JP2005142739A - 多周波アンテナ、及びその構成方法 - Google Patents

多周波アンテナ、及びその構成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 未公知の先願発明(特願2003−163904号)を改良し、その長所である小型,軽量,低コスト,高利得を損なうことなく、メガヘルツないしギガヘルツの波長λと同じく波長λとの2種類の電波を送受信するアンテナの同調周波数帯域を広げる。
【解決手段】 電気的長さλ/4の第1アンテナ素子(21)と、電気的長さλ/4の第2アンテナ素子(22)とを、X軸と平行に、かつその左端をY軸上に位置せしめて配列するとともに、該左端を短絡ライン4でグランド板8に接続導通し、インピーダンス0の点(50)に同軸ケーブル(7)を接続導通する。さらに、第2アンテナ素子(22)に対向離間せしめて、電気的長さλ/4の第2無給電素子(25)を配設し、
結合静電容量Ccを形成せしめる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、GHz帯域の電波を送受信するための、小型,軽量,高利得で、しかも同調周波数帯域が広いように改良しったアンテナに関するものであって、特にパーソナルコンピュータに装着して無線LANを構成するに好適な発明である。
この種のアンテナに関する技術としては、例えば特開平2001−345619号公報に記載された「無指向性アンテナシステムおよびノート形パソコン」が公知である。
図8は、パーソナルコンピュータに装着するように考案された従来例のアンテナを模式的に描いたもので、1個のパーソナルコンピュータ14と3種類のアンテナとを示している(実際には、3種類の中の1種類のアンテナが設置される)。
符号17を付して示したのは折畳み形アンテナである。使用時には矢印aのように引き起こし、携行時には矢印bのように収納できる構造になっている。
符号18を付して示したのはアンテナ付きPCカードであって、矢印cのようにパーソナルコンピュータ14本体の中に差し込む。このPCカードは図の左端部が少し突出していて、ここにアンテナが設けられている。携行時には矢印dのように抜き取ることができる構造である。
符号19を付して示したのはロッドアンテナであって、テレスコピックに伸縮させ得る構造である。
前掲の図8に例示した3種類のアンテナは、それぞれに長短が有って何れも完全なものではない。
折畳みアンテナ17は、使用の開始,終了に際してアンテナを指先で起こしたり倒したりしなければならないので、手間が掛かって煩わしいのみでなく使用時間の前後にロスタイムを生じる。
アンテナ付きPCカード18は、使用の開始,終了に際してアンテナを指先で差し込んだり抜き取ったりしなければならないので、手間が掛かって煩わしいのみでなく使用時間の前後にロスタイムを生じる。
ロッドアンテナ19も同様に、使用の開始,終了に際してアンテナを指先で引き伸ばしたり圧し縮めたりしなければならないので、手間が掛かって煩わしいのみでなく使用時間の前後にロスタイムを生じる。
その上、アンテナ付きPCカード18およびロッドアンテナ19は、使用状態においてアンテナ素子がパーソナルコンピュータ14の本体から突出しているので、気を付けないと引っかける虞れ無しとしない。
さらに、折畳みアンテナ17やアンテナ付きPCカード18はパーソナルコンピュータ14本体の影響を受けて、図の270度方向のアンテナ利得が90度方向に比して悪いという不具合が有る。
しかも上記3種類のアンテナは、何れも外観に現れてシンプルな印象を壊して意匠的価値を損ね、商品価値を低下させている。
さらに、これらのアンテナは一つの周波数帯にのみ同調し、デュアルバンド性能を有していない。このため、例えばダイバシティー方式の送受信を行なおうとすると2組のアンテナを設けなければならなかった。
以上に述べた先行技術に係るアンテナ(図8)の欠点を改良するために、特願2003−163904号に係る「多周波変形T型アンテナ、および、その構成方法」が提案されている。この発明は本発明者が創作し、本出願人によって別途出願中の先願(以下、未公知の先願発明という)である。
図9は、上記未公知の先願発明の1実施例を示し、X,Yは直交座標軸である。
電気的長さL=λ/2の第1アンテナ素子1が、X軸方向に配置され、その中央の点がY軸上に位置している。
電気的長さL=/2の第2アンテナ素子2も同様に(Y軸に関して対称に、かつX軸方向に)配置されている。
X軸に平行な第1アンテナ素子1及び第2アンテナ素子2のインピーダンスは、両端において無限大、中央において0である。そして、上記インピーダンス0の点の近くにインピーダンス50Ωの点50が存在する。このインピーダンス50Ωの点を給電点として、同軸ケーブル7の中心導体が接続導通される。
前記インピーダンス0の点は、Y軸に沿って設けられた短絡ライン4によって、グランド板8に接地される。
図10は、前記未公知の先願発明の使用例を示す模式図であって、パーソナルコンピュータ14の液晶ディスプレー14aを取り付けられているプラスチック枠板14dの中に未公知の先願発明に係る多周波変形T形アンテナ15が組み込まれている。
グランド板8は液晶ディスプレー14aの裏側に隠れていて該液晶ディスプレーの保護プレートに密着し、配線接続を要しないで接地されている。
図11は前記多周波変形T形アンテナを改良した広帯域変形T形アンテナ16の平面図である。
電気的長さL=λ/2の第1アンテナ素子16aから、電気的長さL=λ/2の第gアンテナ素子16gまでが相互に平行に配列されている。これにより、g種類の波長の電波を送受信することができる。
特開平20001−345619号公報 特願2003−16309号(本願の出願時において未公開)
前記未公知の先願発明によると、多くの周波数の電波を送受信するアンテナを薄型に構成できるという優れた効果を奏するが、そのX軸方向の電気的長さが波長λの半分であり、機械的長さ寸法もほぼ同じである。
該未公知の先願発明は多くの長所を有する極めて優れた発明であるが、さらに次のような要請が有る。
イ.X軸方向の長さ寸法を更に短縮してほしい。
ロ.複数種類の送受信波長のそれぞれについて、同調周波数帯域を拡大してほしい。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、前記未公知の先願に係る発明を改良して、X軸方向の長さ寸法を半減し、および/または同調周波数帯域を拡大するに在る。
請求項1に係る発明方法の構成は、(図2参照)波長λの電波と、波長λの電波とを送受信するアンテナを構成する方法において、
直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
上記2個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」をY軸に沿った短絡ライン(4)で接続するとともに、該短絡ライン(4)をグランド板(8)に接続導通し、
かつ、前記2個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」を上記給電点に接続導通することを特徴とする。
以上に説明した請求項1の発明方法によると、X軸方向の電気的長さを送受信電波の4分の1波長に構成することができ、機械的長さもほぼ同様である。これは未公知の先願発明に比して丁度半分に相当する。
しかも、簡単な構成,低い製造コスト,高い利得といった未公知の先願発明の長所を失うことが無い。
特に、きわめて薄型であるからパーソナルコンピュータのプラスチック枠板内に収納することができ、使用の開始,終了に際して手動操作の必要が無いので、ロスタイムを生じない。
請求項2に係る発明方法の構成は、前記請求項1の発明方法の構成要件に加えて、(図1参照)前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」を配設し、両者を静電容量結合し、
および/または、
前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(25)」を配設し、両者を静電容量結合することを特徴とする。
以上に説明した請求項2の発明方法によると、前記請求項1に係る発明方法に「無給電素子を追加設置する」という簡単な手段で、該請求項1の発明方法の効果を損なうことなく、その同調周波数帯域を拡大することができる。
さらに、同調周波数帯域の拡大状態は静電結合の粗密に応じて変化するから、所望の周波数帯域にすることができる。
前記の無給電素子追加は、2個のアンテナ素子の両方に対して行なっても良く、または、片方のアンテナ素子に追加してもよい。
片方のアンテナ素子に無給電素子を追加すると、追加されたアンテナ素子の送受信波長の同調周波数帯域のみが拡大される。
請求項3に係る発明方法の構成は、(図3参照)波長λから波長λまでの複数波長の電波を送受信するアンテナを構成する方法において、
直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
上述と同様ないし類似の操作をn回くり返して 、電気的長さL=λ/4の第nアンテナ素子の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
上記n個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」をY軸に沿った短絡ライン(4)で接続するとともに、該短絡ライン(4)をグランド板(8)に接続導通し、
かつ、前記n個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」を上記給電点に接続導通することを特徴とする。
以上に説明した請求項3の発明方法によると、複数波長の電波を送受信することができる。しかもX軸方向の電気的長さを送受信電波の4分の1波長に構成することができ、機械的長さもほぼ同様である。これは未公知の先願発明に比して丁度半分に相当する。
しかも、簡単な構成,低い製造コスト,高い利得といった未公知の先願発明の長所を失うことが無い。
特に、きわめて薄型であるからパーソナルコンピュータのプラスチック枠板内に収納することができ、使用の開始,終了に際して手動操作の必要が無いので、ロスタイムを生じない。
請求項4に係る発明方法の構成は、前記請求項3の発明方法の構成要件に加えて、(図4参照)前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」を配設し、両者を静電容量結合し、
および/または、
前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第2無給電素子(25)」を配設し、両者を静電容量結合し、
上述と同様ないし類似の操作をn回くり返して 、前記第nアンテナ素子先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第n無給電素子」を配設し、両者を静電容量結合することを特徴とする。
以上に説明した請求項4の発明方法によると、前記請求項3に係る発明方法に「無給電素子を追加設置する」という簡単な手段で、該請求項3の発明方法の効果を損なうことなく、その同調周波数帯域を拡大することができる。
さらに、同調周波数帯域の拡大状態は静電結合の粗密に応じて変化するから、所望の周波数帯域にすることができる。
前記の無給電素子追加は、複数個のアンテナ素子の全部に対して行なっても良く、または、一部のアンテナ素子に追加してもよい。
アンテナ素子に無給電素子を追加すると、追加されたアンテナ素子の送受信波長の同調周波数帯域が拡大される。
請求項5に係る発明方法の構成は、(図6参照)波長λ,λないしλの複数種類の電波を送受信するアンテナを構成する方法において、
直交座標X,Yを想定し、
電気的長さL=λ/2の第1アンテナ素子(1)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設し、
電気的長さL=λ/2の第2アンテナ素子(2)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設し、
上述と同様ないし類似の操作をn回くり返して、電気的長さL=λ/2の第nアンテナ素子の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設し、
かつ上記複数個のアンテナ素子それぞれの長手方向の中央に相当する「インピーダンス0の点」を相互に「Y軸に沿った短絡ライン(4)」によって接続導通させ、
該短絡ライン(4)をグランド板(8)に接地するとともに、
前記複数のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、
さらに、前記n個のアンテナ素子(1,2…)のそれぞれに対して、電気的長さλ/4の第1無給電素子(13)、電気的長さλ/4の第2無給電素子(11)ないし電気的長さλ/4の第n無給電素子を対向離間せしめて配置し、対向する素子の間に静電結合容量を形成することを特徴とする。
以上に説明した請求項5の発明方法によると、未公知の先願発明の効果を損なうこと無く、それぞれのアンテナ素子の同調周波数帯域を拡大することができる。
無給電素子の配設は、複数個のアンテナ素子の全部に対して行なっても良く、または、アンテナ素子の一部に対して行なっても良い。
一部のアンテナ素子に対してのみ無給電素子を対向設置した場合は、該無給電素子に対応するアンテナ素子のみが同調周波数帯を拡大される。
請求項6の発明に係る多周波アンテナの構成は、(図2参照)波長λの電波と、波長λの電波とを送受信する多周波アンテナにおいて、
直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)が、長手方向をX軸と平行ならしめて配置されるとともに、その長手方向の片方の端がY軸上に位置しており、
電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)が、長手方向をX軸と平行ならしめて配置されるとともに、その長手方向の片方の端がY軸上に位置しており、
上記2個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」がY軸に沿った短絡ライン(4)で接続されるとともに、該短絡ライン(4)がグランド板(8)に接続導通されており、
かつ、前記2個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)が給電点とされ、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」が上記給電点に接続導通されていることを特徴とする。
以上に説明した請求項6の発明によると、未公知の先願発明に比して更に小型、軽量であり、しかも該未公知の先願発明よりも簡単な構成でコストが安く、かつ同様に高利得である。
特に、X軸方向の寸法が約半分であり、極めて狭い箇所にも収納して設置するに適している。
請求項7に係る発明の構成は、前記請求項6の発明の構成要件に加えて、(図1参照)
前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」が配設されて、両者が静電容量によって結合されており、
および/または、
前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(25)」が配設されて、両者が静電容量によって結合されていることを特徴とする。
以上に説明した請求項7の発明によると、前記請求項6に係る多周波アンテナに「無給電素子を追加設置されている」という簡単な構成で、該請求項6の発明の効果を損なうことなく、その同調周波数帯域が拡大されている。
さらに、同調周波数帯域の拡大状態は静電結合の粗密に応じて変化するから、所望の周波数帯域にすることができる。
前記の無給電素子追加は、2個のアンテナ素子の両方に対して行なっても良く、または、片方のアンテナ素子に追加してもよい。
片方のアンテナ素子に無給電素子を追加されると、追加されたアンテナ素子の送受信波長の同調周波数帯域のみが拡大される。
請求項8に係る発明の構成は、(図3参照)波長λから波長λまでの複数波長の電波を送受信する多周波アンテナにおいて、
直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
上述と同様ないし類似の構成がn組配列されて 、電気的長さL=λ/4の第nアンテナ素子が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
上記n個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」が、Y軸に沿った短絡ライン(4)で接続されるとともに、該短絡ライン(4)がグランド板(8)に接続導通されており、
かつ、前記n個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」が上記給電点に接続導通されるようになっていることを特徴とする。
以上に説明した請求項8の発明に係る多周波アンテナを適用すると、複数波長の電波を送受信することができる。しかもX軸方向の電気的長さが送受信電波の4分の1波長であり、機械的長さもほぼ同様である。これは前記未公知の先願発明に比して丁度半分に相当する。
しかも、簡単な構成,低い製造コスト,高い利得といった未公知の先願発明の長所を失うことが無い。
特に、きわめて薄型であるからパーソナルコンピュータのプラスチック枠板内に収納することができ、使用の開始,終了に際して手動操作の必要が無いので、ロスタイムを生じない。
請求項9の発明に係る多周波アンテナの構成は、前記請求項8の発明の構成要件に加えて、(図4参照)前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」が配設されていて、両者が静電容量によって結合されており、
および/または、
前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(25)」を配設し、両者を静電容量結合し、
上述と同様ないし類似の構成をn組配列して 、前記第nアンテナ素子先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて「基端を接地した電気的長さλ/4の第n無給電素子」を配設し、両者を静電容量結合することを特徴とする。
以上に説明した請求項9の発明によると、前記請求項8の多周波アンテナに対して無無給電素子を追加するという簡単な構成で、同調周波数帯域を拡大することができる。
複数個のアンテナ素子の全部に対応せしめて無給電素子を配設することもでき。また、複数個のアンテナ素子の内の1部のアンテナ素子に対応させて無給電素子を配設することもできる。
1部のアンテナ素子のみに対応させて無給電素子を配設した場合は、当該アンテナ素子の同調周波数帯域が拡大される。
このように、各アンテナ素子のそれぞれに対して選択的に無給電素子を配設してアンテナ特性を改善できるので設計的自由度が大きい。
請求項10の発明に係る多周波アンテナの構成は、(図6参照)波長λ,λないしλnの複数種類の電波を送受信する多周波アンテナにおいて、
直交座標X,Yを想定し、
電気的長さL=λ/2の第1アンテナ素子(1)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設されており、
電気的長さL=λ/2の第2アンテナ素子(2)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設されており、
上述と同様ないし類似の構成がn組配列されて、電気的長さL=λ/2の第nアンテナ素子が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設されており、
かつ上記複数個のアンテナ素子それぞれの長手方向の中央に相当する「インピーダンス0の点」が、「Y軸に沿った短絡ライン(4)」によって相互に接続導通されていて、
該短絡ライン(4)がグランド板(8)に接地されるとともに、
前記複数のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)が給電点になっていて、
さらに、前記n個のアンテナ素子(1,2…)のそれぞれに対して、電気的長さλ/4の第1無給電素子(13)、電気的長さλ/4の第2無給電素子(11)および電気的長さλ/4の第n無給電素子が対向離間せしめて配置され、対向する素子の間が静電容量を介して結合されていることを特徴とする。
以上に説明した請求項10の発明によると、未公知の先願発明の多周波アンテナに対して無給電素子を追加するという簡単な構成で、該未公知の先願発明の効果を損なうこと無く、同調周波数帯域を拡大することができる。
無給電素子の配設は、複数個のアンテナ素子の全部に対して行なっても良く、または、アンテナ素子の一部に対して行なっても良い。
一部のアンテナ素子に対してのみ無給電素子を対向設置した場合は、該無給電素子に対応するアンテナ素子のみが同調周波数帯を拡大される。
請求項11に係る発明の構成は、前記のアンテナ素子、短絡ライン、給電ライン、およびグランド板が、プリント基板、望ましくはフレキシブルプリント基板の導通パターンによって構成されていることを特徴とする。
以上に説明した請求項11の発明によると、本発明に係る多周波アンテナ装置が超薄型に形成され、狭小な空間にも設置することができる。
その上、プリント配線技術を適用して多数の製品を高精度かつ低コストで工業的に大量生産して無線機器工業の発展に寄与することができる。
さらに、フレキシブル基板を用いると、無線通信機器を構成している部間に挟み込むに適し、取り付け作業を迅速容易に遂行することができる。
請求項1の発明方法によると、X軸方向の電気的長さを送受信電波の4分の1波長に構成することができ、機械的長さもほぼ同様である。これは未公知の先願発明に比して丁度半分に相当する。
しかも、簡単な構成,低い製造コスト,高い利得といった未公知の先願発明の長所を失うことが無い。
特に、きわめて薄型であるからパーソナルコンピュータのプラスチック枠板内に収納することができ、使用の開始,終了に際して手動操作の必要が無いので、ロスタイムを生じない。
請求項2の発明方法によると、前記請求項1に係る発明方法に「無給電素子を追加設置する」という簡単な手段で、該請求項1の発明方法の効果を損なうことなく、その同調周波数帯域を拡大することができる。
さらに、同調周波数帯域の拡大状態は静電結合の粗密に応じて変化するから、所望の周波数帯域にすることができる。
前記の無給電素子追加は、2個のアンテナ素子の両方に対して行なっても良く、または、片方のアンテナ素子に追加してもよい。
片方のアンテナ素子に無給電素子を追加すると、追加されたアンテナ素子の送受信波長の同調周波数帯域のみが拡大される。
請求項3の発明方法によると、複数波長の電波を送受信することができる。しかもX軸方向の電気的長さを送受信電波の4分の1波長に構成することができ、機械的長さもほぼ同様である。これは未公知の先願発明に比して丁度半分に相当する。
しかも、簡単な構成,低い製造コスト,高い利得といった未公知の先願発明の長所を失うことが無い。
特に、きわめて薄型であるからパーソナルコンピュータのプラスチック枠板内に収納することができ、使用の開始,終了に際して手動操作の必要が無いので、ロスタイムを生じない。
請求項4の発明方法によると、前記請求項3に係る発明方法に「無給電素子を追加設置する」という簡単な手段で、該請求項3の発明方法の効果を損なうことなく、その同調周波数帯域を拡大することができる。
さらに、同調周波数帯域の拡大状態は静電結合の粗密に応じて変化するから、所望の周波数帯域にすることができる。
前記の無給電素子追加は、複数個のアンテナ素子の全部に対して行なっても良く、または、一部のアンテナ素子に追加してもよい。
アンテナ素子に無給電素子を追加すると、追加されたアンテナ素子の送受信波長の同調周波数帯域が拡大される。
請求項5の発明方法によると、未公知の先願発明の効果を損なうこと無く、それぞれのアンテナ素子の同調周波数帯域を拡大することができる。
無給電素子の配設は、複数個のアンテナ素子の全部に対して行なっても良く、または、アンテナ素子の一部に対して行なっても良い。
一部のアンテナ素子に対してのみ無給電素子を対向設置した場合は、該無給電素子に対応するアンテナ素子のみが同調周波数帯を拡大される。
請求項6の発明によると、未公知の先願発明に比して更に小型、軽量であり、しかも該未公知の先願発明よりも簡単な構成でコストが安く、かつ同様に高利得である。
特に、X軸方向の寸法が約半分であり、極めて狭い箇所にも収納して設置するに適している。
請求項7の発明によると、前記請求項6に係る多周波アンテナに「無給電素子を追加設置されている」という簡単な構成で、該請求項6の発明の効果を損なうことなく、その同調周波数帯域が拡大される。
さらに、同調周波数帯域の拡大状態は静電結合の粗密に応じて変化するから、所望の周波数帯域にすることができる。
前記の無給電素子追加は、2個のアンテナ素子の両方に対して行なっても良く、または、片方のアンテナ素子に追加してもよい。
片方のアンテナ素子に無給電素子を追加されると、追加されたアンテナ素子の送受信波長の同調周波数帯域のみが拡大される。
請求項8の発明に係る多周波アンテナを適用すると、複数波長の電波を送受信することができる。しかもX軸方向の電気的長さが送受信電波の4分の1波長であり、機械的長さもほぼ同様である。これは前記未公知の先願発明に比して丁度半分に相当する。
しかも、簡単な構成,低い製造コスト,高い利得といった未公知の先願発明の長所を失うことが無い。
特に、きわめて薄型であるからパーソナルコンピュータのプラスチック枠板内に収納することができ、使用の開始,終了に際して手動操作の必要が無いので、ロスタイムを生じない。
請求項9の発明によると、前記請求項8の多周波アンテナに対して無無給電素子を追加するという簡単な構成で、同調周波数帯域を拡大することができる。
複数個のアンテナ素子の全部に対応せしめて無給電素子を配設することもでき。また、複数個のアンテナ素子の内の1部のアンテナ素子に対応させて無給電素子を配設することもできる。
1部のアンテナ素子のみに対応させて無給電素子を配設した場合は、当該アンテナ素子の同調周波数帯域が拡大される。
このように、各アンテナ素子のそれぞれに対して選択的に無給電素子を配設してアンテナ特性を改善できるので設計的自由度が大きい。
請求項10の発明によると、未公知の先願発明の多周波アンテナに対して無給電素子を追加するという簡単な構成で、該未公知の先願発明の効果を損なうこと無く、同調周波数帯域を拡大することができる。
無給電素子の配設は、複数個のアンテナ素子の全部に対して行なっても良く、または、アンテナ素子の一部に対して行なっても良い。
一部のアンテナ素子に対してのみ無給電素子を対向設置した場合は、該無給電素子に対応するアンテナ素子のみが同調周波数帯を拡大される。
請求項11の発明によると、本発明に係る多周波アンテナ装置が超薄型に形成され、狭小な空間にも設置することができる。
その上、プリント配線技術を適用して多数の製品を高精度かつ低コストで工業的に大量生産して、無線機器工業の発展に寄与することができる。
さらに、フレキシブル基板を用いると、無線通信機器を構成している部材に間に挟み込むに適し、取り付け作業を迅速容易に遂行することができる。
<実施例1>
図2は実施例1を示す模式的な平面図であって、請求項1および請求項6に対応する。
本図2の構成を前掲の図9(未公知の先願発明)に比較すると、該図9に示されている構成部分の右半分(Y軸の右側)に相当する。
この多周波アンテナは縦横斜め、いずれの姿勢でも使用できるが、説明の便宜上、図示の状態に基づいて上下、左右を呼称する。この上下左右の呼称は本発明の構成要件を限定しない。
図9(未公知の先願発明)の第1アンテナ素子1の電気的長さがλ/2であったのに対して、図2(実施例1)の第1アンテナ素子21の電気的長さはλ/4である。
電気的長さが半分であるから、その機械的長さ(X軸方向の、物理的に物差しで測れる尺度)も半分である。
Y軸に沿って短絡ライン4が設けられ、前記第1アンテナ素子21の左端および第2アンテナ素子22の左端をグランド板8に接続導通している。
これにより、 第1アンテナ素子21に符号∞を付して示した点のインピーダンスが無限大となり、符号0を符号示した点のインピーダンスが0になる。
点∞と点0との間に、点0寄りに位置してインピーダンス50Ωの点50が存在する。
第2アンテナ素子22にも同様にインピーダンス50Ωの点が有る。これらのインピーダンス50Ωの点を給電点とし、これらを給電ライン6で結ばれていて、この給電ラインに同軸ケーブル7の中心導体7aが接続されている。該同軸ケーブル7の外部導体7bはグランド板8に接地される。
図9の未公知の先願発明における第1アンテナ素子1は送受信電波の半波長に共振したが、図示2(実施例1)の第1アンテナ素子21は送受信電波の4分の1波長に共振する。従って、同一波長の電波に共振するアンテナ素子の電気的長さは半分であり、機械的長さも半分である。
このようにして実施例1は、未公知の先願発明に係る多周波アンテナの長所を損なうことなく、そのX軸方向の長さ寸法を半減した。
<実施例2>
図1は実施例2を示す模式的な平面図であって、請求項2および請求項7に対応する。
この図1が前掲の図2(実施例1)に比して異なる処を述べると次のとおりである。
電気的長さλ/4の第2アンテナ素子22の先端(インピーダンス∞の点)に対向離間せしめて、電気的長さλ/4の第2無給電素子25を配置して、両者の間に静電容量Ccを形成せしめる。
このように、アンテナ素子と無給電素子とを静電容量結合すると二重共振減少を生じ、アンテナの同調特性に広い同調周波数帯域を与えることができる。
図12は実施例2と従来例とを対比するために示したアンテナ特性図表であって、横軸に周波数(GHz)を取り、縦軸に「垂直偏波による水平面内最大利得」を取ってある。
なお、パーソナルコンピュータの無線LANに用いられる周波数帯域を日本と欧米とに区分して付記してある。
実線で描いたカーブiは、日本の規格に適合させて構成された従来例のアンテナの特性カーブである。日本規格の周波数帯域はカバーされているが、欧米規格の周波数帯域はカバーできていない。
鎖線で描いたカーブkは、欧米の規格に適合させた従来例のアンテナの特性カーブである。欧米規格の周波数帯域はカバーされているが、日本規格の周波数帯域はカバーできていない。
破線で描いたカーブjは、図2に示した実施例2の特性カーブである。このカーブjは欧米規格の周波数帯域で+3dBを示しており、無給電素子を付加したことによる利得向上と広帯域化効果とが実現されている。
図表13も上記実施例2と従来例とを対比するために示したアンテナ特性図表であり、
(A)はリターンロス特性図表、(B)はVSWR(給電線上の定在波比)図表である。
上記A,B両図ともに横軸は周波数であって、共通目盛になっている。なお、前掲の図12におけると同様に日本規格の周波数帯と欧米規格の周波数帯とを付記してある。
カーブiは前図におけると同様に日本の規格に適合させて構成された従来例のアンテナを表し、カーブjは実施例2を表している。
SWR3.0で見たとき、カーブi(従来例)の比帯域が約6.9%であるのに対してカーブj(実施例2)は約16%であり、無給電素子の付加によって2.3倍以上に拡大されている。
<実施例3>
図3は実施例3の模式的な平面図である。この実施例3は請求項3および請求項8に対応する。
この図3の構成は、構成は前記実施例1(図2)における第1アンテナ素子1に対して第3アンテナ素子23を追加したものである。図示を省略するが、同様にして第4アンテナ素子、第5アンテナ素子を追加することもできる。
これを要するに、nを3位上の整数として、電気的長さλ/4の第nアンテナ素子を配列してn種類の波長の電波を送受信することができる。
この実施例3の構成は、前掲の図11に示した未公知の先願発明を縦に二分したものと見ることもできる。
<実施例4>
図4は実施例4の模式的な平面図である。この実施例は請求項4及び請求項9に対応している。
この図4の構成は、前記実施例3(図3)に対し無給電素子を追加した構成であって、
第1アンテナ素子21に対して第1無給電素子24を対向離間せしめて静電結合容量Ccを形成するとともに、
第2アンテナ素子22に対して第2無給電素子25を対向離間せしめて静電容量Ccを形成せしめ、
第3アンテナ素子23に対して第3無給電素子26を対向離間せしめて静電容量Ccを
形成せしめてある。
本実施例4においても、前記実施例3におけると同様に、アンテナ素子と無給電素子との対偶をn組に増やすことができる。
無給電素子の追加によって同調周波数帯が広がることは先に述べたところであるが、
さらに詳しくは、静電結合の容量値によって特性が変化する。
すなわち、静電容量が大きい(結合が密であるとも、結合が深いともいう)ときには、
特性カーブが双峰性を呈し、静電容量が小さい(結合が疎であるとも、結合が浅いともいう)ときは単峰性を呈し、その中間の状態では平坦な部分が出来る。このような状態を臨界結合状態という。
このような現象を利用して所望の特性カーブを得るため、静電結合容量値を増減調節する必要を生じる。
図4において、第2アンテナ素子22と第2無給電素子25との間の静電容量Ccを増加させるために、両者の対向部を斜めにしてある。これにより対向面積が広くなり、静電容量が大きくなる。
さらに静電容量をふやすには、第3アンテナ素子23と第3無給電素子26とのように階段状に形成すると有効である。このように対向部を階段状に形成すると、CだけでなくLも生じる。このようにして必然的に伴って発生する現象を考慮すると理解されるように、本発明において静電容量結合とは、電磁界結合を含む意である。
階段状に対向させる構成よりも更に静電容量を増加させたいときは、第1アンテナ素子21と第1無給電素子24との対向部に破線でしめした27のように、両面基板の裏側に導通パターンを形成して、「基板を誘電体として利用した静電容量」を形成する。
基板の裏側に導通パターンを設けた構造にすると、表側のアンテナ素子や無給電素子を傷つけることなく、該裏側の導パターンの一部分を削り取るなどして静電容量値を調節することができる。
<実施例5>
図5は実施例5の模式的な平面図であって、請求項5および請求項10に対応する。この実施例は、前掲の図9に示した未公知の先願発明の構成に対して第2無給電素子11を追加した構成である。これにより、該未公知の先願発明の効果を損なうことなく同調周波数帯を拡大することができる。
(図12参照)カーブmは実施例5のアンテナの特性カーブである。全般的にカーブi(実施例2)よりも優れており、特に欧米規格の周波数帯域において+3dBという優れた利得を発揮することが現れている。
この図5の構成に対して(図6参照)第3アンテナ素子3および第3無給電素子20を追加すると3種類の波長の電波を送受信することができる。
さらに一般的に、「電気的長さλ/4の無給電素子」を「電気的長さλ/2ノアンテナ素子」に対向離間させて、n種類の波長の電波を送受信することができる。
<実施例6>
符号10を付して示したのはフレキシブル基板であって、前記実施例1ないし実施例5の内の何れか一つが、導通パターンで形成されている。または、銅箔などフレキシブルな導電性材料で構成することもできる。
フィルム9とフィルム9bとが溶着9cされてフイルムパッケージ9が形成され、前記の銅箔またはフレキシブル基板10が包装されている。同軸ケーブル7の中心導体7aおよび外部導体7bは上記のフイルムパッケージ9を貫通して銅箔またはフレキシブル基板10にハンダ付12a,12bされている。このように構成すると、パーソナルコンピュータなどの電気機器の中に、構成部材の間に挟み込んで収納することができ、電気機器全体の小型軽量化に有効である。
本発明に係るアンテナは、複数種類の波長の電波に対して広い同調周波数帯を有し、しかも高利得、小型軽量、低コストであるからパーソナルコンピュータの無線LAN用などに好適であり、無線機器産業の発展に寄与するところ多大である。
本発明の実施例2を模式的に描いた平面図であって、請求項2および請求項7に対応する図である。 本発明の実施例1を模式的に描いた平面図であって、請求項1および請求項6に対応する図である。 本発明の実施例3を模式的に描いた平面図であって、請求項3および請求項8に対応する図である。 本発明の実施例4を模式的に描いた平面図であって、請求項4および請求項9に対応する図である。 本発明の実施例5を模式的に描いた平面図である。 本発明の実施例5の改良形を模式的に描いた平面図であって、請求項5および請求項10に対応する図である。 本発明の実施例6を模式的に描いた断面図であって、請求項11に対応する図である。 従来例のアンテナを設けられたパーソナルコンピュータを描いた斜視図である。 未公知の先願発明(特願2003−163904号)の1実施例を描いた模式的な平面図である。 未公知の先願発明(特願2003−163904号)に係る多周波変形T形アンテナを設置されたパーソナルコンピュータの斜視図である。 未公知の先願発明(特願2003−163904号)に係る、前記と異なる実施例を描いた模式的な平面図である。 本発明の実施例と従来例とを対比して描いたアンテナ性能図表である。 本発明の実施例と従来例とを対比して描いたアンテナ性能図表であり、(A)ハリターンロス特性図表、(B)はVSWR(給電線上の定在波比)図である。
符号の説明
1…第1アンテナ素子
2…第2アンテナ素子
3…第3アンテナ素子
4…短絡ライン
6…給電ライン
7…同軸ケーブル
8…グランド板
9…フイルムパッケージ
10…銅箔またはフレキシブル基板
11…第2無給電素子
13…第1無給電素子
14…パーソナルコンピュータ
15…多周波変形T形アンテナ
20…第3無給電素子
21…第1アンテナ素子
22…第2アンテナ素子
23…第3アンテナ素子
24…第1無給電素子
25…第2無給電素子
26…第3無給電素子
27…基板裏側の導通パターン

Claims (11)

  1. 波長λの電波と、波長λの電波とを送受信するアンテナを構成する方法において、
    直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
    電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
    上記2個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」をY軸に沿った短絡ライン(4)で接続するとともに、該短絡ライン(4)をグランド板(8)に接続導通し、
    かつ、前記2個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」を上記給電点に接続導通することを特徴とする、多周波アンテナの構成方法。
  2. 前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」を配設し、両者を静電容量結合し、
    および/または、
    前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(25)」を配設し、両者を静電容量結合することを特徴とする、請求項1に記載した多周波アンテナの構成方法。
  3. 波長λから波長λまでの複数波長の電波を送受信するアンテナを構成する方法において、
    直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
    電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
    上述と同様ないし類似の操作をn回くり返して 、電気的長さL=λ/4の第nアンテナ素子の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置し、
    上記n個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」をY軸に沿った短絡ライン(4)で接続するとともに、該短絡ライン(4)をグランド板(8)に接続導通し、
    かつ、前記n個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」を上記給電点に接続導通することを特徴とする、多周波アンテナの構成方法。
  4. 前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」を配設し、両者を静電容量結合し、
    および/または、
    前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第2無給電素子(25)」を配設し、両者を静電容量結合し、
    上述と同様ないし類似の操作をn回くり返して 、前記第nアンテナ素子先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第n無給電素子」を配設し、両者を静電容量結合することを特徴とする、請求項3に記載した多周波アンテナの構成方法。
  5. 波長λ,λないしλの複数種類の電波を送受信するアンテナを構成する方法において、
    直交座標X,Yを想定し、
    電気的長さL=λ/2の第1アンテナ素子(1)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設し、
    電気的長さL=λ/2の第2アンテナ素子(2)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設し、
    上述と同様ないし類似の操作をn回くり返して、電気的長さL=λ/2の第nアンテナ素子の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設し、
    かつ上記複数個のアンテナ素子それぞれの長手方向の中央に相当する「インピーダンス0の点」を相互に「Y軸に沿った短絡ライン(4)」によって接続導通させ、
    該短絡ライン(4)をグランド板(8)に接地するとともに、
    前記複数のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、
    さらに、前記n個のアンテナ素子(1,2…)のそれぞれに対して、電気的長さλ/4の第1無給電素子(13)、電気的長さλ/4の第2無給電素子(11)ないし電気的長さλ/4の第n無給電素子を対向離間せしめて配置し、対向する素子の間に静電結合容量を形成することを特徴とする多周波アンテナの構成方法。
  6. 波長λの電波と、波長λの電波とを送受信する多周波アンテナにおいて、
    直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
    電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
    上記2個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」が、Y軸に沿った短絡ライン(4)で接続されるとともに、該短絡ライン(4)がグランド板(8)に接続導通されており、
    かつ、前記2個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」が上記給電点に接続導通されていることを特徴とする、多周波アンテナ。
  7. 前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」が配設されて、両者が静電容量によって結合されており、
    および/または、
    前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(25)」が配設されて、両者が静電容量によって結合されていることを特徴とする、請求項6に記載した多周波アンテナ。
  8. 波長λら波長λまでの複数波長の電波を送受信する多周波アンテナにおいて、
    直交座標X,Yを想定し、電気的長さL=λ/4の第1アンテナ素子(21)の長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
    電気的長さL=λ/4の第2アンテナ素子(22)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
    上述と同様ないし類似の構成がn組配列されて 、電気的長さL=λ/4の第nアンテナ素子が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の片方の端をY軸上に位置せしめて配置されており、
    上記n個のアンテナ素子それぞれの片方の端の「インピーダンス0の点(0)」が、Y軸に沿った短絡ライン(4)で接続されるとともに、該短絡ライン(4)がグランド板(8)に接続導通されており、
    かつ、前記n個のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)を給電点とし、「外部導体(7b)を接地された同軸ケーブル(7)の中心導体(7a)」が上記給電点に接続導通されるようになっていることを特徴とする、多周波アンテナ。
  9. 前記第1アンテナ素子(21)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(24)」が配設されていて、両者が静電容量によって結合されており、
    および/または、
    前記第2アンテナ素子(22)先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第1無給電素子(25)」を配設し、両者を静電容量結合し、
    上述と同様ないし類似の構成をn組配列して 、前記第nアンテナ素子先端のインピーダンス∞の点に対向離間せしめて、「基端を接地した電気的長さλ/4の第n無給電素子」を配設し、両者を静電容量結合することを特徴とする、請求項8に記載した多周波アンテナ。
  10. 波長λ,λないしλの複数種類の電波を送受信する多周波アンテナにおいて、
    直交座標X,Yを想定し、
    電気的長さL=λ/2の第1アンテナ素子(1)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設されており、
    電気的長さL=λ/2の第2アンテナ素子(2)が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設されており、
    上述と同様ないし類似の構成がn組配列されて、電気的長さL=λ/2の第nアンテナ素子が、その長手方向をX軸と平行ならしめるとともに、その長手方向の中央の点をY軸上に位置せしめて配設されており、
    かつ上記複数個のアンテナ素子それぞれの長手方向の中央に相当する「インピーダンス0の点」が、「Y軸に沿った短絡ライン(4)」によって相互に接続導通されていて、
    該短絡ライン(4)がグランド板(8)に接地されるとともに、
    前記複数のアンテナ素子それぞれについて、インピーダンス50Ωの点(50)が給電点になっていて、
    さらに、前記n個のアンテナ素子(1,2…)のそれぞれに対して、電気的長さλ/4の第1無給電素子(13)、電気的長さλ/4の第2無給電素子(11)および電気的長さλ/4の第n無給電素子が対向離間せしめて配置され、対向する素子の間が静電容量を介して結合されていることを特徴とする多周波アンテナ。
  11. 前記のアンテナ素子、短絡ライン、給電ライン、およびグランド板が、プリント基板、
    望ましくはフレキシブルプリント基板の導通パターンによって構成されていることを特徴とする、請求項6ないし請求項10の何れかに記載した多周波アンテナ。
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