JP2005124877A - 電動歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】一度の歯磨きで歯垢の除去、歯肉マッサージ、舌清掃を行なえる歯ブラシを提供する。
【解決手段】軸21の周囲に刷毛22を放射状に植設してなる頭部20を有する頸部30と、頸部30の基部に連結した筒状把柄部40と、把柄部内に設けられたモータ43と、把柄部内に設けて前記モータの回転を頸部30へ伝達するジョイント42とを具備する電動歯ブラシ1は、頭部20の短辺が10〜25mmおよび長辺が30〜40mmの大きさを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動歯ブラシの改良に関し、より詳細には歯や舌を清浄にすると同時に歯肉のマッサージを行なえる電動歯ブラシに関する。
一般に、歯ブラシは、歯面における歯垢形成の阻止や歯列に堆積した歯垢の除去を目的として作られている。歯ブラシは、一部に歯肉のマッサージや舌の清掃の機能も有するが、充分とはいえない。歯肉のマッサージや舌の清掃を完璧に行なうためには、その目的にあった歯ブラシが必要となる。
通常の歯ブラシは、下顎前歯の舌側に楽に入りやすい、奥歯を磨きやすい、歯間の細かいところまで確実に磨くなどの要望に応えるために、歯ブラシの頭部の形状が小さくかつさまざまな形状に細分化される傾向にある。人の歯を対象とした歯ブラシでは、頭部の短辺が10mm、長辺が30mm以下のコンパクトな歯ブラシを主流となり、さらに歯ブラシの頭部に立植する刷毛の長さを短くし、刷毛の立植状態を変更するなどの工夫がなされている。
歯磨きを短時間に効率よく行う目的で、電動歯ブラシが使用されている。電動歯ブラシは、刷毛を軸の長手方向に1〜5mmの振幅で2000回/min以上の高振動数で直線往復運動させるものが普及し、その他にも刷毛を基台上で回転させる回転型、刷毛を基台上で左右反転させる反転方、刷毛をその軸に対して一定角度で振り子運動させるローリング型などが提案されている。電動歯ブラシの頭部の形状や刷毛の立植状態は、手動のものと同様である。
電動歯ブラシは、歯垢の除去効率の改善につながるものの、歯肉のマッサージ、舌の清掃という目的には適していない。また、電動歯ブラシを、前歯、奥歯などの使用部位ごとに用意していたのでは、一人で複数本の歯ブラシをもたねばならず、不経済である。また、目的別に歯ブラシを使用することは、歯磨きの回数を増やすことになる。これでは、歯磨きに多くの時間をとられ、歯磨きがおっくうになる要因となりかねない。
本発明の目的は、電動歯ブラシにおいて、歯肉マッサージ、舌清掃を行え、歯のさまざまな部所を、歯ブラシを交換せずに行なえるような改善に関する。
本発明は、軸の周囲に刷毛を放射状に植設してなる頭部を有する頸部と、該頸部の基部に連結した筒状把柄部と、前記把柄部内に設けられたモータと、前記把柄部内に設けて前記モータの回転を前記頸部へ伝達するジョイントとを具備する電動歯ブラシにおいて、前記頭部の短辺が10〜25mmおよび長辺が30〜40mmの大きさを有する前記電動歯ブラシに関する。該電動歯ブラシは、頭部が先細りしていることが好ましい。
本発明の電動歯ブラシによれば、1本の電動歯ブラシを口に含むだけで、歯の反対側(例えば頬側面や唇側面)、歯茎と頬内側との間、歯茎と唇側面との間など、口内のあらゆる場所を確実に磨くことができる。
本発明の電動歯ブラシは、歯垢の除去とともに歯茎などのマッサージも行なる。ブラッシングによる歯茎の適度な刺激は、歯肉の血行循環や歯肉上皮の角質化を促して、歯肉に抵抗力をつける。その結果、歯肉炎、口内炎などの歯周疾患を予防することができる。慢性炎症の場合には、局所の組織、血液循環を改善して治療の役目も果たす。
舌の表面や歯垢の中は、ビブリオ菌、スピロヘータ、糸状菌、紡錘菌、グラム陽性球菌などの菌類が繁殖する温床となる。本発明の電動歯ブラシで、歯、舌表面および口蓋を磨くことにより、そこに棲みついた菌を掃除することができ、その結果、口の中全体が健康になる、口臭を予防するなどの効果を生み出す。さらに、口の中全体に清掃効果が行き渡ることで、口腔内の爽快感を一層引き出す。
以下に、添付の図面を用いて本発明の実施態様をより詳しく説明する。図1は、本発明の実施態様の電動歯ブラシの側面図である。図1において、本発明の電動歯ブラシ1は、軸21に刷毛22を植設してなる頭部20を連結した頸部30と、該頸部30の基部に連結した筒状把柄部40と、前記把柄部内に設けたモータ43と、前記把柄部内に設けて前記モータの回転運動を頸部に伝達するジョイント42とを具備する。以下に、頭部、頸部、把柄部の順に詳説する。
図1において、頭部20は、軸21に刷毛22が放射状に植設されてなる。該軸21の径は、通常、1〜5mmであり、好ましくは2〜3mmである。軸21は、プラスチック、ゴムまたは金属でできている。
軸21は、好ましくは可とう性または弾性を有する。軸21がこのような性質を持つことによって、頭部20を歯並びに沿って進入させることができる。歯垢の除去率を向上させるとともに、歯茎や頬の内側を無理に押して傷つけてしまうようなことがなくなる。
頭部20は、幅(図1のY)が10〜25mm、好ましくは20〜25mmであり、一方、高さ(図1のX)が30〜40mm、好ましくは35〜40mmである。本発明の電動歯ブラシの頭部は、通常市販されているものや歯科医院で使用されるものと比べて明らかに大きいことが重要な特徴である。ブラシ面積が大きいことによって、歯磨き時にマッサージ効果を付与し、歯と歯茎を同時に磨きながらマッサージし、舌を清浄にするブラシにもなるなど、従来の歯ブラシでは享受できない機能を兼ね備える。
頭部20の形状は、先細りしている方が好ましい。このような形状を採用することによって、奥歯の先まで刷毛を侵入させることができる。
頭部20には、刷毛22が、軸21の全周に対してほぼ垂直または角度をもって放射状に植設されている。刷毛22が全周に植設されていることで、歯や歯茎を同時に磨く、顎の内側も磨く、そして奥歯の上下の咬合面を同時に磨くことができる。また、一回の歯磨きで歯および歯茎とともに、歯の反対側(頬や唇の内側)も自然と磨けるようになる。したがって、口内全体が短時間でほぼ完璧に清浄になって、口内炎などの歯周疾患を防止する。舌や口蓋の清掃では、各種菌類の除去にもなり、口内全体が一層清浄になる。
刷毛22の材質は、一般にナイロンなどの合成樹脂や、豚毛などの天然毛であり得る。毛の太さは、毛の硬さにもよるが、通常、0.13〜0.3mmでよく、好ましくは0.18〜0.25mmである。
刷毛22の毛先の形態には、円状、テーパード、先端極細加工、ヘラ状、斜めカット、水平、球状などの形状が適宜採用される。
刷毛22の硬さは、通常、柔らかめのものがよい。歯の隅々までしっかり磨き、マッサージできる。また、刷毛が寝て、倒れてどこにでも入り込みやすく、歯への接触がよくなる。硬さは、具体的には、通常、75N/cmでよく、好ましくは60N/cm以下である。
頚部30は、前記頭部30と、ジョイント42、モータ43を内蔵する把柄部とを連結するためにある。頚部30の基端部はジョイント42に脱着自在に取り付けられるようになっている。頸部30は、プラスチック、ゴムまたは金属製であり、特に可とう性または弾性(図2)を有するものが好ましい。
杷柄部40は、電動歯ブラシ本体1を手で保持するためにある。把柄部40には、モータ駆動用電源41、モータ43、およびモータの回転運動を頸部30に伝えるジョイント42を内蔵するためにある。モータ駆動用電源42は、乾電池、充電池、コンデンサーなどを適宜使用可能である。
通常市販および使用される電動歯ブラシは、刷毛をその長手方向に0.1〜2mmの振幅で200回/min以上の振動数で往復微振動させるものが大半である。音波域、超音波域の振動数のものも見られ、これらは歯間に溜まった歯垢や食滓を追い出すには有利であるが、歯の面を過度に摩耗する危険性がある。
一方、本発明の電動歯ブラシの回転数は、好ましくは20〜200回/minが好ましく、特に好ましくは30〜100回/minである。このような回転数を採用することによって、手動磨きによるローリング法やファーンズ法を容易に再現でき、従来の電動歯ブラシの歯の研磨行為を防止することができる。
本発明の電動歯ブラシ1は、把柄部の外に設けられたスイッチ(図示せず)の操作に伴って、モータ用駆動電源41によりモータ43が駆動され、モータの回転はジョイント42を介して頸部30の回転運動に変換され、これにより歯ブラシを駆動させて歯磨きに供される。
電動歯ブラシの使用方法は、基本的には電動歯ブラシの頭部を口に含めばよいだけである。例えば図3のように、電動歯ブラシの正面側の刷毛を奥歯の裏面に当てて含めば、モータが刷毛の回転を繰り返して歯垢を除去し、かつ背面側の刷毛が舌や口蓋を磨きかつマッサージする。電動歯ブラシの頭部を手で歯列の方向に往復動させながら歯磨きしてもよい。他にも、頭部20の正面側を前歯や奥歯の前面に当てて含むことによって、モータが通常よりも大型の刷毛の回転を繰り返して歯垢を除去すると同時に、頭部20の背面側が唇内側面や頬側面を適度に押圧してマッサージするなどの使用方法が挙げられる。
頭部20の形状が、先細りしている場合には、奥歯の先まで刷毛を進入させることができ好都合である。また、軸21が可とう性または弾性を有する場合、軸21が曲面状の歯列に沿って刷毛を進入させることができ、歯茎や頬の内側を傷つけることがない。
電動歯ブラシの頸部30が、図2のように可とう性または弾性を有する場合には、歯ブラシの頭部を奥歯の近傍に容易にもってゆくことができ、歯ブラシの操作性が向上する。
本発明の電動歯ブラシは、市販および歯科医院向けに提供される歯ブラシとして最適である。本発明の電動歯ブラシは、歯垢除去、舌の清掃、歯肉のマッサージなどによる虫歯予防、口臭予防にも好適であり、さらに歯肉炎、口内炎など歯周疾患の治療用途にも好適である。
本発明の電動歯ブラシの一実施態様を示す側面図である。 図1の電動歯ブラシの頸部の変形例を示す側面図である。 図1の歯ブラシの使用状態を示す図である。
符号の説明
1 電動歯ブラシ
20 頭部
21 軸
22 刷毛
30 頚部
40 把柄部
41 モータ駆動用電源
42 ジョイント
43 モータ

Claims (2)

  1. 軸の周囲に刷毛を放射状に植設してなる頭部を有する頸部と、該頸部の基部に連結した筒状把柄部と、前記把柄部内に設けられたモータと、前記把柄部内に設けて前記モータの回転を前記頸部へ伝達するジョイントとを具備する電動歯ブラシにおいて、前記頭部の短辺が10〜25mmおよび長辺が30〜40mmの大きさを有する前記電動歯ブラシ。
  2. 前記頭部が先細りしていることを特徴とする、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
JP2003364384A 2003-10-24 2003-10-24 電動歯ブラシ Pending JP2005124877A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2465143A (en) * 2008-11-04 2010-05-12 Sarif Ernst Albert Metzger Toothbrush with bristles all around a tapered cleaning end

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