JP2005161900A - 折り畳み格納型浮き輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、軽量かつ小型であるために子供が常時装着しても動きの邪魔にならず、しかし、落水した場合には、子供の上半身もしくは少なくとも顔が水面上にでる程度の浮力を有し、さらにレーダー反射部を装着しているために、救助において容易に場所を特定できるような救命具を提供しようとするものである。
【解決手段】
本件発明は、折りたたまれて格納され、圧縮ガスにより膨張することで使用可能状態となる浮き輪本体部と、折りたたまれて格納され、同じく膨張することで前記浮き輪本体部から水面上空に向けて支柱を形成可能な支柱部と、折りたたまれて格納され、同じく膨張することで、前記支柱部に支持されて水面上空に配置可能なレーダー反射部と、圧縮ガスを保持する圧縮ガス保持部と、前記圧縮ガスを浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部に導入するための圧縮ガススイッチ部と、からなる折り畳み格納型浮き輪である。
【選択図】 図2

Description

本発明は海難事故に際して、特に子供が落水した場合の救命具とその位置を特定できるレーダー反射装置が一体になった折り畳み格納型浮き輪に関するものである。
近年のレジャー産業の隆盛を背景に、小型船舶が増加しているが、こうした小型船舶からの落水事故が増加している。特に子供が落水する場合には、溺れることは確実である。しかしながら、現実には有効な対策は打たれていないというのが現状である。
特開9−118296
本発明は、斯かる実情に鑑み、軽量かつ小型であるために大人に限らず子供が常時装着しても動きの邪魔にならず、しかも、落水した場合にも上半身もしくは少なくとも顔が水面上にでる程度の浮力を有し、さらにレーダー反射装置を装着しているために救助において容易に場所を特定できるような救命具を提供しようとするものである。
本件発明は、折りたたまれて格納され、圧縮ガスにより膨張することで使用可能状態となる浮き輪本体部と、折りたたまれて格納され、同じく膨張することで前記浮き輪本体部から水面上空に向けて支柱を形成可能な支柱部と、折りたたまれて格納され、同じく膨張することで、前記支柱部に支持されて水面上空に配置可能なレーダー反射部と、圧縮ガスを保持する圧縮ガス保持部と、前記圧縮ガスを浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部に導入するための圧縮ガススイッチ部と、からなる折り畳み格納型浮き輪である。
本発明は請求項1から請求項14からなる折り畳み格納型浮き輪であって、以下のような効果を奏する。
(1)海面や水面への落水時でも安定的に子供の上半身もしくは少なくとも顔を水面上に維持するだけの浮力を有するので救助までの間の安全を確保できるだけでなく、レーダー反射部も有しているために落水者の捜索も容易になる。
(2)小型軽量であり、上着と一体になったデザインであるために、子供が装着しても動きの邪魔にならないというメリットがある。
(3)レーダー反射部の上部には発光部が装備されているために、夜間などの捜索時には、落水した人の発見を容易にする。
(4)夜間の捜索の場合、蛍光塗料が塗布された折り畳み格納型浮き輪であれば捜索時の照明で蛍光塗料が発光するために、落水者の発見が容易になる。
(5)落水と同時に動作する発信機が装備されているため、救助までの時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
実施形態1は、主に請求項1などに関する。
実施形態2は、主に請求項2などに関する。
実施形態3は、主に請求項3などに関する。
実施形態4は、主に請求項4などに関する。
実施形態5は、主に請求項5などに関する。
実施形態6は、主に請求項6などに関する。
実施形態7は、主に請求項7などに関する。
実施形態8は、主に請求項8などに関する。
実施形態9は、主に請求項9などに関する。
実施形態10は、主に請求項10などに関する。
実施形態11は、主に請求項11などに関する。
実施形態12は、主に請求項12などに関する。
実施形態13は、主に請求項13などに関する。
実施形態14は、主に請求項14などに関する。
≪概念≫
図1は、本件発明の概念を示す図である。
本件発明は、落水者の生命を守り、かつ救助を容易にするための折り畳み格納型浮き輪に関するものである。船舶などで特に子供づれでレジャーを楽しんでいるときに、子供が落水してもそれに気がつかない場合がある。その際子供が本件発明である折り畳み格納型浮き輪を救命着として着用していれば、落水した際に落水を自動的に検出し、自動的に浮き輪本体部とレーダー反射器が展開する。落水者は、浮き輪本体部の浮力によって溺れることなく水面上に浮かんだ状態になる。また、落水者を捜索する巡視艇あるいは救助ヘリコプターは、レーダー反射器を探せば容易に子供を見つけることができる。落水と同時に発信機が作動し、船舶のスピーカーが落水を知らせる音を発すればより迅速な救助が可能になる。さらに、レーダー反射部の上に発光部が備え付けられていたりあるいは蛍光塗料が塗布されていれば、捜索者は夜間でも容易に落水者の位置を特定することが可能である。このような捜索用の機器をそなえて、自動的に展開する救命具が本件発明の折り畳み格納型浮き輪である。
なお、本件発明は、自動的に落水を検出し、自動的に展開してレーダー反射器付の浮き輪として機能するために、特に幼少の子供にとっての優れた救命具であるという特徴を有する。また、以下の実施形態1から14のいずれにおいても、子供ということを強調しているが、このような子供向けに発明された本件発明は、同時に大人にとっても大変扱いやすい救命具であることは勿論である。例えば、大人でも落水のときに頭を打つなどして意識を失うような場合には、このような救命具は必須のものである。体格、特に体重に応じた複数のサイズの折り畳み格納型浮き輪を用意すれば、子供にも大人にも適するものが得られる。このため、本件発明には、大人用の折り畳み格納型浮き輪も含まれ、これは、子供用にくらべて、特に浮き輪本体部のサイズが大きくなっているものである。
≪実施形態1≫
<実施形態1の全体構成>
図2を用いて実施形態1を説明する。
実施形態1は、浮き輪本体部0201と、支柱部0202と、レーダー反射部0203と、圧縮ガス保持部0204と、圧縮ガススイッチ部0205と、からなる折り畳み格納型浮き輪である。
<実施形態1の構成の説明>
「浮き輪本体部」は、折り畳まれて格納され、圧縮ガスにより膨張することで使用可能状態となる。前記浮き輪本体部は、子供の身体を保持できる形状であればなんでもよい。例えば、浮き輪本体部は、図2のようなドーナツ形状でもよく、また、図3のようなドーナツ形状で一部に切り欠きがある浮き輪本体部0301であっても、また、浮き輪本体部が二つに分かれていてその間が紐で結び付けられているような浮き輪本体部0302であってもよい。
浮き輪本体部が折り畳まれて格納されるとは、浮き輪本体部から空気が抜かれた状態で折り畳まれることを言う。図4は、浮き輪本体部0401が折り畳まれた状態の一例である。図4においては浮き輪本体部は、半径方向に折り畳まれているが膨張し展開するにあたり周方向に折り畳んでもよい。また、折り畳まれて格納されるとは、折り畳まれてカバーの中に格納されることを言う。例えば、図4の折り畳まれた浮き輪本体部は、カバー0404がかけられて格納されている。なお、折り畳まれた浮き輪本体部0501は、例えば図5に示すようにジャケット0502の中に格納されていてもよく、また、折り畳まれた浮き輪本体部0601は、図6のようなベスト形状のジャケット0602に格納されていてもよい。なお、この際ジャケットの生地は薄手のものがよい。
浮き輪本体部が圧縮ガスにより膨張するとは、圧縮ガス保持部の圧縮ガススイッチ部が開放されて浮き輪本体部にガスが充填され折り畳まれ格納された状態から浮き輪本体部としての浮力を発揮できる大きさに膨張することを言う。浮き輪本体部が膨張した際の最小の体積は、落水した子供の体重および折り畳み格納型浮き輪自身の重さの和と、水面下にある子供の身体が排する排水重量の差より大きな浮力が得られる体積があればよい。浮き輪本体部の膨張時の体積がこれ以下であれば子供は沈む。
浮き輪本体部を有するのは、例えば、子供が、浮き輪の使用については、一般的に幼少のころからその使用に習熟していることを勘案し、本発明ではこうした浮き輪の形状を採用している。落水してパニック状態になっている状態で大人が使用するような救命具を利用し、波のある水上で体を安定させることは困難であると考えられる。したがって、緊急時にこそ、一番その使用に慣れている浮き輪の形状になっていることは、子供が無意識のうちに、安定した状態を取れるので、より安全であるということができる。また、一般的に救命具は、体の前方に空気が充填されるために、後ろに反ったような姿勢で水面上に浮くことになるが、波をかぶると鼻から水が入り危険であるということもある。その点、浮き輪であれば、姿勢は波に応じてある程度自由に変えることができるので、子供の場合には安全を確保しやすいということができる。
「支柱部」は、折りたたまれて格納され、同じく膨張することによって前記浮き輪本体部から水面上空に向けて支柱を形成可能である。膨張することによって前記浮き輪本体部から水面上空に向けて支柱を形成可能とは、折り畳まれた状態では前記カバーの中に浮き輪本体部とともに格納されているが圧縮ガス保持部の圧縮ガススイッチ部が開放されて浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部にガスが充填され膨張した際に、支柱部が水面上空に向けて形成可能であることを言う。図2に示す支柱部0202は、例えば、一本の支柱であるが複数本の支柱であってもよい。また、支柱部は傾きがあってもよく、支柱部が水面上空に向けて形成可能であればよい。また、この支柱部は、レーダー反射部と兼用であってもよい。支柱部の強度は、その上部に取り付けられるレーダー反射部と支柱部が受ける風圧力に抵抗できればよい。
「レーダー反射部」は、折りたたまれて格納され、同じく膨張することで、前記支柱部に支持されて水面上空に配置可能である。膨張することで前記支柱部に支持されて水面上空に配置可能であるとは、折り畳まれた状態では前記カバーの中に浮き輪本体部とともに格納されているが、圧縮ガス保持部の圧縮ガススイッチ部が開放されて浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部にガスが充填され膨張した際に、前記支柱部に支持されて水面上空に配置可能であることを言う。レーダー反射部は水面上空に配置されることによって、レーダーに認識されやすくなる。レーダー反射部は、レーダーを反射できるように表面が金属製の薄膜でコーティングされたようなものであってよい。また、レーダー反射部は、太陽光を受けた場合は光を反射し視認することが可能となる金属光沢のある材料であってもよい。
「圧縮ガス保持部」は、圧縮ガスを保持する。圧縮ガスは、従来の高圧空気、窒素ガス、炭酸ガス、不活性ガス(アルゴンガス、ヘリウムなど)、さらに、水素ガス、などであってもよい。ガスを保持するボンベの材料は、金属、樹脂であってよい。金属性の材料は、耐食性の高いステンレス、チタン、アルミ合金あるいは、防食メッキや塗装をした鉄板や銅板その他前記金属およびそれ以外の金属であってもよい。また、樹脂製の材料は、強度の高いエンジニアリングプラスチックであってもよく、また、塩化ビニールであってもよい。
「圧縮ガススイッチ部」は、前記圧縮ガスを浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部に導入するためのスイッチ部である。圧縮ガススイッチ部は、落水したときに開放される。圧縮ガススイッチ部が開放されると、圧縮ガス保持部のガスが、折り畳まれ格納されていた浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部に導入され膨張する。
<実施形態1の効果>
実施形態1によって、子供がベストのように装着できる小型軽量な救命具が完成し、落水時にも安全が確保され、さらに、レーダー反射部を有するために救助船やヘリコプターによるレーダーでの捜索が容易になる、という効果を奏する。
なお、本実施形態の折り畳み格納型浮き輪は、子供に限らず大人にも適した救命具であることは勿論である。
≪実施形態2≫
<実施形態2の全体構成>
図7を用いて実施形態2を説明する。
実施形態2は、実施形態1を基本として、浮き輪本体部0701と、支柱部0702と、レーダー反射部0703と、圧縮ガス保持部0704と、圧縮ガススイッチ部0705と、を有し、特徴点は、落水検出部0706をさらに有する点である。
<実施形態2の構成の説明>
浮き輪本体部と、支柱部と、レーダー反射部と、圧縮ガス保持部と、に関しては、実施形態1と機能は共通であるので、詳細な説明は省略する。
「落水検出部」は、落水を検出して圧縮ガススイッチ部を動作して開放させるための機能を有する。落水検出部は、落水を検出して圧縮ガススイッチ部を動作して圧縮ガスを浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部に導入するためのものである。落水検出部は、例えば落水を検出して圧縮ガススイッチ部を動作して開放するためのトリガー信号を発生してもよい。また、落水検出部は、例えば落水を検出して自身が破壊し圧縮ガススイッチ部を開放してもよい。落水検出は、水圧により落水を検出したり、水や海水の浸入により落水を検出するものなどがある。図8は、水圧を感知して圧縮ガススイッチ部が動作するフローの一例である。落水検出部にある水圧感知器が落水を検出するステップ0801ののち、圧縮ガススイッチ部の開口部がオープンするステップ0802を経て、圧縮ガス保持部から圧縮ガスが浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部に導入されるステップ0803に至る。図8の例では、落水検出部は、このようなフローに従うものである。一方、図9は水や海水の浸入により落水を検出し、圧縮ガススイッチ部を開放する一例である。圧縮ガススイッチ部0904に水もしくは海水を導入するための開口0903があり、落水したときにこの開口部から水もしくは海水がボンベに設置された蓋0901に浸潤する。この蓋は、常時は弁0902とともに、圧縮ガス保持部の圧縮ガスが外部に漏出しないように気密性を保つものである。前記蓋は液体と反応すると軟化し強度が減ずる。強度が減じたこの蓋は圧縮ガスの圧力に耐え切れずに蓋が「曲げ破壊」し、膨張する圧縮ガスとともに浮き輪本体部へ吹き飛ばされる。蓋が吹き飛ばされると同時に、折り曲げられていた弁が伸張する。さらに、この弁は管内の圧力によって管内に密着しガスが開口0903から漏出しないように逆止弁としての機能を果たす。例えば、このような機構により、落水検出部は圧縮ガススイッチ部を動作させ開放させる。このときの蓋の材料は、液体と接することにより軟化あるいは脆化する材料であればなんでもよい。あるいは、この蓋材料は、液体と反応する発泡剤であってもよい。強度は材料によって異なるが、強度が弱い材料の場合にはその厚みを増すとともに管径を小さくすることによって、調整することが可能である。
<実施形態2の効果>
実施形態2によって、落水を自動的に感知するために、落水によってパニックに陥った子供でも、本装置を動作させるための操作を一切行うことなく本発明の折り畳み格納型浮き輪を自動的に機能させることができる、という効果を奏する。
なお、本実施形態の折り畳み格納型浮き輪は、子供に限らず大人にも適した救命具であることは勿論である。
≪実施形態3≫
<実施形態3の全体構成>
図10と図12を用いて、実施形態3を説明する。
実施形態3は、実施形態1または2を基本として、浮き輪本体部と、支柱部と、レーダー反射部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、からなり、特徴点は、前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは折りたたまれた状態でベスト形状をなし、前記折りたたまれた状態の浮き輪本体部は、ベスト1001の胸周りを形成して、前記圧縮ガスにより膨張することで、直ちに浮き輪本体部の輪1201の中に胴体が入った状態となる点である。
<実施形態3の構成の説明>
浮き輪本体部と、支柱部と、レーダー反射部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては実施形態1または2と基本的機能は共通であるので詳細な説明は省略する。
本実施形態の特徴点は、前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは折りたたまれた状態でベスト形状をなし、前記折りたたまれた状態の浮き輪本体部は、ベストの胸周りを形成して、前記圧縮ガスにより膨張することで、直ちに浮き輪本体部の輪の中に胴体が入った状態となる点である。
前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは折り畳まれてベスト形状をなすとは、一例をあげれば、折り畳み格納型浮き輪を図10および図11のように装着できることをいう。また、前記圧縮ガスにより膨張することで、直ちに浮き輪本体部の輪の中に胴体が入った状態となるとは、一例をあげれば図12のように浮き輪本体部の輪1201の中に胴体が入った状態となることである。また、折り畳み格納型浮き輪本体部のベスト形状は、図10から図12に限らず、図4から図6のいずれか一に示すようなものであってよい。
この折り畳み格納型浮き輪は、例えば、子供が頭からかぶり装着できる。あるいは、この折り畳み格納型浮き輪は、図5または図6に示すような形状の場合には普通にジャケットを着るように装着してもよい。この際、浮き輪本体部は、膨張した際に図3に示すような浮き輪本体部0301のような形状となる。図12は浮き輪本体部と、支柱部と、レーダー反射部と、が完全に膨張した際の概念図である。圧縮ガス保持部が装着される場所は、前であっても後ろであってもどちらでもよい。
この折り畳み格納形浮き輪は、図10や図11の概念図のようにコンパクトな形状に納まるので子供にとっても活動性をさまたげられることはないという効果を奏する。さらに、圧縮ガス保持部の位置は、ランドセルを背負う習慣のある子供にとって背中側にあるほうが望ましい。また、圧縮ガス保持部と圧縮ガススイッチ部の重心位置は、背中の略中心部にくることが望ましい。
<実施形態3の効果>
本実施形態により、この折り畳み格納型浮き輪はベストとして装着することができるために、活動的で動きの激しい子供であっても違和感なく装着できる。また、浮き輪本体部が胴体を捕捉するように膨張するために、この折り畳み格納型浮き輪は安全を確保しやすい、などという効果を奏する。
なお、本実施形態の折り畳み格納型浮き輪は、子供に限らず大人にも適した救命具であることは勿論である。
≪実施形態4≫
<実施形態4の全体構成>
図13を用いて、実施形態4を説明する。
実施形態4は、実施形態3を基本として、浮き輪本体部1301と、支柱部と、レーダー反射部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、からなり、特徴点は、肩掛け部1302を有する点である。
<実施形態4の構成の説明>
浮き輪本体部と、支柱部と、レーダー反射部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては実施形態3と基本的機能は共通であるので詳細な説明は省略する。
本実施形態の特徴点は、前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは折りたたまれた状態でベスト形状をなし、肩掛け部を有している点である。また、前記肩掛け部は、前記折りたたまれた状態の浮き輪本体部が前記圧縮ガスにより膨張することで、ベストに通された腕を膨張した浮き輪本体部に押さえつける機能を有する。この肩掛け部は、着用者の腕にアジャスト可能であり、密着性を確保できる肩掛け部である。前記肩掛け部は、体型に個人差がある場合でもアジャストできるように、肩掛け部の長さ調整ができるようになっていてもよい。また、この肩掛け部1302は、図13とは形状が異なっていてもよい。例えば、この肩掛け部は、図5もしくは図6のようにベストのように幅が広く、場合によっては、腕を通す肩部や袖があってもよい。肩掛け部を設ける目的は、子供がパニック状態になって暴れても身体から離れないためである。また、肩掛け部は、浮き輪本体部が膨張して完成した状態のあとに、高波で身体が激しく揺すられたり、あるは落水者が気を失ったような場合にも浮き輪本体部から落水者の身体が抜け落ちることを防止するためのものである。
<実施形態4の効果>
実施形態4によって、より安全な折り畳み格納型浮き輪が得られる。すなわち、高波で大きく浮き輪ごと子供の身体が揺すられるような場合や、落水後パニックに陥り意識を失ったような場合にでも子供の生命を守ることができる、という効果を奏する。
≪実施形態5≫
<実施形態5の全体構成>
図14を用いて実施形態5の内容を説明する。
実施形態5は、実施形態1から4のいずれか一を基本として、浮き輪本体部1401と、支柱部1402と、レーダー反射部1403と、圧縮ガス保持部1404と、圧縮ガススイッチ部1405と、からなる。
<実施形態5の構成の説明>
浮き輪本体部と、支柱部と、レーダー反射部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては実施形態1から4のいずれか一と基本的機能は共通であるので詳細な説明は省略する。
本実施形態の特徴点は、前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは、相互に空気室が導通しており、前記圧縮ガススイッチ部は、前記浮き輪本体部、前記支柱部、前記レーダー反射部のいずれか一に対して前記圧縮ガスを開放する点である。前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは、相互に空気室が導通しているとは、これらの内部空間が隔壁によって遮られること無く連続的な空間であることを言う。圧縮ガススイッチ部が前記浮き輪本体部、前記支柱部、前記レーダー反射部のいずれか一に対して前記圧縮ガスを開放すれば、これらすべての内部空間にガスが導入され、折り畳み格納型浮き輪全体が膨張する。このように、折り畳み格納型浮き輪の内部空間が相互に導通している理由は、複雑な機構を有する圧縮ガススイッチ部が一箇所で済むという利点もある。折り畳み格納型浮き輪は小型軽量を達成することが第一義的に重要である。この圧縮ガススイッチ部が一箇所に取り付けられているだけで折り畳み格納型浮き輪全体を膨張させることができるために、折り畳み格納型浮き輪の重量増加を抑止することができる。図14は、例えば、前記圧縮ガススイッチ部が浮き輪本体部に導通している場合である。この図14は、圧縮ガス保持部から導入されるガスが圧縮ガススイッチ部を通り、まず浮き輪本体に圧縮ガスが導入され、つぎに支柱部、最後にレーダー反射部に導入される例を示している。なお、この圧縮ガススイッチ部は別の部位すなわち、支柱部やレーダー反射部に接続されていてもよい。
<実施形態5の効果>
本実施形態によって、複雑な機構を有する圧縮ガススイッチ部が一箇所で済むために、折り畳み格納型浮き輪の重量軽減に貢献できる、という効果を奏する。
≪実施形態6≫
<実施形態6の全体構成>
図15を用いて実施形態6を説明する。
実施形態6は、浮き輪本体部1501と、レーダー反射部1503と、紐部1502と、圧縮ガス保持部1504と、圧縮ガススイッチ部1505と、からなる折り畳み格納型浮き輪である。
<実施形態6の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、落水検出部は、実施形態体1から5の何れか一と基本的機能は共通であるので、詳細な説明は省略する。
「紐部」は、前記浮き輪本体部と、前記レーダー反射部とを結ぶためのものであり。実施形態1から5までのいずれか一と異なって、本実施形態は浮き輪本体部とレーダー反射部の間が支柱ではなく、紐部によって結びつけられている。この紐部は、管状になっており圧縮ガスの導入時には、紐部にもガスが充填されるだけでなく、レーダー反射部と浮き輪本体部にガスを送り込むためのガスの通り道になるという機能を果たす。これは、レーダー反射部が支柱部を介して浮き輪本体部に固定されている必要がないからである。なお、この紐部は折り畳み可能であるが膨張し展開した場合には、曲げ剛性や軸圧縮剛性を有するものであることが望ましい。例えば、形状記憶合金が紐部の軸方向に入れられていてもよく、また、紐部自身が形状記憶合金でできていてもよい。なお、レーダー反射部と浮き輪本体部の間を前記のような紐部にすることによって、圧縮ガス保持部にて保持されるガスは浮き輪本体部とレーダー反射部にのみ利用されるために、圧縮ガス保持部のガス圧を下げる、あるいは、逆に、より浮力のある大きな浮き輪本体部やレーダー反射部を実現することができる、という効果を奏する。図16は折り畳み格納型浮き輪の断面図であり、圧縮ガスは、圧縮ガススイッチ部1605を介して開放され、まず浮き輪本体部1601にまず導入され、つぎにこの浮き輪本体部を経由して管である紐部1602に導入され、さらにこの紐部を介してレーダー反射部1603に導入され、折り畳み格納型浮き輪全体を膨脹させる。
<実施形態6の効果>
本実施形態によって、レーダー反射部と浮き輪本体部の結合が紐だけになるので、浮き輪本体部と、レーダー反射部にはより多くのガスを封入することができるために、大きな浮力を得る折り畳み格納型浮き輪を実現できる、という効果を奏する。
≪実施形態7≫
<実施形態7の全体構成>
実施形態7は、実施形態6を基本として、浮き輪本体部と、レーダー反射部と、紐部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、落水検出部と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、特徴点は、前記圧縮ガスは、常圧で空気よりも軽い気体であり、前記レーダー反射部は、前記圧縮ガスによる膨張により水面上空に浮遊可能である点である。
<実施形態7の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、紐部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、落水検出部と、に関しては実施形態6と基本的機能は共通であるので詳細な説明は省略する。
本実施形態の特徴点は、前記「圧縮ガス」は、常圧で空気よりも軽い気体であり、前記「レーダー反射部」は、前記圧縮ガスによる膨張により水面上空に浮遊可能である点である。常圧で空気より軽い気体であるとは、常圧で空気よりも密度が小さいことである。ただし、レーダー反射部が空中を浮遊することが可能であるためには、この気体が空気中にて生み出す浮力はレーダー反射部と紐部の重量より大なることが望ましい。また、前記支柱部であれば、せいぜい1mの高さが限界であったのに対して、紐部であれば支柱部に比べて断面積を減じることができるために紐部の長さを数mにまで延長することにより、レーダー反射部をより高い高度に浮遊させることが可能になる。レーダー反射部の浮遊する高度が高ければ、レーダー反射部は遠方から確認しやすくなるという効果を奏する。特に、波が高い場合や、夜間や霧がかかって見晴らしが悪い状況下においても、レーダー反射部が遠方から確認しやすくなるために救助者は発見が容易になり、このため救助までの時間が少なくてすむので、救助の可能性が高くなるという効果がある。
<実施形態7の効果>
本実施形態によって、レーダー反射部を水面上空に浮遊することができるだけでなく、紐部を延長することにより、遠方からの確認が容易になり、救助までの時間を短縮することが可能である。
≪実施形態8≫
<実施形態8の全体構成>
図17を用いて実施形態8を説明する。
実施形態8は、実施形態1から7の何れか一を基本として、浮き輪本体部と、レーダー反射部1701と、紐部または支柱部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、特徴点は、前記レーダー反射部にはさらに反射板手段1702が配置されている点である。
<実施形態8の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、紐部または支柱部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては、基本的機能は実施形態1から7の何れか一と共通であるので詳細な説明は省略する。
前記「レーダー反射部」は、「反射板手段」を有しており、前記反射板手段は、その端部がレーダー反射部内壁に略内接する薄板状金属である反射板手段が配置されている。反射板手段がレーダー反射部内壁に略内接するとは、反射板手段がレーダー反射板内壁にそって、連続的あるいは断続的に内接していることである。略内接することによって、折り畳まれ格納されたレーダー反射部の膨脹が完了した段階で、前記反射板手段はレーダーを適切に反射できるような形状に展開する。つまり、レーダー反射部の膨張に伴い反射板手段が膨脹に追随して展開するのは、レーダー反射部内壁と反射板手段が内接しているからである。レーダー反射部の膨脹に追随できるように内接していれば、その接合形式はどのような形式であってもよい。たとえば、図17は、球形のレーダー反射部の例であるが、このレーダー反射部1701が球形に膨脹し球形になった時点において、反射板手段1702すなわち略直交する3枚の円盤が展開することである。この3枚の円盤が展開することによって、反射板手段は完成し、レーダー反射が効率的に行われるレーダー反射部となる。
<実施形態8の効果>
本実施形態によって、反射板手段がレーダー反射部に略内接することによって、レーダー反射部の膨脹に追随して反射板手段が完成する、という効果を奏する。
≪実施形態9≫
<実施形態9の全体構成>
図18を用いて実施形態9を説明する。
実施形態9は、実施形態1から実施形態8の何れか一を基本として、浮き輪本体部1801と、レーダー反射部1803と、支柱部1802と、圧縮ガス保持部1804と、圧縮ガススイッチ部1805と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、特徴点は、前記支柱部にさらに逆止弁1806を有する点である。
<実施形態9の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、紐部または支柱部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては実施形態1から8の何れか一と基本的機能は共通であるので詳細な説明は省略する。
「支柱部」には、人間が口で空気を吹き込むための空気吹き込み逆止弁を有する。人間が口で空気を吹き込むとは、折り畳み格納型浮き輪が十分に膨張できない場合に、息を吹き込むことを意味する。こうした空気吹き込み逆止弁は、子供が逆支弁を使って空気を吹き込むことを考慮して、逆支弁の空気を吹き込む側の口は、小さくしておく必要がある。口を小さくすることによって、子供の口の大きさに合い、かつ圧力を高めることが容易になり、息を強く吹き込むことなくスムーズに空気を導入することができる。この空気吹き込み逆止弁は、ガスが漏れるなどして高圧ガス保持部から開放されるガス量が不足する場合の補助的手段である。
また、逆止弁は、例えば、人間の息だけでなく、ダイバーが装着するエアータンクからのエアーを供給できるようにしてもよい。
材質は防食性を有するものが良く、例えば、防食メッキや塗装を行った鉄板や銅版、アルミ、アルミ合金、ステンレス、チタン、チタン合金、強化プラスチック、グラスファイバー、カーボンファイバー、塩化ビニールを単独あるいは、組み合わせて使用してもよい。
<実施形態9の効果>
本実施形態によって、折り畳み格納型浮き輪が十分膨らまない場合に人間の息を吹き込んで膨らませるという、補助的なフェールセーフ機構が付与される、という効果を奏する。
なお、本実施形態の折り畳み格納型浮き輪は、子供に限らず大人にも適した救命具であることは勿論である。
≪実施形態10≫
<実施形態10の全体構成>
図19を用いて実施形態10を説明する。
実施形態10は、実施形態1から実施形態9の何れか一を基本として、浮き輪本体部1901と、レーダー反射部1903と、支柱部1902と、圧縮ガス保持部1904と、圧縮ガススイッチ部1905と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、特徴点は、前記反射部は、円筒形である点である。
<実施形態10の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、支柱部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては実施形態1から9の何れか一と基本的機能は共通であるので詳細な説明は省略する。
実施形態10の「レーダー反射部」は、円筒形である。円筒形のレーダー反射部に内接する反射板手段が格子状をなす場合は、縦平面は略長方形に、横平面は略円形となる。なお、円筒形とは、略円筒形を意味する。また、レーダー反射部は、その断面形が略楕円形の場合も含む。また前記円筒形は、円筒の外面に溝を形成したもの、逆に円筒の外面に盛り上がり線を配置したもの、円筒の一部に凸部があるもの、円筒の一部に凹部がある形状でもよい。円筒形が優れている点は、水面上をわたる風に対して抵抗が少なくなる点である。なお、続く実施形態11、12、13に関しても外面の溝、盛り上がり線など同様であるので以後記載は省略する。
<実施形態10の効果>
本実施形態のレーダー反射部は円筒形であるために風に対して抵抗が少ない、などの効果を奏する。
≪実施形態11≫
<実施形態11の全体構成>
図20を用いて実施形態11を説明する。
実施形態11は、実施形態1から9の何れか一を基本として、浮き輪本体部2001と、レーダー反射部2003と、支柱部2002と、圧縮ガス保持部2004と、圧縮ガススイッチ部2005と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、特徴点は、前記反射部は、角柱形である点である。
<実施形態11の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、支柱部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては、基本的機能は実施形態1から9の何れか一と共通であるので詳細な説明は省略する。
実施形態11の「レーダー反射部」は、角柱形である。角柱形のレーダー反射部の反射板手段が格子状に形成される場合は、反射板手段の垂直方向面は略長方形であり角柱形の断面の対角線上に配置されることが望ましい。また、反射板手段の平面方向面は略正方形である。レーダー反射部は、前記方法によって角柱部の体積に対して反射板手段の面積を大きくとれるという効果を奏する。しかしながら、風に対する受圧面が大きくなるために、風に対しては不利な形状となる。また、形状的に角柱の隅部は、応力が集中しやすい箇所となるために、内接して設置する反射板手段については、隅部は避けて反射板手段と、レーダー反射部内壁面と内接させるなどの場合もある。さらに、レーダー反射部が角型の場合には、隅部に各面が集まって剛性が高くなっている割にはガスの内圧がいきわたりにくいために、完全な角柱形が形成されにくくなる。このため、角柱形のレーダー反射部は、隅部に丸みを持たせた形状にすることが望ましい。
<実施形態11の効果>
本実施形態によって、充填するガスの体積に対して大きな反射面を有するレーダー反射部をもつ折り畳み格納型浮き輪が得られる、という効果を奏する。
≪実施形態12≫
<実施形態12の全体構成>
図21を用いて実施形態12を説明する。
実施形態12は、実施形態1から9の何れか一を基本として、浮き輪本体部2101と、レーダー反射部2103と、支柱部2102と、圧縮ガス保持部2104と、圧縮ガススイッチ部2105と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、特徴点は、前記反射部は、球形である点である。
<実施形態12の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、支柱部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては、基本的機能は実施形態1から9の何れか一と共通であるので詳細な説明は省略する。
実施形態12の「レーダー反射部」は、球形である。この球形は、略球形を意味する。球形のレーダー反射部に略内接する反射板手段は、略円形となることが望ましい。レーダー反射部が球形である場合は、レーダー反射部の外面に満遍なく圧力が作用するために、レーダー反射部が十分に膨脹し、内接する反射板手段も直交した形で完全に展開することが、他の形状を有するレーダー反射部よりも確実に行われる。また、見付け面積に対する風圧係数は小さいために実施形態10又は11に比べて風圧力が小さくなるという効果もある。
<実施形態12の効果>
本実施形態によって、レーダー反射特性において方向性のないレーダー反射部が得られるという効果を奏する。
≪実施形態13≫
<実施形態13の全体構成>
図22は、実施形態13を説明するための図である。
実施形態13は、実施形態1から9の何れか一を基本として、浮き輪本体部2201と、レーダー反射部2203と、支柱部2202と、圧縮ガス保持部2204と、圧縮ガススイッチ部2205と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、特徴点は、前記レーダー反射部は、その表面が反射材で構成されている点である。
<実施形態13の構成の説明>
本実施形態の特徴点は、レーダー反射部は、その表面が反射材で構成されている点である。表面が反射材で構成されているとは、レーダー反射部の表面がレーダー反射をするということである。例えば、レーダー反射部は、実施形態10は円筒形、実施形態11は角柱形、実施形態12は球形、の外形を有しているが、これらの表面が反射材であるということである。図22は、レーダー反射部が反射板手段の形状を有する例である。このレーダー反射部は、その内部に空気室を有する正方形形状の反射面があり、三面の反射面が略直交している。レーダー反射部はこの形状に限定されることなく、例えば、前記正方形形状の反射面は、円形形状の反射面であってもよい。このようなレーダー反射部は、同じガス量でより大きな面積を有するレーダー反射部を形成することが可能となる。
<実施形態13の効果>
本実施形態により、同じ空気量でより大きな面積を有するレーダー反射部を形成することが可能となる、という効果を奏する。
≪実施形態14≫
<実施形態14の全体構成>
図23は、実施形態14を説明する図である。
実施形態14は、実施形態1から13の何れか一を基本として、浮き輪本体部2301と、レーダー反射部2303と、支柱部2302と、圧縮ガス保持部2304と、圧縮ガススイッチ部2305と、からなる折り畳み格納型浮き輪であって、前記反射部の最上部には、光を発する発光部2307がさらに配置されている。
<実施形態14の構成の説明>
浮き輪本体部と、レーダー反射部と、支柱部と、圧縮ガス保持部と、圧縮ガススイッチ部と、に関しては、基本的機能は実施形態1から13の何れか一と共通であるので詳細な説明は省略する。
「発光部」は、光を発し、前記反射部の最上部に配置される。この発光部は小型軽量で折り畳んでもかさばらない小さなサイズであることが好ましい。また、この発光部には、低消費電力の高輝度発光ダイオード(LED)や放電管(フラッシュライト)やEL発光素子を使用してもよい。その駆動電源としては、蓄電池と太陽電池を組み合わせ使用してもよい。これらの組み合わせで長期間の点灯が出来る。また、発光部の点灯は、自動と手動にて実施できる。自動点灯は発光部の点灯回路内に太陽電池の発電電圧やフォトトランジスタやCDSにて周辺の照度を監視する回路を組み込むことで実施してもよい。手動点灯はホール素子やリードスイッチ等の磁気センサーと磁石を用い、非接触にて点灯を行い、かつ、スイッチ類を外部に露出させない方式としてもよい。これにより、スイッチ類の水分による腐食等を抑制し、折り畳み格納型浮き輪の信頼性と寿命を向上させることが出来る。また電源として燃料電池を利用することも考えられる。燃料電池の酸素は大気中から取得し、水素は、前記高圧ガスボンベ中のものを利用する構成とすることができる。
また、上記以外に、蛍光塗料がレーダー反射部に塗布されていてもよい。あるいは、蛍光塗料は、レーダー反射部以外の部位すなわち、支柱部、浮き輪本体部などに塗布されていてもよい。夜間に懐中電灯やサーチライトで捜索する場合、それらの光によって蛍光塗料が発光し、捜索が容易になる。
<実施形態14の効果>
実施形態13により発光部があるために、レーダー反射部と発光部の両者の信号により救助がより的確に迅速に行えるようになる、という効果を奏する。
<実施形態14の実施例>
本実施例は、実施形態1から13のいずれか一に、発信機が配されているものである。
「発信機」は、落水と同時に作動する。前記支柱部又は前記紐部には、アンテナ線が内蔵されていてもよい。また、発信機内部にアンテナが内蔵されていてもよい。この発信機は、受信機もかねていてよく、アンテナ線もまた送信と受信を兼ねていてよい。この発信機は、子供が遭難した場合には恐怖の解消のために対話ができることの意義は大きい。また、この発信機は、正常な判断ができなくなった落水者に的確な指示を与えるとともに、逆に落水者が救助者に対して、落水時の場所や状況を知らせることができるという効果もある。
受信器は、乗船していた船と、救助者が有していてよい。これによって、救助までの時間が短縮され、助かる可能性が高まる。また、この発信機を起動するための電源は、実施形態13と同じく、燃料電池を利用することも考えられる。燃料電池の酸素は大気中から取得し、水素は、前記高圧ガス保持部のものを利用する。
本実施例によって、落水したことを救助者に対して通知するという効果を奏する。受信は、乗船していた船と救助者に対して行われればよく、落水した直後に、その落水の信号を受信することができるために、捜索は迅速に行われ救助される可能性が高まる。
尚、本発明の折り畳み格納型浮き輪は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、折り畳み格納型浮き輪は、子供用に限定されるものではなく、大人用であってもよい。
本発明の折り畳み格納型浮き輪は、船舶などからの落水時の一般的な救命道具としてだけでなく、航空機の海面上への不時着時などの用途にも用いることができる。
本件発明である折り畳み格納型浮き輪が落水から捜索、発見までの流れを示す概念図 実施形態1の折り畳み格納型浮き輪の展開時の概念図 実施形態1の浮き輪本体部のその他の形状を示す図 実施形態1の折り畳み格納型浮き輪の折り畳み方法に関する概念図 実施形態1の折り畳み格納型浮き輪を格納するジャケットの例を示す図 実施形態1の折り畳み格納型浮き輪を格納するジャケットの例を示す図 実施形態2の落水検出部を有する折り畳み格納型浮き輪を示す図 実施形態2の落水検出から折り畳み格納型浮き輪の展開までの流れを示す図 実施形態2の落水検出部の一形態を示す図 実施形態3の折り畳み格納型浮き輪の装着を人物の正面から見た例を示す図 実施形態3の折り畳み格納型浮き輪の装着を人物の背面から見た例を示す図 実施形態3の折り畳み格納型浮き輪が展開した場合の展開例を示す図 実施形態4の折り畳み格納型浮き輪が展開し、子供の腕が浮き輪に押し付けられる状態を示す図 実施形態5の折り畳み格納型浮き輪の断面図 実施形態6の紐部を有する折り畳み格納型浮き輪を示す図 実施形態6の紐部を有する折り畳み格納型浮き輪を示す断面図 実施形態8のレーダー反射部に反射板手段が略内接する状態を示す概念図 実施形態9の逆支弁を有する折り畳み格納型浮き輪の概念図 実施形態10のレーダー反射部が円筒形の折り畳み格納型浮き輪の概念図 実施形態11のレーダー反射部が角柱形の折り畳み格納型浮き輪の概念図 実施形態12のレーダー反射部が球形の折り畳み格納型浮き輪の概念図 実施形態13のレーダー反射部の外形部が反射手段である折り畳み格納型浮き輪の概念図 実施形態14の発光部を有する折り畳み格納型浮き輪の概念図
符号の説明
0201 浮き輪本体部
0202 支柱部
0203 レーダー反射部
0204 圧縮ガス保持部
0205 圧縮ガススイッチ部
0901 蓋
0902 弁
0903 開口
0904 圧縮ガススイッチ部
1502 紐部
1806 逆支弁

Claims (14)

  1. 折りたたまれて格納され、圧縮ガスにより膨張することで使用可能状態となる浮き輪本体部と、
    折りたたまれて格納され、同じく膨張することで前記浮き輪本体部から水面上空に向けて支柱を形成可能な支柱部と、
    折りたたまれて格納され、同じく膨張することで、前記支柱部に支持されて水面上空に配置可能なレーダー反射部と、
    圧縮ガスを保持する圧縮ガス保持部と、
    前記圧縮ガスを浮き輪本体部、支柱部、レーダー反射部に導入するための圧縮ガススイッチ部と、
    からなる折り畳み格納型浮き輪。
  2. 落水を検出して圧縮ガススイッチ部を動作して開放させるための落水検出部をさらに有する請求項1に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  3. 前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは折りたたまれた状態でベスト形状をなし、
    前記折りたたまれた状態の浮き輪本体部は、ベストの胸周りを形成して、前記圧縮ガスにより膨張することで、直ちに浮き輪本体部の輪の中に胴体が入った状態となる請求項1又は2に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  4. 前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは折りたたまれた状態でベスト形状をなし、
    肩掛け部を有し、
    前記肩掛け部分は、前記折りたたまれた状態の浮き輪本体部が前記圧縮ガスにより膨張することで、ベストに通された腕を膨張した浮き輪本体部に押さえつける機能を有する請求項3に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  5. 前記浮き輪本体部と、前記支柱部と、前記レーダー反射部とは、相互に空気室が導通しており、
    前記圧縮ガススイッチ部は、前記浮き輪本体部、前記支柱部、前記レーダー反射部のいずれか一に対して前記圧縮ガスを開放する
    請求項1から4の何れか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  6. 折りたたまれて格納され、圧縮ガスにより膨張することで使用可能状態となる浮き輪本体部と、
    折りたたまれて格納され、同じく膨張することでレーダー反射可能となるレーダー反射部と、
    前記浮き輪本体部と、前記レーダー反射部とを結ぶ紐部と、
    圧縮ガスを保持する圧縮ガス保持部と、
    前記圧縮ガスを浮き輪本体部、レーダー反射部に導入するための圧縮ガススイッチ部と、
    落水を検出して圧縮ガススイッチ部を動作して開放させるための落水検出部と、
    からなる折り畳み格納型浮き輪。
  7. 前記圧縮ガスは、常圧で空気よりも軽い気体であり、
    前記レーダー反射部は、前記圧縮ガスによる膨張により水面上空に浮遊可能である請求項6に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  8. 前記レーダー反射部には、その端部がレーダー反射部内壁に略内接する薄板状金属である反射板手段が配置されている請求項1から7のいずれか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  9. 前記支柱部には、人間が口で空気を吹き込むための空気吹き込み逆止弁を有する請求項1から8のいずれか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  10. 前記レーダー反射部は、円筒形である請求項1から9のいずれか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  11. 前記レーダー反射部は、角柱形である請求項1から9のいずれか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  12. 前記レーダー反射部は、球形である請求項1から9のいずれか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  13. 前記レーダー反射部は、その表面が反射材で構成されている請求項1から9のいずれか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
  14. 前記レーダー反射部の最上部には、光を発する発光部が配置されている請求項1から13のいずれか一に記載の折り畳み格納型浮き輪。
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