JP2005124196A - 無線公衆網と有無線私設網が連動された網で短文サービスを提供する方法及びそのシステム - Google Patents

無線公衆網と有無線私設網が連動された網で短文サービスを提供する方法及びそのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 無線公衆網と有無線私設網が連動された網でSMSデータを公衆網/私設網の中で選択して伝送できるようにし、各使用者の端末を変更することなくシステムを変更してSMSデータを私設網へ伝送できるようにして、別の費用が発生しない、無線公衆網と有無線私設網が連動された網で短文サービスを提供する方法及びそのシステムを提供する。
【解決手段】 無線公衆網と無線私設網とが連動された環境で短文サービスを提供する方法であって、短文サービスを私設網と公衆網の内のいずれの網へ伝送するかを判断するための別子を設定する第1段階と、伝送されて来た端末の識別子を検索し、検索情報によって該当網へ短文サービスを伝送する第2段階と、を含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線公衆網と有無線私設網が連動されたサービスに関し、より詳しくは、無線公衆網と有無線私設網が連動された網で私設網を通じて短文サービス(SMS:Short Message Service)を送ろうとする場合に、直接私設網を経由して短文サービスデータを送るようにするための短文サービス提供方法及びシステムに関する。
近年、社内(インビルディング:In-Building)事務環境で無料で音声通話及びデータ短文サービスを提供するためのソリューションで、区内有無線私設交換機にCDMA−RF技術を組み合わせたシステムが登場するようになった。
このような無線公衆網と有無線私設網が連動されたシステムは、建物内での位置移動時にどのような場所でも通話を可能とし、区内ゾーン(Zone)を脱する場合には公衆無線網とのハンドオフ(Hand-Off)機能を支援し、文字メッセージサービスを利用して緊急伝達内容を伝達し、イントラネット構築時に外部で必要である社内情報を検索することができる、などの多様な付加サービスが提供される。
しかしながら、現在このシステムで区内(私設網経由の)短文サービス(SMS)機能は支援されていない。これは、端末がSMSを発信するときに、私設網で現在の短文サービスが公衆網SMS発信であるか私設網SMS発信であるかを判別することができないからである。
以下、一般的な短文サービス形態について説明する。
まず、SMS発信側端末でSMSを送信すると、この信号は、該当カバレージ領域のBTS(Base Transceiver Station)に受信され、BSC(Base Station Controller)(制御局)で整合された後にMSC(Mobile Switching Center)(交換局)へ伝達される。
MSCは現在受信した短文データを短文サービスセンター(SMSC)へ伝送して、SMS発信側端末で指定したSMS着信側端末へ伝達する。
ところが、このようなシステムに有無線私設網が結合されると、私設網内部で受信された呼に対して、公衆網及び私設網の中でどの網へルーティングするかを決定する必要がある。

しかしながら、従来の無線公衆網と有無線私設網が連動された網で区内無線端末から他の区内無線端末へSMSを送る場合、公衆網及び私設網の中でどの網を利用して送ろうとするかについての区分情報が無く、SMSデータは無条件に公衆網を通じて伝送される。
したがって、従来の無線公衆網と有無線私設網が連動された網では、区内(私設網経由) 短文サービスを利用することができない、という問題点がある。
したがって、本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、私設網利用者が無線端末で私設網SMS及び公衆網SMSを選択的に利用できるようにするための無線公衆網と有無線私設網が連動された網で短文サービスを提供する方法及びそのシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、各端末のスペックにSMS発信時に着信者情報を含んで発信するようにすることにより、使用者がSMS発信時に使おうとする網を経由してSMSデータを発信できるようにするための方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る無線公衆網と有無線私設網が連動された環境で短文サービスを提供する方法は、短文サービスを私設網と公衆網の内のいずれの網へ伝送するかを判断するための識別子を設定する第1段階と、伝送されて来た端末の識別子を検索し、検索された情報に従って、該当する網へ短文サービスを伝送する第2段階と、を含む。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る無線公衆網と有無線私設網とが連動された環境で短文サービスを提供する他の方法は、公衆網と私設網の内のいずれの網を通じて短文サービスを伝送するかが使用者により設定される第1段階と、短文サービスをいずれの網(私設網/公衆網)へ伝送するかについての使用者の設定事項を私設網データベースに保存する第2段階と、任意の使用者が短文サービスを発信した場合に、当該使用者の使用者端末の識別子を私設網データベースで検索し、該データベースに設定された状態に基づいて、私設網及び公衆網の中で該当する一の網へ短文サービスを伝送する第3段階と、を含む。
好ましくは、私設網を通じた短文サービス設定についての機能を解除する第4段階をさらに含む。
好ましくは、前記第1段階は、使用者が無線端末のボタンキーを用いてデジットを入力設定することにより実行される。また、好ましくは、前記デジットは、私設網アクセスコードと機能アクセスコードと特性コードとで組合わされた構成とする。
好ましくは、前記第2段階は、基地局を通じて受信された短文サービスデータが該当使用者端末の識別子とともに私設網制御局へ伝送され、当該私設網制御局内の前記データベース内の私設網短文サービス設定テーブルの各エントリー別に設定された私設網経路用のフィールドを参照することによって、実行される。
好ましくは、前記第4段階は、使用者が無線端末のボタンキーを使用して特定番号{私設網アクセスコード+機能アクセスコード+特性コード(私設網短文サービス設定解除機能コード)}を入力設定することにより実行される。
また、好ましくは、一定時間が経過した後に私設網経由SMSの設定を解除しようとする場合には、私設網短文サービス設定機能コードと時間を意味するコードとが組合わされた特性コードを入力設定する構成とする。
好ましくは、無線端末のボタンキーを用いて使用者により入力設定された、時間を意味するコードについての情報は、私設網制御局データベースの私設網SMS設定テーブルのタイマーフィールドに保存される構成とする。
好ましくは、私設網経由SMSサービスの伝送回数を設定して使用しようとする場合には、私設網短文サービス設定機能コードと伝送回数を意味するコードとが組合わされた特性コードを入力設定する構成とする。
好ましくは、無線端末のボタンキーを用いて使用者により入力設定された、伝送回数を意味するコードについての情報は、私設網制御局データベースの私設網SMS設定テーブルの伝送回数フィールドに保存される構成とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る無線公衆網と有無線私設網が連動された網で短文サービスを提供するシステムは、任意の無線端末から受信されるデータを受信する又は任意の無線端末へ伝送すべきデータを送信するための、少なくとも一つ以上の基地局と、前記少なくとも一つ以上の基地局を通じて送受信される短文サービスデータを、公衆網を通じて送受信する際に、データ制御を担当する公衆網と、前記基地局に受信された短文サービスデータに含まれた発信側端末の識別子に基づいて、当該短文サービスデータを私設網及び公衆網の内のいずれの網へ送るかを判断して該当する網へ伝送する経路判断部を備えた私設網と、前記私設網で現在受信した短文サービスデータが私設網短文サービスであると判断した場合に、公衆網を経由することなく、直接その私設網自体に短文サービスを提供する、私設網専用の私設短文サービスセンターと、を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記私設網は、発信側端末の識別子フィールドと、短文サービス経路を表するフィールドと、で構成されたテーブル構造のデータベースと、前記基地局を通じて受信した短文サービスの発信識別子に対する短文サービス経路を、前記データベースを参照して判断し、該短文サービスの発信識別子を、私設網及び公衆網の内の該当する一の網へ伝送する経路判断部と、メッセージルーティングソフトウェアモジュールを通じて受信されたデータが私設網短文サービスデータである場合に、該短文サービスデータを私設短文サービスセンターへ伝送し、発信側端末から私設網/公衆網のいずれかの使用設定に関する入力があれば、当該入力事項をデータベースに記録する私設網制御モジュールと、を含む。
好ましくは、前記データベースは、使用者が網を使用しようとする時間を表するタイムフィールドと、使用者が網を使用しようとする回数を表する伝送回数フィールドと、をさらに含む。
好ましくは、前記データベースの短文サービス経路を表するフィールドは、使用者が自らは短文サービス経路を設定しない場合に、初期設定(デフォルト:default)が公衆網とされる。
好ましくは、前記私設網制御モジュールは、複数の基地局を管理し、無線チャンネルの設定及び周波数ホッピング処理を担当する私設網制御モジュールと、信号交換機能を担当する私設モバイルスイッチングセンターモジュールと、端末の位置情報を保存する私設訪問者位置レジスターモジュールと、を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る無線公衆網と有無線私設網とが連動された環境で短文サービスを提供する他の方法は、短文サービスが使用者により発信される第1段階と、私設網が、着信番号情報を通じて、当該短文サービスを私設網及び公衆網の内のいずれの網を経由して伝送するか、を判断する第2段階と、当該着信番号情報に基づき、私設網経由の短文サービスデータである、と判断されると、この短文サービスデータを私設短文サービスセンターへ伝送する第3段階と、当該着信番号情報に基づき、公衆網経由の短文サービスデータである、と判断されると、この短文サービスデータを短文サービスセンターへ伝送する第4段階と、を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る無線公衆網と有無線私設網が連動された網で短文サービスを提供するシステムは、短文サービスのデータ発信時に、着信番号情報とともにメッセージを送信するようにアップグレードされた端末と、前記端末から受信されるデータを受信する又は任意の無線端末へ伝送すべきデータを送信するための、少なくとも一つ以上の基地局と、前記端末から受信された短文サービスデータメッセージに含まれた着信番号情報を用いて、当該短文サービスデータを私設網及び公衆網の内のいずれの網へ伝送するかを判断する私設網と、少なくとも一つ以上の基地局を通じて送受信される短文サービスデータを、公衆網を通じて送受信する際のデータ制御を担当する公衆網と、現在受信した私設網からの短文サービスデータを私設網短文サービスであると判断した場合に、公衆網を経由することなく、直接その私設網自体に短文サービスを提供する、私設網専用の私設短文サービスセンターと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、無線公衆網と有無線私設網が連動された網でSMSデータを公衆網及び私設網の中で選択して伝送することができるので、使用者に利便性を提供することが可能となる。
また、システムのソフトウェアアップグレードにより、SMSデータを各使用者の端末から私設網へ伝送することができるので、ハードウェア及びソフトウェアを交換する必要がなく、追加的な費用が発生しない長所がある。
以下、添付の図面を参照して、本発明を適用した好ましい実施形態について詳細に説明する。
まず、図1を参照して一般的な短文サービス形態について説明する。
図1は、一般的な無線公衆網を用いた短文サービス(SMS)データの伝達経路を示す概路図である。
図1に示すように、SMS発信側端末1からSMSデータを送信すると、この信号は該当カバレージ領域のBTS2で受信され、BSC(制御局)3で整合された後に、MSC(交換局)4へ伝達される。
MSC4は、現在受信した短文データを短文サービスセンター(SMSC)5へ伝送して、SMS発信側端末1で指定したSMS着信側端末6へ伝達する。
前記のように、従来の無線公衆網と有無線私設網が連動された網で区内無線端末から他の区内無線端末へSMSを送る場合には、公衆網及び私設網の中でどの網を利用して伝送しようとするかについての区分情報が存在せず、このためSMSデータは、無条件に公衆網を通じて伝送される。
したがって、本発明は、既存の無線公衆網と有無線私設網が連動された網では区内(私設網経由)短文サービスを利用することができない問題点を解決するためになされた。
図3は、本発明による無線公衆網と有無線私設網とが連動された網でのSMSの伝達経路を概略的に示すブロック図である。
図3を参照すると、無線公衆網と有無線私設網とが連動された網は、大きく、無線公衆網システム10と、私設網システム20と、で構成される。
ここで、有無線私設網は、無線私設網、或いは有線及び無線が結合された私設網、を意味する。
無線公衆網システム10は、SMSデータを管理するSMSC(SMS Center)15をさらに含む。
私設網システム20は、SMSデータを管理する私設SMSC(SMS Center)26と、SMSデータをどの網を通じて伝送するかを判別するSMS経路判断部20aと、をさらに含む。
ここで、SMS経路判断部20aは、発信側端末11から発信されるSMSデータに含まれた着信番号などの、他の経路の識別子を用いて、このSMSデータをいずれの網を経由して伝送するか、について判断する。
他の方法としては、発信側端末11からSMSデータを私設網を通じて伝送するという設定メッセージを予め受信して、この情報を私設網システム20内に保存しておく構成としても良く、この場合には、その後に生成される発信側端末11からのSMSデータについては、当該使用者が設定した情報に基づく私設網又は公衆網の選択によって、伝送することができる。
以下、上記構成のシステムにより、発信側端末からのSMSデータを実際に伝送する過程について説明する。
まず、発信側端末(MS)11でSMSデータを発信すると、この信号は、カバレージ領域(サービスエリア)内に存する私設網システム20で受信される。
私設網システム20内のSMS経路判断部20aは、発信されたSMSデータに含まれた識別子を用いて、このSMSデータがいずれの網を経由して伝送されるかを判断する。
もし、当該識別子により、SMSデータが私設網経由で伝送されるべき、と判断されると、このSMSデータは、私設SMSC26へ送信され、その後、正常に着信側端末40へ伝送される。
一方、当該識別子により、SMSデータが公衆網経由で伝送されるべき、と判断されると、このSMSデータは、SMSC15へ送信され、その後、公衆網を通じて該当する着信側端末へと伝送される。
以下、私設網と公衆網との連結(接続)形態によって区分して説明する。
図4Aは、私設網が公衆網MSC端(stage)に連結されたシステムでのSMS伝達経路を概略的に示したブロック図であり、図4Bは、私設網が公衆網MSC端に連結されたシステムを具体化して示したブロック図であり、図4Cは、ハイブリッドBTSを通じて公衆網と私設網とが連動される網でのSMS伝達経路を示したブロック図である。
図4Aに示されたシステムは、私設網システム20及び公衆網を使用する際に必要となるBTS12、BSC13、MSC14、SMSC15を含む。
私設網システム20は、SMSデータを管理する私設SMSC(SMS Center)26と、いずれの網を通じてSMSデータを伝送するかを判別するSMS経路判断部20aと、をさらに含む。
SMS経路判断部20aは、発信側端末11から発信されるSMSデータに含まれて伝送される着信番号を通じて、このSMSデータをいずれの網を経由して伝送するか、について判断する。
また、他の方法としては、発信側端末11からSMSデータを私設網を通じて伝送する旨の設定メッセージを予め受け、この情報を私設網システム20内に保存しておくこととしても良く、この場合には、その後に生成される発信側端末11からのSMSデータについては、当該使用者が設定した情報により私設網及び公衆網を選択して、伝送することができる。
図4Bを参照すると、私設網システム20は、私設BTS12’と、私設BSC13’と、私設MSC14’とで構成され、無線公衆網システム10は、MSC14と、SMSC15とで構成される。
ここで、私設MSC14’は、SMSデータの経路を判断する機能を有する。すなわち、私設MSC14’は、発信側端末11から発信されるSMSデータに含まれて伝送される着信番号などの、経路の識別子を用いて、いずれの網を経由してこのSMSデータを伝送するか、を判断することができる。
また、他の方法としては、発信側端末11からSMSデータを私設網を通じて伝送する旨の設定メッセージを予め受け、この情報を私設MSC14’内に保存しておくこととしても良く、この場合には、その後に生成される発信側端末11からのSMSデータについては、当該使用者が設定した情報により私設網及び公衆網を選択して、伝送することができる。
図4Cにおいて、BTS12は、私設網を経由する呼であるか公衆網を経由する呼であるかを判断するルーティング部を具備するハイブリッドBTSである。BTS12にSMSデータが受信されると、SMS経路判断部20aは、どこに発信するかを判断して、当該SMSデータを該当網へ伝送する。
次に、本発明の具体的な実施形態について説明する前に、従来の構造的な問題点について説明する。
図2は、従来の無線公衆網と私設網が連動された網でのSMS発信過程を概略的に示したブロック図である。
ここで、発信側端末は、発信入力によってOriginationメッセージを生成する。この時点では、Originationメッセージに着信情報は提供されない。このようなOriginationメッセージを網へ伝送すると、その後、網と端末との間にトラフィック経路が設定される。
このトラフィック経路が設定されると、当該端末は、着信情報が記載されたdata burstメッセージを生成して網へ伝送する。
より詳しく説明すると、発信側端末(A)でSMSデータを発信すると、まず、Originationメッセージが基地局(B)に受信される。そして、基地局(B)は、受信したOrigination メッセージを私設網(C)へ伝送する。このとき、私設網(C)で最初に受信する情報であるOriginationメッセージには着信番号に関する情報がないので、私設網を経由するSMSであるか公衆網を経由するSMSであるかを判別することができない。そのため、私設網(C)は、受信したOriginationメッセージを公衆網(D)へ伝達する。
以後、発信側端末(A)と公衆網(D)との間にトラフィック経路が設定されると、実際の短文サービスデータを伝送するdata burstメッセージが送信される。
ここで、Originationメッセージは、表1のように構成される。
Figure 2005124196
一方、音声信号の場合には、私設網で現在受信された呼について、いずれの網に接続すべきかを決めた後にトラフィックチャンネルが設定される。これとは対照的に、短文サービスデータの場合には、私設網で現在受信された呼につきトラフィックチャンネルで接続してしまうことから、短文サービスは、無条件に公衆網を通じて伝送される構造である。
この場合、私設網を経由すべきSMSデータが公衆網へ伝達されてしまうので、SMSを正常に伝達することができなくなる。
既存の端末のスペック(spec)を、文書TIA/EIA標準規格2.4.1.1.2.3 Traffic Channel Setupに記述された文(texts)を参照して説明すると、端末でSMSデータを送信する際には、着信番号が含まれないままOriginationメッセージを伝送することになっている。
したがって、上述の問題点は、私設網SMSデータを送信する前に予めどの網を経由するかを設定して正常にSMSデータを送信することにより、解決することができる。
本発明では、私設網SMSデータを送信する前に私設網SMSを設定する方法を、第1の実施形態として提示する。
以下、図5及び図6を参照して、上述の問題点を解決するための本発明の第1の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態によって私設網が無線公衆網BSC端に連結された網でのSMS伝達経路を概略的に示したブロック図で、図6は、図5に示された私設網制御局の詳細を示すブロック図である。
私設網が無線公衆網BSC端に連結された網の構成は、BTS12と、私設BSC20と、私設交換機30と、私設SMSC26と、無線公衆網システム10と、で構成される。
ここで、BTS12は、公衆及び無線私設網を同時に支援するセルカバレージを、自機のセル領域として設定している。
なお、共有セル領域についての詳しい事項は、韓国特許登録第10−0365790号に記載されている。
無線公衆網システム10は、BSC13、MSC14、SMSC15を含んでなり、BSC13は無線リンク制御、ハンドオフ機能を実行し、MSC14は呼資源管理を実行する。また、SMSC15は、SMSデータを管理するセンターである。
また、MS11,MS40は、公衆網と私設網との共有セル領域に存在し、私設網サービスを受けることができるようにサービス登録されている。
図6に示すように、私設網システム20は、私設BTMRモジュール21と、私設BSC モジュール22と、私設MSCモジュール23と、私設VLRモジュール24と、私設SMS設定テーブル25と、を含む。
ここで、私設BTMRモジュール21と、私設BSCモジュール22と、私設MSCモジュール23と、私設VLRモジュール24と、は、それぞれソフトウェアブロックであって、各機能別に分けて表したものであり、実際にはハードウェア的に分離されているものではない。
私設BTMRモジュール21は、BTS12から受信されるSMSデータにつき、私設網利用SMSであるか否かを判断するために私設SMS設定テーブル25の情報を検索し、該情報の結果に従って、そのSMSデータを該当する網へ伝達する機能(ルーティング)を実行する。
私設BSCモジュール22は、公衆網でのBSCに対応する機能、即ち、無線リンク制御、及びハンドオフ機能を実行する。
私設MSCモジュール23は、呼資源管理を実行し、また、SMS設定テーブル25の情報変更機能も実行することができる。
私設VLRモジュール24は、端末の位置情報を有し、また、私設SMS設定テーブル25の情報変更機能も実行することができる。
本発明では、私設BTMRモジュール21、私設BSCモジュール22、私設MSCモジュール23、私設VLRモジュール24について、これらの間で固定された機能のみに制限されるものではなく、その機能が必要だと判断されると運用者の選択によって、いつでも最も望ましい形態に変更することができる。
任意の端末(MS : Mobile Station)11から短文サービス(以下, SMSと称する)データを送信すると、該当区域のBTS12でこれを受信して私設網システム20で整合させる。私設網システム20は、このSMSデータがどの網(私設網/公衆網)を経由すべきかを判断し、私設網を経由するデータである場合には私設SMSC(SMS Center)26へ送信し、公衆網を経由するデータである場合には無線公衆網システム10へ送信する。
私設網システム20は、BTS12を通じて受信したSMS発信IDにつき、データベースを参照してSMS経路を判断して、該当する網(私設網/公衆網)へ当該SMS発信IDを伝送する私設BTMRモジュール21と、多数の基地局を管理して、無線チャンネルの設定及び周波数ホッピング処理を担当する私設BSCモジュール22と、信号交換機能を担当する私設MSCモジュール23と、端末の位置情報を保存する私設VLR(Visitor Location Register)モジュール24と、発信側端末のIDに対応するSMS経路情報フィールドを具備する私設SMS設定テーブル25と、を含む。
図7は、私設網を通じたSMS伝達有無データを有するデータベースに関するテーブルである。
図7を参照すると、私設SMS設定テーブル25は、発信側端末IDフィールド及びSMS経路フィールドの他にも、使用者が網を使おうとする時間を示すタイムフィールドと、使用者が網を使おうとする回数を示す伝送回数フィールドと、をさらに含んで構成される。
本実施形態では、発信側端末IDにつきMINとESNを例に挙げて説明するが、この他にも、発信側端末IDフィールドには、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)などが含まれる。
ここで、Minは端末機電話番号であり、十進数の10桁形態で表示し、一方、ESNは端末機に割り当てられる区分字であり、8ビットが割り当てられる。
端末IDは端末機の種類ごとに異なるが、端末IDとしては、MIN、ESN、IMSI、TMSIの内のどの一つを用いて認識しても構わない。
私設SMS設定テーブル25は、私設VLRモジュール24内に設けることができ、或いは、私設MSCモジュール23、私設BTMRモジュール21、私設BSCモジュール22の内のどの一つに設けても良い。また、私設SMS設定テーブル25は、分離したデータベースの構成とすることもできる。
SMS経路フィールドの初期設定(デフォルト:default)が公衆網になっている場合には、私設網を経由しようとする場合に、予め私設網を使用することについて設定しておく必要がある。
一方、SMS経路フィールドの初期設定(デフォルト:default)が私設網になっている場合には、公衆網を経由しようとする場合に、予め公衆網を使用することについて設定しておく必要がある。
図8は、私設網経路設定のための発信メッセージ基本構造を示した図面である。
図8を参照すると、発信側端末から私設網システム20の私設BTMRモジュール21に受信される発信メッセージの基本構造は、メッセージヘッダーとメッセージ長さ、使用者が端末ボタンキーを使用して設定したdigit[MAX_ORIG_DIGIT]情報などが含まれる。
上記のように構成された状態で、使用者が私設網を通じてSMSを送るためには、まず、私設網SMSを設定する過程が遂行される必要がある。
図9は、本発明の実施形態によって使用者が私設網SMSを設定する過程についての流れ図である。
図9を参照して、私設網SMS設定のための特性コードを40と仮定して私設網使用を設定する過程について説明する。
ここでは、私設網アクセスコードを“#”で定義し、機能アクセスコードも“#”で定義したが、他の値で定義されているならその値を使えば良い。即ち、“*”や他の番号キーで定義されていればそれを使えば良い。
また、各特性コードにつき、私設SMS設定のためのコード値は40、私設SMS設定解除のためのコード値は44、私設SMS時間設定のためのコード値は41+時間(xxxx)、私設SMS伝送回数設定のためのコード値は42+回数(xx)で定義したが、他の数字で定義して使うこともできる。
私設網アクセスコード、機能アクセスコード、特性コードについてのコード値は、私設網制御局内部のデータベースに保存され、任意の発信側端末から送信されるダイヤルデジット値によって該当コードに対応する機能を実行するようにする。
ダイヤルデジット値は、図8に示された発信メッセージ形態(フォーマット)の内のDigit[MAX_ORIG_DIGIT]フィールドに記録される。
以下の説明において、使用者が設定するダイヤルデジットの一番目の#は、私設網制御局内部のデータベースに保存される。
まず、使用者は、端末のボタンキーを用いてデジット“##40”を入力して(ステップS1)、通話ボタンを押してデジットを発信する(ステップS2)。
ここで、“##40”の意味は表2の通りである。
Figure 2005124196
このとき、発信メッセージは、図8に示されるように、Digit[MAX_ORIG_DIGIT]にデジットが入力される。
機能設定発信メッセージは、私設BTMRモジュール21へ伝送され、一番目のデジットを通じて私設網サービス可否を判断する(ステップS3)。
この例では、該判断の結果、一番目のデジットが一般数字の内の一つならば、私設網接続コードではなくて公衆網接続を意味するので、私設BTMRモジュール21は、現在の呼び出しメッセージを公衆網BSCへ伝送する(ステップS6)。
本実施形態では、私設BTMRモジュール21でメッセージ伝送機能を実行することを例示したが、私設BSCモジュール22、私設MSCモジュール23、私設VLRモジュール24でも設定することができる。
一方、ステップS3で、一番目のデジットが“#”であると判断されると、私設網接続コードであるので、次に、二番目のデジットが機能コードであるかを判別する(ステップS4)。
ステップS4で、二番目のデジットが“#”ではなくて一般数字の中で一つならば、私設網に接続しながら別の機能設定ではないので、私設MSCモジュール23は、発信メッセージを着信側端末へ伝送する(ステップS7)。
ステップS4で、二番目のデジットが“#”であると判断されると、使用者が別の機能を設定しようとする場合なので、二番目のデジット後に続くデジット“40”によって私設SMSを設定するため、私設MSCモジュール23は、私設SMS設定テーブル25に該当端末のSMS経路フィールドを私設網(private)で設定して、確認メッセージを端末へ送信する(ステップS5)。
本実施形態では、私設MSCモジュール23で私設SMS設定テーブル25にSMS経路を設定することを例示したが、私設BTMRモジュール21、私設BSCモジュール22、私設VLRモジュール24でも同様に設定することができる。
以下、図10を参照して、私設網へSMSを送信する過程について説明する。
図10は、本発明の実施形態によって使用者が私設網経由で相手の端末機へSMSを送信する過程についての流れ図である。
公衆及び私設網共有セル領域の端末からSMSを送信すると(ステップS11)、私設網システム内の私設BTMRモジュール21は、私設SMS設定テーブル25で該当端末のSMS経路設定情報を呼び出す(ステップS12)。
そして、呼び出された情報を参照して、該当発信側端末IDに対応する私設網SMS経路フィールドに私設網(private)で設定されているかを判断する(ステップS13)。
ステップS13で、該当発信側端末IDに対応する私設網SMS経路フィールドが私設網で設定されていれば、私設BTMRモジュール21は、該当発信側端末から発信されたSMSメッセージを私設BSCモジュール22へ伝送する(ステップS14)。
一方、ステップS13で、該当発信側端末IDに対応する私設網SMS経路フィールドが公衆網(public)で設定されている場合には、私設BTMRモジュール21は、該当発信側端末から発信されたSMSメッセージを公衆網BSC13へ伝送する(ステップS15)。
本実施形態では、私設BTMRモジュール21でメッセージ伝送機能を実行する場合について例示したが、当該機能は、私設BSCモジュール22、私設MSCモジュール23、私設VLRモジュール24でも設定することができる。
上記のように、任意の端末が私設網SMSを設定すると、当該端末は、設定を解除する前まではSMSデータを私設網を通じて伝送する。
したがって、使用者がSMSを公衆網を通じて伝送する場合に備えて、私設網SMS設定を解除する方法が必要となる。
図11は、本発明の実施形態によって私設網SMS送信機能を解除する過程についての流れ図である。
以下、図11を参照して、私設網SMS解除のための特性コードが44であると仮定して説明する。
まず、端末のボタンキーを使用してデジット“##44”を入力して(ステップS21)、通話ボタンを押してデジットを発信する(ステップS22)。
ここで、“##44”の意味は表3の通りである。
Figure 2005124196
このとき、発信メッセージは、図8に示されるように、Digit[MAX_ORIG_DIGIT]にデジットが入力される。
機能設定発信メッセージは、私設BTMRモジュール21へ伝送され、ここで一番目のデジットにより私設網サービス可否が判断される(ステップS23)。
すなわち、一番目のデジットが一般数字の内の一つである場合には、私設網接続コードではなくて公衆網接続を意味するので、私設BTMRモジュール21は、現在の呼び出しメッセージを公衆網BSCへ伝送する(ステップS26)。
本実施形態では、私設BTMRモジュール21でメッセージ伝送機能を実行する場合について例示したが、この機能は、私設BSCモジュール22、私設MSCモジュール23、私設VLRモジュール24でも設定することができる。
一方、ステップS23で一番目のデジットが“#”であると判断されると、私設網接続コードであることから、次に、二番目のデジットが機能コードであるかを判別する(ステップS24)。
ステップS24で、二番目のデジットが“#”ではなくて一般数字の内の一つであると判断された場合には、私設網に接続中であって、別の機能設定ではないので、私設MSCモジュール23は、発信メッセージを着信側端末へ伝送する(ステップS27)。
ステップS24で、二番目のデジットが“#”であると判断されると、使用者が別の機能を設定しようとする場合なので、二番目のデジット後に続くデジット“44”に従って、私設SMS設定を解除するため、私設MSCモジュール23は、私設SMS設定テーブル25の該当端末のSMS経路フィールドを公衆網(public)に変更して、確認メッセージを端末へ送信する(S25)。
本実施形態では、私設MSCモジュール23で私設SMS設定テーブル25にSMS経路を設定することを例示したが、私設BTMRモジュール21、私設 BSCモジュール22、私設VLRモジュール24でもSMS経路を設定することができる。
したがって、私設網SMS設定を解除した以後は、この端末から伝送されるSMSデータは、再び私設網SMSを設定しない限り、公衆網を経由するようになる。
なお、図9では私設網SMSを設定する場合について説明したが、使用者の便宜のために、私設網SMS設定解除過程を別に実行することなく、使用者が希望する場合に自動で解除させることができる。
以下、私設網SMS設定後に一定時間が経過すれば自動で解除するようにする場合について説明する。
図12は、本発明の実施形態によるフローチャートであり、タイマーを用いて私設網SMS送信機能を設定及び解除する過程を示す図である。
以下、図12を参照して、私設網SMSタイマー設定のための特性コードを41、設定時間を1時間30分と仮定して説明する。
まず、端末のボタンキーを使用してデジット“##410130”を入力して(ステップS31)、通話ボタンを押してデジットを発信する(ステップS32)。
ここで、“##410130”の意味は表4の通りである。
Figure 2005124196
このとき、発信メッセージは、図8に示されるように、Digit[MAX_ORIG_DIGIT]にデジットが入力される。
機能設定発信メッセージは、私設BTMRモジュール21へ伝送され、一番目のデジットにより私設網サービス可否が判断される(ステップS33)。
一番目のデジットが一般数字の内の一つならば、私設網接続コードではなくて公衆網接続を意味するので、私設BTMRモジュール21は、現在の呼び出しメッセージを公衆網BSCへ伝送する(ステップS38)。
本実施形態では、私設BTMRモジュール21でメッセージ伝送機能を実行する場合について例示したが、私設BSCモジュール22、私設MSCモジュール23、私設VLRモジュール24でも設定することができる。
一方、ステップS33で一番目のデジットが“#”であると判断されると、私設網接続コードであるとして、続いて、二番目のデジットが機能コードであるか否かが判別される(ステップS34)。
ステップS34で、二番目のデジットが“#”ではなくて一般数字の内の一つならば、私設網に接続中であって、別の機能設定ではないので、私設MSCモジュール23は、発信メッセージを着信側端末へ伝送する(ステップS39)。
ステップS34で二番目のデジットが“#”であると判断されると、使用者が別の機能を設定しようとする場合なので、二番目のデジット後に続くデジット“410130”に従って、私設SMS経路設定及び時間を設定するために、私設MSCモジュール23は、私設SMS設定テーブル25の該当する端末のSMS経路フィールドを私設網(private)で設定して、タイムフィールドに設定時間を記録する(ステップS35)。
次に、私設SMS設定テーブル25のタイムフィールドに記録された私設網SMS設定時間が残っているかどうかを判断する(ステップS36)。
ステップS36で残っている時間がないと判断された場合には、私設MSCモジュール23は、私設SMS設定テーブル25のタイムフィールドに記録された設定時間を削除し、該当端末のSMS経路フィールドを公衆網(public)に変更する(ステップS40)。
本実施形態では、私設MSCモジュール23で私設SMS設定テーブル25にSMS経路設定、時間設定、設定時間削除などに関する設定動作を実行することを例示したが、私設BTMRモジュール21、私設BSCモジュール22、私設VLRモジュール24でも設定することができる。
ステップS36で残っている時間があると判断された場合には、私設SMS設定テーブル25のタイムフィールドに記録された時間に関して実時間を増加させることで、設定時間を減少させる(ステップS37)。
したがって、私設網SMS設定が行われながら時間が設定されるので、該当時間の経過前にこの端末から伝送されるSMSデータについては私設網を経由するようになり、設定時間が経過されると、タイムフィールドに記録された設定時間が削除されるとともに、伝送されるSMSデータは公衆網を経由するようになる。
以下、私設網SMS伝送回数を設定し、この設定回数が消尽されると自動で解除する場合について説明する。
図13は、本発明の実施形態によるフローチャートであり、私設網SMS送信機能に対して、発信伝送回数を指定して設定する過程を示す図である。
図13を参照して、私設網SMS伝送回数設定のための特性コードを42、伝送回数を5と仮定して説明する。
まず、端末のボタンキーを用いてデジット“##4205”を入力して(ステップS41)、通話ボタンを押してデジットを発信する(ステップS42)。
ここで、“##4205”の意味は表5の通りである。
Figure 2005124196
このとき、発信メッセージは、図8に示されるように、Digit[MAX_ORIG_DIGIT]にデジットが入力される。
機能設定発信メッセージは、私設BTMRモジュール21へ伝送されて、一番目のデジットにより私設網サービス可否が判断される(ステップS43)。
すなわち、一番目のデジットが一般数字の内の一つである場合には、私設網接続コードではなくて公衆網接続を意味するので、私設BTMRモジュール21は、現在の呼び出しメッセージを公衆網BSCへ伝送する(ステップS46)。
本実施形態では、私設BTMRモジュール21でメッセージ伝送機能を実行する場合について例示したが、この機能は、私設BSCモジュール22、私設MSCモジュール23、私設VLRモジュール24でも設定することができる。
一方、ステップS43で一番目のデジットが“#”であると判断されると、私設網接続コードであることから、次に、二番目のデジットが判別される(ステップS44)。
ステップS44で二番目のデジットが“#”ではなくて一般数字の内の一つならば、私設網に接続中であって、別の機能設定ではないので、私設MSCモジュール23は、発信メッセージを着信側端末へ伝送する(ステップS47)。
ステップS44で、二番目のデジットが“#”であると判断されると、使用者が別の機能設定をしようとする場合なので、二番目のデジット後に続くデジット“4205”に従って、私設SMS経路設定及び発信伝送回数を設定するために、私設MSCモジュール23は、私設SMS設定テーブル25の該当端末のSMS経路フィールドを私設網(private)に設定して、伝送回数フィールドに設定回数(5回)を記録する(ステップS45)。
本実施形態では、私設MSCモジュール23で私設SMS設定テーブル25にSMS経路設定及び伝送回数を設定することを例示したが、私設BTMRモジュール21、私設BSCモジュール22、私設VLRモジュール24でもこれらを設定することができる。
したがって、使用者は、この端末を使用して5回の間(回数)はSMSを私設網を通じて伝送することができるようになる。そして、SMSデータが1回伝送される毎に、私設SMS設定テーブル25の伝送回数フィールドに記録された回数が1ずつ減少する。
以下、図14を参照して、私設網SMS発信伝送回数を設定した状態で、実際に使用者が端末を使用してSMSを伝送する場合について説明する。
図14は、本発明の実施形態によって、SMS伝送回数が決まった状態で私設網SMSを送信する過程に関する流れ図である。
まず、公衆及び私設網共有セル領域内に有る端末からSMSを送信すると(ステップS51)、私設網システム内の私設BTMRモジュール21は、私設SMS設定テーブル25から該当端末のSMS経路設定情報を呼び出す(ステップS52)。
続いて、私設BTMRモジュール21は、呼び出された情報を参照して、該当発信側端末IDに対応する私設網SMS経路フィールドが私設網(private)で設定されているか否かを判断する(ステップS53)。
ステップS53で、該当発信側端末IDに対応する私設網SMS経路フィールドが公衆網(public)で設定されていれば、私設BTMRモジュール21は、該当発信側端末から発信されたSMSメッセージを公衆網BSC13へ伝送する(ステップS59)。
本実施形態では、私設BTMRモジュール21でメッセージ伝送機能を実行する場合について例示したが、この機能は、私設BSCモジュール22、私設MSCモジュール23、私設VLRモジュール24でも設定することができる。
ステップS53で、該当発信側端末IDに対応する私設網SMS経路フィールドが私設網で設定されている場合には、私設BTMRモジュール21は、私設SMS設定テーブル25の伝送回数フィールドに記録された回数が0以上であるかを判断する(ステップS54)。
ステップS54で伝送回数が0以上と判断された場合には、私設BTMRモジュール21は、該当発信側端末から発信されたSMSメッセージを私設BSCモジュール22へ伝送する(ステップS55)。
私設BSCモジュール22に伝送されたSMSデータは、相手の端末にスイッチングされるために、私設MSCモジュール23へ伝送される(ステップS56)。
次に、私設MSCモジュール23は、私設SMS設定テーブル25の伝送回数フィールドに記録された回数を1ずつ減少させた後に(ステップS57)、端末のSMSデータを私設SMSC26へ伝送する(ステップS58)。
一方、ステップS54で、伝送回数が0であると判断されると、以後に発信されるSMSデータについては私設網を経由することができないので、私設MSCモジュール23は、私設SMS設定テーブル25における該当端末の私設網SMS経路設定を、公衆網(public)に変更する(ステップS60)。
本実施形態では、私設MSCモジュール23で私設SMS設定テーブル25にSMS経路を設定する場合について例示したが、私設BTMRモジュール21、私設BSCモジュール22、私設VLRモジュール24でもこの経路を設定することができる。
したがって、図11及び図12に示すように、私設網SMS設定及び伝送回数設定が行われると、該当伝送回数が消尽されるまでは、この端末から伝送されるSMSデータについては私設網を経由するようになり、伝送回数が消尽されると、伝送回数フィールドに記録された回数が0になり、このときに伝送されるSMSデータは公衆網を経由するようになる。
なお、私設SMSタイマー設定機能及び発信伝送回数設定機能をお互いに組み合わせて使うこともでき、この機能の他にも必要な付加機能があれば、私設SMS設定テーブルにオプション項目で加えることができる。
そして、使用者がSMSの伝送を試みるとき、上記の私設SMS設定テーブルに設定されているSMS送信に関連された私設網設定状況及び残余伝送回数、さらには残余時間などについての情報を私設網システムから送信して、これを使用者の端末のディスプレー部(液晶画面)で表示することにより、現在設定された情報を使用者が把握できるようにすることができる。
このように、SMS送信に関連された各種情報を通じて、使用者は本端末がどの網を経由してSMSを伝送することができるかを容易に知ることができる。私設網で設定されている状況で、何回ぐらい、そしてどの時点まで私設網によりSMS送信ができるかに関しても知ることができるので、使用者に最大限の利便性を提供することができる。
また、既存の端末スペック(spec)でSMSデータの発信時に着信者情報を含んで発信する機能を支援しなかった問題点は、端末に対するソフトウェアのアップグレード(端末スペック変更)を実行することにより解決することができる。
以下に、端末のスペック変更を用いた私設網SMSサポート方法を、本発明の第2の実施形態として提示する。
第2の実施形態では、表1のOriginationメッセージの中でデジットフィールドに短文サービス(SMS)を着信する相手側の電話番号の前に、私設網経由を意味する私設網コード(本実施形態では“#”であると定義する。)と、着信番号と、が記録されるようにした。このようなOriginationメッセージの構造は表6の通りである。
Figure 2005124196
以下、本発明の第2の実施形態について図15A及び図15Bを参照して説明する。
図15Aは、本発明の第2の実施形態によって、各端末をソフトウェアアップグレードして、私設網経由SMSを送信する過程に関する図面であり、図15Bは、本発明の第2の実施形態によって、各端末をソフトウェアアップグレードして、公衆網経由SMSを送信する過程に関する図面である。
まず、図15Aを参照して私設網経由SMS送信過程について説明すると、発信側端末(A)から着信番号(#xxxx)で私設網経由SMSデータを発信すると、着信番号(#xxxx)が含まれたOriginationメッセージが、基地局(B)に受信される。基地局(B)は、受信したOriginationメッセージを私設網(C)へ伝送して、トラフィック経路が設定されるようにする。
このとき、私設網(C)で最初に受信する情報であるOriginationメッセージには着信番号(#xxxx)が含まれて伝送される。
本実施形態では、Originationメッセージに含まれた着信番号内の私設網アクセスコードを“#”で定義したが、他の値で定義されていればその値を使えば良い。即ち、“*”や他の番号キーで定義されていればそれを使えば良い。
私設網(C)は、最初のデジットに“#”があることから、私設網を経由するSMSデータと判断して、発信側端末(A)と私設網(C)との間にトラフィック経路が設定されるようにした後に、実際のSMSデータに対するdata burstメッセージを、私設SMSCへ伝送する。
したがって、私設網を経由するSMSデータは、私設SMSCへ伝送された後に、着信側端末へ正常に伝達される。
次に、公衆網経由のSMS送信過程を説明する。図15Bに示されるように、発信側端末(A)から着信番号(xxx-yyyy)で公衆網経由SMSデータを発信すると、Originationメッセージに着信番号(xxx-yyyy)が含まれて基地局(B)に受信される。基地局(B)は、受信したOriginationメッセージを私設網(C)へ伝送するが、このとき、私設網(C)で最初に受信する情報であるOriginationメッセージには着信番号(xxx-yyyy)が含まれて伝送される。
私設網(C)は、冒頭のデジットに“#”がないので、公衆網を経由するSMSデータであると判断して、公衆網(D)へOriginationメッセージを伝送してトラフィック経路が設定されるようにした後に、実際のSMSデータに対するdata burstメッセージを、公衆SMSCへ伝送する。
したがって、公衆網を経由するSMSデータは、公衆SMSCへ伝送された後に、着信側端末へ正常に伝達される。
上記data burstメッセージのデータ構造は表7の通りである。
Figure 2005124196
一方、端末のスペックを変更するとき、端末のディスプレー部(液晶画面)にSMS経由網表示及び残余伝送回数、さらには残余時間などを表示するように製造することにより、SMS送信に関する各種情報の画面表示を通じて、使用者は、本端末がどの網を経由してSMSを伝送することができるかを容易に知ることが出来る。
さらには、私設網で設定されている状況で、何回ぐらい、そしてどの時点まで私設網を通じてSMSを伝送できるかも分かるので、使用者に最大限の利便性を提供することができる。
本発明は、その技術的思想から逸脱することなく、他の種々の形態で実施することができる。前述の実施形態は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例のみに限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と特許請求の範囲内で、種々に変更して実施することができるものである。
一般的な無線公衆網を通じて短文サービスデータ(SMS)が伝達される経路を概略的に示すブロック図である。 従来の無線公衆網と私設網が連動された網でSMSが発信される過程を概略的に示すブロック図である。 本発明による無線公衆網と私設網が連動された網でのSMSの伝達経路を概略的に示すブロック図である。 私設網が公衆網MSC端に連結されたシステムでのSMS伝達経路を概略的に示すブロック図である。 私設網が公衆網MSC端に連結されたシステムを具体化して示すブロック図である。 ハイブリッドBTSを通じて公衆網と私設網が連動される網でのSMS伝達経路を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によって私設網が無線公衆網BSC端に連結された網でのSMS伝達経路を概略的に示すブロック図である。 図5に示された私設網制御局の詳細を示すブロック図である。 私設網を通じたSMS伝達有無データを有するデータベースに関するテーブルである。 私設網経路設定のための発信メッセージ構造を示す図である。 本発明の実施形態によるフローチャートであり、使用者が私設網SMSを設定する過程を説明するための図である。 本発明の実施形態によるフローチャートであり、使用者が私設網を通じて相手の端末機へSMSを送信する過程を説明するための図である。 本発明の実施形態によるフローチャートであり、私設網SMS送信機能を解除する過程を説明するための図である。 本発明の実施形態によるフローチャートであり、タイマーを用いて私設網SMS送信機能を設定及び解除するプロセスを説明するための図である。 本発明の実施形態によるフローチャートであり、私設網SMS送信機能に対して発信伝送回数を指定して設定するプロセスを説明するための図である。 本発明の実施形態によるフローチャートであり、SMS伝送回数が決まった状態で私設網SMSを送信するプロセスを説明するための図である。 本発明の第2の実施形態によって各端末をソフトウェアアップグレードして私設網経由SMSを送信する過程に関する図面である。 本発明の第2の実施形態によって各端末をソフトウェアアップグレードして公衆網経由SMSを送信する過程に関する図面である。
符号の説明
10 無線公衆網システム
11 発信側端末
12 BTS
13 BSC
14 MSC
15 SMSC
20 私設網システム
21 私設BTMRモジュール
22 私設BSCモジュール
23 私設MSCモジュール
24 私設VLRモジュール
25 私設SMS設定テーブル
26 私設SMSC
30 私設交換機
40 着信側端末

Claims (23)

  1. 無線公衆網と有無線私設網とが連動された環境で短文サービスを提供する方法であって、
    短文サービスを私設網と公衆網の内のいずれの網へ伝送するかを判断するための識別子を設定する第1段階と、
    伝送されて来た端末の識別子を検索し、検索された情報に従って、該当する網へ短文サービスを伝送する第2段階と、
    を含むことを特徴とする短文サービス提供方法。
  2. 無線公衆網と有無線私設網とが連動された環境で短文サービスを提供する方法であって、
    公衆網と私設網の内のいずれの網を通じて短文サービスを伝送するかが使用者により設定される第1段階と、
    短文サービスをいずれの網(私設網/公衆網)へ伝送するかについての使用者の設定事項を私設網データベースに保存する第2段階と、
    任意の使用者が短文サービスを発信した場合に、当該使用者の使用者端末の識別子を私設網データベースで検索し、該データベースに設定された状態に基づいて、私設網及び公衆網の中で該当する一の網へ短文サービスを伝送する第3段階と、
    を含むことを特徴とする短文サービス提供方法。
  3. 私設網を通じた短文サービス設定についての機能を解除する第4段階をさらに含むこと
    を特徴とする請求項2記載の短文サービス提供方法。
  4. 前記第3段階は、任意の使用者が短文サービスを発信することによって該当使用者端末の識別子を私設網データベースで検索した後、該データベースに設定された状態に基づいて該当網へ短文サービスを伝送する前に、短文サービスの設定状況情報を通知する段階を含むこと
    を特徴とする請求項2記載の短文サービス提供方法。
  5. 前記設定状況情報は、経由網情報と、伝送回数情報と、残余時間情報と、を含むこと
    を特徴とする請求項4記載の短文サービス提供方法。
  6. 前記第1段階は、使用者が無線端末のボタンキーを用いてデジットを入力設定することにより実行されること
    を特徴とする請求項2記載の短文サービス提供方法。
  7. 前記デジットは、私設網アクセスコードと機能アクセスコードと特性コードとが組合わされること
    を特徴とする請求項6記載の短文サービス提供方法。
  8. 前記特性コードは、私設網を経由して短文サービスを受けようとする場合、私設網経由設定機能コードで定義されたコードを使うこと
    を特徴とする請求項7記載の短文サービス提供方法。
  9. 前記第2段階は、基地局を通じて受信された短文サービスデータが該当使用者端末の識別子とともに私設網制御局へ伝送され、当該私設網制御局内の前記データベース内の私設網短文サービス設定テーブルの各エントリー別に設定された私設網経路用のフィールドを参照することによって、実行されること
    を特徴とする請求項2記載の短文サービス提供方法。
  10. 前記第4段階は、使用者が無線端末のボタンキーを使用して特定番号を入力設定することにより実行されること
    を特徴とする請求項3記載の短文サービス提供方法。
  11. 前記特定番号は、私設網アクセスコードと、機能アクセスコードと、特性コードと、を含むこと
    を特徴とする請求項10記載の短文サービス提供方法。
  12. 一定時間が経過した後に私設網経由SMSの設定を解除しようとする場合には、私設網短文サービス設定機能コードと時間を意味するコードとが組合わされた特性コードを入力設定すること
    を特徴とする請求項7記載の短文サービス提供方法。
  13. 無線端末のボタンキーを用いて使用者により入力設定された、時間を意味するコードについての情報は、私設網制御局データベースの私設網SMS設定テーブルのタイマーフィールドに保存されること
    を特徴とする請求項12記載の短文サービス提供方法。
  14. 私設網経由SMSサービスの伝送回数を設定して使用しようとする場合には、私設網短文サービス設定機能コードと伝送回数を意味するコードとが組合わされた特性コードを入力設定すること
    を特徴とする請求項7記載の短文サービス提供方法。
  15. 無線端末のボタンキーを用いて使用者により入力設定された、伝送回数を意味するコードについての情報は、私設網制御局データベースの私設網SMS設定テーブルの伝送回数フィールドに保存されること
    を特徴とする請求項5記載の短文サービス提供方法。
  16. 無線公衆網と有無線私設網が連動された網で短文サービスを提供するシステムであって、
    任意の無線端末から受信されるデータを受信する又は任意の無線端末へ伝送すべきデータを送信するための、少なくとも一つ以上の基地局と、
    前記少なくとも一つ以上の基地局を通じて送受信される短文サービスデータを、公衆網を通じて送受信する際に、データ制御を担当する公衆網と、
    前記基地局に受信された短文サービスデータに含まれた発信側端末の識別子に基づいて、当該短文サービスデータを私設網及び公衆網の内のいずれの網へ送るかを判断して該当する網へ伝送する経路判断部を備えた私設網と、
    前記私設網で現在受信した短文サービスデータが私設網短文サービスであると判断した場合に、公衆網を経由することなく、直接その私設網自体に短文サービスを提供する、私設網専用の私設短文サービスセンターと、
    を含むことを特徴とする短文サービス提供システム。
  17. 前記私設網は、発信側端末の識別子フィールドと、短文サービス経路を表するフィールドと、で構成されたテーブル構造のデータベースと、
    前記基地局を通じて受信した短文サービスの発信識別子に対する短文サービス経路を、前記データベースを参照して判断し、該短文サービスの発信識別子を、私設網及び公衆網の内の該当する一の網へ伝送する経路判断部と、
    メッセージルーティングソフトウェアモジュールを通じて受信されたデータが私設網短文サービスデータである場合に、該短文サービスデータを私設短文サービスセンターへ伝送し、発信側端末から私設網/公衆網のいずれかの使用設定に関する入力があれば、当該入力事項をデータベースに記録する私設網制御モジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項16記載の短文サービス提供システム。
  18. 前記データベースは、使用者が網を使用しようとする時間を表するタイムフィールドと、
    使用者が網を使用しようとする回数を表する伝送回数フィールドと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項17記載の短文サービス提供システム。
  19. 前記データベースの短文サービス経路を表するフィールドは、使用者が自らは短文サービス経路を設定しない場合に、初期設定(デフォルト:default)が公衆網とされること
    を特徴とする請求項17記載の短文サービス提供システム。
  20. 前記私設網制御モジュールは、複数の基地局を管理し、無線チャンネルの設定及び周波数ホッピング処理を担当する私設網制御モジュールと、
    信号交換機能を担当する私設モバイルスイッチングセンターモジュールと、
    端末の位置情報を保存する私設訪問者位置レジスターモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項17記載の短文サービス提供システム。
  21. 無線公衆網と有無線私設網とが連動された環境で短文サービスを提供する方法であって、
    短文サービスが使用者により発信される第1段階と、
    私設網が、着信番号情報を通じて、当該短文サービスを私設網及び公衆網の内のいずれの網を経由して伝送するか、を判断する第2段階と、
    当該着信番号情報に基づき、私設網経由の短文サービスデータである、と判断されると、この短文サービスデータを私設短文サービスセンターへ伝送する第3段階と、
    当該着信番号情報に基づき、公衆網経由の短文サービスデータである、と判断されると、この短文サービスデータを短文サービスセンターへ伝送する第4段階と、
    を含むことを特徴とする短文サービス提供方法。
  22. 無線公衆網と有無線私設網とが連動された網で短文サービスを提供するシステムであって、
    短文サービスのデータ発信時に、着信番号情報とともにメッセージを送信するようにアップグレードされた端末と、
    前記端末から受信されるデータを受信する又は任意の無線端末へ伝送すべきデータを送信するための、少なくとも一つ以上の基地局と、
    前記端末から受信された短文サービスデータメッセージに含まれた着信番号情報を用いて、当該短文サービスデータを私設網及び公衆網の内のいずれの網へ伝送するかを判断する私設網と、
    少なくとも一つ以上の基地局を通じて送受信される短文サービスデータを、公衆網を通じて送受信する際のデータ制御を担当する公衆網と、
    現在受信した私設網からの短文サービスデータを私設網短文サービスであると判断した場合に、公衆網を経由することなく、直接その私設網自体に短文サービスを提供する、私設網専用の私設短文サービスセンターと、
    を含むことを特徴とする短文サービス提供システム。
  23. 前記端末は、端末のディスプレー部(液晶画面)を通じて、短文サービスの経由網と、残余伝送回数と、残余時間と、を表示すること
    を特徴とする請求項22記載の短文サービス提供システム。
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