JP2005150916A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、送信相手先がIP電話に接続されているか公衆回線網に接続されているかで通信速度を切り換えて安定した送信を行うファクシミリ装置に関する。
【解決手段】ファクシミリ装置FX1は、IPネットワークIPNET1、2と公衆回線網PSTNにIP電話アダプタIPADP1を介して接続され、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否かに基づいてIPネットワークIPNET1、2と公衆回線網PSTNのいずれに接続するかを判断し、IPネットワークIPNET1、2に接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げる。したがって、不安定なIPネットワークIPNET1、2上でも安定したファクシミリ通信を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファクシミリ装置に関し、詳細には、送信相手先がIP電話に接続されているか公衆回線網に接続されているかで通信速度を切り換えて安定した送信を行うファクシミリ装置に関する。
DSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)、ケーブルネットを使用するブロードバンドサービスが普及し、それに伴いIP(Internet Protocol)ネットワークを使用して、音声を流すIP(Internet Protocol)電話が普及しつつある。
IP電話は、VoIP(Voice over IP)と呼ばれるIPネットワーク上で音声通話を実現する技術を使用しており、現在ではH.323と呼ばれる通信規約がITU−Tで標準勧告されている。また、IETF(Internet Engineering Task Force)によりSIP(Session Initiation Protocol)と呼ばれる別のプロトコルを規定している。
IP電話は、公衆回線を使用する電話に比較して、通信費が安価であり、また、IP電話アダプタを使用することで、従来の公衆回線用の電話を使用することができる。
IP電話アダプタは、VoIP機能を搭載し、IPネットワークを用いた音声通話を実現するとともに、公衆回線を使用した電話を切り換えて使用することができ、これらの切換は電話機から行うことができる。
IP電話に相手から着信するためには、IP電話に電話番号がなければならないが、近年、総務省がIP電話専用番号をプロバイダ等に割り当てを開始した。IP電話専用番号は、050から始まる11桁の電話番号で、IP電話サービスを提供するプロバイダは、050に続く4桁の番号が事業者識別番号として割り当てられ、事業者識別番号に続く4桁の番号がユーザに割り当てられる。また、多くのユーザを持つプロバイダには複数の事業者識別番号が割り当てられる。
ただし、現在のサービスでは、050番号を持つIP電話同士でも加入しているプロバイダ業者が異なると、IP電話で通話できない場合があり、プロバイダ間の協力関係が成立している場合は、プロバイダ業者が異なってもIP電話で通話できる。
このように、IP電話は、通信費が安価ではあるが、IPネットワークでは、ルータでのキュー待ちや処理遅延、細いアクセス回線でのロングパケット、蓄積交換部分でのキュー待ちや一時的な輻輳などの原因で必ず揺らぎが発生する。そのため、他の通信により音声パケットの到達時間の間隔が保証されない。
揺らぎは、VoIP機器内でパケットを音声に復号する際のバッファ処理でそれを吸収することはできるが、吸収しきれない場合には、VoIP機器内で音声パケットが破棄される。これら音声パケットの遅延と破棄により、音声品質が低下してしまう。
IPネットワークを原因とする音声パケットの遅延と破棄は、優先制御を導入することである程度解決することはできるが、宅内のVoIP機器から、IPネットワーク内の全てのルータ、スイッチを対象としたエンドツーエンドで音声品質を確保する必要がある。
そして、VoIP機器に、ITU−TのT.30で標準勧告された公衆電話網用のG3ファクシミリ装置を接続した場合、IPネットワークでのファクシミリ通信は不安定なものとなり、音声品質の低下に伴い通信が正常に行われない場合がある。
上記ファクシミリ装置において、IPネットワークに接続した場合は、送信側及び受信側装置が持つ最高通信速度より通信速度を下げる機能を持つことで、通信品質が低下した場合も安定した通信を行うことができる。
そして、従来、一般回線において、通信速度を制御する技術は、存在する(特許文献1から特許文献3参照)。
特開平11−164117号公報 特開2000−078307号公報 特開2003−18380号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、通信速度を制御するが、IPネットワークに接続するか否かを判断して、通信速度を制御することは行っておらず、改良の必要があった。
すなわち、IPネットワークに接続した場合は、送信側及び受信側装置が持つ最高通信速度より通信速度を下げる機能を持つことで、通信品質が低下した場合も安定した通信を行うことができるが、この場合、IPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを、判断する必要があるが、従来技術は、IPネットワークに接続するか否かを判断して、通信速度を制御することは行っておらず、改良の必要があった。
そこで、請求項1記載の発明は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断し、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、簡単にIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現するファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの事業者識別番号を記憶手段に登録し、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が記憶手段の自機の事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断し、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現するファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項3記載の発明は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの複数の事業者識別番号を記憶手段に登録し、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が記憶手段の自機の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断し、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、プロバイダに複数の事業者識別番号が割り当てられている場合にも、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現するファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項4記載の発明は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、自機がIP電話で相互通信が可能な全てのプロバイダの事業者識別番号を記憶手段に登録し、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が記憶手段の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断して、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、IP電話による相互通信が可能なプロバイダと相互通信が不可なプロバイダが混在している場合にも、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現するファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のファクシミリ装置は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明のファクシミリ装置は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの事業者識別番号を登録する記憶手段と、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が前記記憶手段の自機の事業者識別番号と同じであるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段と、を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、上記目的を達成している。
請求項3記載の発明のファクシミリ装置は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの複数の事業者識別番号を登録する記憶手段と、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が前記記憶手段の自機の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段と、を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、上記目的を達成している。
請求項4記載の発明のファクシミリ装置は、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、自機がIP電話で相互通信が可能な全てのプロバイダの事業者識別番号を登録する記憶手段と、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が前記記憶手段の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段と、を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることにより、上記目的を達成している。
請求項1記載の発明のファクシミリ装置によれば、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断し、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げるので、簡単にIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
請求項2記載の発明のファクシミリ装置によれば、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの事業者識別番号を記憶手段に登録し、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が記憶手段の自機の事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断し、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げるので、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
請求項3記載の発明のファクシミリ装置によれば、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの複数の事業者識別番号を記憶手段に登録し、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が記憶手段の自機の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断し、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げるので、プロバイダに複数の事業者識別番号が割り当てられている場合にも、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
請求項4記載の発明のファクシミリ装置によれば、IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介してIPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うに際して、自機がIP電話で相互通信が可能な全てのプロバイダの事業者識別番号を記憶手段に登録し、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が記憶手段の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークと公衆回線のいずれに接続するかを判断して、IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げるので、IP電話による相互通信が可能なプロバイダと相互通信が不可なプロバイダが混在している場合にも、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークに接続するか公衆回線に接続するかを判断して、IPネットワークに接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワーク上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図7は、本発明のファクシミリ装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のファクシミリ装置の一実施例を適用したファクシミリ装置FX1の適用されるファクシミリ通信網1の概略構成図である。
図1において、ファクシミリ通信網1は、回線網として公衆回線網PSTNと、それぞれ異なるプロバイダによって運用されている2つのIPネットワークIPNET1、IP2と、を有し、公衆回線網PSTNとIPネットワークIPNET1及びIPネットワークIPNET1とIPネットワークIPNET2とがそれぞれゲートウェイGW1とゲートウェイGW2で接続されている。
公衆回線網PSTNには、交換機MBX及びVoIP機能を有するIP電話アダプタIPADP1を介してファクシミリ装置FX1と公衆回線網用の電話機TEL1が接続されており、こられのファクシミリ装置FX1と電話機TEL1は、上記IP電話アダプタIPADP及び集合型DSLモデム装置DSLAM(Digital Subscriver Line Access Multiplexer)を介してIPネットワークIPNET1に接続されている。
IPネットワークIPNET1には、VoIP機能を有するIP電話アダプタIPADP2を介してファクシミリ装置FX2が接続されており、また、VoIP機能を有するIP電話アダプタIPADP3を介してファクシミリ装置FX3が接続されている。
また、IPネットワークIPNET2には、VoIP機能を有するIP電話アダプタIPADP4を介してファクシミリ装置FX4が接続されている。
そして、ファクシミリ装置FX1は、上述のように、IP電話アダプタIPADP1及び交換機MBXを介して公衆回線網PSTNに接続されているとともに、IP電話アダプタIPADP1及び集合型DSLモデム装置DSLAMを介してIPネットワーク1にも接続されており、IP電話番号として、「050−1000−1111」が割り当てられている。
交換機MBXは、公衆回線網PSTNの電話局内の交換機であり、公衆回線網PSTNの交換機能を有している。
集合型DSLモデム装置DSLAMは、DSLサービスにおいて、局内に設置され、数十〜数百回線の加入者線を収納して、帯域をまとめて回線に伝送する機能を有している。
ゲートウェイGW1は、公衆回線網PSTNとIPネットワークIPNET1とを接続し、ゲートウェイGW2は、IPネットワークIPNET1とIPネットワークIPNET2とを接続する。
ファクシミリ装置FX2は、IP電話専用番号として、「050−1000−2222」が割り当てられており、ファクシミリ装置FX3は、IP電話専用番号として、「050−1001−3333」が割り当てられている。
また、ファクシミリ装置FX4は、IP電話専用番号として、「050−2000−4444」が割り当てられている。
そして、このファクシミリ通信網1では、ファクシミリ装置FX1からファクシミリ装置FX2にファクシミリ送信する場合には、ファクシミリ装置FX2は、ファクシミリ装置FX1と事業者識別番号が同じであるため、同じIPネットワークIPNET1に接続され、IP電話による相互通信が可能であると判断することができる。
また、ファクシミリ装置FX1からファクシミリ装置FX3にファクシミリ送信する場合には、ファクシミリ装置FX3はファクシミリ装置FX1と事業者識別番号は異なるが、同一のプロバイダに割り当てられた複数の事業者識別番号の一つであるため、同じIPネットワークIPNET1に接続され、IP電話による相互通信が可能であると判断することができる。
さらに、ファクシミリ装置FX1からファクシミリ装置FX4にファクシミリ送信する場合には、ファクシミリ装置FX4は、プロバイダが異なり、事業者識別番号も異なるが、IP電話による相互通信が可能な事業者識別番号を持つため、異なるIPネットワークIPNET2に接続されるが、ゲートウェイGW2によってIP電話による相互通信が可能であると判断することができる。
そして、上記ファクシミリ装置FX1は、図2に示すようにブロック構成されており、制御部11、メモリ12、13、圧縮伸張部14、操作部15、スキャナ16、プロッタ17及び通信制御部18等を備え、各部はバス19で接続されている。
メモリ12は、システムプログラムやシステムプログラムを実行するのに必要なデータを記憶しており、制御部(判断手段)11は、メモリ12内のシステムプログラムに基づいて、メモリ13をワークメモリとして利用しつつファクシミリ装置FX1の各部を制御して、ファクシミリ装置FX1としての基本処理を実行するとともに、後述する回線別通信速度制御処理を実行する。
メモリ(記憶手段)13は、不揮発性メモリで構成され、上述のように、ワークメモリとして利用されるとともに、予め登録される自機のプロバイダの事業者識別番号、予め設定される自機のプロバイダの複数の事業者識別番号及び予め設定されるIP電話による相互通信が可能な全てのプロバイダの事業者識別番号を格納する。
圧縮伸張部14は、送信画情報の圧縮処理及び受信画情報の伸張処理を行う。
操作部15は、テンキーやスタートキー等の各種操作キーを備えているとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)やLED(Light Emitting Diode)等のランプを備えており、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力操作される。操作部15は、キー操作された内容を制御部11に渡し、また、制御部11からの表示情報、例えば、操作キーから入力された命令内容やファクシミリ装置FX1からオペレータに通知する各種情報が表示される。
スキャナ16は、光源、CCD等の固体撮像素子及び駆動機構等を備えており、制御部11の制御下で動作して、光源から原稿に光を照射して、光源で反射された光を個体撮像素子で光電変換することで、原稿の画像を読み取って、当該読み取ったアナログの画像信号をデジタル変換して、所定の画像処理を施す。
プロッタ17は、例えば、電子写真方式の記録装置が用いられており、スキャナ16で読み取った原稿の画像データや受信画像データに基づいて、画像を記録紙に記録出力する。
通信制御部18は、通信制御と網制御を行って、ファクシミリ通信処理を実行する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のファクシミリ装置FX1は、公衆回線網PSTNとIPネットワークIPNET1、2のいずれに接続されているファクシミリ装置FX2〜FX5のいずれとの間でも相互通信可能であるとともに、接続相手を判別して回線に適切な通信速度で通信する。
なお、以下の説明において、ファクシミリ装置FX1は、制御部11がその動作処理をメモリ12内のシステムプログラムに基づいて実行し、各タスクの起動とそのスケジューリングをシステムプログラムのモニタ部により制御する。この場合、各動作の同時性等については、マルチタスク、リアルタイムOS(Operating System)の概念をモニタ部に用いることで実現することができる。
まず、ファクシミリの伝送前手順について、送信側ファクシミリ装置をTX、受信側ファクシミリ装置RXとして示す図3の通信シーケンスに基づいて説明する。なお、図3の説明では、送信側ファクシミリ装置TXと受信側ファクシミリ装置RXが、いずれも図2に示したファクシミリ装置FXの構成を有しているものとして、その符号を用いて説明する。
図3において、送信側ファクシミリ装置TXで、スキャナ16に原稿がセットされて、操作部15で送信宛先が指定され、送信開始が指示操作されると、スキャナ16が、操作部15で設定された読取線密度や原稿サイズに応じて、セットされた原稿を読み取って、メモリ13に一旦蓄積する。
次に、送信側ファクシミリ装置TXは、送信宛先である受信側ファクシミリ装置RXに発呼して、回線が確立されると、発呼トーンCNG(1100Hz)を受信側ファクシミリ装置RXに送出し、被呼局識別信号CEDを受信側ファクシミリ装置RXから受信すると、呼設定を行う。
その後、伝送前手順として以下の動作を行う。
A.受信側ファクシミリ装置RXから非標準機能識別信号NSF及びディジタル識別信号DISを受信する。
B.受信側ファクシミリ装置RXの非標準機能及び標準機能と、自機の非標準機能及び標準機能の共通範囲で伝送モードを設定した非標準機能設定信号NSSまたはディジタル送信命令信号DCSを受信側ファクシミリ装置RXに送出して受信側ファクシミリ装置RXに伝送モードを設定させる。
C.トレーニングチェック信号TCFを送出してモデムトレーニングを行う。
D.受信側ファクシミリ装置RXから受信準備確認信号CFRを受信して伝送前手順を完了する。
送信側ファクシミリ装置TXは、伝送前手順を完了すると、画データを送信する。
そして、送信側ファクシミリ装置TXであるファクシミリ装置FX1は、上記伝送前手順を、図4に示すように処理する。また、制御部11は、IPネットワークIPNET1、IPネットワークIPNET2に接続するか、公衆回線網PSTNに接続するかの判断は、操作部15から入力される受信側ファクシミリ装置RXの宛先番号によって判断する。
そして、送信側であるファクシミリ装置FX1の制御部11は、伝送前手順が開始されると、図4に示すように、まず、受信側ファクシミリ装置RXから非標準機能識別信号NSF及びディジタル識別信号DISを受信するのを待って(ステップS101)、非標準機能識別信号NSF及びディジタル識別信号DISを受信すると、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否か判断する(ステップS102)。
そして、制御部11は、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否かチェックし(ステップS103)、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続しないとき、すなわち公衆回線網PSTNに接続するときには、自機と受信側ファクシミリ装置RXが持つ最高通信速度を設定して、非標準機能設定信号NSSまたはディジタル送信命令信号DCSを送信する(ステップS104)。
ステップS103で、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するときには、制御部11は、通信速度を自機と受信側ファクシミリ装置RXが持つ最高通信速度より下げた通信速度に設定して、非標準機能設定信号NSSまたはディジタル送信命令信号DCSを送信する(ステップS105)。
制御部11は、非標準機能設定信号NSSまたはディジタル送信命令信号DCSを送信すると、トレーニングチェック信号TCFを送出して、モデムトレーニングを行い(ステップS106)、受信側ファクシミリ装置RXから受信準備確認信号CFRを受信すると、伝送前手順を終了する(ステップS107)。
そして、制御部11は、ステップS102のIPネットワークIPNET1、IPNET2への接続の判断を、図5に示すように、宛先番号の先頭3桁が050番号であるか否かに基づいて行っている。
すなわち、制御部11は、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否かの判断処理において、宛先番号の先頭3桁が050番号であるか否かチェックし(ステップS201)、宛先番号の先頭3桁が050番号以外であると、公衆回線網PSTNに接続するものと判断する(ステップS202)。
ステップS201で、宛先番号の先頭3桁が050番号であると、制御部11は、自機と同じIPネットワークIPNET1に接続するものと判断する(ステップS203)。
このように、本実施例のファクシミリ装置FX1は、IPネットワークIPNET1、IPNET2を使用するIP電話と公衆回線網PSTNを使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタIPADP1に接続され、IP電話アダプタIPADP1を介してIPネットワークIPNET1、IPNET2に接続されている相手ファクシミリ装置FX2〜FX4または公衆回線網PSTNに接続されている相手ファクシミリ装置FX5と通信を行うに際して、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号(050)であるか否かに基づいてIPネットワークIPNET1、IPNET2と公衆回線網PSTNのいずれに接続するかを判断し、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げている。
したがって、簡単にIPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか公衆回線網PSTNに接続するかを判断して、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワークIPNET1、IPNET2上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
また、制御部11は、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否かの判断処理において、図6に示すように、自機の事業者識別番号をも考慮して判断してもよい。
すなわち、制御部11は、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否かの判断処理において、図6に示すように、宛先番号の先頭3桁が050番号であるか否かチェックし(ステップS301)、宛先番号の先頭3桁が050番号以外であると、公衆回線網PSTNに接続するものと判断する(ステップS302)。
ステップS301で、宛先番号の先頭3桁が050番号であると、制御部11は、予めメモリ13に登録されている自機のプロバイダの事業者識別番号と宛先番号の事業者識別番号とが同じ番号であるかチェックし(ステップS303)、宛先番号の事業者識別番号と自機のプロバイダの事業者識別番号が異なるときには、公衆回線網PSTNに接続するものと判断する(ステップS302)。
ステップS303で、宛先番号の事業者識別番号と自機のプロバイダの事業者識別番号が同じであるときには、制御部11は、自機と同じIPネットワークIPNET1に接続するものと判断する(ステップS304)。
このように、本実施例のファクシミリ装置FX1は、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの事業者識別番号をメモリ13に登録し、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号(宛先番号)がIP電話専用番号(050)であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号がメモリ13の自機の事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークIPNET1、IPNET2と公衆回線網PSTNのいずれに接続するかを判断し、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げている。
したがって、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか公衆回線網PSTNに接続するかを判断して、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワークIPNET1、IPNET2上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
また、制御部11は、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否かの判断処理において、図7に示すように、自機の複数の事業者識別番号をも考慮して判断してもよい。
すなわち、ファクシミリ装置FX1は、予めメモリ13に、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの複数の事業者番号を登録する。
そして、制御部11は、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否かの判断処理において、図7に示すように、宛先番号の先頭3桁が050番号であるか否かチェックし(ステップS401)、宛先番号の先頭3桁が050番号以外であると、公衆回線網PSTNに接続するものと判断する(ステップS402)。
ステップS401で、宛先番号の先頭3桁が050番号であると、制御部11は、予めメモリ13に登録されている自機のプロバイダの複数の事業者識別番号を検索し(ステップS403)、当該検索したメモリ13内の自機のプロバイダの複数の事業者識別番号のうち、宛先番号の事業者識別番号と同じ番号があるかチェックする(ステップS404)。
ステップS404で、宛先番号の事業者識別番号と同じ番号が自機のプロバイダの複数の事業者識別番号にないときには、公衆回線網PSTNに接続するものと判断する(ステップS402)。
ステップS404で、宛先番号の事業者識別番号と同じ番号が自機のプロバイダの複数の事業者識別番号にあるときには、制御部11は、自機と同じIPネットワークIPNET1に接続するものと判断する(ステップS405)。
このように、本実施例のファクシミリ装置FX1は、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの複数の事業者識別番号をメモリ13に登録し、ファクシミリ送信時、ファクシミリ送信の宛先電話番号がIP電話専用番号(050)であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号がメモリ13の自機の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいてIPネットワークIPNET1、IPNET2と公衆回線網PSTNのいずれに接続するかを判断し、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げている。
したがって、プロバイダに複数の事業者識別番号が割り当てられている場合にも、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか公衆回線網PSTNに接続するかを判断して、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワークIPNET1、IPNET2上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
さらに、ファクシミリ装置FX1は、予めメモリ13に相互通信が可能な全てのプロバイダの事業者識別番号を登録し、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか否かの判断処理において、宛先番号の事業者識別番号と同じ番号が、メモリ13の相互通信可能な複数のプロバイダの事業者識別番号にあるか否かで、判断してもよい。
この場合の処理としては、図7の処理と同様であるが、この場合、ステップS404で、宛先番号の事業者識別番号と同じ番号がメモリ13の相互通信が可能な全ての複数のプロバイダの事業者識別番号にあるときには、制御部11は、IPネットワークIPNET1またはIPネットワークIPNET2に接続するものと判断する(ステップS405)。
したがって、IP電話による相互通信が可能なプロバイダと相互通信が不可なプロバイダが混在している場合にも、より一層簡単かつ正確ににIPネットワークIPNET1、IPNET2に接続するか公衆回線網PSTNに接続するかを判断して、IPネットワークIPNET1、IPNET2に接続する場合には、通信速度を下げることができ、不安定なIPネットワークIPNET1、IPNET2上でもより安定したファクシミリ通信を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
適切な通信速度を確保しつつ公衆回線網とIPネットワークとに接続してファクシミリ通信するファクシミリ装置に適用することができる。
本発明のファクシミリ装置の一実施例を適用したファクシミリ装置の適用されるファクシミリ通信網の概略構成図。 図1のファクシミリ装置の概略ブロック構成図。 ファクシミリ通信シーケンス図。 ファクシミリ通信処理を示すフローチャート。 図4のIPネットワーク接続判断処理の詳細な処理を示すフローチャート。 図4のIPネットワーク接続判断処理で自機の事業者識別番号をも考慮した判断処理を示すフローチャート。 図4のIPネットワーク接続判断処理で通信が可能な全ての事業者識別番号をも考慮した判断処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 ファクシミリ通信網
PSTN 公衆回線網
IPNET1、IPNET2 IPネットワーク
GW1、GW2 ゲートウェイ
MBX 交換機
IPADP1〜IPADP4 IP電話アダプタ
FX1〜FX4 ファクシミリ装置
TEL1 電話機
DSLAM 集合型DSLモデム装置
11 制御部
12、13 メモリ
14 圧縮伸張部
15 操作部
16 スキャナ
17 プロッタ
18 通信制御部
19 バス

Claims (4)

  1. IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、ファクシミリ送信の相手先電話番号がIP電話専用番号であるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの事業者識別番号を登録する記憶手段と、ファクシミリ送信の相手先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が前記記憶手段の自機の事業者識別番号と同じであるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段と、を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、自機の加入しているIP電話サービスを提供するプロバイダの複数の事業者識別番号を登録する記憶手段と、ファクシミリ送信の相手先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が前記記憶手段の自機の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段と、を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. IPネットワークを使用するIP電話と公衆回線を使用する公衆回線電話とを切り換えるIP電話アダプタに接続され、当該IP電話アダプタを介して前記IPネットワークに接続されている相手ファクシミリ装置または前記公衆回線に接続されている相手ファクシミリ装置と通信を行うファクシミリ装置において、自機がIP電話で相互通信が可能な全てのプロバイダの事業者識別番号を登録する記憶手段と、ファクシミリ送信の相手先電話番号がIP電話専用番号であるか否か及び当該宛先電話番号の事業者識別番号が前記記憶手段の複数の事業者識別番号のいずれかの事業者識別番号と同じであるか否かに基づいて前記IPネットワークと前記公衆回線のいずれに接続するかを判断する判断手段と、を備え、ファクシミリ送信時、前記判断手段が、前記IPネットワークに接続すると判断すると、当該ファクシミリ送信での通信速度を下げることを特徴とするファクシミリ装置。
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JP2011254207A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 呼制御方法及び呼制御装置
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