JP2005152044A - ナースコール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手を使うことが困難な患者や被介護者が、テレビジョンなどの機器を操作することが可能なナースコール装置を提供する。
【解決手段】制御部100は、操作部70を通じてユーザから要求があると、テレビジョンなどのリモートコントロール送信機RTから出力される光信号を受光部40で受光し、またマイクロホン10を通じて音声信号の入力を受け付け、この光信号と音声信号を対応づけて記憶部50に記録する。その後、マイクロホン10を通じて音声入力があると、これに類似する音声信号に対応づけられた光信号を発光部30より出力することで、テレビジョンなどの機器を遠隔操作するようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】制御部100は、操作部70を通じてユーザから要求があると、テレビジョンなどのリモートコントロール送信機RTから出力される光信号を受光部40で受光し、またマイクロホン10を通じて音声信号の入力を受け付け、この光信号と音声信号を対応づけて記憶部50に記録する。その後、マイクロホン10を通じて音声入力があると、これに類似する音声信号に対応づけられた光信号を発光部30より出力することで、テレビジョンなどの機器を遠隔操作するようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えば患者や被介護者が医療従事者や介護者を呼び出すナースコールシステムで用いられるナースコール装置に関する。
周知のように、従来のナースコールシステムは、患者や被介護者が医療従事者を呼び出したい場合には、押しボタン式のナースコール子機を操作することでナースコール親機に対して呼び出しを掛けるようにしていた。
また従来、手を使うことが困難な患者や被介護者のために、音声スイッチにより呼び出しを行うナースコール装置が考えられていた(例えば、特許文献1参照)。また声を発することが困難な患者のために、患者が吹きかける呼気を検出して呼び出しを行うナースコール装置や、ボタンを押下することが困難な患者のために、タッチセンサにより人体の接触を検出して呼び出しを行うナースコール装置も当該発明者らによって考えられている。
ところで、入院患者の病室にはテレビジョンが配設されることがあるが、手を使うことが困難な患者や被介護者は、リモートコントロール送信機(以下、リモコンと略称する)を操作することも困難であるため、テレビジョンの電源のON/OFFやチャンネルの変更などのリモコン操作は看護師や介護者に依頼する必要があるという問題があった。
特開2002−135435公報。
従来は、手を使うことが困難な患者や被介護者は、病室内に設けられたテレビジョンなどの機器を操作することができず、看護師や介護者に依頼する必要があるという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、手を使うことが困難な患者や被介護者が、病室内に設けられたテレビジョンなどの機器を操作することが可能なナースコール装置を提供することを目的とする。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、手を使うことが困難な患者や被介護者が、病室内に設けられたテレビジョンなどの機器を操作することが可能なナースコール装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、音声を電気信号に変換する音声入力手段と、光信号を出力する光出力手段と、光信号を受信する光入力手段と、音声入力手段が出力する電気信号のレベルが予め設定した閾値以上の場合か、あるいは光出力手段が出力した光信号を光入力手段が受信した場合に、ナースコール親機に対して呼び出しが生じた旨を通知する通知手段と、音声をサンプリングした音声データと、機器を光信号で制御する制御データとを対応づけて記憶する記憶手段と、音声入力手段が出力する電気信号をサンプリングして入力音声データを得る音声データ取得手段と、この音声データ取得手段が得た入力音声データに類似する音声データを記憶手段から検出し、この検出した音声データに対応づけられて記憶手段が記憶する制御データに基づいて光出力手段を制御して光信号を出力する光出力制御手段とを具備して構成するようにした。
この発明は、音声入力や光センサで呼び出しを行うナースコール装置であって、予め入力音声に対応づけて機器を制御するための制御データを記憶手段に記憶しておき、音声入力があるとこれに対応する制御データに基づいて光信号を出力して、機器を遠隔制御するようにしたものである。
したがって、この発明によれば、手を使うことが困難な患者や被介護者が、音声により病室内に設けられたテレビジョンなどの機器を操作することが可能なナースコール装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わるナースコール装置の構成を示すものである。このナースコール装置は、マイクロホン10と、増幅器20と、発光部30と、受光部40と、記憶部50と、スイッチ60と、操作部70と、制御部100とを備えている。
図1は、この発明の一実施形態に係わるナースコール装置の構成を示すものである。このナースコール装置は、マイクロホン10と、増幅器20と、発光部30と、受光部40と、記憶部50と、スイッチ60と、操作部70と、制御部100とを備えている。
マイクロホン10は、患者や被介護者の口元などに設置され、音声を集音して電気信号に変換し、これを入力音声信号として増幅器20に出力する。
増幅器20は、上記入力音声信号を増幅するものであって、増幅した入力音声信号を制御部100に出力する。なお、その利得は制御部100によって制御される。
増幅器20は、上記入力音声信号を増幅するものであって、増幅した入力音声信号を制御部100に出力する。なお、その利得は制御部100によって制御される。
発光部30は、制御部100から与えられる制御信号で変調した光信号を出力するものである。なお、光信号としては赤外線などが考えられる。
受光部40は、光信号を受光して電気信号に変換し、制御部100に出力するものである。
記憶部50は、制御部100によってデータが読み書きされるメモリ回路である。
受光部40は、光信号を受光して電気信号に変換し、制御部100に出力するものである。
記憶部50は、制御部100によってデータが読み書きされるメモリ回路である。
スイッチ60は、2つの接点を有し、これを短絡するものであって、制御部100によって切替制御される。2つの接点のうち、一方はアースされており、他方はナースセンタなどに設置されるナースコール親機に接続されている。
操作部70は、複数のキースイッチからなり、ユーザの要求を受け付けるものである。
操作部70は、複数のキースイッチからなり、ユーザの要求を受け付けるものである。
制御部100は、増幅器20の利得を制御するとともに、増幅器20から入力される入力音声信号の入力レベルを検出し監視する。そして、上記入力音声信号の入力レベルが閾値th以上となる場合に、スイッチ60を短絡させることで、ナースコール親機に対して呼出報知動作を行う。
また制御部100は、発光部30に所定のパターンの制御信号を与えることで、発光部30に上記制御信号で変調した光信号を出力させ、この光信号が患者や被介護者に反射して受光部40により受光されたか否かを監視する。そして、上記光信号が受光部40にて受光された場合に、スイッチ60を短絡させて、ナースコール親機に対して呼出報知動作を行う。なお、発光部30より出力された光信号であるか否かは、その変調パターンを解析することにより判定する。
さらに制御部100は、テレビジョンなどのリモートコントロール送信機(以下、リモコンと略称する)RTから出力される光信号を学習し、ユーザの要求に応じて発光部30を通じて上記光信号を出力してテレビジョンなどの機器を遠隔操作する制御機能を備える。
次に、上記構成のナースコール装置の動作について説明する。以下の説明では、テレビジョンなどのリモートコントロールに関わる動作について説明し、ナースコール親機を呼び出す制御動作については説明を省略する。
はじめに、リモコンRTから出力される光信号を学習する際の制御動作について説明する。図2はこの制御動作を説明するためのフローチャートであって、電源が投入された後、操作部70を通じてユーザから光信号の学習要求がなされると、制御部100によって実行される。なお、ここでは例として、テレビジョンの電源を投入するための光信号を学習させる場合について説明する。
まず、ステップ2aにおいて制御部100は、マイクロホン10を通じて登録音声の入力を受け付け、ステップ2bに移行する。ここで例えば、ユーザが「オン」と発声すると、この音声がマイクロホン10で電気信号に変換され、増幅器20で増幅された後、制御部100に入力される。制御部100は、上記電気信号をサンプリングして、登録音声データとして記憶部50に記録する。
ステップ2bにおいて制御部100は、発光部30の発光を停止した後、発光部30を通じ、登録する光信号の入力を受け付け、ステップ2cに移行する。ここでユーザは、リモコンRT上に設けられたテレビジョンの電源投入キーを押下して、光信号を受光部40に向けて出力する。これに伴って制御部100は、受光部40より得られる電気信号をサンプリングして、光信号データとして記憶部50に記録する。
ステップ2cにおいて制御部100は、ステップ2aで得た登録音声データと、ステップ2bで得た光信号データとを対応づけて、記憶部50に記録し、当該処理を終了する。
ステップ2cにおいて制御部100は、ステップ2aで得た登録音声データと、ステップ2bで得た光信号データとを対応づけて、記憶部50に記録し、当該処理を終了する。
次に、患者や被介護者からの音声入力で機器を遠隔制御する際の制御動作について説明する。図3はこの制御動作を説明するためのフローチャートであって、電源が投入されると、電源が切られるまで制御部100によって繰り返し実行される。なお、ここでは例として、テレビジョンの電源を投入する遠隔操作を行う場合について説明する。
まず、ステップ3aにおいて制御部100は、増幅器20の出力を監視して、マイクロホン10を通じて音声入力が生じたか否かを判定する。ここで、音声入力が生じた場合には、ステップ3bに移行し、一方、音声入力が生じない場合にはステップ3aに再び移行して音声入力を監視する。
ステップ3bにおいて制御部100は、増幅器20から与えられる音声信号を受け付け、ステップ3cに移行する。ここで例えば、ユーザが「オン」と発声すると、この音声がマイクロホン10で電気信号に変換され、増幅器20で増幅された後、制御部100に入力される。制御部100は、上記電気信号をサンプリングして、指示音声データとして記憶部50に記録する。
ステップ3cにおいて制御部100は、記憶部50に記録されるデータから、ステップ3bで得た指示音声データに類似する登録音声データが検索し、ステップ3dに移行する。
ステップ3dにおいて制御部100は、指示音声データに類似する登録音声データが存在する場合にはステップ3eに移行し、指示音声データに類似する登録音声データが存在しない場合にはステップ3aに移行して音声の再入力を受け付ける。
ステップ3dにおいて制御部100は、指示音声データに類似する登録音声データが存在する場合にはステップ3eに移行し、指示音声データに類似する登録音声データが存在しない場合にはステップ3aに移行して音声の再入力を受け付ける。
ステップ3eにおいて制御部100は、指示音声データに類似する登録音声データに対応づけられた光信号データを読み出し、これを発光部30に出力し、ステップ3aに移行する。これにより発光部30は、上記光信号データで変調した光信号、すなわちステップ2bで入力された光信号と同等の光信号を出力することになる。この光信号を受信したテレビジョンは電源を投入する。
以上のように、上記構成のナースコール装置では、テレビジョンなどの機器を遠隔操作するためのリモコンRTから出力される光信号をユーザの音声に対応づけて記憶し、ユーザから音声入力があると、この音声に対応する光信号を出力するようにしている。
したがって、上記構成のナースコール装置によれば、手を使うことが困難な患者や被介護者が、音声により病室内に設けられたテレビジョンなどの機器を操作することができる。
したがって、上記構成のナースコール装置によれば、手を使うことが困難な患者や被介護者が、音声により病室内に設けられたテレビジョンなどの機器を操作することができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記実施の形態では、図2に示した処理により、ユーザの音声を光信号データに対応づけて記憶させるようにしたが、多くの人に共通する音声の特徴を捉えた音声データと上記光信号とを対応づけて予め記憶部50に記憶しておくようにしてもよい。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
10…マイクロホン、20…増幅器、30…発光部、40…受光部、50…記憶部、60…スイッチ、70…操作部、100…制御部、RT…リモコン、th…閾値。
Claims (2)
- 音声を電気信号に変換する音声入力手段と、
光信号を出力する光出力手段と、
光信号を受信する光入力手段と、
前記音声入力手段が出力する電気信号のレベルが予め設定した閾値以上の場合か、あるいは前記光出力手段が出力した光信号を前記光入力手段が受信した場合に、ナースコール親機に対して呼び出しが生じた旨を通知する通知手段と、
音声をサンプリングした音声データと、機器を光信号で制御する制御データとを対応づけて記憶する記憶手段と、
前記音声入力手段が出力する電気信号をサンプリングして入力音声データを得る音声データ取得手段と、
この音声データ取得手段が得た入力音声データに類似する音声データを前記記憶手段から検出し、この検出した音声データに対応づけられて前記記憶手段が記憶する制御データに基づいて前記光出力手段を制御して光信号を出力する光出力制御手段とを具備することを特徴とするナースコール装置。 - さらに、前記光入力手段が受信した光信号をサンプリングして光信号データを得る光信号データ取得手段と、
この光信号データ取得手段が得た光信号データと、前記音声データ取得手段が得た入力音声データとを対応づけて前記記憶手段に記録するデータ記録手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のナースコール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003391252A JP2005152044A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | ナースコール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003391252A JP2005152044A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | ナースコール装置 |
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JP2005152044A true JP2005152044A (ja) | 2005-06-16 |
Family
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JP2003391252A Pending JP2005152044A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | ナースコール装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019216820A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | パラマウントベッド株式会社 | 支援システム |
-
2003
- 2003-11-20 JP JP2003391252A patent/JP2005152044A/ja active Pending
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JP2019216820A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | パラマウントベッド株式会社 | 支援システム |
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