JP2005165946A - チケット発行プログラム、チケット発行方法、チケット発行装置、チケット確認プログラム、チケット確認方法、チケット確認装置および携帯端末 - Google Patents

チケット発行プログラム、チケット発行方法、チケット発行装置、チケット確認プログラム、チケット確認方法、チケット確認装置および携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】チケットの使用に際して、ユーザインタフェースを向上させること。
【解決手段】利用者が有する携帯端末40から、無線基地局30およびネットワーク20を介して電子チケットの発行に関する要求を受け付けるステップと、携帯端末40からの要求に応じて、電子チケットとしてのチケット情報をネットワーク20および無線基地局30を介して携帯端末40へ通知するステップとを含み、チケット情報は、携帯端末40に設けられたICタグ48にライトされた後、電子チケットの使用時にチケット確認装置501(ICタグリーダ61)によりリードされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンサート等のチケットを電子的に発行するためのチケット発行プログラム、チケット発行方法、チケット発行装置、チケット確認プログラム、チケット確認方法、チケット確認装置および携帯端末に関するものであり、特に、電子チケットの使用に際して、ユーザインタフェースを向上させることができるチケット発行プログラム、チケット発行方法、チケット発行装置、チケット確認プログラム、チケット確認方法、チケット確認装置および携帯端末に関するものである。
従来より、コンサート、演劇、スポーツ等を鑑賞、観戦するためには、販売所やインタ
ーネット経由でチケット(紙媒体)を購入する必要がある。
また、近時では、携帯電話端末の高機能化に伴って、携帯電話端末をチケット代わりに使用するためのチケットシステムが提案されている。かかるチケットシステムでは、チケット発行サイトからインターネットを介して、チケットに対応する二次元バーコード情報(電子チケットに相当)が携帯電話端末にダウンロードされた後、携帯電話端末のメモリに格納される。
また、コンサート会場等においては、入場ゲートに二次元バーコードをリードするための二次元バーコードリーダが設けられている。そして、利用者は、会場へ出向き、所定のキー操作により携帯電話端末のディスプレイに二次元バーコード(電子チケット)を表示させた後、入場ゲートを通過する際に二次元バーコードリーダに二次元バーコードをリードさせる。
つぎに、二次元バーコードのリード結果とチケット情報データベースとが照合され、一致である場合には、入場ゲートの開閉扉が開かれ、当該利用者の入場が許可される。
特開2002−24424号公報
ところで、従来のチケットシステムにおいては、入場時に二次元バーコード(電子チケット)を携帯電話端末の画面に表示させるためのキー操作をしなければならず、電子チケットの使用に際して、ユーザインタフェースが悪いという問題があった。
特に、開演前に入場ゲートに長い行列をなすような大人気のコンサートにおいて、「早く入場したい」、「急いで」等という、はやる気持ちの雰囲気が形成されやすく、かかる雰囲気でのキー操作は、当然操作ミスが発生しやすく、一人あたりの入場に要する時間が長くなり、大混乱を招くおそれがある。
また、従来のチケットシステムにおいては、例えば、所定のキー操作がスムーズに行われ、二次元バーコードを表示させることができたとしても、二次元バーコードリーダでリードさせる直前に電話やメールの着信があると、画面が切り替わってしまうため、再び所定のキー操作を行わなければならず、依然としてユーザインタフェースが悪いという問題が発生する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電子チケットの使用に際して、ユーザインタフェースを向上させることができるチケット発行プログラム、チケット発行方法、チケット発行装置、チケット確認プログラム、チケット確認方法、チケット確認装置および携帯端末を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンピュータに、利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け付けるチケット発行要求受付工程と、前記要求に応じて、前記携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、前記電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を前記電子チケットとして前記携帯端末へ通知するチケット情報通知工程と、を実行させるためのチケット発行プログラムである。
本発明によれば、利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け、要求に応じて、携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を電子チケットとして携帯端末へ通知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記チケット情報通知工程では、前記チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を前記携帯端末へ通知することを特徴とする。
本発明によれば、チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を携帯端末へ通知することとしたので、第三者にチケット情報が漏洩することが防止され、セキュリティを高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記電子チケットの発行に際して、前記利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済する決済工程、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットの発行に際して、利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済することとしたので、迅速に電子チケットを購入することができる。
また、本発明は、利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け付けるチケット発行要求受付工程と、前記要求に応じて、前記携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、前記電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を前記電子チケットとして前記携帯端末へ通知するチケット情報通知工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け、要求に応じて、携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を電子チケットとして携帯端末へ通知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記チケット情報通知工程では、前記チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を前記携帯端末へ通知することを特徴とする。
本発明によれば、チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を携帯端末へ通知することとしたので、第三者にチケット情報が漏洩することが防止され、セキュリティを高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子チケットの発行に際して、前記利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済する決済工程、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットの発行に際して、利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済することとしたので、迅速に電子チケットを購入することができる。
また、本発明は、利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け付けるチケット発行要求受付手段と、前記要求に応じて、前記携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、前記電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を前記電子チケットとして前記携帯端末へ通知するチケット情報通知手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け、要求に応じて、携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を電子チケットとして携帯端末へ通知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記チケット情報通知手段は、前記チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を前記携帯端末へ通知することを特徴とする。
本発明によれば、チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を携帯端末へ通知することとしたので、第三者にチケット情報が漏洩することが防止され、セキュリティを高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子チケットの発行に際して、前記利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済する決済手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットの発行に際して、利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済することとしたので、迅速に電子チケットを購入することができる。
また、本発明は、コンピュータに、携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードするリード工程と、リードされた前記チケット情報が正規のものであるか否かを確認する確認工程と、前記確認の結果を報知する報知工程と、を実行させるためのチケット確認プログラムである。
本発明によれば、携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードし、リードされたチケット情報が正規のものであるか否かを確認し、確認の結果を報知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を前記電子タグにライトするライト工程、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を電子タグにライトすることとしたので、例えば、別のチケット情報を介して優待や特典を利用者に与えることで、利用者の満足度を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子チケットは、興行チケットに対応しており、前記コンピュータに、前記確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限する入場制限工程、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットを興行チケットに対応させ、チケット情報が正規のものであるか否かの確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限することとしたので、入場業務を迅速に進めることができる。
また、本発明は、携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードするリード工程と、リードされた前記チケット情報が正規のものであるか否かを確認する確認工程と、前記確認の結果を報知する報知工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードし、リードされたチケット情報が正規のものであるか否かを確認し、確認の結果を報知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を前記電子タグにライトするライト工程、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を電子タグにライトすることとしたので、例えば、別のチケット情報を介して優待や特典を利用者に与えることで、利用者の満足度を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子チケットは、興行チケットに対応しており、前記確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限する入場制限工程、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットを興行チケットに対応させ、チケット情報が正規のものであるか否かの確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限することとしたので、入場業務を迅速に進めることができる。
また、本発明は、携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードするリード手段と、リードされた前記チケット情報が正規のものであるか否かを確認する確認手段と、前記確認の結果を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードし、リードされたチケット情報が正規のものであるか否かを確認し、確認の結果を報知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を前記電子タグにライトするライト手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を電子タグにライトすることとしたので、例えば、別のチケット情報を介して優待や特典を利用者に与えることで、利用者の満足度を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子チケットは、興行チケットに対応しており、前記確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限する入場制限手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットを興行チケットに対応させ、チケット情報が正規のものであるか否かの確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限することとしたので、入場業務を迅速に進めることができる。
また、本発明は、チケット発行装置に対して、電子チケットの発行に関する要求を出すチケット発行要求手段と、電子タグと、前記要求に応じて、前記チケット発行装置から通知され前記電子チケットとしてのチケット情報を前記電子タグにライトするライト手段と、を備え、前記電子チケットの使用時には、チケット確認装置により、前記電子タグから前記チケット情報がリードされること、を特徴とする。
本発明によれば、チケッット発行装置に対して、電子チケットの発行に関する要求を出し、要求に応じて、チケット発行装置から通知され電子チケットとしてのチケット情報を電子タグにライトし、電子チケットの使用時に、チケット確認装置により、電子タグからチケット情報がリードされることとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記チケット情報は、暗号化されていることを特徴とする。
本発明によれば、チケット情報を暗号化することとしたので、第三者にチケット情報が漏洩することが防止され、セキュリティを高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子チケットの使用時には、前記チケット確認装置により前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報が前記電子タグにライトされることを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットの使用時に、チケット確認装置によりチケット情報がリードされた後、別のチケット情報が電子タグにライトされることとしたので、例えば、別のチケット情報を介して優待や特典を利用者に与えることで、利用者の満足度を高めることができる。
本発明によれば、利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け、要求に応じて、携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を電子チケットとして携帯端末へ通知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を携帯端末へ通知することとしたので、第三者にチケット情報が漏洩することが防止され、セキュリティを高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子チケットの発行に際して、利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済することとしたので、迅速に電子チケットを購入することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードし、リードされたチケット情報が正規のものであるか否かを確認し、確認の結果を報知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を電子タグにライトすることとしたので、例えば、別のチケット情報を介して優待や特典を利用者に与えることで、利用者の満足度を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子チケットを興行チケットに対応させ、チケット情報が正規のものであるか否かの確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限することとしたので、入場業務を迅速に進めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、チケッット発行装置に対して、電子チケットの発行に関する要求を出し、要求に応じて、チケット発行装置から通知され電子チケットとしてのチケット情報を電子タグにライトし、電子チケットの使用時に、チケット確認装置により、電子タグからチケット情報がリードされることとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、チケット情報を暗号化することとしたので、第三者にチケット情報が漏洩することが防止され、セキュリティを高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子チケットの使用時に、チケット確認装置によりチケット情報がリードされた後、別のチケット情報が電子タグにライトされることとしたので、例えば、別のチケット情報を介して優待や特典を利用者に与えることで、利用者の満足度を高めることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるチケット発行プログラム、チケット発行方法、チケット発行装置、チケット確認プログラム、チケット確認方法、チケット確認装置および携帯端末の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この一実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる一実施例の構成を示すブロック図である。同図には、コンサート、演劇、スポーツ等を鑑賞、観戦するためのチケットを、ICタグ(Integrated Circuit)を介して利用するためのチケット利用システムが図示されている。
このチケット利用システムは、チケット発行装置10、ネットワーク20、無線基地局30、金融機関システム35、携帯端末40、チケット確認装置501〜50n、入場ゲート60、ICタグリーダ61、案内装置62および開閉扉63から構成されている。
チケット利用システムにおいて、チケット発行装置10は、例えば、携帯端末40に対して、電子化されたチケットを、ネットワーク20および無線基地局30を介して発行する装置である。具体的には、チケット発行装置10は、チケットに対応するチケット情報(後述するチケットID、日時、興行名、アーチスト、座席、購入価格等)を携帯端末40に通知することにより、電子化されたチケットを発行する。
チケット発行装置10において、制御部11は、チケット発行に関する制御を行う。この制御部11の動作の詳細については、後述する。記憶部12は、制御部11で用いられるプログラムや各種情報を記憶している。通信部13は、ネットワーク20に接続されており、所定の通信プロトコルに従って、通信を制御する。
利用者情報データベース14は、チケットの利用者に関する利用者情報を格納するデータベースである。具体的には、利用者情報データベース14は、図2に示したように、「利用者ID」、「パスワード」、「登録日時」、「カナ氏名」、「漢字氏名」、「性別」、「生年月日」、「郵便番号」、「住所」、「電子メールアドレス」、「電話番号」および「引き落とし口座」からなる利用者情報を格納している。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別子である。「パスワード」は、利用者が携帯端末40を用いて、チケット発行装置10にログインする際に、利用者IDとともにログイン情報として用いられる。
「登録日時」は、利用者情報が登録された日時に関する情報である。「カナ氏名」は、当該利用者の氏名をカタカナで表記した情報である。「漢字氏名」は、当該利用者の氏名を漢字で表記した情報である。「性別」は、当該利用者の性別に関する情報である。「生年月日」は、当該利用者の生年月日に関する情報である。
「郵便番号」および「住所」は、当該利用者に対応する郵便番号および住所に関する情報である。「電子メールアドレス」は、利用者が所有する携帯端末40に付与された電子メール用のアドレスに関する情報である。
「電話番号」は、携帯端末40に付与された電話番号に関する情報である。「引き落とし口座」は、チケットの購入代金を口座から自動引き落としする場合の金融機関名、支店名、口座種別および口座番号に関する情報である。
図1に戻り、チケット情報データベース15は、チケット発行装置10で発行される電子化されたチケットに関するチケット情報を格納するデータベースである。具体的には、チケット情報データベース15は、図3に示したように、「チケットID」、「日時」、「興行名」、「アーチスト」、「座席」および「購入価格」からなるチケット情報を格納している。
「チケットID」は、チケット発行装置10で発行されるチケットを識別するための識別子である。「日時」は、興行の開始時刻に関する情報である。「興行名」は、興行の名称に関する情報である。「アーチスト」は、当該興行に出演する個人、団体の名称に関する情報である。「座席」は、当該興行で利用者が着座する指定席に関する情報である。「購入価格」は、当該チケットを購入する価格である。
図1に戻り、金融機関システム35は、チケットの購入代金に関する決済手段の一つであり、購入代金の自動引き落としを実行するシステムである。この金融機関システム35は、ネットワーク20に接続されている。
携帯端末40は、利用者に携帯される携帯電話端末、PHS(Personal Handyphone System)端末、PDA(Personal Digital Assistant)等であり、通話機能、電子メール送受信機能の他に、チケット発行装置10からチケット情報をダウンロードし、このチケット情報をICタグ48に格納するチケット機能も備えている。
携帯端末40において、制御部41は、通話、電子メール、チケットに関する制御を行う。この制御部41の動作の詳細については、後述する。記憶部42は、制御部41で用いられるプログラムや、各種情報を記憶している。表示部43は、LCD(Liquid Crystal Display)であり、電話番号や電子メールの他に、後述する各種画面(図6、図9〜図12参照)を表示する。
スピーカ44は、通話時に相手方の音声や、キー操作の操作音、アラーム音等を発する。マイク45は、通話時に利用者の音声を電気信号に変換する。無線通信部46は、無線を介して、無線基地局30に収容されており、所定の通信プロトコルに従って、通信を制御する。
入力部47は、テンキー、ファンクションキー等であり、電話番号の入力、電子メールの作成、各種画面における情報の入力等に用いられる。
ICタグ48は、非接触で情報のライト/リードが可能な電子タグの一種であり、特殊印刷、埋め込み、接着等により携帯端末40の筐体(図示略)に設けられている。このICタグ48は、図示しないアンテナ、ICおよびメモリから構成されている。
アンテナは、後述するICタグライタ49やICタグリーダ61からの誘導電磁界中に置かれることにより発生する起電力をICおよびメモリへ供給する。ICは、メモリに関するリード/ライトを制御する。
メモリには、チケット発行装置10から通知されたチケット情報(チケットID、日時、興行名、アーチスト、座席および購入価格の情報)が記憶されている。ICタグライタ49は、ICタグ48の近傍に設けられており、チケット情報をICタグ48(メモリ)にライトする機能を備えている。
チケット確認装置501〜50nは、チケット発行装置10で発行されたチケットに対応する各興行会場に設けられており、チケットの確認を行うための装置である。入場ゲート60は、興行会場の入口に設けられたゲートである。
ICタグリーダ61は、入場ゲート60に設けられており、入場者(利用者)が携帯しているチケット携帯端末(同図では、携帯端末40)のICタグ(同図では、ICタグ48)から非接触でチケット情報をリードする機能を備えている。案内装置62は、入場ゲート60に設けられたスピーカ、LCD等であり、入場者に対して、音声、文字、画像等を介して各種案内を行うための装置である。
開閉扉63は、入場ゲート60の出口に設けられており、興行会場への入場者(利用者)の入場を物理的に制御するための扉である。駆動装置64は、入場ゲート60に設けられており、チケット確認装置501の制御に基づいて、開閉扉63を駆動する。ここで、一実施例において、ICタグリーダ61、案内装置62、開閉扉63および駆動装置64は、チケット確認装置501を構成する要素である。
チケット確認装置501において、制御部511は、ICタグリーダ61でリードされたチケット情報に基づく確認や、入場者に対する案内、開閉扉63の開閉に関する制御を行う。この制御部511の動作の詳細については、後述する。記憶部521は、制御部511で用いられるプログラムや、各種情報を記憶している。通信部531は、ネットワーク20に接続されており、所定の通信プロトコルに従って、通信を制御する。
I/O(Input/Output)ポート541は、入出力インタフェースである。このI/Oポート541には、ICタグリーダ61、案内装置62および駆動装置64が接続されている。チケット情報データベース551は、当該興行会場に対応するチケット情報を格納するデータベースである。このチケット情報は、チケット情報データベース15(図2参照)に格納されているチケット情報の一部と同一の情報である。
具体的には、チケット情報データベース551は、図4に示したように、「チケットID」、「日時」、「興行名」、「アーチスト」、「座席」および「購入価格」からなるチケット情報を格納している。このチケット情報は、チケット情報データベース15(図2参照)においてチケットIDが「000001」から「001000」までのチケット情報であり、チケット発行装置10からネットワーク20を介してダウンロードされる。
なお、図1において、1台の携帯端末40が図示されているが、実際には、チケット利用システムには、図示しない複数のチケット携帯端末が存在している。
つぎに、図5および図6を参照して、一実施例における動作の概要について説明する。図5に示したステップSA1では、チケット利用システムを利用することを希望する者は、例えば、携帯端末40を操作して、無線基地局30およびネットワーク20を介して、チケット発行装置10にアクセスし、オンラインで利用者登録を行う。
この場合、携帯端末40からアクセスされると、チケット発行装置10の制御部11は、図6に示した利用者登録画面100を携帯端末40の表示部43に表示させる。この利用者登録画面100は、図2に示したカナ氏名、漢字氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、電子メールアドレス、電話番号および引き落とし口座の情報を利用者に入力させるための画面である。
利用者は、利用者登録画面100に各情報を入力した後、登録100aを押下する。これにより、携帯端末40は、ユニークな利用者IDおよびパスワードを発行し、これらの利用者IDおよびパスワードと、登録日時と、入力されたカナ氏名、漢字氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、電子メールアドレス、電話番号および引き落とし口座とを利用者情報として、利用者情報データベース14(図2参照)に格納する。また、利用者IDおよびパスワードは、郵送や暗号化通信等により、利用者に通知される。
なお、一実施例においては、携帯端末40に代えて、ネットワーク20に接続されたパーソナルコンピュータ端末(図示略)により、利用者登録を行ってもよい。
ステップSA2では、利用者は、通知された利用者IDおよびパスワードにより、携帯端末40でチケット発行装置10にログインした後、所望のチケットの購入を申し込む。
ステップSA3では、チケット発行装置10の制御部11は、チケットの購入代金を金融機関システム35で決済する。ステップSA4では、携帯端末40は、ネットワーク20および無線基地局30を介して、チケット情報をチケット発行装置10からダウンロードする。
ステップSA5では、携帯端末40の制御部41は、ICタグライタ49によりチケット情報をICタグ48にライトせる。これにより、携帯端末40は、電子チケットとして機能する。
そして、興行日になると、利用者は、携帯端末40を携帯して、興行会場へ出向き、入場ゲート60に入る。これにより、ステップSA6では、ICタグリーダ61は、ICタグ48からチケット情報をリードする。
ステップSA7では、チケット確認装置501の制御部511は、チケット情報データベース551(図4参照)を照会し、リードされたチケット情報がチケット情報データベース551に格納されているか否かを判断する。格納されている場合、正規のチケットとして、駆動装置64に開閉扉63を開けさせ、当該利用者を興行会場に入場させる。
つぎに、一実施例の動作の詳細について、図7〜図12を参照しつつ説明する。図7は、図1に示した携帯端末40およびチケット発行装置10の動作を説明する図である。図8は、図1に示したチケット確認装置501〜50nの動作を説明するフローチャートである。
以下では、携帯端末40でチケットを購入し、チケット確認装置501に対応する入場ゲート60から興行会場へ入場する場合を一例にとって説明する。
図7に示したステップSB1では、携帯端末40の制御部41は、利用者の操作に基づき、無線基地局30およびネットワーク20を介して、チケット発行装置10にアクセスする。
ステップSB2では、チケット発行装置10は、図9に示したログイン画面200を携帯端末40の表示部43に表示させる。このログイン画面200には、利用者IDを設定するための利用者ID設定欄200aと、パスワードを設定するためのパスワード設定欄200bと、ログイン時に押下されるログインボタン200cとが表示されている。
ステップSB3では、携帯端末40の制御部41は、ログイン画面200におけるログインボタン200cが押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、当該利用者は、入力部47を操作して、ログイン画面200の利用者ID設定欄200aに利用者ID(=Taro7777)を、パスワード設定欄200bにパスワード(=458962)をそれぞれ設定した後、ログインボタン200cを押下する。
これにより、制御部41は、ステップSB3の判断結果を「Yes」とする。ステップSB4では、制御部41は、ログイン画面200で設定された利用者IDおよびパスワードをログイン情報としてチケット発行装置10へ通知する。
ステップSB5では、チケット発行装置10の制御部11は、携帯端末40から通知されたログイン情報(利用者IDおよびパスワード)をキーとして、利用者情報データベース14(図2参照)を照会し、認証処理を実行する。ステップSB6では、制御部11は、当該利用者が認証されたか否かを判断する。
認証されなかった場合、すなわち、ステップSB6の判断結果が「No」である場合、ステップSB7では、制御部11は、携帯端末40へエラーを通知する。一方、認証された場合、すなわち、ステップSB6の判断結果が「Yes」である場合、ステップSB8では、制御部11は、図10に示したチケット選択画面201を携帯端末40の表示部43に表示させる。
このチケット選択画面201は、チケット発行装置10で購入可能なチケットの一覧から所望のチケットを当該利用者に選択させるための画面である。このチケット選択画面201には、「クラシックコンサートチケット」、「英国バレエ東京公演チケット」、「日米野球決勝戦チケット」、「日本自動車ショーチケット」、・・・等の一覧と、決定ボタン201aとが表示されている。
ステップSB9では、携帯端末40の制御部41は、チケット選択画面201の決定ボタン201aが押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、利用者は、入力部47を操作して、チケット選択画面201におけるチケットの一覧の中から、例えば、「クラシックコンサートチケット」を選択した後、決定ボタン201aを押下する。
これにより、制御部41は、ステップSB9の判断結果を「Yes」とする。ステップSB10では、制御部41は、チケット選択画面201で選択されたチケット(この場合、「クラシックコンサートチケット」)を購入チケットして、チケット発行装置10へ通知する。
ステップSB11では、チケット発行装置10の制御部11は、携帯端末40から通知された購入チケット(「クラシックコンサートチケット」)に対応するチケット情報をチケット情報データベース15から取得する。この場合には、チケットIDが000001のチケット情報が取得されたとする。
ステップSB12では、制御部11は、ステップSB11で取得されたチケット情報を所定の暗号化方式により、暗号化する。ステップSB13では、制御部11は、当該利用者に対応する引き落とし口座を利用者情報データベース14で確認した後、当該チケットの購入代金を金融機関システム35で決済させる。
ステップSB14では、制御部11は、ステップSB12で暗号化された暗号化チケット情報を携帯端末40へ通知する。ステップSB15では、携帯端末40の制御部41は、暗号化チケット情報を復号する。
ステップSB16では、携帯端末40の制御部41は、図11に示した購入完了画面202を表示部43に表示させる。購入完了画面202には、当該チケットの購入が完了した旨、チケット情報をICタグ48にライトする旨、チケット情報202aおよびライトボタン202bが表示されている。チケット情報202aは、ステップSB15で復号されたチケット情報に対応している。
ステップSB17では、制御部41は、ライトボタン202bが押下されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、利用者は、購入完了画面202でチケット情報202aの内容を確認した後、ライトボタン202bを押下する。これにより、制御部41は、ステップSB17の判断結果を「Yes」とする。ステップSB18では、制御部41は、ICタグライタ49に対して、ライト指示を出す。これにより、ICタグライタ49は、当該チケット情報をICタグ48にライトする。
ステップSB19では、制御部41は、チケット情報のライトが完了した旨を表すライト完了画面203(図12参照)を表示部43に表示させる。これにより、携帯端末40は、電子チケットとして機能する。また、利用者は、クラシックコンサートの興行当日まで指折り数えて待つことになる。
そして、当該クラシックコンサートの興行当日になると、図8に示したステップSC1では、チケット確認装置501の制御部511は、興行担当者の操作に従って、ネットワーク20を介して、チケット発行装置10にアクセスし、チケット情報データベース15(図3参照)におけるチケットIDが「000001」から「001000」までのチケット情報をダウンロードする。ステップSC2では、制御部511は、ダウンロードされたチケット情報をチケット情報データベース551に格納する。
ステップSC3では、制御部511は、ICタグリーダ61により、ICタグからチケット情報がリードされたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、携帯端末40を携帯した利用者が入場ゲート60に入り、ICタグ48がICタグリーダ61の近傍に位置すると、ICタグリーダ61は、ICタグ48からチケット情報をリードし、チケット確認装置501へ通知する。
これにより、チケット確認装置501の制御部511は、ステップSC3の判断結果を「Yes」とする。ステップSC4では、制御部511は、リードされたチケット情報をキーとして、チケット情報データベース551(図4参照)を照会する。
ステップSC5では、制御部511は、ステップSC4の照会結果に基づいて、当該電子チケット(チケット情報)が正規チケットであるか否かを判断する。ステップSC5の判断結果が「No」である場合、ステップSC9では、制御部511は、案内装置62に対して入場拒否案内を指示する。この場合、当該利用者は、興行会場に入場できない。
ステップSC8では、制御部511は、現在時刻が入場制限時刻であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、ステップSB3の判断を行う。なお、ステップSC8の判断結果が「Yes」である場合、制御部511は、一連の処理を終了する。
一方、ステップSC5の判断結果が「Yes」である場合、ステップSC6では、制御部511は、案内装置62に対して入場案内を指示する。ステップSC7では、制御部511は、駆動装置64に対して、開閉扉63を開けるように指示を出した後、ステップSC8の判断を行う。これにより、開閉扉63が開けられ、当該利用者は、入場ゲート60を通過して、興行会場に入場する。
なお、一実施例においては、チケットの購入代金の決済方法として、口座からの自動引き落としを一例として挙げたが、クレジットカード決済等の他の決済手段を用いてもよい。
また、一実施例においては、携帯端末40で暗号化チケット情報を復号する構成例について説明したが、ICタグ48に暗号化チケット情報をライトしておき、ICタグリーダ61で暗号化チケット情報をリードした後、チケット確認装置501で暗号化チケット情報を復号する構成例としてもよい。
また、一実施例においては、チケットとして、コンサートチケットやスポーツ観戦チケット等の興行チケットを一例にとって説明したが、興行チケットに限られることなく、その他チケットについても適用可能である。
その他チケットには、クリーニング店で発行される伝票、修理店舗で発行される修理品預かり証、割引券、優待券、商品券、金券、有料道路通行券、交通機関利用券、各種切符類等のように、紙媒体やカード媒体等で提供されるもの全てが含まれる。
また、一実施例においては、図7に示したステップSB13で決済処理が終了した後、当該チケットの購入が完了した旨を電子メールまたは電話を介して、携帯端末40に通知する構成例としてもよい。電話による通知は、携帯端末40で迷惑メールの受信を拒否する設定がなされている場合に有効である。
また、一実施例においては、入場ゲート60にICタグリーダ61を設けた構成例について説明したが、ICタグリーダ61に代えて、ICタグリーダ/ライタを入場ゲート60に設けて、チケット情報をリードして正規チケットであることが確認された後に、各種優待や特典(ドリンク引換え、サイン色紙引換え等)を享受できる優待チケットに対応する優待チケット情報をICタグ48にライトする構成例としてもよい。これにより、携帯端末40は、電子優待チケットとして機能する。
また、一実施例においては、上述した電子優待チケットの発行に際して、チケット確認装置501(またはチケット発行装置10)から携帯端末40へ優待チケット情報を電子メール等を介して通知した後、携帯端末40のICタグライタ49でICタグ48に優待チケット情報をライトする構成例としてもよい。
また、一実施例においては、携帯端末40にICタグ48を設けて、ICタグライタ49でICタグ48にチケット情報をライトする構成例について説明したが、紙媒体等にICタグを設けて、ICタグライタ49で該ICタグにチケット情報をライトする構成例としてもよい。この場合には、ICタグが設けられた紙媒体等を通常の紙チケットと同様にして所持し、ICタグ48の場合と同様にして、入場ゲート60で正規チケットのチェックを受ければよい。
また、一実施例においては、ICタグ48に1つのチケット情報をライトする構成例について説明したが、複数のチケット情報をICタグ48にライトする構成例としてもよい。
以上説明したように、一実施例によれば、利用者が有する携帯端末40から電子チケットの発行に関する要求を受け、要求に応じて、携帯端末40に設けられたICタグ48にライトされた後、電子チケットの使用時にチケット確認装置501のICタグリーダ61によりリードされるチケット情報を電子チケットとして携帯端末40へ通知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、一実施例によれば、チケット情報を暗号化(ステップSB12:図7参照)し、暗号化されたチケット情報を携帯端末40へ通知(ステップSB14:図7参照)することとしたので、第三者にチケット情報が漏洩することが防止され、セキュリティを高めることができる。
また、一実施例によれば、電子チケットの発行に際して、利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済(ステップSB13:図7参照)することとしたので、迅速に電子チケットを購入することができる。
また、一実施例によれば、携帯端末40に設けられたICタグ48から電子チケットとしてのチケット情報をリードし、リードされたチケット情報が正規のものであるか否かを確認し(ステップSC5:図8参照)、確認の結果を報知することとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
また、一実施例によれば、チケット情報がリードされた後、別のチケット情報をICタグ48にライトすることとしたので、例えば、別のチケット情報を介して優待や特典を利用者に与えることで、利用者の満足度を高めることができる。
また、一実施例によれば、電子チケットを興行チケットに対応させ、チケット情報が正規のものであるか否かの確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限(ステップSC6、ステップSC7、ステップSC9:図8参照)することとしたので、入場業務を迅速に進めることができる。
また、一実施例によれば、チケッット発行装置10に対して、電子チケットの発行に関する要求を出し、要求に応じて、チケット発行装置10から通知され電子チケットとしてのチケット情報をICタグ48にライトし、電子チケットの使用時に、チケット確認装置501により、ICタグ48からチケット情報がリードされることとしたので、電子チケットの使用に際して、従来のように所定の操作が不要となり、ユーザインタフェースを向上させることができる。
以上本発明にかかる一実施例について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの一実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、前述した一実施例においては、チケット発行装置10、携帯端末40、チケット確認装置501(ICタグリーダ61、案内装置62および駆動装置64を含む)〜50nの各機能を実現するためのプログラムを図13に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体300に記録して、この記録媒体300に記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ400に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい。
同図に示したコンピュータ400は、上記プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)410と、キーボード、マウス等の入力装置420と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)430と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)440と、記録媒体300からプログラムを読み取る読取装置450と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置460と、から構成されている。
CPU410は、読取装置450を経由して記録媒体300に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、記録媒体300としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
以上のように、本発明にかかるチケット発行プログラム、チケット発行方法、チケット発行装置、チケット確認プログラム、チケット確認方法、チケット確認装置および携帯端末は、コンサートチケット、スポーツ観戦チケット等の興行チケットや、各種優待チケット等の利用に対して有用であり、特に、携帯端末による電子チケットの使用に適している。
本発明にかかる一実施例の構成を示すブロック図である。 図1に示した利用者情報データベース14のテーブル構造を示す図である。 図1に示したチケット情報データベース15のテーブル構造を示す図である。 図1に示したチケット情報データベース551のテーブル構造を示す図である。 同一実施例における動作の概要を説明するフローチャートである。 同一実施例における利用者登録画面100を示す図である。 図1に示した携帯端末40およびチケット発行装置10の動作を説明する図である。 図1に示したチケット確認装置501〜50nの動作を説明するフローチャートである。 同一実施例におけるログイン画面200を示す図である。 同一実施例におけるチケット選択画面201を示す図である。 同一実施例における購入完了画面202を示す図である。 同一実施例におけるライト完了画面203を示す図である。 同一実施例の変形例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 チケット発行装置
11 制御部
14 利用者情報データベース
15 チケット情報データベース
35 金融機関システム
40 携帯端末
41 制御部
48 ICタグ
49 ICタグライタ
501 チケット確認装置
511 制御部
551 チケット情報データベース
60 入場ゲート
61 ICタグリーダ

Claims (21)

  1. コンピュータに、
    利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け付けるチケット発行要求受付工程と、
    前記要求に応じて、前記携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、前記電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を前記電子チケットとして前記携帯端末へ通知するチケット情報通知工程と、
    を実行させるためのチケット発行プログラム。
  2. 前記チケット情報通知工程では、前記チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を前記携帯端末へ通知することを特徴とする請求項1に記載のチケット発行プログラム。
  3. 前記コンピュータに、前記電子チケットの発行に際して、前記利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済する決済工程、を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のチケット発行プログラム。
  4. 利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け付けるチケット発行要求受付工程と、
    前記要求に応じて、前記携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、前記電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を前記電子チケットとして前記携帯端末へ通知するチケット情報通知工程と、
    を含むことを特徴とするチケット発行方法。
  5. 前記チケット情報通知工程では、前記チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を前記携帯端末へ通知することを特徴とする請求項4に記載のチケット発行方法。
  6. 前記電子チケットの発行に際して、前記利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済する決済工程、を含むことを特徴とする請求項4または5に記載のチケット発行方法。
  7. 利用者が有する携帯端末から電子チケットの発行に関する要求を受け付けるチケット発行要求受付手段と、
    前記要求に応じて、前記携帯端末に設けられた電子タグにライトされた後、前記電子チケットの使用時にチケット確認装置によりリードされるチケット情報を前記電子チケットとして前記携帯端末へ通知するチケット情報通知手段と、
    を備えたことを特徴とするチケット発行装置。
  8. 前記チケット情報通知手段は、前記チケット情報を暗号化し、暗号化されたチケット情報を前記携帯端末へ通知することを特徴とする請求項7に記載のチケット発行装置。
  9. 前記電子チケットの発行に際して、前記利用者により予め指定された決済方法により電子チケットの購入代金を決済する決済手段、を備えたことを特徴とする請求項7または8に記載のチケット発行装置。
  10. コンピュータに、
    携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードするリード工程と、
    リードされた前記チケット情報が正規のものであるか否かを確認する確認工程と、
    前記確認の結果を報知する報知工程と、
    を実行させるためのチケット確認プログラム。
  11. 前記コンピュータに、前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を前記電子タグにライトするライト工程、を実行させることを特徴とする請求項10に記載のチケット確認プログラム。
  12. 前記電子チケットは、興行チケットに対応しており、前記コンピュータに、前記確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限する入場制限工程、を実行させることを特徴とする請求項10または11に記載のチケット確認プログラム。
  13. 携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードするリード工程と、
    リードされた前記チケット情報が正規のものであるか否かを確認する確認工程と、
    前記確認の結果を報知する報知工程と、
    を含むことを特徴とするチケット確認方法。
  14. 前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を前記電子タグにライトするライト工程、を含むことを特徴とする請求項13に記載のチケット確認方法。
  15. 前記電子チケットは、興行チケットに対応しており、前記確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限する入場制限工程、を含むことを特徴とする請求項13または14に記載のチケット確認方法。
  16. 携帯端末に設けられた電子タグから電子チケットとしてのチケット情報をリードするリード手段と、
    リードされた前記チケット情報が正規のものであるか否かを確認する確認手段と、
    前記確認の結果を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とするチケット確認装置。
  17. 前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報を前記電子タグにライトするライト手段、を備えたことを特徴とする請求項16に記載のチケット確認装置。
  18. 前記電子チケットは、興行チケットに対応しており、前記確認の結果に基づいて、興行会場への利用者の入場を制限する入場制限手段、を備えたことを特徴とする請求項16または17に記載のチケット確認装置。
  19. チケット発行装置に対して、電子チケットの発行に関する要求を出すチケット発行要求手段と、
    電子タグと、
    前記要求に応じて、前記チケット発行装置から通知され前記電子チケットとしてのチケット情報を前記電子タグにライトするライト手段と、を備え、
    前記電子チケットの使用時には、チケット確認装置により、前記電子タグから前記チケット情報がリードされること、
    を特徴とする携帯端末。
  20. 前記チケット情報は、暗号化されていることを特徴とする請求項19に記載の携帯端末。
  21. 前記電子チケットの使用時には、前記チケット確認装置により前記チケット情報がリードされた後、別のチケット情報が前記電子タグにライトされることを特徴とする請求項19または20に記載の携帯端末。
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