JP2005158353A - 照明ユニット - Google Patents
照明ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005158353A JP2005158353A JP2003392656A JP2003392656A JP2005158353A JP 2005158353 A JP2005158353 A JP 2005158353A JP 2003392656 A JP2003392656 A JP 2003392656A JP 2003392656 A JP2003392656 A JP 2003392656A JP 2005158353 A JP2005158353 A JP 2005158353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light guide
- fluorescent lamp
- light source
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
【解決手段】蛍光灯(3)よりも長さの短い導光体(2)を用い、この導光体(2)の側端部(2a)をその表面部(2b)に対して入射光が全反射する角度で屈曲させ、屈曲した端面側に蛍光灯(3)を設置し、略等輝度な蛍光灯中央部側の光を入射する。側端部(2a)から入射した光は導光体(2)内で光路を適宜に屈折させ、その表面部(2c)から均一な輝度で放射発光する。
【選択図】図2
Description
この表示装置は、例えば図11(A)に示されるように、適宜な大きさの枠体内に複数本の蛍光灯11を平行に配し、文字や絵などの情報が印刷されたフィルムが表面に貼り付けられた透光板12を枠体13に取り付けて構成され、或いは同図(B)に示されるように、周囲を枠体13で囲んだ導光体14の側端面に蛍光灯11を配置し、情報が印刷されたフィルムを表面に貼り付けた透光板12を枠体前面に取り付け、導光体14の側端面から板内に入射された光源光を導光体14の表面部から出射して透光板12を透過照明するように構成されている。
同図(B)に示された導光体14の端部に蛍光灯11を配したものは、光源の影が表れることはなく、導光体14の表面部からムラなく照明光を出射させることができる。しかし、例えば横幅が数メートルも有る長尺の広告用透過看板を照明する場合に、導光体14と蛍光灯11を横並びに複数連結すると、隣接する蛍光灯11の端部間隙が無点灯部となってしまい、広告面に輝度ムラが生じて全体を均一に照明することができない。この場合、図12に示された冷陰極管15のように、導光体14の側端部に蛍光灯11を位置をずらして二列に配置する構成をとれば輝度ムラは生じないが、汎用的な棒状の蛍光灯は利用できない。冷陰極管15は、汎用の蛍光灯11に比べて印加電圧が高く、両端部の温度が高い欠点があり、また、細管で折れ易いため、そのままでは、広告用透過看板を照明する光源としては不向きである。
また、本発明は、線条光源の中央部側から出射される光源光をその端部側へ屈折させて端部側の光束を増大させる光誘導体を、導光体と一体に又は別体に設けた構成を有することを特徴とする。
さらに、本発明は、導光体の終端においてその中央部側から出射される光源光をその端部側へ屈折し入射させて導光体端部側の光束を増大させる光誘導体を、導光体と一体に又は別体に設けた構成を有することを特徴とする。
本発明の照明ユニットは、線状光源などの光源と、光源光を屈折させて後述する光源の弱発光部又は非発光部側の光束を増大させる光誘導体を組み合わせて構成することができる。
従って、棒状の蛍光灯を光源として用い、蛍光灯を導光体の側端面に配置して照明ユニットを構成した場合に、照明光の輝度ムラが生じないようにするためには、前記弱発光部及び非発光部を除いた輝度が略一定な蛍光灯中央部側の光束が導光体に導入されるように設けるか、或いは蛍光灯全体の光束を導光体に導入するときには、全体で輝度の高低差がなくなるよう、弱発光部及び非発光部に面した部分の輝度を増す補正処理を施すことが肝要である。また、被照明面が長いため光源としての蛍光灯を複数横並びに設置する必要がある場合、蛍光灯両端電極部の寸法制約上から、前述した蛍光灯端部間隙の無点灯部を狭めるのにも限界がある。
また、蛍光灯3は点灯時に両端の口金部分が高熱となり、通常、蛍光灯3を導光体2に並置するときには、導光体2が熱変形を来たさないように十分な間隔を開ける必要があるが、前記の如く本発明では導光体2は蛍光灯3よりも短く、導光体2の側端部2aに蛍光灯3を設置した状態で、高温となる口金部分の対向位置に導光体2はないので、蛍光灯3から発する熱の影響は少なくて済み、導光体2に蛍光灯3をより接近させて配置することが可能となる。そして、導光体2に蛍光灯3を近接配置することで、導光体3内に入力する光束が増し、表面部2bから放射発光する照明光の輝度を高めることができる。蛍光灯3と同じかそれよりも長い導光体2を用いる場合に、導光体2の両端部を切り欠き或いは窪ませるなどして、蛍光灯口金部と導光体表面をある程度離して蛍光灯3を設置すれば口金部の熱の影響は少なくて済み、蛍光灯3中央部側を導光体2に接近させて入射光束を増大させることができる。
さらに、前記構成によれば、蛍光灯3は導光体2の屈曲した側端部2aに設置され、表面部2bの直上には配置されない。従って、数メートルに及ぶ幅広な被照明面に対応させて複数本の蛍光灯3を用いて照明する場合に、例えば複数枚の導光体2を横並びに、且つ側端部2aを交互に前後互い違いの向きに配して端部同士を接合一体化させるとともに、蛍光灯3を各導光体2の側端部2aに設置して照明ユニット1を構成すれば、蛍光灯3は幅広に一体化した導光体2の前後に交互に配置されて隣接する蛍光灯3同士の両端部が突き当たることがなく、蛍光灯3を横並びに配置したときに蛍光灯端部間隙が無点灯部となる障害は解消され、各蛍光灯3の略一定の輝度の光を幅広に一体化した導光体2に入射して、幅広な一様な輝度の照明光を放射発光させることができる。
光誘導体は、蛍光灯と導光体の間に設置して、蛍光灯中央部側の光をその端部側へ屈折させることができる。これによれば、光誘導体によって弱発光部である蛍光灯端部側の光束が増加せしめられて導光体への入射光束が均一に補正され、導光体の表面部から一様な輝度の照明光を放射発光させることができる。
導光体の光入端部側と終端部側の両位置に光誘導体を配して、輝度ムラを生じさせる部位の光束を増加させるようにしてもよい。
前記光誘導体は、例えば入射光の一部又は全部を所定の方向へ屈折させるプリズム、入射光を所定の方向へ反射する反射材などにより構成することができ、弱発光部に補填される光束はプリズムや反射材の形状による。光束の増加は蛍光灯の一側の端部側のみ行っても両側の端部に対して行ってもよい。また、光誘導体を導光体と一体に設けることもできる。
また、小型の内照式掲示器などのように、導光体を用いずに蛍光灯などの光源で透過板を透過照明する場合に、透過板全面でムラのない均一な輝度となるように、或いは特定の部分の輝度を増大するために、光源に近接させて又は光源から離れた適宜な位置に光誘導体を配して照明ユニットを構成してもよい。
図3〜図8は本発明の一実施形態の照明ユニットの構成を示している。
図3及び図4に示される形態の照明ユニット1は、横に長い板状の導光体2と、汎用品である複数本の蛍光灯3により構成されている。詳しくは、導光体2は、その側端部2aが一本の蛍光灯3の長さ間隔分だけ複数に分岐し、各分岐した端部を導光体2の表面部2bに対して前後に交互に屈曲させて形成してある。各分岐した側端部2aは、その屈曲角度が側端面から光源光を入射したときに導光体2内部で全反射する角度に設定されているとともに、屈曲点から端面までの長さが、図3に示されるように、端面に蛍光灯3を設置したときに隣接する蛍光灯3同士が衝突し合わない寸法に設定されている。また、各側端部2aは、蛍光灯3全長から両端の弱発光部及び非発光部を除いた中央部側の長さと略等しい長さに設けてあり、各蛍光灯3から輝度差の少ない中央部側の光のみが各側端部2aから導光体2内に入射するようになっている。導光体2の表面部2bには光拡散シート(図示せず)を取り付け、また、裏面部2cには反射シート4を取り付け、側端部2aから導入される光源光を漏れなく表面部2bから放射発光するように設けてある。
図8に示される形態の照明ユニット1は、導光体2の側端部2aとプリズムからなる光誘導体5aを設置し、光誘導体5aで蛍光灯3の中央部側の光を導光体2の一側の端部側に屈折させて、蛍光灯3の弱発光部及び非発光部と面する部分の入射光束を増大させることにより、導光体2の表面部2bから輝度ムラのない照明光を放射発光するように構成したものである。蛍光灯3から出射した光は、その中央部側の光の一部が光誘導体5a内で屈折し、同図に点線で示した経路を通って導光体2に入射し、導光体2の一端部側の光束を増大補填し、表面部2bから出射される照明光は均一な輝度に補正される。
また、同図(B)に示された形態の照明ユニット1は、前記と同様に、導光体2の側端部2aと蛍光灯3の間に設置されたプリズムからなる光誘導体5cで蛍光灯3の中央部側の光を導光体2の両側端部側に屈折させて、蛍光灯3両側の弱発光部及び非発光部と面する部分の入射光束を増大させるように構成したものである。
両形態において、蛍光灯3から出射した光は光誘導体5b、5c内で屈折し、両図に点線で示した経路をそれぞれ通って導光体2に入射し、導光体2の両端部側の光束を増大補填し、表面部2bから出射される照明光は均一な輝度に補正される。
また、同図(B)に示された形態の照明ユニット1は、導光体2の終端部2dの中央部に反射材からなる光誘導体6cを設けるとともに、蛍光灯3が設置される導光体2の側端部2aの両側に反射材からなる光誘導体6d、6dを配し、終端部2dの中央部側から出射された光を光誘導体6cで屈折させて導光体2の両側に斜めに入射し、この入射光をさらに光誘導体6d、6dで導光体2の両端部へ屈折して側端部2aから再入射して、導光体2の端部の光束を増加させるものである。光誘導体6a〜6dは反射材に代えてプリズムを用いることは任意である。
なお、図8〜図10において、図示されないが、導光体2の表面部2bには光拡散シートを取り付け、裏面部2cには反射シートを取り付けてある。
2 導光体
3 蛍光灯
4 反射シート
5a、5b、5c、6a、6b、6c、6d 光誘導体
Claims (4)
- 線条光源と導光体を備え、導光体の側端部に配された線条光源から光源光を導光体内に入射し、導光体内で光源光の光路を変換して導光体の表面部から照明光として出射する照明ユニットにおいて、
導光体の側端部に、前記導光体表面部に対して、線状光源の入射光が導光体内部で全反射する角度に屈曲した部分を設けた構成を有することを特徴とする照明ユニット。 - 線条光源と導光体を備え、導光体の側端部に配された線条光源から光源光を導光体内に入射し、当該体内で光源光の光路を変換して導光体の表面部から照明光として出射する照明ユニットにおいて、
線条光源の中央部側から出射される光源光をその端部側へ屈折させて端部側の光束を増大させる光誘導体を、導光体と一体に又は別体に設けた構成を有することを特徴とする照明ユニット。 - 線条光源と導光体を備え、導光体の側端部に配された線条光源から光源光を導光体内に入射し、当該体内で光源光の光路を変換して導光体の表面部から照明光として出射する照明ユニットにおいて、
導光体の終端においてその中央部側から出射される光源光をその端部側へ屈折し入射させて導光体端部側の光束を増大させる光誘導体を、導光体と一体に又は別体に設けた構成を有することを特徴とする照明ユニット。 - 光源光を屈折させて導光体端部側の光束を増大させる光誘導体を備えた請求項1に記載の照明ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392656A JP4426260B2 (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 照明ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392656A JP4426260B2 (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 照明ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005158353A true JP2005158353A (ja) | 2005-06-16 |
JP4426260B2 JP4426260B2 (ja) | 2010-03-03 |
Family
ID=34719286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003392656A Expired - Fee Related JP4426260B2 (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 照明ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4426260B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116609A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明装置用導光体 |
WO2010001653A1 (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-07 | シャープ株式会社 | 導光体ユニット、面光源装置、および液晶表示装置 |
JP2010205418A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP2010212203A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP2011100569A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Mori Bill Kk | パネル型照明器具 |
WO2013168949A1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-11-14 | 엘지이노텍 주식회사 | 조명 장치 |
-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003392656A patent/JP4426260B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116609A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明装置用導光体 |
WO2010001653A1 (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-07 | シャープ株式会社 | 導光体ユニット、面光源装置、および液晶表示装置 |
JP2010205418A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP2010212203A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP2011100569A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Mori Bill Kk | パネル型照明器具 |
WO2013168949A1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-11-14 | 엘지이노텍 주식회사 | 조명 장치 |
US10001596B2 (en) | 2012-05-10 | 2018-06-19 | Lg Innotek Co., Ltd. | Lighting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4426260B2 (ja) | 2010-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4273002B2 (ja) | 小型の照明システムおよび表示デバイス | |
US6648486B2 (en) | Illumination system and display device | |
US6805468B2 (en) | Surface light source device and liquid crystal display device using it | |
US6672734B2 (en) | Illumination system and display device | |
JP4263611B2 (ja) | 小型の照明システム及びディスプレイ装置 | |
US20080007673A1 (en) | Liquid crystal display device | |
JP4165579B2 (ja) | 光源装置、表示装置 | |
KR880008227A (ko) | 액정 표시 패널용 조명 시스템 | |
JP2007066634A (ja) | バックライト装置および液晶表示装置 | |
JP2007194214A (ja) | 導光板及びそれを採用したディスプレイ装置 | |
JP2001035225A (ja) | 面状照明装置 | |
JP4607225B2 (ja) | 光源モジュール、液晶表示装置および照明装置 | |
JP2002245825A (ja) | バックライト、液晶表示装置及び電子機器 | |
JP2007041605A (ja) | 液晶表示装置のバックライト構造体 | |
JP2001043720A (ja) | 面光源装置及び表示装置 | |
US20060279964A1 (en) | Illuminating device, and image display apparatus incorporating same | |
JP4426260B2 (ja) | 照明ユニット | |
JP2000268622A (ja) | 面状照明装置 | |
JP4775195B2 (ja) | 面光源装置 | |
TW573181B (en) | Direct backlight module | |
JP2001093315A (ja) | 照明装置及び表示装置 | |
JP2006058488A (ja) | 照明光学装置およびこれを用いた投影型表示装置 | |
JP2009009825A (ja) | 平面発光装置及びこれを備えた照明看板 | |
JP2007220447A (ja) | サイドライト型バックライト装置 | |
JP2004116163A (ja) | 交通標識 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20081121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20091110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091210 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |