JP2005136116A - Semiconductor element and its manufacturing method - Google Patents
Semiconductor element and its manufacturing method Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005136116A JP2005136116A JP2003369845A JP2003369845A JP2005136116A JP 2005136116 A JP2005136116 A JP 2005136116A JP 2003369845 A JP2003369845 A JP 2003369845A JP 2003369845 A JP2003369845 A JP 2003369845A JP 2005136116 A JP2005136116 A JP 2005136116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- semiconductor
- semiconductor substrate
- outer peripheral
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 211
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 96
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 78
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 28
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 20
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 25
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 33
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 abstract description 33
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract description 12
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 21
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 11
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 7
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H01L29/7811—
-
- H01L29/0638—
-
- H01L29/0661—
-
- H01L29/41766—
-
- H01L29/66727—
Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
Description
本発明は、電力用スイッチング素子等に用いられる半導体素子およびその製造方法に関する。 The present invention relates to a semiconductor element used for a power switching element or the like and a method for manufacturing the same.
電力用のスイッチング素子として、MOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)等の半導体素子が用いられている(特許文献1参照)。従来のMOSFETを構成する半導体素子の構成を図5に示す。
図5に示す半導体素子110は、比較的不純物濃度の高いN+型半導体領域から構成されるドレイン領域111と、ドレイン領域111の上に形成された比較的不純物濃度の低いN-型半導体領域から構成されるドリフト領域112と、ドリフト領域112内に島状に分散配置されたP型半導体領域から構成されるベース領域113と、ベース領域113内に環状に形成されたソース領域114と、を有する半導体基板119と、半導体基板119の一面上に形成されたゲート電極122およびソース電極125と、半導体基板119の他面上に形成されたドレイン電極120と、を備える。ベース領域113(チャネル領域)は、ドリフト領域112とソース領域114との間に環状に設けられ、ゲート電極122は、ベース領域113の上にゲート絶縁膜を介してこれに対向して設けられている。
A
図5に示すように、この半導体素子110には、半導体基板119の外周縁に沿って、P型半導体領域(外周P型領域117)が環状に形成されている。環状の外周P型領域117の内側には、これと隣接してN型半導体領域から構成されるチャネルストッパ118が形成されている。チャネルストッパ118の機能については後述する。
As shown in FIG. 5, in this
チャネルストッパ118の上にはポリシリコン膜から構成されるEQR127(等電位リング)が形成されている。また、図示しないが、EQR127は、半導体基板119の角部で導体膜等によりチャネルストッパ118に電気的に接続されている。
On the channel stopper 118, an EQR 127 (equipotential ring) made of a polysilicon film is formed. Although not shown, the EQR 127 is electrically connected to the
また、ベース領域113とソース領域114とから構成される単位セルのうち、素子の最外周に配置された単位セルの外側には、図示のように、これに隣接してP型補助領域116が形成されている。P型補助領域116は、最外周のセル領域の外側にN型半導体領域115が隣接して形成されることを防止する等の機能を有する。なお、隣り合うセル間に配置されたN型半導体領域115は、ドリフト領域112の抵抗を下げて、動作電圧を低減する機能を有する。
In addition, among the unit cells composed of the
図5に示す半導体素子110では、ドレイン電極120とソース電極125との間にドレイン電極120側の電位を高くする電圧を印加し、さらにゲート電極122に所定のゲート電圧を印加すると、チャネル領域を通じてドレイン電極120とソース電極125との間にドレイン電流が流れる。
In the
一方、ゲート電極122に印加するゲート電圧を所定のしきい値以下にすると、チャネルが閉じてドレイン電流が流れなくなる。このオフ状態のとき、ドリフト領域112とベース領域113との界面に形成されるPN接合は逆方向にバイアスされ、その界面からドリフト領域112に空乏層が広がる。
On the other hand, when the gate voltage applied to the
最外周に配置されたセル領域を構成するベース領域113からは、図5中破線で示すように、PN接合から広がる空乏層が素子外周側に向かって広がる。そして、この空乏層が外周P型領域117に到達すると、外周P型領域117を介して電流(リーク電流)が流れ、素子耐圧が低下する。
From the
チャネルストッパ118は、このように空乏層が外周P型領域117に到達するのを抑制し、素子耐圧を向上させる機能を有する。外周P型領域117の内周側に隣接して設けられたチャネルストッパ118は、最外周のセル領域のPN接合から延びる空乏層が自身を越えて外周P型領域117に到達するのを抑制する。
The
以下、上記構成の従来の半導体素子110の製造方法について図面を参照して説明する。図6(a)〜(c)にその製造プロセスを示す。まず、ドリフト領域112とドレイン領域111(図示せず)とを備え、ドリフト領域112にP型補助領域116が形成された半導体基板119を用意する。ここで、ドレイン領域111は、例えば、ドリフト領域112を構成する比較的不純物濃度の低いN-型半導体領域にN型不純物を拡散して形成される。また、P型補助領域116は、ドリフト領域112にP型不純物を選択的に拡散して形成され、半導体基板119の外周縁に沿って環状に形成されている。
Hereinafter, a method for manufacturing the
次に、用意した半導体基板119に熱処理を施して、半導体基板119のドリフト領域112形成面に、厚い酸化膜を形成する。さらに、酸化膜の、半導体基板119の外周側と内周側とをエッチング等により除去し、帯状の第1の絶縁膜121を環状に残存させる。
Next, heat treatment is performed on the prepared
その後、ドリフト領域112を備えた半導体基板119の表面に、熱処理により薄い第2の絶縁膜123を形成する。第2の絶縁膜123はゲート絶縁膜を構成する。続いて、厚い第1の絶縁膜121をマスクとして、半導体基板119の表面領域にN型不純物を拡散させる。これにより、図6(a)に示すように、半導体基板119の内周側と外周側とにそれぞれN型拡散領域130が形成される。セル形成領域のN型拡散領域130は、上述したN型半導体領域115を構成する。また、半導体基板119の外周側端部のN型拡散領域130は、上述したチャネルストッパ118を構成する。
Thereafter, a thin second
次に、半導体基板119の第1の絶縁膜121等が形成された面に、CVD等によりポリシリコン膜を形成する。続いて、このポリシリコン膜にエッチングを施して、第1の絶縁膜121の内周側の第1のポリシリコン膜131と、外周側の第2のポリシリコン膜132と、を形成する。第1のポリシリコン膜131は上述したゲート電極122等を構成し、第2のポリシリコン膜132は上述したEQR127を構成する。
Next, a polysilicon film is formed on the surface of the
ここで、半導体基板119の端部付近には、所定のアラインメントパターン(図示せず)が形成されているため、半導体基板119の外周縁を覆うポリシリコン膜を除去するようエッチングを行う。すなわち、第2のポリシリコン膜132の外周側の一端から半導体基板119の外周の間に、所定幅で第2の絶縁膜123が露出するようにエッチングを行う。
Here, since a predetermined alignment pattern (not shown) is formed in the vicinity of the end portion of the
次いで、第1および第2のポリシリコン膜131、132をマスクとして、半導体基板119の表面領域に、順次、P型不純物とN型不純物とをそれぞれ選択的に拡散させる。これにより、図6(b)に示すように、半導体基板119、すなわち、ドリフト領域112の表面領域に、ベース領域113と、ソース領域114と、が形成される。
Next, using the first and
このとき、半導体基板119の外周縁端部の所定幅は、ポリシリコン膜(第2のポリシリコン膜132)で覆われていない。このため、端部には、不可避的にP型拡散領域、すなわち、上述した外周P型領域117が、除去幅に応じた幅で形成される。
At this time, the predetermined width of the outer peripheral edge of the
次に、半導体基板119のドリフト領域112を備える面上に、シリコン酸化膜等のシリコン系絶縁膜134をCVD等により形成する。続いて、図6(c)に示すように、シリコン系絶縁膜134に選択的エッチング等を施し、次いで、シリコン系絶縁膜134をマスクとして半導体基板119をエッチングして、その周縁部等を除去する。
最後に、上記のようにして得られた半導体基板119の両面上にアルミニウム等から構成されるソース電極125とドレイン電極120とを形成することにより、図5に示す半導体素子110が完成する。
Next, a silicon-based
Finally, the
しかし、上記のように製造された半導体素子110は高い耐圧特性が得られにくく、本発明者が鋭意検討したところ、これは以下のような理由によることが判明した。すなわち、上記のように製造された半導体素子110では、チャネルストッパ118の形成幅が比較的狭く、チャネルストッパ118の効果が不十分なことが一因であることが判明した。
However, the
詳細には、上記従来の半導体素子110は、図6(b)および(c)に示すように、EQR127を構成するポリシリコン膜132を比較的狭い幅でエッチング形成した後、P型不純物を選択的に拡散させてセル形成領域にベース領域113を形成する。このとき、半導体基板119の端部には、図示しないアラインメントパターンのため外周P型領域117が不可避的に形成される。外周P型領域117の幅によりチャネルストッパ118の幅が決定されるが、第2のポリシリコン膜を比較的狭い幅で形成しており、端部の露出幅が比較的広い。このため、外周P型領域117の形成幅は比較的広く、一方で、チャネルストッパ118の形成幅は比較的狭いものとなる。
Specifically, in the
このようにチャネルストッパ118の幅が比較的狭いと、高い逆方向電圧が印加された場合には、チャネルストッパ118の効果が十分に得られず、空乏層が外周P型領域117まで到達してしまう。空乏層が外周P型領域117に到達すると、外周P型領域117と、空乏層形成領域(ドリフト領域112)と、ベース領域113と、を介して、ドレイン電極120とソース電極125との間に図5中矢印で示すようにリーク電流が流れ、結果として素子耐圧が低下する。
If the width of the
このように、従来のMOSFET等の半導体素子には、チャネルストッパの形成幅が比較的狭く、高い逆方向電圧が印加された場合に、外周縁に不可避的に形成される外周P型領域まで空乏層が到達しやすく、結果、高い耐圧が得られない場合があった。 As described above, a semiconductor device such as a conventional MOSFET has a relatively narrow channel stopper formation width and is depleted to an outer peripheral P-type region inevitably formed on the outer periphery when a high reverse voltage is applied. In some cases, the layer easily reached, and as a result, a high breakdown voltage could not be obtained.
上記事情を鑑みて、本発明は、オフ時のリーク電流の発生が抑制される等、高い耐圧を有する半導体素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、チャネルストッパを比較的広い幅で備える半導体素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a semiconductor device having a high breakdown voltage such as generation of a leakage current at the time of off and a method for manufacturing the same.
It is another object of the present invention to provide a semiconductor device having a channel stopper with a relatively wide width and a method for manufacturing the same.
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる半導体素子は、
半導体基板の一面を構成する第1導電型の第1半導体領域と、
前記第1半導体領域の端部の表面領域に形成された第2導電型の第2半導体領域と、
前記第1半導体領域の表面領域に前記第2半導体領域に隣接して形成され、前記第1半導体領域よりも不純物濃度の高い第1導電型の第3半導体領域と、
前記第1半導体領域の上方に設けられ、その端部側の一端が前記第3半導体領域の絶縁膜を介した上方にあるよう形成された導体膜と、
を備える。
In order to achieve the above object, a semiconductor element according to the first aspect of the present invention includes:
A first semiconductor region of a first conductivity type constituting one surface of the semiconductor substrate;
A second semiconductor region of a second conductivity type formed in a surface region at an end of the first semiconductor region;
A third semiconductor region of a first conductivity type formed in a surface region of the first semiconductor region adjacent to the second semiconductor region and having a higher impurity concentration than the first semiconductor region;
A conductor film provided above the first semiconductor region and having one end on the end side located above the insulating film of the third semiconductor region;
Is provided.
上記構成の半導体素子は前記第1半導体領域の表面領域の、前記第3半導体領域よりも内周側に形成された第2導電型の第4半導体領域をさらに備えてもよく、
前記第3半導体領域は、前記第1半導体領域と前記第4半導体領域との界面から形成される空乏層の外周側への広がりを抑制する等のために設けられている。
The semiconductor element having the above-described configuration may further include a second conductivity type fourth semiconductor region formed on an inner peripheral side of the surface region of the first semiconductor region with respect to the third semiconductor region,
The third semiconductor region is provided in order to suppress the spread of the depletion layer formed from the interface between the first semiconductor region and the fourth semiconductor region to the outer peripheral side.
上記構成の半導体素子において、例えば、前記導体膜は等電位リングを構成する。 In the semiconductor element having the above configuration, for example, the conductor film forms an equipotential ring.
上記構成の半導体素子において、前記第3半導体領域は、相対的に深い深さを有する第1の領域と、相対的に浅い深さを有する第2の領域と、を備え、その露出面には、前記第1の領域と前記第2の領域とを隔てる段差が形成されていてもよい。 In the semiconductor element configured as described above, the third semiconductor region includes a first region having a relatively deep depth and a second region having a relatively shallow depth, and an exposed surface thereof is provided on the exposed surface. A step that separates the first region from the second region may be formed.
上記構成の半導体素子において、前記第2の領域は、前記第2半導体領域と共通の平面を構成してもよい。 In the semiconductor element configured as described above, the second region may constitute a common plane with the second semiconductor region.
上記構成の半導体素子において、前記絶縁膜は、前記第1の領域を覆いかつ前記第2の領域を覆わないように形成されていてもよい。 In the semiconductor element having the above structure, the insulating film may be formed so as to cover the first region and not cover the second region.
上記構成の半導体素子において、前記導体膜の端部側の一端と、前記絶縁膜の端部側の一端と、前記第3半導体領域の段差と、は、共通の平面を構成してもよい。 In the semiconductor element configured as described above, one end on the end portion side of the conductor film, one end on the end portion side of the insulating film, and the step in the third semiconductor region may constitute a common plane.
上記構成の半導体素子は、前記第2の領域上に形成され、前記導体膜と前記第3半導体領域とを電気的に接続する接続用導体膜をさらに備えてもよい。 The semiconductor element having the above configuration may further include a connecting conductor film that is formed on the second region and electrically connects the conductor film and the third semiconductor region.
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる半導体素子の製造方法は、
第1導電型の第1半導体領域を一面に備える半導体基板を用意する工程と、
前記半導体基板の一面上に、その端部が第1の幅で露出するように、相対的に厚い第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記半導体基板の一面に、相対的に薄い第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記半導体基板の一面に、前記第1の絶縁膜をマスクとして、選択的に第1導電型の不純物を拡散させ、前記第1半導体領域よりも不純物濃度の高い第1拡散領域を形成する工程と、
前記半導体基板の一面上に、少なくとも前記半導体基板の端部を前記第1の幅よりも小さい第2の幅で残して覆う導体膜を形成する工程と、
前記導体膜をマスクとして、前記半導体基板の一面の表面領域に第2導電型の不純物を選択的に拡散させ、前記第1拡散領域よりも深い拡散深さでこれと隣接する第2拡散領域を形成する工程と、
前記第1の幅よりも小さくかつ前記第2の幅よりも大きい幅で、前記半導体基板の一面の端部をその上に形成された前記第2の絶縁膜と前記導体膜とともに除去する除去工程と、
を備える。
In order to achieve the above object, a method of manufacturing a semiconductor device according to the second aspect of the present invention includes:
Providing a semiconductor substrate having a first semiconductor region of a first conductivity type on one side;
Forming a relatively thick first insulating film on one surface of the semiconductor substrate such that an end of the semiconductor substrate is exposed with a first width;
Forming a relatively thin second insulating film on one surface of the semiconductor substrate;
Forming a first diffusion region having a higher impurity concentration than the first semiconductor region by selectively diffusing impurities of the first conductivity type on one surface of the semiconductor substrate using the first insulating film as a mask; ,
Forming a conductor film on one surface of the semiconductor substrate, covering at least an end portion of the semiconductor substrate with a second width smaller than the first width; and
Using the conductor film as a mask, a second conductivity type impurity is selectively diffused in a surface region of one surface of the semiconductor substrate, and a second diffusion region adjacent to the second diffusion region is formed at a diffusion depth deeper than the first diffusion region. Forming, and
A removing step of removing an end portion of one surface of the semiconductor substrate together with the second insulating film and the conductor film formed thereon with a width smaller than the first width and larger than the second width. When,
Is provided.
上記方法は、前記端部に露出した前記第1拡散領域上に、前記端部に形成された前記導体膜と電気的に接続された接続用導体膜を形成する工程をさらに備えてもよい。 The method may further include a step of forming a connection conductor film electrically connected to the conductor film formed at the end portion on the first diffusion region exposed at the end portion.
本発明によれば、オフ時のリーク電流の発生が抑制される等、高い耐圧を有する半導体素子およびその製造方法が提供される。
また、本発明によれば、チャネルストッパを比較的広い幅で備える半導体素子およびその製造方法が提供される。
According to the present invention, there are provided a semiconductor device having a high breakdown voltage such as generation of a leakage current at the time of off, and a method for manufacturing the same.
In addition, according to the present invention, a semiconductor device having a channel stopper with a relatively wide width and a method for manufacturing the same are provided.
以下、本発明の実施の形態にかかる半導体素子について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態では、本発明を絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、MOSFET:Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)に適用した場合を例として説明する。 Hereinafter, a semiconductor device according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the embodiment described below, a case where the present invention is applied to an insulated gate field effect transistor (hereinafter referred to as a MOSFET: Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor) will be described as an example.
図1に、本実施の形態にかかる半導体素子の断面構成を示す。図1に示すように、半導体素子10は、ドレイン領域11と、ドリフト領域12と、ベース領域13と、ソース領域14と、N型半導体領域15と、P型補助領域16と、外周P型領域17と、チャネルストッパ18と、を備えた半導体基板19を備える。
FIG. 1 shows a cross-sectional configuration of the semiconductor element according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, the
ドレイン領域11は、後述するN型半導体領域15よりも不純物濃度の高いN+型半導体領域から構成される。ドレイン領域11の一面上には、アルミニウム等から構成されるドレイン電極20が形成されている。
ドリフト領域12は、ドレイン領域11の他面上に形成された、後述するN型半導体領域15よりも不純物濃度の低いN-型半導体領域から構成される。ドレイン領域11およびドリフト領域12は、それぞれ、半導体基板19の主面を構成する。
The
The
ドリフト領域12の上には、比較的厚膜のシリコン系膜から構成される第1の絶縁膜21が設けられている。第1の絶縁膜21は、ドリフト領域12(半導体基板19)の外周縁に沿って、その最外周から所定の幅X1離間して、環状、帯状に形成されている。幅X1は、例えば、40μmとされる。
第1の絶縁膜21の内周側は、素子活性領域であるセル形成領域を構成し、その外周側は後述するEQR等が形成される端部を構成する。
On the
The inner peripheral side of the first insulating
ベース領域13は、セル形成領域内の、ドリフト領域12の表面領域に島状に分散配置されたP型半導体領域から構成される。
ソース領域14は、ベース領域13の表面領域の内側に環状に形成された、後述するN型半導体領域15よりも不純物濃度の高いN+型半導体領域から構成される。
ドリフト領域12とソース領域14との間に露出する環状のベース領域13(チャネル領域)の上方には、ポリシリコン膜から構成されるゲート電極22が、ゲート絶縁膜を構成する第2の絶縁膜23を介して対向するように設けられている。なお、第2の絶縁膜23は、第1の絶縁膜21よりも薄い厚さを有する。
ベース領域13とソース領域14とは単位セル領域を構成し、セル形成領域内に所定数設けられている。
The
Above the annular base region 13 (channel region) exposed between the
The
ベース領域13の略中央には、第1の凹部24が形成されている。第1の凹部24は、ソース領域14を貫通し、その底部がソース領域14の底部(底面)よりも深い位置にあるように形成されている。したがって、第1の凹部24の内部側面にはソース領域14が露出し、その底部にはベース領域13が露出している。
A
第1の凹部24の内部には、ソース電極25がその内部に埋設されるように形成され、ソース領域14およびベース領域13の両方に電気的に接続されている。したがって、第1の凹部24は、コンタクト用ホールと呼ぶこともできる。
A source electrode 25 is formed inside the
N型半導体領域15は、隣り合うセル領域の間を埋めるように形成されたN型半導体領域から構成される。N型半導体領域15は、ベース領域13よりも浅い拡散深さで形成されている。N型半導体領域15は、ドリフト領域12の抵抗を下げ、素子の動作電圧を低減する機能を有する。
The N-
P型補助領域16は、セル形成領域の外周側に隣接して形成されたP型半導体領域から構成される。すなわち、P型補助領域16は、第1の絶縁膜21の内周側に沿って形成されている。P型補助領域16は、後述する素子の形成工程において、セル形成領域の最外周の単位セル(ベース領域13)の外周側に、N型半導体領域15が形成されることを防止する等のために設けられている。
The P-type
外周P型領域17は、ドリフト領域12の端部に、外周縁に沿って所定の幅X2で形成された環状のP型半導体領域から構成される。外周P型領域17は、上述したベース領域13と同一の工程で形成される。外周P型領域17は、後述するように、アラインメントパターンのための余地を確保するために不可避的に形成される。外周P型領域17の形成幅X2は、その確保のために必要最小限とされ、例えば、30μmとされる。
The outer peripheral P-
チャネルストッパ18は、環状の外周P型領域17の内周側にこれと隣接して形成されたN型半導体領域から構成される。チャネルストッパ18は、上述したN型半導体領域15と同一の工程で、第1の絶縁膜21をマスクとした不純物拡散により形成される。
The
チャネルストッパ18は、以下に説明するように、オフ時のリーク電流を抑制する機能を有する。図1に示す構成の半導体素子10では、ドレイン電極20とソース電極25との間にドレイン電極20側の電位を高くする電圧を印加し、さらにゲート電極22に所定のゲート電圧を印加すると、チャネル領域を通じてドレイン電極20とソース電極25との間にドレイン電流が流れる。
As will be described below, the
一方、ゲート電極22に印加するゲート電圧を所定のしきい値以下にすると、チャネルが閉じてドレイン電流が流れなくなる。このオフ状態のとき、ドリフト領域12とベース領域13との界面に形成されるPN接合は逆方向にバイアスされ、その界面からドリフト領域12に空乏層が広がる。
On the other hand, when the gate voltage applied to the
このとき、最外周に配置されたセル領域を構成するベース領域13からは、PN接合から広がる空乏層が外周側に向かって広がる。そして、この空乏層が外周P型領域17に到達すると、外周P型領域17を介して電流(リーク電流)が流れ、素子耐圧が低下することとなる。チャネルストッパ18は、このように最外周のセル領域のPN接合から空乏層が延びて外周P型領域17に到達するのを抑制する。
At this time, a depletion layer extending from the PN junction spreads toward the outer peripheral side from the
半導体基板19の端部の外周縁には、その全体にわたって第2の凹部26が環状に形成されている。第2の凹部26は、外周P型領域17の幅X2よりも大きい幅X3で形成されている。第2の凹部26はチャネルストッパ18よりも浅い深さで形成されている。外周P型領域17は、第2の凹部26の底面に露出し、同一の工程で形成されるベース領域13よりも第2の凹部26の深さの分浅い深さを有する。
On the outer peripheral edge of the end portion of the
第2の凹部26は、好ましくは、第1の凹部24と同一のエッチング工程で形成される。第2の凹部26は、主としてダイシング時における素子のチッピングの発生を防止する機能を有する。すなわち、図1に示す半導体素子10は、半導体ウェハをその外周縁端部においてダイシングすることによって作製され、ダイシング時には素子にチッピングが発生しやすい。第2の凹部26はチッピングが素子の活性領域(セル形成領域)に到達することを良好に防止する。
The
第2の凹部26の幅X3は、第1の絶縁膜21から端部が露出する幅X1よりも小さい。したがって、チャネルストッパ18には、第2の凹部26により、相対的に深い拡散深さを有する第1の領域18aと、相対的に浅い拡散深さを有する第2の領域18bと、を隔てる段差が形成される。第1の領域18aはドリフト領域12と共通の平面を構成し、また、第2の領域18bは外周P型領域17とともに、第2の凹部26の底面を構成する。第2の凹部26の幅X3は、例えば、36μmとされる。
The width X 3 of the
ここで、後述するように、外周P型領域17はチャネルストッパ18を構成するN型拡散領域に選択的に拡散形成される。上記のように、外周P型領域17は、必要最小限の幅X2で形成されるため、チャネルストッパ18の幅X4は、比較的大きく形成されている。チャネルストッパ18の幅X4は、例えば、40μmとされる。
Here, as will be described later, the outer peripheral P-
チャネルストッパ18の上には、第2の絶縁膜23を介してポリシリコン膜から構成されるEQR27(等電位リング)が形成されている。EQR27は、ゲート電極22と同一の工程で形成される。EQR27は、第1の絶縁膜21の外周側を一部覆い、これに沿って環状に形成されている。
On the
半導体基板19の角部では、図2に示すように、EQR27がアルミニウム等の導体膜28を介して、第2の凹部26の底面に露出したチャネルストッパ18の第2の領域18bに電気的に接続されている。
At the corner of the
図1に戻り、EQR27の外周側の一端は、第1の凹部24の形成と同一の工程でパターン形成されており、チャネルストッパ18の段差と第2の絶縁膜23とともに同一の平面(エッチング面)を形成している。したがって、チャネルストッパ18の段差がそのほぼ中央にあるように形成されている場合、すなわち、第1の領域18aと第2の領域18bとがほぼ同じ幅で形成されている場合には、EQR27の外周端は、段差とともに、チャネルストッパ18のほぼ中央に位置する。また、換言すれば、EQR27の外周端は、平面的に見て外周P型領域17よりも半導体基板19の内周側に形成されている。
Returning to FIG. 1, one end on the outer peripheral side of the
上記のように構成された本実施の形態にかかる半導体素子10は、以下のような利点を有する。すなわち、本実施の形態では、半導体基板19の外周縁に不可避的に形成される外周P型領域17の形成幅を可能な限り狭く形成しているため、外周P型領域17と最外周の単位セル領域との間に、チャネルストッパ18を比較的大きい幅X4で形成することができる。
The
半導体素子10に高い逆方向電圧が印加された場合には、セル形成領域のドリフト領域12とベース領域13との界面から形成される空乏層が、図中破線に示すように外周側に広がる。チャネルストッパ18の幅が比較的小さく、狭い場合には、この空乏層はチャネルストッパ18を越えて外周P型領域17まで到達しやすい。空乏層が外周P型領域17に到達すると、外周P型領域17と、空乏層形成領域(ドリフト領域12)と、ベース領域13と、を介して、ドレイン電極20とソース電極25との間にリーク電流が流れ、結果として素子耐圧が低下してしまう。
When a high reverse voltage is applied to the
しかし、チャネルストッパ18を比較的大きい幅で、広く形成する本実施の形態では、このような空乏層の外周P型領域17への到達は抑制、防止される。したがって、半導体素子10の外周縁端部における高い耐圧が安定して得られ、信頼性の高い半導体素子10が得られる。この方法によれば、半導体素子10の平面サイズを増大することなしに、工程数の増加等を伴うことなく、一般的な方法を用いて、簡便に実現可能である。
However, in the present embodiment in which the
また、本実施の形態では、図2に示すように、角部でチャネルストッパ18と導体膜28とを接続するが、チッピング防止用の第2の凹部26の形成工程で同時にチャネルストッパ18(の第2の領域18b)を表面に露出させるため、このような接続が容易となる。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 2, the
以下、本発明の実施の形態にかかる半導体素子10の製造方法について図面を参照して説明する。図3(a)〜(c)および図4(d)および(e)に、その製造プロセスを示す。なお、以下に示すのは一例であり、同様の結果物が得られるのであれば、これに限られない。
Hereinafter, a method for manufacturing the
まず、ドリフト領域12とドレイン領域11とを備え、ドリフト領域12にP型補助領域16が形成された半導体基板19を用意する。なお、理解を容易なものとするため、図3(a)〜(c)および図4(d)および(e)では、ドレイン領域11は図示を省略する。ここで、ドレイン領域11は、ドリフト領域12を構成する比較的不純物濃度の低いN-型半導体領域にN型不純物を拡散して形成される。ただし、ドレイン領域11の上に一般的なエピタキシャル成長法を用いてドリフト領域12を形成してもよい。また、P型補助領域16は、ドリフト領域12にP型不純物を選択的に拡散して形成され、半導体基板19の外周縁に沿って環状に形成されている。
First, a
次に、用意した半導体基板19に熱処理を施して、半導体基板19のドリフト領域12形成面に、厚い酸化膜を形成する。さらに、図3(a)に示すように、酸化膜の、半導体基板19の外周側と内周側とをエッチング等により除去し、帯状の第1の絶縁膜21を環状に残存させる。第1の絶縁膜21の内周側はセル形成領域を構成する。ここで、第1の絶縁膜21は、その外周から端部までの幅X1が、例えば、40μmであるように形成される。
Next, the
次に、ドリフト領域12を備えた半導体基板19の表面に、熱処理により薄い第2の絶縁膜23を形成する。第2の絶縁膜23はゲート絶縁膜を構成する。続いて、薄い第2の絶縁膜23をマスクとして、半導体基板19の表面領域にN型不純物を拡散させる。これにより、図3(b)に示すように、半導体基板19の内周側と外周側とにそれぞれN型拡散領域30が形成される。
Next, a thin second insulating
セル形成領域のN型拡散領域30は、上述のN型半導体領域15を構成する。また、半導体基板19の外周側端部のN型拡散領域30は、上述したチャネルストッパ18を構成する。なお、第1の絶縁膜21の下方およびP型補助領域16が形成された領域には、N型拡散領域30は形成されない。これにより、セル形成領域の最外周に形成される単位セルがN型拡散領域30と隣接することは防止される。
The N-
次に、半導体基板19の第1の絶縁膜21等が形成された面に、CVD等によりポリシリコン膜を形成する。続いて、このポリシリコン膜にエッチングを施して、第1の絶縁膜21の内周側の第1のポリシリコン膜31と、外周側の第2のポリシリコン膜32と、を形成する。第1のポリシリコン膜31は上述したゲート電極22等を構成し、第2のポリシリコン膜32は上述したEQR27を構成する。
Next, a polysilicon film is formed on the surface of the
ここで、半導体基板19の端部付近には、所定のアラインメントパターン(図示せず)が形成されているため、半導体基板19の外周縁を覆うポリシリコン膜を除去するようエッチングを行う。すなわち、第2のポリシリコン膜32の外周側の一端から半導体基板19の外周の間に、所定の幅X5で第2の絶縁膜23が露出するようにエッチングを行う。このとき、外周縁のポリシリコン膜の除去は、アラインメントパターンに必要な範囲で可能な限り少なく行われる。したがって、第2のポリシリコン膜32は、極力長い幅で、半導体基板19の端部に広がるよう設けられている。ここで、除去幅X5は、例えば、30μm以下とされる。
Here, since a predetermined alignment pattern (not shown) is formed in the vicinity of the end portion of the
次いで、第1および第2のポリシリコン膜31、32をマスクとして、半導体基板19の表面領域に、順次、P型不純物とN型不純物とをそれぞれ選択的に拡散させる。これにより、図3(c)に示すように、半導体基板19、すなわち、ドリフト領域12の表面領域に、ベース領域13と、ソース領域14と、が形成される。ここで、隣り合うベース領域13の間にはN型拡散領域30が残存して露出している。
Next, using the first and
このとき、半導体基板19の外周縁端部の所定幅X5は、ポリシリコン膜(第2のポリシリコン膜32)で覆われていない。このため、端部には、不可避的に上述した外周P型領域17が、除去幅X5に応じた幅X2で形成される。ここで、上述したように、第2のポリシリコン膜32は半導体基板19の内周側に極力長く、広い幅で形成しているため、外周P型領域17の幅X2は可能な限り狭いものとなる。これにより、これに隣接するチャネルストッパ18の幅X4を可能な限り広くとることができ、したがって上述したような耐圧向上効果が得られることとなる。
At this time, the predetermined width X5 at the outer peripheral edge of the
次に、半導体基板19のドリフト領域12を備える面上に、シリコン酸化膜等のシリコン系絶縁膜34をCVD等により形成する。さらに、図4(d)に示すように、シリコン系絶縁膜34の、上述した第1および第2の凹部24、26を形成すべき領域に対応する部分に、第1および第2の開口34a、34bをエッチングにより形成する。このとき、第2の開口34bは、半導体基板19がその外周から所定幅X3で露出するように形成される。第2の開口34bの形成幅X3は、例えば、チャネルストッパ18の幅の中程まで半導体基板19の表面が露出する程度とされる。
Next, a silicon-based insulating
次に、図4(e)に示すように、シリコン系絶縁膜34の第1および第2の開口34a、34bを介して半導体基板19の表面を選択的にエッチングして、対応部分の第2の絶縁膜23、第2のポリシリコン膜32および半導体領域を除去しつつ、第1および第2の凹部24、26を形成する。このとき、チャネルストッパ18には、表面に露出する浅い第2の領域18bが形成される。
Next, as shown in FIG. 4E, the surface of the
最後に、上記のようにして得られた半導体基板19の両面上にアルミニウム等から構成されるソース電極25とドレイン電極20とを形成することにより、図1に示す半導体素子10が完成する。
Finally, the source electrode 25 and the
本発明は、上記実施の形態に限られず、種々の変更、変形等が可能である。
例えば、上記実施の形態に示した半導体素子10において、反対導電型とした構成としてもよい。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various changes and modifications can be made.
For example, the
また、上記発明の実施の形態では、MOSFETを例に説明したが、これに限定されない。本発明は、当然に、金属絶縁体絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor;MISFET)や絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor;IGBT)、その他の絶縁ゲート型半導体素子に適用可能である。 In the embodiment of the present invention, the MOSFET has been described as an example. However, the present invention is not limited to this. The present invention is naturally applied to a metal insulator insulated gate field effect transistor (MISFET), an insulated gate bipolar transistor (IGBT), and other insulated gate semiconductor elements. Is possible.
10 半導体素子
11 ドレイン領域
12 ドリフト領域
13 ベース領域
14 ソース領域
15 N型半導体領域
16 P型補助領域
17 外周P型領域
18 チャネルストッパ
18a 第1の領域
18b 第2の領域
19 半導体基板
21 第1の絶縁膜
22 ゲート電極
23 第2の絶縁膜
27 EQR
28 導体膜
DESCRIPTION OF
28 Conductor film
Claims (10)
前記第1半導体領域の端部の表面領域に形成された第2導電型の第2半導体領域と、
前記第1半導体領域の表面領域に前記第2半導体領域に隣接して形成され、前記第1半導体領域よりも不純物濃度の高い第1導電型の第3半導体領域と、
前記第1半導体領域の上方に設けられ、その端部側の一端が前記第3半導体領域の絶縁膜を介した上方にあるよう形成された導体膜と、
を備える、ことを特徴とする半導体素子。 A first semiconductor region of a first conductivity type constituting one surface of the semiconductor substrate;
A second semiconductor region of a second conductivity type formed in a surface region at an end of the first semiconductor region;
A third semiconductor region of a first conductivity type formed in a surface region of the first semiconductor region adjacent to the second semiconductor region and having a higher impurity concentration than the first semiconductor region;
A conductor film provided above the first semiconductor region and having one end on the end side located above the insulating film of the third semiconductor region;
A semiconductor element comprising:
前記第3半導体領域は、前記第1半導体領域と前記第4半導体領域との界面から形成される空乏層の外周側への広がりを抑制するために設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。 A second conductivity type fourth semiconductor region formed on the inner peripheral side of the surface region of the first semiconductor region with respect to the third semiconductor region;
The said 3rd semiconductor region is provided in order to suppress the expansion to the outer peripheral side of the depletion layer formed from the interface of a said 1st semiconductor region and a said 4th semiconductor region, The said 3rd semiconductor region is provided. 2. The semiconductor element according to 1.
前記半導体基板の一面上に、その端部が第1の幅で露出するように、相対的に厚い第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記半導体基板の一面に、相対的に薄い第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記半導体基板の一面に、前記第1の絶縁膜をマスクとして、選択的に第1導電型の不純物を拡散させ、前記第1半導体領域よりも不純物濃度の高い第1拡散領域を形成する工程と、
前記半導体基板の一面上に、少なくとも前記半導体基板の端部を前記第1の幅よりも小さい第2の幅で残して覆う導体膜を形成する工程と、
前記導体膜をマスクとして、前記半導体基板の一面の表面領域に第2導電型の不純物を選択的に拡散させ、前記第1拡散領域よりも深い拡散深さでこれと隣接する第2拡散領域を形成する工程と、
前記第1の幅よりも小さくかつ前記第2の幅よりも大きい幅で、前記半導体基板の一面の端部をその上に形成された前記第2の絶縁膜と前記導体膜とともに除去する除去工程と、
を備える、ことを特徴とする半導体素子の製造方法。 Providing a semiconductor substrate having a first semiconductor region of a first conductivity type on one side;
Forming a relatively thick first insulating film on one surface of the semiconductor substrate such that an end of the semiconductor substrate is exposed with a first width;
Forming a relatively thin second insulating film on one surface of the semiconductor substrate;
Forming a first diffusion region having a higher impurity concentration than the first semiconductor region by selectively diffusing impurities of the first conductivity type on one surface of the semiconductor substrate using the first insulating film as a mask; ,
Forming a conductor film on one surface of the semiconductor substrate, covering at least an end portion of the semiconductor substrate with a second width smaller than the first width; and
Using the conductor film as a mask, a second conductivity type impurity is selectively diffused in a surface region of one surface of the semiconductor substrate, and a second diffusion region adjacent to the second diffusion region is formed at a diffusion depth deeper than the first diffusion region. Forming, and
A removing step of removing an end portion of one surface of the semiconductor substrate together with the second insulating film and the conductor film formed thereon with a width smaller than the first width and larger than the second width. When,
A method for manufacturing a semiconductor device, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003369845A JP4929559B2 (en) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | Semiconductor element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003369845A JP4929559B2 (en) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | Semiconductor element |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005136116A true JP2005136116A (en) | 2005-05-26 |
JP4929559B2 JP4929559B2 (en) | 2012-05-09 |
Family
ID=34647032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003369845A Expired - Fee Related JP4929559B2 (en) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | Semiconductor element |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4929559B2 (en) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100790257B1 (en) * | 2006-12-27 | 2008-01-02 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | Semiconductor device and method for the same |
JP2009049279A (en) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Sanken Electric Co Ltd | Method of manufacturing insulating gate type semiconductor element |
WO2010023797A1 (en) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | パナソニック株式会社 | Semiconductor device and method for manufacturing same |
JP2012015279A (en) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Renesas Electronics Corp | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
CN111129130A (en) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 株洲中车时代电气股份有限公司 | Trench gate IGBT device |
US20220208759A1 (en) * | 2017-01-26 | 2022-06-30 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5825264A (en) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Hitachi Ltd | Insulated gate type semiconductor device and manufacture thereof |
JPS5987871A (en) * | 1982-11-12 | 1984-05-21 | Hitachi Ltd | Insulated gate field effect semiconductor device |
JPH02134873A (en) * | 1988-11-15 | 1990-05-23 | Nec Corp | Trigger diode |
JPH04127539A (en) * | 1990-09-19 | 1992-04-28 | Nec Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPH10144916A (en) * | 1996-11-06 | 1998-05-29 | Toshiba Corp | Semiconductor device and its manufacture |
JPH11204632A (en) * | 1998-01-14 | 1999-07-30 | Oki Electric Ind Co Ltd | Semiconductor device |
JP2000124449A (en) * | 1998-10-13 | 2000-04-28 | Nec Kansai Ltd | Insulating gate type semiconductor device and manufacture thereof |
JP2002246596A (en) * | 2001-02-19 | 2002-08-30 | Hitachi Ltd | Insulated gate semiconductor device and its manufacturing method |
-
2003
- 2003-10-30 JP JP2003369845A patent/JP4929559B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5825264A (en) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Hitachi Ltd | Insulated gate type semiconductor device and manufacture thereof |
JPS5987871A (en) * | 1982-11-12 | 1984-05-21 | Hitachi Ltd | Insulated gate field effect semiconductor device |
JPH02134873A (en) * | 1988-11-15 | 1990-05-23 | Nec Corp | Trigger diode |
JPH04127539A (en) * | 1990-09-19 | 1992-04-28 | Nec Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPH10144916A (en) * | 1996-11-06 | 1998-05-29 | Toshiba Corp | Semiconductor device and its manufacture |
JPH11204632A (en) * | 1998-01-14 | 1999-07-30 | Oki Electric Ind Co Ltd | Semiconductor device |
JP2000124449A (en) * | 1998-10-13 | 2000-04-28 | Nec Kansai Ltd | Insulating gate type semiconductor device and manufacture thereof |
JP2002246596A (en) * | 2001-02-19 | 2002-08-30 | Hitachi Ltd | Insulated gate semiconductor device and its manufacturing method |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100790257B1 (en) * | 2006-12-27 | 2008-01-02 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | Semiconductor device and method for the same |
JP2009049279A (en) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Sanken Electric Co Ltd | Method of manufacturing insulating gate type semiconductor element |
WO2010023797A1 (en) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | パナソニック株式会社 | Semiconductor device and method for manufacturing same |
JP2012015279A (en) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Renesas Electronics Corp | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
US20220208759A1 (en) * | 2017-01-26 | 2022-06-30 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
CN111129130A (en) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 株洲中车时代电气股份有限公司 | Trench gate IGBT device |
CN111129130B (en) * | 2018-10-30 | 2023-09-05 | 株洲中车时代半导体有限公司 | Trench gate IGBT device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4929559B2 (en) | 2012-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4892172B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP5767430B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method of semiconductor device | |
US20170110571A1 (en) | Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device | |
US6828626B2 (en) | Semiconductor device with vertical transistors | |
JP2006073740A (en) | Semiconductor device and its manufacturing method | |
JP2007035841A (en) | Semiconductor device | |
JP2006100317A (en) | Semiconductor device | |
JP2005209807A (en) | Insulated gate semiconductor device and its manufacturing method | |
JP2012059841A (en) | Semiconductor device | |
JP2010278312A (en) | Semiconductor device | |
JP2003324196A (en) | Vertical mosfet and method for manufacturing the same | |
US7102182B2 (en) | Semiconductor device | |
JP2005285913A (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP4736180B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP2010103314A (en) | Semiconductor device | |
JP2006210392A (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP5324157B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP4929594B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method of semiconductor device | |
JP2003142698A (en) | Power semiconductor device | |
JP2005101334A (en) | Semiconductor device and its manufacturing method | |
JP2001127285A (en) | Vertical field-effect transistor | |
JP7090073B2 (en) | Semiconductor device | |
JP4929559B2 (en) | Semiconductor element | |
JP2004158680A (en) | Semiconductor device and its fabricating process | |
JP5520024B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060802 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4929559 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |