JP2005128614A - 感圧線条体の設置構造 - Google Patents

感圧線条体の設置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005128614A
JP2005128614A JP2003360558A JP2003360558A JP2005128614A JP 2005128614 A JP2005128614 A JP 2005128614A JP 2003360558 A JP2003360558 A JP 2003360558A JP 2003360558 A JP2003360558 A JP 2003360558A JP 2005128614 A JP2005128614 A JP 2005128614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
linear body
sensitive linear
fence
installation structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003360558A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Murozono
広幸 室園
Koichi Kimata
浩市 木全
Katsuhiko Tabayashi
克彦 田林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ARM KK
Kansai Electric Power Co Inc
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
NIPPON ARM KK
Kansai Electric Power Co Inc
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON ARM KK, Kansai Electric Power Co Inc, Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical NIPPON ARM KK
Priority to JP2003360558A priority Critical patent/JP2005128614A/ja
Publication of JP2005128614A publication Critical patent/JP2005128614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

【課題】感圧線条体の誤動作と感度のバラツキを抑え、良好な感度で不法侵入者の検知し得る感圧線条体の設置構造を提供する。
【解決手段】縦鋼線11a を一定間隔に並べて図に現れていない横鋼線11b に溶接して建築モジュールの大きさのフェンス用部材12ができている。このフェンス用部材12は、図示しないポールや梁により組み立てられフェンスとなる。横鋼線11b の上に帯鋼14が縦鋼線11a に対して一定の角度をもって上向きに広げて溶接され、帯鋼14の開放側(上側)に感圧線条体10が縦鋼線11a と帯鋼14とによって挟まれるような状態で設置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、導電性エラストマーを材料とする外部導電層と内部導電層との間に空気絶縁層を形成し、上記外部導電層の周りには外部電極を、上記内部導電層の中心には内部電極を配し、外部電極の周りに外被を設けてなる電線に圧力が加わると、上記空気絶縁層が潰されて上記内・外部導電層が電気的に繋がって閉回路を形成するようにした感圧線条体の設置構造と、その設置された感圧線条体による不法侵入の検知と警報手段に関する。
感圧線条体として図4に示すように、導電性エラストマーを材料とする外部導電層41と内部導電層42との間に粗編組43でもって空気絶縁層44を形成し、上記外部導電層41の周りには外部電極45を、上記内部導電層の中心には内部電極46を配し、外部電極45の周りに外被47を設けてなるものがあり、この感圧線条体40に圧力が加わると、上記空気絶縁層44が潰されて上記内・外部導電層が電気的に繋がって閉回路を形成して圧力を検知する(実願平02−067401号(実公平07−022017号))ものがある。
上記感圧センサーでもって不法侵入者の検出をするときは、その検出を確実にするために、特願平06−262227号(特開平08−122173号)で提案されているような敷板を使用して、感圧線条体の圧力に対する反応を安定なものにして、誤動作が生じないようにしている。
しかし、最近ユーザーから感圧線条体の感度をより高くし、かつ、誤動作のないようにすることを求められているが、従来の形状の感圧線条体と敷板との組み合わせでは、感度を上げれば誤動作が生じ、誤動作を抑えると感度が低下するという二律背反の問題に突き当たっている。
出願人は、この二律背反する問題を解決するために、感圧線条体と敷板との組み合わせという概念にとらわれず、不法侵入者の侵入状況、感圧線条体が敷設される環境・条件を含めて総合的に再検討した。
その結果、感圧線条体だけでは検出感度を上げるには限界があり、感圧線条体の設置構造を工夫することにより誤動作を抑えて検出感度を上げ得ることが判明した。
それは、第一に感圧線条体を設置する場所がラス網フェンスの場合と、縦鋼線を一定間隔に配置し、この縦鋼線に横鋼線を溶接したフェンスの場合とがあって、最近では美観と耐久性の良さから後者が多く採用されるようになってきている。
上記状況から、A.フラットの敷板上に感圧線条体を設置し、その上から幅4cmの押圧ブロックを押し当て、感圧線条体が反応するときの圧力を測定した(測定位置を変えて5回測定)。
B.長手方向に120度の山条(高さ3mm)を形成した敷板に感圧線条体を設置し、その上から幅4cmの押圧ブロックを押し当て、感圧線条体が反応するときの圧力を測定した(測定位置を変えて5回測定)。
C.半径2.5mmの球面突起(高さ3mm)を長手方向30mm間隔で形成した敷板に感圧線条体を設置し、その上から幅4cmの押圧ブロックを押し当て、感圧線条体が反応するときの圧力を測定した(測定位置を変えて5回測定)。
D.半径2.5mmの棒状突起(高さ3mm)を長手方向直角に30mm間隔で形成した敷板に感圧線条体を設置し、その上から4cm幅の押圧ブロックを押し当て、感圧線条体が反応するときの圧力を測定した(測定位置を変えて5回測定)。
上記測定結果は、表1のようになった。
Figure 2005128614
この発明は、上記測定結果から得られた知見に基づいて成されたもので、感圧線条体の設置構造を特定することにより、誤動作を生じさせることなく、感圧線条体の感度を上げようとするものである。
上記課題を解決するためにこの発明は、横鋼線上に縦鋼線を一定間隔に配置し、上記横鋼線と縦鋼線とを溶接して形成されたフェンスの縦鋼線に対して帯鋼を上広がりに傾斜させてフェンスの長手方向に配置固定し、上記縦鋼線と上記帯鋼とによって形成された空間に感圧線条体を設置してなる構成、または、所定間隔に突起を設けた敷板をフェンスの側面に設置し、該敷板上に感圧線条体を設置してなる構成を採用したものである。
上記の如く構成するこの発明にあっては、感圧線条体にかかる圧力が球面突起、棒面突起あるいは鋼線(棒面突起の相当)の表面によって加えられるので感度がよくなり、局部的に受圧するので復元が早くなり総じて誤動作の発生が抑えられることとなる。
以上説明したようにこの発明によれば、感圧線条体の設置構造により感圧線条体への押圧が局部的となるので感圧線条体の誤動作とバラツキを抑え、良好な感度で不法侵入者の検知を可能にし警告を発することもできるようになった。
次にこの発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は第一実施形態を示し、5mmφの縦鋼線11a を30mm間隔に並べて横鋼線11b に溶接して建築モジュールの大きさのフェンス用部材12ができている。
このフェンス用部材12は、図示しないポールや梁により組み立てられフェンスとなるが、この実施形態では、横鋼線11b の上に帯鋼14が縦鋼線11a に対して一定の角度でもって上向きに広げて溶接され、帯鋼14の開放側(上側)に感圧線条体10が縦鋼線11a と帯鋼14とによって挟まれるような状態で設置されている。なお、上記帯鋼に代えてL形鋼、チャンネル形鋼、角パイプなど平面を有するものを採用することができる。
上記縦鋼線11a と帯鋼14とのなす角度を、18度、20度、27度、38度、40度および45度に設定し、4cm幅の押圧ブロックを押し当てて検出感度とデーターのバラツキを試験・検討したところ表2の結果を得た。
Figure 2005128614
上記試験結果から判断して、縦鋼線11a と帯鋼14とのなす角度が20度より小さくなると感度のバラツキが大きくなり、45度になると平面上で押圧しているのと殆ど変わらず感度が低下してくる。従って、20度乃至40度の範囲が良好な結果を得られることが判った。
図2は、第二実施形態を示し、横鋼線21b の上に乗るように縦鋼線21a の側面に断面上向きコ字状で内側底面には球面突起23a (図3(c)および(d)に示す棒面突起33b でもよい)が設けられた敷板24が掛け止めクリップ26により取付けられている。
この掛け止めクリップ26は鋼線を材料とし、両端が縦鋼線21a に引っ掛かるように互いに反対方向に曲げられ、下側は二段階に折り曲げられて水平部分で敷板24を受けるようになり、上側は感圧線条体20の上を越えて縦鋼線至るようになっている。
上記の如く取り付けられた敷板24には感圧線条体20が設置され締めつけ帯25により固定されている。ここで使用する締めつけ帯25は帯鋼を逆U字状に折り曲げられ、両端は鉤状になっていて敷板の底に引っ掛けられるようになっている。
図3は第三実施形態でラス網フェンスなどに適するが、フェンスの上部に敷板34が設置できる構造であるならばフェンスの構造・形状にこだわることはない。フェンスの梁(図示せず)の上面には上方を開放した樋状の敷板34が敷かれてあり、この敷板34の底面中心線上には長さ方向3cm間隔に、半径2.5mm、高さ3mmの球面突起33a が設けられ、この敷板34に感圧線条体30を設置している。なお、上記球面突起33a に変えて、同図(c),(d)のように長さ方向の中心線に対し交又するように直径5mmφ、高さ3mmの棒面突起33b を3cm間隔に設けてもよい。
この実施形態では、感圧線条体30が樋状の敷板34に収められているので長さ方向一定間隔に設けられた突起に感圧線条体30が正確に当接することとなり、感度を良好にし、誤動作と感度のバラツキを抑える効果がある。
なお、この実施形態において、球面突起の半径を2mm、3mm、高さを2mm、4mmとし、間隔を2cm、4cmに変えて試験をしたが良好な結果を得ている。しかし、半径が2mm未満、高さが4cm未満では、また、間隔が1cmになると所望の感度が得られず、高さが5mmを越えると誤動作が起こり、バラツキが大きくなる。また、棒面突起33b の場合も同様の傾向が現れる。
なお、上記球面突起の半径、高さ、間隔は、上記実施例に限られるものではなく、要求される感度や設置条件に合わせて適宜変更することができる。
次に、図5を参照しながら上記感圧線条体設置構造により設置された感圧線条体による不法侵入検出(警報)警告手段について説明する。
図5において、監視室の制御パネルPから、設置された感圧線条体(リード線を含む)の終端を閉じた時ときの全抵抗をRとし、終端を開き、この状態でX地点で不法侵入者があって内・外導電層が電気的に繋がったときの閉回路の抵抗をrとし、抵抗Rとrとを比較演算すると不法侵入地点Xが判明する。
一方、敷設された感圧線条体の全長を一定距離毎に区画割りしておき、不法侵入地点Xに対応する上記区画の警告回路(たとえば音声合成による警告)を繋ぎ該当地域で警告音を発するようにすることができる。
第一実施形態の(a)部分断面図、(b)要部斜視図 第二実施形態の(a)部分断面図、(b)要部斜視図 第三実施形態(その1)の(a)横断面図、(b)縦断面図、第三実施形態(その2)の(c)横断面図、(d)横断面図 感圧線条体の断面図 (a)不法侵入検知回路図、(b)警告・警報のフロー図
符号の説明
10,20,30,40 感圧線条体
11a,21a 縦鋼線
11b ,21b 横鋼線
12,22 フェンス用部材
14 帯鋼
23a ,33a 球面突起
24,34 敷板
25 締めつけ帯
26 掛け止めクリップ
33b 棒面突起
41 外部導電層
42 内部導電層
43 粗編組
44 空気絶縁層
45 外部電極
46 内部電極
47 外被

Claims (5)

  1. 横鋼線上に縦鋼線を一定間隔に配置し、前記横鋼線と縦鋼線とを溶接して形成されたフェンスの縦鋼線に対して帯鋼を上広がりに傾斜させてフェンスの長手方向に配置固定し、上記縦鋼線と上記帯鋼とによって形成された空間に感圧線条体を設置してなる感圧線条体の設置構造。
  2. 上記配置固定された帯鋼と縦鋼線とのなす角が20度乃至40度である請求項1に記載の感圧線条体の設置構造。
  3. 所定間隔に突起を設けた敷板をフェンスの側面に設置し、該敷板上に感圧線条体を設置してなる感圧線条体の設置構造。
  4. 上記敷板は上部が開いた樋状で、その底面中心線上に球面突起または長さ方向の線に対し交差する棒面突起を設けてなる請求項3に記載の感圧線条体の設置構造。
  5. 請求項1乃至4に記載の感圧線条体設置構造のいずれか一つであって、該感圧線条体に力が加わったときに警報を発する回路を形成するようにしてなる不法侵入警報装置。
JP2003360558A 2003-10-21 2003-10-21 感圧線条体の設置構造 Pending JP2005128614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003360558A JP2005128614A (ja) 2003-10-21 2003-10-21 感圧線条体の設置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003360558A JP2005128614A (ja) 2003-10-21 2003-10-21 感圧線条体の設置構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005128614A true JP2005128614A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34640837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003360558A Pending JP2005128614A (ja) 2003-10-21 2003-10-21 感圧線条体の設置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005128614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007148701A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Matsushita Electric Works Ltd 防犯センサー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007148701A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Matsushita Electric Works Ltd 防犯センサー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070170411A1 (en) Temporary fence
US7126486B2 (en) Method and apparatus for moisture detection in exterior sheathing of residential and commercial buildings
AU2004260188B2 (en) Moisture detection sensors for building structures
US8566051B2 (en) Leak detection and location system, method, and software product
KR101395850B1 (ko) 압력 측정 장치
KR101832337B1 (ko) 건축물의 지진감지 알림 시스템
US7081759B2 (en) Fluid detection cable
CN105633835A (zh) 防腐自检测组合变压器
JP2005128614A (ja) 感圧線条体の設置構造
JP5571710B2 (ja) 腐食センサ
KR100732035B1 (ko) 월담감지장치
KR100564882B1 (ko) 센서케이블을 이용한 휀스 감시장치
KR101933670B1 (ko) 건축공정에서 시공되는 지진감지 알림 시스템
WO2008032982A1 (en) Ultrasonic sensor with different-directional directivities
KR100983539B1 (ko) 광전식 화재감지기
JP4188960B2 (ja) センサ死角検出装置及びセンサ設置位置設計支援システム及びセンサ死角検出方法及びセンサ設置位置設計支援方法
KR101593093B1 (ko) 압력측정장치
JP4647888B2 (ja) 地盤、岩盤等の変位量の観察方法
KR100836229B1 (ko) 화재감지기
KR100880779B1 (ko) 정전 용량 센서를 이용한 생명체 감지 시스템 및 방법
JP2016045136A (ja) 金属線でなるセンサーの製造方法、結露監視システム、結露監視方法、及び、結露監視プログラム
KR101395851B1 (ko) 플랜지의 구조
JP4466087B2 (ja) 縦樋用防犯装置
CN219200691U (zh) 一种气体与压阻式压力传感器
US8390037B2 (en) Gas sensor