JP2005125023A - 血流温調整ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】 たすき状に身体装着可能なベルトであり、装着時に脇下リンパ腺部あるいは首リンパ腺部に保冷材あるいは保温材が位置するように固定することで、解熱、熱射病予防、冷え防止、防寒の役割をする血流温調整ベルトを提供する。
【解決手段】 伸縮可能なベルト体と、ベルト体に設けられた着脱部材と、前記ベルト体にベルト装着時脇下リンパ腺部及び首リンパ腺部にあたる位置に設けられた温度調整体収納部と、該温度調整体収納部に収納可能な保温あるいは保冷あるいは保温兼保冷の少なくとも一つの機能を有する温度調整体とより構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たすき状に身体装着可能なベルトであり、装着時に脇下リンパ腺部あるいは首リンパ腺部に保冷材あるいは保温材が位置するように固定することで、解熱、熱射病予防、冷え防止、防寒の役割をする血流温調整ベルトに関するものである。
従来、額に当てて使用する保冷材があった。この保冷材としては、保冷剤を収納したカバー形式で額に置いて使用するものと、粘着シート式に額に貼って使用するものがあった。
脇下リンパ腺部を冷やすものとして、前記粘着シート式のもので脇下に貼って使用するものがあった。
両脇のみを冷やす目的で、背中でクロスするようにたすき状にしたものがあった。
特開2000−060891
技術の開示
発明が解決しようとする課題
額に置いて使用する形式のものは、あくまでも就寝者の額に置くことによってのみ利用され、脇下や首下に単体で固定して使用することはできなかった。
シート状の貼り付ける構造のものは、前記課題は解決するが、寝返りや日常の動作の中ではがれてしまうという欠点があった。また、熱中症対策として使用する際には、汗により粘着性を失い、とても利用に叶うものではなかった。
両脇のみを冷やす目的で、背中でクロスするようにたすき状にしたものにあっては、脇下のみを冷やす機能しかなく、日差しや寒気が直接あたるとともに頭に一番近く効率的な首下の利用がないため、外気による影響を保護することができなかった。
本発明は以上の課題を解決するものである。
課題を解決するための手段
本発明は、伸縮可能なベルト体と、ベルト体に設けられた着脱部材と、前記ベルト体にベルト装着時脇下リンパ腺部及び首リンパ腺部にあたる位置に設けられた温度調整体収納部と、該温度調整体収納部に収納可能な保温あるいは保冷あるいは保温兼保冷の少なくとも一つの機能を有する温度調整体とより構成される。
発明の効果
リンパ腺を冷やしたり、暖めることにより血流温調整をおこなうことで、各種病気の予防や治療に効果があがることは周知の事実である。但し、従来技術では就寝時や日常生活において安定して固定することは困難であったが、本発明は、ベルト体で温度調整体によりリンパ腺部に固定することにより、安定した固定を実現した。本発明における固定力としては、激しい運動や野外活動においても耐えられる。
温度調整体収納部に着脱可能に温度調整体を収納する構造にすることにより、ベルト体の洗濯を可能とした。また、収納部を市販の保温剤、保冷剤に対応させた大きさ形状にすることで、市販の保温剤、保冷剤を利用することも可能となる。
温度調整体収納部をベルトに着脱可能に設けられたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の血流温調整ベルト。
温度調整体収納部をベルトに着脱可能にすることにより、保冷、保温作用を与えるリンパ腺部を選択して利用できる。
温度調整体収納部の位置調整を可能にすることにより、大人、子供、その他個人差にあわせて適切なリンパ腺部にあてることが可能となった。
ベルト体がループ状に連結した場合、背中に手を回すことなく装着できるので、高齢者や手がうまく背中に回せない人でも、簡単に利用することができる。
ベルト体が首リンパ腺部の温度調整体収納部から左右に脇下リンパ腺部の温度調整体収納部を具備するようにループ状に連結した場合、温度調整体収納部間の長さが短いため、装着の容易さとあわせて、位置がより安定して固定される。
発明の実施の最良の形態
以下、本発明の第一実施形態について図1〜図2を利用して詳細に説明する。
図1は本発明の一部分解図、図2は本発明のA−A断面図である。
本発明は図1に示すように、伸縮性を有するベルト体1に3つの温度調整体収納部2が設けられたものである。ベルト体1には、ループ状にした際に端部で着脱できるように面ファスナー4a、4bが両端部の表裏一面側に設けられている。この面ファスナー4は、ループの大きさを調整するために固定位置の位置調整ができるように、少なくとも一方側の面ファスナーが特定の長さとなっている。もちろん、両方の面ファスナーが特定の長さを有するものであっても良い。
温度調整体収納部2は図2に示すように温度調整体3を収納するものである。図に示した事例においては、上部に開口部を有し、開口部にファスナー5が設けられていてファスナー5により開閉自在になったものである。なお、このファスナーに関しては、これに限定されずスナップ、面ファスナー等、開閉機構をゆうするものであればよい。あわせて、開口部に折返し構成されるような蓋部を設けることも可能である。また、これら開閉部材がなくても構わない。
温度調整体3とは、包装体9の中にゲル状、粒子状等の温度調整剤8を含んだものである。この包装体9は、内部に収納した温度調整剤8の温度状況を外部に伝達する機能を有している。
ここでいう温度調整剤8とは、保冷剤、保温剤、保冷保温兼用剤が挙げられる。冷却剤としては、冷蔵庫を利用した冷却により冷却し、保冷力を有し外部を冷却する機能のものである。その材質によっては、前記冷却機能の他に、湯せんや電子レンジ処理により温度が上がり、保温剤としても兼用できるものがあげられる。用途によっては、冷却効果は持たなくても、保温剤として利用できるものもあげられる。
ベルト体1は、首後ろを通して左右両脇下を通り、背部でその両端部を着脱できる長さのものであり、このベルト体1に設けられた温度調整体収納部2の両側にあるものは、装着時左右脇下リンパ腺にあたる位置に設けられている。また、中央の温度調整体収納部2においては、首のリンパ腺にあたる形状及び位置にあるものである。
本実施の形態の上記事例においては、以上の構成よりなっている。
本実施の発明の使用について、図3から図4を用いて説明する。
図3は本発明の正面使用状態図、図4は本発明の背面使用状態図である。
まず、温度調整体収納部2に、保温、保冷の各利用目的にあわせた前処理をおこない温度調整した温度調整体3を収納する。ここでいう前処理とは、冷却、過熱、発熱処理をいう。
ベルト体1は、中央の温度調整体収納部2が首のリンパ腺位置に、左右の温度調整体収納部2は左右脇下のリンパ腺下にあたるように位置した状態で、首後ろを通して前身両脇を通して背部で固定して使用する。これにより、通常の生活時はもとより、就寝時、過度な作業時においても温度調整体収納部2の位置を安定した状態に保つ。
温度調整体収納部2に収納された温度調整体3は、リンパ腺に温度刺激を与え、血流温調整をし、体調調整の役割をなす。
発熱時においては、温度調整体3として保冷機能を有するものを利用した場合、リンパ腺の血流温を冷却することにより解熱作用に役立つ。
また、リンパ腺の血流温を冷却することにより灼熱下の労働、運動時における熱中症や熱射病の防止に役立つ。
この他にも、従来認知されているような各種脇下及び首もとのリンパ腺冷却による効果に役立てることができる。
また、冷え性、肩こりなどで身体を温めたい場合は、保温効果のある温度調整体3を用いることで、身体を温める。
本発明の第一の実施の形態のバリエーションとして、温度調整体収納部2の異なる組み合わせが挙げられる。前記事例においては、両脇リンパ腺と首下リンパ腺の両方に作用するように温度調整体収納部2が設けられていたが、どちらか一方でも効果はあげられる。
図5における事例では、両脇リンパ腺にあたる位置に温度調整体収納部2が左右に一つづつ設けられている。これにより、両脇リンパ腺のみに作用するようになっている。
図6おける事例では、首下リンパ腺にあたる位置に温度調整体収納部2が中央に一つ設けられている。これにより、首下リンパ腺のみに作用するようになっている。
発明の第二の実施の形態
以下、本発明の第二の実施の形態について、図7を用いて説明する。
本事例において、温度調整体収納部2は着脱体7に設けられており、ベルト体1に対して、着脱可能となるように取り付けることができるようになっている。
着脱体7は、温度調整体収納部2を有するとともに、折り返し部6を上下に有する。この上下の折り返し部6には、面ファスナー4cが一方の表面、4dが一方の裏面に設けられており、ベルト体1を挟んで折り返した際に固定できるようになっている。
本発明の基本的使用方法に関しては、ベルト体1に対して着脱体7を任意のリンパ腺にあたる位置に取り付け、以降は前記第一実施の形態と同様となる。図においては、3つの着脱体7が記載されているが、個数、位置に関しては使用時の状況に応じて加減調整する。
着脱体7は着脱式の折り返し部を有するものの他に、全体をループ状とすることも可能である。この際、着脱体はベルト体1の両端を挿入することにより着脱できるようになる。これにより、着脱及び位置調整を実現することも可能である。
本発明の第三の実施の形態
図8に示したのが、本発明の第三の実施の形態の事例である。
本事例においては、ベルト体1があらかじめループ状となっている。大きさとしては、大人、子供の体型にあわせ、かつ個人差に合わせるように各種サイズとすることが考えられる。
これを利用するときは、背中に回したベルト体1の左右に腕を通し、温度調整体収納部2がリンパ腺にあたる位置にあわせて取り付ける。
上記第一から第三の実施の形態において、首下リンパ腺用として長い温度調整体収納部2で説明したが、これに関しては、首下リンパ腺にあたるように左右に二つにわかれたものであってもよい。
また、温度調整体収納部を市販の保温剤、保冷剤に対応させた大きさ形状にすることで、市販のものを利用することも可能となる。
本発明の第四の実施の形態
本発明の第四の実施の形態について、図9および図10を利用して説明する。
図9は本発明の第四の実施の形態の斜視図、図10は本発明の第四の実施の形態の使用説明図である。
首リンパ腺部の温度調整体収納部2aから左右にベルト体1a、1bがループ状に設けられている。それぞれのベルト体1a、1bには脇下リンパ腺部の温度調整体収納部2b、2cが設けられている。
本発明においては、首リンパ腺部の温度調整体収納部2aから脇下リンパ腺部の温度調整体収納部2b、2cに対して、それぞれ装着時前後に回る2本のベルト体により連結されていることにより、前記第三の実施の形態よりもより安定した位置に装着できるとともに、激しい動作に対してもずれないという効果がある。
使用方法について図10を利用して説明する。
図10Aのように左右ループ部に両手を通し、次に図10Bに示すように首リンパ腺部の温度調整体収納部2aを頭の上を回して図10Cに示すように首もとに位置させる。これにより、各温度調整体収納部がそれぞれ適した位置に固定され、図10Dのようにいくら動いても、その位置を安定させることが可能となる。
上記各実施の形態においては、各種構成を組み合わせて構成させることも可能である。
本発明の第一の実施の形態の一部分解図 本発明の第一の実施の形態のA−A断面図 本発明の第一の実施の形態の正面使用状態図 本発明の第一の実施の形態の背面使用状態図 本発明の第一の実施の形態のバリエーション正面図 本発明の第一の実施の形態のバリエーション正面図 本発明の第二の実施の形態の正面図 本発明の第三の実施の形態の斜視図 本発明の第四の実施の形態の斜視図 本発明の第四の実施の形態の正面使用説明図
符号の説明
1;1a;1b ベルト体、 2;2a;2b 温度調整体収納部、
3 温度調整体、 4;4a;4b;4c;4d 面ファスナー、
5 ファスナー、 6 折り返し部、
7 着脱体、 8 温度調整剤、
9 包装体

Claims (6)

  1. 伸縮可能なベルト体と、ベルト体に設けられた着脱部材と、前記ベルト体にベルト装着時左右脇下リンパ腺部及び首リンパ腺部にあたる位置に設けられた温度調整体収納部と、該温度調整体収納部に収納可能な保温あるいは保冷あるいは保温兼保冷の少なくとも一つの機能を有する温度調整体とよりなる血流温調整ベルト。
  2. 温度調整体収納部は温度調整体を着脱可能に収納できるものであることを特徴とする請求項1記載の血流温調整ベルト。
  3. 温度調整体収納部はベルトに着脱可能に設けられたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の血流温調整ベルト。
  4. 温度調整体収納部がベルトに位置調整可能に設けられたものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の血流温調整ベルト。
  5. ベルト体がループ状に連結したものであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の血流温調整ベルト。
  6. ベルト体が首リンパ腺部の温度調整体収納部から左右に脇下リンパ腺部の温度調整体収納部を具備するようにループ状に連結したものであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の血流温調整ベルト。
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Cited By (4)

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