JP2005142059A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カバーを直線性良く上方に付勢できる照明器具を提供する。
【解決手段】 本体1の上面に吊下コード10を設けるとともにその上端に接続器4を設け、さらにこの接続器4の下面側を覆うカバー(第一天井カバー5及び第二天井カバー6)を前記吊下コード10の外周に設けている。そして、前記吊下コード10の外周に金属など剛性の筒体3を設けるとともに、この筒体3の外周にコイルバネ11を巻装し、このコイルバネ11により前記カバーを上方に付勢している。なお、カバーとしては、第一天井カバー5及び第二天井カバー6の二つで構成したが、この部分のカバーとしては周知のように一つのカバーで構成してももちろんよい。
【選択図】 図1
【解決手段】 本体1の上面に吊下コード10を設けるとともにその上端に接続器4を設け、さらにこの接続器4の下面側を覆うカバー(第一天井カバー5及び第二天井カバー6)を前記吊下コード10の外周に設けている。そして、前記吊下コード10の外周に金属など剛性の筒体3を設けるとともに、この筒体3の外周にコイルバネ11を巻装し、このコイルバネ11により前記カバーを上方に付勢している。なお、カバーとしては、第一天井カバー5及び第二天井カバー6の二つで構成したが、この部分のカバーとしては周知のように一つのカバーで構成してももちろんよい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、吊下コード式の照明器具に関する。
本体の上面に吊下コードを設けるとともにその上端に接続器を設け、さらにこの接続器の下面側を覆うカバーを前記吊下コードの外周に設けた照明器具は極めて一般的である。そして詳しくは、そのようなカバーは係止爪によりコードに上下動可能に係止されている。
しかし、カバーを動かすとその係止爪の食い込みによりコードに傷が付いたり、照明器具を天井面に予め設けられた引掛ローゼットに吊り下げ接続した後、そのカバーをいちいち押し上げる必要があったり、コードの屈曲ぐせによりカバーの姿勢が傾いたりしていた。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、カバーを直線性良く上方に付勢できる照明器具を提供することを目的とする。
本発明を要約すると、本体の上面に吊下コードを設けるとともにその上端に接続器を設け、さらにこの接続器の下面側を覆うカバーを前記吊下コードの外周に設けた照明器具であって、前記吊下コードの外周に剛性の筒体を設けるとともに、この筒体の外周にコイルバネを巻装し、このコイルバネにより前記カバーを上方に付勢した照明器具である。
本発明によれば、コイルバネが剛性の筒体に沿って直線性良く上方に付勢されるため、カバーが実質的に傾かずに体裁良く支持される。
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
図示の実施形態は、本体1の上面に吊下コード10を設けるとともにその上端に接続器4を設け、さらにこの接続器4の下面側を覆うカバー(第一天井カバー5及び第二天井カバー6)を前記吊下コード10の外周に設けた照明器具である。そして、前記吊下コード10の外周に金属など剛性の筒体3を設けるとともに、この筒体3の外周にコイルバネ11を巻装し、このコイルバネ11により前記カバーを上方に付勢している。なお、カバーとしては、第一天井カバー5及び第二天井カバー6の二つで構成したが、この部分のカバーとしては周知のように一つのカバーで構成してももちろんよい。
また、本体1の上面に二重環型など環状の蛍光ランプ2を設けるとともに、この蛍光ランプ2の略中心に前記本体1の筒体としての吊下具3を設け、この吊下具3の上端に接続器4を設けた照明器具である。そして、前記吊下具3の外周に円形を好適としたリング状の第一天井カバー5及び第二天井カバー6を同軸状に設け、第一天井カバー5の外径は前記蛍光ランプ2の内径より小さく、第二天井カバー6の外径は前記蛍光ランプ2の内径より大きく、その内径をなす孔7は前記接続器4が通過できるように設定されている。これにより、環状の蛍光ランプ2の内径よりも天井カバー6の外径を大きくしても蛍光ランプ2が交換可能となり、間接照明効果が期待される照明器具に極めて有用である。さらに好適には、第二天井カバー6の孔7は、接続器4の短径部幅D1より広い幅の狭幅部8及び広幅部9で連続的に形成されるとともに、その全周に渡って前記接続器4の長径部幅D2より小さい内径を成している。これにより、第二天井カバー6の孔7は、狭幅部8もあり、全周に渡って接続器4の長径部幅D2より小さい内径を成しているため、本照明器具の取り付け・取り外しなどの取り扱いの際に、第二天井カバー6が不用意に接続器4から上方に脱落してしまう可能性が小さい。
さらに詳述すれば、天井面12には丸型引掛ローゼット13が予め設けられ、第一天井カバー5及び第二天井カバー6は、丸型引掛ローゼット13の下面側を実質的に覆うように構成されている。第二天井カバー6の内周縁部は例えば第一天井カバー5の外周縁部に載置支持され、第一天井カバー5の内周縁部は例えばコイルバネ11の上端縁に支持されている。
吊下具3の下端は本体1の略中央に直接、または何らかの介在部材などを介して固定され、吊下コード10は吊下具3の内部に貫通されてその下端から本体1の内部に引き込まれている。本体1の上面には蛍光ランプ2の下面と側面を実質的に覆う皿状で光反射性の良い反射部材14が固定され、反射部材14の内底面には蛍光ランプ2に給電するランプソケット15と蛍光ランプ2を支持するランプ支持バネ16が設けられている。また、本体1の下面側には直接照明となる環状の蛍光ランプ17と、この蛍光ランプ17を覆って本体1に着脱可能とされた透光性のグローブ18が設けられる。
蛍光ランプ2を交換するときは、第一天井カバー5及び第二天井カバー6をコイルバネ11の上方付勢力に逆らって下げてから、接続器4を引掛ローゼット13から取り外して、本照明器具を床面などに置く。そうすると図2及び図3の状態になる。ここで、第二天井カバー6を回転して図2のように接続器4と孔7の方向を合わせる。そして、第二天井カバー6を広幅部9の方向(図2の上方向)にずらしつつ斜めに引き上げ、場合によっては接続器4の同方向寄り部分を斜め下向きに下げて(コード10の柔軟性によりコード10が屈曲可能なため)、接続器4の一側を広幅部9にくぐらせてから接続器4全体を孔7に通過させて、図4の状態とする。そうすると、図5のように蛍光ランプ2を第一天井カバー5から上方に取り出せることが容易に理解される。そして、新たな蛍光ランプを逆の手順にて交換できるようになる。なお、接続器4の最大幅D2は蛍光ランプ2の内径よりも小さいのは図より明らかであるが、接続器4はコード10で支持されるゆえに斜めにしやすいので、必ずしもこの条件を必要とはしない。
本実施形態によれば、吊下コード10は柔軟性があり屈曲ぐせが残っている場合があるが、その周りに剛性の筒体3があるため、コイルバネ11が剛性の筒体3に沿って直線性良く上方に付勢されるため、カバー5、6が実質的に傾かずに体裁良く支持される。
1 本体
2 蛍光ランプ
3 筒体(吊下具)
4 接続器
5 第一天井カバー(カバー)
6 第二天井カバー(カバー)
7 孔
8 狭幅部
9 広幅部
10 吊下コード
11 コイルバネ
2 蛍光ランプ
3 筒体(吊下具)
4 接続器
5 第一天井カバー(カバー)
6 第二天井カバー(カバー)
7 孔
8 狭幅部
9 広幅部
10 吊下コード
11 コイルバネ
Claims (1)
- 本体の上面に吊下コードを設けるとともにその上端に接続器を設け、さらにこの接続器の下面側を覆うカバーを前記吊下コードの外周に設けた照明器具であって、前記吊下コードの外周に剛性の筒体を設けるとともに、この筒体の外周にコイルバネを巻装し、このコイルバネにより前記カバーを上方に付勢した照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378164A JP2005142059A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378164A JP2005142059A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005142059A true JP2005142059A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34688638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003378164A Pending JP2005142059A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005142059A (ja) |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003378164A patent/JP2005142059A/ja active Pending
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090226 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090428 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090929 |