JP2005150947A - Document reading apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ及びスキャナーや、それらの複合機に設けられる原稿読取装置に関する。 The present invention relates to a copying machine, a facsimile machine, a scanner, and a document reading apparatus provided in a multifunction machine thereof.
近年、原稿載置板上に載置された静止原稿を読み取るフラットベッドスキャナ(FBS)と複数の原稿を自動的に読み取る複数原稿自動読取部(ADF)とを備えたコピー機や複写機能付きファクシミリ装置が原稿読取装置として主流になりつつある。これらの原稿読取装置では、原稿の送り方向(副走査方向)の長さを検出する技術が提案されている。例えば特許文献1では、原稿が搬送経路に供給されたとき、原稿の先端と後端を検出するセンサが設けられている。そして、複数原稿自動読取部を利用してコピー等を行う場合は、原稿を原稿台に載置して、スタートキーを操作すると、原稿が1枚ずつ分離されながら供給される。そして、原稿が供給された搬送経路では、原稿の先端及び後端を検出するセンサにて、先端及び後端を検出する。そして、原稿の先端検出から後端検出までの間、原稿を搬送するローラを駆動するモータの回転数をカウントするようにしている。そして、このカウント数が、予めメモリに記憶された設定カウント数と一致しているか否かが、原稿後端検出時に判定され、一致している場合に、原稿の送り方向長さを判定できるようにしている。又、特許文献2では、原稿の先端検出から後端検出までの間のローラ回転時間に基づいて、原稿の送り方向長さを判定できるようにしている。
しかし、原稿の先端検出と後端検出を行うセンサが、先端検出と後端検出を行った際、搬送経路に設けられたローラの紙滑り等に起因して、特許文献1ではカウント数と設定カウント数が一致しない場合がある。又、特許文献2では、ローラ回転時間が長くなって、原稿の送り方向長さが正しく判定できない場合がある。このような場合、エラーとなり、このため、原稿読取装置では、搬送経路のローラのメンテナンス作業を行う必要がある。
However, when the sensor for detecting the leading edge and the trailing edge of the document performs the leading edge detection and the trailing edge detection, the count number and the setting are set in
本発明の目的は、原稿の搬送経路に設けられたローラの紙滑り等により、原稿の先端検出から後端検出までの間に要する実時間指標が、基準時間指標と不一致の場合、基準時間指標の調整ができ、このことによって、搬送経路のローラのメンテナンスを極力不要とすることができる原稿読取装置を提供する。 An object of the present invention is to provide a reference time index when the real time index required from the leading edge detection to the trailing edge detection of a document does not match the reference time index due to a paper slip of a roller provided in the document conveyance path. Thus, it is possible to provide a document reading apparatus that can minimize the maintenance of the rollers in the conveyance path.
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、原稿の先端及び後端を検出する検出手段と、前記検出手段の原稿の先端検出と後端検出間の実時間指標を計測する計測手段と、前記原稿の前記検出手段を通過するに要する基準時間指標を予め記憶する記憶手段と、前記実時間指標と前記記憶手段に記憶した基準時間指標との比較に基づいて、原稿の送り方向の長さを判定する判定手段を備えた原稿読取装置において、前記実時間指標が前記基準時間指標と一致しないときには、前記基準時間指標を補正する補正手段を備えたことを特徴とする原稿読取装置を要旨とするものである。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention described in
請求項2の発明は、原稿の先端及び後端を検出する検出手段と、前記検出手段の原稿の先端検出と後端検出間の実時間指標を計測する計測手段と、前記原稿の前記検出手段を通過するに要する基準時間指標を予め記憶する記憶手段と、前記実時間指標と前記記憶手段に記憶した基準時間指標との比較に基づいて、原稿の送り方向の長さを判定する判定手段を備えた原稿読取装置において、前記実時間指標が前記基準時間指標と一致しない回数が所定回数を超えたときは、前記基準時間指標を補正する補正手段を備えたことを特徴とする原稿読取装置を要旨とするものである。 According to a second aspect of the present invention, there is provided a detecting means for detecting the leading edge and the trailing edge of the document, a measuring means for measuring a real time index between the leading edge detection and the trailing edge detection of the detecting means, and the detecting means for the document. Storage means for preliminarily storing a reference time index required to pass the document, and determination means for determining the length of the document feed direction based on a comparison between the real time index and the reference time index stored in the storage means An original reading apparatus comprising: a correcting unit that corrects the reference time index when the number of times that the real time index does not match the reference time index exceeds a predetermined number. It is a summary.
請求項3の発明は、原稿の先端及び後端を検出する検出手段と、前記検出手段の原稿の先端検出と後端検出間の実時間指標を計測する計測手段と、前記原稿の前記検出手段を通過するに要する基準時間指標を予め記憶する記憶手段と、前記実時間指標と前記記憶手段に記憶した基準時間指標との比較に基づいて、原稿の送り方向の長さを判定する判定手段を備えた原稿読取装置において、前記基準時間指標を補正する基準時間指標補正手段を備えたことを特徴とする原稿読取装置を要旨とするものである。 According to a third aspect of the present invention, there is provided a detecting means for detecting the leading edge and the trailing edge of the document, a measuring means for measuring a real time index between the leading edge detection and the trailing edge detection of the detecting means, and the detecting means for the document. Storage means for preliminarily storing a reference time index required to pass the document, and determination means for determining the length of the document feed direction based on a comparison between the real time index and the reference time index stored in the storage means The gist of the original reading apparatus includes a reference time index correcting means for correcting the reference time index.
請求項1乃至請求項3の発明によれば、原稿の搬送経路に設けられたローラの紙滑り等により、原稿の先端検出から後端検出までの間に要する実時間指標が、基準時間指標と不一致の場合、基準時間指標の調整ができる。このことによって、搬送経路のローラのメンテナンスを極力不要とすることができる効果を奏する。 According to the first to third aspects of the present invention, the real time index required between the leading edge detection and the trailing edge detection of the document due to a paper slip of a roller provided in the document conveyance path is the reference time index. If there is a discrepancy, the reference time index can be adjusted. As a result, there is an effect that it is possible to minimize the maintenance of the rollers in the conveyance path.
請求項1の発明によれば、実時間指標が基準時間指標と一致しないときには、補正手段にて、基準時間指標を補正することにより、上記効果を実現することができる。
請求項2の発明によれば、実時間指標が前記基準時間指標と一致しない回数が所定回数を超えたときは、補正手段にて、基準時間指標を補正することにより、上記効果を実現することができる。そして、請求項2の発明によれば、たまたま紙滑りが生じて、その後に紙滑りが無くなった場合には、基準時間指標を補正することがない。
According to the first aspect of the present invention, when the real time index does not coincide with the reference time index, the above effect can be realized by correcting the reference time index by the correcting means.
According to the second aspect of the present invention, when the number of times that the real time index does not match the reference time index exceeds a predetermined number, the effect is realized by correcting the reference time index by the correcting means. Can do. According to the second aspect of the present invention, when the paper slip happens to occur and the paper slip disappears thereafter, the reference time index is not corrected.
請求項3の発明によれば、基準時間指標補正手段にて、基準時間指標を補正することにより、上記効果を実現することができる。 According to the invention of claim 3, the above-mentioned effect can be realized by correcting the reference time index by the reference time index correcting means.
(第1実施形態)
以下、本発明の画像形成装置を複写機能付きファクシミリ装置(以下、複合機という)に具体化した一実施形態を図1〜図4を参照して説明する。
(First embodiment)
Hereinafter, an embodiment in which the image forming apparatus of the present invention is embodied in a facsimile machine with a copying function (hereinafter referred to as a multifunction machine) will be described with reference to FIGS.
図2に示すように、原稿読取装置としての複合機10の上部には、原稿を連続的に搬送して表裏両面を読み取るために複数の原稿を連続的に搬送するための原稿給送部11、静止画像を読み取るための原稿載置部12、原稿読み取り機構を備えた原稿読取機構部13が装設されている。また、複合機10の下部には、それぞれ図示しない周知の記録紙供給部、記録部及び記録紙排出部が装設されている。
As shown in FIG. 2, on the upper part of the
原稿給送部11は、読取前の複数の原稿を、積層状態で載置する原稿台14と、読取後の原稿を積層状態で載置する原稿排出台15とを備えている。また、原稿給送部11は、原稿台14に載置された複数枚の原稿の先端が当接される開閉可能なシャッター16と、閉鎖状態のシャッター16に先端が当接された複数枚の原稿のうち一番上の原稿に当接して前方へ搬送するピックアップローラ17とを備えている。なお、原稿の先端とは、原稿の送り方向側の端をいい、後端とは、反送り方向側の端をいう。さらに、原稿給送部11は、ピックアップローラ17によりシャッター16を通過して搬送された原稿を1枚ずつ分離して前方へ送り込む分離ローラ18及び分離パッド18aを備えている。本実施形態の搬送経路は、分離ローラ18から、原稿排出台15への原稿の排出口までが1つの経路となるように構成されている。分離ローラ18は、原稿送り込みローラに相当する。
The
また、図1及び図2に示すように、原稿給送部11は、搬送経路に沿って順にレジストローラ19、第1給送ローラ20、第2給送ローラ21、表面読取用ローラ22、第3給送ローラ23、裏面読取用ローラ24、第4給送ローラ25を備えている。レジストローラ19、第1給送ローラ20、第2給送ローラ21、第3給送ローラ23及び第4給送ローラ25は、それぞれアイドルローラ19a,20a,21a,23a,25aを備えている。各ローラ17〜25は、1つのステップモータ26(図3に図示)に作動連結されている。分離ローラ18及びレジストローラ19は、それぞれ電磁式のクラッチ27,28(図3に図示)を介してステップモータ26に作動連結されている。さらに、原稿給送部11は、裏面読取用ローラ24に対向配置された密着型イメージセンサ29を備えている。密着型イメージセンサ29は読取部に相当する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図1に示すように、原稿給送部11の原稿台14には、原稿台14上に載置された原稿の幅に基づいて主走査方向のサイズを検知するための原稿サイズ検知センサDLSが設けられている。また、ピックアップローラ17とシャッター16との間には、シャッター16に当接された原稿の有無を検知する原稿有無検知センサDS1が設けられている。また、分離ローラ18とレジストローラ19との間における分離ローラ18寄りには、搬送される原稿の位置を検知する第1原稿位置検知センサDSSが設けられている。本実施形態では、第1原稿位置検知センサDSSは本発明の原稿の先端及び後端を検出する検出手段に相当する。また、レジストローラ19の近傍には、レジストローラ19に原稿の先端が当接したことを検知するためのレジストセンサDRSが設けられている。また、第1給送ローラ20と第2給送ローラ21との間における第2給送ローラ21寄りには、原稿の位置を検知する第2原稿位置検知センサDS2が設けられている。さらに、第3給送ローラ23と裏面読取用ローラ24との間には、原稿の位置を検知する第3原稿位置検知センサDS3が設けられている。複合機10の搬送経路カバーKは、前記各ローラ、前記各種センサ、密着型イメージセンサ29を覆うように配置されるとともに、複合機10の上部ケースUKに対して着脱可能に設けられている。
As shown in FIG. 1, a document size detection sensor DLS for detecting the size in the main scanning direction based on the width of the document placed on the document table 14 is provided on the document table 14 of the
図2に示すように、原稿載置部12は、上面に原稿を載置するための透明な原稿載置板30と、その原稿載置板30上において開閉回動可能に配設された押え蓋31とを備えている。そして、原稿給送部11の原稿台14及び原稿排出台15は、この原稿載置部12の押え蓋31上に配設されている。
As shown in FIG. 2, the
また、図1及び図2に示すように、読取部を構成する原稿読取機構部13は、原稿給送部11の表面読取用ローラ22に対抗配置された透光板32と、この透光板32上を通過する原稿または原稿載置板30上に載置された原稿に光を照射する光源33とを備えている。また、原稿読取機構部13は、原稿からの反射光の光路を変更する第1ミラー34、第2ミラー35及び第3ミラー36と、光源33及び第1〜第3ミラー34〜36を移動させるための図示しない周知の移動機構とを備えている。さらに、原稿読取機構部13は、第3ミラー36からの光を収束させる集光レンズ37と、その集光レンズ37を通して入射した光に基づき原稿の画像を読み取るとともに、その読み取った原稿の画像信号を出力する撮像素子(CCD)38とを備えている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the document
光源33及び第1ミラー34は、移動機構によって副走査方向に移動配置される第1キャリッジ39に支持されている。第2及び第3ミラー35,36は、同じく副走査方向に移動配置される第2キャリッジ40に支持されている。第1キャリッジ39は、移動機構により第2キャリッジ40の2倍の移動速度で移動される。そして、第1キャリッジ39及び第2キャリッジ40は、その移動範囲のほぼ中央に設定された待機位置P1から、透光板32の真下に対向位置する読取位置P2とに移動配置される。また、原稿載置板30の原稿給送部11側における端部の真下に対向位置する位置P3と、原稿載置板30の反対側における端部の真下に対抗位置する位置P4との間を移動される。
The
以上のように構成された原稿給送部11と原稿読取機構部13とは原稿自動読取装置(ADF)を構成し、第1及び第2キャリッジ39,40を読取位置P2に配置した状態で、透光板32上を通過する原稿を読み取る。また、原稿載置部12と原稿読取機構部13とはフラットベッドスキャナ(FBS)を構成し、第1及び第2キャリッジ39,40を位置P3から位置P4まで移動させることにより、原稿載置板30上に載置された原稿を読み取る。
The
次に、本実施形態の電気的構成について説明する。
図3に示すように、複合機10は、各センサDLS,DS1,DSS,DRS,DS2,DS3と、原稿読み取り用のスタートボタン41とから入力する各信号に基づいて、ステップモータ26、分離ローラクラッチ27、レジストローラクラッチ28、密着型イメージセンサ29及び撮像素子38を制御する制御装置42を備えている。また、ストップボタン45から入力する信号により、制御装置42は、ステップモータ26を停止させる。制御装置42は、MPU、ROM,RAM等を備えると共に、原稿の副走査方向や主走査方向におけるサイズ等を記憶するための読み出し書き込み可能な記憶部43を備えている。本実施形態では、EEPR0Mにて記憶部43が構成されている。また、制御装置42は、原稿が分離ローラ18から繰り込まれた原稿の送り込み量をカウントするために、ステップモータ26のステップ数をカウントするようにされており、記憶部43のカウント領域(図示しない)にそのカウント数を記憶する。又、記憶部43の設定カウント数記憶領域には、予め基準時間指標として設定カウント数CRが、定形サイズ毎に記憶されており、後述するフローチャートにおいて、原稿の横方向のサイズが確定したときに、一義的に、その横方向のサイズに対応した1つの設定カウント数CRが読み出されるようになっている。制御装置42は、判定手段、計測手段及び補正手段に相当する。又、分離ローラ18は、原稿搬送ローラに相当する。記憶部43は記憶手段に相当する。
Next, the electrical configuration of the present embodiment will be described.
As shown in FIG. 3, the
表示手段としての表示装置44は、制御装置42に電気的に接続されている。表示装置44は、LCD(液晶表示装置)からなり、制御装置42の表示制御により、種々の表示を行う。
A
制御装置42は、前記各種センサの検出信号に基づいて、原稿台14上に載置された複数の原稿を一枚ずつ搬送経路に送り込み、搬送経路に沿って搬送している間に、撮像素子38、密着型イメージセンサ29にて原稿の表面及び裏面の読み取りを行なわせ、読み取りが行なわれた原稿を原稿排出台15に順次排出する読取制御を実行する。
Based on the detection signals of the various sensors, the
なお、図3において図示はしないが、制御装置42には、受信画像データや前記読取部が読み取った画像データを記録する記録部、記録紙を記録部に供給する記録紙供給部、ファクシミリ用のモデム、NCU、コーデック等が接続されているが、これらは本発明と直接関係しないため、説明を省略する。
Although not shown in FIG. 3, the
次に、複合機10の処理動作について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4は制御装置42のMPUがROMに格納した制御プログラムに基づいて実行する原稿サイズ判定処理のフローチャートである。なお、以下のSはステップを表す。
Next, the processing operation of the
原稿が原稿台14に載置され、スタートボタン41が操作されると、ステップモータ26によって分離ローラ18等の各ローラがステップモータ26にて駆動されて、原稿台14上の1枚の原稿が送り方向に駆動されて搬送経路に供給される。S10で、原稿の先端が第1原稿位置検知センサDSSにて検出されると、S20において、制御装置42は、原稿サイズ検知センサDLSからの検出信号に基づいて原稿の横方向(原稿の送り方向とは直交する方向(主走査方向))のサイズ(定形サイズ)を確定する。S30では、制御装置42は原稿の先端が検出されてからの、ステップモータ26のステップ数のカウントを行う(S30)。このときのカウント数をCで表す。
When the document is placed on the document table 14 and the
S40では、制御装置42はS30において前記原稿の横方向のサイズの確定によって一義的に割り出される設定カウント数CRを記憶部43の設定カウント数記憶領域から読み出し、カウント数Cが、設定カウント数CR以上になったか否かを判定する。カウント数Cが設定カウント数CR未満の場合は、S30に戻る。カウント数Cが設定カウント数CR以上の場合は、S50において、制御装置42は原稿の後端検出が第1原稿位置検知センサDSSにて行われた否かを判定する。原稿の後端検出が行われていない場合には、制御装置42はS30に戻り、S30でステップモータ26のステップ数のカウントを行う。
In S40, the
S50において、原稿の後端検出が行われると、S60において、制御装置42は、カウント数Cと設定カウント数CRの差ΔCを算出し、S70において、カウント数Cを0にリセットする。ここで、原稿の先端検出から、後端検出までの設定カウント数CRが実時間指標に相当する。次のS80では、差ΔCが、予め設定されている許容値Ck以下か否かを判定する。差ΔCが、予め設定されている許容値Ckを超えている場合には、S110において、制御装置42はエラー処理を行う、本実施形態では、表示装置44にて、エラーの表示を行い、原稿の搬送を停止すべく、ステップモータ26を停止する。
When the trailing edge of the document is detected in S50, the
S80において、差ΔCが、予め設定されている許容値Ck以下であれば、S90の更新処理において、制御装置42は設定カウント数CRを補正すべく、設定カウント数記憶領域に記憶している設定カウント数CRに対して差ΔCを加算した値を、新たな設定カウント数CRとして更新し、設定カウント数記憶領域に格納する。なお、設定カウント数CRを更新する際、差ΔCの代わりに、加算値として許容値Ck等の定数や、試験を行って得た試験値を加算したり、その時々に算出した複数の差ΔCを履歴として記憶部43に記憶し、その複数の差ΔCの平均値を加算値として加算してもよい。
In S80, if the difference ΔC is equal to or smaller than the preset allowable value Ck, in the update process of S90, the
次のS100において、制御装置42は原稿のサイズ(原稿の送り方向のサイズ)を前記カウント数Cに基づいて、確定し、フローチャートを終了する。このS100におけるサイズ確定は、原稿の送り方向長さの判定に相当する。
In next step S100, the
本実施形態によれば、原稿を搬送時に分離ローラ18に紙滑りが生じ、ステップモータ26のステップ数のカウント数Cが、設定カウント数CR以上になった際、その差ΔCが許容値Ck以下の場合に、設定カウント数CRに対して差ΔCを加算して、更新するようにした。このため、更新できる間は、原稿の搬送を停止することがなくなるため、搬送経路のローラのメンテナンスを極力不要とすることができる。
According to the present embodiment, when the original is transported, a paper slip occurs on the
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図5を参照して説明する。第2実施形態のハード構成は、第1実施形態と略同じ構成であるため、第1実施形態と同一構成については同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。図5は図4は制御装置42のMPUが実行する原稿サイズ判定処理のフローチャートであり、第1実施形態と同一ステップは、同一符号を付してその説明を省略する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. Since the hardware configuration of the second embodiment is substantially the same as that of the first embodiment, the same components as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and different points will be mainly described. FIG. 5 is a flowchart of the document size determination process executed by the MPU of the
第2実施形態では、S80において、差ΔCが、予め設定されている許容値Ck以下であれば、S82において、制御装置42は差ΔCが許容値Ck以下である回数をカウントする。このときのカウント回数をNで表す。次のS84において、制御装置42は、カウント回数Nが、予め定めておいた所定回数としての設定回数Naに達したか否かを判定する。S84でカウント回数Nが設定回数Naに達していない場合、制御装置42はS100にジャンプする。S84で、カウント回数Nが設定回数Naに達している場合、制御装置42はS90において、設定カウント数CRを更新する。S90の設定カウント数CRの更新処理が終了すると、制御装置42はS95において、カウント回数Nを0にリセットする。
In the second embodiment, if the difference ΔC is equal to or smaller than the preset allowable value Ck in S80, the
さて、第2実施形態によれば、原稿を搬送時に分離ローラ18に紙滑りが生じ、ステップのカウント数Cが、設定カウント数CR以上になった際、その差ΔCが許容値Ck以下の場合に、差ΔCが許容値Ck以下になった回数をカウントする。そして、カウント回数Nが、設定回数Naに達したときに、設定カウント数CRの更新処理を行うようにした。この結果、たまたま紙滑りが生じて、その後に紙滑りが無くなった場合には、たまたま紙滑りが生じた場合においては、設定カウント数CRの更新処理を行うことがない。そして、カウント回数Nが、設定回数Naに達した場合、設定カウント数CRが更新処理されるため、この場合には、原稿の搬送を停止することがなくなり、搬送経路のローラのメンテナンスを極力不要とすることができる。
Now, according to the second embodiment, when the original is transported, a paper slip occurs on the
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を図3及び図6を参照して説明する。第3実施形態では、制御装置42に対して基準時間指標補正手段としての基準時間指標補正キー群50が接続されている。基準時間指標補正キー群50は、基準時間指標を補正入力するためのテンキー及び入力モード設定キーを備える。入力モードキーを入力すると、基準時間指標を補正入力するためのモードとなり、このモードの状態で、基準時間指標補正キー群50のテンキーを入力することにより、基準時間指標である設定カウント数CRを入力することができ、入力された値は、記憶部43の設定カウント数記憶領域に格納される。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. In the third embodiment, a reference time index correction
第3実施形態における原稿サイズ判定処理のフローチャートを図6に示す。同図に示すようにフローチャートのうち、第1実施形態のS90の代わりにS90Aの処理が行われることが異なっている。S80において、差ΔCが予め設定されている許容値Ck以下であれば、S90Aにおいて、表示装置44の画面に設定カウント数CRの再設定を促す表示を行い、S100に移行する。
A flowchart of document size determination processing in the third embodiment is shown in FIG. As shown in the figure, in the flowchart, the process of S90A is performed instead of S90 of the first embodiment. If the difference ΔC is less than or equal to the preset allowable value Ck in S80, a display prompting the user to reset the set count number CR is displayed on the screen of the
操作者はこの表示に従い、複合機10の原稿の搬送が停止している状態で、基準時間指標補正キー群50を入力操作し、設定カウント数CRの値が、前の値に対して任意の値分を加算した値となるように設定を行う。この任意の値の代わりに、試験等により得られた値を、予めマニュアル等に記載して推奨し、この値を操作者に入力させるようにしてもよい。この入力により、制御装置42は、記憶部43の設定カウント数記憶領域に新しい設定カウント数CRを格納する。なお、基準時間指標補正キー群50にて入力操作される場合、制御装置42は、表示装置44に対して現在の値である設定カウント数CRを表示させて、この値を参考に入力を促すようにしてもよい。
According to this display, the operator inputs the reference time index correction
この設定カウント数CRが新しく設定された後においては、図6の原稿サイズ判定処理のフローチャートでは、制御装置42は再設定された設定カウント数CRに基づいて、S40に処理を行うことになる。
After the set count number CR is newly set, in the flowchart of the document size determination process in FIG. 6, the
第3実施形態によれば、ローラに紙滑りが生じた場合、許容値Ck以下であれば、基準時間指標補正キー群50にて設定カウント数CRを再設定できる。このため、原稿の搬送を停止することがなくなり、搬送経路のローラのメンテナンスを極力不要とすることができる。
According to the third embodiment, when the paper slips on the roller, the set count number CR can be reset by the reference time index correction
なお、前記各実施形態では、実時間指標としてカウント数Cを、基準時間指標として設定カウント数CRとした。これに代えて、実時間指標を、原稿の先端検出から後端検出までの時間とし、基準時間指標を、その目標時間として設定するようにしてもよい。 In each of the above embodiments, the count number C is used as the real time index, and the set count number CR is used as the reference time index. Instead, the real time index may be set as the time from the leading edge detection to the trailing edge detection of the document, and the reference time index may be set as the target time.
また、第1実施形態、第2実施形態は、原稿の両面を読み取るようにしたが、一面側のみを読み取る原稿読取装置に具体化してもよい。又、本発明を複合機ではなく、コピー機や、ファクシミリ装置に具体化してもよい。 In the first embodiment and the second embodiment, both sides of the document are read, but may be embodied in a document reading apparatus that reads only one side. Further, the present invention may be embodied in a copying machine or a facsimile machine instead of a multifunction machine.
DSS…第1原稿位置検知センサ(検出手段)
10…複合機
18…分離ローラ
42…制御装置(計測手段、補正手段、判定手段)
43…記憶部(記憶手段)
50…基準時間指標補正キー群(基準時間指標補正手段)
DSS: First document position detection sensor (detection means)
DESCRIPTION OF
43 ... Storage section (storage means)
50: Reference time index correction key group (reference time index correction means)
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003382846A JP2005150947A (en) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | Document reading apparatus |
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- 2003-11-12 JP JP2003382846A patent/JP2005150947A/en active Pending
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