JP2005146951A - 密閉型電動圧縮機用インターナルプロテクタ - Google Patents

密閉型電動圧縮機用インターナルプロテクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 コストを低減し、薄型化、コンパクト化が可能な電動圧縮機用の保護装置を提供する。
【解決手段】 保護装置は、第1の側面206に接続用端子60、70.80.100を挿入するための複数の開口が形成され、第1の側面と対向する第2の側面210に複数の開口が形成された絶縁性材からなるハウジング20と、プロテクタ30と、一端部がプロテクタの導電性ピン310に接続され、他端部が接続用端子70に接続されるヒューズ端子40と、プロテクタの金属容器に接続される接続端子90と、プロテクタ30とヒューズ端子40とを保持する保持部材50とを有し、保持部材50が第2の側面側に取り付けられるとき、ヒューズ端子の他端部が開口220に挿入され当該開口内で接続用端子70と接続され、プロテクタに接続された接続端子90が開口228a内に挿入され当該開口内で接続用端子100と接続される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、密閉型電動圧縮機用の保護装置に関し、特に密閉型電動圧縮機のフューサイトピンに一体型に取付けられるインターナルプロテクタに関する。
密閉型電動圧縮機において過負荷運転時や冷媒ガス漏れ運転時等の異常状態が発生されたとき、モータへ流れる過電流や雰囲気温度を検知し電動圧縮機を保護するためのプロテクタが用いられている。プロテクタは、過電流や雰囲気の異常温度を感知するバイメタルスイッチを含み、電動圧縮機の異常事態を感知すると、バイメタルスイッチの接点を開いて回路を遮断し、モータを焼損等から保護する。
電動圧縮機のシェル上部に取付けられたフューサイトピン(C:コモン端子、M:主巻線端子、S:補助巻線端子)には、コンプレッサーメーカによって接続用タブ端子が溶接され、接続用タブ端子を介してモータ巻線やインターナルプロテクタが接続されている。しかし、最近では接続用タブ端子を取り去り、接続用タブを含む一体型プロテクタを使用することで材料コストや作業コストの低減を図ることが注目されてきている。一体型プロテクタを用いれば1回の操作にてフューサイトピンに取付け可能となる。
また、プロテクタによる保護とは別に、バイメタルスイッチの接点溶着やモータ巻線の短絡時に流れる定格電流の数十倍の異常電流を瞬時に遮断するヒューズ機能を備えたIBPS(Integral Backup Protection System)が用いられる。この場合、ヒューズ素子はバイメタルスイッチに直列に接続され、プロテクタとともに電動圧縮機内に取付けられる。
特許文献1は、プロテクタと該プロテクタに直列に接続されたヒューズ素子をクラスタブロックに取付け、該クラスタブロックを電動圧縮機内のリードピンまたはフューサイトピンに接続する保護装置を開示している。
米国特許5,903,418号
しかしながら従来の保護装置には次のような課題がある。特許文献1に示す保護装置は、プロテクタ、ヒューズおよび端子のすべてをクラスタブロックに取付ける構造であるため、電動圧縮機内部の構造、特にフューサイトピンの配置、方向またはフューサイトピン周囲のスペースが異なると、それに応じてクラスタブロックを設計しなければならない。特に、電動圧縮機の小型化により取付けスペースが制限されると、プロテクタの取付け位置や取付け方向がその制約を受けやすい。これでは各社各様の保護装置を備えなければならず、安価な製品を提供することができないという課題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決し、コストを低減することが可能な電動圧縮機用の保護装置を提供することを目的とする。
さらに本発明は、薄型化、コンパクト化が可能な電動圧縮機用の保護装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電動圧縮機内に取付けられる保護装置は、上面、底面、上面と底面を連結する側面を含み、第1の側面に少なくとも第1および第2の接続用端子を挿入するための複数の開口が形成され、第1の側面と対向する第2の側面に複数の開口が形成された絶縁性材からなるハウジングと、内部に収容した熱応動スイッチと電気的に接続される第1、第2の外部端子を有するプロテクタと、一端部、他端部、および一端部と他端部の間のヒューズ部を含み、一端部がプロテクタの第1の外部端子に接続され、他端部が第1の接続用端子に接続される導電性金属からなるヒューズ端子と、プロテクタの第2の外部端子に電気的に接続される接続端子と、プロテクタの一部が露出するようにプロテクタを保持し、かつプロテクタの第1の外部端子に一端部が接続されたヒューズ端子を保持する絶縁性材からなる保持部材とを有し、保持部材がハウジングの第2の側面側に取り付けられるとき、ヒューズ端子の他端部が第2の側面の1つの開口内に挿入され当該開口内で第1の接続用端子と接続され、プロテクタの第2の外部端子に接続された接続端子が第2の側面の他の開口内に挿入され当該開口内で第2の接続用端子と接続される。
好ましくは第1の側面に形成された複数の開口は互いに隔壁によって隔離され、かつハウジング内部に向けて並行して延在し、第2の側面に形成された複数の開口のいくつかは第1の側面の開口のいくつかと連通する。
好ましくはハウジングの底面には、複数の貫通孔が形成されており、該複数の貫通孔は第1の側面の複数の開口のうち対応する開口と連通する。また、ハウジングの上面に溶接用開口が形成され、第1の側面の開口から挿入された第1の接続用端子と第2の側面の開口から挿入されたヒューズ端子の他端部が溶接用開口を介して溶接される。これにより組立てを効率良く行うことができる。
好ましくはハウジングの上面に開口が形成され、第2の側面の開口から挿入されたヒューズ端子のヒューズ部が当該開口を介して露出される。ヒューズ部を露出させることで、所望の温度で溶断が行われるようにする。
好ましくは保持部材は、プロテクタの外周の一部を覆うプロテクタ保持部と、プロテクタ保持部に接続されたヒューズ端子保持部とを有し、ヒューズ端子保持部は、その長手方向に沿って切り込みを含み、該切り込み内にヒューズ端子が挿入され、さらにヒューズ保持部はヒューズ部を露出するための露出用開口を有する。
好ましくはプロテクタは、熱応動スイッチを収容する一面が開放された金属容器と、金属容器と電気的に絶縁され金属容器の開放面に取り付けられるヘッダーとを含み、熱応動スイッチの第1のスイッチ端子がヘッダーに取り付けられた第1の外部端子に電気的に接続され、熱応動スイッチの第2のスイッチ端子が金属容器に電気的に接続され、該金属容器が第2の外部端子を構成する。
好ましくはハウジングの上面および底面は平坦であり、かつ互いに平行であり、ハウジングの厚さは実質的に第1および第2の側面の開口によって規定される。ハウジング面を平坦かつ平行にすることで取り扱いが容易となり、開口にあわせた厚さとすることでハウジングの薄型化を可能にし、これによって非常に限られたスペースにも取付けることが可能となる。
本発明の保護装置は、ハウジングとは別個に、プロテクタおよびヒューズ端子を保持するための保持部材を用意し、それぞれを個別に設計できるようにしたため、電動圧縮機の仕様が異なった場合でもそれに柔軟に対処することができる。例えば、複数の電動圧縮機においてその内部の取付けスペースが異なるとき、ハウジングを共通にし、保持部材の設計を変更するようにすれば、保護装置のすべての設計を行うよりも労力および時間の短縮を図ることができ、その結果、コストを低減することができる。あるいは、これとは反対に保持部材を共通にし、ハウジングの設計を変更するようにしてもよい。さらに、保持部材によりヒューズ端子を保持させることで、保持部材のみを耐熱性の高い材質にし、ハウジングを保持部材よりも安価な耐熱材にすることも可能である。さらにハウジングの第1および第2の側面の開口を介して接続用端子や保持部材取付ける構成であるため、平面的に薄型の保護装置を得ることができ、保護装置の取付けスペースを削減することができる。
本発明に係る保護装置は、好ましくは冷凍庫やエアコンディショナーに用いられる密閉型電動圧縮機の内部に取付けられ、モータの過負荷運転あるいは拘束運転の際にモータを焼損から保護する。以下、図面を参照して実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係る保護装置の取付け例を示す図である。密閉型電動圧縮機10は、シェル(外郭)12の内部に電動機(モータ)および圧縮機を収容し、シェルには熱交換用の冷媒ガスが充填されている。シェル12の頂部にはフューサイトピン14もしくはガラス封止されたリードピンが設けられている。フューサイトピン14は、外部からの電力を内部の電動機へ供給するためのインターフェースとして機能する。図2(a)は、シェル12の外側から見たときのフューサイトピンの斜視図であり、図2(b)はシェルの内側から見たときのフューサイトピンの平面図である。フューサイトピン14には、それぞれコモン端子C、始動巻線用端子S、主巻線用端子Mが割り当てられている。
本実施例の保護装置1は、図1に示すようにシェル12の内部においてフューサイトピン14に取付けられている。好ましくは、保護装置1のハウジング上面がフューサイトピンを取付けたフランジ14aの外周に当接し、フューサイトピン14の周囲にゴミやチリ等が付着しないようにフランジ内を密閉する。フューサイトピン14の周囲には、冷媒ガスを熱交換機へ送出する吐出管16や電動機の巻線18が密集しており、限られた空間内に保護装置1を配置しなければならない。このため、保護装置1は、薄型かつコンパクトな構成に設計されている。
図3ないし図6は、本実施例の保護装置1を分解したときの構成を示す斜視図であり、図3および図4は保持部材を挿入する方向からの上方および下方からみた斜視図、図5および図6は接続用端子を挿入する方向からの上方および下方からみた斜視図である。
保護装置1は、ハウジング20と、プロテクタ30およびヒューズ端子40を保持するIBPS保持部材50と、3つの接続用端子60、70、80と、プロテクタ30に溶接される接続端子90と、接続用端子90に接続される接続用端子100を含んで構成される。
図7(a)はハウジングの第2の側面を示す図、同図(b)は上面図、同図(c)は底面図、同図(d)は第1の側面を示す図である。図8(a)は図7(b)のY1−Y1、Y2−Y2、Y3−Y3、Y4−Y4、Y5−Y5線矢視断面図、図8(b)は図7(d)のX1−X1線矢視断面図である。
ハウジング20は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂から成り、上面202、底面204、上面202と底面204を連結する4つの側面206、208、210、212とを有している(以下、側面206を第1の側面、側面210を第2の側面という)。第1の側面206には、ハウジングの内部に向かって延在する矩形状の5つの開口220、222、224、226、228が形成されている。
開口220は第1の側面206から第2の側面210まで貫通している。開口222は、隣接する開口220、224と壁によって仕切られており、第2の側面210の手前に位置する壁222aまで延在している。さらに開口222は、ハウジングの上面202との間に間隙222bを形成するように上壁222cによって囲まれている。
開口224は開口222よりもハウジング内部に長く延在しその端部が壁224aによって閉じられている。また、開口224は、上記した開口222の上部に形成された間隙222bと連通している。
開口226は開口222と同じ距離だけ延在しその端部が壁226aで閉じている。開口228は、壁228aまでは一定の形状で延在し、そこからはスリット状の貫通孔228bによって第2の側面210まで貫通している。開口220ないし228は、上面202と底面204の間に実質的に並行となるように並置されている。
第2の側面210には、開口220の出口を規定する開口230と、開口222と対向する開口232と、開口226と対向する開口236と、開口228の細長い貫通孔228bの出口を規定する開口238とが形成されている。開口232は壁222aまで延在し、開口236は壁226aまで延在する。
ハウジングの上面202には矩形状の2つの開口202a、202bが形成されている。開口202a、202bはそれぞれ開口220によって形成された空間と連通している。
ハウジングの底面204には、フューサイトピン14を挿入するための円形状の貫通孔204a、204b、204cが形成されている。貫通孔204a、204b、204cは、それぞれ開口222、224、226の空間に連通されている。貫通孔204a、204cに隣接する位置には突起204d、204eが形成されている。さらに底面204は、第2の側面210を超えてから一定の距離を突出する延在部240を有している。
図9は、プロテクタの内部構成を示す断面図である。プロテクタ30は、公知のように金属容器302と金属容器302の開放面に電気的に絶縁されて取付けられるヘッダー304とを有する。金属容器302内にバイメタルスイッチ306が配置されている。バイメタルディスクの一端は導電性支持板308に固定され、金属容器302はヘッダー304の中央を貫通する導電性ピン310に溶接等によって接続されている。バイメタルの他端には可動接点312が固定され、可動接点312は金属容器302の内壁に設けられた固定接点314に接触しまたはそこから隔離される。導電性ピン310および金属容器302はプロテクタ30の外部端子として機能する。外部端子に過剰電流が流されたとき、あるいは周囲温度が異常温度になると、バイメタルディスクが反転し、可動接点312が固定接点314から隔離し、電流通路が遮断される。
図10はヒューズ端子の平面図である。ヒューズ端子40は、例えば銅合金のような導電性薄板金属を打ち抜くことによって、幅広の一端部402と、幅広の他端部404と、これらの端部間に接続され断面積の小さな幅狭のヒューズ部406とに加工される。一端部402には突起408が形成され、該突起408は、後述する保持部材50に保持されてプロテクタ30の導電性ピン310に溶接により接続され、他端部404はハウジングの第2の側面210の開口230内に挿入される。ヒューズ部406は、一定の電流が流れたときに溶断するようにその断面積が適宜選択される。
図11は、保持部材50の構成を示す図であって、同図(a)は保持部材の斜視図、同図(b)ないし(f)は同図(a)を矢印A1ないしA5から見たときの図である。
保持部材50は、例えば不飽和酸ポリエステル等の熱硬化性樹脂から構成され、プロテクタ30を保持するプロテクタ保持部500と、プロテクタ保持部500に接続されたヒューズ端子保持部520とを有している。プロテクタ保持部500は、一対の対向する側面502、504と、側面502、504を連結する上面506および仕切り面508によって囲まれた第1の空間510と、仕切り面508の中央部に形成された楕円状の開口512を介して連通される第2の空間514とを有している。第2の空間は、側面502、504、仕切り面508、側面516とによって包囲されて、その上面側は露出されている。第1の空間510にプロテクタ30のヘッダー部分が収容され、導電性ピン310が開口512を介して第2の空間516内に延在される。
ヒューズ端子保持部520は、矩形状の外形を有し、側面502から延在している。ヒューズ端子保持部520の上面522には、コ字型の突起524が形成されている。突起524で囲まれた部分には開口526が形成され、開口526により第3の空間が内部に形成されている。第3の空間は、側面502に形成された開口(図示省略)を介して第2の空間514に連通されている。また、ヒューズ端子保持部520の端部528からその中央の長手方向に沿ってスリット状の切り込み530が形成され、切り込み530は、第3の空間に連通されている。
切り込み530の間隔は、図11(f)に示すように中央に向かうに従い徐々に狭くなっており、一番間隔の狭い部分はヒューズ端子40の板厚に略等しい。第1の空間510にプロテクタ30のヘッダー部分が収容され、そこから導電性ピン310が第2の空間514内に挿入されたとき、ヒューズ端子40が切り込み530内に保持され、ヒューズ端子40の一端部402が第2の空間514内に位置する。一端部402に形成された突起408が導電性ピン310と溶接できるようにヒューズ端子40が位置決めされる。突起408と導電性ピン310が溶接により固定されたとき、突起524に囲まれた開口526からヒューズ部406が露出される。
図12は、接続端子(クイック端子)90の構成を示す図である。接続端子90は、好ましくはステンレス等の金属から構成される。接続端子90は、プロテクタ30の金属容器302の底面と接続される接続部900と、端子部910とを有する。接続部900は、プロテクタ30の金属容器302とほぼ等しい長さに設定され、金属容器302と溶接される溶接用突起902と、溶接用突起902とほぼ同程度の高さの複数の突起904とを有する。プロテクタ30のヘッダー304が金属容器302よりも外形が大きく突出しているため、プロテクタ30が接続部900上に載置されたとき、溶接用突起902および突起904がプロテクタ30をほぼ水平にさせる。端子部910は、接続部900と直角方向であって、その面が載置部の面と直角となるように延在する。端子部910は、上記したハウジング20の第2の側面の開口238からスリット状の貫通孔228b内に挿入される。なお、突起904を溶接に用いることもできる。
保持部材50にプロテクタ30およびヒューズ端子40が保持された後、接続部900がプロテクタ30の金属容器302に溶接される。これによって、保持部材500がモジュール化される。なお、接続部900をプロテクタ30に溶接した後に、プロテクタ30の導電性ピン310とヒューズ端子40とを溶接するようにしてもよい。
図3ないし図6に示すように、モジュール化された保持部材50がハウジング20の第2の側面210に取付けられる。ヒューズ端子保持部520は、矩形状の内形を有する開口230に挿入され、ヒューズ端子保持部520のコ字型の突起524がハウジングの開口202a内に嵌合する。また、接続端子90の接続端子部910が開口238から貫通孔228a内に挿入され、保持部材50の底面がハウジング20の延在部240上に支持される。こうして保持部材50はハウジング20の第2の側面210に固定される。
次に、ハウジング20の第1の側面206に挿入される接続用端子60、70、80について説明する。図3ないし図6に示すように、第1の側面206の開口222内に接続用端子60が挿入される。接続用端子60は、銅合金等の導電性金属から成り、一端部62にはモータの運転用巻線64が固定されている。一端部62から延在した金属は、ほぼ360度で折り返され他端部66が形成されている。折り返しを形成することで一端部62と他端部66との間に一定の間隙が形成され、他端部66が一端部62に対して折り返し部を支点に弾性変形することができる。また、一端部62と他端部66とが対向する所定の位置にフューサイトピン(主巻線用端子M)を弾性的に保持するための曲面を有する弾性保持部68が形成されている。
開口222の幅は、一端部62と他端部66との間隙よりも若干狭く、接続用端子60が開口222内に挿入されたとき、一端部62と他端部66が開口222の内壁を押圧する。同時に、接続用端子60はハウジングの底面からの突起204dに位置決めされ、折り返し部が壁222aに当接され、弾性保持部68が貫通孔204aに整合される。こうして接続用端子60が開口222内に保持される。
接続用端子80は、接続用端子60と基本構成を同一とする。接続用端子80の一端部にはモータの始動巻線82が接続され、第1の側面206の開口226内に挿入され、突起204eによって位置決めされる。接続用端子80の弾性保持部は、貫通孔204cに整合され、貫通孔204cから挿入された始動巻線用端子Sを弾性的に保持する。
図13は、接続用端子70の構成を示す図であり、同図(a)は左面図、同図(b)は上面図、同図(c)は右側面図、同図(d)は正面図である。接続用端子70は、銅合金等の導電性金属を加工したものであり、基部700と、基部700からクランク状に折れ曲がって延在する一端部702の下方に向けて突出する2つの突起704と、基部700の中央部から直角方向に延在する一対の位置決め部710と、基部700の他端部から直角方向に延在する端子保持部720とを有している。
一対の位置決め部710は、基部700から徐々に幅が狭くなるように一定の距離を延在し、先端に傾斜面を有する突出部712が形成されている。
端子保持部720は、基部700の他端部から直角方向に折れ曲がる折曲部722と、折曲部722から延在する第1の延在部724と、第1の延在部724からほぼ360折り返された折り返し部726と、折り返し部726から基部700の手前まで延在する第2の延在部728とを有している。第1および第2の延在部724、728の対向する位置に、フューサイトピンを弾性的に保持するための湾曲した面を含む弾性保持部730が形成されている。
接続用端子70は、ハウジングの第1の側面206の開口内に挿入される。すなわち、端子保持部720は、開口224内に挿入され、このとき弾性保持部730が底面に形成された貫通孔204bと整合される。同時に、位置決め部710は、開口222の上部に形成された間隙222bに挿入され、先端の突出部712が間隙222bに形成された係止部(図示省略)と係止されることで接続用端子70が固定される。さらに、基部700の突起704が間隙222bを介して開口220内に位置され、突起704がヒューズ端子40の他端部404上に整合される。この状態で、ハウジング20の溶接用開口202bから、ヒューズ端子40の他端部404に対して突起704が溶接される。
さらに図3ないし図6に示すように、ハウジングの第1の側面206の開口228から接続用端子100が挿入される。上記したようにハウジングの第2の側面210からは接続端子90の端子部910がスロット状の貫通孔228bを通して開口228内に延在している。接続用端子100の一端部102は、図5に示すように、端子部910を弾性的に保持できるよう端部を折り曲げた弾性保持部104が形成されている。また、接続用端子100の他端部106は、コモン電極線108に接続されている。
こうしてハウジング20の第1の側面206には、接続用端子60.70、80、100が取付けられ、第2の側面210にはモジュール化したIBPS保持部材50が取付けられる。そして、ハウジング20の底面に形成された貫通孔204a、204b、204cにフューサイトピンが挿入され、これらは接続用端子60、70、80と電気的に接続される。
コモン端子Cから供給された電流は、接続用端子70、ヒューズ端子40、導電性ピン310、バイメタルスイッチ305、金属容器302、接続端子90、および接続用端子100を介してコモン電極線108に流される。また、電動機の主巻線は、接続用端子60および主巻線用端子Mを介して外部とインターフェースされ、始動巻線は、接続用端子80および始動巻線用端子Sを介して外部とインターフェースされる。
本実施例によれば、保護装置1を、ハウジング20と保持部材50とに分けて構成するようにしたので、電動圧縮機の各仕様毎に取付け位置、取り付け方向取り付けスペース等が異なったとしても、保護装置全体の設計することなく、ハウジングまたは保持部材のいずれか一方を設計することで対処可能となることが期待される。これにより、設計に要する費用や労力を削減することができる。
さらに、保持部材50がヒューズ端子40を保持するため、溶断時に生じるであろう高熱に対処できるように、保持部材50には熱的に安定した高価な熱硬化性樹脂(不飽和酸ポリエステル等)が用いられるが、従来のように一体構造のハウジングの場合には、ハウジング全体を高価な熱硬化性材にしなければならなかった。本実施例では、ハウジングの材質に保持部材よりもコストの安い熱可塑性材を用いることができ、結果として、コストの低減された保護装置を提供することができる。
さらに、ハウジングの第1および第2の側面に複数の開口を並置する構成を採用したことで、ハウジングを薄型、コンパクトな構成にすることができ、電動圧縮機内の限られた空間内に収容することが可能となる。
以上本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明に係る保護装置は、冷凍庫やエアーコンディショナー等の電動圧縮機に用いられ、特に、電動圧縮機内に取付けられるインターナルプロテクタまたはクラスターブロックを含む一体型のプロテクタとして利用される。
密閉型電動圧縮機の内部に取付けられる保護装置を説明する図である。 図2(a)はシェルの頂部からみたフューサイトピンの斜視図、図2(b)はシェルの内部からみたフューサイトピンの平面図である。 本実施例の保護装置の構成を示す図であり、第2の側面側の上方からみた斜視図である。 本実施例の保護装置の構成を示す図であり、第2の側面側の下方からみた斜視図である。 本実施例の保護装置の構成を示す図であり、第1の側面側の上方からみた斜視図である。 本実施例の保護装置の構成を示す図であり、第1の側面側の下方からみた斜視図である。 ハウジングの構成を示し、図7(a)はハウジングの第2の側面を示す図、図7(b)は上面図、図7(c)は底面図、図7(d)は第1の側面を示す図である。 図8(a)は図7(b)のY1、Y2、Y3、Y4、Y5線矢視断面図、図8(b)は図7(d)のX1線矢視断面図である。 プロテクタの内部構成を示す断面図である。 ヒューズ端子を示す図である。 図11(a)は保持部材の斜視図、図11(b)ないし(f)は図11(a)におけるA1ないしA5の矢視図である。 図12(a)は接続端子90の正面図、図12(b)はその側面図、図12(c)はその正面図である。 図12(a)は接続用端子70の左面図、図13(b)は上面図、図13(c)は右側面図、図13(d)は正面図である。
符号の説明
1:保護装置 10:電動圧縮機
12:シェル 14:フューサイトピン
16:吐出管 18:巻線
20:ハウジング 30:プロテクタ
40:ヒューズ端子 50:保持部材
60:接続用端子 70:接続用端子
80:接続用端子 90:接続端子
100:接続用端子 206:第1の側面
210:第2の側面
220、222、224、226、228:開口
230、232、236、238:開口

Claims (14)

  1. 電動圧縮機内に取り付けられる保護装置であって、前記保護装置は、
    上面、底面、上面と底面を連結する側面を含み、第1の側面に少なくとも第1および第2の接続用端子を挿入するための複数の開口が形成され、第1の側面と対向する第2の側面に複数の開口が形成された絶縁性材からなるハウジングと、
    内部に収容した熱応動スイッチと電気的に接続される第1、第2の外部端子を有するプロテクタと、
    一端部、他端部、および一端部と他端部の間のヒューズ部を含み、一端部がプロテクタの第1の外部端子に接続され、他端部が第1の接続用端子に接続される導電性金属からなるヒューズ端子と、
    プロテクタの第2の外部端子に電気的に接続される接続端子と、
    プロテクタの一部が露出するようにプロテクタを保持し、かつプロテクタの第1の外部端子に一端部が接続されたヒューズ端子を保持する絶縁性材からなる保持部材とを有し、
    保持部材がハウジングの第2の側面側に取り付けられるとき、ヒューズ端子の他端部が第2の側面の1つの開口内に挿入され当該開口内で第1の接続用端子と接続され、プロテクタの第2の外部端子に接続された接続端子が第2の側面の他の開口内に挿入され当該開口内で第2の接続用端子と接続される、保護装置。
  2. 第1の側面に形成された複数の開口は互いに隔壁によって隔離され、かつハウジング内部に向けて並行して延在し、第2の側面に形成された複数の開口のいくつかは第1の側面の開口のいくつかと連通する、請求項1に記載の保護装置。
  3. ハウジングの底面には、複数の貫通孔が形成されており、該複数の貫通孔は第1の側面の複数の開口のうち対応する開口と連通する、請求項1または2に記載の保護装置。
  4. ハウジングの上面に溶接用開口が形成され、第1の側面の開口から挿入された第1の接続用端子と第2の側面の開口から挿入されたヒューズ端子の他端部が溶接用開口を介して溶接される、請求項1ないし3いずれか1つに記載の保護装置。
  5. ハウジングの上面に開口が形成され、第2の側面の開口から挿入されたヒューズ端子のヒューズ部が当該開口を介して露出される、請求項1ないし4いずれかに記載の保護装置。
  6. 保持部材は、ヒューズ端子を保持するための延在する部分を含み、該延在する部分が第2の側面の開口の形状に対応する外形を有する、請求項1ないし5いずれかに記載の保護装置。
  7. 第1の接続用端子は、ハウジングの底面に形成された複数の貫通孔の一つと整合する位置において貫通孔を介して挿入された端子を保持する保持部と、保持部から延在しヒューズ端子の他端部と接続される接続部分と、第1の側面の開口内において位置決めを行う位置決め部とを有する、請求項1ないし6いずれかに記載の保護装置。
  8. 第1の接続用端子の保持部、接続部および位置決め部は、第1の側面のそれぞれ異なる開口内に挿入される、請求項7に記載の保護装置。
  9. ハウジングの底面は第2の側面を越えて突出する延在部を有し、当該延在部上に保持部材が支持される、請求項1ないし8いずれかに記載の保護装置。
  10. 保持部材は、プロテクタの外周の一部を覆うプロテクタ保持部と、プロテクタ保持部に接続されたヒューズ端子保持部とを有し、ヒューズ端子保持部は、その長手方向に沿って切り込みを含み、該切り込み内にヒューズ端子が挿入され、さらにプロテクタ保持部はヒューズ部を露出するための露出用開口を有する、請求項1ないし9いずれかに記載の保護装置。
  11. ヒューズ端子保持部がハウジングの第2の側面の開口内に挿入されたとき、ハウジングの上面の開口が露出用開口に整合される、請求項1ないし10いずれかに記載の保護装置。
  12. プロテクタは、熱応動スイッチを収容する一面が開放された金属容器と、金属容器と電気的に絶縁され金属容器の開放面に取り付けられるヘッダーとを含み、熱応動スイッチの第1のスイッチ端子がヘッダーに取り付けられた第1の外部端子に電気的に接続され、熱応動スイッチの第2のスイッチ端子が金属容器に電気的に接続され、該金属容器が第2の外部端子を構成する、請求項1ないし11いずれかに記載の保護装置。
  13. 接続端子は、プロテクタの金属容器に溶接される溶接部と、第2の側面の開口内に挿入される端子部とを有する、請求項1ないし12いずれかに記載の保護装置。
  14. ハウジングの上面および底面は平坦であり、かつ互いに並行であり、ハウジングの厚さは実質的に第1および第2の開口の大きさによって規定される、請求項1ないし13いずれかに記載の保護装置。
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