JP2005151057A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各筐体を互いに180°回動させて操作部を露出させる携帯通信端末において、操作部を覆う状態にしようとするときに、各筐体を回動させるべき方向を明確化し、操作の迅速化を図り、誤操作を防止し、各筐体の連結機構部への負担を軽減させる。
【解決手段】 表示部7を有する第2の筐体部2が第1の筐体部1の操作部3を露出させる第2の位置となされたとき、この第2の筐体部2が第2の位置となされるときに第1の筐体部1に対して時計回りに回動されたか反時計回りに回動されたかを示す表示を表示部7において行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、いわゆる携帯電話端末、PHS(登録商標)端末、PDA等のような無線送受信によってデータの送受信を行う携帯通信端末に関する。
従来、無線送受信によって種々のデータの送受信を行う携帯通信端末は、多機能化が図られており、電話の送受信やメールの送受信の他、テレビ電話、テレビジョン放送の受信、ウェブサイトの参照などが行えるようになっている。
このような多機能の携帯通信端末においては、受信した画像データや文字データの表示を良好に行うために、表示部として、より大きな画面であるものを備えることが望ましい。
このようにして表示部が大きくなると、装置構成が大型化してしまう。しかし、携帯通信端末において、良好な携帯性を維持するためには、装置構成を大型化することは好ましくない。
そのため、従来の携帯通信端末においては、表示部を大型化しつつも、装置構成が大型化しないようにするため、例えば、公開特許公報(特開平7−288860号公報:特許文献1)に記載されているように、操作部と表示部とをそれぞれ別個の筐体上に設けておき、これら各筐体を互いに回動可能に取り付けて構成したものが提案されている。
このような携帯通信端末においては、携帯電話としての非使用時においては、操作部が設けられた筐体と表示部が設けられた筐体とを重ねた状態とし、表示部が設けられた筐体によって操作部が覆われる状態とすることにより、装置構成が小型化となり、良好な携帯性を確保することができる。そして、この携帯通信端末においては、使用時においては、操作部が設けられた筐体に対して表示部が設けられた筐体を略々180°回動させ、操作部及び表示部がそれぞれ外方側に露出された状態とすることにより、良好な操作性を実現することができる。
特開平7−288860号公報(第4頁〜第6頁:図1)
ところで、上述のような携帯通信端末においては、操作部が設けられた筐体に対して表示部が設けられた筐体を時計回りに180°回動させて操作部を露出させたときには、この表示部が設けられた筐体をさらに時計回りに回動させることはできないようになっている。また、操作部が設けられた筐体に対して表示部が設けられた筐体を反時計回りに180°回動させて操作部を露出させたときには、この表示部が設けられた筐体をさらに反時計回りに回動させることはできないようになっている。
これは、表示部が設けられた筐体が操作部が設けられた筐体に対して180°を越えて回動されてしまうと、これら各筐体内の回路部を接続するためのワイヤハーネスやフレキシブル基板が捻れてしまい、破損してしまう虞れがあるためである。
ところが、上述のような携帯通信端末においては、操作部が露出されている状態において、表示部が設けられた筐体を回動させて操作部を覆う状態にしようとするときには、この表示部が設けられた筐体をいずれの方向に回動させればよいのかがわからない。したがって、この場合には、いずれかの方向への回動を試みて、回動ができなければ、回動方向を反転させるという操作を余儀なくされているのが実情である。
そのため、このような携帯通信端末においては、操作部を覆う状態とするための筐体の回動操作を迅速に行うことができず、また、筐体を誤った方向に回動させようとする操作が頻繁に行われることとなるため、各筐体を回動可能に連結している機構部への負担が大きくなり、この機構部の耐久性が劣化する虞れがある。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、操作部が設けられた筐体に対して表示部が設けられた筐体を180°回動させて操作部を露出させるように構成された携帯通信端末において、操作部が露出されているときに、表示部が設けられた筐体を回動させて操作部を覆う状態にしようとするときに、この表示部が設けられた筐体をいずれの方向に回動させるべきかが明確化され、操作部を覆う状態とするための筐体の回動操作が迅速に行え、また、筐体を誤った方向に回動させようとする操作を防止し、各筐体を回動可能に連結している機構部への負担を軽減させることができる携帯通信端末を提供しようとするものである。
上述の課題を解決するため、本発明に係る携帯通信端末は、一主面部上に操作部を備えた第1の筐体部と、第1の筐体部の一主面部上の一端側においてこの第1の筐体部に対して一端側を回動操作可能に支持され該第1の筐体に対して重なる第1の位置と該第1の筐体に対して時計回りまたは反時計回りに略々180°回転された第2の位置とに亘って回動操作可能となされ該第1の筐体部に対向する側の反対側の主面部上に表示部が設けられた第2の筐体部と、第2の筐体部が第1の位置より第2の位置に回動されるときにこの第2の筐体部が第1の筐体部に対して時計回りに回動されているか反時計回りに回動されているかを検出する回動方向検出手段と、表示部上の表示を制御する表示制御手段とを備え、表示制御部は、第2の筐体部が第2の位置となされたときに、回動方向検出手段による検出結果に応じて、第2の筐体部が第1の筐体部に対して時計回りに回動されたか反時計回りに回動されたかを示す表示を行うことを特徴とするものである。
この携帯通信端末においては、第2の筐体部を第2の位置としたときに、この第2の筐体部が第1の筐体部に対して時計回りに回動されたか反時計回りに回動されたかを示す表示が表示部においてなされるので、この表示を確認することにより、第2の筐体部を第1の位置に戻すときに、この第2の筐体部が第2の位置となされたときに第1の筐体部に対して回動された経路を辿って戻すことができる。
本発明に係る携帯通信端末においては、第2の筐体部を第2の位置としたときに、この第2の筐体部が第1の筐体部に対して時計回りに回動されたか反時計回りに回動されたかを示す表示が表示部においてなされる。
したがって、この携帯通信端末においては、表示部の表示を確認することにより、第2の筐体部を第1の位置に戻すときに、この第2の筐体部が第2の位置となされたときに第1の筐体部に対して回動された経路を辿って戻すことができる。
すなわち、本発明は、操作部が設けられた筐体に対して表示部が設けられた筐体を180°回動させて操作部を露出させるように構成された携帯通信端末において、操作部が露出されているときに、表示部が設けられた筐体を回動させて操作部を覆う状態にしようとするときに、この表示部が設けられた筐体をいずれの方向に回動させるべきかが明確化され、操作部を覆う状態とするための筐体の回動操作が迅速に行え、また、筐体を誤った方向に回動させようとする操作を防止し、各筐体を回動可能に連結している機構部への負担を軽減させることができ、この機構部の耐久性を良好なものとすることができる携帯通信端末を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施の形態の構成(機構部)〕
本発明に係る携帯通信端末は、図1に示すように、第1の筐体部1と、第2の筐体部2とを有して構成されている。これら第1及び第2の筐体部1,2は、それぞれ主面部が互いに略々同一の長方形状となされた薄い筐体として構成されており、図1に示す初期状態において、互いに重ねられた状態となっている。このとき、第2の筐体部2は、第1の筐体部1に対して、第1の位置となっている。
第2の筐体部2は、図2に示すように、第1の筐体部1の一主面部上の一端側において、この第1の筐体部1に対して、一端側を回転操作可能に支持されている。第2の筐体部2が、第1の筐体部1に対して、図2中矢印Aで示す時計方向、または、図2中矢印Bで示す反時計方向に、180°回動されて第2の位置となされることにより、第1の筐体部1の一主面部は、外方に露出されることとなる。
なお、第1の筐体部1に対して第2の筐体部2を時計回りに180°回動させて第1の筐体部1の一主面部を露出させたときには、この第2の筐体部2をさらに時計回りに回動させることはできないようになっている。また、第1の筐体部1に対して第2の筐体部2を反時計回りに180°回動させて第1の筐体部1の一主面部を露出させたときには、この第2の筐体部2をさらに反時計回りに回動させることはできないようになっている。
これは、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して180°を越えて回動されてしまうと、これら各筐体部1,2内に内蔵された回路部を接続するためのワイヤハーネスやフレキシブル基板が捻れてしまい、破損してしまう虞れがあるためである。
第1の筐体部1は、この携帯通信端末の動作を制御する制御手段となる制御部を内蔵しており、一主面部上に操作部3を備えている。この操作部3は、制御部に接続された複数の操作キーを有して構成されている。この操作部3をなす操作キーが押圧操作されると、操作された操作キーに応じた信号が制御部に入力される。この操作部3の複数の操作キーのうちの10個の操作キーは、0乃至9の数字に対応されたテンキーとなされている。
また、この操作部3は、回転ダイヤル4を有する操作ダイヤル部5を備えている。この操作ダイヤル部5は、回転ダイヤル4が回転操作されると、この回転方向及び回転角度に応じた信号を制御部に送るようになっている。また、この操作ダイヤル部5は、回転ダイヤル4の内方側に、複数の操作キー6を有している。この操作ダイヤル部6は、操作キー6が操作されると、この操作に応じた信号を制御部に送るようになっている。
この操作ダイヤル部5は、回転ダイヤル4を回転操作することによって、第2の筐体部2に設けられる表示部7におけるカーソルの移動操作や、表示部7におけるメニュー画面の選択操作などを行うための入力インターフェイスである。
第2の筐体部2の第1の筐体部1に対向する側の反対側の主面部上には、表示部7が設けられている。この表示部7は、例えば、液晶表示装置により構成されており、第1の筐体部1内の表示制御手段ともなる制御部に接続されており、この制御部の制御にしたがって所定の表示を行う。
そして、第1の筐体部1には、他端側部分にマイクロホン部(送話部)8が設けられている。また、第2の筐体部2の他端側部分には、スピーカ部(受話部)9が設けられている。これらマイクロホン部8及びスピーカ部9は、それぞれ制御部に接続されており、電話機としての送話部及び受話部となる。
また、第1の筐体部1には、図示しないカメラ部が内蔵されている。このカメラ部は、撮像レンズと、この撮像レンズが形成する像を撮像する固体撮像素子(CCD)とを有して構成されている。
そして、この携帯通信端末は、第2の筐体部2が第1の位置より第2の位置に回動されるときに、この第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して時計回りに回動されているか反時計回りに回動されているかを検出する回動方向検出手段となる回動方向検出機構を備えている。
この回動方向検出機構は、図3に示すように、第1の筐体部1の一主面部上の他端側に設けられた第1及び第2の光センサ10,11を備えて構成されている。これら光センサ10,11は、第2の筐体部2が第1の位置となされているときには、それぞれが第2の筐体部2に覆われて、外光を検出しない状態となっている。
そして、これら光センサ10,11は、それぞれ第1の筐体部1の一側側及び他側側に位置しており、第2の筐体部2が図3中矢印Aで示す時計方向に回動される場合には、第1の光センサ10が先に外方に露出され、後から第2の光センサ11が外方に露出される。また、第2の筐体部2が図3中矢印Bで示す反時計方向に回動される場合には、第2の光センサ11が先に外方に露出され、後から第1の光センサ10が外方に露出される。
したがって、これら光センサ10,11からの出力信号は、図4に示すように、第2の筐体部2が時計方向に回動される場合には、図4中の(A)に示すように、第1の光センサ10からの出力10Sが先に“H”レベルとなり、後から第2の光センサ11からの出力11Sが“H”レベルとなる。また、第2の筐体部2が反時計方向に回動される場合には、図4中の(B)に示すように、第2の光センサ11からの出力11Sが先に“H”レベルとなり、後から第1の光センサ10からの出力10Sが“H”レベルとなる。
これら各光センサ10,11からの出力10S,11Sが“H”レベルとなるタイミングを監視することにより、第2の筐体部2が時計方向に回動されたか、反時計方向に回動されたかを検出することができる。
この回動方向検出機構は、このような各光センサ10,11からの出力10S,11Sを制御部に送るように構成されている。
そして、制御部は、第2の筐体部2が第2の位置となされたときに、図2に示すように、回動方向検出機構による検出結果に応じて、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して時計回りに回動されたか反時計回りに回動されたかを示す表示12を表示部7において行う。すなわち、各光センサ10,11からの出力10S,11Sのうちいずれか一方が“H”レベルとなったときに、次にこれら出力10S,11Sのうちのいずれが“H”レベルになるかの監視を開始し、この監視中に各出力10S,11Sのうちの他方が“H”レベルになれば、第2の筐体部2の第1の筐体部1に対する回動方向を確定することができる。
この表示12は、図2に示すように、第2の位置になっている第2の筐体部2を第1の位置に戻すときに回動させるべき方向を示す矢印とすることができる。すなわち、この表示12は、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して時計回りに回動されて第2の位置となっている場合には、反時計回りを示す矢印として表示し、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して反時計回りに回動されて第2の位置となっている場合には、時計回りを示す矢印として表示される。
すなわち、この携帯通信端末の使用者は、第2の筐体部2が第2の位置となっている場合において、表示部7における表示12が示す矢印の方向に第2の筐体部2を回動させることにより、この第2の筐体部2を第1の位置に戻すことができる。
なお、この表示12は、矢印に限定されることなく、色分けによる表示や、「R」、「L」、「右」、「左」などの文字、あるいは、その他のアイコンなど、第2の筐体部2を第1の位置に戻すときに回動させるべき方向を標記できるものであれば、どのような表示でもよい。
さらに、この表示12は、表示部7として液晶表示装置のみならずLED等の発光素子を第2の筐体部2に2個以上設けておき、これら発光素子の点灯状態によって表示されるものとしてもよい。例えば、第2の筐体部2の一側側及び他側側にそれぞれLEDを設けておき、第2の筐体部2を第1の位置に戻すときに回動させるべき方向のLEDのみを点灯させることにより、第2の筐体部2を回動させるべき方向を表示することができる。
また、回動方向検出機構は、光センサ10,11に代えて、機械的なスイッチや、リードスイッチを用いても構成することができる。この場合にも、これらスイッチ等を第1の筐体部1の一側側及び他側側に位置させ、第2の筐体部2の回動によってタイミングをずらされて操作されるようにすればよい。さらに、これらスイッチ等は、第1の筐体部1及び第2の筐体部2を回動可能に連結させる回動機構部の近傍に設けてもよい。
さらに、回動方向検出機構は、図5に示すように、第1の筐体部1に対して第2の筐体部2を回動可能に支持する支軸13に突起部14を設けておき、この支軸13の近傍に、支軸15により回動可能に支持された操作扞16及び一対のマイクロスイッチ17,18を設けて構成してもよい。
この場合には、図6に示すように、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して時計回りに回動されることにより、支軸13が、図6中矢印Aで示すように、時計回りに180°回動されると、この支軸13の突起部14は、操作扞16の一端側に当接してこの操作扞16を反時計回りに回動させる。このように反時計回りに回動された操作扞16は、他端側によって、一方のマイクロスイッチ17を押圧操作する。
そして、図7に示すように、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して反時計回りに回動されることにより、支軸13が、図7中矢印Bで示すように、反時計回りに180°回動されると、この支軸13の突起部14は、操作扞16の一端側に当接してこの操作扞16を時計回りに回動させる。このように時計回りに回動された操作扞16は、他端側によって、他方のマイクロスイッチ18を押圧操作する。
すなわち、この回動方向検出機構においては、第2の筐体部2が第2の位置となされたときに、一対のマイクロスイッチ17,18のいずれが操作されたかによって、第2の筐体部2がいずれの方向に回動されて第2の位置となされたかを確定することができる。
さらに、この回動方向検出機構の構成としては、第1の筐体部1及びこの第1の筐体部1に対して第2の筐体部2を回動可能に支持する支軸13にロータリーエンコーダを取付けることによって構成してもよい。このロータリーエンコーダからは、第1の筐体部1に対する第2の筐体部2の回転方向及び回転角度を示す信号が出力される。
〔第1の実施の形態の構成(電子回路部)〕
この携帯通信端末において、図8に示すように、制御部20は、制御ライン21に接続されている。そして、この制御ライン21には、通信回路22、表示部7、操作部3及びメモリ23が接続されている。この制御ライン21に接続されている各ブロックは、制御部20によって制御されて動作する。
通信回路22は、アンテナ24を介して、電話回線に接続された他の通信端末との間で無線データ通信を行う。
そして、通信回路22、表示部7及びメモリ23は、データライン25に接続されている。さらに、このデータライン25には、マイクロホン部8、スピーカ部9及び回動方向検出機構26が接続されている。このデータライン25に接続されている各ブロックは、互いにデータの授受を行うことができる。
〔第1の実施の形態の動作〕
この携帯通信端末において、制御部20は、図9のフローチャートに示すように、ステップst1で、第2の筐体部2が第1の位置にあるとき(閉じた状態)においてスタートしてステップst2に進み、このステップst2において、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して回動されたか(開かれたか)を判別する。第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して回動されたならばステップst3に進み、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して回動されたないならばステップst2に留まる。
ステップst3においては、制御部20は、第2の筐体部2の回動方向が時計回り方向(右方向)であるか否かを判別し、第2の筐体部2の回動方向が時計回り方向であればステップst4に進み、第2の筐体部2の回動方向が反時計回り方向であればステップst5に進む。
ステップst4では、制御部20は、第2の筐体部2が時計回り方向に回動されて第2の位置となったことに対応する表示を行い、ステップst6に進む。ステップst6では、第2の筐体部2が第1の位置に戻されたか(閉じたか)を判別し、第2の筐体部2が第1の位置に戻されたならばステップst7に進んで表示を中止し、第2の筐体部2が第1の位置に戻されていないならばステップst4に戻る。
一方、ステップst5では、制御部20は、第2の筐体部2が反時計回り方向に回動されて第2の位置となったことに対応する表示を行い、ステップst8に進む。ステップst8では、第2の筐体部2が第1の位置に戻されたか(閉じたか)を判別し、第2の筐体部2が第1の位置に戻されたならばステップst7に進んで表示を中止し、第2の筐体部2が第1の位置に戻されていないならばステップst5に戻る。
このようにして、この携帯通信端末においては、第2の筐体部2が第2の位置となされたときに、図2に示すように、回動方向検出機構による検出結果に応じて、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して時計回りに回動されて第2の位置に至ったか反時計回りに回動されて第2の位置に至ったかを示す表示12が表示部7において行われる。
〔第1の実施の形態の効果〕
この携帯通信端末においては、表示部の表示12を確認することにより、第2の筐体部2を第1の位置に戻すときに、この第2の筐体部2が第2の位置となされたときに第1の筐体部1に対して回動された経路を辿って戻すことができる。
したがって、この携帯通信端末においては、操作部3が露出されているときに、表示部7が設けられた第2の筐体部2を回動させて操作部3を覆う状態にしようとするときに、この第2の筐体部2をいずれの方向に回動させるべきかが明確化され、操作部3を覆う状態とするための第2の筐体部2の回動操作が迅速に行え、また、第2の筐体部2を誤った方向に回動させようとする操作を防止し、各筐体1,2を回動可能に連結している機構部への負担を軽減させることができ、この機構部の耐久性を良好なものとすることができる。
〔第2の実施の形態の構成〕
本発明に係る携帯通信端末は、上述のように回動方向検出機構26によって検出される第2の筐体部2の第2の位置に至った回動方向に応じて、回転ダイヤル4の回転方向に対応される動作が選択されるようにすることができる。このような動作の選択は、制御部20によって行われる。
〔第2の実施の形態の動作〕
制御部20は、第2の筐体部2が第2の位置となされたときに、回動方向検出機構26による検出結果に応じて、回転ダイヤル4の回転方向が時計回りであるときに第1の動作を実行し反時計回りであるときに第2の動作を実行する第1の状態と、回転ダイヤル4の回転方向が時計回りであるときに第2の動作を実行し反時計回りであるときに第1の動作を実行する第2の状態とを選択する。
例えば、制御部20は、第1の状態においては、回転ダイヤル4の回転方向が時計回りであるときに、表示部7におけるカーソルを下方に移動させ、反時計回りであるときにカーソルを上方に移動させる動作を行う。これは、回転ダイヤル4を右手の親指で操作する場合に好適である。
そして、制御部20は、第2の状態においては、回転ダイヤル4の回転方向が反時計回りであるときに、表示部7におけるカーソルを下方に移動させ、時計回りであるときにカーソルを上方に移動させる動作を行う。これは、回転ダイヤル4を左手の親指で操作する場合に好適である。
この実施の携帯において、制御部20は、図10のフローチャートに示すように、ステップst9で、第2の筐体部2が第1の位置にあるとき(閉じた状態)においてスタートしてステップst10に進み、このステップst10において、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して回動されたか(開かれたか)を判別する。第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して回動されたならばステップst11に進み、第2の筐体部2が第1の筐体部1に対して回動されたないならばステップst10に留まる。
ステップst11においては、制御部20は、第2の筐体部2の回動方向が時計回り方向(右方向)であるか否かを判別し、第2の筐体部2の回動方向が時計回り方向であればステップst12に進み、第2の筐体部2の回動方向が反時計回り方向であればステップst13に進む。
ステップst12においては、制御部20は、回転ダイヤル4の回転方向と実行する動作の関係を第1の状態とする。そして、ステップst13においては、制御部20は、回転ダイヤル4の回転方向と実行する動作の関係を第2の状態とする。
なお、この携帯通信端末が実行するその他の動作は、上述の第1の実施の形態における動作と同様である。
〔第2の実施の形態の効果〕
この携帯通信端末においては、表示部の表示12を確認することにより、第2の筐体部2を第1の位置に戻すときに、この第2の筐体部2が第2の位置となされたときに第1の筐体部1に対して回動された経路を辿って戻すことができるとともに、このとき、表示12に基づいて、回転ダイヤル4の回転方向に対してどのような動作が実行されるかを判別することができる。
なお、この携帯通信端末において、第2の筐体部2を第2の位置まで回動させるときに、この回動操作を右手で行うか、左手で行うかによって、第2の筐体部2がいずれの方向に回動されるかが決まると考えられる。すなわち、右手で携帯通信端末を保持して右手の親指で第2の筐体部2を回動させる場合には、この第2の筐体部2の回動方向は時計回り方向となり、一方、左手で携帯通信端末を保持して左手の親指で第2の筐体部2を回動させる場合には、この第2の筐体部2の回動方向は反時計回り方向となる。
そして、このようにして第2の筐体部2を回動させた後には、携帯通信端末を保持している側の手の親指によって、操作ダイヤル4を操作すると考えられる。すなわち、回転ダイヤル4は、第2の筐体部2が時計回り方向に回動されて第2の位置となされたときには、右手の親指で操作され、第2の筐体部2が反時計回り方向に回動されて第2の位置となされたときには、左手の親指で操作されるということになる。
この実施の形態においては、第2の筐体部2がいずれの方向に回動されて第2の位置に至ったかによって、回転ダイヤル4の回転方向に対してどのような動作が実行されるかが選択されるので、この回転ダイヤル4の操作状態が、携帯通信端末を保持し第2の筐体部2を回動させた側の手に応じた状態となされる。
本発明に係る携帯通信端末の第1の実施の形態における構成(初期状態)を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態において各筐体部を互いに180°回動させた状態を示す斜視図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態において各筐体部が互いに回動される様子を示す平面図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態において回動方向検出機構において得られる信号を示す波形図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態において回動方向検出機構の構成例を示す平面図である。 上記回動方向検出機構の第1の動作状態を示す平面図である。 上記回動方向検出機構の第2の動作状態を示す平面図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態が備える回路部の構成を示すブロック図である。 上記携帯通信端末の第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 上記携帯通信端末の第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第1の筐体部、2 第2の筐体部、3 操作部、7 表示部、20 制御部、26 回動方向検出機構

Claims (2)

  1. 一主面部上に操作部を備えた第1の筐体部と、
    上記第1の筐体部の一主面部上の一端側において、この第1の筐体部に対して一端側を回動操作可能に支持され、該第1の筐体に対して重なって上記操作部を覆う第1の位置と、該第1の筐体に対して時計回り、または、反時計回りに略々180°回転されて上記操作部を露出させる第2の位置とに亘って回動操作可能となされ、該第1の筐体部に対向する側の反対側の主面部上に表示部が設けられた第2の筐体部と、
    上記第2の筐体部が上記第1の位置より第2の位置に回動されるときに、この第2の筐体部が上記第1の筐体部に対して時計回りに回動されているか反時計回りに回動されているかを検出する回動方向検出手段と、
    上記表示部上の表示を制御する表示制御手段と
    を備え、
    上記表示制御部は、上記第2の筐体部が上記第2の位置となされたときに、上記回動方向検出手段による検出結果に応じて、該第2の筐体部が上記第1の筐体部に対して時計回りに回動されたか反時計回りに回動されたかを示す表示を上記表示部において行う
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 請求項1記載の携帯通信端末であって、
    上記第1の位置の操作部は、回転ダイヤルを有しこの回転ダイヤルの回転方向及び回転角度に応じた信号を出力する操作ダイヤル部を備え、
    上記操作ダイヤル部から出力される信号に基づいて動作の制御を行う制御手段を備え、
    上記制御手段は、上記第2の筐体部が上記第2の位置となされたときに、上記回動方向検出手段による検出結果に応じて、上記回転ダイヤルの回転方向が時計回りであるときに第1の動作を実行し反時計回りであるときに第2の動作を実行する状態と、上記回転ダイヤルの回転方向が時計回りであるときに第2の動作を実行し反時計回りであるときに第1の動作を実行する状態とを選択する
    ことを特徴とする携帯通信端末。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7386748B2 (en) 2006-02-28 2008-06-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and control method
US7551431B2 (en) 2006-06-07 2009-06-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device with rotatable display panel
CN101400224B (zh) * 2007-09-25 2011-08-24 富士通株式会社 蜂窝式电话

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