JP2005151968A - プラスミドdna清浄化 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスミドDNAのための遠心分離不要清浄化システム及び使用法の提供。
【解決手段】システムは孔径約50から約200ミクロンの粗フィルタ、次いで孔径約1から2ミクロンのプレフィルタ、次いで約0.22ミクロンの最終フィルタから成る。システムホールドアップ体積を減少させプラスミドDNA回収を高めるため、プレフィルタ及び最終フィルタは、1つのフィルタハウスに結合するのが好ましい。本発明の方法によりバッチ運転のみならず連続運転も可能になる。
【選択図】なし

Description

本発明は、プラスミドDNAを清浄化するためのシステムおよびそのシステムを使用する方法に関する。より詳細には、本発明は、細胞溶解物からプラスミドDNAを清浄化するための通常型フロー濾過システムおよびそのシステムを使用する方法に関する。
プラスミドDNAは遺伝子治療適用のための重要な製品である。宿主細胞中で増殖させ、次いで、これらの細胞を溶解させ、プラスミドDNAを放出させる。次いで、溶解物を清浄化し、プラスミドDNAをクロマトグラフィーなど様々な方法を使用して回収する。
プラスミドDNAを含む溶解物ストリームを清浄化する方法は、WO00/05358およびWO97/23601に記載されている。この両者では、溶解物は、細胞壁砕片などのより大きな固体から、プラスミドDNAおよびより小さな固体や微粒子を分ける遠心分離ステップにかける。次いで、プラスミドDNAを含む上清を、遠心分離機から注意深く取り出し、一連の濾布(20ミクロンの平均孔径)で形成された粗フィルタ、後続するプレフィルタステップ(1〜2ミクロン)および最終の濾過ステップ(約0.2ミクロン)から構成された一連の濾過ステップにかける。
他には、遠心分離後の溶解物ストリームを清浄化するために、珪藻土、粘土などの様々な充填材を含むセルロース繊維などのパッドフィルターを用いること、あるいは接線フロー濾過システム(TFF)を使用することが示唆されている。
これらのシステムはすべて、プラスミドDNAの回収に最適であるとは言い難い。プラスミドDNAは、典型的には溶解物ストリームの1重量%未満、より典型的には0.5重量%未満を占めるものであり、プラスミドDNA高回収の必要性を重要なものにしている。
遠心分離は、溶解物ストリームの構成成分に剪断力を及ぼし、プラスミドDNAを損傷するおそれがある。さらに、ストリームのプラスミドDNAを含む部分の回収は主観的であり、得られる全量より少ないか、あるいは下流の濾過ステップに悪影響(典型的には早い段階でフィルタを詰まらせることによる)を及ぼす追加的な固体および粒子を含んでいる。さらに、遠心分離は、高価な資本設備に投資が必要で、FDA基準まで消毒することが困難であり、システムがバッチ形式で実行されることを必要とする。
従来技術で提案された濾過列は多段式であり、プラスミドDNAの収率は比較的低く、典型的には約80%未満である。最適の実験室条件下で、これらのシステムは、入手可能なプラスミドDNAの90%未満をもたらした。これはいくつかの要因による。選択された濾過要素は、プラスミドDNAと相互作用する傾向があり、そのうちの幾分かをそれらのシステムに結合する。さらに、各システムは、非常に小さいホールドアップ体積を有し、これはプラスミドDNAのうちの幾分かを保持してしまい、濾過の次段階へそれを通さない。
フィルタパッドは比較的高いレベルのプラスミドDNAを不可逆的に吸収し、低収率につながるため、受け入れられる選択肢とはなっていなかった。
薄膜表面上にわたってプラスミドDNAを絶えず洗い流し、また、1つまたは複数のポンプによりその再循環を伴うTFFの使用は、プラスミドDNAに大きな剪断力を及ぼし、収率減少を招くとともに回収されるプラスミドDNAの効力を低減させるため、TFFシステムの使用は最小にとどまっていた。さらに、TFF装置の高いホールドアップ体積は、TFF装置の収率に悪影響を及ぼす。
必要とされているのは、収率の損失を低減し、回収したプラスミドDNAの効力を維持する清浄化システムおよび方法である。
本発明は、細胞溶解物ストリームからプラスミドDNAの少なくとも90%を回収するシステムに関する。このシステムは、約50から約200ミクロンの孔径を有するステンレス鋼篩で形成された粗フィルタ層、約1から約2ミクロンの孔径を有するフィルタで形成されたプレフィルタステップおよび約0.1から約0.2ミクロンの孔径を有するフィルタの最終フィルタステップで構成された一連の3つの濾過層を使用する。遠心分離を使用することなく、プラスミドDNA回収が良好な清浄化をもたらし、連続的なプロセスの使用を可能にする。
好ましくは、プレフィルタ層および最終フィルタ層は、ストリームが最初にプレフィルタ層を、次いで、最終フィルタ層を、1ステップで通り抜けるような複合体フィルタの一部である。
本発明は、遠心分離を必要とせず、かつ、高いプラスミドDNA回収レベルを有する、プラスミドDNA含有細胞溶解物ストリームの清浄化方法に関する。
図1は、本発明の清浄化システムを示す。細胞溶解物ストリームは入り口パイプ4を通って第1フィルタステージ2に入る。第1フィルタステージは、約50から約200ミクロンの孔径を有するフィルタ材料で構成された粗フィルタ6である。粗フィルタ6からの出口8は、約1から約2ミクロンの孔径を有する通常型フローフィルタで形成されたプレフィルタ12の入り口10と流体的に連絡している。プレフィルタ12の出口14は、約0.22ミクロンの孔径を有する最終フィルタ18の入り口16と流体的に連絡している。最終フィルタ18の出口19はクロマトグラフィー、ウイルスの除去などによってプラスミドDNAを精製するために使用される処理設備40の残りの部分と流体的に連絡している。
適当な粗フィルタは、約50から約100ミクロン、好ましくは約50ミクロンから約200ミクロン、より好ましくは約80ミクロンの孔径を有するステンレス鋼篩である。そのようなフィルタの1つは、イリノイ州Vernon HillsのCole−Parmerによって作られている(部品番号A029595−16)。同じ孔径範囲を有する他の粗フィルタは、ニッケル、チタン、パラジウム、銅、アルミニウムなどの他の金属、あるいはガラス、セラミックまたは焼結プラスチックで作ることもできる。フィルタ中でのプラスミドDNAの損失を最小限にし、システムのホールドアップ体積を低減するため、フィルタはできるだけ少ない層、好ましくは2以下の材料の層、より好ましくは単一層であることが望ましい。
適当なプレフィルタ層は、デプスフィルタ、またはマサチューセッツ州BillericaのMilfipore Corporationから入手可能なPOLYSEP(商標)IIフィルタのような組合せデプスフィルタ/シートフィルタで作ることができる。POLYSEP(商標)IIフィルタは、ホウケイ酸ガラスデプスフィルタで形成され、このガラス層の下流に混合セルロースエステルシート薄膜を続けたものである。好ましい装置は、1.0ミクロン名目孔径ガラスフィルタに1.2ミクロンの名目孔径の混合エステル薄膜を続けて用いたものである。他のプレフィルタも使用でき、ポリエチレン、ポリプロピレン、ホウケイ酸ガラス、混合セルロースエステルおよびそれらの組合せからなる群から選択される材料で作ることができる。フィルタ媒体は、繊維マット、スパンバウンド繊維、不織布または織布などのデプスフィルタの形でもよいし、薄膜シートの形でもよく、あるいは上に論じたような2層の組合せでもよい。好ましいプレフィルタは、約1ミクロンと約3ミクロンの間、好ましくは約1ミクロンと約2ミクロンの間、より好ましくは約1.2ミクロンの孔径を有する。
適当な最終フィルタは、マサチューセッツ州BillericaのMillipore Corporationから入手可能なDURAPORE(登録商標)薄膜などのPVDF、マサチューセッツ州BillericaのMillipore Corporationから入手可能なEXPRESS(登録商標)またはEXPRESS(登録商標)PLUS薄膜などのポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリアリールスルホン類、ポリフェニルスルホン類、ポリアミド類などからなる群から選択される材料から作られる。好ましくは、選択されたフィルタは、選択されたポリマーにより本来的に、またはポリビニルピリリドン(PVP)などの親水性ポリマーを含むコーティング、グラフトの適用もしくは薄膜製造の分野における当業者によく知られた他の方法によって親水性としたものである。
図2は、本発明の清浄化システムの別の実施形態を示す。細胞溶解物ストリームは入り口パイプ22を通って第1フィルタステージ20に入る。第1フィルタステージは、約50から約200ミクロンの孔径を有するステンレス鋼フィルタ材料などの粗フィルタ24である。粗フィルタ24からの出口26は、約1から約2ミクロンの孔径を有するプレフィルタ材料の1つまたは複数の層を有する通常なフローフィルタおよび第1のセットの層の下流にあって約0.22ミクロンの孔径を有する最終フィルタである1つまたは複数の層で形成された、組合せプレフィルタ/最終フィルタ装置30の入り口28と流体的に連絡している。組合せプレフィルタ/最終フィルタ30の出口32は、クロマトグラフィー、ウイルスの除去などによってプラスミドDNAを精製するために使用される処理設備40の残りの部分と流体的に連絡している。
図2のこの実施形態は、2つの濾過ステップを1つに組み合わせ、それにより、2濾過ステップにおけるよりも1のホールドアップ体積となるため、ホールドアップ体積による流体損失を解消するという点で好ましい実施形態である。これは、プラスミドDNAの収率増加を助ける。
適当な組合せプレフィルタ/最終フィルタは、マサチューセッツ州BillericaのMillipore Corporationから入手可能なOPTICAP(商標)マルチメディアフィルタとして知られている。これは使い捨てのカートリッジ中に設けられた2重層フィルタである。第1の層は1.2ミクロンの混合セルロースエステル層であり、最終層は0.2の親水性PVDF薄膜である。プラスミドDNAを含む流体は、プレフィルタ層、次いで、最終フィルタ層を通ってカートリッジ内に入り、固体を含まずプラスミドDNAを含むストリームを生じる。所望であれば、それらが良好な清浄化および高いプラスミドDNA収率を提供する限り、本発明では、他のマルチメディア層フィルタを形成するためにフィルタ層の他の組合せを使用してもよい。
プラスミドDNAを含む細胞溶解物ストリームを、イリノイ州Vernon HillsのCole−Parmerによって作られ80ミクロンのステンレス鋼粗フィルタ(部分番号A029595−16)、次いでマサチューセッツ州BilllericaのMillipore Corporationから入手可能なOPTICAP(商標)マルチメディアフィルタ(1.2ミクロンの名目孔径を有する混合セルロースエステル)、次いで0.22ミクロンのDURAPORE(登録商標)PVDF薄膜を使用する、図2に示され記載されるようなシステムによって処理した。
そのサイズストリームの粒子の粒子サイズおよび量を、処理前、粗濾過後、および組合せプレフィルタ/最終フィルタステップ後に分析した。図3は、分析の間に、ストリーム中で検出された粒径が2ミクロンまでの粒子のグラフを示す。明確に見ることができるように、本発明によるシステムは、ストリームを顕著に清浄化した。
プラスミドDNAを含む細胞溶解物ストリームを、イリノイ州Vernon HillsのCole−Parmerによって作られ80ミクロンのステンレス鋼粗フィルタ(部分番号A029595−16)、次いでマサチューセッツ州BilllericaのMillipore Corporationから入手可能なPOLYSEP(商標)IIフィルタ(1.0ミクロン名目孔径のガラスフィルタに1.2ミクロン名目孔径の混合エステル薄膜が後続したもの)、次いでマサチューセッツ州BilllericaのMillipore Corporationから入手可能な最終フィルタ(カートリッジ形式の0.22ミクロンのDURAPORE(登録商標)親水性PVDF)を使用する、図1に示され記載されるようなシステムによって処理した。
プラスミドDNAを含む細胞溶解物ストリームを、イリノイ州Vernon HillsのCole−Parmerによって作られ80ミクロンのステンレス鋼粗フィルタ(部分番号A029595−16)、次いでマサチューセッツ州BilllericaのMillipore Corporationから入手可能なOPTICAP(商標)マルチメディアフィルタ(1.2ミクロンの名目孔径を有する混合セルロースエステル)、次いで0.22ミクロンのDURAPORE(登録商標)PVDF薄膜を使用する、図2に示され記載されるようなシステムによって処理した。
プラスミドDNA収率は、図4に示すようなゲル分析によって決定した。この図に見ることができるように、本発明の濾過システムから回収されたプラスミドは、各場合で比較的高く90%を超えていた(ゲル分析からの計算によって決定した)。
本発明は、高容量、処理流体における濁度の最大のプラスへの変化(高い固体除去を証拠づける)、小粒子数および最小限のプラスミドDNA収率損失を有するシステムを、すべて遠心分離ステップを必要とせずに提供する。それは、処理ステップを解消する(潜在的な収率を増加させる)ことにより、システムホールドアップ体積の低減を可能にし、システムおよびプロセスを、バッチ形式のプロセスではなく連続的に実行することを可能にする。
本発明の1つの実施形態による清浄化システムを示す図である。 本発明の別の実施形態を示す図である。 本発明の様々なステップの前後における細胞溶解物ストリーム中に見出される粒子の相対的な大きさおよび量を示すグラフである。 本発明の方法およびシステムによるプラスミド回収のゲル分析を示す図である。

Claims (12)

  1. 孔径約50から約200ミクロンを有するフィルタで構成された粗濾過ステップ、孔径約1から約2ミクロンを有するフィルタを含むプレフィルタステップおよび孔径約0.22ミクロンを有するフィルタで形成された最終濾過ステップを含む、プラスミドDNAを含む細胞溶解物ストリームを清浄化するシステム。
  2. プレフィルタおよび最終フィルタステップが、最初のプレフィルタ層に続けて最終フィルタ層を有する複合フィルタ中で組み合わせられている請求項1に記載のシステム。
  3. 粗濾過層が約80ミクロンの孔径を有するステンレス鋼篩である請求項1に記載のシステム。
  4. プレフィルタが約1.2ミクロンの孔径を有する請求項1に記載のシステム。
  5. プレフィルタが約1.2ミクロンの孔径を有し、ポリエチレン、ポリプロピレン、混合セルロースエステル類、ホウケイ酸ガラスおよびそれらの組合せからなる群から選択される材料で形成されている請求項1に記載のシステム。
  6. 最終濾過フィルタがPVDF、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリアリールスルホン類、ポリフェニルスルホン類およびポリアミド類からなる群から選択される材料で形成されている請求項1に記載のシステム。
  7. 最終濾過フィルタがPVDF、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリアリールスルホン類、ポリフェニルスルホン類およびポリアミド類からなる群から選択される材料で形成され、フィルタは親水性のコーティングを有する請求項1に記載のシステム。
  8. プラスミドDNAを含む細胞溶解物ストリームを用意するステップ、前記ストリームを孔径約50から約200ミクロンを有する粗フィルタで構成された第1の濾過ステップにかけて第1の透過液を得るステップ、第1の透過液ストリームを孔径約1から約2ミクロンを有するプレフィルタ層で構成された第2の濾過ステップにかけて第2の透過液を得るステップ、および第2の透過液を約0.22ミクロンのフィルタで構成された最終濾過ステップにかけることを含むプラスミドDNAの清浄化方法。
  9. 細胞溶解物ストリームが遠心分離ステップに服されていない請求項8に記載の方法。
  10. 孔径が約50から約200ミクロンのフィルタを有する第1の濾過ステップ、第1の濾過ステップの下流にあって第1の濾過ステップと流体的に連絡している、約1から約2ミクロンの孔径を有するプレフィルタを備えたフィルタを有する第2のステップ、およびプレフィルタ層の下流にあって約0.22ミクロンの孔径を有する最終フィルタを含む、プラスミドDNAを含む細胞溶解物ストリームを清浄化するシステム。
  11. 約50から約200ミクロンの孔径を有するフィルタで構成された粗濾過ステップ、約1から約2ミクロンの孔径を有するフィルタを含むプレフィルタステップ、および約0.22ミクロンの孔径を有するフィルタで形成された最終濾過ステップを含む、プラスミドDNAを含む遠心分離されていない細胞溶解物ストリームを清浄化するシステム。
  12. 第1の濾過ステップのフィルタが80ミクロンの孔径のステンレス鋼篩であり、第2の濾過ステップのフィルタが1.2ミクロンの混合セルロースエステルプレフィルタ層およびPVDF、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリアリールスルホン類、ポリフェニルスルホン類およびポリアミド類からなる群から選択される材料で作られたフィルタである請求項10に記載のシステム。
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