JP2005131975A - 語学の教育・学習用カード - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の語学の教育・学習用に開発されたカードには、発音を学び、手軽に遊べ、教育・指導する側と学習する側が、一緒になって親しめるものがなかった。
【解決手段】本発明は、まず、カード1の中央に、語学を教育・学習する上で必要不可欠な文字、単語、数字などを選択し、1つずつ順番に表記する。そして表記されたものの下部には、発音記号を全て表記してもよい。次に、「1」から「13」までの数字を最も小さい数字から順番に、1枚につき1数字ずつ、左上部並びに右下部の両部に、それぞれ小さく表記してもよい。特に右下部は、上下反転させて表記する。さらに、トランプと同じ遊びが出来るよう、色、記号、図形などによって関連づけ、4分割できるよう作成したり、トランプでいうジョーカーのカードを加えることも可能である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、まず、カード1の中央に、語学を教育・学習する上で必要不可欠な文字、単語、数字などを選択し、1つずつ順番に表記する。そして表記されたものの下部には、発音記号を全て表記してもよい。次に、「1」から「13」までの数字を最も小さい数字から順番に、1枚につき1数字ずつ、左上部並びに右下部の両部に、それぞれ小さく表記してもよい。特に右下部は、上下反転させて表記する。さらに、トランプと同じ遊びが出来るよう、色、記号、図形などによって関連づけ、4分割できるよう作成したり、トランプでいうジョーカーのカードを加えることも可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、語学を教育・学習しようとする対象者が、手軽に語学に親しむためのカードに関する。
従来の語学の教育・学習用カードには、例えば、学校教育の現場で使用することを主目的としたものが存在している(例えば、特許文献1参照)。これは、教育者もしくは保護者が、学習者となる児童や子供に対して、一方的に働きかけながら英語の習熟を図るものである。また、語学の習熟に対して汎用的に使用できるカードもある(例えば、特許文献2参照)。これは先程のカードとは使用方法が異なり、語学の学習者となる児童や子供のみがカードを使用し、指導者もしくは保護者は、補助的にカードの使用方法に関わるという構造を持っている。
特開2001−265212号 公報
特開平9−70467号 公報
上記のような語学の教育・学習用のカードには、個々のカードを開発する際のコンセプトに左右されるので、一概には言えないにしろ、以下の3つの課題があると感じる。まず第1は、現在の日本の語学教育において、発音に関して不十分な点が見られるにもかかわらず、その指導と学習を目指したカードが少ないことである。文章読解力や、書面上での表現能力は優れているのに対して、ネイティブスピーカーとの会話の面において、十分にコミュニケートすることが出来ないという場合が非常に多いので、発音の学習や矯正が必要と考える。
次に第2は、教育する側と学習する側が、共に触れ合うことができるカードが少ないことである。これは教育・学習の効果を上げようとする場合、「遊ぶ」という行為を通して、実施するのが望ましいと考えられる。特に、児童教育において当てはまるのではないだろうか。教育・学習の対象となる事柄を表記することに特価することだけでなく、共に触れ合うという要素をカードに積極的に取り入れるべきである。
そして第3は、従来のものとは遊び方やルールが違う、独創的で新しいカードが開発されているが、遊び方ルールを覚えるのに時間がかかりすぎてしまうことである。まずは、カードに最初にふれた時点で、スムーズに教育・学習の対象となるべき事柄に親しむべきである。
その他にも、教育・学習するユーザー側への配慮不足の目立つカードが存在している。カードに記述されている言語の単語や短文が、言葉を理解し始めの子供や、お年寄りには親しみにくい内容となっている場合もある。
上記の課題を解決するために、本発明は、語学を教育もしくは学習しようとする者が相互に、語学に対して親しむためのカードを作成する。カード表面の中央に、当該カードで教育・学習しようとする語学の文字、単語、数字などを表記し、文字であれば重複することなくその文字がもつ本来の順番(例えば、アルファベット順、あいうえお順など)ごとに、単語であれば重複することなく頭文字をその文字が持つ本来の順番ごとに、数字であれば最も小さな数字から順番に表記する。
また、上記のカードにおいて、当該カードで教育もしくは学習しようとする語学の正しい発音記号と発音に親しめるように、カードに表記された語学の文字、単語、数字などの全てに発音記号を表記してもよい。
さらに、上記のカードにおいて、数字の順番から、当該カードで教育もしくは学習しようとする語学の本来の順番(例えば、アルファベット順、あいうえお順など)を学び取ることができるように、カードの中央に表記された文字、単語、数字の順番に従って、カードの左上部並びに右下部の両部にそれぞれ1数字ずつ、「1」から「13」までの数字を最も小さい数字から順に小さく表記し、右下部の数字については、上下反転させて表記してもよい。
付け加えて、トランプと同じ遊び方ができるように表記してもよい。まず、トランプはハート、ダイヤ、スペード、クラブで関連づけられ、均等に4分割されていることから、本発明のカードにおいても、色、記号、図形などによって関連づけ、均等に4分割して作成してもよい。
次に、トランプでいうババ抜きなどの遊びができるようジョーカーの機能をもつカードを作成してもよい。
本発明の効果については、まず、教育しようとする側、学習しようとする側が共に、カードを通して、語学に親しむことが出来ることである。
次に、発音記号を表記した場合、カードを通して正しい発音記号や発音に触れることができることである。
さらに、教育・学習しようとする言語を全く知らなくても、カードの左上部と右下部にそれぞれ「1」から「13」までの数字を表記した場合は、数字の順番から言語の本来持つ順番(例えば、アルファベット順、あいうえお順など)を学ぶことができることである。
そして、トランプと同じ使用方法で、遊戯具としてカードを使用する場合、2つの効果がある。まず第1は、ゲームをする際に、新しい遊び方やルールを指導・学習する必要がないことである。
第2は、最初にカードにふれた時点で、教育・指導する側と、学習する側が、語学に対して構えることなく、一緒になって手軽に親しむことができることである。また、トランプの遊び方以外にも、教育・学習しようとする言語の文字、正しい発音記号や発音を学校現場で指導するために、このカードをそのまま教材として使用することも可能である。
本発明に係わる語学の教育・学習用カードの実施の形態を図面に基づいて詳細に解説するが、これらに限定されない。
まず、図1において、カード1に英語の大文字4のみ表記したものが、本発明のカードの1例となる。図では、英語を表記しているが、教育・学習しようとする語学の文字、単語、数字などを1枚につき1つずつ表記することができる。
次に、図1において、カード1に英語の大文字4と発音記号2のみ表記することもできる。発音記号2は、カード1に表記された文字全ての下部に表記する。
さらに、図1において、カード1に英語の大文字4と発音記号2に加えて、カード1の左上部に数字3−1を表記し、右下部には3−2を表記することもできる。特に、数字3−2は、トランプと同じ遊び方をした場合を想定し、上下反転させて表記する。
以下、図2〜5は、英語の文字、単語、数字と、発音記号2、数字3−1、数字3−2の全てを表記した英語の教育・学習用カードを表している。
図2は、英語の大文字4を「A」から「Z」まで、アルファベット順に表記された26枚のカードを表したものである。ここで表記された英語の大文字4の「A」から「Z」までと、それと組になって表記された発音記号2と数字3−1並びに3−2に関しては、全ての文字の色を「赤」とする。
図3は、英語の小文字5を「a」から「z」まで、アルファベット順に表記された26枚のカードを表したものである。ここで表記された英語の小文字5の「a」から「z」までと、それと組になって表記された発音記号2と数字3−1並びに3−2に関しては、全ての文字の色を「黄」とする。
図4は、英単語6を「A」から「Z」まで、アルファベット順に表記された26枚のカードを表したものである。ここで表記された英単語6を「A」から「Z」までと、それと組になって表記された発音記号2と数字3−1並びに3−2に関しては、全ての文字の色を「青」とする。
図5は、数字7を「1」から「13」まで、最も小さい数字から順に表記された13枚のカード2組を表したものである。この数字7の下部には、その数字を表す英単語8もあわせて表記する。数字7を「1」から「13」までと、それと組になって表記された英単語8、発音記号2、数字3−1並びに3−2に関しては、全ての文字の色を「緑」とする。
また、トランプと同じ遊び方ができるように2つの要素を取り入れることもできる。まず1つ目は、トランプは、「ハート」、「ダイヤ」、「スペード」、「クラブ」の記号で、大きく4つに分類されているので、このカードにもトランプと同様の遊び方から始められるように、「赤」、「青」、「黄」、「緑」の4つの色で分類し、文字色に対応させることである。図2〜5までのカードの文字色はすでに4つの色に分類しているので、均等に4分割することが可能である。
次に2つ目は、ジョーカーとなるカードを作成することである。図6はジョーカーとなるカード2枚を表したものである。なぜ2枚かというのは、上記のようなカードの場合、トランプと同じ構成要素を持つカードが2組作成されるからである。1組目は、文字色を「赤」とする「A」から「M」までの13枚のカード、文字色を「黄」とする「a」から「m」までの13枚のカード、文字色を「青」とする「A」から「M」までの英字を含む英単語の13枚のカード、文字色を「緑」とする「1」から「13」までの13枚のカード、計52枚のカードである。2組目は、それらを除く残りの52枚となる。このカード遊戯具の総枚数としては、トランプで言うジョーカーを2枚加えるので106枚となる。補足ではあるが、2組のカードの裏面は、それぞれ別々のデザインや色で区別し、1組だけ単独で遊べるようにすることも可能である。
その他、漢字や道路標識といった教育・学習の対象となるものであれば、どのようなものでもカードを作成することができる。また、カードを書籍や教材の付録にすることもできるので、応用の幅は広いと考えられる。
1 カード
2 発音記号
3−1 「1」から「13」までの1つの数字(小)
3−2 上下反転させた「1」から「13」までの1つの数字(小)
4 英語のアルファベットの大文字
5 英語のアルファベットの小文字
6 英単語
7 「1」から「13」までの1つの数字(大)
8 数字を表す英単語
2 発音記号
3−1 「1」から「13」までの1つの数字(小)
3−2 上下反転させた「1」から「13」までの1つの数字(小)
4 英語のアルファベットの大文字
5 英語のアルファベットの小文字
6 英単語
7 「1」から「13」までの1つの数字(大)
8 数字を表す英単語
Claims (3)
- 語学を教育もしくは学習しようとする者が相互に、語学に対して親しむためのカードであり、カード表面の中央に、当該カードで教育・学習しようとする語学の文字、単語、数字などを表記し、文字であれば重複することなくその文字がもつ本来の順番ごとに、単語であれば重複することなく頭文字をその文字が持つ本来の順番ごとに、数字であれば最も小さい数字から順番に表記した語学の教育・学習用カード。
- 請求項1記載の複数のカードにおいて、カードに表記された語学の文字、単語、数字などの全てに発音記号を表記した語学の教育・学習用カード。
- 請求項2記載の複数のカードにおいて、カードの中央に表記された文字、単語、数字の順番に従って、カードの左上部並びに右下部の両部にそれぞれ1数字ずつ、「1」から「13」までの数字を最も小さい数字から順に小さく表記し、右下部の数字については、上下反転させて表記した語学の教育・学習用カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003371366A JP2005131975A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 語学の教育・学習用カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003371366A JP2005131975A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 語学の教育・学習用カード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005131975A true JP2005131975A (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=34648046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003371366A Pending JP2005131975A (ja) | 2003-10-31 | 2003-10-31 | 語学の教育・学習用カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005131975A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016129534A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
2003
- 2003-10-31 JP JP2003371366A patent/JP2005131975A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016129534A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
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