JP2005152073A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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武夫 双田
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靖 佐々木
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Abstract

【課題】 中空ゴルフクラブヘッドにおいて、軽量化をはかり、設計時における重量余裕を増大させることで、ヘッドの剛性設計、質量配分及びこれによる重心位置設計、慣性モーメント設計の自由度を高める。
【解決手段】 トップ部及びソール部の大部分がそれぞれ開口したステンレス鋼、チタン合金又はアルミ合金等の金属製のヘッド本体に、CFRP、GFRP又はFRTP等の樹脂からなるトップ部材及びソール部材を、該開口部に接合して中空ゴルフクラブヘッドを構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明はゴルフクラブヘッドに関する。
従来、ゴルフクラブヘッド、特にウッドと呼ばれる中空ヘッドにおいては、大部分を金属で構成したものが一般的であったが、反発性の向上、慣性モーメントの増大、又は重心位置の最適化などを目的として、金属製ヘッドのトップ部を繊維強化樹脂としたゴルフクラブヘッド等が考案されている(例えば、特許文献1参照)。トップ部が樹脂部材となることでヘッドが軽量化し、その分を他部に配分することにより前述の目的を達成することができる。さらに軽量化する発明として、フェース部、ネック部及びソール部の一部を金属で構成し、他を樹脂で構成することで、更に樹脂部材の範囲を拡大したゴルフクラブヘッドも知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、ヘッドの反発性を向上させるには、フェースの剛性を低下させると同時に、フェースを支える部分の剛性をある程度の大きさに維持する必要も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003-111874号公報 特開2003-144590号公報 特開平8-168541号公報
本発明者らの研究によれば、フェース部、ネック部及びソール部の一部を金属で構成し、他を樹脂で構成したゴルフクラブヘッドは軽量化され、設計自由度も高いものの、反発性に劣ることが分かった。ヘッド後方の大部分が樹脂製のため、後方部分の剛性が小さくフェースを充分に支えられず、打撃時にフェースより後方部分が優先的に弾性変形してしまうためと考えられる。
本発明は、樹脂部材の使用比率を高め、設計自由度を拡大しつつも、ヘッド後方部の剛性も確保し、反発性にも優れるゴルフクラブヘッドを提供することを課題とする。
本発明はトップ部及びソール部を各種繊維強化樹脂などの樹脂で構成した金属製ゴルフクラブヘッドである。典型的には、金属製ウッドヘッドのトップ部とソール部に開口を設け、該開口部に樹脂製のトップ部材とソール部材を接合する。前記開口は、トップ部、ソール部の大部分に渡っていることが望ましい。または、フェース部とサイド部を金属で構成し、トップ部とソール部は接着しろ等の接合のための構造部分を除き、樹脂部材で構成したゴルフクラブヘッドである。
本発明の請求項1〜2記載のゴルフクラブヘッドによれば、トップ部とソール部という広い範囲を樹脂部材とするため、これらの部位が軽量化され、軽量化分を他部に配することで慣性モーメントの向上、重心位置の最適化などを図れると共に、サイド部は金属で構成されるため、ヘッド後方部の剛性を維持し、反発性の低下を防止することができる。更に、サイド部が金属であるため、この部分に新たな重量を付加することも容易である。
ヘッド本体部材は、トップ部とソール部に開口を有するため、作業性に優れ、フェース部材溶接が容易になり、フェース溶接の不良率低減に寄与する。また、フェース部内面あるいはサイド部内面に加工、各種表面処理等、例えば内面にピーニング処理、鍍金処理、浸炭、窒化処理などを施すことも容易である。これにより内面に応力が残留し、強度、耐久性を向上させたり、又は内面が平滑化することにより打球音が良好になる等の効果を得ることもできる。
本発明は、以上の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図2〜図4は発明の実施の形態の一例であって、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成は図1に示す従来のものと同様である。
図2〜図3は、フェース部1、サイド部4及びネック部5からなるヘッド本体部材6Aを金属で構成し、トップ側開口部2B、ソール側開口部3Bにそれぞれトップ部材2A、ソール部材3Aを接合する本発明の最も基本的な実施例を示す分解図である。他の実施例においても、特に記述されていない点は、本例と同様な方法で実施が可能である。
ヘッド本体部材6Aには、トップ側開口部2A方向及びソール側開口部3A後方へ延びる部分を有するが、これはトップ部材2A及びソール部材3Aとの接着しろ及び該接着しろ部を支えるための部位である。接着しろ部をそれぞれトップ部材2A、ソール部材3Aの厚み分だけ段差を設ければ、トップ部2、ソール部3を連続した滑らかな曲面にすることができる。
また、ヘッド本体部材6Aには、ネック部5をヘッド本体部材6Aに一体化させるために、トップ部2、ソール部3の一部を必要最小限の範囲で含めるべきである。ゴルフクラブの使用時にネック部5の周辺には大きな力が加わるため、これに耐えるだけの強度を確保する必要があるからである。
このヘッド本体部材6Aに含まれるトップ部2、ソール部3は、通常の金属製ゴルフクラブヘッドのそれよりも、やや肉厚にすることが好ましい。打撃時の衝撃によって、この部分から亀裂が生じる可能性があるからである。または、トップ側開口部2B及びソール側開口部3Bの周辺部には、図7のようにリブ7を設けることも好適である。
ヘッド本体部材6Aは、チタン合金、アルミ合金、ステンレス鋼等のゴルフクラブヘッドで一般的な金属材料から鋳造あるいは各種塑性加工により成形するのが好適であるが、これに限られるものではない。トップ部材2A、ソール部材3Aは、樹脂、特にCFRP、GFRP等の繊維強化樹脂、特に強化繊維を二軸あるいは三軸に織ったものが強度の点で好ましいが、これに限られるものではない。
トップ部材2A、ソール部材3Aをヘッド本体部材6Aに接合する方法は、接着がもっとも簡便であり、主材がエポキシ樹脂、硬化剤がポリアミド樹脂である接着剤が使用可能であった。
図4は、フェース部1も別部材とした例であり、金属製のフェース部材1Aを接合する点を除けば、前述の図2〜3の例と変わるところは無い。フェース部1は薄肉化することで反発性を向上できるが、それには強度、耐久性の向上が必要である。対し、ネック部5とその近傍は、非常に複雑な形状をしており、成形方法が限定される。そこで、フェース部1とネック部5等を別部材とすることで、それぞれに最適な材料、成形方法を選択することが可能となる。
図5は、ネック部5も別部材とした例である。この場合、ヘッド本体部材にネック部材5Aの接合部を形成するのが好ましい。トップ部材2Aやソール部材3Aにネック部材5Aを接合すると、トップ部材2Aやソール部材3Aが破損したり、これらとヘッド本体部材6Aの接合部がはがれる可能性があるからである。
ネック部材5Aを金属で構成した場合は、ヘッド本体部材6Aと溶接することが可能であり、これらの接合が容易かつ強固なものとなる。ネック部材5AをFRP、FRTP等の樹脂で構成した場合は、本発明の効果であるヘッドの軽量化とこれによる設計自由度の向上を一層高めることができる。
図6は、ネック部5をソール部材3Aと一体に形成した例である。ネック部5が軽量化されるので、図5においてネック部材を樹脂で構成した場合と同様な効果が期待できると共に、最初からソール部材3Aと一体化されているので、ネック部材5Aの接合が強固なものとなる。この場合において、ネック部5は、その上部でヘッド本体部材6Aとも接合されるべきである。打撃時にネック部5が自由に動くと、ソール部材3A自体が動かされることとなり、ソール部材3Aがヘッド本体部材6Aからはがれるおそれがあるからである。
本発明は、ヘッドの基本構成部を軽量化し、質量の余裕を生み出すものであり、その分を利用してゴルフクラブヘッドの剛性及び質量分布の設計自由度を拡大するものであって、反発性、慣性モーメントの増大、あるいは重心位置の適切化を図ったゴルフクラブの設計、製造を可能とするものである。
一般的なウッド型ゴルフクラブヘッドの図 本発明の実施例のソール側の構造を示す分解図 本発明の実施例のトップ側の構造を示す分解図 フェース部も別部材とした本発明の実施例を示す分解図 フェース部のほかにネック部も別部材とした本発明の実施例を示す分解図 フェース部を別部材とすると共に、ネック部をソール部材と一体化させた本発明の実施例を示す分解図 トップ部及びソール部の開口部周辺にリブを有する実施例を示す切断図
符号の説明
1:フェース部
1A:フェース部材
2:トップ部
2A:トップ部材
2B:トップ側開口部
3:ソール部
3A:ソール部材
3B:ソール側開口部
4:サイド部
5:ネック部
5A:ネック部材
6:ヘッド本体
6A:ヘッド本体部材

Claims (2)

  1. ソール部及びトップ部の両方を開口し、それぞれの開口部に樹脂部材を接合したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. フェース部とサイド部を金属で構成し、トップ部とソール部は接合のための構造部分を除き、樹脂部材で構成したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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