JP2005136924A - カメラの画像データ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分割記録された画像データの一部を欠くことなく全ての画像データの所在が常に把握可能なカメラの画像データ処理方法を提供する。
【解決手段】 被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データの内の一つの画像データに所定の処理を行うと、分割記録された他の画像データにも同一の処理を行うことを特徴とするカメラの画像データ処理方法。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば撮像素子を用いて光学像を電気信号に変換し、静止画や動画の画像データを記録媒体に記録するデジタルカメラ等に適用される画像データの処理技術に関する。
近年、デジタルカメラの高画素化、高画質化が急速に進んでいる。例えばCCDやCOMS等の撮像素子は、僅か数年前には100万画素程度だったものが1000万画素を超えるものが登場している。その結果、一画像当たり300KB(キロバイト)程度だった画像データサイズは、30MB(メガバイト)を超えるものもあるなど、画像データサイズも増大している。
また静止画だけでなく、モーションJPEG等の規格に沿って静止画像の記録を高速且つ連続的に行う手法により動画を記録可能なデジタルカメラも出現している。その画像サイズもSQVGA(160×120画素)で60KB/秒程度だったものが、VGA(640×480画素)で1MB/秒程度のものも登場しており、静止画同様に画像データサイズが増大している。
デジタルカメラ本体には画像データを記録する手段として用いられる記録媒体(メディア)を挿入するためのスロットが設けられている。以前は記録媒体にはFD(フレキシブルディスク)等が用いられていたが、容量が1〜4MB程度であるため増大化した画像データを1個の記録媒体に記録できないという問題があった。
一方、近年デジタルカメラ同様に記録媒体の容量も大容量化が進んでおり、CF(コンパクトフラッシュ)(登録商標)、MD(マイクロドライブ)等の記録媒体においては1GBの容量をもつものも登場している。しかし、1GBの記録媒体を使用しても、静止画を最高画質で撮影すると30コマ程度しか撮影できない。また動画ならば連続で16分程度しか撮影できない。より多く撮影するためには複数の記録媒体を持ち、スロットに挿入した記録媒体に記録ができなくなると未記録の記録媒体と交換する必要がある。
そこで前記問題点を改善するために、カメラ本体に複数の記録媒体を装着可能とし、装着された複数の記録媒体に画像データを分割して記録可能としたカメラの画像データ記録方法が提案されている。
特開2000−115631号公報
しかしながら、前記提案では、分割記録された画像データの内のそれぞれを自由に消去可能なため、例えば静止画像を「左」、「中」、「右」と3分割した画像データの「中」の分割画像データを消去した場合、後から画像データを一体化する際に画像データが一体化できないといった問題が生じていた。
また、分割された画像データの一部を記録している記録媒体をカメラから取り出して別のカメラやパソコン等で使用したりすると、分割された画像データが何処に記録されているのか分からなくなってしまうといった問題が生じていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カメラ本体に複数の記録媒体を備え、それら複数の記録媒体に画像データを分割して記録可能としたカメラにおいて、分割記録された画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、 請求項1の発明は、被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データの内の一つの画像データに所定の処理を行うと、分割記録された他の画像データにも同一の処理を行うことを特徴とする。この構成によれば、分割記録された画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項2の発明は、前記所定の処理を行う際に、分割記録された他の画像データについて、同一の処理を行う画像データと、行わない画像データに選択可能としたことを特徴とする。この構成によれば請求項1記載のカメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項3の発明は、前記所定の処理はデータ消去としたことを特徴とする。この構成によれば請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項4の発明は、前記所定の処理はデータ移動としたことを特徴とする。この構成によれば請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項5の発明は、前記所定の処理はデータコピーとしたことを特徴とする。この構成によれば請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項6の発明は、前記所定の処理はデータ再生としたことを特徴とする。この構成によれば請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項7の発明は、前記所定の処理が動画データの再生の場合、分割記録された他の動画データを含めて時間軸に沿って連続して再生することを特徴とする。この構成によれば請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項8の発明は、前記動画データを時間軸に沿って連続して再生する場合、再生開始動画データと再生終了動画データを選択可能としたことを特徴とする。この構成によれば請求項7記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項9の発明は、被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データの内の一つの画像データが記録された記録手段をカメラから取り出す場合は、別の記録手段に分割記録された画像データを有することを表示することを特徴とする。この構成によれば、分割記録された画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項10の発明は、被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データを有する記録手段をカメラから取り出し不能としたことを特徴とする。この構成によれば、分割記録された画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。
被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データの内の一つの画像データに所定の処理を行うと、分割記録された他の画像データにも同一の処理を行うことを特徴とするカメラの画像データ処理装置。
請求項1から10に記載の方法を実行させるデータ処理プログラム。
以上説明したように、請求項1の発明は、分割記録された画像データの内の一つの画像データに所定の処理を行うと、分割記録された他の画像データにも同一の処理を行うようにしたことにより、分割記録された画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項2の発明は、前記所定の処理を行う際に、分割記録された他の画像データについて、同一の処理を行う画像データと、行わない画像データに選択可能としたことにより、分割記録された画像データの内のユーザーが意図した画像データだけを同一処理可能な請求項1記載のカメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項3の発明は、前記所定の処理はデータ消去としたことにより、請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項4の発明は、前記所定の処理はデータ移動としたことにより、請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項5の発明は、前記所定の処理はデータコピーとしたことにより、請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項6の発明は、前記所定の処理はデータ再生としたことにより、請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項7の発明は、前記所定の処理が動画データの再生の場合、分割記録された他の動画データを含めて時間軸に沿って連続して再生することにより、請求項1、2記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項8の発明は、前記動画データを時間軸に沿って連続して再生する場合、再生開始動画データと再生終了動画データを選択可能としたことにより、請求項7記載のメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項9の発明は、分割記録された画像データの内の一つの画像データが記録された記録手段をカメラから取り出す場合は、別の記録手段に分割記録された画像データを有することを表示することにより、分割記録された画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。
請求項10の発明は、分割記録された画像データを有する記録手段をカメラから取り出し不能としたことにより、分割記録された画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。
以下に本発明の実施例について説明する。
以下、本発明の第1の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は第1の実施例に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図1において、1はカメラ部の制御とカメラ全体の制御を行うCPU、2は画像データの各種制御を行うメモリコントローラ、3は各種制御を行うための設定・調整データ等を格納しているEEPROMである。
10はレンズ鏡筒で、ズームレンズ群11、絞り12、シャッター13、フォーカスレンズ(群)14を有している。
20はズームレンズ11を駆動するズーム駆動回路、21は絞り12を駆動する絞り駆動回路、22はシャッター13を駆動するシャッター駆動回路、23はフォーカスレンズ14を駆動するフォーカス駆動回路、24はストロボ装置、25はカメラを操作するための各種ボタン・ダイヤル等の操作SWである。26・27は後述するスロット蓋を開くためのスロット蓋開SW(26は第1スロット蓋開SW、27は第2スロット蓋開SWと称す)である。
30はレンズ鏡筒10を通過した光学像を電気信号に変換する撮像素子で4008画素×2672画素=10,709,376画素のものが設けられている。31は撮像素子30から出力される画像信号をサンプルホールド及び自動ゲイン調整するCDS(相関2重サンプリング)/AGC(自動ゲイン調整)回路、32はCDS/AGC回路31のアナログ出力をデジタル信号に変換するA/D変換器、33はTG(タイミング発生)回路で、撮像素子30に駆動信号、CDS/AGC回路31にサンプルホールド信号、A/D変換器32にサンプルクロック信号を供給する。
34はA/D変換器32でデジタル変換された画像データ等を一時的に記録するためのSDRAM、35は画像データをY/C(輝度信号/色差信号)分離、ホワイトバランス補正、γ補正等を行う画像処理回路、36は画像データをJPEG等の形式に従って圧縮したり、圧縮された画像データの伸張を行う画像圧縮/伸張回路である。
37は画像データをアナログ信号に変換するD/A変換器、38は画像データを表示するLDCである。
40・43は記録媒体とのI/F(インターフェイス)(40は第1I/F、43は第2I/Fと称す)、41・44は記録媒体との接続を行うスロット(41は第1スロット、44は第2スロットと称す)で、いずれもCF TYPE1/2規格に準拠している。4
2・45は画像データや音声データを記録する記録媒体であり、42は記録容量128MBのCFが、45は記録容量1GBのMDが装着されているものとする。
46・47はスロット及び記録媒体を保護するために設けられている蓋(46は第1スロット蓋、47は第2スロット蓋と称す)で、スロット蓋を閉じた状態においてスロット蓋開SW26・27を操作することによりロックが外れ開くことが可能となっている。48はカメラ内部に固定されたメモリで、記録媒体42・45の空き容量がなくなった場合にでも最低一枚の静止画撮影が可能なように非常用として記録容量32MBが設けられている。
本実施例では記録媒体にはCFを用いているがこれに限定されずSM(スマートメディア)、MS(メモリースティック)、光ディスク、光磁気ディスク等、様々な形態の記録媒体が使用可能であり、その場合は使用する記録媒体に応じたI/F及びスロットが設けられる。また記録容量や記録媒体の組み合わせも前記に限定されず、いかなる組み合わせでも構わない。また本実施例では取り外し可能な記録媒体を2系統装着可能としているが、3系統以上装着可能としても構わない。また本実施携帯では固定メモリを1つ設けているが、2つ以上設けても構わないし、設けなくても構わない。更には取り外し可能な記録媒体と固定記録媒体の組み合わせも本実施例に限定されず、いかなる組み合わせでも構わない。
50は画像データをNTSCやPAL等のビデオ信号に変換するビデオ信号処理回路、51はテレビ等の機器に接続するためのAV端子、52は音声入力用のマイク、53はマイク52からのアナログ音声信号のノイズ除去・デジタル変換等を行うマイク信号処理回路、54はデジタル音声信号をオーディオ信号に変換するオーディオ信号処理回路、55は音声出力用のスピーカーである。
56はパソコン等と通信するためのUSB回路及びコネクタである。
60は電源61の電圧を各回路に必要な電圧に変換するDC/DCコンバータである。
図2はCF42及びMD45に記録されている画像データの模式図である。撮影された画像データはまずCF42から記録されて、CF42の記録容量がなくなるとMD45に記録されるように設けられている。通常は「img_****.***」というファイル名で記録されるが、CF42とMD45に分割して記録される場合は「imgS****.***」というファイル名で記録される。
ここでは、CF42に「imgS0001.raw」とMD45に「imgS0002.raw」というファイル名で分割画像データが記録されている。分割画像データは図3、4に示すように、画像データをファイル化するために付加された画像情報部分のアドレス0000180〜0000186、0000200〜000020Eにそれぞれ本画像(分割前)データの情報を記載し、アドレス00001C0〜00001C6、0000280〜0000291にそれぞれ分割画像データの情報を記載してある。ここでは、「imgS0001.raw」は本画像の上側半分、「imgS0002.raw」は本画像の下側半分に分割されている。
続いてカメラの動作について説明する。図5は静止画データ再生・消去時のカメラ動作を示すフローチャートである。
S1では、カメラの動作モードに画像再生モードが選択される。再生モードではCF42やMD45に記録された画像データを一枚づつ記録順にLCD38で再生表示する。
S2では、再生する画像データが分割されているか否かを判定する。判定はファイルのアドレス00001C0〜00001C4に分割画像ファイル名が記載されているか否かで行う。画像データが分割されていなければS3へ進み、分割されていればS4へ進む。
S3では、画像データをLCD38に表示する。
S4では、分割相手の画像データをファイルのアドレス0000290〜0000292を解読して特定し、ファイルのアドレス0000208〜000020E、0000288〜000028Eを解読して分割された画像データを一体化して図6のようにLCD38に表示する。
S5では、不図示の消去ボタンを操作してLCD38に表示された画像データの消去を促す。
S6では、表示されている画像データが分割画像データか否かを判定し、分割画像データでなければS7へ進み、分割画像データであればS8へ進む。
S7では、LCD38に表示されている画像データを消去する。
S8では、一体化表示されている分割画像データのどの部分を消去するか選択し、両方が選択された場合はS9に進み、どちらか一方が選択された場合はS10に進む。
S9では、LCD38に表示されている分割画像データを全て消去する。
S10では、選択された一方の分割画像データを消去する。ここでは下側「imgS0002.raw」が選択されて消去されたこととする。
S11では、消去されなかった分割画像データの分割に関するデータを修正し、再記録する。例えば図7のように、ファイルのアドレス00001C0〜00001C6、0000280〜0000291を消去し、ファイル名も本画像データのファイル名に修正しする。
以上の手順により、複数の記録媒体に分割記録された画像データの一方を再生・消去する場合、他方も簡単に再生・消去が可能である。この結果、画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。上記の説明では、画像データを2つに分割していたが、分割数は記録媒体の数以下であればいくらでも構わない。また画像データをRAWモードによるデータで説明したが、JPEGやTIFF等の画像データであっても何ら問題はない。
以下、本発明の第2の実施例を図面を参照しながら説明する。デジタルカメラの構成は第1の実施例と同一のため説明は割愛する。
図8はCF42、MD45、固定メモリ48に記録されている画像データの模式図である。撮影された画像データはまずCF42から記録されて、CF42の記録容量がなくなるとMD45、MD45の記録容量がなくなると固定メモリ48に記録されるように設けられている。通常、静止画データは「img_****.***」、動画データは「mov_****.avi」というファイル名で記録される。動画データが分割された場合は「movS****.avi」というファイル名で記録される。ここでは、CF42に「movS0001.avi」、MD45に「movS0002.avi」、固定メモリ48に「movS0003.avi」というファイル名で分割動画データが記録されている。
ここで動画記録方式について説明する。動画記録方式は音声データ1秒分と1秒間に30フレームのSVGAサイズ(800×600画素)のJPEG画像データを交互に記録するモーションJPEGを採用しているとする。ファイル構造は図9に示すように、モーションJPEG規格に準拠する動画用ファイルである周知のAVIファイルとするためのヘッダ部が形成され、続いて1秒分の音声データからなる音声チャンク及び30フレーム分のJPEG画像データからなる画像チャンクが交互に形成され、最後にインデックスチャンクが形成されている。これによりこの動画データは周知のアプリケーション、例えば「Quick Time」等で再生可能となっている。
続いてカメラの動作について説明する。図10は動画データ再生時のカメラ動作を示すフローチャートである。
S20では、カメラの動作モードに動画再生モードが選択される。動画再生モードでは記録媒体に記録された動画データを記録順にLCD38に再生表示する。
S21では、再生する動画データが分割されているか否かを判定し、動画データが分割されていなければS22へ進み、分割されていればS24へ進む。
S22では、再生する動画データの第1フレームをLCD38に表示する。
S23では、LCD38に表示されている動画データを再生する。
S24では、分割相手の動画データを特定し、図11のように分割された動画データの全ての第1フレームをLCD38に表示する。
S25では、分割動画データのどの動画データから再生するかを選択する。ここでは「movS0001.avi」が選択されたものとする。
S26では、分割動画データのどの動画データまで再生するかを選択する。ここでは「movS0003.avi」が選択されたものとする。
S27では、選択された動画データを連続再生する。ここではS25、S26で選択した結果、「movS0001.avi」、「movS0002.avi」、「movS0003.avi」が連続して再生される。
以上の手順により、複数の記録媒体に分割記録された動画データを簡単に連続再生することが可能である。この結果、画像データの一部を欠くことなく全部の所在が常に把握が可能なカメラの画像データ処理方法が実現できる。上記の説明では、記録媒体を3つ備えたカメラで動画データを3つに分割していたが、より多くの記録媒体を備えたカメラの場合の分割数は記録媒体の数以下であればいくらでも構わない。
また画像データサイズはSVGAサイズとしたが他のいかなるサイズであっても何ら問題はない。また1秒あたりのフレーム数を30フレームとしたが何フレームであっても構わない。更には動画記録方式もモーションJPEGに限ったものではなく、MPEG方式や他の方式であっても良い。
以下、本発明の第3の実施例を図面を参照しながら説明する。デジタルカメラの構成やCF42及びMD45に記録されている画像データは第1の実施例と同一として説明を割愛する。
カメラの動作について説明する。図12は記録媒体取り出し時のカメラ動作を示すフローチャートである。
S30では、ストッロ蓋開SW26(27)が操作される。S31では、スロット蓋を開こうとしたスロット41(44)に装着されたCF42(MD45)に記録された画像データの中に分割画像データが有るかないか判定し、分割画像データが記録されていなければS32へ進み、分割画像データが記録されていればS33へ進む。
S32では、スロット蓋46(47)を開き、CF42(MD45)を取り出し可能とする。
S33では、スロット蓋46(47)を閉じたままとする。
S34では、スロット蓋を開こうとしたスロット41(44)に装着されたCF42(MD45)に分割画像データが記録されていることをLCD38に表示する。
以上の手順により、複数の記録媒体に分割記録された画像データの一部を欠くことを防ぐことが可能である。
本発明の実施例に係る、デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る、記録媒体に記録されている画像データの模式図である。 本発明の第1の実施例に係る、静止画撮影における分割画像データ1のファイル構造である。 本発明の第1の実施例に係る、静止画撮影における分割画像データ2のファイル構造である。 本発明の第1の実施例に係る、静止画データ再生・消去時のカメラ動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係る、分割画像データの一体表示形態図である。 本発明の第1の実施例に係る、分割画像データ修正後のファイル構造である。 本発明の第2の実施例に係る、記録媒体に記録されている画像データの模式図である。 本発明の第2の実施例に係る、動画撮影における動画データのファイル構造である。 本発明の第2の実施例に係る、動画データ再生時のカメラ動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る、分割動画データの一体表示形態図である。 本発明の第3の実施例に係る、記録媒体取り出し時のカメラ動作を示すフローチャートである。
符号の説明
26・27 スロット蓋開SW
30 撮像素子
41・44 スロット
42 CF
45 MD
46・47 スロット蓋
48 固定メモリ


Claims (12)

  1. 被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データの内の一つの画像データに所定の処理を行うと、分割記録された他の画像データにも同一の処理を行うことを特徴とするカメラの画像データ処理方法。
  2. 前記所定の処理を行う際に、分割記録された他の画像データについて、同一の処理を行う画像データと、行わない画像データに選択可能としたことを特徴とする請求項1記載のカメラの画像データ処理方法。
  3. 前記所定の処理はデータ消去としたことを特徴とする請求項1、2記載のカメラの画像データ処理方法。
  4. 前記所定の処理はデータ移動としたことを特徴とする請求項1、2記載のカメラの画像データ処理方法。
  5. 前記所定の処理はデータコピーとしたことを特徴とする請求項1、2記載のカメラの画像データ処理方法。
  6. 前記所定の処理はデータ再生としたことを特徴とする請求項1、2記載のカメラの画像データ処理方法。
  7. 前記所定の処理が動画データの再生の場合、分割記録された他の動画データを含めて時間軸に沿って連続して再生することを特徴とする請求項1、2記載のカメラの画像データ処理方法。
  8. 前記動画データを時間軸に沿って連続して再生する場合、再生開始動画データと再生終了動画データを選択可能としたことを特徴とする請求項7記載のカメラの画像データ処理方法。
  9. 被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データの内の一つの画像データが記録された記録手段をカメラから取り出す場合は、別の記録手段に分割記録された画像データを有することを表示することを特徴とするカメラの画像データ処理方法。
  10. 被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データを有する記録手段をカメラから取り出し不能としたことを特徴とするカメラの画像データ処理方法。
  11. 被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前記画像データを記録する複数の記録手段と、を備え、前記画像データを前記複数の記録手段に分割して記録可能なカメラにおいて、分割記録された画像データの内の一つの画像データに所定の処理を行うと、分割記録された他の画像データにも同一の処理を行うことを特徴とするカメラの画像データ処理装置。
  12. 請求項1から10に記載の方法を実行させるデータ処理プログラム。
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