JP2005165968A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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誠 小林
Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
智行 ▲高▼田
Satoyuki Takada
Takeshi Toyama
猛 外山
Hiroyasu Ito
博康 伊藤
Tadashi Takayama
正 高山
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Abstract

【課題】 PnP機能を損なうことなく、かつ、リムーバブルデバイスが接続されていない状態において、不要な消費電力の浪費を防ぐことができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 シリアルインターフェース204は、リムーバブルデバイス119と通信が可能か否かを電源スイッチ206へ通知する。この信号に基づき、リムーバブルデバイス119への電源の供給を制御する。電源スイッチ205は、デバイス挿入/排出検知回路からの信号に基づき、シリアルインターフェース204への電源供給を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理装置の制御方法に係り、特に、情報処理装置が立ち上がっている状態において、リムーバブルデバイスを挿入、接続し、使用することが可能なインターフェースを有する情報処理装置及びその制御方法に関する。
従来、コンピュータなどの情報処理装置には、その接続されているディスプレイやキーボード、ハードディスクドライブ等の入出力を制御するBIOS(Basic Input & Output System)、及びBIOSの上位プログラムとしてオペレーティングシステム(以下OSと称する)が存在し、OSはプログラムに対するメモリ領域の割り当てといったリソース制御やアプリケーションプログラムの動作制御を行っている。
一般的に、ノート型コンピュータなどの情報処理装置に対する現在の設計仕様は、携帯性を高めるべくコンパクトで軽量なものが志向されている。しかしながら、そのサイズ、体積、厚み及び重量の故に、コンパクトで軽量なノート型コンピュータがデスクトップパーソナルコンピュータと同一の機能を達成するためには、全ての機能を常駐させることは困難である。そのため、拡張用スロットであるセレクタブルベイが設けられ、そのセレクタブルベイに拡張装置であるリムーバブルデバイス、例えばフロッピー(登録商標)ディスクドライブ装置(FDD)、CD/DVDコンボドライブ装置、内蔵ハードディスクドライブ装置の容量拡張及び携帯を目的とした可搬型ハードディスクドライブ装置、さらには補助バッテリ装置といったリムーバブルデバイスを必要に応じてセレクタブルベイに挿入、接続し、使用するものが普及してきている。
また、これらリムーバブルデバイスを、システムが起動している状態において挿入、接続し、システムの再起動、及びデバイスドライバの組み込み操作を装置使用者に行わせることなく、システムからリムーバブルデバイスを使用可能とする機能として、PnP(Plug and Play)機能が知られている。
PnP機能は、リムーバブルデバイスに対するインターフェース部において、リムーバブルデバイスの接続を検知すると、その旨をBIOSに通知する。さらにBIOSはOSに対して、このリムーバブルデバイスの接続をPnPイベントとして通知する。この通知を受けて、OSは接続されたリムーバブルデバイスに対応するリソースをメインメモリに割り当てる。続いてOSは割り当てたリソースに対し、ドライバをロードする。OSはロードしたドライバに対し、接続されたリムーバブルデバイスの初期化、接続処理を要求し、ドライバはこれに従って初期化、接続処理を行うことにより実現される。
またセレクタブルベイとは別に、もっと小型のリムーバブルデバイスであるPCカードを挿入、接続し、使用可能とするPCカードスロットを有するノート型コンピュータなどの情報処理装置も普及してきている。PCカードとしては、記憶機能を有するメモリカード、通信機能を有するモデムカード、LANカード、無線カード等、多くの種類が知られている。
PCカードスロットを有する情報処理装置の一例として、特開平10−49257がある。さらに特開平10−49257では、異なる動作電源電圧の仕様に対応するPCカードが挿入されても、自動で対応できるような工夫がされている。
具体的には、PCMCIA2.1/JEIDA4.2規格においては、動作電源電圧として、“5V”のものと“3.3V”のものを規格しており、“5V”のものが普及しているが、消費電力を考慮して“3.3V”のものが普及し始めている。特開平10−49257ではPCカードの挿入を検知後、一度“5V”にて動作させ、PCカード内の属性情報読み出しを行い、動作電源電圧が5V”対応であるか、“3.3V”対応のPCカードであるか求めてから、“3.3V”対応のPCカードであるならば、動作電源電圧を“3.3V”への切り替えを行うことにより、挿入されたPCカードの仕様に応じて自動的に電源電圧を選択することを可能としている。またこの電源電圧の選択は、接続されたデバイスに供給する電源電圧だけではなく、本体側インターフェース部に対しても行われている。
また、特開平10−49257では、PCカードの挿入検知をPCカード制御ICで行っていることから、PCカードが挿入されていない状態においても、PCカード制御ICのスロットインターフェース回路に電源電圧を供給していると推測される。
前述したようにPnP機能は、そのデバイスに対するインターフェース部においてデバイスの接続を検知し、その旨をBIOSに通知しなければならなく、従ってデバイスが接続されていない状態においても、そのインターフェース部に電源電圧を供給していなければならない。その点では特開平10−49257はPnP機能に対応し、なおかつ異なる動作電源電圧の仕様に対応するものであると考えられる。
しかしながら、上記従来例にあっては、PnP機能に対応するために、リムーバブルデバイスであるPCカードの接続を検知する手段として、そのインターフェース部を使用しており、そのため、デバイスが接続されていないときにおいても、そのインターフェース部に電源電圧を供給しなければならなく、そのため不要な消費電力を浪費するといった問題あった。
また、仮にインターフェース部以外の手段にてリムーバブルデバイスの接続を検知しても、接続時点にインターフェース部がPnP機能に対応できるように動作していなければならなかった。従って上記従来例同様に、PnP機能を対応するには、デバイスが接続されていないときにおいても、そのインターフェース部に電源電圧を供給しなければならなく、そのため不要な消費電力を浪費するといった問題あった。
本発明は、上記のような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、PnP機能を損なうことなく、かつリムーバブルデバイスが接続されていない状態において、不要な消費電力の浪費を防ぐことが可能な情報処理装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するための、本発明に係る情報処理装置は、外部装置を挿入、接続して使用する情報処理装置であって、前記外部装置の前記情報処理装置に対する挿入、排出を検知する検知手段と、前記外部装置と各種通信を行うインターフェース制御手段と、前記検知手段の結果に基づいて前記インターフェース手段に対し電源電圧の供給を制御する第1の電源供給手段と、前記インターフェース手段の状態に基づいて前記外部装置に対し電源電圧の供給を制御する第2の電源供給手段とを備える。
また、本発明に係る情報処理装置における制御方法は、外部装置を挿入、接続して使用する情報処理装置における制御方法であって、前記外部装置の前記情報処理装置に対する挿入、排出を検知し、前記外部装置の挿入、排出の検知の結果に基づいて前記外部装置と各種通信を行うインターフェース制御部に対する電源電圧の供給を制御し、前記インターフェース制御部の状態に基づいて前記外部装置に対する電源電圧の供給を制御する。
以上説明したように、本発明によれば、PnP機能が動作可能な情報処理装置及びその制御方法において、リムーバブルデバイスが接続されていない状態においても、PnP機能を損なうことなく、不要な消費電力の浪費を防ぐことが可能な情報処理装置及びその制御方法が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1に本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成図を示す。
同図において、CPU101は、情報処理装置100全体の制御を司る。メインメモリ105には、CPU101により実行されるプログラム等がロードされる。グラフィックコントローラ107は、ディスプレイ108の表示を制御する。
キーボードコントローラ115は、キーボード116によるキー入力操作を制御する。BIOS−ROM117は、イニシャルプログラムローダ(Initial Program Loader)を記憶する。
ノースブリッジ103は、CPUローカルバス102、メモリバス104、AGP(Accelerated Graphics Port)バス106、PCIバス(Peripheral Component Interconnect bus)109を接続するためのブリッジである。サウスブリッジ110は、PCIバス113、ATA(AT Attachment)バス111、111´、LPC(Low Pin Count)バス114を接続するブリッジである。
ハードディスク装置112、112´は、CPU101により実行される各種のプログラム(オペレーティングシステム、デバイスドライバ、アプリケーションプログラム等)や、各種の管理情報を記憶する。ハードディスク装置112に記憶されたプログラムは必要に応じて適宜メインメモリ105にロードされる。ハードディスク装置112´には、CPU101で実行されるミラーリング制御プログラムによりハードディスク装置112の記憶内容が記憶される。
インターフェース制御部118は、コネクタを介して接続されるリムーバブルデバイス119とのインターフェース制御を司る。本実施形態のインターフェース制御部118は、シリアルATAインターフェース用のコントローラを搭載しており、シリアルATAインターフェースを有するリムーバブルデバイスとのインターフェース接続をサポートしている。
ここでインターフェース制御部118は、PCIバス113に対してはPCIバス規格、リムーバブルデバイス119に対してはシリアルATAインターフェース規格に準拠している。
次にインターフェース制御部118の構成例を図2に示す。
同図において、PCIコネクタ200は、インターフェース制御部118をPCIバス113に接続するためのコネクタである。シリアルATAコネクタ201は、リムーバブルデバイス119をインターフェース制御部118に接続するためのコネクタである。
シリアルATAコントローラ202は、PCIインターフェース203、シリアルATAインターフェース204からなる。
PCIインターフェース203は、PCIコネクタ200、信号線208経由でPCIバス113、及び信号線209経由でシリアルATAインターフェース204とそれぞれ接続されており、各種のデータのやり取りを行う。このときPCIバス113に対しては、PCIインターフェース203がPCIバス規格準拠のインターフェースにて通信を行う。
また、シリアルATAインターフェース204は、シリアルATAコネクタ201、信号線210経由でリムーバブルデバイス119、及び信号線209経由でPCIインターフェース203とそれぞれ接続されており、各種のデータのやり取りを行う。このときリムーバブルデバイス119に対しては、シリアルATAインターフェース204がシリアルATAインターフェース規格準拠のインターフェースにて通信を行う。さらにシリアルATAインターフェース204は、シリアルATAコネクタ201経由で、リムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が可能であるかどうかを信号線212経由で電源スイッチ回路206へ通知する。例えばシリアルATAインターフェース204への電源供給がされていない状態、及び電源供給開始後、各種の内部ハードウェアの初期化を行っている間は、リムーバブルデバイス119との通信は不可であり、不可である場合、信号線212はローレベルとする。また初期化終了後、リムーバブルデバイス119との通信が可能となった時点で信号線212をハイレベルにすることにより、シリアルATAインターフェース204の通信の可能/不可を信号線212経由で電源スイッチ回路206へ通知する。
デバイス挿入/排出検知回路207は、リムーバブルデバイス119が挿入用スロットであるセレクタブルベイに挿入されたかどうか、あるいはセレクタブルベイより抜かれたかどうかを検知する回路であり、セレクタブルベイの入り口付近に設けられ、シリアルATAコネクタ201にリムーバブルデバイス119が接続する位置よりも十分に前に配置する。挿入の有無は信号線211にて電源スイッチ回路205へ通知される。
電源線213は、図示されない情報処理装置100の電源部から、PCIバス規格に従って、PCIコネクタ200経由でインターフェース制御部118に電源電圧を供給する。
電源線213から供給される電源電圧は、情報処理装置100が供給する間は、常時電源線214経由でPCIインターフェース203、電源線215経由でデバイス挿入/排出検知回路207に供給される。
電源スイッチ回路205は、シリアルATAインターフェース204へ供給する電源電圧の可否を制御するスイッチ回路である。デバイス挿入/排出検知回路207からのリムーバブルデバイス119が挿入されているかどうかを示す信号線211に従って動作し、挿入されている場合は電源線216経由でシリアルATAインターフェース204へ電源電圧を供給し、挿入されていない場合は供給しない。
電源スイッチ回路206は、シリアルATAコネクタ201に接続されるリムーバブルデバイス119へ供給する電源電圧の可否を制御するスイッチ回路である。シリアルATAインターフェース204がリムーバブルデバイス119と通信可能であるかどうかを示す信号線212に従って動作し、通信可能である場合は電源線217経由でシリアルATAコネクタ201に接続されるリムーバブルデバイス119へ電源電圧を供給し、通信不可である場合は供給しない。
なお、デバイス挿入/排出検知回路207をセレクタブルベイの入り口付近に設け、シリアルATAコネクタ201にリムーバブルデバイス119が接続する位置よりも十分に前に配置するのは、挿入検知から、電源スイッチ回路205へその旨が通知され、シリアルATAインターフェース204に電源電圧が供給され、シリアルATAインターフェース204の初期化が終了し、その旨が電源スイッチ回路206へ通知され、シリアルATAコネクタ201に電源電圧の供給を開始するまでの間に、シリアルATAコネクタ201にリムーバブルデバイス119が接続することを回避するためである。
なお、シリアルATAコネクタ201にリムーバブルデバイス119を接続するためのリムーバブルデバイス119の搬送、及びシリアルATAコネクタ201から接続されているリムーバブルデバイス119を排出するための搬送は、モータ等を使用したオートローディングでも良いし、使用者の手による押し込みでもよいし、メカ機構によるものでも良い。
次にインターフェース制御部118におけるリムーバブルデバイス119の挿入、接続時の処理の一例を図3に示す。
図3は、情報処理装置100内インターフェース制御部118のシリアルATAコネクタ201にリムーバブルデバイス119が接続されていない状態であり、かつ情報処理装置100のセレクタブルベイにリムーバブルデバイス119が挿入されていない状態から、リムーバブルデバイス119が挿入、接続されるときのインターフェース制御部118における処理を示したフローチャートである。
まず、情報処理装置100のセレクタブルベイにリムーバブルデバイス119が挿入されていない状態にある。この状態においてデバイス挿入/排出検知回路207は、電源スイッチ回路205へリムーバブルデバイス119が挿入されていない旨を通知しており、電源スイッチ回路205は電源線213経由で供給される電源電圧を、電源線216経由でシリアルATAインターフェース204へ供給することは行っていない。従って、シリアルATAコントローラ202内のシリアルATAインターフェース204は動作を行っていない。
また、シリアルATAインターフェース204は動作を行っていなく、電源供給されていないから、リムーバブルデバイス119との通信は不可であり、信号線212はローレベルとなる。従って、信号線212のレベルがローであることを検知している電源スイッチ回路206は、シリアルATAコネクタ204への電源電圧の供給は行っていない状態である。
また、シリアルATAコントローラ202内のPCIインターフェース203に対しては、電源線213、及び電源線214経由にて電源電圧が供給されており、既に動作を行っている。従って、情報処理装置100においては、インターフェース制御部118はPCIインターフェース203がPCIバス113経由で通信可能であり、CPU101は、インターフェース制御部118の有無、及びそのリソースの割り当てをメインメモリ105に対して既に行っている状態である。
ステップS301では、この状態において、セレクタブルベイの挿入口付近に配置されたデバイス挿入/排出検知回路207が、リムーバブルデバイス119の挿入の検知を行っており、挿入を検知した場合ステップS302へ進む。
ステップS302では、デバイス挿入/排出検知回路207が信号線211経由で電源スイッチ205へ、リムーバブルデバイス119の挿入の旨を通知し、ステップS303へ進む。
ステップS303では、信号線211経由でリムーバブルデバイス119挿入の旨の通知を受けた電源スイッチ205は、電源線216経由でシリアルATAコントローラ202のシリアルATAインターフェース204への電源電圧の供給を開始し、ステップS304へ進む。なお電源電圧の供給は、デバイス挿入/排出検知回路207から信号線211経由でリムーバブルデバイス119が排出された旨が通知されるまで継続する。
ステップS304では、シリアルATAコントローラ202のシリアルATAインターフェース204は、電源線216経由による電源電圧の供給開始により各種の内部ハードウェアの初期化を行い、ステップS305へ進む。
ステップS305では、各種の内部ハードウェアの初期化が終了したシリアルATAインターフェース204は、信号線210、及びシリアルATAコネクタ201経由で、リムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が可能である旨を信号線212経由で電源スイッチ回路206へ通知する。従って、信号線212のレベルをローからハイにすることにより通知し、ステップS306へ進む。
ステップS306では、信号線210、及びシリアルATAコネクタ201経由で、リムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が可能である旨を信号線212経由で通知された電源スイッチ回路206は、電源線217経由でシリアルATAコネクタ201への電源電圧の供給を開始し、ステップS307へ進む。即ち信号線212のレベルがハイであることを検知することにより、電源電圧の供給を開始する。なお電源電圧の供給は、シリアルATAインターフェース204から信号線212経由でリムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が不可である旨が通知されるまで継続する。従って、信号線212のレベルがローになるまで継続される。
ステップS307では、リムーバブルデバイス119がシリアルATAコネクタ201に接続されたかどうかの検知を、シリアルATAインターフェース204が信号線210、及びシリアルATAコネクタ201経由にて行う。ここでの検知方式は従来のシリアルATAインターフェース規格準拠の方式である。リムーバブルデバイス119のシリアルATAコネクタ201への接続が検知されない場合は、ステップS308へ進む。また、リムーバブルデバイス119のシリアルATAコネクタ201への接続が検知された場合は、ステップS309へ進む。
ステップS308では、セレクタブルベイの挿入口付近に配置されたデバイス挿入/排出検知回路207が、リムーバブルデバイス119の排出の検知を行う。通常、ステップS301の挿入検知後、ステップS307においてリムーバブルデバイス119の接続を検知し、ステップS309へ進むが、何らかの理由で、例えば搬送エラー、あるいは使用者の意志の変化により、挿入後接続以前に情報処理装置100のセレクタブルベイからリムーバブルデバイス119が排出、取り除かれた場合(1)へ進む。即ち、図3記載の挿入時の処理を中断し、後述する図4記載の排出時の処理、詳しくはステップS405へ進む。排出が検知されない場合は、ステップS307へ進み、ステップS307、及びステップS308にて、リムーバブルデバイス119の接続の検知、及び排出の検知を、リムーバブルデバイス119が接続を検知するか、排出を検知するまでおこなう。なお、図4記載のステップS405以降の処理については、後述する。
ステップS309では、リムーバブルデバイス119がシリアルATAコネクタ201に接続され、シリアルATAインターフェース規格準拠の通信が可能となった旨を、PCIインターフェース203、PCIバス113等を経由してCPU101へ通知し、処理を終了する。
以上が、インターフェース制御部118におけるリムーバブルデバイス119の挿入、接続時の処理の説明である。
その後、リムーバブルデバイス119接続の旨の通知を受けたCPU101は、その旨をBIOSからOSに対しPnPイベントとして通知する。この通知を受けてOSは、接続されたリムーバブルデバイス119に対応するリソースをメインメモリ105に割り当てる。続いてOSは割り当てたリソースに対し、ドライバをロードする。OSはロードしたドライバに対し、接続されたリムーバブルデバイス119の初期化、接続処理を要求し、ドライバはこれに従って初期化、接続処理を行うことにより、PnP機能を実行し、その後のリムーバブルデバイス119の使用が可能になる。
次にインターフェース制御部118におけるリムーバブルデバイス119の抜去、排出時の処理の一例を図4に示す。
図4は、情報処理装置100のセレクタブルベイにリムーバブルデバイス119が挿入されており、かつ情報処理装置100内インターフェース制御部118のシリアルATAコネクタ201にリムーバブルデバイス119が接続されている状態から、リムーバブルデバイス119が抜去、排出されるときのインターフェース制御部118における処理を示したフローチャートである。
まず、情報処理装置100のセレクタブルベイにリムーバブルデバイス119が挿入されていて、シリアルATAコネクタ201に接続されており、PnP機能により、リムーバブルデバイス119の使用が可能な状態にある。この状態においてデバイス挿入/排出検知回路207は、電源スイッチ回路205へリムーバブルデバイス119が挿入されている旨を通知しており、電源スイッチ回路205は電源線213経由で供給される電源電圧を、電源線216経由でシリアルATAインターフェース204へ供給することを行っている。従って、シリアルATAコントローラ202内のシリアルATAインターフェース204は動作を行っている。
また、シリアルATAインターフェース204は動作しており、シリアルATAコネクタ201経由で、リムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が可能である旨を信号線212経由で電源スイッチ回路206へ通知している。従って、信号線212のレベルをハイにすることにより通知しており、電源スイッチ回路206は電源線213経由で供給される電源電圧を、電源線217、及びシリアルATAコネクタ204経由でリムーバブルデバイス119へ供給することを行っている状態である。
ステップS401では、この状態において、リムーバブルデバイス119がシリアルATAコネクタ201から抜去されたかどうかの検知を、シリアルATAインターフェース204が信号線210、及びシリアルATAコネクタ201経由にて行う。ここでの検知方式は従来のシリアルATAインターフェース規格準拠の方式である。リムーバブルデバイス119のシリアルATAコネクタ201からの抜去が検知された場合は、ステップS402へ進む。
ステップS402では、リムーバブルデバイス119がシリアルATAコネクタ201から抜去され、シリアルATAインターフェース規格準拠の通信が不可となった旨を、PCIインターフェース203、PCIバス113等を経由してCPU101へ通知する。
ステップS403では、セレクタブルベイの挿入口付近に配置されたデバイス挿入/排出検知回路207が、リムーバブルデバイス119の排出の検知を行っており、排出を検知されない場合は、ステップS404へ進む。また検知された場合は、ステップS405へ進む。
ステップS404では、リムーバブルデバイス119がシリアルATAコネクタ201に接続されたかどうかの検知を、シリアルATAインターフェース204が信号線210、及びシリアルATAコネクタ201経由にて行う。ここでの検知方式は従来のシリアルATAインターフェース規格準拠の方式である。通常、ステップS401の抜去検知後、ステップS403においてリムーバブルデバイス119の排出を検知するが、何らかの理由で、例えば搬送エラー、あるいは使用者の意志の変化により、抜去後排出以前に情報処理装置100のシリアルATAコネクタ201に再度リムーバブルデバイス119が接続された場合(2)へ進む。即ち、図4記載の排出時の処理を中断し、前述した図3記載の挿入時の処理、詳しくはステップS309へ進む。接続が検知されない場合は、ステップS403へ進み、ステップS403、及びステップS404にて、リムーバブルデバイス119の排出の検知、及び接続の検知を、リムーバブルデバイス119の排出を検知するか、接続を検知するまでおこなう。
ステップS405では、デバイス挿入/排出検知回路207が信号線211経由で電源スイッチ205へ、リムーバブルデバイス119の排出の旨を通知し、ステップS406へ進む。
ステップS406では、信号線211経由でリムーバブルデバイス119排出の旨の通知を受けた電源スイッチ205は、電源線216経由でシリアルATAコントローラ202のシリアルATAインターフェース204への電源電圧の供給を停止し、ステップS407へ進む。なお電源電圧の停止は、デバイス挿入/排出検知回路207から信号線211経由でリムーバブルデバイス119が再度挿入された旨が通知されるまで継続する。
ステップS407では、リムーバブルデバイス119が接続され、リムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が可能である旨を、レベルをハイにすることで通知していた信号線212は、シリアルATAインターフェース204へ供給されていた電源電圧の供給が停止されることにより、ローに変化する。従って信号線212のレベルがローに落ちることにより、電源スイッチ回路206にリムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が不可である旨が通知され、ステップステップS408へ進む。
ステップS408では、シリアルATAコネクタ201経由で、リムーバブルデバイス119とシリアルATAインターフェース規格準拠の通信が不可である旨を信号線212経由で通知された電源スイッチ回路206は、電源線217経由でシリアルATAコネクタ201への電源電圧の供給を停止し、処理を終了する。
またステップS402において、情報処理装置100側では、リムーバブルデバイス119接続の抜去の旨を受けたCPU101は、その旨をBIOSからOSに対しPnPイベントとして通知する。この通知を受けてOSは、接続されたリムーバブルデバイス119に対応するドライバに対し、必要ならば終了処理を要求し、ドライバがこれに従って終了処理を行ったのを確認した後、そのドライバをアンロードする。続いてOSは対応する、割り当てられていたリソースをメインメモリ105から開放することにより、PnP機能を実行し、その後のリムーバブルデバイス119の使用が不可になる。
以上が、インターフェース制御部118におけるリムーバブルデバイス119の抜去、排出時の処理の説明である。
なお、本実施形態では、インターフェース制御部とリムーバブルデバイス間の通信をシリアルATAインターフェースにて行っているが、それ以外のインターフェース、例えばUSBインターフェース等のPnP機能に対応しているインターフェースならば可能である。
本実施形態における情報処理装置の構成図 本実施形態における情報処理装置のインターフェース制御部の構成例 本実施形態における情報処理装置のインターフェース制御部におけるリムーバブルデバイスの挿入、接続時の処理を示したフローチャート 本実施形態における情報処理装置のインターフェース制御部におけるリムーバブルデバイスの抜去、排出時の処理を示したフローチャート
符号の説明
100 情報処理装置
101 CPU
102 CPUローカルバス
103 ノースブリッジ
104 メモリバス
105 メインメモリ
106 AGP(Accelerated Graphics Port)バス
107 グラフィックコントローラ
108 ディスプレイ
109,113 PCIバス(Peripheral Component Interconnect bus)
110 サウスブリッジ
111,111´ ATA(AT Attachment)バス
112,112´ ディスク装置
114 LPC(Low Pin Count)バス
115 キーボードコントローラ
116 キーボード
117 BIOS−ROM
118 インターフェース制御部
119 リムーバブルデバイス
200 PCIコネクタ
201 シリアルATAコネクタ
202 シリアルATAコントローラ
203 PCIインターフェース
204 シリアルATAインターフェース
205、206 電源スイッチ回路
207 デバイス挿入/排出検知回路
208、209、210、211、212 信号線
213、214、215、216、217 電源線

Claims (2)

  1. 外部装置を挿入、接続して使用する情報処理装置であって、
    前記外部装置の前記情報処理装置に対する挿入、排出を検知する検知手段と、
    前記外部装置と各種通信を行うインターフェース制御手段と、
    前記検知手段の結果に基づいて前記インターフェース手段に対し電源電圧の供給を制御する第1の電源供給手段と、
    前記インターフェース手段の状態に基づいて前記外部装置に対し電源電圧の供給を制御する第2の電源供給手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 外部装置を挿入、接続して使用する情報処理装置における制御方法であって、
    前記外部装置の前記情報処理装置に対する挿入、排出を検知し、
    前記外部装置の挿入、排出の検知の結果に基づいて前記外部装置と各種通信を行うインターフェース制御部に対する電源電圧の供給を制御し、
    前記インターフェース制御部の状態に基づいて前記外部装置に対する電源電圧の供給を制御する
    ことを特徴とする情報処理装置における制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013143135A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Jmicron Technology Corp 電力節約機能を有する電子システム

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