JP2005135679A - 扁平導体用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 操作部材5が閉状態のときには、カム部52が第1の接触端子3によって保持され、操作部材5が固定される。さらに、ハウジング2の前壁22が第1の接触端子3のフック部31aと第2の接触端子4のフック部41aとによって係止されると共に、後壁21が第2の接触端子4の起立部42のフック部42aによって係止される。これにより、扁平導体用コネクタ1に外部振動が加えられる等しても、第1の接触端子3がハウジング2内で緩んだり、ハウジング2が接触端子3から上方に抜け出すことを防止することができる。
【選択図】図4
Description
図13は、この従来例に係る扁平導体用コネクタを構成する操作部材の開状態を示す断面図であり、図14は、操作部材の閉状態を示す断面図である。
ハウジング110内の接触端子120は、起立部122の突起122aとハウジング110の凹部112との係合力だけで、ハウジング110内に保持されている。このため、外部からの振動等によって、突起122aと凹部112との係合が簡単に外れ、接触端子120がハウジング110内で緩んだり、図8の二点鎖線で示すように、ハウジング110が接触端子120から上方に抜け出すおそれがあった。特に、コネクタの低背化が進むと、ハウジング110内への接触端子120の圧入代を十分にとることができなくなり、接触端子120の緩みやハウジング110の抜け出しが生じ易くなる。
この閉状態では、カム部の当接面が第1の接触端子の水平部に当接し、角部が傾斜部の頂部に係止する。このため、カム部は水平部から下方力を受け、傾斜部の頂部からアーム部側への側方力を受ける。また、カム部は、扁平導体を介して第1の接触端子のアーム部の突部から傾斜部側への側方力を受ける。したがって、カム部は、第1の接触端子の起立部と水平部とアーム部で囲まれた空間の固定位置に保持される。さらに、ハウジングの前壁が、第1の接触端子のベース部に突設されたフック部で係止されている。この結果、ハウジングが上方へ動こうとすると、第1の接触端子のベース部のフック部がその係止力によって上方への動きを阻止すると共に、第1の接触端子の起立部と水平部とアーム部とで保持されたカム部と一体の操作部材の蓋部が、上方へ動こうとするハウジングに下方力を加える。
これと併行して、上方に動こうとするハウジングに対し、第2の接触端子の起立部に突設されたフック部がハウジングの圧入口に係止して、上方への動きを阻止すると共に、ベース部のフック部がハウジングの前壁に係止して、上方への動きを阻止する。
かかるハウジング2は、補助端子6によって、図示しない基板などに固定されるようになっている。
具体的には、ハウジング2の側壁23に、上から順に矩形穴23aと水平孔23b,23cが形成され、補助端子6が矩形穴23aと水平孔23b,23cに差し込まれている。即ち、補助端子6が略E字状に形成され、そのベース部61が水平孔23cに挿入され、フック64aを有した中間水平部64が水平孔23bに圧入されている。そして、上端水平部63がハウジング2の矩形穴23aに嵌められて、略矩形の軸受部66が画成されている。また、補助端子6の頂部にはストッパ6aが突設され、操作部材5の開状態の角度を規制するようになっている。
図4は、図1の矢視C−C断面図であり、第1の接触端子3の取付状態を示し、図6は、図1の矢視D−D断面図であり、第2の接触端子4の取付状態を示す。
すなわち、起立部32がハウジング2の後壁21に圧接し、ベース部31がこの起立部32の下部から前壁22側に延出してその前端を前壁22に圧接させている。そして、アーム部34が前壁22側に撓み可能にベース部31から上方に延出して起立部32と対向している。また、アーム部34には、起立部32側を向いた突部34aが形成され、ベース部31には、ハウジング2の前側外部に延出した基板接続用のテール部35が形成されている。そして、図5に示すように、このベース部31の前端にはフック部31aが突設され、フック部31aが前壁22に係止している。
この第1の接触端子3は、さらに、図4に示すように、起立部32の上部から前壁22側に延出し、その先端部に、下方を向く突部33aを有した水平部33が形成されている。そして、この水平部33の下方に、起立部32の下方に向かうに従ってアーム部34側にせり上がる傾斜部32aが形成されている。、
すなわち、起立部42は、上端部が縮幅した形状を呈し、その上端部に、フック部42aを有している。かかる起立部42の上端部は、図7に示すように、ハウジング2の収納室2b上部に形成された圧入口26内に圧入され、そのフック部42aを圧入口26に係止させている。
また、ベース部41はその前端にフック部41aを有し、このフック部41aを前壁22に係止させている点は第1の接触端子3のベース部31と同じであるが、そのテール部45は、テール部35と逆側即ちハウジング2の後側外部に延出されている。
具体的には、図2に示すように、操作部材5の両端部に、軸部54が突設され、この軸部54が、ハウジング2の軸受部66内に回動自在に遊嵌されている。これにより、操作部材5は、ハウジング2に回動自在に取り付けられた状態になり、蓋部51がハウジング2の上端開口部を覆う図4及び図6に示す閉状態と、蓋部51がハウジング2の上端開口部を開放する図9及び図10に示す開状態とを達成する。
図8は、扁平導体用コネクタの基板への取付状態を示す概略平面図であり、図9は、操作部材の開状態を示す図4対応の断面図であり、図10は、操作部材の開状態を示す図6対応の断面図である。
扁平導体用コネクタ1を基板200に取り付ける際には、図8に示すように、基板200のパッド201に第1及び第2の接触端子3,4のテール部35,45を接触させた状態で、補助端子6のテール部65を基板200上に固定する。
ここで、第1及び第2の接触端子3,4のテール部35,45は、互いにハウジング2の逆側に延出している。このため、テール部35,45のピッチ間隔は、テール部35,45をハウジング2の同じ側に延出させた場合に比べて、狭く設定することができる。
そして、図11に示すように、カム部52の角部52cが傾斜部32aの頂部32bに乗り上がり、当接面52bが第1の接触端子3の水平部33の突部33aに当接すると、ハウジング2の上端開口が蓋部51で覆われて、操作部材5が閉状態になる。
かかる閉状態では、図11及び図12に示すように、扁平導体Fが、カム部52及び押圧部53の押圧面52a,53aとアーム部34,44とで挟み込まれ、扁平導体Fと第1及び第2の接触端子3,4とが電気的に接続した状態になる。
さらに、第2の接触端子4もハウジング2の上方移動に抗する。すなわち、図12に示すように、後壁21に働く外部力f1に対して、起立部42のフック部42aによる係止力f2が働き、前壁22に働く外部力f1に対して、ベース部41のフック部41aによる係止力f2が働く。したがって、ハウジング2は、複数の第2の接触端子4のフック部41aとフック部42aとによっても、上方への移動を阻止されることとなる。
Claims (2)
- 上端開口を有するハウジングと、扁平導体をこのハウジング内に挿入するための挿入口を有した蓋部,及びこの蓋部の下側に突設されたカム部を有し、且つ上記蓋部で上記上端開口を開閉することができるようにハウジングに回動自在に支持された操作部材と、上記ハウジングの後壁に当接した起立部,この起立部の下部からハウジングの前壁側に延出してその前端を前壁に当接させたベース部,上記前壁側に撓み可能に上記ベース部から上方に延出して上記起立部と対向し、且つ突部が形成されたアーム部,及び上記ベース部からハウジングの外部に延出したテール部を有し、ハウジング内に交互に列設された第1及び第2の接触端子とを具備する扁平導体用コネクタであって、
上記第1の接触端子は、
上記起立部の上部から上記前壁側に延出した水平部と、起立部の下方に向かうに従って上記アーム部側にせり上がる傾斜部とを有し、上記ベース部の前端に突設されたフック部を上記前壁に係止させて上記ハウジング内に圧入されているものであり、
上記カム部は、
上記第1の接触端子の起立部とアーム部と水平部とで囲まれる部位に回動自在に遊嵌され、上記操作部材の閉時に、ハウジング内に挿入された扁平導体を上記第1の接触端子のアーム部側に押圧する押圧面と、上記水平部に当接する当接面と、上記傾斜部の頂部に係止する角部とを有し、
上記第2の接触端子は、
上記起立部の上端部に突設されたフック部を上記ハウジングの上部に形成された圧入口に係止させた状態で、当該上端部が当該圧入口に圧入されていると共に、上記ベース部の前端に突設されたフック部を上記ハウジングの前壁に係止させた状態で、ハウジング内に圧入されているものである、
ことと特徴とする扁平導体用コネクタ。 - 請求項1に記載の扁平導体用コネクタにおいて、
上記第1の接触端子のテール部と第2の接触端子のテール部とは、互いに逆側のハウジング外部に延出している、
ことを特徴とする扁平導体用コネクタ。
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