテンツの示す付加情報から多様な情報を取得することができる。
又、2003年の末より、放送が開始される地上波デジタル放送では、各地方の視聴者のニーズに合わせ、データ放送番組の一部を地方向けの内容の番組に差替えて、各地方毎に番組の一部が異なる内容の放送が行なわれるようになり、放送局側は、地方毎の視聴者のニーズに対応できるように番組内容を変更することができ、各地方の視聴者は、地方のニーズに合った情報を取得することができる。
上記データ放送コンテンツは、通常オーサリングツール等を用いてオフラインで生成され、生成されたデータ放送コンテンツは、デジタル放送される前に、試写装置を用いて実際にデジタル放送される環境が再現され、再現された環境下で生成されたデータ放送コンテンツが正常に再生されるかどうか放送局において検証される。
特許文献1には、データ放送コンテンツの再生動作を簡易に確認するためのデータ放送コンテンツ試写装置に関する技術が開示されている。
これにより、事前にデータ放送コンテンツの再生動作が検証された後に放送局から当該データ放送コンテンツがデジタル放送されるので、視聴者は、受信装置を用いて、当該データ放送コンテンツを受信し、不具合なく、受信したデータ放送コンテンツを再生し、有用な付加情報を取得することができる。
特開2001-57681号公報
しかしながら、データ放送コンテンツの一部のみが異なる複数のデータ放送コンテンツを検証する場合においては、検証する各データ放送コンテンツについてデジタル放送する環境を再現するため、コンテンツの内容が異なる部分のみならず共通する部分についても、データのパケット化等のデジタル放送するための前処理が行なわれるので、共通する部分についての前処理が重複して行なわれるという問題点がある。
特に、データ放送番組の放送時間帯の任意の時刻に、放送局側の操作者の指示に応じて放送開始時刻が決定されるアンタイムカルーセルのようなコンテンツを含む複数のデータ放送コンテンツの検証を行なう場合には、当該アンタイムカルーセルが送出される可能性のある各放送時刻において、実際にデータ放送される環境を再現してデータ放送コンテンツを検証しなければならないため、上記前処理が重複して行なわれる回数が増大することになる。
そこで、本発明は、データ放送コンテンツの一部のみが異なる複数のデータ放送コンテンツを検証する場合において、前処理を重複することなく、検証用のデータ放送コンテンツを提供することが可能な番組コンテンツ送出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出する番組コンテンツ送出装置であって、-放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶している第1TS記憶手段と、第1及び第2番組コンテンツを記憶しているコンテンツ記憶手段と、第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成手段と、前記非重複TS生成手段によって生成された各TSを記憶する第2TS記憶手段と、ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出手段とを備える。
又、本発明は、放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出し、第1及び第2TS記憶手段とコンテンツ記憶手段とを備える番組コンテンツ送出装置に用いる番組コンテンツ送出方法であって、前記第1TS記憶手段は、放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶し、前記コンテンツ記憶手段は、第1及び第2番組コンテンツを記憶し、前記番組コンテンツ送出方法は、第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成ステップと、前記TS生成ステップによって生成された各TSを前記第2TS記憶手段に記録する記録ステップと、ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出ステップとを含むこととすることができる。
又、本発明は、放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出し、第1及び第2TS記憶手段とコンテンツ記憶手段とを備える番組コンテンツ送出装置に用いる番組コンテンツ送出プログラムであって、前記第1TS記憶手段は、放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶し、前記コンテンツ記憶手段は、第1及び第2番組コンテンツを記憶し、前記番組コンテンツプログラムは、第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成ステップと、前記TS生成ステップによって生成された各TSを前記第2TS記憶手段に記録する記録ステップと、ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出ステップとを含むこととすることができる。
又、本発明は、放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出し、第1及び第2TS記憶手段とコンテンツ記憶手段とを備える番組コンテンツ送出装置に用いる番組コンテンツ送出プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、前記第1TS記憶手段は、放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶し、前記コンテンツ記憶手段は、第1及び第2番組コンテンツを記憶し、
前記番組コンテンツプログラムは、第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成ステップと、前記TS生成ステップによって生成された各TSを前記第2TS記憶手段に記録する記録ステップと、ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出ステップとを含むこととすることができる。
本発明は、上記の構成を備えることにより、予め記憶手段にパケット化した重複コンテンツを格納し、検証の都度、格納されているパケット化重複コンテンツを読出し、各番組コンテンツから抽出し、パケット化した非重複コンテンツと共に送出することができるので、重複コンテンツに対して送出のための前処理を何度も繰り返すことなく、検証用の番組コンテンツを送出することができる。
ここで、前記第1及び第2番組コンテンツは、それぞれ、重複コンテンツを特定する重複コンテンツ特定情報と、非重複コンテンツを特定する非重複コンテンツ特定情報とを含み、前記抽出手段は、重複コンテンツ特定情報に基いて第1番組コンテンツから重複コンテンツを抽出し、非重複コンテンツ特定情報に基づいて第1及び第2番組コンテンツからそれぞれ非重複コンテンツを抽出し、前記番組コンテンツ送出装置は、前記抽出手段によって抽出された重複コンテンツをパケット化してTSを生成する重複TS生成手段と、前記重複TS生成手段によって生成されたTSを前記第1TS記憶手段に記録する記録手段とを備えることとしてもよい。
これにより、検証対象となる複数の番組コンテンツの中から各番組コンテンツに共通の重複コンテンツを自動的に特定し、複数の番組コンテンツのうちの1つに対してのみ、パケット化処理を実行し、パケット化した重複コンテンツを記憶手段に格納しておくことができるので、重複コンテンツに対して送出のための前処理を何度も繰り返すことなく、検証用の番組コンテンツを送出することができる。
ここで、前記非重複コンテンツは、アンタイムカルーセルであり、前記アンタイムカルーセルには、重複コンテンツに含まれる差替対象となるカルーセルを特定する差替対象特定識別子と同一の識別子が付与され、前記番組コンテンツ送出装置は、ユーザーから第1送出指示を受取る第1送出指示受取手段と、ユーザーから第2送出指示を受取る第2送出指示受取手段とを備え、前記送出手段は、第1送出指示に応じて前記第1TS記憶手段に記憶されているTSを送出し、第2送出指示に応じて前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSを、送出中の前記第1TS記憶手段に記憶されているTSに含まれる前記差替対象識別子によって特定されるカルーセルと差替えて送出することとしてもよい。
これにより、重複コンテンツの送出開始後の任意の時間に検証すべきアンタイムカルーセルを重複コンテンツの一部と差替えて出力することができるので、送出することができるので、重複コンテンツに対して送出のための前処理を何度も繰り返すことなく、検証すべきアンタイムカルーセルを送出することができ、ユーザーは、受信装置を用いて、放送番組の放送予定時間内の任意の時間におけるアンタイムカルーセルの示す画面への表示の切り替わり具合を検証することができる。
ここで、前記非重複コンテンツは、テイクイベントメッセージであり、前記番組コンテンツ送出装置は、ユーザーから第1送出指示を受取る第1送出指示受取手段と、ユーザーから第2送出指示を受取る第2送出指示受取手段とを備え、前記重複TS生成手段は、前記送出手段は、第1送出指示に応じて前記第1TS記憶手段に記憶されているTSを送出し、第2送出指示に応じて前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSを送出することとしてもよい。
これにより、重複コンテンツの送出開始後の任意の時間に検証すべきテイクイベントメッセージを重複コンテンツの一部と差替えて出力することができるので、送出することができるので、重複コンテンツに対して送出のための前処理を何度も繰り返すことなく、検証すべきテイクイベントメッセージを送出することができ、ユーザーは、受信装置を用いて、放送番組の放送予定時間内の任意の時間におけるテイクイベントメッセージの示す画面への表示の切り替わり具合を検証することができる。
<構成>
図1は、本発明の実施の形態における番組コンテンツ送出装置100の構成を示す機能ブロック図である。番組コンテンツ送出装置100は、図1に示す通り、映像・音声コンテンツ記憶部101、データ放送コンテンツ記憶部102、映像・音声コンテンツ読出部103、データ放送コンテンツ読出部104、第1パケット化部105、第2パケット化部106、第1多重化部107、非重複コンテンツ記憶部108、重複コンテンツ記憶部109、非重複コンテンツ読出部110、重複コンテンツ読出部111、第2多重化部112、ユーザーインタフェース部113、データ分離部114から構成される。
番組コンテンツ送出装置100は、ハードウェアとしてはCPU、ROM、RAM、ハードディスク等から構成され、ROM又は上記ハードディスクには、コンピュータプログラムが記憶され、上記CPUが、上記コンピュータプログラムに従って動作することにより、上記装置は、その機能を達成する。
映像・音声コンテンツ記憶部101は、データ放送番組と同時に放送され、データ放送番組が連動する対象となる映像放送番組を構成する映像及び音声コンテンツ(以下、「映像放送番組コンテンツ」という。)と、映像放送番組コンテンツ特定テーブルとを記憶している。
ここで、「映像放送番組コンテンツ特定テーブル」とは、映像放送番組と当該映像番組の放送開始予定時間及び放送継続時間と当該映像放送番組を構成する映像放送番組コンテンツの格納先アドレスとの対応関係を示すテーブルのことをいう。
図2は、映像・音声コンテンツ記憶部101が記憶している映像放送番組コンテンツ特定テーブルの具体例を示す。
データ放送コンテンツ記憶部102は、複数のアンタイムカルーセルを含むアンタイムデータ放送コンテンツとアンタイムデータ放送コンテンツ特定テーブルとを記憶している。
ここで、「アンタイムカルーセル」とは、当該アンタイムカルーセルが属するデータ放送番組の実際の放送時間帯における任意の時刻に、放送局側の操作者の指示に応じて放送開始時間が確定されて、当該放送開始時刻になると、後述する重複カルーセルと差替えて送出されるカルーセルのことをいい、アンタイムカルーセルを構成する各コンテンツは予め定められている。
「アンタイム」とは、ARIB STD−B35において定義されているように、コンテンツ製作段階では、時間が確定せず、放送中に人間系により確定するものをいう。
「カルーセル」とは、ARIB STD−B35において定義されるカルーセルのことをいい、データ放送番組を構成するデータ単位である。
アンタイムカルーセルの内容の具体例としては、例えば、連動対象となる映像放送番組が「クイズ番組」である場合に、「クイズの問題」や「クイズの解答」等の各画面を構成するデータ放送コンテンツが挙げられる。
「アンタイムデータ放送コンテンツ」とは、複数の各アンタイムデータ放送コンテンツ間で共通の重複カルーセルと、各アンタイムデータ放送コンテンツ毎に異なるアンタイムカルーセルとから構成されるデータ放送コンテンツのことをいう。
アンタイムデータ放送コンテンツは、映像放送番組と連動して放送されるデータ放送番組の一部を構成し、アンタイムデータ放送コンテンツの全体構成を示すファイルである構成情報ファイルと、構成情報ファイルによって参照される各カルーセルを構成する要素データであるリソースの集合とから構成される。
重複カルーセルは、アンタイムカルーセルによって差替えられる対象となるカルーセルであって、連動対象の映像放送番組の放送開始後、アンタイムカルーセルによって差替えられるまでの間、継続して繰り返し放送される。
なお、重複カルーセルは、アンタイムカルーセルの差替対象となるカルーセル以外のカルーセルを含んでいてもよい。
又、「アンタイムデータ放送コンテンツ特定テーブル」とは、アンタイムデータ放送コンテンツが属するデータ放送番組と、当該アンタイムデータ放送コンテンツの識別子と、当該アンタイムデータ放送コンテンツの格納先アドレスと、当該アンタイムデータ放送コンテンツに含まれるアンタイムカルーセルの放送継続時間と当該データ放送番組の連動対象となる映像放送番組との対応関係を示すテーブルのことをいう。
図3は、データ放送コンテンツ記憶部102が記憶しているアンタイムデータ放送コンテンツ特定テーブルの具体例を示す。
ユーザーインタフェース部113は、ユーザーから検証すべき映像放送番組の指示を受取り、受取った指示を映像・音声コンテンツ読出部103及びデータ分離部114にそれぞれ出力する。
又、ユーザーインタフェース部113は、ユーザーから検証開始指示を受取り、受取った指示を重複コンテンツ読出部111に出力し、さらに検証すべきアンタイムカルーセルの送出指示を受取ると、受取った指示を非重複コンテンツ読出部110に出力する。
映像・音声コンテンツ読出部103は、ユーザーインターフェース部113から検証すべき映像放送番組の指示の入力があると、映像放送番組コンテンツ特定テーブルを参照して、映像・音声記憶部101から指示された映像放送番組を構成する映像放送番組コンテンツと当該映像放送番組の放送継続時間を読出し、第1パケット化部105に出力する。
データ放送コンテンツ読出部104は、データ分離部114から検証すべき映像放送番組に対応する各アンタイムデータ放送コンテンツの読出しを指示されると、アンタイムデータ放送コンテンツ特定テーブルを参照して、データ放送コンテンツ記憶部104から検証すべき映像放送番組に対応する各アンタイムデータ放送コンテンツと当該アンタイムデータ放送コンテンツに含まれるアンタイムカルーセルの放送継続時間とを予め定められた順番に従って読出し、読出した各アンタイムデータ放送コンテンツと当該アンタイムデータ放送コンテンツの識別子とアンタイムカルーセルの放送継続時間とをデータ分離部114に出力する。
データ分離部114は、以下に示すアンタイムデータ放送コンテンツ分離抽出処理を行なう。
データ分離部114は、ユーザーインターフェース部113から検証すべき映像放送番組の指示を受取ると、データ放送コンテンツ読出部104に、指示された映像放送番組に対応する各アンタイムデータ放送コンテンツの読出しを指示し、指示に応じてデータ放送コンテンツ読出部104より入力された各アンタイムデータ放送コンテンツを構成する構成情報ファイルの内容を解析し、解析結果に基づいて当該構成情報ファイルの中からアンタイムカルーセルの記述に相当する部分(以下、「非重複コンテンツ相当記述部分」という。)と重複カルーセルの記述に相当する部分(以下、「重複コンテンツ相当記述部分」という。)を抽出し、抽出した非重複コンテンツ記述部分の記述に基づいて、当該記述によって参照されているアンタイムカルーセルを構成する各リソースを取得し、抽出した非重複コンテンツ相当記述部分と取得した各リソースとの集合(以下、「非重複相当コンテンツ」という。)とデータ放送コンテンツ読出部104より入力された、当該アンタイムカルーセルの属するアンタイムデータ放送コンテンツの識別子とアンタイムカルーセルの放送継続時間とを第2パケット化部106に出力する。
又、データ分離部114は、抽出した重複コンテンツ相当記述部分の記述に基づいて、当該記述によって参照されている重複カルーセルを構成する各リソースを取得し、抽出した重複コンテンツ相当記述部分と取得した各リソースとの集合(以下、「重複相当コンテンツ」という。)を第1パケット化部105に出力する。
具体的には、構成情報ファイルに含まれる各タグの記述の構成要素を、当該タグが特定の文字列を含んでいるか否かにより、当該タグの記述の構成要素が重複カルーセルの記述部分に属するか、アンタイムカルーセルの記述部分に属するか、両者のカルーセルに共通して関連する共通記述部分に属するかを判別し、共通記述部分に属する構成要素とアンタイムカルーセルの記述部分に属する構成要素とを非重複コンテンツ相当記述部分として、共通記述部分に属する構成要素と重複カルーセルの記述部分に属する構成要素とを重複コンテンツ相当記述部分としてそれぞれ抽出し、抽出した非重複コンテンツ相当記述部分と、非重複コンテンツ相当記述部分の記述に基づいて取得したアンタイムカルーセルを構成する各リソースとを非重複相当コンテンツとして第2パケット化部106に出力し、抽出した重複コンテンツ相当記述部分と重複コンテンツ相当記述部分の記述に基づいて取得した重複カルーセルを構成する各リソースとを重複相当コンテンツとして第1パケット化部105に出力する。
図4及び図5は、アンタイムデータ放送コンテンツを構成する構成情報ファイルの具体例を示す。図4及び図5に示す連続番号は、構成情報ファイルに記述されている各タグを特定するための番号である。図4の5番目の開始タグ(「carousel」を文字列として含むタグ)から23番目の終了タグ(「/carousel」を文字列として含むタグ)までの各タグには、重複カルーセルの記述部分に属する各構成要素が記述され、図5の24番目の開始タグ(「take carousel」を文字列として含むタグ)から44番目の終了タグ(「/take carousel」を文字列として含むタグ)までの各タグには、アンタイムカルーセルの記述部分に属する各構成要素が記述され、上記タグ以外の各タグ(具体的には、図4の1番目のタグ(「?xml」を文字列として含むタグ)から4番目のタグ(「version="2.0"」を文字列として含むタグ)までの各タグと、図5の45番目のタグ(「/data_es」を文字列として含むタグ)から46番目のタグ(「/bcml」を文字列として含むタグ)までの各タグ)には、共通記述部分に属する各構成要素が記述されている。
図4及び図5の例では、データ分離部114は、構成情報ファイルを最初(1番目)のタグから順番に読み込み、読み込んだタグに「carousel」又は「take carousel」の何れかの文字列が含まれているか否かを判別し、何れの文字列も含まれていない場合には、読み込んだタグに記述されている構成要素を共通記述部分に属する構成要素と判別し、読み込んだタグに「carousel」が開始タグとして含まれている場合、当該開始タグから当該開始タグの終了タグまでの各タグに記述されている各構成要素を重複カルーセルの記述部分に属する構成要素と判別し、読み込んだタグに「take carousel」が開始タグとして含まれている場合、当該開始タグから当該開始タグの終了タグまでの各タグに記述されている各構成要素をアンタイムカルーセルの記述部分に属する構成要素と判別する。
第1パケット化部105は、MPEG(Moving Picture Expert Group)2規格に基づいて、映像・音声コンテンツ読出部103より入力された映像放送番組コンテンツとデータ分離部112より入力された重複相当コンテンツとをそれぞれエンコードし、エンコードした各コンテンツを固定長のTS(トランスポートストリーム)パケットに分割し、各TSパケットに、当該TSパケットが属する各コンテンツを識別するためのPIDを付与し、映像・音声コンテンツ読出部103より入力された映像放送番組の放送継続時間と共に第1多重化部107に出力する。
第2パケット化部106は、データ分離部114より入力された各非重複相当コンテンツをそれぞれエンコードし、エンコードした各非重複相当コンテンツを固定長のTS(トランスポートストリーム)パケットに分割し、各TSパケットに重複相当コンテンツを構成する各TSパケットに付与したPIDと同一のPIDを付与し、各非重複相当コンテンツを構成するTSパケットのTSを、データ分離部114より入力された、当該非重複相当コンテンツが属するアンタイムデータ放送コンテンツの識別子と当該アンタイムカルーセルの放送継続時間とを対応付けて非重複コンテンツ記憶部108に記録する。
第1多重化部107は、第1パケット化部105より入力された各TSパケットを1つのTSに多重化し、第1パケット化部105より入力された映像放送番組の放送継続時間と対応付けて重複コンテンツ記憶部109に記録する。
非重複コンテンツ記憶部108は、各非重複相当コンテンツを含む各TSを当該非重複相当コンテンツが属するアンタイムデータ放送コンテンツの識別子と当該アンタイムカルーセルの放送継続時間とを対応付けて記憶している。
重複コンテンツ記憶部109は、映像放送番組コンテンツと重複相当コンテンツとを含む1つのTSを当該映像放送番組の放送継続時間と対応付けて記憶している。
非重複コンテンツ読出部110は、ユーザーインタフェース部113から入力された検証すべきアンタイムデータ放送コンテンツの送出指示の入力があると、非重複コンテンツ記憶部108に記憶されている各非重複相当コンテンツのTSの中から指示されたアンタイムデータ放送コンテンツに属する非重複相当コンテンツを含むTSと当該アンタイムカルーセルの放送継続時間とを読出し、当該放送継続時間の間、読出したTSを第2多重化部112に出力する。
重複コンテンツ読出部111は、ユーザーインタフェース部113から入力された検証開始指示の入力があると、重複コンテンツ記憶部109に記憶されている映像放送番組コンテンツと重複相当コンテンツとを含むTSと当該映像放送番組の放送継続時間とを読出し、第2多重化部112に当該放送継続時間の間、出力する。
第2多重化部112は、ユーザーインタフェース部113からの検証開始指示の入力に応じて、重複コンテンツ読出部111から入力された映像放送番組コンテンツと重複相当コンテンツとを含むTSの入力があると、入力されたTSを受信装置に送出する。
又、第2多重化部112は、ユーザーインタフェース部113からの検証すべきアンタイムデータ放送コンテンツの送出指示の入力に応じて、非重複コンテンツ読出部110から指示されたアンタイムデータ放送コンテンツに属する非重複相当コンテンツを含むTSが入力されると、当該TSを構成するTSパケットのPIDと同一のPIDを有する各TSパケットを重複コンテンツ読出部111から入力中のTSから削除して、非重複コンテンツ読出部110から入力されたTSに含まれる各TSパケットと差替え、差替えた各TSパケットと削除後のTSとを多重化し、1つのTSとして送出する。
<動作>
次に、データ分離部114の行なうアンタイムデータ放送コンテンツ分離抽出処理の動作について説明する。
図6及び図7は、上記動作を示すフローチャートである。以下、図6及び図7を参照して上記動作について説明する。
データ分離部114は、ユーザーインターフェース部113から検証すべき映像放送番組の指示の入力があると(ステップS1401)、アンタイムデータ放送コンテンツの読出の順番を示す変数Mと、読出されたアンタイムデータ放送コンテンツを構成する構成情報ファイルに記述されている各タグの読込みの順番を示す変数Nとを初期化し(ステップS1402)、さらにMの値を1だけインクリメントし(ステップS1403)、M番目のアンタイムの読出をデータ放送コンテンツ読出部104に指示し(ステップS1404)、さらにNの値を1だけインクリメントし(ステップS1405)、指示に応じてデータ放送コンテンツ読出部104より入力されたM番目のアンタイムデータ放送コンテンツを構成する構成情報ファイルにおけるN番目のタグを読込み(ステップS1406)、読込んだタグに、重複カルーセルを示す開始タグが含まれているか否かを判定する(ステップS1407)。
重複カルーセルを示す開始タグが含まれている場合(ステップS1407:Y)、Mの値が1であるか否かを判定する(ステップS1408)。
Mの値が1である場合(ステップS1408:Y)、当該タグに記述されている構成要素を第1パケット化部105に出力し(ステップS1413)、読込んだタグに重複カルーセルを示す終了タグが含まれているか否かを判定する(ステップS1419)。
重複カルーセルを示す終了タグが含まれていない場合(ステップS1419:N)、Nの値を1だけインクリメントし(ステップS1420)、構成情報ファイルにおけるN番目のタグを読込み(ステップS1421)、ステップS1408の処理に移行する。
又、重複カルーセルを示す終了タグが含まれている場合(ステップS1419:Y)、ステップS1405の処理に移行する。
又、ステップS1408において、Mの値が1でない場合(ステップS1408:N)、ステップS1419の処理に移行する。
ステップS1407において、重複カルーセルを示す開始タグが含まれていない場合(ステップS1407:N)、読込んだタグに、アンタイムカルーセルを示す開始タグが含まれているか否かを判定する(ステップS1409)。
アンタイムカルーセルを示す開始タグが含まれている場合(ステップS1409:Y)、当該タグに記述されている構成要素を第2パケット化部106に出力し(ステップS1412)、読込んだタグにアンタイムカルーセルを示す終了タグが含まれているか否かを判定する(ステップS1416)。
アンタイムカルーセルを示す終了タグが含まれていない場合(ステップS1416:N)、Nの値を1だけインクリメントし(ステップS1417)、BML文書ファイルにおけるN番目のタグを読込み(ステップS1418)、ステップS1412の処理に移行する。
又、アンタイムカルーセルを示す終了タグが含まれている場合(ステップS1416:Y)、ステップS1405の処理に移行する。
ステップS1409において、アンタイムカルーセルを示す開始タグが含まれていない場合(ステップS1409:N)、Mの値が1であるか否かを判定する(ステップS1410)。
Mの値が1である場合(ステップS1410:Y)、読込んだタグに記述されている構成要素を第1パケット化部105及び第2パケット化部106に出力し(ステップS1411)、読込んだタグが構成情報ファイルにおける最終番目のタグであるか否かを判定する(ステップS1414)。
最終番目のタグでない場合(ステップS1414:N)、ステップS1405の処理に移行し、最終番目のタグである場合(ステップS1414:Y)、入力されたアンタイムデータ放送コンテンツが最終番目のものか否かを判定する(ステップS1415)。
最終番目のものである場合(ステップS1415:Y)、アンタイムデータ放送コンテンツ分離抽出処理の動作を終了し、最終番目のものでない場合(ステップS1415:N)、ステップS1403の処理に移行する。
ステップS1410において、Mの値が1でない場合(ステップS1410:N)、当該タグに記述されている構成要素を第2パケット化部106に出力し(ステップS1422)、ステップS1414の処理に移行する。
<補足>
以上、本発明に係る番組コンテンツ送出装置100について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれら実施の形態に限られないことは勿論である。
(1)例えば、本実施の形態においては、データ分離部114による分離抽出処理の対象となるデータ放送コンテンツは、アンタイムデータ放送コンテンツとしたが、アンタイムカルーセルの代わりに、各データ放送コンテンツ毎に異なるテイクイベントメッセージをコンテンツとして含む各データ放送コンテンツを分離抽出処理の対象とすることとしてもよい。
ここで、「テイクイベントメッセージ」とは、放送局の操作者の指示に応じて即時に送出されるメッセージ情報を送るコンテンツのことをいう。
又、「テイク」とは、ARIB STD−B35において定義する人間系によるアンタイムのトリガー指示操作のことをいい、「イベントメッセージ」とは、ARIB STD−B35において定義する放送局から受信装置で動作しているコンテンツに対して即座に、あるいは指定した時刻にメッセージ情報を送る手段のことをいう。
なお、テイクイベントメッセージは、アンタイムカルーセルの場合と同様にしてデータ分離部114によって分離抽出処理されるが、分離後の第2パケット化部106によるパケット化においては、重複相当コンテンツを構成する各TSパケットに付与したPIDとは、異なるPIDが付与され、第2多重化部112において、重複コンテンツ読出部111から入力中のTSに多重化されて、送出される。
(2)本発明の実施の形態においては、データ分離部114による分離抽出処理によって抽出された重複相当コンテンツと非重複相当コンテンツとをTSパケットに分割後、多重化して直接受信装置に送出することとしたが、重複相当コンテンツと非重複相当コンテンツとを直接受信装置に送出する代わりに、第1及び第2番組コンテンツ送出装置を経由して送出することとしてもよい。
図8は、第1番組コンテンツ送出装置200及び第2番組コンテンツ送出装置300の構成を示す機能ブロック図である。図8において、番組コンテンツ送出装置100の構成要素と同一の機能を有する構成要素には、番組コンテンツ送出装置100の構成要素に付された番号と同一番号を付し、以下、構成要素の相違点を中心に説明する。
第1番組コンテンツ送出装置200は、映像・音声コンテンツ記憶部101、データ放送コンテンツ記憶部102、映像・音声コンテンツ読出部103、データ放送コンテンツ読出部104、データ分離部114、第1パケット化部105、第2パケット化部106、第1多重化部107、非重複コンテンツ記憶部108、重複コンテンツ記憶部109、データ送出部212、ユーザーインタフェース部213とから構成される。
データ送出部212は、重複コンテンツ記憶部109及び非重複コンテンツ記憶部108とからそれぞれ、映像放送番組コンテンツと重複相当コンテンツとを含むTSと、非重複相当コンテンツを含むTSとを読出して、第2番組コンテンツ送出装置300に送出する。
ユーザーインタフェース部213は、ユーザーから検証すべき映像放送番組の指示を受取り、受取った指示を映像・音声コンテンツ読出部103及びデータ分離部114にそれぞれ出力する。
第2番組コンテンツ送出装置300はデータ受信部301、重複コンテンツ記憶部109、非重複コンテンツ読出部110、重複コンテンツ読出部111、第2多重化部112、非重複コンテンツ記憶部108、ユーザーインタフェース部313から構成される。
データ受信部301は、第1番組コンテンツ送出装置200から送出されたTSを受信し、受信したTSを構成する各TSパケットに付与されたPIDに基づいて、映像放送番組コンテンツ及び重複相当コンテンツを構成する各TSパケットと非重複相当コンテンツを構成する各TSパケットとを分離し、映像放送番組コンテンツ及び重複相当コンテンツを構成する各TSパケットを重複コンテンツ記憶部109に記録し、非重複相当コンテンツを構成する各TSパケットを非重複コンテンツ記憶部109に記憶する。
ユーザーインタフェース部313は、ユーザーから検証開始指示を受取り、受取った指示を重複コンテンツ読出部111に出力し、さらに検証すべきアンタイムカルーセルの送出指示を受取ると、受取った指示を非重複コンテンツ読出部110に出力する。
放送番組を構成する番組コンテンツの内容の検証を受信装置において行うための検証用番組コンテンツ送出装置に利用することができる。
本発明の実施の形態における番組コンテンツ送出装置100の構成を示す機能ブロック図である。 映像・音声コンテンツ記憶部101が記憶している映像放送番組コンテンツ特定テーブルの具体例を示す。 データ放送コンテンツ記憶部102が記憶しているアンタイムデータ放送コンテンツ特定テーブルの具体例を示す。 アンタイムデータ放送コンテンツを構成する構成情報ファイルの具体例の前半部分を示す。 アンタイムデータ放送コンテンツを構成する構成情報ファイルの具体例の後半部分を示す。 データ分離部114の行なうアンタイムデータ放送コンテンツ分離抽出処理の動作を示すフローチャートのPart1である。 データ分離部114の行なうアンタイムデータ放送コンテンツ分離抽出処理の動作を示すフローチャートのPart2である。 第1番組コンテンツ送出装置200及び第2番組コンテンツ送出装置300の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100 番組コンテンツ送出装置
101 映像・音声コンテンツ記憶部
102 データ放送コンテンツ記憶部
103 映像・音声コンテンツ読出部
104 データ放送コンテンツ読出部
105 第1パケット化部
106 第2パケット化部
107 第1多重化部
108 非重複コンテンツ記憶部
109 重複コンテンツ記憶部
110 非重複コンテンツ読出部
111 重複コンテンツ読出部
112 第2多重化部
113、213、313 ユーザーインタフェース部
114 データ分離部
200 第1番組コンテンツ送出装置
212 データ送出部
300 第2番組コンテンツ送出装置
301 データ受信部

Claims (7)

  1. 放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出する番組コンテンツ送出装置であって、
    放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶している第1TS記憶手段と、
    第1及び第2番組コンテンツを記憶しているコンテンツ記憶手段と、
    第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成手段と、
    前記非重複TS生成手段によって生成された各TSを記憶する第2TS記憶手段と、
    ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出手段と
    を備えることを特徴とする番組コンテンツ送出装置。
  2. 前記第1及び第2番組コンテンツは、それぞれ、重複コンテンツを特定する重複コンテンツ特定情報と、非重複コンテンツを特定する非重複コンテンツ特定情報とを含み、
    前記抽出手段は、重複コンテンツ特定情報に基いて第1番組コンテンツから重複コンテンツを抽出し、非重複コンテンツ特定情報に基づいて第1及び第2番組コンテンツからそれぞれ非重複コンテンツを抽出し、
    前記番組コンテンツ送出装置は、前記抽出手段によって抽出された重複コンテンツをパケット化してTSを生成する重複TS生成手段と、
    前記重複TS生成手段によって生成されたTSを前記第1TS記憶手段に記録する記録手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の番組コンテンツ送出装置。
  3. 前記非重複コンテンツは、アンタイムカルーセルであり、
    前記アンタイムカルーセルには、重複コンテンツに含まれる差替対象となるカルーセルを特定する差替対象特定識別子と同一の識別子が付与され、
    前記番組コンテンツ送出装置は、
    ユーザーから第1送出指示を受取る第1送出指示受取手段と、
    ユーザーから第2送出指示を受取る第2送出指示受取手段と
    を備え、
    前記送出手段は、第1送出指示に応じて前記第1TS記憶手段に記憶されているTSを送出し、
    第2送出指示に応じて前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSを、送出中の前記第1TS記憶手段に記憶されているTSに含まれる前記差替対象識別子によって特定されるカルーセルと差替えて送出する
    ことを特徴とする請求項1記載の番組コンテンツ送出装置。
  4. 前記非重複コンテンツは、テイクイベントメッセージであり、
    前記番組コンテンツ送出装置は、
    ユーザーから第1送出指示を受取る第1送出指示受取手段と、
    ユーザーから第2送出指示を受取る第2送出指示受取手段と
    を備え、
    前記重複TS生成手段は、
    前記送出手段は、第1送出指示に応じて前記第1TS記憶手段に記憶されているTSを送出し、
    第2送出指示に応じて前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSを送出する
    ことを特徴とする請求項1記載の番組コンテンツ送出装置。
  5. 放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出し、第1及び第2TS記憶手段とコンテンツ記憶手段とを備える番組コンテンツ送出装置に用いる番組コンテンツ送出方法であって、
    前記第1TS記憶手段は、放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶し、
    前記コンテンツ記憶手段は、第1及び第2番組コンテンツを記憶し、
    前記番組コンテンツ送出方法は、
    第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成ステップと、
    前記TS生成ステップによって生成された各TSを前記第2TS記憶手段に記録する記録ステップと、
    ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出ステップと
    を含むことを特徴とする番組コンテンツ送出方法。
  6. 放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出し、第1及び第2TS記憶手段とコンテンツ記憶手段とを備える番組コンテンツ送出装置に用いる番組コンテンツ送出プログラムであって、
    前記第1TS記憶手段は、放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶し、
    前記コンテンツ記憶手段は、第1及び第2番組コンテンツを記憶し、
    前記番組コンテンツプログラムは、
    第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成ステップと、
    前記TS生成ステップによって生成された各TSを前記第2TS記憶手段に記録する記録ステップと、
    ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出ステップと
    を含むことを特徴とする番組コンテンツ送出プログラム。
  7. 放送内容の一部が重複する第1放送番組と第2放送番組をそれぞれ構成する第1番組コンテンツと第2番組コンテンツを、受信装置に送出し、第1及び第2TS記憶手段とコンテンツ記憶手段とを備える番組コンテンツ送出装置に用いる番組コンテンツ送出プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記第1TS記憶手段は、放送内容の重複部分に相当する重複コンテンツをパケット化したトランスポートストリーム(TS)を記憶し、
    前記コンテンツ記憶手段は、第1及び第2番組コンテンツを記憶し、
    前記番組コンテンツプログラムは、
    第1及び第2番組コンテンツを分析することにより、放送内容が重複しない部分に相当する各非重複コンテンツを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された各非重複コンテンツをパケット化して、各非重複コンテンツに対応する各TSを生成する非重複TS生成ステップと、
    前記TS生成ステップによって生成された各TSを前記第2TS記憶手段に記録する記録ステップと、
    ユーザーの送出指示に応じて、前記第1TS記憶手段に記憶されているTSと前記第2TS記憶手段に記憶されている何れか1つのTSをそれぞれ送出する送出ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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