JP2005139854A - 非常用電子式ドアロック装置 - Google Patents

非常用電子式ドアロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005139854A
JP2005139854A JP2003380239A JP2003380239A JP2005139854A JP 2005139854 A JP2005139854 A JP 2005139854A JP 2003380239 A JP2003380239 A JP 2003380239A JP 2003380239 A JP2003380239 A JP 2003380239A JP 2005139854 A JP2005139854 A JP 2005139854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
rotational force
lock
emergency
lock member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003380239A
Other languages
English (en)
Inventor
Ju Hyeon Choi
崔周鉉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PARK EIKAN
Original Assignee
PARK EIKAN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PARK EIKAN filed Critical PARK EIKAN
Priority to JP2003380239A priority Critical patent/JP2005139854A/ja
Publication of JP2005139854A publication Critical patent/JP2005139854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】非常時においてドアを自動的にロック又はロック解除できない場合、ドアの内側でドアを強制にロック又はロック解除する。
【解決手段】
(A)ロック部材とロック部材作動具とを有するロック本体、(B)バッテリが内蔵された内部ボディ、(C)ドアを開放するためのキーパッドが前面に設けられた外部ボディ、(D)ロック部材の作動を制御する制御回路部、(E)制御回路部の制御で正逆駆動する駆動モータ、(F)減速機、及び(G)減速機の回転力をロック部材作動具に伝達する回転力伝達部、を備える。一端は回転力伝達部の中心部に結合され、他端は内部ボディの前方に突出し、非常時に他端を把持して回転力伝達部を強制回転させる強制回転部材を備える。強制回転部材の他端部の外側に取り付けられ、強制回転の際に把持するための把持部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子式ドアロック装置に関し、特に、バッテリの放電や駆動モータの故障などの非常時にドアを自動にロック又はロック解除できない場合、ドアの内側でドアを強制的にロック又はロック解除することのできる非常用電子式ドアロック装置に関する。
一般に、屋内に出入りするためのドアには、外部者の無断侵入を防止するためのドアロック装置が設けられているが、このようなドアロック装置としては、機械式ドアロック装置と電子式ドアロック装置とがあり、これらはそれぞれ別個の独立した装置であって、ドアの開閉や保安に係る機能のみを行う。
前記機械式ドアロック装置は、ドアの内外部においてレバー又は鍵などを用いてロック及びロック解除をすることができるものであって、電子式のものに比べて低価格であるという長所がある反面、構造が複雑であり、鍵を常に持っている必要があり、鍵をなくすとドアの開放が難しく、さらには他人による解錠のおそれがあるという問題点があった。
従って、近年、前述のような機械式ドアロック装置の使用による問題点を解決するため、鍵などを必要としない電子式ドアロック装置が広く利用されるようになりつつある。
このような電子式ドアロック装置は、モータ又はソレノイドなどを用いてドアを自動にロック又はロック解除をすることができるものであって、キーパッド、指紋認識機、カードリーダーなどを採用することにより、出入者を確認するようになっている。
このように、電子式ドアロック装置は、出入者認証過程が電気電子的になされるため、機械式ドアロック装置に比べて高い保安性が得られる。
前述の特性を有する従来の電子式ドアロック装置に関する技術が下記の特許文献1に開示されている。
大韓民国公開特許第2003−0019541号公報
前記公開特許に開示の電子式ドアロック装置は、ドアの一側内部に設けられドアのロック又はロック解除を行うドアロックシリンダ110、ドアロックシリンダ110と連係してドアの内側に設けられる内部ボディ120、ドアロックシリンダ110と連係してドアの外側に設けられ暗証番号を入力するためのキーパッド140が取り付けられた外部ボディ130、及び内部ボディ120と外部ボディ130にそれぞれ回動可能に設けられる取っ手122、132を備えてなる。
また、ドアロックシリンダ110の内部には、ドアのロック状態を維持するためのラッチボルト114、ドアのロック又はロック解除を行うためのロック部材116、及びロック部材116を作動させる駆動モータ150が設けられている。
なお、ラッチボルト114は、ロック部材116とは無関係に、内・外部ボディ120、130にそれぞれ回動可能に設けられる取っ手122、132の回転によって作動される。
しかし、前述のような構成を有する従来の電子式ドアロック装置では、駆動モータに電源を印加するためのバッテリが放電しきってしまうか、駆動モータが故障するなどの非常時においてロック部材が作動しなくなった場合、ドアのロック又はロック解除ができなくなってしまい、不便であるだけでなく外部者の無断侵入のおそれもあった。
本発明は、従来の電子式ドアロック装置の使用に伴う問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、バッテリの放電、駆動モータの故障などのような非常時にドアのロック及びロック解除ができない場合、ドアの内側でドアを強制にロック又はロック解除をすることができる非常用電子式ドアロック装置を提供することにある。
前述の目的を達成するための本発明に係る非常用電子式ドアロック装置は、(A).ドアの一側内部に設けられ、前記ドアのロック又はロック解除を行うロック部材と、前記ロック部材を出没させるロック部材作動具とを有するロック本体、(B).前記ドアの内側に取り付けられ、バッテリが内蔵された内部ボディ、(C).前記ドアの外側に取り付けられ、暗証番号を入力して前記ドアを開放するためのキーパッドが前面に設けられた外部ボディ、(D).前記内部ボディに内蔵され、前記ロック部材の作動を制御する制御回路部、(E).前記内部ボディに内蔵され、前記制御回路部の制御で正逆駆動する駆動モータ、(F).前記内部ボディに内蔵され前記駆動モータの回転力を減速させる減速機、及び、
(G).前記減速機と噛み合い前記ロック部材作動具と軸結合され、前記減速機の回転力を前記ロック部材作動具に伝達する回転力伝達部、の前記(A)乃至(G)の構成要件を備えてなる電子式ドアロック装置において、一端は前記回転力伝達部の中心部に結合され、他端は前記内部ボディの前方に突出し、非常時に他端を把持して前記回転力伝達部を強制回転させる強制回転部材を備えてなることを特徴とする。
また、本発明に係る非常用電子式ドアロック装置は、上記手段において、前記強制回転部材の他端部の外側に取り付けられ、強制回転の際に把持するための把持部を備えてなることを特徴とする。
本発明の非常用電子式ドアロック装置によれば、強制回転部材を用いて回転力伝達部を強制回転させることで、バッテリの放電や駆動モータの故障などのような非常時に、手動でドアをロックするか又はロック状態を解除することができるため、使用者の便宜性が高くなり、また、非常時の外部者の無断侵入を防止する効果が得られる。
以下、本発明に係る非常用電子式ドアロック装置の好適な実施例をあげて前述のような構成の特徴及び作用について詳述する。
図1及び図2に示されたように、本発明の一実施例に係る非常用電子式ドアロック装置は、ドア2の一側内部に設けられ、ドア2のロック又はロック解除を行うためのロック部材102とラッチボルト104が出没可能に内蔵されたロック本体100、ドア2の内側に設けられる内部ボディ200、ドア2の外側に設けられ、外部で暗証番号を入力するための外部ボディ300、及び内部ボディ200と外部ボディ300に回転可能に取り付けられ、ラッチボルト104を出没させる取っ手400、400’を備えている。
前述のロック本体100は、図3に示されたように、ドア2の一側内部に設けられるハウジング101、ハウジング101内に一側に出没可能に設けられ、ドアのロック又はロック解除を行うためのロック部材102、ハウジング101に回転可能に設けられ、ロック部材102を前後進させるロック部材作動具103、ハウジング101内に一側に出没可能に設けられ、ドア2のロック状態を維持させるラッチボルト104、及びハウジング101に回転可能に設けられ、ラッチボルト104を前後進させるラッチボルト作動具105で構成される。
この時、ロック部材102の端部は、ハウジング101の一側に突出し、ドア枠の内側に形成された第1の閂穴(図示せず)に挿入されることでドア2をロックし、ラッチボルト104は、同様に、端部がハウジング101の一側に突出し、ドア枠の内側に形成された第2の閂穴(図示せず)に挿入されることでドア2のロック状態を維持する。
ロック部材作動具103の中心部には、ハウジング101の前後面に開放され、後述の回転力伝達部204の回転力伝達軸2042が軸結合される伝達軸貫通ホール1031が形成され、この伝達軸貫通ホール1031の内側には、回転力伝達軸2042の端部に形成された空回り防止溝2045と噛み合って回転力伝達軸2042の空回りを防止する一対の空回り防止突起1032が互いに対向するように形成される。
また、ロック部材作動具103の側部には、ロック部材102を前後進させようとする時、ロック部材102の後端部の一側に形成された第1の係止溝1021に挿入される第1の係止突部1033が一体に延びる。
従って、ロック部材作動具103を図面上の反時計方向に回転させると、第1の係止突部1033が第1の係止溝1021の後方壁を付勢してロック部材102を後進させるため、ロック部材102の端部がドア枠の第1の閂穴から離脱され、これによってドア2のロック状態が解除される。
これとは反対に、ドア2のロック状態が解除された状態でロック部材作動具103を図面上の時計方向に回転させると、第1の係止突部1033が第1の係止溝1021の前方壁を付勢してロック部材102を前進させるため、ロック部材102の端部がハウジング101の一側に突出して第1の閂穴に挿入され、これによってドア2のロックがなされる。
なお、ラッチボルト作動具105の中心部には、後述の取っ手400、400’の作動軸401、401’を互いに連結して連動させるための連動軸403が貫通される四角の連動軸貫通ホール1051が形成される。
また、ラッチボルト作動具105の一側には、ラッチボルト104を後進させようとする時、ラッチボルト104の後端部に形成された第2の係止溝1041に係止する第2の係止突部1052が一体に突出し、他側には、第1のバネ106のバネ力で常に後方に付勢される被付勢突部1053が一体に突設される。
従って、ドア2を開放しない時は第1のバネ106のバネ力で被付勢突部1053が後方に付勢され常に後方に位置し、これとは反対に第2の係止突部1052は常に前方に位置するため、ラッチボルト104は後方の第2のバネ107のバネ力で常に前進された状態を維持し、ラッチボルト104の端部は、ハウジング101の一側に突出してドア枠の第2の閂穴に挿入され、これによって、ドア2のロック状態が維持される。
一方、ドア2のロック状態を解除してドア2を開けるために取っ手400、400’を回転させると、ラッチボルト作動具105は、図面上の時計方向に回転しながら第2の係止突部1052が第2の係止溝1041の後方壁を付勢するため、ラッチボルト104は後進し、ラッチボルト104の端部は、第2の閂穴から離脱され、これによって使用者がドア2を引っ張るとドア2が開放される。
前述の内部ボディ200内は、図1、図4乃至図6に示されたように、ロック部材102の作動を制御する制御回路部201、制御回路部201の制御で正逆駆動する駆動モータ202、駆動モータ202の回転力を減速させる減速機203、減速機203と噛み合いロック部材作動部103と軸結合され、減速機203の回転力をロック部材作動具103へ伝達する回転力伝達部204、非常時に回転力伝達部204を強制回転させることができる強制回転部材205、及び駆動モータ202に電源を印加するバッテリ206が内蔵される。
この時、駆動モータ202及び減速機203は、内部ボディ200の内側背面に支持部207によって固定支持され、支持部207は、駆動モータ202及び減速機203が固定される固定パネル2071と、固定パネル2071を内部ボディ200の内側背面に支持する複数の支持突起2072とで構成される。
また、減速機203は、互いに異なった径を有する多数のスパーギヤ2031、2032、2033、2034で構成されるが、駆動モータ202の駆動軸2021に軸結合される駆動プリー2022側から回転力伝達部204側に行くにつれて径が大きくなる順に噛み合いが行われることとなり、回転力伝達部204に伝達される駆動モータ202の回転力が十分に減速される。
回転力伝達部204は、減速機203の出力側スパーギヤ2034と噛み合って回転する回転力伝達ギヤ2041、一端部は回転力伝達ギヤ2041の中心に装着され、他端部はロック部材作動具103の伝達軸貫通ホール1031に軸結合される回転力伝達軸2042、及び回転力伝達ギヤ2041の縁部から互いに対向するように延びる一対の延長部2043、2043’で構成される。
この時、回転力伝達ギヤ2041の縁部に形成される減速機203の出力側スパーギヤ2034と噛み合うギヤ歯2044は、延長部2043、2043’を基準に一方にのみ形成される。
従って、回転力伝達ギヤ2041は、延長部2043、2043’の間に形成されたギヤ歯2044の範囲内においてのみ減速機203の出力側スパーギヤ2034と噛み合うようになる。
また、回転力伝達軸2042は、制御回路部201と後述の外部ボディ300のキーパッド301とを電気的に連結する信号線が通過できるように中空の管状になり、回転力伝達軸2042の他端部には、ロック部材作動具103の空回り防止突起1032と噛み合うことで回転力伝達軸2042の空回りを防止する複数の空回り防止溝2045が離間して形成され、回転力伝達軸2042の一端部の所定位置には内部の信号線を外部にドレーンするための信号線貫通ホール2046が形成される。
強制回転部材205は一端が回転力伝達部204の中心部に結合され、他端が内部ボディ200の外側に突出し、バッテリ206の放電や駆動モータ202の故障などのような非常時に回転力伝達部204を強制回転させることにより、ドア2の開放やロックが行われるようになる。
この時、強制回転部材205の他端部の外側には強制回転部材205を回転させる時に把持するための把持部2051が設けられ、前記把持部2051は、通常のゴム材で形成される。
また、強制回転部材205の一端部の外周縁に長さ方向にギヤ歯205aが形成され、回転力伝達部204の回転力伝達軸2042の一端部の内側には強制回転部材205の一端部の外周縁に形成されたギヤ歯205aと対応するギヤ歯(図示せず)が形成され、強制回転部材205の一端は回転力伝達軸2042の一端に着脱可能に結合されるが、場合によっては強制回転部材205の一端を回転力伝達軸2042の一端に溶接で結合することもできる。
バッテリ206は、内・外部ボディ200、300に備えられる各機器に電源を印加するものであって、内部ボディ200の上方前面部に形成されたバッテリ収容溝208に挿入され、このバッテリ収容溝208はバッテリカバー209によって遮蔽される。
なお、回転力伝達ギヤ2041の上方には、回転力伝達ギヤ2041の回転時、延長部2043、2043’をそれぞれ感知して駆動モータ202の駆動が停止するように制御回路部201に信号を伝達する一対の感知センサ210、210’が左右に離間して設けられる。
従って、回転力伝達部材2041が減速機203の出力側スパーギヤ2034と噛み合って回転する時、回転力伝達ギヤ2041のギヤ歯2044の一端部が出力側スパーギヤ2034と噛み合うと、他側の感知センサ210’が他側の延長部2043’の位置を感知し、駆動モータ202が停止することとなり、同様に、ギヤ歯2044の他端部が出力側スパーギヤ2043と噛み合うと、一側の感知センサ210が一側の延長部2043の位置を感知し、駆動モータ202が停止することとなる。
また、内部ボディ200の前面部には、室内においてロック部材102を前後進させてドアのロック又はロック解除をすることができるようにするロック・アンロックキーが設けられている。
また、内部ボディ200の上端部には、外部からのキー入力を遮断してドア2を開放不可とするセーフティキー212が設けられるが、このようなセーフティキー212は、オン又はオフすることで外部からのキー入力を遮断するか、又は遮断状態を解除する。
なお、内部ボディ200の下方前面部と背面部には、後述の取っ手400の作動軸401と連動軸403の一端とが貫通する貫通ホール213、214がそれぞれ形成される。
前述の外部ボディ300は、図1、図7及び図8bに示されたように、前面部に外部から暗証番号を入力するためのキーパッド301が設けられ、下方前面部と背面部に後述の取っ手400’の作動軸401’と連動軸403の他端が貫通する貫通ホール302、303がそれぞれ形成される。
この時、キーパッド301は、暗証番号を入力するための数字キー3011、暗証番号の設定時に数字キー3011を用いて暗証番号を入力した後、制御回路部201に入力完了を知らせる機能と外出時にドア2をロックさせる機能のための設定キー3012、暗証番号入力の開始と終了を知らせるための開始・終了キー3013及び呼び鈴機能のためのベルキー3014などで構成される。
前記取っ手400、400’は、図1に示されたように、内部ボディ200と外部ボディ300の前面部に形成された貫通ホール213、302にそれぞれ回転可能に設けられ、一端に連動軸403の両端がそれぞれ挿入結合される固定溝401aがそれぞれ形成された作動軸401、401’と、作動軸401、401’の他端に取り付けられ、手で把持する把持部402、402’とで構成される。
この時、連動軸403の断面はラッチボルト作動具105の連動軸貫通ホール1051の形状に対応するように四角形状となり、作動軸401、401’の固定溝401aもやはり四角の断面形状を有する。
なお、符号304は、外部ボディ300のキーパッド301を遮蔽するカバーを示している。
前述のような構成を有する本発明の一実施例に係る非常用電子式ドアロック装置の作動について説明すると、次の通りである。
使用者がドア2をロックさせておいた状態で帰宅すると、先ず、外部ボディ300の前面に取り付けられたキーパッド310の開始・終了キー3013を押し、数字キー3011を用いて暗証番号を入力した後、開始・終了キー3013を再度押すようになる。
この時、押された番号が制御回路部201に予め設定された暗証番号と一致すると、制御回路部201の制御で駆動モータ202が作用することとなり、この駆動モータ202の回転力は、減速機203で十分に減速された後、回転力伝達部204を介してロック部材作動具103へ伝達される。
このように駆動モータ202の駆動力がロック部材作動具103に伝達されると、ロック部材作動具103が図面上の反時計方向に回転し、第1の係止突部1033が第1の係止溝1021の後方壁を付勢してロック部材102を後進させることで、ロック部材102の端部がドア枠の第1の閂溝から離脱され、これによって、ドア2のロック状態が解除される。
この時、回転力伝達部204の回転過程において、回転力伝達ギヤ2041の縁部に延びた延長部2043、2043’が一定の範囲内で回転した後、感知センサ210、210’で感知されると、制御回路部201の制御で駆動モータ202が停止し、これによって回転力伝達部204の回転が停止し、ロック部材102は、一定の距離だけ後進した状態で停止する。
なお、キーパッド301を介して入力した番号が制御回路部201に予め設定された暗証番号と一致しないと、制御回路部201の制御によって駆動モータ202が駆動しなくなるため、ドア2のロック状態が解除されない。
一方、キーパッド301を介して入力した番号が制御回路部201に予め設定された暗証番号と一致してドア2のロック状態が解除された後、使用者が外部ボディ300に取り付けられた取っ手400’を回転させると、ラッチボルト作動具105が図面上の時計方向に回転しながら第2の係止突部1052が第2の係止溝1041の後方壁を後方に付勢してラッチボルト104が後進することで、ラッチボルト104の端部は、第2の閂溝から離脱され、これによって、使用者がドア2を引っ張るとドア2が開放される。
また、使用者が屋内に居る状態でドア2のロック状態を継続して解除させておくにはロック・アンロックキー211を操作すれば良く、ドア2のロックされた状態でセーフティキー212をオンしておくと、部外者が屋外でキーパッド301を操作してドア2を開けようとしてもロック部材102が作用しなくなり、さらに、ドア2のロックされた状態でセーフティキー212をオフしておくと、部外者が屋外でキーパッド301を操作してもドア2を開放することができる。
なお、内部ボディ200に内蔵されるバッテリ206の放電又は駆動モータ202の故障などのような非常時には、ドア2の内側で強制回転部材205を回転させて回転力伝達部204を強制回転させることで、ドア2のロック又はロック解除を行うことができる。
以上、本発明の実施例に係る電子式ドアロック装置を添付の図面に基づいて説明してきたが、以上の実施例はほんの一例にすぎず、本発明がこのような場合にのみ限定されるものではないことはいうまでもない。本発明の技術思想の範囲内で種々の変形を実施することができる。
本発明の実施例に係る非常用電子式ドアロック装置の分解斜視図。 同装置の設置状態を示す側面図。 同装置におけるロック部材の内部構造の概略断面図。 同装置における内部ボディの内部構造の概略側断面図。
同装置における内部ボディの内部構造の概略正断面図。 同装置における内部ボディの正面図。 同装置における外部ボディの内部構造の概略側断面図。 同装置における外部ボディの正面図。
符号の説明
1・・電子式ドアロック装置 100・・ロック本体 101・・ハウジング
102・・ロック部材 103・・ロック部材作動具
104・・ラッチボルト 105・・ラッチボルト作動具
200・・内部ボディ 201・・制御回路部 202・・駆動モータ
203・・減速機 204・・回転力伝達部 205・・強制回転部材
206・・バッテリ 207・・支持具 208・・バッテリ収容溝
209・・バッテリカバー 210、210’・・感知センサ
300・・外部ボディ 301・・キーパッド 400、400’・・取っ手

Claims (2)

  1. (A).ドアの一側内部に設けられ、前記ドアのロック又はロック解除を行うロック部材と、前記ロック部材を出没させるロック部材作動具とを有するロック本体、
    (B).前記ドアの内側に取り付けられ、バッテリが内蔵された内部ボディ、
    (C).前記ドアの外側に取り付けられ、暗証番号を入力して前記ドアを開放するためのキーパッドが前面に設けられた外部ボディ、
    (D).前記内部ボディに内蔵され、前記ロック部材の作動を制御する制御回路部、
    (E).前記内部ボディに内蔵され、前記制御回路部の制御で正逆駆動する駆動モータ、
    (F).前記内部ボディに内蔵され前記駆動モータの回転力を減速させる減速機、
    及び、
    (G).前記減速機と噛み合い前記ロック部材作動具と軸結合され、前記減速機の回転力を前記ロック部材作動具に伝達する回転力伝達部、の前記(A)乃至(G)の構成要件を備えてなる電子式ドアロック装置において、
    一端は前記回転力伝達部の中心部に結合され、他端は前記内部ボディの前方に突出し、非常時に他端を把持して前記回転力伝達部を強制回転させる強制回転部材を備えてなることを特徴とする非常用電子式ドアロック装置。
  2. 前記強制回転部材の他端部の外側に取り付けられ、強制回転の際に把持するための把持部を備えてなることを特徴とする請求項1記載の非常用電子式ドアロック装置。
JP2003380239A 2003-11-10 2003-11-10 非常用電子式ドアロック装置 Pending JP2005139854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380239A JP2005139854A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 非常用電子式ドアロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380239A JP2005139854A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 非常用電子式ドアロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005139854A true JP2005139854A (ja) 2005-06-02

Family

ID=34690037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380239A Pending JP2005139854A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 非常用電子式ドアロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005139854A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203633A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気錠
CN110685502A (zh) * 2019-09-27 2020-01-14 厦门美科物联科技有限公司 多功能门锁

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203633A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気錠
CN110685502A (zh) * 2019-09-27 2020-01-14 厦门美科物联科技有限公司 多功能门锁
CN110685502B (zh) * 2019-09-27 2024-04-02 厦门美科物联科技有限公司 多功能门锁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI636175B (zh) Semi-electronic door lock
US6360573B1 (en) Mechanism for locking and unlocking electronic safe lock barrel
JP2008534824A (ja) ドアロック装置
US6216502B1 (en) Keyless locking system
KR100894319B1 (ko) 데드볼트와 래치볼트를 동시에 해제하는 디지털 도어록
JP2005139853A (ja) 電子式ドアロック装置
JP2005139854A (ja) 非常用電子式ドアロック装置
KR20180106707A (ko) 디지털 도어락
JP2005139855A (ja) 盗難事故防止型電子式ドアロック装置
GB2446805A (en) Coded lock with plate to prevent deciphering of code
JP3358859B2 (ja) 電動式ダイアル錠付き金庫
KR200407914Y1 (ko) 가구용 원격 잠금 시스템
CN109944500B (zh) 一种用密码的钥匙及其配套的锁
KR200442949Y1 (ko) 패닉 릴리스 감지 기능을 구비한 디지털 도어락
KR20220104430A (ko) 푸쉬풀 타입 핸들을 갖는 도어락 장치
KR101826692B1 (ko) 디지털 도어 록 장치
KR20050026744A (ko) 비상용 전자식 도어록장치
KR102580801B1 (ko) 디지털 도어락
KR200486251Y1 (ko) 양방향 잠금기능을 구비하는 도어 잠금장치
KR200204780Y1 (ko) 도어 잠금장치
KR100574688B1 (ko) 전자식 도어록 장치
KR100479978B1 (ko) 도어록 백세트
KR101950948B1 (ko) 세이프 핸들 장치
KR20050026743A (ko) 전자식 도어록장치
KR20080075736A (ko) 화재 감지기능이 구비된 자동 도어록 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070619